おすすめの洗濯機置き台人気ランキング!【賃貸マンションにも】

近年になって、あえて防水パンを設置しない住宅が増えてきました。その理由は洗濯機の性能向上にあって、新しいタイプは水漏れのリスクが非常に少ないからです。そのため、昔では考えられなかった、洗濯機を床に直置きするケースが増えています。とは言え、絶対に水漏れしないとも限りません。万全を期すなら何かの受け皿は必要でしょう。また、常設の防水パンがないことで、違った悩みもピックアップされています。振動や騒音、衛生面は代表的な悩みでしょう。下の部屋が心配で洗濯時間が制限されている。設置場所や排水溝を全く掃除していない。そういったケースに心当たりはないでしょうか。そんなときは洗濯機置き台が役立ちます。洗濯機置き台は設置が簡単で、防水パンが常設しなくなってから、顕著になった問題を改善できる便利なアイテムです。今回は洗濯機置き台を詳しく解説します。選び方の参考にして下さい。

洗濯機置き台のメリット

通気性が確保できて洗濯機が錆びにくい

洗濯機置き台を設置すると、床と洗濯機の間に隙間ができます。メーカーで違いはありますが、7から10㎝程度は洗濯機をかさ上げできることが殆どです。通気性が確保できて、洗濯機が錆びにくくなります。また、洗濯機本体からの水漏れはなくても、給水部分やパッキンからの水漏れは考えられるでしょう。かさ上げしていると水漏れが見えるので、故障の判断がつきやすくなって早めの対処ができます。

洗濯機下の掃除がしやすく清潔性を保てる

洗濯機置き台を利用すると、洗濯機から排水ホースを外しやすくなります。防水パンと併用する場合も同様です。かさ上げすることで、いつもは見えにくい排水トラップから、ホースを外すのが楽になります。ホース内部や排水溝をマメに掃除できて、長く清潔性を保てるのは、非常に大きなメリットです。

集合住宅では洗濯機の振動音を抑える対策として必要

洗濯機を床に置くと防水パンを挟まない分、下階にはダイレクトに振動音が伝わります。集合住宅では洗濯の時間が限られる。そんな話を耳にすることは少なくありません。洗濯機置き台には振動音対策で、防振防音に優れたパットが付属します。防水パンがない集合住宅には、必須アイテムと言ってもいいでしょう。

洗濯機置き台のデメリット

設置場所に跡がついたり変色が起こったりする

洗濯機置き台は床にベタ置きするタイプがあります。ベタ置きできると安定感が高くなり、振動音対策にも有効です。一方で洗濯機を床に置いたときと同じように、日焼けなどによる色あせが起こります。また、移動できる洗濯機置き台は床を傷つける可能性があり、賃貸住宅の使用では注意が必要です。傷防止用のパットに乗せられる洗濯機置き台があるので、それらを選ぶとリスクは減ります。

種類によっては水漏れしたときに水受けがなくなる

洗濯機置き台には防水パンやマルチトレイ(簡易的な水受け)を併用すると、性能を発揮できない種類があります。それらを設置する場合は水受けがなくなり、水漏れしたときは早急な対応が必要になるでしょう。頻繁に洗濯機下を掃除できるので、よく水が垂れている場合は、原因を究明して修理する必要があります。

洗濯機置き台の種類・乗せ方

据え置きタイプ

安定感があり振動音を抑えられる

据え置きタイプは正方形になっている置き台と、洗濯機の脚下に噛ませる4つセットのかさ上げ台が主流です。正方形の置き台は伸縮式だと、常設の防水パンと併用できることもあります。かさ上げ台は床に設置することも可能ですが、防水パン併用で有効に使えるタイプが主流でしょう。安定感があって騒音対策になるので、集合住宅にはおすすめのタイプです。ジャッキがあるタイプなら高さ調節ができて、洗濯機下の掃除は簡単になります。水漏れに弱い一面もありますが、防水パンと併用できるタイプなら問題ないでしょう。

洗濯機を乗せるときは2人以上で行います。まず洗濯機の電源を切って中身がないか確認して下さい。洗濯機を少し前に出して前方に傾けて、後ろ脚を洗濯機置き台に乗せます。その後、かさ上げ台の場合は持ち上げてから、前脚の下に残りの2つを噛ませて下さい。正方形の置き台はフレームを滑らせるように乗せるといいでしょう。かさ上げ台を使用する場合は、水平器やアプリなどで水平を測って下さい。傾くと音がうるさくなり、運転に支障が出ます。常設の防水パンを撤去する場合は、洗濯機の乗せ換えも設置業者に任せるのが理想です。

