シンクは、家事において調理や食器洗いなど、毎日使うものです。調理の際には、鍋などをコンロの上だけでなくシンクに置くこともあるもの。また食器を洗う際、置いた時の音が気になったり、落としてしまってシンクも食器も傷つけてしまう心配もあります。このように、熱や衝撃などから守るためには、シンクマットがおすすめです。シンクや食器類などを衝撃や熱から守るだけでなく、デザイン性に優れたものもあり、キッチンまわりを華やかに彩ることもできますよ。今回はシンクマットの役割や選び方、人気商品などについて詳しく解説します。シンク周りの家事で、シンクや食器を傷つけたくない方や食器の音が気になる方などは、この記事を参考にしてみてくださいね。
シンクマットの役割
傷や汚れからシンクを守る
シンクは毎日、料理や後片付けなどの家事の際にに使用します。しかし、使い続けているうちに、だんだん傷がつきやすくなったり、汚れが気になることも生じてくるでしょう。そんな時、シンクマットを使用すれば、直接、傷や汚れがつくのを防いでくれます。
シンクマットのメリット
シンクだけでなく食器も保護してくれる
シンクマットを敷くことで、シンクを守るだけでなく、食器類も衝撃から守ってくれます。食器を洗っている時に手が滑って落としてしまっても、シンクマットがクッションになります。例えばワイングラスのようなガラス製品や高価な食器も、割れる心配がないので安心ですね。
食器を落とした時に音を吸収したり水はねも防ぐ
食器を落とした際には、丈夫な食器で割れる心配がなかったとしても、大きな音が出てしまうこともありますよね。シンクマットを敷いておけば音も吸収してくれるので、大きな音に驚くこともありません。また食器を洗う時など、水道の水を流しっぱなしにしていると、シンクで水はねが起こることがあります。シンクマットを敷いていれば、このような水はねも和らげてくれます。
シンクマットのデメリット
シンクとマットの間にカビが発生しやすい
シンクマットは、シンクのクッションの役割を果たしますが、水や食品のカスに触れる機会も増えます。そのため、水カビなどの汚れが発生しやすいというデメリットがあります。シンクマットはこまめに洗って、汚れや水カビを繁殖させないようにしっかり乾かす習慣をつけましょう。
シンクマットの選び方
耐熱性や音の吸収しやすさで素材を選ぶ
シンク内で茹でこぼしや鍋・やかんを置く方は耐熱性のあるシリコン製やアルミ製
シンクは、食器を洗うだけでなく調理の際にも使用します。そのため、給湯器から出るお湯の温度に耐えるだけでは足りません。シンクを保護するシンクマットも、茹でこぼしや、鍋ややかんを置くことも考えると、最低でも100℃以上に耐えられるものが良いでしょう。熱に強い素材のシンクマットでは、シリコン製やアルミ製のものがおすすめです。
食器の音が気になるならプラスチック製やウレタン製もおすすめ
食器を洗ったりすると、どうしても大きな音がするものです。金属製のボールや食器、ガラスの音なども気になるものでしょう。そのような音を吸収してくれる素材が、プラスチック製やウレタン製のものです。これらの素材は、音が鳴るのをある程度防いでくれますよ。ただしどちらの素材も熱には弱いので、調理などの際には敷かず、食器を洗うなど比較的温度が高くならない作業をする際に使うと良いでしょう。
排水溝を覆うかどうかで大きさや形状を決める
排水溝を覆う場合は水はけの良い複数穴の開いたタイプや脚付きのものを
シンクを全体的にカバーするなどして排水溝を全部覆うシンクマットの場合、水や食品カスがスムーズに排水溝に流れなくなってしまいます。そのため、水はけの良いものを選ぶ必要があります。種類としては、穴が複数空いたものや、脚付きで少し高くなったものが良いでしょう。水切れが良いものでは波形状、通気性の良さではスノコ状のものがおすすめです。また食品カスなどが残らないようにするためには、穴が大きく空いたものが良いでしょう。
排水溝を覆いたくない方は自由にカットできるタイプがおすすめ
シンクマットは必ずしもシンクのサイズには合いません。シンクマットに合わせた大きさにして、排水溝を覆いたくない人のために、自由にカットできるタイプもあります。例えばシンクマット自体はシンクを全体的に覆いますが、排水溝を覆う部分だけその形状に合わせてカットすれば、見栄えを損なうことなく水はけが良くなりますよ。
排水溝に合わせて形状を変えたい場合は組み立て式もおすすめ
排水溝に合わせてシンクマットの形状を変えたいけれど、うまくカットする自信がないという方も居るかもしれません。その場合、シンクマット自体を組み替えたり形を変えられる組み立て式のタイプがあります。シンクマットのタイプにもよりますが、組み替えて排水溝の部分だけ空けるように囲む形にもできたり、自分の好みの形状に変えることができますよ。
