おすすめのインフレーターマット人気ランキング!【厚手タイプも】

キャンプや車中泊など、建物以外の場所で夜を過ごす時に自宅と同じような環境で眠ることが出来れば、体力の回復度が全く変わってきますよね。そんな時に一つ持っておくと便利なのがインフレーターマットです。簡単に膨らみ、空気を抜けばコンパクトに収納が可能です。本記事ではインフレーターマットとはどんな物かの説明から、使うシチュエーションに合わせたおすすめ商品を比較しながらご紹介していきます。野外でも快適な寝心地が欲しい方や、自分にはどんなインフレーターマットが適しているのか悩んでいる方は、是非参考にしてみてください。

インフレーターマットとは?

テント内や寝袋の下に敷くマット

インフレーターマットは空気を入れて膨らませるウレタン入りのマットです。空気のみの「エアーマット」、ウレタンのみの「クローズドマット」の中間に位置し、快適性と携帯性両方の良い所を取っています。付属のバルブを開けると半自動的に空気が入るものが多く、空気とウレタンの層が地面の凹凸を軽減し、底冷えを防いでくれます。収納性や寝心地に優れているものほど高価になっていきます。

インフレーターマットの種類・使い方

手動タイプ

空気の量を調整できる

手動タイプはマットを広げた後バルブを開き、空気を入れていきます。付属のエアーポンプを使い、何回もポンプを押して入れていきます。口で直接バルブに空気を吹き込むタイプもあります。ポンプはマットに付属していない場合もありますので購入前の確認が必要です。

自動タイプに比べ設営までに時間はかかりますが、自分で好みの寝心地になるように空気の入れ具合を調整して柔らかめにするか硬めにするかを選ぶ事が出来ます。価格帯も3,000円程度からと安価で手軽に購入できるのも魅力の一つですね。

自動タイプ

時間をかけずに準備できる

自動タイプはバルブを開くと自動で膨らんでくれるので、設営にかかる手間や時間を大きく削減してくれます。手動タイプと違い、エアーポンプを持って行かなくても設営が可能ですのでポンプを忘れる心配はありません。

収納時はバルブを開いたまま丸めていくだけなので難しい作業は特に必要ありません。力を入れて丸める必要もありませんので女性でも扱いやすいです。テントの設営や料理の支度など他にもする事が多い場面では、自動タイプがおすすめですよ。

インフレーターマットの選び方

寝心地を考慮した厚みで選ぶ

平地に敷くキャンプ用なら5㎝以上

キャンプなど持っていく荷物を極力減らしていきたい場面におすすめです。5㎝の厚みがあれば他のマットを併用せず単体で快適な睡眠が実現できますし、収納時もそこまで邪魔にはなりません。販売されているインフレーターマットの中では5㎝は平均的な厚みになりますので、どれを買おうか悩んでいる方はこちらを選ぶと間違いがなさそうですね。

傾斜ができる車中泊用には10㎝程度の厚手タイプ

10㎝の厚みになると空気を入れるタイプのマットの中ではかなり厚手の部類になります。重さは5㎝程度の物よりは重くなりますが、凹凸や傾斜がある地面をカバーする力も高いので、車中泊で使用するのに適しており、快適性も増します。物理的に厚みがある分断熱性が高く、寒い場所での使用にも効力を発揮してくれるでしょう。

サイズで選ぶ

一人で寝るなら幅60㎝前後が目安

インフレーターマットにおける標準的なサイズは幅60㎝ぐらいで、一人で寝ることを想定して作られています。手足を大きく伸ばして使いたい方は70㎝以上が良さそうです。一人用でもサイドにボタンのついているタイプは複数枚使えば連結してダブルサイズにすることもできますので、使い方のバリエーションが豊富であるといえるでしょう。

複数人で寝るならダブルサイズがおすすめ

ダブルサイズは幅が130㎝前後でファミリーやカップルなど複数人で使うことを想定されています。ゆとりのあるサイズ感なので一人1つマットを持っていく必要はありません。広めのサイズを選べばちょっとしたものも地面に直接置かずにすみます。キャンプ以外にもピクニックや、硬い所に座る時など様々な場面で活躍してくれますね。

使われている生地の特性から選ぶ

傾斜のある場所で使うなら裏面に滑り止め加工が施された生地

キャンプ場や登山中など、インフレーターマットを使う場面は決して平面な場所ではなく、斜面である事が多いもの。裏面に滑り止め加工がされていれば寝返りをうった時にマットがずれにくいので睡眠の質を高める事が出来ます。就寝中に大きく動く方は滑り止め加工の有無がインフレーターマット選びの一つのポイントになります。