キャスタータイプ

洗濯機の移動が楽に行えて細かな掃除ができる

キャスターが付属する洗濯機置き台で、フレームの長さを調整できる伸縮式が主流です。洗濯機の移動が楽に行えるため、もっとも清潔性を保てるタイプでしょう。引っ越しが多い場合もおすすめです。しっかりキャスターをロックしないと、洗濯中に動く可能性があります。選ぶ際にはキャスターロックがあるかどうかを、きちんと確認するのが肝要でしょう。

設置に関しては正方形の据え置きタイプと同様です。必ず2人以上で行い、洗濯機の電源を切って中身を空にします。洗濯機を前に出して手前に傾け、洗濯機置き台を設置します。後ろ脚からフレームに乗せて、滑らせるように洗濯機を設置するといいでしょう。なお、防水パンを併用すると移動に支障が出て、メリットが少なくなります。単体での使用になりますので、水漏れはマメにチェックするのがおすすめです。常設の防水パンを撤去する場合は、業者に設置してもらうといいでしょう。

防水パンタイプ

万が一の水漏れに備えることができる

簡易的なトレイタイプ、排水トラップが設置できるDIY向けの置き台、排水トラップがないスタンダードな置き台に分かれます。防水パンが常設されていない住居には非常に有効で、水漏れ対策や騒音対策が条件なら、防水パンタイプがおすすめでしょう。高低差がないと排水トラップやホースが見えにくくなって、洗濯機下の掃除が大変になります。高低差がない防水パンタイプ選ぶ場合は、据え置きタイプとの併用がおすすめです。

排水トラップの設置が必要な場合は、水漏れトラブル回避で業者に任せるのがマストです。マルチトレイや排水トラップがない防水パンの場合は、中身を空にした洗濯機を持ち上げ、台の上に乗せる必要があります。力仕事になりますので、2人以上の協力が得られない場合は設置業者に任せるのも有効でしょう。

洗濯機置き台の選び方

洗濯機のタイプに合わせてサイズを選ぶ

ドラム式の場合は対応している洗濯機置き台を

ドラム式の洗濯機を所有している場合は、対応している洗濯機置き台を選ぶといいでしょう。ドラム式洗濯機は、脱水の際に使うバランスウェイトや乾燥機能の分だけ、縦型洗濯機より重くなっています。縦型の重さは30から45㎏程度ですが、ドラム式は90から100㎏が目安です。洗濯機置き台にも耐荷重が必要になるので、ドラム式対応と明記されている製品がおすすめになります。

日本製の洗濯機置き台は国内メーカーと互換性がある

日本のメーカーが製造する洗濯機置き台は、同じ日本製の洗濯機と互換性があります。大手メーカーは専用の洗濯機置き台を別売りすることがあり、排水トラップなど、設置面で心配がなければ、それらを選ぶのも有効でしょう。国外メーカーの洗濯機を使っているなど、サイズが心配なら伸縮式がおすすめです。サイズの許容が広く、長さの規格が独特でも安心して使えます。

必要な性能で選ぶ

耐荷重は洗濯機の重さに洗濯物の重さを足して決める

洗濯機置き台には耐荷重があります。斜めドラムのような特に重い洗濯機を使用している場合は、耐荷重に優れた洗濯機置き台を選ぶといいでしょう。耐荷重の見方は簡単で、洗濯機の重さに洗濯物の量をプラスします。例えば4人家族なら洗濯量は1人1.5㎏で、1日あたり6㎏が目安です。斜めドラムで重さ90㎏として、耐荷重は96㎏以上。安全を考えると100㎏以上が妥当と言えます。

高さ調節ができると洗濯機の使いにくさを改善できる

据え置きやキャスタータイプのジャッキは、可動範囲内で高さを自由に変えられる便利な機能です。掃除がしやすいだけでなく、使いやすい高さに洗濯機を上げることで、腰痛の対策などにもなります。ドラム式は低い場所で洗濯物を出し入れするため、腰痛に悩むユーザーも少なくありません。そういったケースには、とりわけ有効な機能でしょう。

洗濯機置き台のおすすめブランド・メーカー

エアリゾーム

色々な洗濯機に対応したマルチタイプを扱う

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エアリゾームは機能美に優れた家具を扱うポータルサイトですが、洗濯機置き台も例に漏れません。耐荷重に優れた伸縮式になっていて、防音パットなどの付属機能もしっかりしています。また、インテリアとの兼ね合いを考えた色も、家具に強いエアリゾームらしい魅力でしょう。

モダンデコ

耐荷重に優れた洗濯機置き台が魅力

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ジャンル内で売れています!

