自宅で湯船に浸かる機会があるなら必要な風呂ふた。最初からついている場合もありますが、いくつかのタイプがあるため、使いやすいアイテムを選ぶことでお手入れがしやすく衛生的に使い続けられます。また、お風呂のサイズに合わせれば収納がしやすく置き場所に困らないなど、限られた浴室のスペースを有効活用できる商品も。ここでは、使いやすい風呂ふたの特徴や選び方、おすすめの商品などを詳しくご紹介します。新生活に風呂ふたを探している人、買い替えを検討している人は参考にしてみてくださいね。
風呂ふたの特徴
お風呂の湯が冷めにくくなり省エネで節約になる
風呂ふたは湯船にお湯を張って浸かる場合に必要不可欠。特に家族が多い場合、寒い時期は特に全員が入り終えるまでにお湯はどんどん冷めていきます。ふたをすることで湯船のお湯が冷めにくく、追い炊きの回数が減ることで省エネにもつながります。
浴槽に合ったタイプを選ぶことで高い保温効果を発揮する
浴槽の大きさやフォルムは、家庭によってそれぞれ異なりますよね。それに伴い、風呂ふたのサイズやタイプもいくつかあり、環境に合わせたタイプを選ぶことで保温効果にも差が出てきます。長くお湯を適温に保たせるためにも、最適なタイプの風呂ふたを選んで利用しましょう。
風呂ふたの種類
シャッタータイプ
子供でも扱いやすい
細い凹凸があり、くるくる丸めて開閉できるタイプで、昔から使われているスタンダードな風呂ふたになります。丸めるだけの簡単操作なので、子供でも扱いが簡単です。細く丸めればコンパクトになるため、狭い浴室でもバスタブの端に置いたり立てたりして、場所を取らずに使えますよ。
表面に凹凸があるので、お手入れが大変ではありますが、専用の掃除道具も販売しているため、それを利用すれば溝の汚れも簡単に綺麗にできます。丸めたままにしておくとカビが発生しやすいので、立てて広げた状態で乾燥させるようにすると良いでしょう。
折りたたみタイプ
折りたたんだ時に省スペースに収納できる
折りたたみタイプは、蛇腹に折りたたんで使用する風呂ふたです。折りたたんだ時にコンパクトになり、シャッタータイプでは半分開いた時に、戻って閉じてしまうデメリットがありますが、折りたたみタイプではその心配がありません。しっかり開閉ができ、少しだけ開けて湯加減を確認するなどの使い方にも便利です。
軽量なものが多いため、大きなサイズでも開け閉めをする時に扱いやすく、女性でも毎日のお風呂掃除がしやすいのもメリット。値段も比較的手頃なものが多いので、引っ越しが多くそのたびに買い替える一人暮らしや、単身赴任の人でも使いやすいタイプと言えます。
パネルタイプ
保温性が高く掃除がしやすい
フラットなパネルを2枚もしくは3枚を組み合わせて使うのが、パネルタイプです。ほかの2つのタイプと違うのは、凸凹がないということ。折りたたむことはできませんが溝がないため、掃除がしやすく衛生的に使い続けやすいといったメリットがあります。
パネルタイプの風呂ふたには、保温性の高い素材が使われているため、湯船に張ったお湯が冷めにくい保温性にも優れています。長い時間お湯を温かい状態を維持したい大家族には、特におすすめです。パネルを立てて置く場所があれば、風呂フタとしての機能性の高いタイプと言えます。
風呂ふたの選び方
浴槽の大きさに合ったサイズを選ぶ
バスタブギリギリよりも少し大きめがベスト
風呂ふたを購入する際は、浴槽の大きさと合っているかしっかりと確認して購入しましょう。浴槽の外寸ぴったりのものが見つかればそれに越したことはありませんが、なかなかジャストサイズを見つけられない事もありますよね。そんな時は、内寸ギリギリのサイズだと使用時、浴槽に落ちやすくなりいちいち直すのが手間になるので、少し大きめのものを選ぶと良いでしょう。ただ、大きすぎると壁に当たってしまうなどの支障も出てしまうため注意が必要です。
バスタブに合うサイズがなければオーダーも視野に
浴槽と大きさの合う風呂ふたがなかなか見つからない場合、オーダーで最適な大きさのバスタブを作ることもできます。どのタイプの風呂ふたでも1㎝単位でオーダーでき、特殊な変形型の浴槽にも合う風呂ふたを作れるものも。金額は既製サイズのものに比べると高くなりますが、ひとつ作れば長く、快適に使うことができるので、最適なサイズがなくてお悩みの場合は、オーダーという選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