安全性の高い機能を選ぶ
食器やマットが滑らないように滑り止め加工が施されているものを
せっかくシンクマットを取り付けても、食器が滑ってしまってシンクに落ちてしまっては意味がありません。また、シンクマット自体が滑ってしまっても、その役割を果たすことができませんよね。シンクマットの種類によっては滑り止め加工が施されているものがあり、このタイプなら、食器やシンクマットが滑って動いてしまう心配はありません。
衛生的に保ちたいなら銀イオンの抗菌加工があると安心
シンクマットも、使い続けていれば食器などと同じように汚れていきます。もちろん定期的なお手入れにより、シンクマットを洗うことも大事ですが、衛生的に保つためにはできれば抗菌加工が施されているものが良いですよね。さらに銀イオンによる抗菌加工が施されていれば、バクテリアなどの細菌を死滅させる効果があり、より安心ですね。
シンクマットのおすすめブランド・メーカー
インターデザイン(シイノ通商株式会社)
海外のキッチン用品などを輸入販売する
シイノ通商株式会社は主に海外の家庭用品や雑貨を輸入し販売する会社です。シンクマットについては、アメリカのインターデザインの製品を輸入しています。デザインにすぐれた製品が多く、主な製品はおしゃれな花柄模様のものやシンプルな丸がたくさんつながったタイプなど。また機能性にもすぐれ、ハサミなどでカットできるので、シンクの大きさにも合わせられます。
TOWA-zakka(東和産業株式会社)
家庭日用品のメーカー
東和産業株式会社は家庭日用品のメーカーで、WebショップのTOWA-zakkaを運営しています。主に製造するシンクマットは、ガラス食器などを落とした時も割れるのを防ぐクッション性の高いタイプ。また、耐熱温度が220℃のシリコン製のタイプは、調理中の鍋などを置いても品質を損なうことはありません。
リッチェル
家庭用品やベビー用品などを企画製造および販売する
株式会社リッチェルは富山県に本社を置き、家庭用品や業務用品など多種多様な製品を企画し、製造販売している会社です。シンクマットで主に製造する種類は、耐熱性にすぐれたシリコン製や衛生的な抗菌効果のある製品。シリコン製のタイプは、クッション性にすぐれて熱にも強い点が特徴的です。またカラーバリエーションがある製品やビッグサイズなシンクマット、銀イオンを配合した抗菌効果のあるタイプなど、用途に応じて選べます。
World DEPO(ワールドデポ)
キッチン用品などを販売するECサイトを運営する
World DEPO(ワールドデポ)は、フューエルインジェクション株式会社が運営するインターネットショッピングサイトです。日用品や生活雑貨、ファッション製品などのさまざまな種類の海外製品を輸入し販売。シンクマットでは、コンパクトでシンク下に収納もでき、耐熱性も高いなどの使いやすさを重視した製品を販売しています。
おすすめ&人気のシンクマットランキング
おしゃれでおすすめのシンクマット
インターデザイン-1947429(1,296円)
花柄でシンクを華やかに
本製品は花柄の模様でできています。これにより、シンクを華やかに彩ることができますよ。またこのシンクマットは、サイズ調整が簡単にできます。不要な部分はハサミで簡単にカットすることができるからです。
シンクの大きさに合わせてカットできるため、シンクがあまり大きくないご家庭に向いています。また、シンクの形状に合わせて形を変えることもできます。そのため、縁に丸みをつけたり、排水溝部分を覆わないようにカットしたい方にもおすすめですよ。
World DEPO-MAB-1267685(3,181円)
ラージサイズのシリコンマット
本製品は、幅75cmで奥行60cmとラージサイズです。通常はせいぜい幅60cmで奥行40cm程度のものが多いので、かなり大きめに作られています。キッチンが大きいご家庭でもカバーできる他、ハサミでカットしてサイズの調整も可能ですよ。
本製品は大きなサイズのため、シンクを全面的に覆いたいご家庭に向いています。ただ、排水もできないと水や食品カスなどが詰まってしまいます。材質的にぴったりカバーするタイプのため、排水溝に流すための隙間や穴の部分をカットして確保する必要はあるでしょう。
ジョゼフジョゼフ- J22-0010(1,460円)
組み替え自由なおしゃれマット
