ワイン好きの方の家についつい増えてくるのがワイングラス。重ねたりすることができないので場所を取りがちだったり、他の食器に当たるとすぐに割れてしまったりするのにお困りではありませんか。そんな時に役に立つのが、ワイングラスホルダーです。手持ちのグラスやお部屋のインテリアに合わせた様々なタイプがありますよ。今回はワイングラスホルダーの種類、選び方、おすすめ商品を紹介します。ワイングラスの収納方法に困っている方や、インテリアのアクセントになるお洒落な収納をしたい方は是非参考にしてください。
ワイングラスホルダーの特徴
割れやすいグラスをおしゃれに収納できる
ガラスが薄くて繊細なワイングラスを安全にお洒落に収納できるのが、ワイングラスホルダーの特徴です。他の食器と別にして収納することでぶつかる危険が減るためです。グラス同士も離して置けるタイプのものであれば、より一層安心ですね。
ワイングラスの中にホコリが溜まらない
ほとんどのワイングラスホルダーは、グラスを逆さまに吊るして収納します。理由の一つには、洗ったグラスの水滴が中に残らないという点があります。また、保管している間にホコリが中に入らないので、衛生的ですね。とはいえ長く使っていなかったグラスは軽く洗ってから使用することが推奨されています。
ワイングラスホルダーの種類
スタンドタイプ
移動ができるなど利便性が高い
スタンドタイプのワイングラスホルダーは、置く場所を選ばず、移動させることも簡単です。洗うときはシンクのそばに置き、使うときはダイニングに持っていけば、まとめて運ぶことができますね。手元で出し入れしたいという利便性重視の方にぴったりです。
スタンドタイプにはデザイン性の高いものも多いです。ワインボトルも一緒に収納できるものもあって、テーブルにあると目をひきますね。ひと味違った遊び心のあるワイングラスホルダーが欲しいという方は、スタンドタイプを中心に探すとよいのではないでしょうか。
吊り下げタイプ
省スペースで多くのグラスを収納できる
スタンドタイプのワイングラスホルダーを置いておくスペースがないという方には、戸棚などに吊り下げて使用するタイプがおすすめです。戸棚の下の空間を効率的に使うことができるので、キッチンがあまり広くない家では特に重宝するでしょう。
吊り下げタイプのワイングラスホルダーは何列も並べて設置することができるので、8脚以上のグラスを持っている場合は吊り下げタイプの方が選択肢が多くなります。家のどこに取り付けるのか、あらかじめ設置方法やサイズなどを確認してから購入するようにしましょう。
ワイングラスホルダーの選び方
ワイングラスの設置方法で選ぶ
安全に固定したい方はネジで留める壁付けタイプ
ネジ止めタイプのワイングラスホルダーなら、場所や向きを自由に調整することができます。ネジで固定するため簡単に位置を変えることはできませんが、落下の心配がないので安全面では安心です。縦向きだけでなく斜めや横向きに設置すれば、グラスを全て見せることができるのでお洒落ですね。ネジが棚板を貫通してしまわないように、ネジの長さに気をつけましょう。
穴を開けずに設置したい方は棚板に差し込むタイプ
吊り下げタイプで穴を開けたくない場合は棚板に差し込んで設置するものを選びましょう。差し込むだけであれば取り外しも簡単です。その際、棚の奥行きと板の厚さをチェックしておきましょう。棚の厚さは差し込み部分より薄ければ問題ありませんが、差し込み部分の調節ができるものを選べば固定することができるので、より安心ですね。
グラス各部のサイズをチェックして選ぶ
ブルゴーニュ型などボウル部分のふくらみが大きいグラスは場所を取る
ワイングラスホルダーを選ぶ際にはまずお手持ちのグラスを確認しましょう。例えば、赤ワイン用のブルゴーニュ型などはボウルの直径が10cmを超えるものもあります。レーンの部分にかけるタイプのものは、一列に3.4脚かけるものが一般的ですが、ボウルの大きいグラスの場合は2脚しかかけられないかもしれません。その場合はもう一列並べて設置すれば大丈夫です。
フットサイズも確認してホルダーの幅に余裕があるものを