凸凹があるなら、風呂ふた掃除専用道具があると便利
パネルタイプは面がフラットなので、お手入れが簡単ですがシャッタータイプ、折りたたみタイプに関しては、溝のある構造のため汚れや水が溜まりやすくそのままにしておくとカビが発生しやすい環境を作り出してしまいます。普通のスポンジでもお手入れはできますが、サイズが合わないと大変な作業になります。今は風呂フタの溝を簡単にお手入れできる掃除グッズも販売しているので、お手入れのしにくさを感じているなら、ぜひ取り入れてみてください。
多湿環境でカビが心配ならなら抗菌・防カビ加工で安心
浴室はシャワーや入浴でお湯や水を使う場所なので、湿気が多く溜まる場所でもあります。毎日入浴後に壁やふたを拭いて乾かすことができれば良いですが、なかなかそうもいきませんよね。ただ、そのままにしておくとカビが発生して、衛生面が気になります。風呂ふたの中には、細菌やカビの発生を抑制する効果のある抗菌・防カビ加工が施されているものもあるので、積極的に取り入れると安心感も高まります。
風呂ふたのおすすめブランド・メーカー
アイリスオーヤマ
消費者ニーズに応えるものづくりで時代の流れに対応
生活用品の企画から製造、販売までを行う日本のメーカー。生活家電や調理器具、収納用品など幅広い生活の中の不満を解消できるお役立ちアイテムを、多く世に送り出しています。ホームセンターや通信販売などさまざまな場所で手に入れることができるため、購入のしやすさも人気の要素のひとつです。
ニトリ
リーズナブルで良いものを利用しやすい購入手段で手に入れられる
カトラリーなどの小物類から、食器棚などの大型家具まで生活にあると便利なアイテムが揃うニトリ。全国的に店舗があるほか、通信販売でも商品が購入できます。通販サイトでは店舗在庫が分かるほか、通販限定商品なども買えるため、自宅にいながら気に入った商品を簡単に手に入れることができます。
パール金属
一人ひとりが使いやすいと思えるアイテムがきっと見つかる豊富な品揃え
フライパンや鍋などの調理器具、アウトドア用品などを中心に、企画開発から製造、販売しているメーカーです。いち早くニーズに応え、時代とマッチする商品を販売しており、生活を豊かに便利にするアイテムを、適正な価格で消費者に提供しています。
東プレ
風呂フタの種類を多く扱うプラスチックの知識豊富な老舗企業
プラスチック製品などの製造・販売を行う東プレでは、風呂フタやスノコなどの浴室アイテム、ミラーキャビネットなどの洗面所アイテムなどを扱っています。風呂ふたは、シャッタータイプ、折りたたみタイプ、パネルタイプのほか、オーダーメイドもあり、浴槽にぴったりの風呂ふたを購入できます。
おすすめ＆人気の風呂ふたランキング
シャッタータイプでおすすめの風呂ふた
パール金属-シンプルピュア風呂ふた（1,980円）
シンプルで誰でも扱いやすいスタンダード風呂ふた
こちらの風呂ふたは約1.6kgと軽量仕様となっており、女性にも扱いやすい重量が人気。抗菌・防カビ加工が施されているので、湿気の多い浴室でも安心して使え、機能性にも優れています。手軽な価格で手に入るので、頻繁に引っ越しをする一人暮らしの人にもおすすめ。
シャッタータイプなので、くるくる丸めれば小さくなり、狭い浴室でも使いやすいですね。製品の安全性を認めるSGマークが付いている日本製なので、毎日の入浴にも安心して使い続けられます。アイボリーカラーが清潔感を引き出し、どんな浴室も馴染みます。
アイリスオーヤマ‐シャッター式風呂フタ（3,980円）
汚れが付着しにくくお手入れが簡単
こちらのシャッタータイプの風呂ふたは、見た目にはよくある風呂ふたですが、銀イオンによる抗菌と、バクテキラーと呼ばれる防カビ剤によりカビ、ヌメリ、臭いを防ぎます。その結果、気になる雑菌やカビの増殖を抑える効果があります。
撥水加工も施されているため、水垢や汚れが風呂ふたに付着するのを防ぎ、簡単に洗い流せる効果もあります。浴室掃除を手軽に済ませたい忙しい主婦におすすめの風呂フタです。くるくる丸めるだけなので子供でも開け閉めが簡単です。
東プレ‐Ag銀イオンAgイージーウェーブ（5,400円）
なめらかな開閉でスッキリ収納できる
