おしゃれでおすすめの急須人気ランキング!【洗いやすい茶こし付き】

急須を購入する時に形や大きさなどの種類が多すぎて、どれを選べば良いのか分からないことがありませんか。今までなんとなく急須を選んできた人も多いのではないでしょうか。実は急須は形や素材によって、適しているお茶や出来上がりの味が変わります。もしかしたら今使っている急須が毎日飲むお茶に合っていないなんてこともありますよ。そこで今回は急須の種類や選び方についてお話しします。おすすめの急須も紹介しますので、ぜひ毎日のお茶をさらに美味しく淹れられる一品を見つけてくださいね。

急須の魅力

お湯の温度を変えることでお茶の味を変えられる

お手軽なペットボトルのお茶も良いですが、急須には急須ならではの魅力があります。ペットボトルのお茶はいつ飲んでも毎回同じ味ですが、急須は同じ茶葉を使ってもお湯の温度を調節することで味を変えることができますよ。お茶の苦みや渋み成分はお湯の温度が高いほどが多く出る特徴があります。一方、お茶の旨味や甘味は温度が低くても出やすい成分です。そのため50度から60度位の低めの温度のお湯を使うと、苦みや渋みが抑えられた旨味や甘味を感じるお茶を淹れることができます。お茶の苦みが好きな場合は、80度以上の高い温度のお湯で淹れるのが良いですね。

カテキンなどの茶葉の栄養を摂ることができる

ペットボトルのお茶は手軽で便利ですが、製造過程で多くの栄養素が取り除かれてしまっています。急須でお茶を淹れると細かい茶葉がたくさん入りますが、ペットボトルのお茶は細かい茶葉が全くなくて透明度が高いですよね。細かい茶葉が入っていないペットボトルの透明なお茶は見た目にはきれいですが、実はこの細かい茶葉には栄養がたくさん含まれています。急須で淹れるお茶はペットボトルのお茶に比べると、含まれているカテキンの量が約2.5倍だと言われていますよ。

急須の種類・使い方

横手

伝統的な日本の急須の形

急須は持ち手の場所で種類を分けることができます。急須の持ち手の場所について気にしていなかった人も多いと思いますが、それぞれが適している茶葉が異なるのでぜひチェックしてみてください。まずは注ぎ口の横に持ち手が付いている横手型です。横手の急須は日本で古くから使われている伝統的な形です。

注ぎ口の横に持ち手が付いていることで、片手で蓋を押さえながらお茶を淹れることができて使い勝手が良い特徴があります。横手の急須はどの種類の茶葉も美味しく淹れることができるのが魅力です。日本で古くから使われている形の急須なので、外国人の方への贈り物にもおすすめですよ。

後手

紅茶やハーブティーに使いやすい

後手型は注ぎ口の反対側に持ち手が付いていて、注ぎ口と持ち手が一直線になっている形です。紅茶用のティーポットや中国茶用の急須でよく見られる形ですね。後手型の急須は、中国の茶器である茶壺がもとになっていると言われています。

注ぎ口と持ち手が一直線上になっているため、右利きの人でも左利きの人でも使いやすいです。テーブルで向かい合っている席の人にもお茶を注ぎやすいので、人が集まる時に便利に使える急須です。紅茶や中国茶に向いている急須なので、後手の急須を使ってティーパーティーを開くのも良いですね。

上手

持ち手が上にあるので熱いお茶でも淹れやすい

上手型はバッグの持ち手のように、急須の上に持ち手が付いている形です。持ち手が急須と同じ素材の横手や後手とは異なり、竹など急須とは別の素材が持ち手に使われているのが特徴です。持ち手が上にあり、お湯の量が多くても持ちやすいので容量が大きいものが多いです。

上手は持ち手に急須とは別の素材を使用しているので、持ち手が熱くならない特徴があります。そのため、お湯の温度が高いお茶の時にも使いやすいです。熱いお湯で淹れるほうじ茶や番茶に向いていますよ。容量が大きいものが多いので、一度に淹れる人数が多い場合も便利です。