ワイングラスホルダーを選ぶ際のよくある失敗例として、グラスの脚の太さがラックよりも太くて入らないというものがあります。お手持ちのグラスの脚部分の太さをあらかじめ測っておきましょう。ラックの設置位置を調節できるワイングラスホルダーを選ぶのもよいですね。また、グラス全体の高さが25cm以上あるものについては、スタンドタイプのワイングラスホルダーを使用すると、地面に飲み口部分がついてしまう可能性があります。高さを確認してから購入するか、吊り下げタイプにしましょう。
インテリアに合わせて選ぶ
ログハウスなど温かみのある内装には木製がおすすめ
材質も選ぶ際のポイントのひとつです。お洒落なインテリアとして目を引くので、ぜひお部屋全体のイメージに合ったワイングラスホルダーを選びたいですね。例えば、温かみのあるインテリアの中で、ステンレスなどの無機質な素材は冷たい印象で、浮いてしまいがちです。部屋の印象に合った木材のワイングラスホルダーを使うのが良いでしょう。
真鍮メッキ加工が施されていると高級感が増す
インテリアを高級感のある雰囲気で統一している場合はどのような素材のワイングラスホルダーを使うのが良いでしょうか。おすすめしたいのは、真鍮でできたアンティーク感のあるものです。デザインもおしゃれなものがたくさん販売されています。または、グラスに合わせてガラス製のワイングラスホルダーを選ぶのも、高級感が出て良いでしょう。
ワイングラスのおすすめブランド・メーカー
大木製作所
ステンレス製品において歴史の長い安心メーカー
ステンレス素材の商品を主に製造している大木製作所。こちらのワイングラスハンガーは強度と安全性に優れており、手入れも簡単です。商品の修理も依頼できるので、安心して長期間利用することができますね。
山崎実業
シンプルで空間に馴染むデザイン
こちらのメーカーの製品のポイントは、デザインにこだわりがあることです。ワイングラスホルダーも白や黒の塗装が施された、シンプルなデザインになっています。個性的なものを探している人向けではありませんが、どんなインテリアにでも合いますよ。
KIPROSTAR(キプロスター)
業務用の耐久性に安心感あり
キプロスターは主に業務用の厨房商品を取り扱うメーカーです。そのため、耐久性に優れたミニマルなデザインのワイングラスホルダーが販売されています。メッキの素材や長さも他のメーカーより種類が多いのが特徴です。
GLOBAL(グローバル)
ワイン関連商品を幅広く扱うブランドのこだわり
ワイン関連の商品を幅広く扱うグローバル。こちらのワイングラスホルダーは、折りたためるタイプや、吊り下げのラックが5列も連なっているものなど、普通とはちょっと違ったこだわりの商品が揃っています。
おすすめ&人気のワイングラスホルダーランキング
吊り下げタイプでおすすめのワイングラスホルダー
山崎実業-戸棚下ワイングラスハンガー(1,944円)
簡単設置でデッドスペースの有効活用もできる
山崎実業のシンプルで扱いやすいワイングラスホルダーです。戸棚に差し込むタイプなので設置が簡単。場所を付け替えることも気軽にできます。戸棚の内側に取り付けて、デッドスペースになっている部分を有効活用することもできますよ。
取り出し口の部分が上がっており、ストッパーになっているので、ちょっとした地震の際にもグラスが滑り落ちる心配がありません。設置面にはクッションが付いているので棚を傷つける心配もありません。賃貸などで壁に穴を開けられない方におすすめです。
アトムリビンテック-ワイングラスホルダー(2,322円)
サイズと色の種類が多い
アトムリビンテックのワイングラスハンガーは、両側を2箇所ずつネジで留めるタイプです。シンプルなデザインなので設置は難しくありません。ただ、ネジが16mmで、14mmは飛び出すので、取り付ける板が薄い場合はネジを別途用意する必要があります。
こちらのサイズ展開は3つから選択でき、色も5色から選択することができます。自宅のインテリアに合わせることができますね。ちなみに、仙徳色という、つやのない5円玉のような色が一番人気だそうです。