お手入れを簡単にするには耐水加工が施された生地

キャンプなどで使う時は、野外で汚れやすい環境での使用になります。そんな時汚れが簡単にふけると助かりますよね。耐水加工がされていれば水をはじくので、汚れてしまった時にもさっと拭くだけでお手入れが簡単です。また、インフレーターマットは水分がしみ込んでしまうとクッション部分が駄目になってしまいますので、耐水加工があれば中のクッションも濡れずに長く使えます。

耐久性に関わるデニール(厚み)やタフタ(密度)も確認

インフレーターマットを使う時に最も怖いのが石や尖ったもので穴をあけてしまう事です。野外での使用場面の多いインフレーターマットなので、できるだけ丈夫なものを選びたいですよね。耐久性があるかどうかを判断するにはデニール(厚み)やタフタ(密度)も確認しましょう。どちらも数値が大きいほど強度が上がりますが、例えば登山用品大手のモンベルのマットは40デニールになります。

インフレーターマットのおすすめブランド・メーカー

Coleman(コールマン)

アウトドアの定番ブランド

日本での認知度がトップクラスの、本国では100年以上の長い歴史を持つアウトドア用品のブランドです。ファミリー向けの商品を多く取り揃えており、複数人で使用するダブルタイプのマットも種類が充実しています。また、有名ブランドで多くの店で取り扱いがありますので、部品の破損があったり、穴が開いてしまった時でも手軽に代わりの部品を購入できます。購入後もメンテナンスがしやすいのは安心感がありますね。

Therm-a-rest(サーマレスト)

軽量コンパクトマットのパイオニア

世界初の自動膨張式エアマットレスを作りだしたインフレーターマットの生みの親です。そのノウハウを生かし、収納性を重視した『ファスト&ライトシリーズ』、快適な眠りを求める方への『キャンプ&コンフォートシリーズ』などがあります。バリエーションも充実しており、様々な用途に合わせて20種類以上のラインナップがありますので、アウトドアに持っていく以外にも多目的にマットを選ぶことができます。

NEMO(ニーモ)

アメリカ発キャンパー注目のブランド

2002年の創業以降、機能性もさることながら美しいフォルムのデザイン性を併せ持ち、常に革新的なアイテムを開発し続けています。2気室構造を持つインフレーターマットはこのブランドから誕生しました。キャンプからバイクパッキングまで、使う人の用途にあわせ毎シーズン10種類以上のインフレーターマットを取り揃えています。登山のように高機能な品質を求める場面におすすめのブランドであるといえるでしょう。

DOD(ディーオーディー)

コストパフォーマンスに優れる

2008年から始まった新しいブランドですが、独特のネーミングセンスや独自路線をいく商品展開は他のブランドとの差別化を図ることが出来ており、おしゃれなキャンパーからの注目度も高いです。DODのおすすめポイントは、なんといってもお手軽に買えるのにデザイン性が高い点にあるのではないでしょうか。家族で使えるオシャレなマットが欲しい、でもお値段は安く抑えたいという方にはDODのマットは非常におすすめです。

Hilander(ハイランダー)

有名サイトのプライベートブランド

日本最大級のアウトドア用品のオンラインショップであるナチュラムが出しているブランドです。日本国内での知名度が高く、コストパフォーマンスに優れ、低価格ですが品質の良い商品を作りだしています。派手すぎないデザインは初心者からベテランのキャンパーまで広く支持を受けています。大手メーカーならではのなせる技ですね。中でもインフレーターマットはハイランダーの中でも人気商品で、初めてマットを買う方やに優しい価格設定となっています。

DUNLOP(ダンロップ)

耐久性が自慢

ダンロップと言えば日本のみならず世界中の誰もが知っているタイヤの大手ブランドですが、テントやマットなどのアウトドア用品を取り扱っている事をご存知でしょうか。長年改良を重ねる中で誕生した強靭な耐久力を誇るテント同様、スリーピングマットもより長く使えるよう品質の向上がなされてきました。安心と信頼のブランド力に裏付けされた高い品質のマットには何年もの間使っている愛好者も数多くいます。

おすすめ&人気のインフレーターマットランキング

コスパが高いおすすめのインフレーターマット

Hilander(ハイランダー)-スエードインフレーターマット(枕付きタイプ) 5.0㎝ (3,890円)

