小さな赤ちゃんがいるご家庭では、何をするにも赤ちゃんから目が離せませんよね。特に一人で赤ちゃんのお世話をする場合、家事や自分のお風呂の時間を確保するのも難しいものです。そんなお悩みがある方におすすめしたいのがベビーバウンサー。赤ちゃんのお昼寝や落ち着かせに使えるので、ママの負担を軽減してくれますよ。今回はそんなベビーバウンサーの種類や選び方、人気商品について詳しく紹介します。子育て中の方やプレママさんは、是非この記事を参考にしてみて下さいね。
ベビーバウンサーとは?
赤ちゃんの体重でゆらゆら揺れるベビーチェア
ベビーバウンサーとは、赤ちゃんが座るベビーチェアのようなものです。とは言ってもただの椅子ではなく、赤ちゃんの体重や動きによってゆらゆらと動くゆりかごのような特徴もあり、赤ちゃんがリラックスできるような工夫がされています。リクライニング機能で完全にフラットにできれば、簡易ベッドとして使うことも可能。まだ首が座っていない新生児から、3歳頃まで使用できるものもあります。
ベビーバウンサーの必要性
ママの手が離せないときの赤ちゃんの居場所になる
ベビーバウンサーは赤ちゃんが安心して過ごせる居場所になるので、ママが家事をしたりお風呂に入るときに待っていてもらうのに役立ちます。ベビーベッドとは異なり持ち運びが便利なので、目の届く範囲に設置することができます。ママも赤ちゃんも安心して過ごすことができますよ。
心地良い揺れで赤ちゃんの昼寝や落ち着かせに使える
ベビーバウンサーは赤ちゃんの動きや手動、または電動で揺らして使います。赤ちゃんが心地良いと感じる揺れなので、眠くてぐずってしまう赤ちゃんも、スムーズにお昼寝してくれるというメリットがあります。ただし、どんな揺れ方が心地良いと感じるかは赤ちゃんによっても個人差があります。赤ちゃんの様子を見ながら、ママやパパが調整してあげて下さいね。
赤ちゃんの吐き戻しを軽減する効果も
赤ちゃんはミルクを飲んだ後にげっぷをしたり、吐き出してしまうことがありますよね。この吐き戻しと呼ばれるものは、ミルクを飲んだ後に横になることで、胃からミルクが逆流してしまうことで起こる場合がほとんどです。ミルクを飲んだ後は、ベビーバウンサーのリクライニング機能を使って、頭を少し高い状態にして寝かせてあげましょう。こうすることで、ミルクの吐き戻しが軽減されますよ。
ベビーバウンサーの種類
バウンサータイプ
軽量タイプや電動タイプなど種類が豊富
バウンサータイプとラックタイプの大きな違いは、高さの調節ができるかできないかという点にあります。バウンサータイプはほとんどが低い位置で固定されており、高さの調節はできないものが多いです。赤ちゃんが成長してからも椅子として利用したいという場合には、バウンサータイプはあまり向かないでしょう。
メリットとしては、シンプルな設計で軽量なものや電動で揺れが継続するタイプなど、種類が豊富なこと。使わないときはコンパクトに折りたたんで収納できるタイプもありますよ。家の中の様々な場所で使用したい方や、屋外でも使用したい方におすすめです。
ラックタイプ
新生児のベッドとして使うこともできる
ラックタイプのベビーバウンサーは、高さが調節できるという特徴があります。さらに最大のメリットとして、まだ首が座らない新生児のベッドとして使うことも可能です。新生児の頃はママの負担も相当なもの。少しでも負担を軽減できるのは嬉しいですね。
高さが調節できるので、椅子としても大活躍してくれますよ。離乳食が始まってもテーブルの高さに合わせることができます。大人と同じテーブルで食べられるようになっても使えるので、長い期間使用したい方におすすめです。
ベビーバウンサーの選び方
手動か電動かで選ぶ
手動タイプなら軽量で持ち運びに便利
手動タイプのベビーバウンサーの魅力は、なんと言ってもその軽さ。軽いものだと2kg程度しかないので、片手で持ち運ぶことが可能です。ベビーバウンサーの設置場所を固定せず、様々な場所で使用したい場合におすすめです。
電動タイプならママの手が離せないときも揺れが継続される
電動タイプのベビーバウンサーは、手動タイプと比較すると3倍程度の重量があるので、持ち運びには不向きかもしれません。しかし、ママが少し離れた場所にいても、揺れが継続されるというメリットがあります。お料理やお風呂など、手が離せない場合やまとまった時間が欲しいときにとても便利ですよ。
対象年齢で選ぶ
