時代の流れとともに、時計の存在も大きく変わってきましたよね。持ち歩くことができる腕時計から、今ではスマホを時計代わりにするという方も多いでしょう。そんな中、今でもなお根強く愛され続けているのが懐中時計です。懐中時計には、文字盤が見えているもの、蓋があるもの、透明になっているものなど、様々な種類があります。そのため、どんなものを選べばいいか迷ってしまうこともあると思います。長く愛用したいものだからこそ、自分に合ったものを選びたいですよね。そこで、懐中時計を選ぶ際におすすめしたいポイントをいくつかご紹介します。実用性が高いものや、デザイン性が高いものなど、種類によってサイズや適する環境が異なります。自分に合った懐中時計を見つけたい方、おしゃれで個性を出せる懐中時計を見つけたい方は、是非この記事を参考にしてみてくださいね。
懐中時計の特徴
古い歴史を持ち実は利便性が高い
懐中時計は、 pocket watch(ポケットウォッチ)と言われる小型の携帯用時計です。懐中時計の歴史はとても古く、17世紀(1600年代)にはすでにヨーロッパの王族や貴族に使用されていた記録が残っています。当時は、懐中時計を作れる技師が非常に少なかったため、高級品とされていましたが、その後日本国内にも懐中時計が伝わってきました。ポケットや懐、カバンなどに入れて手軽に持ち運ぶことができ、利便性が高いのが特徴的です。腕時計やスマホの普及により、製造や販売を手掛ける時計ブランドは少なくはなりました。しかし、高級感を感じさせつつも便利な懐中時計は、今もたくさんのコレクターから愛されています。
アンティークな雰囲気やデザイン性の高さが魅力的
懐中時計は、強いファッション性があり、持っているだけでおしゃれな雰囲気を作ってくれます。例えばスーツ姿の男性が懐中時計を使用する様は、まるで紳士のような佇まいに。また、アンティーク調の懐中時計を持っている女性からはエレガントさが溢れ出たりと、持つ人の雰囲気を一気に上質なものへと変えてくれるのが懐中時計の魅力でもあります。様々なデザインが、使う人の個性を引き出してくれますよ。
懐中時計の種類
クォーツ式
電池が切れるまでメンテナンス不要で使える
クォーツ式は、電池で稼働するものです。そのため、電池の寿命が続く限り時を刻み続けてくれますが、電池交換が必ず必要になります。大体3年ほど、長いものだと10年以上使うことができ、価格も比較的リーズナブルなものが多いです。時間のズレもあまりなく、正確に時を刻んでくれるのがクォーツ式の良さですね。
ただ、電池交換は細かい作業になるので、専門の方に直してもらう必要があります。その際かかる費用によっては、新品に買い替えた方がいい場合もあります。クォーツ式はリーズナブルな価格で手に入れることができるので、10年以上長く使いたいという方よりも、いろんなデザインを楽しみたいという方におすすめですよ。
機械式
電池がなくても歯車の仕組みで動くタイプ
機械式は、中に入っているゼンマイの力で動くものです。この機械式には、「自動巻き」と「手巻き式」というタイプがあります。「自動巻き」は、時計を着けた時に腕の動きに合わせて中の機械が動き、ゼンマイが自動的に巻き上げられて動く仕組みです。「手巻き式」は、ゼンマイを手動で巻き上げる仕組みで、腕に着用できない懐中時計のほとんどはこの「手巻き式」が多いです。
機械式の良さは、「自動巻き」と「手巻き式」のどちらも電池が要らないことです。そのため、電池切れになることもないですし、電池交換に行く手間も省けます。ただ、どちらも時間に誤差が出てくるので、1日に1度は自分でゼンマイを巻かなければいけません。しかし、機械式の寿命は非常に長く、数十年使うことができます。自分で細目にメンテナンスをすることで、長年使い続けることができるので、愛着がわきやすいのはクォーツ式よりも機械式の方かもしれませんね。
懐中時計の選び方
サイズで選ぶ
実用的に使いたいなら6サイズ
懐中時計を頻繁に使いたい方、使いやすさを重視したい方は6サイズがおすすめです。6サイズはケースの大きさで40mm前後で、メンズの腕時計と同じくらいの大きさです。ポケットなどに入れて持ち運ぶには、大きすぎない方が便利ですよね。6サイズは小さめなので重さもなく、取り出しやすい実用的なサイズです。
