一日の疲れを癒し明日への英気を養うのは質の良い睡眠です。ベッドやマットレスを吟味し「これで大丈夫、安眠できる」と思ったあなた、ちょっと待ってください。何か忘れているものはありませんか?そう「枕」。人は寝ているときに体重の約8%もの負荷が頭にかかっているのです。これだけの体重が頭から首にかかったら、朝は痛みと疲労で大変なことになりかねません。そこで頭をしっかりとサポートして安眠を約束してくれる「枕」の選択が、良質な睡眠にとって重要な条件となります。そこで、そもそも理想的な枕とはどんなものか、どんな種類があるのか。選ぶときのチェックポイントや人気のブランド、おすすめの枕までご紹介します!
睡眠時の枕の役割
枕は頭を支える寝具としての役割を果たす
枕は頭を載せる道具ではなく、後頭部から首筋まで、頭全体を支えるための寝具です。男女問わず、体型や頭の形、大きさは様々。また支えるだけでなく快眠の助けをする役割も担っています。
寝ている時の姿勢は直立時の姿勢が理想
枕は寝る時の正しい姿勢を保つ役割も担っています。人間が一番肩と腰に負担がかからない寝る体勢というのは、直立した姿勢をそのまま倒した状態です。人間は、まっすぐに立った時は背骨がS字型にカーブしています。寝ているときも、背骨がベッドやマットレスに対してS字にカーブしていることが正しい姿勢の目安になります。
しかし実際に寝た際にはマットレスと首の間にスペースができてしまうのです。このスペースを埋めて正しい姿勢を保つのが枕の役割です。肩こりや首コリ、また背中のこりを感じている人は恐らくこの姿勢に問題があり、同時に支える枕にも問題があると考えられます。
睡眠と枕の関連性
睡眠と枕に不満足な人が大多数
インターネットワイヤード社の枕と睡眠に関するアンケート調査によると、回答者の約半数が睡眠に不満足であり、枕にも満足していないという結果がわかりました。つまり、普段よく眠れないし枕も合わないものを使い続けているということです。普段、皆さんが使っている枕はどうでしょうか?不満足だけどとりあえず使っているという方も多いのではないでしょうか。
枕の改善で睡眠は改善されるのか?
枕により睡眠改善の科学的実証も
家具メーカーの西川リビングと化学メーカーのオムロンの枕に関する調査では、「枕の改善により睡眠が改善された」というレポートがあります。まくらが合わない・起床時に肩こりや頭痛があるという方を対象に、普段使っている枕からオーダーメイドの枕(自分に合った枕)に替え、変化を見た調査です。この調査の結果、対象者の眠りの満足度が20%アップし、また肩こり首こりが半減したようです。このことから、オーダーメイドとまではいかなくても、自分に合った枕を使うことで、十分に睡眠の質が改善するということがわかります。もし枕に少しでも不満を持っており、睡眠不足の場合は、まず自分に合った枕とはどのようなものかを理解し、枕を買い替える検討をしてみるのがおすすめです。
身体に合った枕の正しい選び方
枕を高さで選ぶ
枕に頭をのせたときに背骨がカーブする状態
枕を選ぶ際に気を付けたいのが、背中から首に続いている背骨の状態です。体に合った枕であれば、頭を枕にのせた時に背骨が緩やかなカーブを描く状態になります。また、枕を自分の体格・体型・性別に合わせた高さにすることが重要です。平均的な高さは3〜4㎝、細身の方は2.5cm〜3cm、体格のいい方は4〜5cmが目安と言われています。また性別で見ると女性の平均は3cm、男性の平均が5cmが目安です。
枕の高さはマットレスの沈み込みも考慮する
