ファミリーサイズのアイスクリームや手作りのアイスクリームを盛り付ける際、普通のスプーンだと綺麗な形にするのが難しいですよね。お店のような綺麗な盛り付けに欠かせないのが、アイスクリームディッシャーです。様々なサイズや素材のものがあるので、アイスクリーム以外の料理にも使えて便利ですよ。今回はそんなアイスクリームディッシャーの種類や選び方、人気商品などについて詳しく紹介します。スイーツを手作りするのが好きな方や、家でおしゃれにアイスクリームを食べたい方は、是非この記事を参考にしてみて下さいね。
アイスクリームディッシャーの特徴
アイスクリームを簡単に美しく盛り付けられる
アイスクリームディッシャーの最大の特徴は、アイスクリームを簡単にすくって綺麗な形で盛り付けられるということです。冷凍庫から取り出したばかりのアイスクリームは固いですよね。普通のスプーンなどですくおうとすると、柄の部分が曲がったり折れてしまうことも。また、アイスが薄く削がれたような形になるので、見た目もあまり良くなりません。アイスクリームディッシャーは丈夫な素材を使用し、見た目も美しく仕様になっている為、そのような悩みが解消されますよ。
料理の盛り付けや計量スプーンにも使える万能アイテム
アイスクリームディッシャーは、アイスクリーム以外の料理にも使用することができます。ポテトサラダなど、スプーンにこびりついて盛り付けが難しいと感じたことがないでしょうか。そんな時、アイスクリームディッシャーを使えば簡単で綺麗に盛り付けができますよ。
アイスクリームディッシャーの種類
スタンダードタイプ
均一できれいに盛りつけられる
スタンダードなアイスクリームディッシャーは、持ち手部分にバネのようなものが付いており、バネの力でアイスを押し出すようにして盛り付けることができるものです。このスタンダードタイプの特徴は、大きさや形の種類が豊富なこと。様々な料理に使いたい方はスタンダードタイプがおすすめです。
もう一つの特徴として、スタンダードタイプのアイスクリームディッシャーは、スクープタイプと比較すると1,000円から2,000円程度安価に購入できるという点が挙げられます。低予算での購入を検討されている方は、スタンダードタイプの中から選ぶと良いでしょう。
スクープタイプ
すくいやすくて耐久性が高い
スクープタイプのアイスクリームディッシャーは、スコップのような形をしています。スタンダードタイプはバネの力でアイスクリームを押し出しますが、スクープタイプにバネのような仕組みはありません。その代わりに、熱伝導の力を利用してアイスをすくいやすく、かつ盛り付けやすい製品が多くあります。
価格帯は3,000円以上と比較的高めですが、構造がシンプルで子どもでも使いやすい点と、耐久性が高いというメリットがあります。使用頻度が高い家庭や、ホームパーティーやキャンプなど、アウトドアで使いたいという方におすすめです。
アイスクリームディッシャーの使い方・コツ
ぬるま湯につけておくとすくいやすくなる
冷凍庫から取り出したばかりのアイスは、冷えてとても固くないっている場合が殆どです。この状態でいきなりスプーンですくおうとすると、思うように取れませんよね。アイスクリームディッシャーでも同様に、カチカチに冷えたアイスをすくうのは至難の業。
この解決方法として、使用前にアイスクリームディッシャーをぬるま湯につけておくという方法があります。ぬるま湯につけておくことでディッシャーが温まるので、すくう際にアイスを程よく柔らかくすることができ、使いやすさが向上します。注意点としては、熱すぎるお湯を使うとアイスが溶けてしまうこと。36度から37度程度のぬるま湯がおすすめですよ。
一度で取らず少しづつ削るようにして取る
アイスクリームショップの店員さんがアイスを盛り付けるのを見たことがあるでしょうか。多くの方は、ディッシャーでアイスを削り取るような動作を数回繰り返して、形を整えています。ジェラートなどの柔らかいアイスは一回でもすくえるかもしれませんが、一般的なアイスクリームは一度に取ろうとするとかなりの力を要します。
削り取るようにすると、ディッシャーの形に沿って丸く取ることができます。あまり力を入れず、削り取ることを意識しながら素早く繰り返すと綺麗な形に取ることができますよ。盛り付けるのがカップでもコーンでも同様の使い方なので、コツさえつかめば楽に使えるはずです。