長期的に使いたいなら12サイズ
手に乗せると、懐中時計の存在をしっかりと感じられる大きさが12サイズです。基本的に懐中時計はこのサイズが多いようです。ケースの大きさで44mm前後と、小さすぎず大きすぎないサイズですね。使い勝手がいい大きさで、懐中時計ならではの細やかな装飾デザインを楽しむことができます。懐中時計としての利便性と、ファッション性の高さのどちらも味わいやすいサイズなので、長く愛用することができるのではないでしょうか。
飾り用やファッションとして見せるなら18サイズ
懐中時計を飾って楽しみたい方や、ファッションの一部として楽しみたい方は18サイズがおすすめです。ケースのサイズで56mm前後と比較的大きめで、重いものだと100gを超えるものもあります。そのため、携帯用とするには不便な大きさなので、部屋のインテリアとして飾ったり、書斎のデスクに置いたりするのがいいでしょう。また、チェーンをつけてファッションとして身に着けるのもおすすめです。
蓋の有無で選ぶ
時計の見やすさを重視するならオープンフェイス
蓋がなく、取り出した時にすぐ時間を確認することができるのがオープンフェイスです。ポケットなどからさっと取り出して、文字盤がすぐに目に入るので、見やすく実用性が高いです。ホコリが中に入りにくいよう、丈夫な造りになっています。また、ガラスも割れにくいよう分厚いものを使われているので、蓋がないからといって割れやすいのでは?という心配はありません。多少傷がつくことはあっても、よほど強い衝撃がなければ日常的には問題なく使えますよ。
オシャレにこだわるならハンターケース
蓋があるタイプがハンターケースです。蓋に細かい装飾がされていて、懐中時計ならではのおしゃれな雰囲気を醸し出してくれるデザインのものが多いです。蓋があるので、文字盤のガラスが傷つくのも防ぐことができます。また、蓋の裏に写真を入れたり、時計ではなくペンダントとして使うこともでき、いろんな楽しみ方を味わえますよ。ただ、蓋を開けたり閉めたりしないといけないので、その手間も問題なく使えるという方におすすめです。
蓋を開けずに時間を見たいならハーフハンターケース
ハーフハンターケースは、ハンターケースの真ん中にガラスを施し、蓋を開けなくても文字盤が見えるようになっています。蓋の開け閉めは面倒だけれど、頑丈さやデザイン性にこだわるという方におすすめです。ガラス部分からは時計の針だけが見えていて、蓋の部分に1~12の数字が書かれているものがほとんどです。取り出してすぐに時計を確認できる点は、蓋があってもオープンフェイスと同じくらい便利ですよね。
個性を求めるならスケルトン
スケルトンは、蓋や文字盤がガラスになっていて、中で歯車の動く様子が見えるタイプです。他のタイプのものと違い、機械の中の方まで細かく装飾がされているものもあり、高級なものが多いです。昔ながらのアンティークな雰囲気を出す一方で、機械的な芸術さも溢れていますよね。人とは違った個性をアピールしたい方におすすめのタイプです。
懐中時計のおすすめブランド・メーカー
SEIKO(セイコー)
日本が誇る技術で正確な時を刻む
日本を代表する時計ブランドで、その技術の高さは時計の本場スイスでも評価されています。しかも、世界で初めて懐中時計のクォーツ式を作ったのもSEIKO(セイコー)です。そのため、クォーツ式の懐中時計が豊富に揃っており、価格もリーズナブルなものが多いので初心者にもおすすめですよ。式典の記念品、誕生日プレゼント、退職記念などの贈り物に選ばれることも多いです。
CITIZEN(シチズン)
さらなる挑戦を目指し進化し続ける
日本の3大時計ブランドのひとつとも言えるCITIZEN(シチズン)は、最先端の技術で正確に時を刻む懐中時計を作っています。デザインはシンプルなものが多いので、懐中時計でさりげなくおしゃれを楽しみたい方におすすめです。また、「精度への挑戦」を最重要課題にあげています。今もなおより高度な精度を求めており、電波ソーラーを使用したソーラー充電式の懐中時計も開発されているようです。
RAPPORT(ラポート)
アクセサリーから懐中時計までこだわり抜く
