アウトドアやキャンプでの必需品の1つでもあるランタン。手軽に使えるLEDランタンやガスランタンもありますが、最近はソロキャンプがブームを呼んでいることもあって、オイルランタンの愛好家が増えています。少しずつ表情を変えながら、静かに燃えるオイルランタンの炎に癒される人が多いからでしょう。そこで、今回はオイルランタンの種類や選び方について詳しく説明します。おすすめの人気オイルランタンも紹介するので、オイルランタンの購入を検討している方は参考にしてみて下さいね。
オイルランタンの特徴
雨風の中でも灯りをともし続ける耐久性がある
オイルランタンの燃料は灯油や専用オイルですが、100年以上も前から軍用や船舶用として長く利用されてきました。オイルランタンは、ホヤの中に外気が入らないような構造になっていて、強い風や雨の中でも長時間にわたって炎が消えずに灯りをともし続けることができるからです。その上ボディも頑丈にできていて、簡単に壊れないのもオイルランタンの大きな特徴ですね。
アンティークなデザインで室内インテリアにも
オイルランタンはキャンプなどのアウトドアだけでなく、室内の照明として利用することもできます。明かりを消して暗くした部屋の中で、ゆらゆらと静かに燃えるオイルランタンの炎を眺めているだけで、不思議と穏やかな気持ちに。また、アンティークで味わいのあるデザインのオイルランタンは、インテリアとしても部屋をお洒落な雰囲気に演出してくれますよ。
オイルランタンの種類
加圧式
点火するまでの準備作業も醍醐味の1つ
オイルランタンは点火方法によって加圧式と非加圧式の2つの種類があります。最初に紹介する加圧式は、点火する前に燃料をポンピングしてガス化する作業などがあるので取り扱いが難しいと言われています。しかし、点火前のひと手間がオイルランタンを楽しむ上での醍醐味の1つでもあるのです。
加圧式オイルランタンは、ポンピングによって燃料タンクの空気を圧縮し、ガス化した燃料を合成繊維のマントルに引火させて灯りとして使う仕組みになっています。新しいマントルは空焼きをしておいて、燃料が気化しやすくするために燃焼室を暖めるプレヒート(予熱)が終わったら、いよいよ点火です。手間を掛けた分だけ、点火した瞬間の感激もひとしお。加圧式オイルランタンは点火前の作業が必要なので、オイルランタンを使った経験のある方におすすめです。
非加圧式
簡単に点火できるので初心者におすすめ
非加圧式のオイルランタンは加圧式よりも単純な構造で、極端に言えば、燃料タンクと芯があれば炎を燃やし続けることができます。また、加圧式のように点火前の準備作業をしなくてよいので、燃料を注油するだけでスムーズに着火できます。しかし、新しい芯を使う場合には、30分程度待ってから点火するようにしましょう。芯に燃料が浸透するまで時間がかかるからです。
非加圧式オイルランタンは、加圧式に比べて取り扱いや手入れが簡単なので初心者におすすめです。ただし、芯の出し過ぎには注意しましょう。芯を出し過ぎるとススが出やすくなってホヤが汚れてしまうからです。芯は1~2mmだけ出すようにして、炎も2~3cmの高さに調整するようにしましょう。
オイルランタンの選び方
明るさで選ぶ
明るさはランタンのサイズや芯の幅で決まる
オレンジの炎が心地よく揺らめく非加圧式オイルランタンの灯りは、芯の幅の広さが広くなるほど明るくなります。芯の幅が広くなることによって、吸い上げる燃料の量も多くなるからです。芯の幅は2分芯(6mm)から7分芯(21mm)まであり、2分芯は4Wの豆電球相当、7分芯は15Wの読書灯ほどの明るさ。芯の幅に比例してオイルランタンのサイズも大きくなるので、使う場面に合った明るさとサイズのランタンを選んで下さいね。
明るさ重視なら加圧式がおすすめ
アウトドアキャンプのメインライトには、テント周り全体を照らすことのできる200W以上の明るさが必要だと言われています。加圧式オイルランタンは200W以上の明るさの物が多いので、キャンプのメインランタンとして最適です。非加圧式の7分芯の20倍以上の400Wの明るさのオイルランタンもありますよ。加圧式オイルランタンのマントルは電球のフィラメントに当たるもので、マントルの大きさや形状によって明るさが異なります。筒状の形をしたマントルは球状のものの2倍以上の明るさです。マントルが2つあるツーマントルランタンは190W相当の明るさですが、表示ワット数以上に明るく感じるのも魅力ですね。