また、枕を選ぶ際はマットレスやベッドの柔らかさを考慮する必要があります。特に柔らかい場合は沈み込みが起きるので、自分の体重が重ければ重い程沈み込み、寝る姿勢が崩れてしまいます。例えば、ニトリのNスリープや低反発系のベッドはマットレスがかなり柔らかい為、この沈み込みが起きてしまいます。その為、高さを計算する際には1-2cm余分に見ておくのがおすすめです。
枕が合っているか顎の高さで確認
新しい枕を買う前に、今の枕が自分に合っているのか、合っていない場合はどのくらいの高さの枕を買う必要があるのか、確認することをおすすめします。確認する方法としては、寝ている人を横から見ると分かりやすいです。寝ている人を横から見て、鼻と顎を繋ぐ線が約5度の角度で保たれている状態が理想とされています。この角度が崩れてしまうと、首に負担がかかり、首こりや肩こりの原因になってしまいます。
顎が出すぎていると枕が高すぎる可能性があり、また逆に顎が引っ込みすぎていると枕が低すぎる可能性があります。枕が高すぎると、首が圧迫され動く範囲が制限されるので肩こりの原因に。枕が低すぎると、頭が自分の心臓よりも低い位置にあるということになり、頭に血が溜まってしまい、顔がむくんでしまう傾向にあります。女性にとっては何としても避けたい事態ですよね。
今の枕があっているか、ベッドに横たわりまず確認することが大事ですね。
枕を大きさで選ぶ(体格により最適な大きさは異なる)
体格で選ぶ枕全体の大きさ
高さの次は枕の大きさ(面積)でも選ぶのが重要です。枕のサイズははある程度の大きさがないと寝返りができなかったり、首が緊張したりして、最悪の場合は枕から落ちてしまうことも。枕から落ちると自分の正しい姿勢が保てなくなり、これも肩こりや首コリの原因になってしまいます。枕の大きさは横幅が50〜60cm程度で頭の2.5個分くらいが理想とされています。
枕を素材と機能性で選ぶ
枕の反発力を重視する
(↑高反発枕の場合、表面が硬い&跳ね返りが大きく沈み込みが少ない)
枕の反発力は寝返りを打つ際に首の筋肉にかかる負担に大きく影響します。その反発力を決めるのが枕の中に使われている素材。低反発ウレタン枕は柔らかく頭を包み込み、高反発枕はしっかりと首を支え、パイプ枕はパイプの大きさや太さで硬さが変わります。それぞれの素材ごとの特徴を考えて選びましょう。
低反発枕は、反発力を抑えた素材を使っていることから、頭を柔らかく包み込んでくれます。柔らかいので首や肩に負担がかかりにくいという特徴があり、寝返りを打った時に目がさめるといったことが無くなります。こうした負担を減らせることから肩こりや首こりに悩む方にはおすすめです。
高反発枕は、手で枕の表面を押しても中々沈まない強い反発力を持つ枕です。跳ね返りが強いため、頭を動かしやすいという特徴があります。朝起きたときに首や肩が痛いのは、寝ている間にリンパの流れが滞っていた証拠。目覚めの悪い方には、寝返りを促し血行を良くする高反発枕をおすすめします。
市販枕ではどうしても朝起きた時に肩がこる、首が痛いといった症状が治らない。そんな方にとって最後の選択がオーダーメイドの枕。専門のスタッフがあなたにぴったりのサイズを選んでくれます。また枕の使用環境によってフィット感が変わってくることから、多くのブランドではアフターサービスによるサポート体制が整っています。
いびき防止などの機能を備えた枕も
近年、肩こりや首こり・いびき防止など機能性に特化した枕が開発されてきています。これらの症状に悩む方にとっては「横向き寝専用枕」「いびき防止専用枕」といった機能性枕の選択肢も広がっています。定の症状や悩みに特化したのが機能性枕です。肩こりやいびきで悩んでいる肩には、うつぶせ寝や横向き寝専用の枕がおすすめ。妊婦さんの寝心地を改善する抱き枕から、最近は花粉症対策の枕といったものまであります。
枕の人気ブランド・メーカー
テンピュール
NASA公式認定を受けた伝統のブランド