宝瓶

玉露などの低温のお茶を楽しむ時に使う

最後に紹介するのは、持ち手がない形の宝瓶です。中国で使われている蓋椀という茶器がもとになったという説がある形です。蓋椀は中国茶を淹れる時に使う蓋付きの湯飲みで、お茶の香りをじっくり楽しむための茶器ですね。その蓋椀に似ている宝瓶は日本茶の旨みをじっくり味わうことができる急須ですよ。

持ち手がない宝瓶は、お湯の温度が低いお茶に使う急須です。60度位のお湯で淹れる玉露や上級煎茶に適している形です。玉露や上級煎茶をよく飲む京都の宇治地方では、宝瓶がよく使われています。最後の一滴までお茶を楽しむことができる形なので、とっておきの茶葉に使うのも良いですね。

急須の選び方

急須の素材で選ぶ

苦みが少ないまろやかなお茶を淹れたいなら陶器製

急須の素材には様々な種類があります。素材によってその特性が異なるため、素材をチェックすることは急須選びのポイントですね。土ものと言われる粘土が原料の陶器の急須には、土ならではの素朴な味わいがあります。陶器には吸水性があるため、お茶の渋みや苦みを吸着する特徴があります。渋みや苦みを抑えた旨味のあるまろやかなお茶を飲みたい人には、陶器の急須がおすすめですよ。陶器の急須はお茶の渋みや香りを吸着するため、色々な茶葉を使うと味や香りが混ざってしまうので注意が必要です。また、急須でよく知られる常滑焼は陶器と磁器の中間の陶磁器にあたります。

磁器製なら茶葉の味をそのまま楽しめる

石ものといわれる磁器は岩石が原料の陶石で作られています。色が白く、つるつるしていて光沢があります。陶器のように吸水性がないので、苦みや渋みも含めた茶葉そのものの味を味わうことができます。ちゃんと洗っていれば、色々な茶葉を使用しても味や香りが混ざってしまうことがありません。急須に香りが移ることがないので、玉露や紅茶などお茶の香りを楽しむ時にもおすすめですよ。

中身が見えるガラス製は目でもお茶を楽しめる

ガラス製の急須の魅力は透明で中が見えるところです。中が見えるので、お茶を目で楽しみたい時におすすめです。色がきれいなハーブティーや花が開く中国茶を淹れる時はガラス製の急須を使うのが良いですね。最近は特殊加工が施された耐熱ガラスの急須も多く、耐熱ガラスの急須は茶こしを取れば電子レンジで温めることができます。お茶が冷めてしまった時に便利に使えますよ。

鉄製なら水道水でも美味しく淹れられる

独特の重厚感がある鉄製の急須は置いておくだけでインテリアとしての存在感を放つため、海外でも人気があります。岩手の南部鉄器が有名ですね。丈夫で耐久性がある鉄製の急須の中には直接火にかけられるものもあります。鉄には水道水の塩素を除去する特性があるので、鉄製の急須でお湯を沸かすと水道水でもお茶を美味しく淹れることができすよ。火にかけることができないものでも、鉄製の急須でお茶を淹れるとまろやかで味が良くなると言われています。

茶こしの形状で選ぶ

お手入れがしやすいのは取り外せるカゴ網型

急須は茶こしにも種類があります。一般的に家庭でよく使われているのがカゴ網型です。カゴのような形をしている茶こしで、取り外しができるタイプですね。取り外しができるので、茶こしを隅々まで洗うことができお手入れがしやすいのが特徴です。カゴ網型は劣化したら交換することもできますよ。ただカゴ網型の茶こしは入れられる茶葉の量が限られるため、一度にたくさんのお茶を淹れたい場合は不向きです。また、他のタイプの茶こしに比べるとカゴ網型は茶葉が開きにくい特徴があります。茶葉の旨味や香りを十分に引き出すためには茶葉を開かせることが必要なので、カゴ網型はお茶の味よりもお手入れのしやすさを求める人におすすめのタイプです。