手巻き式、クォーツ式どちらもデザイン性が高く、価格もお手頃なものが多いです。懐中時計専用スタンドやケースなど、時計のアクセサリーが世界的にも有名なブランドです。そんなRAPPORT(ラポート)だからこそ生み出せるデザインが、今も世界中の時計ファンに愛され続けています。
MONDAINE(モンディーン)
スイスの風景が目に浮かぶ
スイス国鉄のあらゆる駅で見かける特徴的な文字盤で人気のMONDAINE(モンディーン)。スイスでは国鉄のオフィシャル鉄道時計にも認定されています。赤い秒針がとても印象的ですよね。すっきりとした文字盤がおしゃれなので、男性女性問わず幅広く人気を集めています。
EPOS(エポス)
伝統を大事にし人の手で生み出される芸術
EPOS(エポス)は、クォーツ式が流行しだした中でも機械式にこだわり抜き、今でも機械式だけを作り出しているブランドです。伝統技法を用いられ、手作業でしか生み出せない魅力が溢れる懐中時計が多いのが特徴的。品質のクオリティに対して価格はお手頃なのも人気のひとつです。
おすすめ&人気の懐中時計ランキング
おしゃれでおすすめの懐中時計
SEIKO(セイコー) -鉄道時計 (39,600円)
鉄道ファンにはたまらない懐中時計
確かな品質とデザインが認められ、『グッドデザイン・ロングライフデザイン賞』を受賞しているSEIKO(セイコー)の本格派の鉄道時計。鉄道の運転手が携帯し、鉄道車両の運転台に備え付けられるもので、今でも実際の現場で使われているようです。時間の正確さ、ポケットからサッと取り出した時の見やすさが高い評価を受けています。
大きな文字盤と耐磁が特徴的。また、懐中時計はチェーンタイプのものが多いですが、こちらは黒くて太い紐になっています。黒い大きな文字盤と紐が、統一感とシックな雰囲気を漂わせていますよね。鉄道が大好きな方や、現役鉄道員、仕事柄腕時計が着けられない人などに人気です。
CITIZEN(シチズン) -Q&Q(2,180円)
腕時計代わりとして使えておしゃれ
Q&Qは、Quality(品質の良いものを)&Quantity(より多くの人へ)という意味が込められています。チェーンが短くて先端に丈夫なフックがついているので、カバンやズボンのベルトを通す部分につけて使うことも可能です。シンプルな文字盤がおしゃれで、誰でも使いやすいデザインになっています。防水機能付きで、ちょっとした雨くらいなら問題なく使うことができますよ。
直径34ミリと500円玉よりも少し大きめのサイズ。文字盤が見やすいので、カバンの内側に吊るしたままでも十分時間の確認ができます。腕時計だと肌がかぶれてしまったりする人もいますよね。特に夏場は、腕時計のベルトのところに汗がたまってしまったり。そんな時は、腕時計の代わりとしておしゃれな懐中時計を使ってみてはいかがでしょうか。
Little magic(リトルマジック)-アリス懐中時計(4,280円)
物語の主人公になった気分を味わえる
女の子に大人気な不思議の国のアリス。物語の中でも、ウサギが持っている懐中時計が印象的ですよね。そんなアリスの世界がつまったかわいらしいデザインの懐中時計です。表面は、マッドハッターの帽子やティーカップ、トランプがモチーフになっていてお茶会のシーンを彷彿とさせます。裏面は、ハート・ダイヤ・スペード・クローバーが施されていて、アンティークでファンタジックな雰囲気でいっぱい。
トランプ柄とウサギ、英数字の文字盤がよりキュートさを演出しています。シンプルで甘すぎないデザインなので、首からぶら下げてペンダントのようにしてもいいですね。持っているだけでコーディネートのワンポイントにもなりますし、他の小物と合わせて楽しむこともできます。おしゃれ好きな人におすすめですよ。
MONDAINE(モンディーン)- MONDAINE(17,325円)
独特なデザインに目を奪われる
スイスの国鉄駅がイメージできるようなデザインの懐中時計。シルバーケースの中で動く赤い秒針が、とても印象的です。ケースの直径は43mm。数字は表記されていませんが、シンプルなデザインなので時間の確認もしやすいでしょう。
手のひらにのせ耳元に近づけると、1秒ごとにカッチカッチと時を刻む音がして、心地よいリズムを感じることができます。耳から離せば聞こえなくなる程度の音なので、うるさいと感じることもないようですよ。シンプルだけれど目を惹くおしゃれなデザインがお好みな方におすすめです。