TKG-グラスフレーム 壁掛型 4連(8,073円)
たくさん収納できる4連タイプ
こちらの特徴は、グラスをかけるレーンが4つ連なっていることです。レールの奥行きが21cmなので、普通程度のサイズのグラスであれば10脚はかけられそうですね。ホームパーティをすることがあるお宅にぴったりです。
こちらのワイングラスホルダーの注意すべき点は、横幅が40cmと長めになっているので、設置スペースが確保できるかあらかじめ確認が必要なことです。また、棚の下ではなく壁面にネジ止めするようになっているのも他とは違いますね。
大木製作所-ワイングラスホルダー 大(1,512円)
安心と信頼の国内メーカー産
強度の高さに定評のある大木製作所のワイングラスホルダーは、オールステンレス製。硬い材質なので変形の心配もありません。棚の裏にネジ止めするタイプで、ゆるみにくいという声もあるので安心して使えます。
こちらの店舗では返品サービスも行なっています。グラスの足のサイズが合わなかったり、設置したい場所にサイズが合わなかったりしても無料で返品できるのが安心ですね。壊れてしまった場合はメーカーに修理依頼ができます。
neustadt(ノイシュタット)-ワイングラスホルダー(3,703円)
機能的でおしゃれなデザイン
こちらの商品の特徴は、吊り下げタイプでありながら、グラスの掛け口がレーンではなく、個々に掛けるようになっていることです。グラス同士がぶつかる音が気になるという方にはこのようなワイングラスホルダーがいいですね。奥にかけているグラスを取り出しやすいこともポイントです。
全体的に波打っているデザインがおしゃれですね。こうすることによってグラスの底が大きくても互いにぶつからないようになっているという機能性を実現しています。ネジで留めるタイプなので耐震の面も安心です。
スタンドタイプでおすすめのワイングラスホルダー
I’m D-ワイングラスラック(3,780円)
1人暮らしの方向けのコンパクトさ
1人暮らしでグラスの数が多くない方にはこちらがおすすめです。このワイングラスホルダーはシンプルでコンパクトなので、どんなインテリアにも馴染むでしょう。軽いのでそのまま持ち運ぶのにも便利です。
台座の部分は半透明のアクリルでできているので、洗い終わったグラスをそのまま掛けても机などが濡れる心配がありません。1.2脚用のワイングラスホルダーですが、細身のフルートグラスであれば3脚かけられるようです。
GLOBAL-折りたたみグラスハンガー 8脚用(3,024円)
コンパクトに折りたたみが可能
こちらのワイングラスハンガーのポイントは、脚の部分が折りたためることです。必要な時以外はコンパクトに収納することができます。すでに壁に取り付けるタイプを持っている人も、移動用にこちらを持っておくのもいいですね。
グラスの掛ける部分に滑り止めがついているため、多少の振動では滑り落ちる心配がありません。また、グラス1脚ずつ独立して掛けるようになっているのでグラス同士がぶつかりにくくなっている点もいいですね。
neustadt-ワイングラススタンド カットガラス クリスタル風(11,044円)
カットガラスでゴージャスな雰囲気に
カットガラスの輝きがキラキラと美しいこちらのワイングラスホルダー。ワイングラスの色と合っているのでシャンデリアのように高級感が出ます。リッチな印象のインテリアに合わせたいという方にはぴったりです。
中心の棒の部分はガラス製となっていますが、グラスをかける部分はアクリルでできています。そのため、かける際にガチャガチャと音がすることもなく、耐久性にも優れているので、安心して使用することができますね。
neustadt-ワインボトルホルダー ブランコ風(5,522円)
ボトルも収納できるユニークなデザイン
ブランコのようなユニークなデザインのワイングラスホルダーは、インテリアとしてもぴったり。アンティーク調のおしゃれな色合いなので、キッチンだけでなく、ダイニングやリビングに置いても素敵ですね。
収納できるワイングラスは2脚だけなので、1人暮らしの部屋で重宝しそうです。また、グラスだけでなくワインボトルも2本収納することができます。次に飲むためのワインを置くのもいいですし、おしゃれな空き瓶を置いても、さまになります。
