2019おすすめのボール盤人気ランキング!【卓上ボール盤も】

物作りの現場では、実に多様な工具が使われます。元来、人は素材から何かを作る際、地道な手作業で時間と労力をかけて作業をしてきました。そこに様々な工夫が凝らされ、技術が進歩し、それぞれの作業に特化した工具が作られると、物作りは効率化され、その精度も高まったのです。職人として従事する人や、DIYを趣味としている人などは、日頃使う工具があったり、もっと便利な工具を求めたりしていると思います。今回ご紹介するのは、素材に穴を空ける為の工具である、ボール盤です。現在ボール盤の購入を検討している方はもちろんですが、ボール盤をご存知で無く、ハンドドリル等で穴あけを行っている方にとっても非常に有益な内容ですので、是非参考にして頂ければと思います。

ボール盤の特徴

木材や金属に穴あけ加工ができる

ボール盤は、素材に穴を空ける事に特化した電動工具です。加工する物をテーブルと呼ばれる台に固定し、剛性の高い主軸という部位に取り付けたドリルを真上から降ろすことで、ブレの無い真っ直ぐな穴を空ける事が出来ます。ドリルには様々な太さと、木工用、金属用があり、種類やその回転数を変えることで、木材や金属、プラスチックを加工することができます。

穴を空けるだけならハンドドリルでも可能ですが、特に厚みのある素材を加工する場合はハンドドリルでは軸がずれやすく、思うように仕上がらなかったり、ドリルに負荷がかかり折れてしまったりします。ボール盤を使うことで、誰でも高い精度で簡単に、真っ直ぐな穴を空けることができるのです。また、貫通させずに一定の深さで止めることで、他の素材や部品を埋め込む穴を作ることも可能です。

先端工具を交換することで加工の幅が広がる

ボール盤には様々な種類のドリルを使用することができますが、ドリル以外の工具を使うことで、穴を空けるだけでなく、空けた穴を更に加工することが可能です。例えば、リーマと呼ばれる工具は、穴の内側を削る工具です。ドリルで空けた穴の内側を0.1mm程削ることで、加工面を滑らかにすることができます。高い真円度で精密な加工を求める場面で使われます。また、タップという工具を使えば、ドリルで開けた穴にねじ切り加工を施すことができます。これにより、穴に他の素材を通したりはめたりするのではなく、ボルトを噛ませることが可能になります。

他にも、中ぐりバイトという工具で、一度空けた穴を広げることができます。穴を広げるだけなら、その穴より大きいドリルを使えば良いと思う方もいるかもしれませんが、穴の中心とドリルの中心を合わせることが難しく、穴の位置がすれてしまう場合があります。中ぐりバイトは刃よりも先に先端が穴に収まるような形になっている為、穴の中心を保ったまま拡張することができるのです。穴の拡張を応用すれば、幅と深さを調節することで、ボルトの頭が納まるような二段の穴を作ることも可能です。このように、一言に穴を加工すると言っても、用途に応じて様々な形の穴を加工することができるボール盤は、非常に有用な電動工具と言えます。

ボール盤の種類・使い方

卓上ボール盤

趣味でも使いやすく細かい作業に最適

ボール盤の中でも比較的小さく、取り回しが容易なものを卓上ボール盤と呼びます。卓上ボール盤の中にも様々ありますが、ここで紹介するのは、素材を乗せるテーブル部分と、ボール盤の足となるベース部分が一体になっていて、全高350~400mm程のコンパクトなタイプのものです。文字通り、専用の作業台でなくとも、手近なテーブルに設置して使用することができる手軽さが特徴です。

使用可能なドリルは最大13mm程度までで、一般的にはそれよりももっと細いドリルでの加工に使われます。サイズが小さい点と、その分他のボール盤に比べて安価な点から、初めてのボール盤を探している方にも購入しやすいと言えます。もちろん、小さいから入門用、と言うわけではなく、本格的なプロ使用のものも販売されています。手のひらに収まるような小さな素材を加工する際は、それに見合った小さな工具を使用したほうが効率が良く、卓上ボール盤はそうした細密な作業をする方に最適なボール盤です。