燃焼時間で選ぶ
燃焼時間はタンクの容量によって異なる
加圧式オイルランタンの燃焼時間は非加圧式に比べて短くなっています。加圧式はポンピングによって灯油などをガス化して燃焼させるので、余分に燃料を消費するからです。また、加圧式と非加圧式のどちらもタンクの容量に燃焼時間が比例しているものがほとんどです。タンクの容量に加えて燃料時間に関係あるものと言えば、明るさに影響を与えるもの。つまり、加圧式ではマントルの大きさや形状などで、非加圧式では芯の幅ということになりますね。
燃焼時間重視なら非加圧式がおすすめ
具体的な燃焼時間を見てみると、加圧式オイルランタンはタンクの容量が1,000mlで約6~8時間、380mlだと約4時間です。一方、非加圧式では、340mlで約20時間、500mlで約24時間、930mlで約25時間となっているので、2、3泊のキャンプでも大丈夫ですね。したがって、燃焼時間では非加圧式オイルランタンに軍配が上がります。ただし、加圧式と非加圧式では用途が異なるので、できればキャンプなどではどちらも用意しておくとよいですね。例えば、加圧式はメインランタンにして、非加圧式は食事などの時にテーブルに置いておき、揺れる炎を見て楽しむというようにすると良いでしょう。
燃料の種類で選ぶ
灯油はコスパが高いのがポイント
オイルランタンの燃料には灯油とパラフィンオイルがあります。最初に紹介する灯油は、一般家庭で石油ストーブの燃料として使われているものと同じです。アルコールやガソリンに比べて引火点が40度と高いので安心して使えますよ。灯油の臭いやススがそれほど気にならなければ、ガソリンスタンドなどで1L100円以下程度の安価で購入できて、財布に優しいのは大きなメリットですね。
臭いやススが気になるならパラフィンオイルがおすすめ
灯油の石油臭さやススが気になるという方にはパラフィンオイルがおすすめです。ろうそくのロウ(パラフィン)を液状にした燃料で、ススが出にくく、臭いもほとんど気になりません。引火点も95度と灯油よりも高く気化しにくい特徴があるので、取り扱いに慣れていない方でも安全に使うことができますよ。価格は1Lが1,500円~2,000円で灯油に比べると高くなりますが、使いやすさと安心感が大きな魅力ですね。
オイルランタンのおすすめブランド・メーカー
FEUER HAND(フュアーハンド)
デザインを100年以上変えていないドイツのメーカー
ドイツのフュアーハンド社の非加圧式オイルランタンは、フュアーハンドランタンと呼ばれています。フュアーハンド社のオイルランタンの商標なのですが、ハリケーンランタンの別名だと思っている方もいるようですね。100年前と変わらないアンティークなデザインと、シンプルでありながら精緻な構造は、今もなお多くの愛好家の心を捉えて離しません。
DIETZ(デイツ)
優れた耐久性で有名なアメリカの老舗メーカー
ハリケーンランタンの元祖として有名なアメリカのデイツ。スタイリッシュなフォルムと多彩なカラーバリエーションの中からどのハリケーンランタンを選べばいいのか迷ってしまうほど豊富な種類が取り揃えてあります。ランタンのサイズによって明るさと燃焼時間が異なっていて、用途に合ったものを選びやすくなっています。デイツのランタン独特の、かすかに揺れながら真直ぐに上に伸びる炎の色と形の美しさに心を癒される方も多いことでしょう。
ペトロマックス
加圧式灯油ランタンを開発したドイツの老舗メーカー
ドイツのペトロマックス社は加圧式オイルランタンの草分けで、創業以来100年以上たった今日までほとんど商品の形を変えていません。ドイツらしい緻密で頑丈な作りはさすがと言う他ありません。代表作のペトロマックスHK500は加圧式オイルランタンの代名詞的存在で、レトロな雰囲気と機能的な美しさが世界中のキャンパーから愛されています。
STAGAR(スタガー)
幻想的でアンティーク感が漂うオイルランプで有名