機能美あふれるインテリアや家具、家電を扱う通販サイトで、広島を拠点とするおしゃれなブランドでもあります。国内外の家電を扱うブランドということもあり、互換性が高い伸縮式の洗濯機置き台が魅力です。また、耐荷重にも優れており、ドラム式でも選びやすくなっています。

因幡電工

電線や配管の知識を生かした個性派の置き台を扱う

エアコンや給水給湯などの、配管や配線に強いメーカーです。業務用から家庭用まで広く資材を扱っていて、室外機などの機器据付台も主力になっています。その中に洗濯機置き台も含まれており、配管や配電、清掃に便利なのが魅力です。

平安伸銅工業

効率的な設計で機能性の高い洗濯機置き台を作る

大阪を拠点とする、昭和27年創業の老舗メーカーです。日常生活に密着した家庭的な製品づくりが魅力で、洗濯物を干す突っ張り棒などは、いつの間にか自宅で使っています。洗濯機置き台は効率的な設計になっていて、豊富な機能面が魅力です。

おすすめ&人気の洗濯機置き台ランキング

キャスター付きでおすすめの洗濯機置き台

エアリゾーム-伸縮式洗濯機置き台 LICTO(リクト) (3,432円)

ドラム式に対応した伸縮自在のマルチタイプ

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伸縮式の洗濯機置き台で、44.5㎝から70㎝四方まで展開できます。ジョイントパイプにはスチールを採用しており、耐荷重は150㎏と申し分ありません。そのため、ドラム式にも対応しており、多人数世帯の洗濯量でも問題なく使えます。

フレーム四隅には防振パットが付属しており、キャスターはロックできます。キャスターから床を守る、防振用パットも付属品です。洗濯機よりもやや大きめに広げて、パットと壁を使ってフレームを固定してやると、騒音対策にもなるでしょう。キャスタータイプですが移動は控えめにして、据え置き気味に使うのがおすすめです。将来的に引っ越しを考えているなら、選ぶのは有効になります。

モダンデコ-伸縮式洗濯機台 (3,290円)

耐荷重200㎏でドラム式にも対応できる

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前のキャスターだけでなく、全輪にロックが付いている洗濯機置き台です。伸縮式を採用しており、四方に44㎝から70㎝まで展開できます。清潔性を保ちやすいステンレス製のフレームには、1㎝単位で測れる目盛がプリント済みです。コンパクトサイズからファミリーサイズまで、幅広い洗濯機で使えます。

耐荷重は200㎏で、洗濯物の量が非常に多くても使える洗濯機置き台でしょう。もちろんドラム式にも対応しており、問題なく洗濯機を乗せられます。高さが9.5㎝とやや低く、掃除をするときは洗濯機を移動させることもあるでしょう。そのため、少し余裕があるスペースへの設置が有効です。耐荷重の秀逸さも含めると、多人数世帯の戸建てにおすすめと言えるでしょう。

平安伸銅工業-DS-150 (3,866円)

洗濯機よりもスリムなジャッキ付き洗濯機置き台

ドラム式に対応している、耐荷重150㎏の伸縮する洗濯機置き台です。正方形ではなく長方形になっていて、幅48㎝から78㎝、奥行39㎝から61㎝に展開します。このサイズなら国内規格の洗濯機は、種類を問わずほぼ乗せられるでしょう。

上手く考えられたフォルムで、洗濯機よりややスリムになっています。狭い場所に洗濯機がある場合でも、選びやすい洗濯機置き台です。キャスターロックはありませんがジャッキがあるので、据え置きのように使えます。非常に安定感があって、防音にはおすすめのキャスタータイプです。ジャッキを緩めれば移動は簡単に行えます。特徴を合わせると、集合住宅にもおすすめでしょう。

サンルック-ESF-283 (3,480円)

キャスター用のパットが4枚付属している

44㎝から69㎝四方まで展開できる、伸縮式の洗濯機置き台です。ジョイントパイプにはスチールを採用しており、耐荷重150㎏でドラム式にも対応しています。四隅の防振パットに加えて、キャスター用のパットが4枚付属した洗濯機置き台です。床の傷を防止しながら、防振防音にも使えるでしょう。