本製品は組み替え式のシンクマットです。排水溝の位置に合わせて、パーツを外したり組み直したりして形を調整でき、デザイン的にもシンプルでおしゃれな形に作られています。組み替えした後もしっかり固定ができるので、置いた食器などが崩れ落ちるといったことはありません。
シンク周りがあまり場所を取れないご家庭には向いています。本製品はスノコ状になっていて、水切りマットとしての役割も果たし、洗った食器なども本製品の上に置くことができるからです。また、底面は滑り止め付きなので食器類も安定して置けますよ。
インターデザイン-70663(2,656円)
シンプルでユニークなデザインのマット
本製品はユニークなデザインのシンクマットです。丸がたくさんつながって集まった状態で、長方形を成しています。また劣化しにくい塩化ビニル製で、長期間使用することができる他、ハサミなどで好みの大きさにカットすることもできますよ。
サイズは幅39.5×奥行32mmと比較的小さめなため、シンクがそれほど大きくないご家庭向きです。また、塩化ビニルのクッションにより、ガラス製などの食器を落とすのが心配な人にも、割れる心配がないので安心です。そして、丸が整然とならんでいる形状のため、排水溝の部分だけなど一部的にカットするような場合にも、デザインを損なわずに使えますよ。
umbra-0083a00619-d r12_SF(1,080円)
柔らかくてスタイリッシュ
本製品はカナダのデザインブランドであるumbraが製品化したシンクマットです。おしゃれなデザインで、色もクリアとスモークから選べます。柔らかい素材のため、シンクの大きさに合わせてハサミなどでカットして調整できますよ。
umbraは、シンプル・クリーン・エレガントをテーマとするデザインを手掛けています。つまり、シンプルでありながらも綺麗で上品なデザインに仕上げられているため、キッチンをおしゃれでスタイリッシュに飾りたい方におすすめです。なお、耐熱温度は70℃のため、火の気の近くには置かないようお気をつけくださいね。
シリコン製でおすすめのシンクマット
TOWA-zakka-10086(1,026円)
熱いお湯でも安心
本製品は耐熱温度の高いシリコン製のシンクマットです。耐熱温度が220℃あるので、熱湯がかかっても安心して使用することができます。調理中に沸騰した鍋ややかんなどをシンクマットの上に置けば、シンクを損なうこともありません。
本製品は調理の過程においてシンクも使う人や、ガラスなどの割れやすい食器を洗う人にもおすすめです。シリコン製のため熱に強いだけでなく、柔らかい素材で衝撃も吸収できるからです。なので、ガラスなどの食器を落としても割れる心配はありません。
リッチェル-R10-1118(837円)
立てて乾かせる
本製品はシリコン製のため熱に強く、クッション性も良いです。そのため、沸騰した熱い鍋などを置いても大丈夫です。またクッションにより衝撃も吸収してくれるので、食器類を落としても、シンクだけでなく食器も守ってくれます。
本製品は幅31.9×奥行26.9×高さ0.6cmと通常よりコンパクトなサイズのため、シンクがあまり大きくないご家庭でも気軽に使えます。また熱にも強いシリコン製のため、熱湯がかかっても安心です。さらに、使用後に立てて乾かせるタイプなので、シンクマットを衛生的に保ちたい方にもおすすめ。波型の形状により、水切りも良いですよ。
リッチェル-014272(1,296円)
3つのカラーバリエーション
本製品はシリコンゴム製で、熱に強く衝撃を吸収してくれる素材です。色は、オレンジやグリーンなどのカラフルな3色から選べます。クローバーの柄でサイズも小さいので、キッチンをかわいらしい雰囲気に彩ることができますよ。
シンクが小さいご家庭や、調理中の鍋などをシンクに置く機会が多いご家庭に向いています。サイズは幅32.3×奥行27.3×厚み0.5H(cm)で、比較的小さめのシンクにも納まるコンパクトさですよ。また耐熱温度が200℃で、沸騰して熱いお湯をかけても平気なほどだからです。
World DEPO-MAB-1115262(1,616円)
コンパクトで水切りしやすい
本製品はとてもコンパクトなシンクマットです。サイズは幅27×奥行17×厚さ1cmと、通常のシンクマットよりもかなりコンパクト。とても小さいので、シンク下の棚などにも収納できます。コンパクトながら鍋も置けますよ。また、色はピンクとグリーンから選べます。
シンクに調理中の熱い鍋などを置く方や、置いた野菜などの水切りをしやすい方におすすめ。シリコン製の本製品は、耐熱温度が220℃あるのです。またマットに付けられた斜めの形状により、置いただけで容易に水切りができるようになっているからです。
A-life Shop-t34901983100861(1,980円)