ウェーブ状の滑らかな凹凸が特徴的なこちらの風呂フタは、スポンジが溝に入りやすく、細部までしっかりとお手入れがしやすいフォルムで衛生的に使いやすいアイテム。また、シャッタータイプにありがちな巻き戻りも少なく、取り扱いがしやすいとも言えます。
純銀の銀イオンパワーで、抗菌効果を発揮。さらにその上をポリエステルフィルムでコーティングすることで銀の酸化や塩化などを防ぎ、銀イオンを半永久的に放出します。その効果は減菌率99％。ヌメリやカビなど風呂ふたに付き物の不快を防げる、機能性に優れたアイテムです。
ニトリ‐抗菌風呂ふた（2,490円）
薄型なのでコンパクトにまとまり省スペースの収納できる
シャッタータイプのこちらの風呂ふたは、比較的薄型で、凹凸の溝も浅めなのでお手入れの際もスポンジやブラシなどの掃除道具が届きやすく、掃除がしやすいメリットがあります。さらに軽量なので、力のない女性でも扱いやすいため風呂ふたの重さに悩む主婦にもおすすめです。
風呂ふたには銀イオンが配合されており、湿気と垢などの汚れにより、浴室で発生しやすい雑菌・カビを抑える効果を風呂ふたに期待できます。シンプルなスタンダードタイプなので、昔から使い慣れている人にも扱いやすい商品です。
オーエ‐ポリプロ風呂フタ（3,630円）
110度の熱にも耐えられるポリプロピレン製で安心
従来品に比べて30％の軽量化を実現したこちらの風呂ふたは、開け閉めや持ち上げて掃除をする多くの主婦におすすめです。防カビ加工も施されているため、カビの発生や衛生面が気になる人にも使いやすいアイテムです。
ふたの裏面には、すべり防止裏面樹脂加工が施されており、横滑りしてふたが落下するトラブルを防げます。色はアイボリーとブルーの清潔感ある2色から選べるので、好みや浴室の雰囲気に合わせて選べますね。
GAONA-これカモ
自分で適切なサイズに簡単加工できる画期的風呂フタ
こちらの風呂ふたは、幅70㎝、長さ130㎝のシャッタータイプです。このサイズぴったりの浴槽ならこのままで、ふたの長さが長い場合には、3㎝ごとの溝をカッターナイフで切ることで微調整が可能です。長さの合う風呂ふたがなかなかないと、お嘆きの家庭におすすめです。
幅70㎝の風呂ふたは、長さ80㎝から2mまで10㎝刻みで販売されており、幅75㎝タイプもあるため、多くの家庭に最適な大きさが見つかりやすくなっています。ジャストサイズの風呂ふたを選んで毎日快適なバスタイムを過ごせそう。
折りたたみタイプでおすすめの風呂ふた
ニトリ-防カビ撥水コンパクト風呂ふた（4,290円）
落ち着いたブラウンが気持ちを穏やかにしてくれそう
ブラウンとホワイトのツートンカラーが、浴室に映えるこちらの折りたたみタイプの風呂ふた。凹凸が少なく、溝の掃除が苦痛と感じる人にもおすすめのアイテム。裏面には滑り止め加工も施されているので、滑って浴槽に落下するのを防ぎます。
風呂ふたには防カビ加工と撥水加工がされているため、水垢や汚れが表面に付きにくく、水で流すだけでも落としやすい特徴があります。長くきれいな状態で愛用し続けやすい機能性と、デザイン性を兼ね揃えた風呂ふたです。
オーエ‐ネクスト（3,517円）
使用時も収納時もスタイリッシュで使いやすい
こちらの折りたたみタイプの風呂ふたは、折りたたんだ状態で約18㎝と非常にコンパクト。ぴったりと折り重なるため、巻き戻りなどもなく高齢者や赤ちゃんの入浴にも安心して使えますね。狭い浴室でも使いやすい風呂フタです。
広げた時には面がフラットなので、お手入れがしやすいフォルムです。また、防カビ加工も施されているため、多湿環境に設置するアイテムとしては心強い機能です。日頃の浴室掃除に、負担を感じている人におすすめです。
ミエ工業‐AGスリム（5,600円）
すっきりたたんで浴槽の端に置いても邪魔になりにくい
こちらの折りたたみタイプの風呂ふたは、AGイオン抗菌と防カビのほか、防汚の3つの機能が施されたお手入れの手間を軽減できる、主婦に嬉しい風呂フタになっています。カビや汚れが付きにくく、毎日の掃除も楽にこなせそう。
側面には指先を入れてふたが開けやすいキャップ形状になっているため、どこからでも開閉しやすく、パネルとパネルの間に指先を挟む心配もありません。モカとホワイトと雰囲気の異なる2種類のカラーから選べるので、インテリア性を考えて選ぶこともできますね。
東プレ‐SIAA抗菌・防カビ折りたたみ風呂ふた（6,134円）
強力なカビ対策で衛生的に使える