アイスクリームディッシャーの選び方
使い方に合わせて容量を選ぶ
50cc前後はアイスクリーム屋で使われる定番サイズ
アイスクリームショップで使用されることが多い50ccのアイスクリームディッシャーは、家庭用にもおすすめです。シングルアイスを楽しみたい場合に最も適したサイズと言えます。定番なので、製品のラインナップが豊富なところもポイントです。自分が使いやすいと感じるアイスクリームディッシャーを選べる可能性が高まりますよ。
100cc以上の大きめサイズなら料理の盛り付けに活躍できる
アイスクリーム以外の料理にも使用したい場合、定番の50ccだと物足りなく感じるかもしれません。ポテトサラダなどの盛り付けに便利なのは、大きいサイズのアイスクリームディッシャーです。おすすめなのは100ccから130cc程度のもの。パーティー用に大きなアイスを用意するときも重宝しますよ。
10cc程度の小さめサイズなら計量スプーン代わりとしても使える
アイスクリームディッシャーは大きさが豊富。中には10cc以下の小さなものもあります。フルーツを小さくくり抜いたり、計量スプーンとして使用することも可能。普通のスプーンだとくっついてしまう事が多い、味噌の計量にも使えます。その他、餃子のタネや肉団子作りなどに使用するのもおすすめです。
先端部の形状で選ぶ
サイズのバリエーションが豊富なのは丸型
アイスクリームディッシャーには様々な形がありますが、定番なのは丸型です。綺麗な丸型のアイスは可愛らしく、食欲をそそりますよね。最も定番で人気のある形なので、サイズのバリエーションが多いのも丸型。特に、珍しい10cc以下のサイズや100cc以上のサイズはほとんど丸型となっています。
おしゃれに盛り付けたいならレモン型やおにぎり型
おしゃれなカフェやレストランなどで使用されることが多いのが、レモン型やおにぎり型などです。サイズのバリエーションは少ないですが、おしゃれで華やかに盛り付けたい場合におすすめの形です。他のスイーツにアイスを添えるときや、フルーツなどと組み合わせてデコレーションすると見栄えが良くなりますよ。
材質の特性から選ぶ
ステンレス製なら丈夫で錆びにくい
アイスクリームディッシャーを選ぶ上で気になるのが、材質ですよね。冷凍庫から取り出したばかりの固いアイスにも使いやすい、丈夫な材質を選ぶことが重要です。ステンレス製は耐久性が高く、錆びにくいと人気。錆に強いため普段の お手入れがしやすく、常に清潔に保てますよ。
熱伝導率の高いアルミニウム合金ならすくいやすくなる
カチカチに凍ったアイスクリームをすくうのは結構力が必要ですよね。あまり力を入れずに楽にすくいたい場合は、熱伝導率の高いアルミニウム合金のアイスクリームディッシャーがおすすめです。なぜ熱伝導率が高い方が良いかというと、持ち手部分の体温がディッシャーの先端部分に伝わりやすいから。アイスを柔らかくすることができるので、固いアイスでも楽にすくうことができますよ。
アイスクリームディッシャーのおすすめブランド・メーカー
GSホームプロダクツジャパン
圧倒的なサイズと種類の豊富さが魅力
料理の下ごしらえの為のキッチン用品を取り扱う専門店です。アイスクリームディッシャーは丸型が11種類とサイズ展開が豊富。丸型以外にも、三角形や四角形などの個性的な形を取り揃えています。豊富な品揃えの中から選びたい方におすすめです。
ZEROLL(ゼロール)
アイスクリームの老舗が開発したおしゃれな製品
アメリカのアイスクリームパーラーの老舗。長年のノウハウによって作り出されたアイスクリームスクープは、熱伝導の力を利用して固いアイスクリームでもすくいやすくなっています。おしゃれなデザインも人気です。
遠藤商事
安心して使える業務用商品が豊富
ホテルやレストランなどの業務用調理器具を取り扱う商社です。遠藤商事のアイスクリームスクープは、柄の部分がプラスチック製で持ちやすい形状をしています。また、食器洗い機に対応しているのでお手入れも簡単なのが魅力です。
三宝産業
コストパフォーマンスに優れた商品が魅力
ホテルやレストランで使用される、ステンレス製の器具メーカーです。三宝産業のスーパーデッシャーは、ステンレス製で丈夫な作りになっています。サイズも豊富で、2,000円以下で購入できるものがほとんど。コスパ重視の方におすすめです。