スタガー社のオイルランプはガラスに真鍮の装飾を施してあって、オイル容器がガラスでできているのでオイル残量を確認できるのが特徴です。ガラスの曲線美に真鍮の輝きが調和したアンティークなオイルランプは、キャンプサイトを幻想的な雰囲気で優しい灯りで包んでくれるでしょう。メジャーではありませんが、ボーランドが生んだ最高傑作のランタンと言っていいでしょう。
おすすめ&人気のオイルランタンランキング
明るさでおすすめのオイルランタン
Petromax (ペトロマックス) -ペトロマックス HK500 brass ブラス (41,800円)
世界で最も有名な加圧式オイルランタンは最強の明るさ
約400W相当の明るさがあり、キャンプのメインランタンとして十分過ぎるほどの役割を発揮してくれます。燃料は灯油で、タンク容量が1Lで燃焼時間は約8時間とメインランタンとしては長時間使用できます。加圧式なので点火前の準備作業が必要ですが、マントルの空焼きやプレヒート、ポンピングなどの工程もキャンプのムードを高める上で重要な儀式の1つですね。
約17cm×40cmとやや大きめですが、100年以上経った現在までほとんどモデルチェンジされず、レトロな雰囲気を今に引き継いでいます。強さと優しさを兼ねた炎に癒される人も多く、キャンパーならずとも愛好家なら、是非一度は手にしてみたいランタンですね。点火前の作業があるので、オイルランタンの取り扱いに慣れている方におすすめです。
COLEMAN(コールマン)- ケロシン 灯油ランタン 12022-L 639C (12,990円)
明るさと燃費の良さを兼ね備えた加圧式オイルランタン
キャンプサイトのメインランタンとして必要と言われている200W相当の明るさがあるオイルランタンです。タンク容量は950mlで燃焼時間が最大で9時間、LOWに設定すると約12時間持続するので燃費も良く、財布に優しいランタンですね。約19×40cmで少し大きめですが、丸いボディがどことなく愛嬌があって可愛らしく、親しみやすい感じがするのも魅力。
予熱バーナーがなくアルコールによる予熱だけとなっていて、プレヒートの際にポンピングする必要がないのでとても楽ですよ。構造もアメリカの製品らしくシンプルにできていて、壊れにくくなっています。使いやすい加圧式オイルランタンを探している方におすすめです。
シーアンカー-加圧式石油ランタン 500CP灯油№950(5,998円)
明るさとコストパフォーマンスに優れた加圧式ランタン
約400W相当とトップレベルの明るさを誇る中国製オイルランタンです。灯油以外の燃料は使えないので注意しましょう。17×41cmと大きめですが、加圧式ランタンとしてはほぼ標準サイズです。タンク容量は1Lで、燃焼時間は12時間以上と超低燃費ですよ。
東南アジアの屋台では、20年位前の物を部品交換しながら使っていることもあるというほどタフなランタンです。取り扱いが容易なので、加圧式が初めての方でもスムーズに使うことができます。予算を抑えて加圧式ランタンを購入したい方におすすめのオイルランタンですが、性能はかなりの高さですよ。
DIETZ (デイツ)- デイツ90(12,800円)
ハリケーンランタンでは明るさもボディもトップクラス
アメリカ製の非加圧式ランタンで、7分芯(21mm)を使用しているので15W相当の明るさです。読書ができるほどの明るさは、テーブルランタンに最適ですね。タンク容量は930mlで約25時間の長時間燃焼が可能です。やはりハリケーンランタンは加圧式に比べて2倍以上の燃焼時間の長さですね。
約20.5cm×約35cmのサイズは加圧式ランタンと並べても引けを取らない大きさです。細長い茄子のような形をしたホヤからは、同じボディサイズの他社のランタンより大きく美しい炎が作り出されるのが特徴です。頑丈な作りに仕上げてあり、扱い易いので、初めてオイルランタンを購入する方におすすめです。
FEUERHAND(フュアーハンド)-フュアーハンドランタン 276 ジンク 12562 (10,800円)
フュアーハンドランタンの称号を持つ非加圧式ランタン