NASAがロケット打ち上げ時に宇宙飛行士が受ける重力を緩和するために開発した素材を使っています。素材の特許技術はテンピュール社の一部の科学者のみが知り、社外施設では絶対に製造されていいません。
枕顧客満足度第1位の実績も
2014年から15年にかけて、デンマークを拠点とする調査会社が全世界の約37,000人、日本市場においては2,932人を対象に社名を伏せて調査をした結果、顧客満足度第1位となっています。
東京西川
良い睡眠を実現してきた長い歴史
平安時代からその時代ごとに取り扱う商品は変わりつつも、「伝統とは革新の連続」と捉え快適な生活を届けたいという思いを「より良い睡眠」を通して実現してきた歴史があります。
アスリートに人気の「エアー」枕
数ある西川のブランドの一つ「エアー」は、三次元の立体構造により圧力を分散させる特殊な構造しています。これがアスリートたちを夢中にさせる人気の秘密です。
シモンズ
羽毛のような柔らかさ
ふんわりとした羽毛のような柔らかさを実現した「ディープスリープ」。特殊な中空構造のポリエステル中綿素材を使用し、充填材の量を変えることで2種類のカーブ、3種類の高さの中から選択することができます。
シモンズの枕にはマットレスのような安定性も
マットレスに使用しているポケットコイルを枕に応用した「ポケットコイルビューティレストピロー」。ソフトな弾力性がどんな姿勢にもフィットし通気性にも優れ内部の熱放出により快適な睡眠を約束してくれます。
エアウィーヴ
快眠素材「エアファイバー」
三次元構造体の素材が荷重を均等に分散して支えます。エアファイバーの特徴は「復元性が高い」こと。三次元状に絡み合った素材が圧力を均等に分散します。
シートコアで高さ調整が可能な枕も
枕の内部にはシート状になったエアファイバー(シートコア)が複数枚充填されています。このシートコアを抜き差しすることで、寝心地を試しながら枕の高さを調整することができます。
ムーンムーン
横向き寝専用枕「YOKONE」
イビキをかく人、ストレートネック、肩こりに悩む人に、人間工学に基づいた技術で開発された横向き寝専用の枕です。素材は荷重を効率的に分散できると言われているリッラックスウレタンを使用しています。
枕は高さ調整シート内臓で購入後も安心
厚みの異なる板2枚を内臓し、性別や体格の違いによる高さ調整が行えるようになっています。調整シートは厚みが1cmと2cmの2枚がありシートなしの3cmから2枚使用の9cmまで調整することができます。
海外ブランドでおすすめの枕
テンピュール-オリジナルネックピロー(L)-13,500円
ネックピローのスタンダードデザイン。頭部から首筋にフィットする独特の波型フォルムは、頭部を首筋から包み込むようにサポートし、理想的な安眠スタイルを生み出します。
仰向けや横向き寝になっても背骨がまっすぐになることで、体の自然な曲線を維持し不快感を軽減。睡眠中の筋肉をリラックスさせることができ、肩こりに悩む方などにおすすめです。
テンピュール-ミレニアムネックピロー(L)-15,300円
より理想的な姿勢を追求し、凹型の立体的なデザインが仰向けで寝たときのフィット感を高めます。両サイドの厚みを増すことで、首筋のずれを軽減しより安定した寝姿勢をキープするよう配慮されています。
特にいびきをかく方や不快感をなんとかしたいと願う方向きといえます。わずかに前方に傾いたデザインは横向きや仰向きで寝ているときのサポート感を向上させています。
マニフレックス-ピローDMグランデ-20,000円
片面を次世代高反発フォーム「エリオセルMF」、反対側を熱が伝わりにくい「マニジェルフォーム」と呼ぶ素材で作られています。さらに500を超えるエアホールを穿つことでクール&ドライ性能をさらに向上させています。