フックなどに掛けられる
シンプルなデザインで、不規則なラインの溝が入っているのがおしゃれです。幅約37mm×奥行9mmの細長い吊り穴が空いており、フックなどに掛けることができます。掛けておけば使わない時にも邪魔になりません。本体サイズも、幅35cm×奥行30cm×厚さ2mmでコンパクトです。
ワイングラスなどのガラス製の食器を扱うご家庭や、音が気になる方に向いています。シリコン製のマットは衝撃を吸収し、割れるのを防げるからです。また音も吸収するので、食器が当たる音なども軽減してくれますよ。その他にも、耐熱温度が220℃なので熱湯がマットにかかっても安心して使えます。
カビ対策でおすすめのシンクマット
Rubbermaid-9663430090489(1,896円)
抗菌加工済で清潔
本製品は、食器が割れないようにクッションの役割を果たしてくれます。食器を置く時の音も吸収し、和らげてくれます。また、ヌメリや臭いを抑えてくれる抗菌加工が施されているので、清潔に保つことができますよ。
食器類だけでなく、シンクマットも清潔に保ちたい方に向いています。やはり、シンク周りのものは、どうしても水あかや食品カスなどにより汚れやすくなります。抗菌加工されている本製品は、そういった悩みを解消してくれますよ。また、サイズも幅32.2cm x 奥行27.2cm x厚さ 0.9cmとコンパクトサイズなので、小さめのシンクでも十分使えます。
リッチェル-R10-1114(898円)
ジャンボサイズで抗菌もバッチリ
本製品は幅が66.5cmあるジャンボサイズです。比較的広めのシンクで使うサイズになります。製品には規則的な感覚で穴が空いており、水はけも良いですよ。そのため、洗った食器などを置いても水がたまることはありません。
シンクが広めで、シンク全体を覆うようにカバーしたいご家庭に向いた商品です。幅66.5×奥行33.5×高さ0.8cmのサイズは、特に幅のサイズは通常のシンクマットよりかなり長めのサイズであるからです。また抗菌加工も施してあるので、シンクマット自体も衛生的です。
リッチェル-016964(1,404円)
銀イオン配合の抗菌加工
本製品はおしゃれなクローバー柄のシンクマットです。色はスタンダードなホワイトとさわやかなミントブルーから選べます。ゴム製でクッション性が強く、シンクやガラス製などの食器類を衝撃から守ってくれますよ。
銀イオンを配合し、殺菌作用もある抗菌加工を施されていて衛生的なシンクマットです。そのため、食器類だけでなくシンクマットも清潔に保ちたい人におすすめです。なお耐熱温度が70℃のため、沸騰したお湯などの熱湯をかけるのは避けるようにしましょう。
トンボ-4973221028794(649円)
抗菌や防カビ加工のプラスチック製
本製品はプラスチック製のため、動かしやすく洗いやすいです。スノコ状で高さが1.5cmあり、水はけが良いのも特徴です。幅45cm×奥行30cmと一般的なシンクマットのサイズで、ミニサイズを除くどのシンクにも合わせられますよ。
本製品は抗菌および防カビ加工が施され、清潔に使用できます。そのため食器やシンクだけでなく、シンクマットも清潔に保ちたい方に向いています。なおプラスチック製のため、食器などの音も吸収して軽減させてくれますよ。
リッチェル-u2mall-b003l9tujy(2,005円)
銀イオン配合の大きめサイズ
本製品は幅が66.5cmあるジャンボサイズのシンクマットです。シンクを覆うほどの大きさで、シンクや食器を衝撃から守ってくれます。製品に規則的に空いた穴は水はけも良く、食器などを置いても水が流れていきますよ。
本製品はまた、銀イオンを配合しているため、殺菌および抗菌効果があります。シンクマットが大きいため、シンクが広めでシンク全体を覆うようにカバーしたいご家庭や、シンクマット自体も清潔に保ちたい人におすすめです。なお、材質はポリエチレンで耐熱温度が70℃のため、熱湯に弱いので注意しましょう。
まとめ
耐熱性がありサイズ調整できるシンクマットがおすすめ
シンクマットは、シンクだけでなく食器類なども守るためのもの。その中でも特におすすめは、耐熱性があり、サイズの調整ができるものです。シンクには、食器だけでなく調理の過程で熱い鍋ややかんなどを置くこともあり、耐熱性能に優れたタイプは重宝します。またシンクの大きさは各家庭によって異なるため、ハサミなどで簡単に切って大きさを調整できるタイプがおすすめ。今回はシンクマットについて、おすすめの製品を紹介しながら詳しく説明してきました。自分に合い、長く使えるシンクマットを見つけてみてくださいね。