こちらの風呂ふたは、抗菌製品技術協議会（SIAA）の基準を満たした商品。抗菌性と防カビ性、さらには使用している抗菌剤、防カビ剤の安全性も満たして認定される厳しいSIAA基準をクリアしています。多少高くてもお手入れが簡単な風呂ふたが欲しい人におすすめです。
衛生面だけでなく、使いやすいフォルムにもこだわっています。側面は指先がかかるようなキャップになっているため、折りたたんだ状態から開くときも簡単にできます。メタリックな本体が清潔さとスタイリッシュさを引き出し、インテリア性にも優れています。
パネルタイプでおすすめの風呂ふた
東プレ-Ag銀イオン風呂ふた（12,800円）
鏡面加工でバスルームを明るく開放的な印象に
こちらの風呂ふたは、3枚のパネルタイプ。1㎝の極薄パネルなので、3枚重ねて立てかけても圧迫感がありません。また、3枚で約3.5kgの軽量さですが、1枚ずつ持ち歩けばさらに負担が軽減。力に自信がない人でも使いやすいですよ。
材質にはAg銀イオンが配合されており、細菌抑制効果も得られます。フチにはなめらかな仕上がりのゴムが使われており、滑りにくく動かす時にも指を掛けやすく扱いやすい設計です。フラットな表面なので、お手入れが簡単なのも魅力的ですね。
オーエ-組み合わせ風呂ふた（5,920円）
シンプルなフォルムが浴室をすっきり見せてくれる
こちらのパネルタイプの風呂ふたは約幅73㎝、長さ138㎝の3枚セットの商品です。1枚の長さが46㎝なのでコンパクトで扱いやすく、厚さも1枚1㎝なので3枚重ねてもスリムにまとまります。凹凸が少ないことで掃除が楽で、汚れ残しなく簡単にきれいにできますよ。
洗いやすさに加えて、抗菌・防カビ加工が施されているため、綺麗な状態を維持しやすいとも言えます。浴室のカビが気になる人にはおすすめの風呂ふたです。パネルタイプの風呂ふたの中ではリーズナブルな価格なので、手軽な価格のものを探している人は要チェックです。
パール金属‐アルミ組み合わせ風呂ふた（8,316円）
抗菌・防カビ効果で衛生的に使える
パール金属のこちらのパネル式風呂ふたは、アルミ板で発泡樹脂を挟んだ耐久性に優れた構造。フチにはエストラマーが施され、滑り止めの役割を担っています。隅は丸みが帯びているため、落としてしまってもケガや浴室や風呂ふたの破損を防ぎます。
安全な製品だと認められたものだけに付けられる、SGマークがついている日本製。軽量で薄型で扱いもしやすいため、幅広い世代に使いやすいアイテム。毎日のお手入れの簡単さなどからも、高齢者がお住まいの浴室には特におすすめです。
ショップワールド‐Ecoウォームneo（13,480円）
溝がないフォルムでさっと流すだけでお手入れが簡単
こちらのパネルタイプの風呂ふたは、従来のものに比べ放熱が1/7で、4倍の熱の伝わりにくさとなり、結果、さらにお湯が冷めにくくなりました。その秘密は発砲ポリスチレン樹脂製の断熱材をポリプロピレン樹脂で挟んでいるから。家族の多い家庭におすすめです。
フチ取りにはオレフィン系エラストマーを採用。柔軟性のある素材で浴槽の隙間を作らず、すべり止めの役割も果たします。しっかりふたをし、お湯を極力冷まさないことで追い炊きする回数も減り、光熱費の節約にも役立ちます。
ニトリ‐組み合わせ風呂フタ（7,490円）
丸みのあるフチで落下させてもケガや破損を防止できる
2枚のパネルがセットになっているこちらの風呂ふたは、アイボリーの落ち着いたカラーと凹凸のないフラットな面がスタイリッシュ。2枚で2.63kgでも軽量ですが、2枚に分けて開閉するのでさらに軽く感じられます。
厚さは1㎝と薄く、2枚重ねても2㎝なので、フチの少ない浴槽でも立てかけられますね。シャッタータイプで掃除が手間と感じた人にはお手入れが簡単なのでおすすめです。半分だけ開けて、半身浴や読書を楽しむなどバスルームでリラックスしたい時にも大活躍です。
まとめ
風呂ふたは抗菌・防カビ加工が施されているものがおすすめ
入浴をする家庭なら風呂ふたは必需品ですよね。タイプがいくつかありますが、衛生的に使いたいなら、カビ対策をしっかりとしたいもの。抗菌・防カビ加工が施されている風呂ふたならお手入れが不要というわけではありませんが、雑菌やカビの発生が施されていない風呂ふたと比べ抑えられるので安心です。環境や用途に合った風呂ふたを選んで快適なバスタイムを！