SEIKO(セイコー)-粧(よそおい)(24,640円)
和服にも自然と馴染むデザインがおしゃれ
着物などの和服を着た時、腕時計がなんだか洋風で浮いてしまう、と気になったことはありませんか?そんな時におすすめなのが、SEIKO(セイコー)の粧(よそおい)です。チェーンの部分が、落ち着いた深い赤色の房になっていて和風な印象に。裏面のレトロで美しい柄も、どことなく和のイメージが湧いてきます。
着物の帯に挟んでさりげなく時間を確認するのにも、文字盤が見やすく使い勝手がいいと評判。飽きのこないデザインなので、長年使う着物と同様、ずっと使い続けることができるでしょう。着物を着るなら小物にもこだわりたいという方におすすめです。
クォーツ式でおすすめの懐中時計
Little magic(リトルマジック)-本格派アンティーク(4,280円)
シンプルなフォルムがスマート
日本メーカー製クォーツで、正確さや電池の持ちがとてもいいです。しかも、大抵の懐中時計は電池交換は専門家にしてもらわなければいけませんが、この商品は自分で簡単に電池交換ができます。電池交換の費用も抑えられ、経済的にも嬉しいですよね。重さは約50gで、手に持った時に馴染みやすく、しっくりくる重さになっています。
高級感溢れる文字盤や、手に持った時の滑らかな触り心地から、ハイクオリティな質感が伝わります。また、外装のカラーと文字盤のカラーを自分で組み合わせることができますよ。カラーパターンは全部で6種類と豊富。自分の好きなタイプを選べるのが嬉しいですね。
SEIKO(セイコー)-アルバポケットウォッチ(10,900円)
男女どちらでも幅広い年齢層に
誰にでも使いやすいユニセックスなデザインの懐中時計。直径は45mm、重さ65gと懐中時計の存在感をしっかり感じられる大きさです。ローマ数字の文字盤がシンプルでおしゃれ。ローマ数字の周りに普通の数字も表記されているので、時間の確認もしやすいです。
電池寿命は約3年ほど。数年使っても飽きのこないデザインが魅力的です。毎日使うものだからこそ、便利で飽きないものがいいですよね。なんといっても、SEIKO(セイコー)の技術の高さは安心できるポイントです。おしゃれだけれど、時計としての役割もしっかり果たしてくれる商品です。
RAPPORT(ラポート)-クォーツスリムタイプ(39,600円)
軽量でコンパクトだから女性でも使いやすい
この商品は、直径48mmで厚さ4mmとかなり薄型タイプの懐中時計です。なので、ポケットに入れて持ち運びやすいですね。ぴったりとしたパンツやタイトスカートを履いたりする女性でも持ち運びがしやすく、手軽に使いやすいです。また、ローズゴールドカラーが特に女性に大人気。シルバーやゴールドが苦手な方には嬉しい商品です。
真っ白の文字盤にアラビア数字がとてもよく映えています。そしてこの商品は、時間だけでなく日付も表示される機能がついています。日付を記入する際、今日は何日だったかパッと思い出せない時ってよくありますよね。そんな時にもすぐに日付が確認できるので便利ですよ。
ROYAL LONDON(ロイヤルロンドン)-クォーツシルバーメンズ(11,000円)
ヨーロピアンテイストで紳士的な雰囲気
英国の名門ブランドROYAL LONDON(ロイヤルロンドン)から生まれた懐中時計。文字盤に描かれた王冠が印象的で、クラシカルな雰囲気が漂っています。スーツ姿の男性が持つ姿は、まるでイギリスのジェントルマンのよう。特に男性におすすめな商品です。
オープンフェイスで、パッと時間をみることができます。さらに、見慣れたアラビア数字の文字盤が見やすさを強調していて、とても使いやすいモデルです。イギリスブランドだけれど、お手頃価格なのも嬉しいポイント。これなら気軽に手に入れやすいですよね。
TISSOT(ティソ)-サボネット(33,000円)
ノスタルジーな感じが漂う懐中時計
昔ながらの職人技が光るTISSOT(ティソ)のサボネット。クラシカルな直径48.5mmの金色のケースが見る人の目を奪います。また、ケースにはとても細やかな装飾が施されており、シンプルで上質なおしゃれを楽しむことができます。