リクライニング機能が搭載されたタイプは新生児から寝かせて使える
ベビーバウンサーを選ぶ際は、リクライニングができるかどうかに注目するのがおすすめです。完全にフラットにできるベビーバウンサーであれば、首が不安定な新生児でも安心して寝かせることができます。新生児以外でも。座っているうちに寝てしまった赤ちゃんを起こすことなく、楽な姿勢で寝かせてあげられますよ。
耐荷重13kg以上なら3歳ぐらいまで長期間使える
3年〜4年の長期間で利用を考えている場合は、耐荷重に注目してみて下さい。3歳児の平均体重は13kg〜15kg程度と言われています。つまり、ベビーバウンサーの耐荷重が13kg以上あれば、3歳頃まで安心して使用できるということになります。子どもはあっという間に成長します。安全性の観点からも、耐荷重はしっかり確認しておきましょうね。
機能性で選ぶ
フラットにできるタイプならオムツ交換もできる
オムツを交換する際、ベビーバウンサーから移動させなければならないのは手間がかかりますよね。そんなときに便利なのが、リクライニングで完全にフラットにできるタイプ。赤ちゃんをわざわざ移動させる必要がなく、そのままオムツを交換することができますよ。
折りたたみ式なら収納場所を取らない
ベビーバウンサーを出したままにしておくのは、安全性や景観の観点からあまり好ましくありませんよね。ベビーバウンサーは薄く折りたたむことができるタイプもあるので、収納場所に悩んでいるご家庭におすすめです。ベッド下や隙間を活用できるので、収納スペースが少ない賃貸物件でも安心して使えますよ。
お手入れのしやすさや便利な付属機能も確認
カバーが取り外しやすく洗いやすいものを
ベビーバウンサーを使用する上で最も気になるのは衛生面だという方も多いでしょう。赤ちゃんが使うものなので、常に清潔を保ちたいですよね。お昼寝している間にも汗はかきますし、オムツ交換や食事をするときなど、ベビーバウンサーは汚れやすいもの。カバーを取り外して丸洗いすることができるタイプのものがおすすめですよ。
Bluetooth対応ならスマホで音楽やスイング機能の調整も可能
最新型のベビーバウンサーには、Bluetoothに対応したタイプのものもあります。赤ちゃんがリラックスできる音楽をスマホで再生したり、リモコン代わりにスイング機能の調整を行うことが可能です。遠隔で操作できるので、手が離せないときに便利です。ただし、思わぬ事故を防ぐためにも必ず赤ちゃんの安全を確認しながら操作することをおすすめします。
ベビーバウンサーのおすすめブランド・メーカー
ベビービョルン
人間工学に基づいた安全で高品質なベビー用品ブランド
ベビービョルンは、スウェーデンのベビー用品ブランドです。見た目はシンプルなベビーバウンサーですが、安心安全に使えるよう、様々な工夫が施されています。カバーはアレルギー性の物質を含まないことなど、厳密なテストにより安全性が保証されています。
リッチェル
赤ちゃんがご機嫌になってくれる工夫が魅力的
リッチェルのベビーバウンサーは、落ち着いた色合いでインテリアに馴染むデザインです。可愛いおもちゃも付属しています。泣いている赤ちゃんもご機嫌になってくれると人気の商品です。
New York Baby(ニューヨークベビー)
コストパフォーマンスの高さで大人気のブランド
New York Baby(ニューヨークベビー)のベビーバウンサーは、コストパフォーマンスの高さが魅力的です。持ち運びにも便利な重さで、ママの使い勝手は抜群。リクライニングが細かく調整できたりおもちゃが付属しているなど、赤ちゃんにとっても嬉しい機能がたくさん付いている商品となっています。
Aprica(アップリカ)
ベビーカーやチャイルドシートなども手がけるベビー用品ブランド
Aprica(アップリカ)のスマートスイングプラスは、電動タイプのベビーバウンサーです。ママの抱っこに近い左右の揺れを実現し、赤ちゃんが安心できる設計になっています。カバーの星柄やヘッドサポートのデザインもとても可愛らしいですよ。
カトージ
使い勝手の良さで人気のベビーバウンサー
カトージが現役ママ達とコラボして商品化した、ママコラボバウンサーは機能性の高さと低価格が魅力的です。ホコリやエアコン、虫などから赤ちゃんを守るシェードは収納することができるので実用的。お手入れの簡単さや長期間使える設計などもママ視点ならではの使いやすい一品です。
西松屋