寝返りを打った時など睡眠中の頚椎の動きを忠実に追随する性能を有し、硬すぎず柔らかすぎない高反発性が魅力。温度変化による反発力の変化を抑えた素材は、使う方の住環境を選びません。
マニフレックス-エア・トスカーナ−17,076円
枕の芯材にエアホールを設けず、突起を配列した「エアアベニュー」と呼ぶ素材を採用しました。通気性と同時にやや硬めの寝心地を実現し、しっかりと支えられる感覚を好む方に最適です。
「エアアベニュー」は中央部に168個の突起を並べ、空気の通りを良くすることで爽やかさを実現しています。枕の前後で高さが1cm違うことから、時には逆に使うことで寝苦しい夜を快適に眠れる場合もあります。
シモンズ-DEEP SREEP(ロー)-15,000円
羽毛タッチの柔らかい枕です。中身は中空構造のポリエステル素材が使用されおり、首や肩の高さに合わせて、2種類のカーブと3種類の充填量が用意されています。
素材の充填量の違いによって大きさが変わります。首の高さは7cmと5cmと平均的な体格に合うよう配慮された高さです。綿ぼこりが出にくいことから、アレルギー体質の方にも安心して使うことができます。
アスリートにおすすめの枕
エアウィーヴ-エアウィーヴピローSーLINE-19,800円
テニスプレーヤーなど多くのアスリートが愛用する人気ブランドです。内部のエアファイバーはリングコアと呼ばれる筒状のシートの中に、シートコアを2枚装填。シートコアを抜き差しすることで高さ調整ができます。
もう一つの特徴は洗えること。夏に汗をかいても清潔感が保てます。高反発で沈み込まないことで寝返りがしやすく、肩こりの方には特に効果を発揮します。
ロフテー-ロフテー快眠枕(エラスティックパイプ3号)-23,000円
5つの硬さや高さの違うユニットを組み合わせることで、中身の偏りが少なく理想の高さをキープしています。フィギュアスケート選手が愛用していることで知られている枕です。
それぞれのユニットの素材量を自由に変えて、最も自分に合った高さや使い心地を追求することができます。柔らかい部分は羽毛を中間部分は「エラスティックパイプ」を、硬い部分は剛炭パイプを使用しています。
東京西川-エアー4D-18,000円
表層のウレタンは格子状に編み込まれ圧力分散と通気性の両方を兼ね備えた構造になっています。表面積を減らすことでムレ感を抑え、中間層にはゲルをサンドして、内部の温度上昇を抑え爽やかな寝心地を実現しています。
首・後頭部・両サイドの高さをウレタンシートで調整できるようにし、全体の高さも高さ調整用ウレタンシートの抜き差しで、最大3cmまで1cm単位で増減が可能です。
ロウダン-ブルーブラッド-6,980円(税込)
柔軟性と復元性という真逆の特徴をジェルとスーパーソフトウレタンを合わせたハイブリッド素材で実現。世界的なバレーダンサーが使っていることで有名な枕です。
頭や首を安定させいびき防止や肩こり対策に効果のある「レギュラータイプ」と、柔らかく包み込んでくれるホールド性を重視した「ソフトタイプ」があります。
機能性でおすすめの枕
篠原化学-DECA PILLOW-6,480円
PILOX’Sブランドで販売されている。スマッシュホームと呼ばれる粉砕されたウレタン素材をジェルを充填したプレートなど複数の板で挟み込んだ5層構造をしています。
寝返り行動を行うに十分な幅(頭約3個分)を持たせたデッカイ枕。肩までサポートできる大きさが、ぴったりとフィットすることで頭圧分散を効率的に促してくれます。
ムーンムーン-YOKONE2-18,000円
気道を確保し呼吸がしやすくなる横向き寝に着目した「横向き寝専用まくら」。素材は頭の荷重を効率よく分散させる「リラックスウレタン」を使用しています。