キャスターロックは前輪にしかないので、しっかりと固定したい場合は壁際が有効です。移動させるときは前のロックを解除するだけなので、省スペースを有効的に利用できます。そのため、脱衣所などにある洗濯機には最適でしょう。

msut-8脚8輪(双輪)洗濯機置き台 (3,948円)

耐荷重500㎏で安定感が抜群

全輪にロックが付いた伸縮式の洗濯機置き台で、47㎝から67㎝四方に展開します。ジョイントパイプにはステンレスを採用しており、強度アップと共に清潔を保てるのが特徴です。500㎏の耐荷重は非常に強力で、ドラム式や縦型洗濯機の他にも、大型の冷蔵庫や据え置きエアコンを乗せることができます。

防振パット付きのジャッキが8本あって、安定感は洗濯機置き台の中でも優れています。高さは13㎝まで変えられるので、かさ上げにも最適でしょう。全てのジャッキやキャスターロックを使用するには、洗濯機の周りに手が入るスペースが必要です。そのため、やや広い場所に設置している洗濯機におすすめです。防音防振の効果が高く、集合住宅には心強いキャスタータイプでしょう。

据え置きでおすすめの洗濯機置き台

因幡電工-ふんばるマン OP-SG600 (2,255円)

内部の柱構造が振動を軽減する

据え置きタイプの中でも、防水パンと相性がいい洗濯機置き台です。ぴったりと防水パンに収まるので、防水パンの角を基準にすると設置は簡単でしょう。もちろん床置きでも使えて、ふんばるマンの向きを変えて設置します。

内部が独特の柱構造になっており、洗濯機の振動に合わせることで伝振を軽減します。防水パンと併用すれば、更に効果は上がるでしょう。耐荷重は4つ合わせて150㎏あり、ドラム式にも対応しています。サイズは幅10㎝で奥行10㎝、高さが6㎝あり、ドラム式が低いと感じている場合は、おすすめできる洗濯機置き台です。

Fam Style-伸縮式 洗濯機置き台 FAM-TZ-S01 (3,780円)

キャスタータイプとしても使えるジャッキ付き置き台

伸縮式の洗濯機置き台で、幅が50㎝から64㎝、奥行は45㎝から62㎝に展開できます。ジャッキの高さは9㎝から12㎝に調節が可能です。ジャッキをロック付きのキャスターに置き換えることで、キャスタータイプとしても使えます。

耐荷重は400㎏で非常に秀逸です。当然ですがドラム式対応で、冷蔵庫やエアコンも問題なく乗せることができます。ジャッキ底は吸盤タイプの防振パットになっていて、安定性と共に騒音カットの効果が得られるでしょう。常設の防水パンがない住宅には最適で、心強い機能です。

カクダイ-洗濯機用 かさ上げ台 437-100 (4,259円)

設置は簡単だが190㎏まで耐えられる

カクダイは明治12年に創業した老舗で、住宅の水回りに精通した大企業です。配管資材や排水パイプ、水栓金具を主力にしていて、その中には洗濯機置き台も含まれています。この洗濯機置き台はカクダイ製の防水パンと互換性があり、かさ上げすることで互いの掃除やメンテナンスが有利になるタイプです。

10.5㎝四方になっていて、表面には防振ゴムが敷き詰められています。付属の両面テープを使って固定するだけなので、設置は簡単と言えるでしょう。高さが10㎝あって、耐荷重は4つで190㎏と強力です。同社の防水パンと併用するなどして、ドラム式の高さを改善するといいでしょう。常設の防水パンがある賃貸住宅や戸建てにもおすすめです。

ディノス-洗濯機底上げ台 660903 (5,940円)

常設防水パンと相性がいい伸縮式の据え置きタイプ

シンプルな伸縮式の洗濯機置き台で、37㎝から61㎝四方に展開できます。小型の洗濯機を乗せやすいので、少人数世帯には使いやすい洗濯機置き台です。素材はステンレスとスチールで、耐荷重は150㎏になっています。そのため、ドラム式を乗せても問題ありません。