直立ボール盤

安定感があり大きな加工も可能

ボール盤の中でも最も標準的なスタイルのものが直立ボール盤です。卓上ボール盤と見た目が大きく異なるのは、テーブルとベースがそれぞれ独立している点です。主に専用の作業台や床にベース部分を固定して使用する、据え置きタイプのボール盤です。

ボール盤は高速回転するドリルを素材に強くねじ込む為、見た目以上に大きな力が発生しています。その振動やブレで手元が狂うと大変危険なので、そういったことが無いよう、ベース部分はしっかりと重量があり、工具全体としてもかなりの重さがあります。小さいもので15~30kg程あり、プロ使用の本格的なものでは100kg以上にも及びます。運搬や設置場所の確保、設置には準備が必要になりますが、大きな加工も安定して行うことができるのが魅力です。取り付け可能なドリルの大きさも幅広く、大きな素材にも対応できるので、例えば家具等の製作をする場合はこの直立ボール盤を仕様することになります。

ラジアルボール盤

上下に動く主軸が前後左右にも可動

通常のボール盤は、ドリルを取り付けた主軸を上下に動かして穴あけ加工を行います。素材はドリルの回転で動かないよう、しっかりと固定する場合が多いのですが、同じ素材の異なる部分に加工を施す場合は、その固定を外し、再度位置を決め、固定し直してからの作業となります。この手間を解消し、他にも位置ズレの修正も容易に行えるボール盤が、ラジアルボール盤です。

ボール盤の主軸は、ベースから伸びるコラムと呼ばれる柱に備え付けられるのですが、その接続部分に可動域が設けてあり、ドリル位置を上下左右前後に動かすことが可能なものをラジアルボール盤といいます。一般的に大型のボール盤に組み込まれる機構なので、動かした際の固定もしっかりとしており、可動によるズレが生じないような作りになっています。工業的な作業効率を求めるプロ仕様のボール盤と言えます。

ボール盤の選び方

使用目的に合わせて選ぶ

DIYや工作目的ならメンテナンスが容易なものがおすすめ

電動工具を使用するととても効率良く作業を進めることができます。ボール盤の中にも更に機能性をプラスしたものが販売されており、とても便利に見えたり、イメージを膨らませてくれたりします。しかし、まだあまりボール盤に触れたことがない方や、個人的な趣味、ハンドメイド雑貨の製作に使用する方には、できるだけシンプルでベーシックなものをおすすめします。

なぜなら、電動工具の取り扱いは適正な知識を持って行わなければ、トラブルの原因となる場合がある為です。使用するにあたり気をつけたり確認したりする部分や、定期的に点検をする部分は、構造が複雑になるほど多くなります。万が一見落としがあると、工具の故障の他、大きな怪我に繋がることもあります。もし、ベーシックなものを使用して不足を感じたら、その時は不足を補う方法を探してみましょう。他の工具との併用や、場合によっては便利なアタッチメント等が販売されていることもあります。

工業的に加工効率を求めるなら先端工具の交換が不要なものを

既にボール盤を使用していて不便を感じている方や、作業スペースの都合等から、一台で様々な加工を効率良く行いたい方など、主に事業所やプロ向けのボール盤があります。複数の先端工具を取り付けることができるボール盤があることをご存知でしょうか?それは、多軸ボール盤や多頭ボール盤と呼ばれるものです。多軸ボール盤は、二本以上の複数の主軸を持ち、それぞれ独立して先端工具や深さを決めることが出来ます。加工品に合わせて受注生産されることが多く、多いものでは同時に20箇所以上の加工を行うことができるものもあります。