一度にたくさん淹れたい場合は帯網などの網固定型

網固定型は急須の中に網が固定してあるタイプの茶こしです。注ぎ口にのみ網が貼ってある板網や急須の内側全体に網が貼ってある帯網などがあります。カゴ網型よりも茶葉をたくさん入れることができるので、一度に淹れられるお茶の量も多いです。急須の中で茶葉が開きやすいので、茶葉の旨味や香りを引き出すことができますよ。網固定型は網の目が細かいものが多いので、粉茶などの茶葉が細かいものでも使いやすいです。ただカゴ網型のように隅々まで洗うことが難しいので、長く使っているとどうしても茶渋が付着してしまう特徴があります。

お茶の味にこだわるなら急須に穴が空いているささめ型

ささめ型は急須本体に小さな穴がたくさんあるタイプです。網固定型のように急須の中を広く使うことができるので一度に淹れられるお茶の量も多く、茶葉が開きやすいです。また、ささめ型はお茶の香りや旨みをより味わいたい人におすすめですよ。網固定型は金属の網を使用しているため、茶葉によっては香りや味が変化することがあります。ささめ型の場合は本体に穴が開いているので、茶こしの素材で茶葉の香りや味が変化してしまうことがありません。ただ、穴に茶葉が詰まりやすいのが難点です。茶葉が穴を通り越して、湯飲みに入ってしまうこともあります。

容量で選ぶ

一人分は100mlが目安

急須には様々なサイズのものがあるので、普段お茶を飲む人数に合わせて適しているサイズの急須を選ぶようにしましょう。一人分のお茶の量がだいたい100mlから120mlなので、それを目安に急須の容量を決めるのが良いですね。容量が400mlの急須なら3人や4人家族用におすすめです。500ml以上の大容量の急須はお茶会など、人が集まる時に使いやすいですよ。

使用する茶葉も考慮して

普段飲むお茶の種類によって、急須のサイズを選ぶのもポイントです。お茶は種類によって茶葉とお湯の割合が異なります。たとえば煎茶なら茶葉3gに対してお湯の量が100mlですが、玉露は茶葉3gに対して適しているお湯の量が30mlです。ほうじ茶や番茶の場合は、茶葉3gに対してお湯の量120ml位がおすすめです。少ない茶葉で沢山淹れられるほうじ茶用なら大きめの急須が使いやすいですが、高級茶として知られている玉露を楽しむための急須なら容量が小さい方が良いですね。

細部の構造を確認して選ぶ

すり合わせをしっかり行っているものがおすすめ

お茶の旨みや香りをしっかり味わいたいなら、急須のすり合わせのチェックも大切です。すり合わせとは、急須を作る工程の中で急須と蓋の密着度を高める作業のことです。すり合わせがしっかりしている急須は蓋がしっかり密着するので、中に空気が入りにくいです。空気が中に入らない方が茶葉の香りや旨味をしっかり引き出すことができるので、美味しいお茶を淹れるためには急須のすり合わせがとても大切なポイントですよ。

太めの注ぎ口だと洗いやすい

急須を使いたいけれど、お手入れが面倒なのが難点だと感じている人は多いですよね。そんな時は注ぎ口が太い急須を選ぶのがおすすめですよ。注ぎ口が細い急須は専用のブラシを使わないと注ぎ口の中まで洗うことができませんが、注ぎ口が太ければブラシの必要もなく洗う時も簡単です。注ぎ口が太いと茶渋などの汚れも見えるので、隅々まできれいにしやすいのも利点です。

急須のおすすめブランド・メーカー

人水

様々なデザインの常滑焼の急須が揃う

人水は常滑焼の急須を製造している会社です。常滑焼は日本古来の陶磁器で、よく見る赤茶色の急須は常滑焼の急須です。人水の急須は赤茶色の昔ながらのものもありますが、白や黒などのシンプルでおしゃれなデザインのものもありますよ。