おすすめ&人気のアイスクリームディッシャーランキング
小さいおすすめのアイスクリームディッシャー
三宝産業-スーパーデッシャー35cc(1,026円)
ステンレス製の丈夫なアイスクリームディッシャー
35ccのスタンダードタイプのアイスクリームディッシャーです。お店で使われる50ccよりも一回り小さいサイズです。子どものおやつや、複数の味のアイスを食べたいときにちょうど使いやすいサイズですよ。
アイスをすくいやすく、盛り付けもしやすい為、子どもも楽しくお手伝いできます。マッシュポテトなどの料理にも使いやすいので、1つあると重宝しますよ。1本目のアイスクリームディッシャーにおすすめです。
GSホームプロダクツジャパン-アイスクリームディッシャー18cc(1,120円)
お弁当作りにも使いやすいサイズ感
スタンダードタイプのアイスクリームディッシャーです。材質はステンレス製でお手入れも簡単。18ccと小さめのサイズなので、ガトーショコラやチーズケーキなどにアイスを添えたいときに重宝しますよ。
アイスクリーム以外では、子どもの小さなお弁当に入れるハンバーグやミートボールなどを作るときにちょうど良い大きさです。手作りスイーツでお客さんをおもてなしする機会が多い方や、子どもがいる家庭におすすめです。
シェフランド-たわら型アイスクリームディッシャー40cc(1,580円)
アイスキャンディー風にして楽しめる
たわら型にできる珍しいディッシャーです。お皿に盛り付けて食べるのもおしゃれですが、アイスに棒を刺してしまえばアイスキャンディー風に食べることもできますよ。大きさも40ccと小さめなので、アウトドアで手軽に食べたい時などにぴったり。
お弁当用のたわら型おにぎりの型としても使えますよ。たわら型はアイスでもおにぎりでも食べやすい形なので、アウトドア派のご家庭には一つあると色々便利かもしれませんね。個性的なアイスクリームディッシャーを探している方におすすめです。
東洋商会-アイスクリームディッシャー8cc(1,892円)
アイディア次第で何通りも使える便利なサイズ
今回紹介するアイスクリームディッシャーの中で最も小さい商品です。スタンダードタイプで素材はステンレス製。10cc以下と大さじよりも小さいもので、店頭ではなかなか巡り会えないサイズのディッシャーです。
ビスケットやクラッカーなど、ひとつまみで食べられるデザートやオードブルにぴったり。アイス以外にも、チーズやフルーツなどをくり抜くにもちょうど良いサイズ感です。餃子やシュウマイのタネにも使いやすいので、様々なシーンで活躍してくれますよ。
GSホームプロダクツジャパン-レモン型ディッシャー30cc(2,739円)
おしゃれなレモン型アイスが家で楽しめる
レモン型のアイスクリームは、おしゃれに見えることに加えて、高級感を感じますよね。レモン型のアイスクリームディッシャーを使えば、そんなおしゃれなカフェ風のスイーツを手軽に楽しむことができます。
レモン型のアイスクリームディッシャーは先端が細くなっているので、マフィンなどの生地を型に流し込むのにも便利です。小さなサイズのパンケーキやホットケーキを作る際にも役立ちますよ。お菓子作りが好きな方におすすめです。
大きいおすすめのアイスクリームディッシャー
シェフランド-アイスクリームディッシャーおにぎり型50cc(1,720円)
個性的なおにぎり型のアイスクリームディッシャー
スタンダードタイプでステンレス製のアイスクリームディッシャーです。アイスクリームショップなどでよく使われる50ccの大きさとなっています。特徴的な三角のおにぎり型がアイスを可愛らしく盛り付けてくれます。
おにぎり型のアイスを立てて並べてテントのような形にするなど、盛り付けのインスピレーションを掻き立てる形ですよね。三角形の最中などにアイスを挟んで食べても美味しそうです。オリジナルのスイーツを作りたい方におすすめですよ。
三宝産業-ステンレスディッシャー110cc(1,841円)
大きいサイズのディッシャーの中でも使いやすいサイズ
ステンレス製のスタンダードタイプのアイスクリームディッシャーです。定番の50ccと比較すると倍以上の大きさになります。パーティーなどで複数人で楽しむときに便利ですよ。ポテトサラダにも使いやすい大きさです。