多頭ボール盤は、直立ボール盤が複数連結したような形のものです。多軸ボール盤と異なり、複数の加工を順番に施すような場合に最適です。専門的な工具なので一般の方が手にする機会は無いかもしれませんが、ボール盤を工業的に使用される場合は検討する価値があると思います。

加工する素材に合わせて選ぶ

素材の大きさとテーブルの大きさを合わせる

ボール盤を使ったことが無い方はイメージしにくいかもしれませんが、ボール盤そのものの大きさと加工する素材の大きさが合っていないと、非常に不便です。その場合はもはやハンドドリルを使用した方が効率が良いと思うこともあるほどです。無理をして使用すると、ドリルが折れたり、思わぬ怪我を招く場合があるので気をつけましょう。

小さい素材の加工に向くのはやはりコンパクトなボール盤です。小さいものであればベースの大きさはだいたい170mm×170mmほどなので、手のひらに収まる程度の素材は安定して加工することができます。このベースからはみ出すような素材であれば、もっとベースの大きなボール盤を探してみましょう。300mm×300mmほどあればある程度の大きさまで対応できるので、困ることはないと思います。ベースとテーブルが独立したものであれば、テーブルの形を角型と丸型から選べることもありますので、こちらも合わせて吟味すると良いでしょう。

複数の異なる素材を加工するなら回転数が変更できるものを

ボール盤はドリルを回転させる機構がついていますが、回転数と呼ばれる、回転のスピードを調節しながら使用するのが正しい使用方法です。適性な回転数でない場合は素材の破損や怪我の原因になったり、長期的にはボール盤の故障に繋がったりします。いつも同じ素材をだいたい同じ大きさのドリルで加工するような場合は一度回転数を合わせれば大丈夫ですが、素材が変わったり、ドリル径が変わったりする場合はしっかりと意識して作業をするようにしましょう。

回転数は、一分間に何回転するかを示したrpmという単位が用いられます。他にもmin-1という単位もありますが、表記が違うだけで、同様の回転数を表します。主に金属板を、6~13mm程度のドリルで加工するなら、300~1000rpmあたりを調節できるボール盤が最適です。ドリルが細くなれば細くなるほど高い回転数が必要なので、同じく金属板に1mmのドリルを使用する場合は2000rpm以上の回転数が望ましいです。素材で比べると、硬ければ硬いほど回転数を落とす必要があります。厚い金属板に高速のドリルを当てると弾いたり、火花が出たりして危険です。木材やプラスチックを細いドリルで加工するボール盤は、10000rpm以上の回転数を持つものもあります。ボール盤の機種によって変更できる回転数の幅が全く違ってきますので、必ず自身の作業に合った回転数のボール盤を選びましょう。

ボール盤のおすすめブランド・メーカー

makita(マキタ)

国内2大メーカーに数えられる豊富なラインナップ

国内メーカーとして定評のあるmakitaのボール盤は、プロからも支持を集める信頼性と安定性があり、大手メーカーならではの豊富なラインナップが魅力です。その分、価格帯としては高めですが、昨今はライトユーザー向けの商品も出ているので、どのメーカーのボール盤を選んでいいかわからない、という方は少々コストをかけても購入する価値があります。

HiKOKI(ハイコーキ)

パワーに定評のある国内2大メーカーのひとつ

HiKOKIも国産メーカーとして信頼性があり、プロの間では電動工具に関してmakita派とHiKOKI派があるほどです。makitaに比べるとラインナップでは劣る部分もありますが、電動工具に関してはトルク等のパワーにおいて高い評価を得ることがあり、ボール盤にもその特徴が出ていると言えるでしょう。

RYOBI(リョービ)

家庭用からプロ用まで幅広く展開

有名国内メーカーのひとつであるRYOBIは、主にDIYなどに使用するライトユーザー向けのラインナップが豊富です。ボール盤に関しても小型の卓上ボール盤を比較的安価で発売している為、入門用としておすすめです。