軽量で低価格なら一番おすすめのブランド
ベビーグッズを取り扱うブランドの中で、最も身近に感じるのが西松屋ではないでしょうか。他のブランドのベビーバウンサーと比較すると、約半分の価格で購入できる手軽さが魅力です。重さも2kgと、とても軽いのが特徴。シンプルな作りですが、必要十分な機能を備えてこの価格はとてもおすすめです。
おすすめ&人気のベビーバウンサーランキング
手動タイプでおすすめのベビーバウンサー
New York Baby(ニューヨークベビー)-ベビーバウンサー(7,008円)
シンプルな機能性と価格のバランスが人気の商品
7段階のリクライニング機能が付いたベビーバウンサーです。お昼寝にも使えますし、食事用の椅子として使用することも可能。トイバーとおもちゃも付属しています。
耐荷重は15kgまでとなっているので、3歳ごろまでの使用が可能。新生児から使えるので、長期間利用したい方におすすめです。カバーやおもちゃは取り外して洗濯することもできますよ。
西松屋-ベビーバウンサーライト(3,979円)
驚きの低価格でママパパの負担を軽減
今回ご紹介する商品で最も低価格なのがこちらのベビーバウンサー。唯一5千円以下の商品となっています。安いと不安に感じる方もいるかもしれませんが、こちらは頑丈な作りになっていますよ。
魅力の一つは2kgという軽さ。家の中で移動しやすいのでとても便利です。使う期間が限られているので、バウンサーはできるだけ価格を抑えたいというご家庭におすすめです。
カトージ-ママコラボバウンサー(12,800円)
現役ママの声から生まれたベビーバウンサー
洗い替え用のマットが付属しているこちらのベビーバウンサー。メッシュタイプのシートと柔らか素材の2種類のマットを使用できます。お洗濯に便利なのはもちろん、季節によってマットを変えることができるのは嬉しいですよね。
日よけやシェードもついており、日差しやホコリ、虫などから赤ちゃんを守ってくれます。いつでも衛生的に使えるので、赤ちゃんの敏感なお肌でも安心。衛生面を重視して選びたい方に最もおすすめな商品です。
ベビービョルン-バランスソフトメッシュバウンサー(15,675円)
汗っかきの赤ちゃんでも安心して使えるメッシュタイプのバウンサー
人気のベビービョルンのバウンサー。こちらはメッシュタイプになっているので、通気性が抜群です。暑い夏は汗などによるムレで肌トラブルが心配ですよね。特に汗っかきの赤ちゃんには通気性の良いバウンサーを選んであげることが大切です。
対象年齢は1ヶ月から2歳ごろまで。耐荷重は13kgまでとなっています。カバーは洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うことができますよ。アレルギー性の物質を含まないカバーですので、アレルギーが心配なお子さんにもおすすめです。
リッチェル-バウンシングシート(6,295円)
お部屋のインテリアにも馴染む落ち着いた色合いが魅力
ベビーグッズはカラフルな色合いが多いですよね。こちらのベビーバウンサーは、アイボリーとブラウンの2色展開となっており、どちらも落ち着いた色合いが特徴です。お部屋に置いていても馴染むのが魅力です。
リクライニングは3段階で、新生児から使用することができます。赤ちゃんの動きによって自然な揺れが起こるので、ぐずっている赤ちゃんもスムーズにお昼寝モードに入ってくれます。インテリアにこだわりがあるご家庭や、初めて赤ちゃんを迎える方におすすめです。
Joie(ジョイー)-バウンサードリーマー(7,678円)
音楽や鳥のさえずりが聞けるベビーバウンサー
クマの可愛いおもちゃが付属しているこちらのバウンサー。内臓されている音楽や鳥のさえずりを赤ちゃんに聞かせてあげることができますよ。リクライニングは3段階で、生後1ヶ月から13kgまで使用することが可能。
インナークッションは洗濯機で洗うことができます。手動がメインですが、電池式で振動させることも可能です。低価格で音楽や振動などの付加機能が欲しいというご家庭におすすめの一品です。
電動タイプでおすすめのベビーバウンサー
アップリカ-スマートスウィングバウンサー(19,800円)
抱っこされているような左右の揺れで赤ちゃんも安心
電動による揺れで赤ちゃんをあやしてくれるこちらのベビーバウンサー。コードレスなので、コンセントの場所を気にせず使うことができます。折りたたむこともできるので、移動も苦になりません。