MyGift-螺旋状ワイングラスラック(14,000円)
たくさんのグラスをコンパクトに収納できる
螺旋状のワイングラスホルダーであれば、10脚のグラスをかけても直径29cmに、コンパクトに収めることができます。空間を有効活用できますね。高さは65cmあるので置く場所には注意してください。
余計なものがついていないシンプルなデザインでありながらも、グラスをたくさんかけると複雑なシルエットなので、目を引くインテリアになります。色もシンプルなブラックなので、お部屋に馴染みやすいです。
木製でおすすめのワイングラスホルダー
DEWEL-木製ワイングラスホルダー(2,680円)
ボトル収納もできる使い勝手の良いタイプ
こちらもボトルが収納できるワイングラスホルダーです。ボトルを入れる部分の穴は8cmなので、一般的に販売されている750mlのボトルであれば、フィットするでしょう。細身のボトルであれば上に出し入れできます。
ボトルは真ん中に置いて重石にできるので、安定感があります。底の部分が直径20cmと広めに作られており、頑丈なので長く使用することができます。グラスは6脚かけることができて使い勝手も良さそうですね。
KIPROSTAR-木製グラスハンガー(990円)
幅や列の数のアレンジが自在
持っているグラスの脚部分が太くて、一般的なグラスハンガーに掛けられないという方におすすめなのが、こちらの商品。パーツを別々に取り付けるので、自分のグラスに合った幅に調節することができるのです。
1列に約3脚のグラスが掛けられますが、追加のパーツを購入すれば列の数も自由に増やすことができます。そのため、グラスがたくさんある方でも大丈夫。天然の木材を使用しているので、木目や色の個性が楽しめますね。
tosca-戸棚下ワイングラスハンガー(1,620円)
異素材を組み合わせた優しい風合い
こちらはグラスの掛け口の部分にのみ木材が使用されています。スチールだけでできている製品と比べると、温かみがありますね。この部分がストッパーの役割を果たしているので、実用性も兼ね備えています。
スチールの部分には粉体塗料というエコな塗料が使用されており、衝撃や傷にも強いのが安心です。棚に差し込んで設置するタイプなので、簡単に取り付けられますし、設置面にストッパーがついているので滑り落ちる心配もありません。
真鍮色でおすすめのワイングラスホルダー
Shop Always-吊り下げ式ワイングラスホルダー(2,680円)
リッチな風格のあるデザインと色
重厚感のあるワイングラスホルダーを探している方には、こちらのブロンズカラーのスタンドタイプがおすすめです。6脚収納できるどっしりとした存在感がありながらも、重量は680gなので持ち運びも楽です。
掛けられるグラスは、幅が10cmで高さが25cmまでのものとなっています。グラスを掛ける部分は取り外すことができるので、汚れた際のお手入れが簡単です。また、使わないときに収納しておく場合も便利ですね。
Sunnyac-ワイングラスホルダー(2,890円)
曲線が優雅なアンティーク調
細身のボディに曲線が多く取り入れられた美しいフォルムのワイングラスホルダー。おしゃれでありながら老若男女使いやすいデザインです。歳月を経たようなくすんだ色合いであることも、味があっていいですね。
グラスは6脚掛けることができるので、ファミリー向けにもぴったりです。軽くて持ち運びに便利でありながら、底の部分の幅が広いので安定感もあり、傷や汚れにも強い金属製。使い勝手が良さそうで重宝しそうです。
まとめ
省スペースで収納できるワイングラスホルダーがおすすめ
ワイングラスホルダーを購入する際のポイントは省スペースであること。自宅の限られたスペースをおしゃれに有効活用することで、より快適な空間を作ることができます。今回はワイングラスホルダーについて選び方のポイントを含めて詳しく紹介しました。お気に入りのグラスを長く使うためにも、素敵なワイングラスハンガーを見つけてくださいね。