GREATTOOL(グレートツール)

ホームセンターを展開する会社の自社ブランド

アークランド社が展開するホームセンターでの販売を主とした自社ブランド製品です。ボール盤の購入となると決して安い買い物ではないですが、自社ブランドならではのお手頃な価格が非常に魅力的です。DIYやハンドメイド雑貨等に最適な小型のボール盤が人気で、黒を基調としたシンプルな見た目が特徴です。

おすすめ&人気のボール盤ランキング

小型でおすすめの卓上ボール盤

HARD HEAD-HDP10B(7,358円)

同じサイズの商品の中ではほぼ最安値

回転速度を三段階で変更することができるという点でベーシックなタイプです。しかし、最もトルクの強い、つまり回転数の少ない設定でも8000rpmなので、余程の事が無い限りはこの速度から変更することはないでしょう。回転数が多い分、素材を弾くことがありますので、手元には注意が必要です。しかし、素材を固定するためのバイスという道具が付属し、これを使うことで安全に作業をすることができます。

小型の卓上ボール盤の中では比較的安価で、入門用に最適です。ドリル径は10mmまで対応していますが、回転数が非常に多い為、1~3mm程度のドリルをおすすめします。木材やプラスチックをホビーの範囲で加工する分には十分なボール盤です。

REXON-DP2250R(12,700円)

回転数の細かな調節が可能

こちらも安価で手に入る小型のボール盤です。回転数は3200~6200rpmの無段階調節ができ、慣れてくると比較的精度の高い加工が可能です。同サイズの他商品に比べると少し重量がありますが、その分安定感があると言えます。素材固定用のバイスが付属します。

やはり木材やプラスチックを1~3mmの細いドリルで加工する用途に向きます。回転数をしっかり落とせば1mm程度の金属板も加工ができるので、素材の幅を広げたい方におすすめです。

GREATTOOL-MTB6SP(8,776円)

全体をブラックでまとめたルックスが人気

ブラックで統一された本体カラーはボール盤業界の中でも一際スタイリッシュで目を惹きます。性能としては3500、5000、8500rpmの三段変速と標準的で申し分なく、素材固定用のバイスも付属します。このバイスももちろんブラックという徹底ぶりが素敵ですね。

入門用、ホビー用として人気のモデルで、木材、プラスチックの他、1mm程度の金属板にも対応できます。最低限のスペックで十分だけど、見た目にも拘りたい方は是非。

ホーザン-K21(21,025円)

やや高価ながらそれに見合う本格仕様

ミニマルなルックスにブルーとグレーのツートンカラー。一見すると電動工具として頼りなく感じるかもしれませんが、実はかなりしっかりとしたスペックのボール盤です。テーブル部分には加工の位置決めに便利な目盛りがあり、連続して同じ穴をあける為の深さ調節ストッパーも付いています。主軸の芯ブレも0.07mmとオフィシャルスペックで記載され、加工精度の高さに対する自信が伺えます。

様々な用途に使用できる精度を持った小型ボール盤をお探しの方にはおすすめの商品です。駆動音が比較的静かな点も特徴で、より快適な作業ができるでしょう。こちらのメーカーは更にプロ仕様の小型ボール盤も販売していますので、気になる方は調べてみることをおすすめします。

プロクソン-No.28128(21,060円)

小型で軽く複数台使用にも向く

今回ご紹介する中では最も小さく、幅120mm×奥行き225mm×高さ350mmです。重量も4kgと軽く、取り回しがしやすいのが利点です。もし小型故にテーブルが小さすぎると感じたら、別売りのマイクロクロステーブルを購入してみると良いでしょう。マイクロクロステーブルは素材を固定しつつテーブル幅よりも大きく動かすことができる道具なので、すぐに問題が解決するはずです。

価格を見てわかる通り、性能面も安物感は無く十分なスペックです。場所をとらないことから、ボール盤を複数持ちそれぞれに加工を振り分けるような作業場に最適です。

PAOCK-MDP100(10,738円)