大人気枕付きモデル

裏面の全体にドット状の滑り止め加工がされており、寝返りを打ってもずれることはありません。表の生地は肌触りの良いスエードを採用。肌に触れた時の冷気をシャットアウトしてくれます。マット同士をつなげることもでき、複数人で並べての使用にも対応しています。

バランスの良い機能性もさることながら、本体と同じ生地の枕が付いて5,000円以下で購入できますので、非常にコストパフォーマンスの高いマットです。敷物周りを一つでまとめて持っていきたい方に最適です。

snow peak(スノーピーク)-テレコ (13,800円)

超軽量で持ち運びに便利

収納袋はそのままエア注入バッグになり、バルブに接続して使えますのでポンプを別で持っていく必要はありません。また、ウレタンフォームで快適な寝心地が味わえますし、ノンスリップ加工でズレを防止します。

重量は800gと1kgを切り、他の60㎝幅の一般的なインフレーターマットと比べると非常に軽量な仕上がりになっています。また、バルブは軽い力で開閉可能で扱いやすい仕様ですので女性でも使い勝手が良いです。

Therm-A-Rest(サーマレスト)-プロライト カイエン 女性用 R (12,000円)

冷え対策は万全

サーマレストのプロライトは元々断熱性に優れたモデルですが、その中でもこちらの女性用モデルは冷えを感じやすい背中や足元の肉抜きを少なくし、より暖かさを高めています。内部のマットは斜めに肉抜きする手法が用いられ、収納性を保ちながら断熱性をアップしています。

マットの全長は168㎝で、男性でも就寝するのに必要最低限の長さがあります。女性のみならず、就寝時に長さを必要としない、冷えが気になるので温かさがとにかく欲しいという方にもおすすめが出来ます。

Therm-A-Rest(サーマレスト)-ベースキャンプ R (10,500円)

快適性があってお買い得

快適性を重視しているキャンプ&コンフォートシリーズの中で一番リーズナブルなモデルです。4シーズン対応のマットは使う季節を選びません。使用時は5㎝の厚さがあり、快適な寝心地を提供してくれることでしょう。表面生地には軽量で柔らかい素材を採用し、軽量化を実現。

10,000円強で購入でき、価格を抑えてマットを購入したい方向けです。付属のスタッフサックは一般的に丸めたマットの大きさに対してピッタリな事が多いですが、こちらは余裕がある造りになので楽に収納ができます。

DOD(ディーオーディー)-ソトネノサソイS (5,800円)

キレイ好きの方におすすめ

マットの上にポリコットン生地のシーツが付いています。コットンが使われておりますので表面はさらさらした肌触りです。また、シーツはかぶせるだけのブックカバー式ですので着脱も簡単。マット部分も4.5㎝ありますので、家で眠る時と変わらない快適さを提供してくれるでしょう。

シーツ部分は取り外して洗濯機で丸洗いが出来ますので、いつもマットを清潔に保ちたい方にうってつけの仕様です。家のお布団の延長線上でマットを使ってぐっすり眠りたいという方にご紹介したい一品です。

厚手タイプでおすすめのインフレーターマット

NEMO(ニーモ)-ローマー エクストラロングワイド (27,000円)

厚さと携帯性両方を実現

厚さは10.5㎝で快適に寝るには申し分ありません。内部のマットは縦と横の2方向から肉抜き加工が施されており、収納サイズは直径26㎝高さ38㎝で、同じようなサイズのマットに比べ収納サイズが半分になります。表面は肌触りの良い起毛ストレッチで、大変寝心地の良い素材です。

厚さのあるマットは幅も76㎝と広いので、一人でゆったりマットを使いたい方に向いています。マットの端にはトグルが付属しており、複数枚を連結して使うことが出来ますのでグループでの使用にも適しています。

DOD(ディーオーディー)-ソトネノキワミS (16,920円)

枕付属の厚型マット

シーツ付き・同ブランドのソトネノサソイより倍以上の厚みのあるモデルです。付属しているのは頭をのせる部分が窪んでいる波型の枕。高さ調整が可能です。表面素材は伸縮性のある素材を使っているので横になった時に体を包み込んでくれます。

マット内のウレタンは10㎝としっかりとした厚さがあり、アウトドア用マットとは思えないほどの弾力があります。快適な就寝空間を生み出してくれるので、睡眠を妥協したくない人でもきっと満足できるでしょう。

LOGOS(ロゴス)-超厚セルフインフレートマットSOLO (6,980円)