大き目のアイスクリームディッシャーが欲しい方は、まず100cc前後のサイズをおすすめします。このサイズはアイスクリーム以外に使う場合に最も使いやすい大きさ。様々な料理に活躍してくれるはずです。
岡村プレス工業所-DXアイスクリームディッシャー130cc(1,320円)
滅多にない130ccサイズのアイスクリームディッシャー
今回紹介する中で最も大きいサイズのアイスクリームディッシャー。スタンダードタイプのステンレス製です。130ccとかなり大きいサイズとなっているので、計量カップ代わりに使用することも可能。
リゾットなど、粘り気がある料理の盛り付けにも適しています。普段使いとしてだけでなく、パーティーやイベントなどで使用できるアイスクリームディッシャーをお求めの方におすすめの製品です。
GSホームプロダクツ-アイスクリームディッシャー80cc(2,080円)
定番サイズよりも少し大きいアイスを楽しみたい方におすすめ
お店でよく使われる50ccのディッシャーより一回り大きいサイズ感のアイスクリームディッシャーです。素材はステンレス製で、スタンダードタイプとなっています。アイスが好きな方にとっては嬉しいサイズ感ですね。
アイスクリーム以外だと、タマゴサラダやかぼちゃサラダなどに使いやすい大きさです。定番サイズのアイスクリームディッシャーだと少し物足りないと感じている方におすすめの製品です。
スクープタイプでおすすめのアイスクリームディッシャー
貝印-プッシュ式らくらくアイスクリームディッシャー(1,430円)
押し出す力で綺麗に盛り付けられる
スクープタイプでは珍しい、プッシュ式のアイスクリームディッシャーです。持ち手は太めの設計で握りやすく、親指でプッシュするだけでアイスが離れます。簡単で綺麗な盛り付けができるのは嬉しいですよね。
楕円形に近い形をしています。コーンに盛り付けるときは、立てるようにするとおしゃれで美味しそうな見た目に仕上げる事ができますよ。プッシュ部分は取り外し可能なので、清潔に保つことができるのも魅力です。
scoop that(スクープザット)-アイスクリームスクープ(3,300円)
スタイリッシュなデザインと使いやすさで人気
アメリカでベストプロダクト賞を受賞したこともある製品。熱伝導の力を利用したアイスクリームディッシャーです。持ち手の中に入っている解凍液が体温によって温められ、アイスをすくいやすくする仕組みです。
スタイリッシュなデザインでありながら、機能性も抜群。熱伝導のアイスクリームデイッシャーを使用してみたい方や、おしゃれなアイスクリームディッシャーが欲しいという方におすすめの商品です。
ZEROLL(ゼロール)-アイスクリームスコップ(3,960円)
アイスクリームの老舗店が開発したアイスクリームディッシャー
アルミ製で熱伝導率が高い製品。体温がアイスに伝わって、カチカチに冷えた固いアイスでもすくいやすくなっています。アメリカの老舗アイスクリームショップのノウハウが開発に生かされている一品です。
容量は25ccで小さめのサイズです。アイスをダブルで食べたいときなどにおすすめの大きさ。プロ仕様のアイスクリームディッシャーなので、イベントやパーティーなどの機会が多い方におすすめです。
遠藤商事-アイスクリームスクープ(1,188円)
食器洗い器も対応でお手入れ簡単
一見普通のスプーンのように見えるこの製品もアイスクリームディッシャーです。柄の部分がプラスチック製になっていて持ちやすいのがポイント。食器洗い器に対応しているので、簡単にお手入れできるのが嬉しいですね。
アイスクリームにももちろん使えますし、ジェラートやシャーベットなどに使うのもおすすめですよ。スプーンのように気軽に使えるのが魅力です。本格的なアイスクリームディッシャーはハードルが高いと感じている方におすすめです。
まとめ
熱伝導率が高いアイスクリームディッシャーがおすすめ
アイスクリームディッシャーを選ぶ上で大切なのは、アイスのすくいやすさ。熱伝導率が高いアイスクリームディッシャーは体温でアイスが柔らかくなるので、楽にアイスをすくうことができて便利ですよ。今回はアイスクリームディッシャーについて、人気ブランド名を挙げながらご紹介しました。皆さんも自分にぴったりのアイスクリームディッシャーを見つけて下さいね。