木工やプラスチック加工におすすめ

回転数は三段階に調節ができます。最も少ない回転数でも5000rpmと高速で、1~3mm程度の細いドリルでの加工に向いています。手元のつまみで更に落とすことも可能ですが、決してトルクのあるモデルではないので、3mmを超えるような金属板の加工などは難しいでしょう。同様に、太いドリルの加工も不向きです。

しかし、そういった短所はこの価格帯の小型ボール盤ではどれも同じなので、木材やプラスチックに対して細いドリルを使う用途であれば、コストパフォーマンスの良い品物と言えます。

高儀-BB100A(10,647円)

トルクがあり金属版加工も可能

この価格帯のボール盤では珍しく、最低回転数が2000rpmです。これは他よりも少ない回転数で、その分トルクがあるということになります。その為、他よりもやや太めのドリル加工にも対応できますが、ドリルが太くなると素材が動いてしまう恐れがあるので、付属する固定用バイスを活用しましょう。

同価格帯のボール盤の中でも金属加工に向いているモデルと言えます。木材やプラスチックに対しても、やや太めの穴あけ加工ができるので、そういった用途で安価なものを探している方にはおすすめのボール盤です。

大型でおすすめの直立ボール盤

遠州-ESD460MTJK(837,000円)

タッピング可能な工業用ボール盤

値段の通り、本格的な業務用ボール盤です。一般的なボール盤と大きく異なる点は、タップと呼ばれる先端工具を使用してねじ穴を作れる点です。他のボール盤でも方法次第で可能ではありますが、主軸の逆転がスムーズに切り替えできる機構が組み込まれているので、格段に効率よく作業ができるようになっています。

工業用のボール盤を検討している方でインターネットでの購入をするのであればだいぶ商品が絞られてきますが、こちらはその中でも比較的スペックの高いものです。日本国内での厳密な部品加工と組み立てによる高い精度と3年間のしっかりとした保障は、高額設備の購入にあたり非常に重要な点です。

HiKOKI-B23SH(488,951円)

本格プロ仕様のスペック

ドリルの最大径は23mmと非常に大きく、回転数も400~2400rpmと申し分ないトルクを持っています。それによりドリル以外の先端工具も安定して使用できる為、様々な素材に対して加工の幅が広がります。

トルクを活かして、ドリルよりも更に大きな穴をあけることができるホールソーや自在錘なども使用できるので、加工、製造業で設備としてのボール盤をお探しの方にはおすすめのボール盤です。

紀和-TB360(192,400円)

業務用としては比較的安価なエントリークラス

ドリルの最大径は16mm、回転数は480~2200rpmと、金属加工にも木材加工にも問題の無い十分な性能を誇ります。深さ調節ストッパーもあり、一定の深さで安定した加工が可能です。テーブルは45度まで傾斜をつけることができ、素材をしっかりと固定することで斜めに穴あけ加工を施すことが出来ます。

業務用としてスタンダードなスペックを求めている方にはもちろんですが、DIY等で製作したものを販売したり、依頼を請けることがある方で、今後の展開を視野に入れている方は、先行投資としてこういった本格的なスペックを求めるのも良いかもしれません。

RYOBI-TB2131(48,500円)

趣味やDIYでも拘りの強い方へ

同メーカーの商品でも同じぐらいのサイズのボール盤がいくつかありますが、その中でもおすすめのモデルです。ドリルを上下に動かせる可動域をストローク幅と言いますが、これが60mmと、他のモデルと比べて5~10mm程広いです。また、フトコロ寸法と言う、テーブルに置ける素材の奥行き幅に関わる部分も他のモデルに比べて広くとられているのが特徴です。