この商品も文字盤で日付が確認できるようになっています。時間とともに日付もチェックできるので、利便性の高さもおすすめできるポイントです。それでいてデザインはとても繊細で、細い指針からも品格が溢れ出ているモデルです。ちょっとしたパーティーでドレスアップした時や、正装してかしこまった席にも雰囲気を壊さずに使える商品ではないでしょうか。
機械式でおすすめの懐中時計
RAPPORT(ラポート)-デュアルタイム(77,440円)
高級感溢れるスケルトンタイプ
まるでおとぎ話の王子様が手にしているかのような、高級感でいっぱいのデザインが特徴的。文字盤がスケルトンなだけでなく、裏面もスケルトンになっているので、表と裏のどちらからも機械が動く様子を見ることができます。複雑に組み込まれた歯車を見るだけでも楽しめます。
文字盤が少し変わっていて、慣れるまでは少し見にくいかもしれませんが、他のモデルとは違った個性を味わえますよ。また、月と太陽のマークで午前と午後を判別するというのも特徴的。高級感はあるけれど遊び心もあるので、気取らない雰囲気が欲しい方におすすめです。
EPOS(エポス)-2166R(75,370円)
大きなサイズで置時計としても活躍する
スイス時計伝統の技とモダンデザインが合わさって生まれたEPOS(エポス)の懐中時計です。ロングチェーンが携帯にも便利で、日常生活にまるで紳士のようなエレガントさを足してくれるのではないでしょうか。シルバーで統一されたダイナミックなスケルトンタイプで、ブラックの装飾針が際立っています。直径約50mmと大ぶりなので、普段使いだけでなく、観賞用として卓上に置いて楽しむこともできますよ。
スケルトンなので中の構造がはっきり見え、特にメカ好きの人の心をくすぐるデザインが特徴的。ですが、懐中時計にあまり興味がない人でも惹きつけられるような造りなので、そのきれいさに魅了される人もいるかもしれませんね。懐中時計を、時間を確認するためだけでなく、目で楽しみたいという方におすすめです。
RAPPORT(ラポート)-ダブルハンター(68,640円)
両蓋付きでハイクオリティな逸品
表と裏、どちらにも蓋が付いているタイプの懐中時計。蓋を閉じていると全面シルバーで、一見とてもシンプルに見えますが、蓋を開けたら細やかで美しい装飾が。そのギャップにワクワクさせられます。また、表裏どちらもスケルトンなので、機械の動きをじっくり見ることができます。クォーツ式にはない機械式らしさを楽しめますよ。
RAPPORT(ラポート)の懐中時計は、品質がとてもいいです。その上この商品は、両面スケルトン&両蓋付きとかなり贅沢な造りになっています。そのわりに価格もリーズナブルなので、懐中時計をコレクターしたいという方にもおすすめです。
SUNNY SIDE(サニーサイド)-Side winder(サイドワインダー)(8,580円)
サイドに開く蓋でより使いやすい
一般的には、懐中時計の蓋は縦に開くものが多いです。しかしこの商品は、3時の方向に竜頭があり、横に開く仕組みになっています。そのため、開いた時に蓋が手前にくることがないので、邪魔になることがありません。
表面は透明なガラスになっていて、文字盤がそのままでも見えるようになっています。裏面は、真ん中の部分だけ透けていて、機械が動く様子を見ることができますよ。日本製の機械式手巻懐中時計なので、品質も安心できます。価格も非常にお手頃なので、初心者の方でもお買い求めしやすい商品です。
まとめ
自分の好みや生活スタイルに合った懐中時計がおすすめ
懐中時計は、長い歴史を持ちながらも今もなお生産され続け、たくさんの時計ファンに愛されています。アンティークで高級感漂う雰囲気を楽しめるものから、日常生活で時間を確認するのに便利な実用性の高いものなど、幅広く活躍してくれるのが懐中時計の魅力ですよね。また、リーズナブルで初心者でも親しみやすいものなどもあり、種類もとても豊富に揃っています。一緒に時を過ごした大切な人や、これから一緒に時を刻む人、退職された方への贈り物などにも喜ばれる懐中時計。今回は、懐中時計の種類や選び方を人気のブランドと共にご紹介しました。ぜひご自分にぴったりの懐中時計を見つけてくださいね。