茶匠庵

手軽に淹れられる蓋のない急須が人気

豊富な種類の茶葉を扱う茶匠庵で人気があるのは、蓋のないタイプの急須です。蓋がない急須は手軽にお茶を淹れることができ、使い勝手が良いのが特徴です。中が広い構造で茶葉が開きやすく、洗いやすくてお手入れが簡単なのも魅力ですね。

岩鋳

伝統とデザイン性が詰まった美しい南部鉄器

岩鋳は海外でも愛されている南部鉄器のブランドです。岩鋳の急須はデザインが美しいのが魅力です。南部鉄器ならではの重厚感のある黒い急須だけではなく、赤や青などのカラフルなデザインの急須もありますよ。様々な形の急須があり、どれもがインテリアとして飾れるほどデザイン性が高いです。

HARIO(ハリオ)

お茶の種類に合わせて選べる耐熱ガラスの急須

ハリオは創業1921年の耐熱ガラスメーカーです。ハリオには様々な種類の耐熱ガラスの急須があります。日本茶に合うものや紅茶に合うものなど、それぞれの茶葉に適している急須を選ぶことができます。茶葉の種類を問わないタイプの急須もあるので、色々なお茶を楽しみたい場合も便利ですね。

おすすめ&人気の急須ランキング

陶器製でおすすめの急須

茶匠庵-ふたなし急須 ちゃーみる(2,680円)

美味しく素早く淹れられる蓋なし急須

茶匠庵のふたなし急須ちゃーみるは、名前の通り蓋がないタイプで使い勝手が良い急須です。蓋がないので、お茶を淹れる時もお手入れも簡単なのが特徴です。蓋を指で押さえる必要がないので、手軽にサッとお茶を淹れることができますよ。中が広い構造なので、茶殻を捨てやすく洗いやすいのも魅力です。

茶葉が細かい深蒸し茶を淹れるために専用設計された編み目が細かい茶こしが使われているのが特徴です。茶こしは急須の中で固定されていて中が広い作りなので、茶葉が広がる様子を見ることができますよ。蓋がないので中のお茶の量が分かりやすいです。

人水-常滑焼 Hiyoko(2,805円)

洋室でも使いやすいシンプルデザインの急須

モダンなシンプルデザインがおしゃれな常滑焼の急須です。常滑焼でよくある赤茶色の急須は和室に似合いますが、オフホワイトのシンプルな急須は洋室でも和室でも様々なインテリアに合いやすいですよ。ふっくらとした可愛い形はデザイン性が高いだけではなく、安定して持ちやすい特徴があります。

茶こしは金属ではなく陶製のささめ型なので、お茶の味によりこだわりたい人におすすめです。茶こしの穴は小さい作りなので、茶葉が細かいお茶にも使えます。中が広い作りで茶葉がしっかり開くので、美味しくお茶を淹れることができます。口も広いので、お茶を淹れやすく茶殻を捨てやすいですよ。

SALIU-祥 土瓶急須 (4,180円)

モノトーン2色から選べる土瓶急須

岐阜県にある美濃焼の窯元である功山窯とのコラボレーション商品です。伝統のある焼き物の味わいとモダンなデザイン性が融合している急須ですね。白と黒の2つの色から選ぶことができ、シンプルな白は洋室によく似合い、シックな黒は和室に馴染みやすいです。

1260度の高温で焼いた急須は密度が細かく、吸水性がほとんどないのでにおいや汚れがつきにくいのが特徴です。においがつきにくくお茶の香りが混ざることがないので、日本茶だけではなく紅茶などのお茶にも使いやすいですよ。お揃いの湯飲みがあるので、揃えて使うのも良いですね。

茶匠庵-スーパーワイド棚カット急須(2,980円)