気軽に使えるエントリーモデル

しっかりとしたクッション素材で、テントに敷くことを想定して作られています。無駄なスペースを作ることなくぴったりとフロア内に敷き詰めることができるので、テント内の住環境を格段に高められるでしょう。

厚さは5㎝あるので、地面に凹凸があっても快適に眠ることができます。複数のマットを繋げればダブルサイズのマットとしても使用可能で、ファミリーキャンプに持っていくのに最適であるといえるでしょう。

DUNLOP(ダンロップ)-キャンピングマット50mm (12,000円)

アウトドア生活の長い相棒に

ボタンをとめて同じマット同士で簡単に接続できますので、並べて設営しても就寝中にずれることはありません。半自動で空気をいれた後は、付属のエアーバルブから息を吹き入れ自分の好みの硬さに調整します。

キャンプ用に特別に設計されており、有名なブランド力に違わない品質は野外での就寝を快適なものにしてくれます。有名なブランドの商品を試してみたい、もちろん品質もこだわっていきたいという方にいかがでしょうか。

snow peak(スノーピーク)-キャンピングマット2.5w (25,542円)

メンテナンス用品も充実

幅70㎝の大きさは寝返りをうっても落ちにくいワイドタイプで、厚さも6.2㎝あるので絶妙なクッション性を生み出しています。バルブは簡単に開閉でき、付属する収納ケースがそのままエア注入バッグになる機能付き。

リペアキットが付いているので、万が一小さな穴や破れが生じてしまった場合でもその場で修理ができます。大手ブランドの商品なのでアフターサービスも万全。長く使っていきたい方にぴったりのマットです。

ダブルサイズでおすすめのインフレーターマット

DOD(ディーオーディー)-キャンピングマット (4,950円)

カラフルなカラーリングで見た目も楽しく

幅112㎝長さ180㎝のビックサイズながら、収納時には直径18㎝高さ58㎝、重さ2.2kgというコンパクト性を実現。マットの表面はコーティングを施した防水性の高い素材が使われており、湿気から体を守ってくれます。

素材感は他のマットに比べ柔らかいですが、その分折り曲げが容易ですので、例えば車内の幅に合わせて曲げて使うことも出来ます。鮮やかなファッションテイストのカラーリングは使う場所に華を添えてくれるでしょう。

Coleman(コールマン)-キャンパーインフレーターマット/Wセット2 (13,454円)

大手ブランドのオールラウンダーモデル

大きさは幅126㎝長さ195㎝と2人以上で眠るのに十分な大きさです。スポンジの厚さは4㎝あり、クッション性は高いとは言わないまでも十分な厚さとなっています。2枚組になっており、真ん中でボタンを外して分解することもできます。

ソロマット2つ分としての使用もでき一人一人別々で使いたい方にもおすすめです。キャンプ以外にも車中泊や急な来客で敷布団が必要になった時など、幅広い用途で使えます。シンプルなデザインのインフレーターマットは一つ持っておきますと何かと役に立ちますね。

CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)-インフレーティングマット ダブル (11,000円)

初心者でも使いやすい

バルブを開けるとすぐに空気が入るので、完成を待つ時間が少なくて済みます。生地部分にはポリエステルが使われており、PVC加工と呼ばれる防水加工がされているので、水濡れに強い特徴を持っています。

クッション材には収縮性の高いウレタンフォームを使用しており、丁度良い沈み具合で快適な眠りを得られるでしょう。幅110㎝長さ182㎝のダブルサイズで、2人でもゆったりと使えますのでファミリーキャンプでの使用に向いています。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット)-コンフォートデラックスS.I.マット ダブル (30,000円)

まるで布団のような心地良さ

表地は起毛したストレッチニットを生地に採用しており、肌触りの良さが特徴的です。付属のバルブは口が広く、設営時には素早くふくらませられます。また、逆止弁がついておりますので収納時に空気が逆流入することはありません。

内部は独自の技術で肉抜きされ、収納時は直径30㎝高さ65㎝とダブルマットのなかではとてもコンパクトな製品です。収納性に優れ、分厚いクッションは10㎝もの厚みがあるため、車中泊に適しています。

まとめ

インフレーターマットは寝心地で選ぶのがおすすめ

インフレーターマットを選ぶポイントにはサイズ感や収納性もありますが、一番重視したいポイントは寝心地です。今回は厚さやサイズが様々なタイプのインフレーターマットをご紹介しました。皆さんも是非自分に最適な寝心地のインフレーターマットを選んでみて下さい。

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