いびきや肩こりなどで悩んでいる方や横向きで寝ると楽な妊婦さんなどにおすすめ。中央部分にあるクボミが頭にぴったりと収まります。内臓のシートを抜き差しすることで9cmから12cmまで高さ調整が可能です。
ディーブレス-MARIOTTE-15,000円
熟睡を追求する8人のプロが作り上げたブランド「マリオット」の枕。「高さ」と「寝返り」、快適な使用感と耐久性を備えた素材、これらをまとめあげる熱加工のプロ、全てのプロの技術が結晶した枕です。
寝返りに対応できるワイドサイズなど快適さを意識した形状。肌に触れる素材には丁寧な縫製の日本製を使用するこだわり。内部は2種類の素材を上下に配置。下層部の素材は取り出すことで高さ調節の役目をしています。
シーリー-アナトミック-19,800円
天然ラテックス(ゴムの木から採取する樹液)と合成ラテックスをブレンドしたシーリー独自のラテックス素材を使用。しっかりとした反発力と柔軟性を兼ね備えています。
全体に大小さまざまな大きさの空気孔を空け、反発力のコントロールと包み込むような寝心地を実現しています。さらに通気性と透湿性を備え、首から肩にかけてフィット感をサポートするフォルムが快適な眠りに誘います。
オーダーメイドでおすすめの枕
タナカふとんサービス-じぶんまくら頂-50,000円
体格に合わせた理想の枕を追求すると行き着くのがオーダーメイド枕。「じぶんまくら」は、18箇所の調整ポケット、3種類の肩口形状、2種類の表生地を選択することで理想の枕を実現します。
オーダーメイド枕づくりで最も重要なことは計測精度。専用の計測機器や方法を駆使してフィッティングが行われます。さらに、専属工場において職人が全てを手作業で仕上げています。
ピロースタンド(東京西川)-プレミアム-15,800円
「ピロースタンド」は東京西川のオーダメイド枕ブランド。中身の素材はレギュラー素材6種類とプレミアム素材3種類の中から、実際の感触を試しながら選択できます。
枕の高さの測定から完成まで約30分。まずは触った感触で素材を選択。続いて高さの目安から素材を詰めていきます。最後に実際に使用して試しながら、再度高さ調節を行って完成です。
山田朱織枕研究所-整形外科枕(標準サイズ)-28,000円
見た目は普通の枕でサイズがワイドと標準の2種類のみ。ところがその内部は多層構造になっていて、なんと5mm単位で高さ調整ができるのです。たった5mmですがこれで睡眠の質が変わってくるのだそうです。
整形外科の臨床現場での経験と知識がこの枕には詰まっています。自宅の寝具類など環境の違いによって、枕が合わない場合もありメンテナンスを行うことが最も重要だと考え、会員制になっているそうです。
大和屋ふとん-オーダーまくら(レギュラー)-25,000円
内部は8つのポケットに別れ、それぞれに詰める素材量を変えて高さ調整を行います。素材は硬さの違うパイプから綿状のもの、さらには天然ヒノキのつぶまで10種類が用意されています。
枕を作るときは、専門の「まくらアドバイザー」が首の太さ、肩とのバランスなどを計測し、後頭部の形をトレースしてその人だけの枕を作り上げてゆきます。なんと購入後は永久無料メンテナンスが付いています。
まとめ
枕と一口にいってもあまりに多種多様で選ぶのに困ってしまいますね。合わない枕で寝ると首が凝ってしまったり、肩こりがひどくなったりと色々な症状が出てきます。選ぶときの注意点は高さ・素材・構造の3つ。自分の体格を実測してくれる売り場もあるので、可能であれば実際に試してから購入しましょう。自分に合った枕に出会えば翌日の目覚めに驚くかもしれません。まずは、実績のあるブランドから選んでみることをおすすめします。