茶殻が捨てやすいのが魅力

お手入れをしやすい特徴がある常滑焼の急須です。茶殻が引っかからずに簡単に捨てることができる構造になっているので、茶葉を捨てる時のストレスがありません。口が広いので、中をきれいに洗いやすいのも魅力です。

常滑焼の急須はお茶の苦みを吸着してまろやかな味に仕上がるのが特徴です。すり合わせもしっかり行われているので蓋ががたつくことがなく、お茶の旨味や香りをしっかり閉じ込めることができますよ。シックな黒いデザインは、昔ながらの赤茶色の常滑焼の急須よりもインテリアに馴染みやすいです。

アールピースファクトリー-信楽焼急須HITORI(4,730円)

素朴な土味が魅力の信楽焼の一人用急須

アールピースファクトリーの新茶器シリーズは、スタイリッシュなデザインの中にも信楽焼ならではの素朴さがあるところが美しいです。宝瓶型で一人用の急須なので、自宅だけではなくオフィスのデスクでも使いやすいです。サイズが小さいので、旅先に持って行くのもおすすめです。

茶こしを使わないので、お手入れがとても簡単です。深蒸し茶などの細かい茶葉は湯飲みに茶葉が入ることがありますが、茶こしを使わない急須は様々なお茶の香りや旨味をじっくり味わうことができます。一人用の急須はゆっくりリラックスをしながらお茶を楽しむことができますよ。

磁器製でおすすめの急須

白山陶器-麻の糸 急須(4,950円)

ライフスタイルに馴染む飽きのこないデザイン

長崎県の波佐見焼という磁器の急須です。白山陶器では刻々と変化する時代に合わせた様々なデザインの波佐見焼の急須があります。白を基調としたシンプルな波佐見焼の急須はどんなインテリアにも合いやすい特徴がありますよ。

蓋のつまみが中央ではなく端についているのが特徴的です。後手型の急須ですが、蓋を指で押さえやすいので片手でお茶を淹れることができます。蓋を本体にかけることができるので、茶葉を入れる時やお湯を注ぐ時も置き場所に困りません。電子レンジに対応しているので、温め直しができます。

九谷焼-ティーポット(3,850円)

色彩が可愛い九谷焼の急須

鮮やかな色味が特徴の石川県の九谷焼の急須です。九谷焼は磁器の中でもきれいな色絵が特徴です。きれいに色付けされている桜の木と猫の親子のシルエットデザインがとても可愛いですね。九谷焼の急須は伝統的なデザインのものだけではなく、ナチュラルな可愛いデザインのものもあるのが魅力です。

テーブルで使いやすい後手型の可愛いデザインの急須はティーパーティーで活躍してくれますよ。電子レンジに対応しているので、お茶が冷めてしまってもすぐに温め直しができます。急須の注ぎ口が太い作りなので、きれいに洗いやすくお手入れが簡単です。

ガラス製でおすすめの急須

HARIO(ハリオ)-茶茶急須 丸(1,080円)

中が見えるので目でお茶を楽しめる

耐熱ガラスのブランドでお馴染みのハリオの急須です。ガラスの急須はハーブティーによく使われますが、ハリオの茶茶急須は日本茶の時にもおすすめです。茶茶急須はお茶の種類を問わずに使えるので、これひとつで日本茶も紅茶もハーブティーも楽しめますよ。

700mlの大容量なので、ティーパーティーなど人が集まる時に使いやすいです。耐熱ガラスの急須は電子レンジに対応しているので、お茶が冷めてしまっても手軽に温め直しができますよ。ガラスの急須は洗う時など取り扱いに注意が必要ですが、食洗機を使うことができるのでお手入れがしやすいです。

KINTO(キントー)-UNITEA ジャグ500ml(1,100円)

茶こしと蓋を好きな組み合わせで選べる

キントーのUNITEAシリーズは好きな組み合わせで急須をカスタマイズすることができます。今回紹介するジャグに別売りの蓋と茶こしを組み合わせれば急須として使うことができますよ。蓋と茶こしはステンレス製とガラス製とプラスチック製の3つの種類があり、使う茶葉や使いやすさに合わせて選べます。