新生児から使えるのも嬉しいですよね。お昼寝のときは3段階調節が可能なフードが便利です。日差しから赤ちゃんを守り、スムーズな入眠を促します。かわいいおもちゃとヘッドサポートも付属していますよ。見た目がかわいいベビーバウンサーが欲しいという方におすすめです。
タイニーラブ-バランス&スイング(15,400円)
縦横両方に揺れるベビーバウンサー
赤ちゃんの動きによって、自然なバウンスとスイングの両方を実現します。横揺れは抱っこに近い感覚で赤ちゃんも安心。縦揺れは赤ちゃんがバランス感覚を養うのに役立ちます。
新生児から使えるベビーバウンサーです。スイングやバウンスに関しては手動ですが、バイブレーションや音楽は電池により再生可能。おもちゃがついたアームは取り外して使うこともできますよ。縦揺れと横揺れの両方を体感できるので、赤ちゃんの好みがまだ分からない場合やプレゼントにもおすすめです。
ディズニーベビー -ミニーマウスブラッシングボウズバウンサー(10,980円)
かわいいミニーちゃんに赤ちゃんもご機嫌
ディズニー好きのご家庭におすすめなのがこちらのベビーバウンサー。ヘッドクッションにはミニーちゃんの耳とリボンが描かれています。赤ちゃんが座るとお耳が付いているみたいでとてもかわいいですよ。
デザインがかわいいだけでなく、機能性にも注目したいところ。シートパッドは取り外してお洗濯可能です。また、メロディーやバイブレーションの機能が付いているので、赤ちゃんの心地良いお昼寝をサポートしてくれますよ。
4moms(フォーマムズ)-ロッカルーメッシュグレー電動バウンサー(19,250円)
スタイリッシュなデザインと通気性に優れたシートが特徴
こちらのベビーバウンサーは、通気性の良い3Dメッシュを採用しています。シートは取り外してお洗濯することも可能。汗っかきな赤ちゃんでも、夏場の使用でも安心して使用できますよ。
ロッカルーの揺れ方は、他のベビーバウンサーとは大きく異なります。通常のブランコのような揺れではなく、木馬に乗ったような動きです。新しい動きで、赤ちゃんの脳の成長を促す効果がありますよ。スマートフォンを接続すれば、赤ちゃんのお気に入りの音楽を再生することも可能。機能性を重視する方におすすめです。
Bluetooth対応でおすすめのベビーバウンサー
4moms(フォーマムズ)-ママルー電動バウンサー(30,800円)
ママパパの動きを忠実に再現したベビーバウンサー
ママルーは、揺れ方が5種類も搭載されたバウンサーです。数百人のママやパパが赤ちゃんをあやすときの動きを研究し、忠実に再現された商品となっています。また、赤ちゃんが聞き慣れている体内の音も内蔵されており、赤ちゃんに安らぎを与えてくれます。
シートは取り外して丸洗いすることができるので、衛生面も安心。別売りのインサートを使用すれば、新生児から安心して使用することができますよ。Bluetooth対応なので、スマートフォンで揺れの動きを調節したり、音楽を流したりすることも可能です。手が離せないときでも赤ちゃんに安心してお昼寝してもらいたい場合におすすめです。
フィッシャープライス-ベビーバウンサー(39,980円)
スイングスピードや音楽を遠隔操作できるバウンサー
フィッシャープライスのベビーバウンサーは、前後左右に揺れるタイプです。自然な揺れで赤ちゃんは遊んだりお昼寝したり機嫌良く過ごしてくれますよ。シートは取り外すと手動のロッキングシートとしてコンパクトに使うことも可能です。
スマートフォンやタブレットによる遠隔操作が可能。スイングのスピードや音楽などを操作することができるので、家事をしている最中でもサッと赤ちゃんに対応できますよ。家での作業時間が長い方におすすめです。
まとめ
丸洗いできてコンパクトに収納できるバウンサーがおすすめ
ベビーバウンサーを選ぶ上でこだわりたいポイントは、衛生面とコンパクトさ。赤ちゃんが使うものなので、清潔な状態を保つことができるものを選ぶようにしましょう。また、赤ちゃんの成長に伴って必要な物は増えていきます。できるだけお部屋のスペースを圧迫しないよう、コンパクトに折りたためて収納しやすいものを選ぶことが長く使うポイントになります。今回はベビーバウンサーについて、人気のブランド名を挙げながら詳しくご紹介しました。ママとパパの負担を軽減できる、赤ちゃんお気に入りのベビーバウンサーを見つけて下さいね。