上記の2つの点から、より大きく、厚みのある素材の加工もできる作りになっています。更に、スペックとして記載はされませんが、実は静音性に優れているので、快適な作業場作りに一役買ってくれます。手頃な業務用として、また、趣味が高じて様々なものを加工する必要がでてきたという方にもおすすめです。

makita-TB131(25,700円)

程よい大きさに安心の性能

全高580mmで20kgのボール盤は、個人の作業場に設置するのに丁度良い大きさです。小型ボール盤で感じる力不足感も無く、本格仕様のような仰々しさもありません。回転数は五段階調節でき、金属は13mmと、木材には24mmまで穴あけが可能です。他にもテーブルは45度まで角度がつけられることもあり、大きな工業製品を作ることでもない限りは大抵の加工に不自由は感じないでしょう。

性能は十分なものでありながら、電動工具の購入としてのコストも抑えられた、なにかと都合の良いボール盤です。個人で使うために探している方がほとんどだと思いますが、最近人気の作業場としてのレンタルスペースなどにも、これぐらいのものがあると喜ばれるでしょう。

EARTH MAN-BB250A(12,734円)

少し大きな加工にも挑戦できる

このサイズのボール盤では比較的安価なモデルです。小型のボール盤とさほど変わらない価格で購入できるのは大きなメリットと言えます。また、最低回転数500rpmからの5段変速で、小型よりも幅広い加工ができます。

小型ボール盤では小さすぎるけれど、本格仕様は求めていないという方におすすめのモデルです。少し大きめのものを加工する場合はこれくらいのサイズが必要ですし、小型よりもトルクがありますので、金属加工もこちらの方がスムーズに作業ができます。

高性能でおすすめのラジアルボール盤

SK11-SDP600RD(63,936円)

かゆいところに手が届くフトコロの深さが魅力

ラジアルボール盤はほとんどが工業用のプロ仕様の為、一般で購入できるものが限られる中の1点です。それでも購入したいと思わせる特徴は、やはり120~380mmというフトコロ深さです。これはボール盤のベースから伸びるコラムという支柱部分からドリルまでの距離なのですが、普通のボール盤ではこれが狭く、幅広い素材の中央部分に加工をしようとしてもドリルが届かないのです。

それだけ大きなものを加工するのはプロの方ぐらいだと思いますが、そうでなくともDIY等で大きなものを高い精度で加工したいという方は、購入を検討する価値があるでしょう。

イリイ-TR193RD(70,740円)

回転速度の細かい調節で拘りの加工を

ラジアルボール盤の特徴と言えばフトコロ深さの1点に尽きるのですが、こちらのボール盤は今回ご紹介したボール盤の中で最も多い速度調節を誇ります。その数なんと300~2550rpmの間で12段階。しっかりとしたトルクを確保しながらでの調節なので、素材の硬度やドリルの径に対して最適な回転数で加工をすることが可能です。

最適な回転数は、加工する素材や大きさ、使用する先端工具やその径によって細かく変わってきます。しっかりと調節をすれば、機材や素材に負担をかけずに高い精度で加工ができるようになります。そういった細かな部分にまで手を抜かない職人気質の方にぴったりのボール盤と言えるでしょう。

求める加工に合ったボール盤がおすすめ

ボール盤は一言に穴をあけるものと言っても、何にどれくらいの穴をあけるのかによって求める性能が大きく違ってきます。的を絞らないまま探すと、過剰な性能のものを購入して結局使いこなせなかったり、性能不足で役に立たず、お金を無駄にしてしまったりします。まずは自分がボール盤を使って何をするのか、使用目的を明確に定めた上で、次に大きさや回転数等の性能を絞り、最後に予算と相談すると良いでしょう。また、ボール盤の部位によっては部品を交換することで性能をカスタマイズすることができることもあります。ただ、メーカーによってそういった互換性には差がありますので、迷ってしまってどうしてもわからない場合は、部品が手に入りやすい国内大手メーカーの、小さすぎず大きすぎないミドルクラスのものを選ぶ、というのもひとつの手です。