美しい見た目を重視するなら、本体に合わせて蓋と茶こしもガラス製を選ぶのがおすすめです。スケルトンで中の様子がきれいに見えるので茶葉が開く様子を目で楽しむことができます。お手入れのしやすさや丈夫さを求めるなら、プラスチック製の蓋と茶こしがおすすめですよ。割れることがないので洗う時にも扱いやすく、丈夫なので食洗機で何度洗っても傷がつくことがありません。

鉄製でおすすめの急須

岩鋳-鉄瓶兼用急須 5型新アラレ(9,350円)

水が美味しくなるのでお茶も美味しい

鉄瓶として火にかけることもできる南部鉄器の急須です。鉄製の急須は直火にかけることができる鉄瓶兼用タイプと、内部にホーロー加工が施されている急須専用タイプの2種類があります。鉄瓶兼用タイプの急須は火にかけてお湯を沸かす時に、鉄が溶け出して急須の内部に水道水のカルキが吸着するので味がまろやかになりますよ。

鉄製の急須は丈夫で耐久性があるので、長く使うことができます。割れる心配がなく、口が大きいのでお手入れがしやすいです。職人技が光る細やかなデザインはどっしりとした存在感があり、インテリアとしても映える魅力がありますね。

Roji Associates(ロジアソシエイツ)-南部鉄器急須 カラーアラレ(11,000円)

ヨーロッパを魅了した南部鉄器急須

鮮やかなローズ色が美しい南部鉄器の急須です。鮮やかな色が付いている南部鉄器急須はパリをはじめ、ヨーロッパ全土でとても人気があります。南部鉄器の急須は制作工程が60あると言われていて、細部までこだわった美しい作りは世界中の人を魅了するほどです。ロジアソシエイツの南部鉄器急須はニューヨークの現代美術館NoMAにも展示されました。

内側にホーロー加工が施されている南部鉄器急須は鉄分を摂ることはできませんが、お手入れがしやすいのが利点です。初めて南部鉄器急須を使う人にはホーロー加工が施されているものが使いやすいです。ローズの他に鮮やかなブルーやパープルなどの色もありますよ。

急須のお手入れ方法

洗う時は洗剤を使わないで水洗い

最後に急須のお手入れ方法について紹介します。急須を使った後のお手入れには食器用洗剤を使わないのがおすすめです。食器用洗剤を毎回使っていると、洗剤の香りが急須についてしまうことがあります。急須はお湯や水で流せば十分に洗うことができますよ。雑菌を繁殖させないためには、急須を水洗いした後は水気が残らないようにしっかり乾燥させるようにしましょう。

茶渋を落とす時は重曹を使うのがおすすめ

急須を使い続けていると、どうしても茶渋がついてしまいます。茶渋を落とす時は重曹を使うのがおすすめですよ。重曹は研磨作用や消臭効果があるので、茶渋の除去にとても効果的です。急須に大さじ1杯位の重曹を入れてからお湯を注いで、お湯が冷めるまで放置します。お湯が冷めたらスポンジを使って茶渋を落としましょう。細かい部分は専用のブラシや綿棒を使うと茶渋を落としやすいです。

まとめ

普段淹れるお茶に適している急須を選ぼう

急須を選ぶ時のポイントは、普段よく飲んでいるお茶に適しているものを選ぶことです。上質で高価な急須を手に入れても、それが普段飲むお茶に合わないものならお茶を美味しく淹れることができません。日常的に飲むお茶に一番適している急須を選ぶのが美味しいお茶を淹れるコツですよ。もし色々な種類のお茶を飲む場合は、茶葉の種類を選ばない急須を選ぶと良いですね。今回は急須の種類と選び方について、おすすめの急須を紹介しながらお話ししました。ぜひあなたのティーライフに合う急須を手に入れて、毎日のお茶をさらに美味しく淹れましょう。

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