高さは9㎝で防水パンの上にも設置できます。ドラム式のかさ上げを狙うなら、防水パンとの併用もいいでしょう。縦型洗濯機を乗せる場合は、単体で使用する方がおすすめです。高さが出ると洗濯物が出しにくくなるので、腰痛の原因になることも考えられます。常設の防水パンがある戸建てなら、防水パンを撤去するのも有効です。快適性と清潔性を重視して、この洗濯機置き台を代わりに設置するのも便利でしょう。

防水パンでおすすめの洗濯機置き台

テクノテック-スタンダード防水パン (3,899円)

側面に2.7㎝の高低差があるオーソドックスな防水パン

64㎝四方の洗濯機置き台です。側面壁を2.7㎝下げることで、排水ホースのスペースを確保しています。そのため、直下に排水ホースが出ている洗濯機でも、使用には問題ありません。耐荷重は200㎏でドラム式にも対応しています。

高さが8.3㎝になっているので、ドラム式をかさ上げしたい場合は、据え置きタイプと併用するのも有効でしょう。排水トラップの接続はないため、四隅のビスだけで簡単に設置できます。常設の防水パンがない賃貸住宅におすすめで、万が一の水漏れと振動対策に有効です。

三栄水栓-洗濯機用マルチトレイ PH5450 (3,420円)

幅広な大型の洗濯機にも使える簡易防水パン

幅71㎝で奥行が56㎝、高さが1㎝の洗濯機置き台です。二層式の大型洗濯機をカバーできるサイズで、多人数世帯にとっては使いやすいマルチトレイになっています。水滴や傷から床を守るのには有効ですが、振動対策には弱い洗濯機置き台です。賃貸などで使用するなら、防振パットとの併用が有効でしょう。

そもそも縦型洗濯機は背が高く、身長が低いと使いづらい一面を持ちます。防水パンの上に乗った縦型洗濯機に大量の洗濯物があると、取り出すときは一苦労です。腰痛の原因になることも少なくありません。この洗濯機置き台はかさを下げるのに有効で、洗濯機の高さで苦労している方にはおすすめです。防振対策をしたいときは、8㎝以下の薄い防振パットを噛ませるといいでしょう。おおよその防水パンよりも低くなります。

シナネン-防水パン 万能トレイ (5,860円)

DIYにもおすすめのマルチな洗濯機置き台

LPガスを利用している方なら、シナネン(ひまわりガス)はお馴染みかもしれません。エネルギー関係では国内大手のメーカーです。住宅のリフォームやハウスクリーニングにも強く、住宅設備も多く取り扱っています。この製品もその1つで、コンポレジン製64㎝四方の洗濯機置き台です。

コンポレジンは環境に優しい再生プラスチックで、非常に優れた弾力性を持ちます。割れにくい特性があって、洗濯機の振動防止には最適な素材です。切りかけラインで目安が解り、加工は家庭用工具で簡単に施せます。DIYで排水トラップの設置などに挑戦するなら、おすすめと言える洗濯機置き台です。大型の縦型洗濯機を使っているなら、幅80㎝で奥行が64㎝、高さ6㎝の同シリーズがあります。そちらを選ぶといいでしょう。

ガオナ-これカモ GA-LF011 (3,837円)

工具不要で設置できる防水パンと防振パットのセット

57㎝四方の防水パンと、振動対策ができるパットのセットです。防水パンと防振パットは置くだけの簡単設置ですが、パット表面には特殊加工があります。そのため、洗濯機の振動でズレる心配はありません。

縦型全自動洗濯機にのみに対応していて、容量8㎏(4人家族向け)までをカバーしています。この容量の洗濯機はサイズ目安が57㎝四方で、それ以下の容量なら問題なく使えるでしょう。防振パットは9.1㎝四方で厚さが1.4㎝になっており、防水パンの高さ1㎝と合わせても2.4㎝しかありません。洗濯機のかさを下げるには効果が抜群で、身長が低い方にもおすすめできる洗濯機置き台です。常設の防水パンを使っているなら、乗せ換えることで5㎝から7㎝は下げられるでしょう。

まとめ

自宅や自分の環境に合った洗濯機置き台がおすすめ

洗濯機置き台は住宅環境に合わせて、最適な種類を選ぶのが肝要です。次に自分の体格に合わせて高さを選べば、洗濯機を便利に使えます。縦型全自動で洗濯物を出すのが大変なら、トレイ状の防水パンで低くする。集合住宅でドラム式なら、防音性能が高い据え置きのジャッキ付きを選ぶ。というように、自宅と自分の環境に見合った洗濯機置き台を選ぶといいでしょう。

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