4分芯(12mm)から立ち上がる炎の明るさは5W相当ですが、明るさもさることながら、フュアーハンド独特の優しい炎の美しさに魅了される人が多いのが特徴です。タンク容量が340mlで20時間以上の燃焼時間があるのも魅力ですね。サイズは15cm×25cmとコンパクトで持ち運びにも便利ですが、燃料漏れ防止のため灯油を抜いておくのを忘れないようにしましょう。
凛としたたたずまいのフュアーハンドランタン。100年以上の長きにわたって、世界中の愛好家から愛され続け、称号と言ってもよいオリジナルブランドを得ているオイルランタンは他に類を見ません。飽きの来ないデザインで取り扱いも簡単なので、初心者の方におすすめのオイルランタンです。
明るさでおすすめのオイルランタンの比較表
商品画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
ブランド | Petromax (ペトロマックス) | COLEMAN (コールマン) | シーアンカー | DIETZ (デイツ) | FEUERHAND (フュアーハンド) |
商品名 | ペトロマックス HK500 brass ブラス | ケロシン 灯油ランタン 12022-L 639C | 加圧式石油ランタン 500CP灯油№950 | デイツ90 | フュアーハンドランタン 276 ジンク 12562 |
価格 | 41,800円 | 12,990円 | 5,998円 | 12,800円 | 10,800円 |
特徴 | 世界で最も有名な加圧式オイルランタンは最強の明るさ | 明るさと燃費の良さを兼ね備えた加圧式オイルランタン | 明るさとコストパフォーマンスに優れた加圧式ランタン | ハリケーンランタンでは明るさもボディもトップクラス | フュアーハンドランタンの称号を持つ非加圧式ランタン |
サイズ | 幅17×奥行17×高さ40cm | 幅19.1×奥行19.1×高さ39.9cm | 幅17×奥行17×高さ41cm | 幅20.4×奥行19.5×高さ38cm | 幅15×奥行15×高さ26cm |
タンク容量 | 1000ml | 1000ml | 1000ml | 930ml | 340ml |
燃料時間でおすすめのオイルランタン
DIETZ (デイツ)- デイツ30 (11,800円)
デイツのミディアムサイズは長時間燃焼が可能
5分芯(15mm)を採用し、8W相当の明るさがあるハリケーンランタンです。約17.5cm×約30.5cmのボディは、デイツシリーズの中では大き過ぎず小さ過ぎずのミディアムサイズ。タンク容量は500mlで燃焼時間が24時間の長さなので、2泊以上のキャンプでも注ぎ足し用の灯油を持参しなくても大丈夫ですね。
丸みを帯びたデザインや、レトロな雰囲気の中にも新しさを感じさせる雰囲気も人気の理由の1つです。燃焼時間が長くて、取り扱いも簡単なので、災害時の照明としても最適ですね。キャンプのメインランタンとテーブルランタンのどちらでも使えるハリケーンランタンを購入したい方におすすめです。
FEUERHAND(フュアーハンド)-ベイビースペシャル 276 (11,800円)
ノスタルジックな雰囲気の夜を演出するオイルランタン
ドイツの灯油ランタンオリジナルブランド・フュアーハンドの製品です。4分芯(12mm)で5W相当の明るさはテーブルランタンに最適ですね。タンク容量は340mlで約20時間の燃焼時間なので、1回の注油しておけば2泊のキャンプでも大丈夫。
高さが約26cmなので、4分芯のオイルランタンとしてはやや大きめのサイズです。横風に強いのが特徴で、キャンプで風の強い日でも炎が消える心配がありません。暖かみのある炎を眺めながら、ホッとする一時が過ごせますよ。お洒落なオイルランタンを安価で購入したい方におすすめです。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)- CS オイルランタン 大 ブロンズ UK-507 (10,980円)
ほのかな灯りに映し出されるブロンズ色のシルエット
サイズは大・中・小の3種類がありますが、タンク容量が300mlで燃焼時間が約20時間と最も長い大を選びました。芯幅が4分芯(12mm)なので、キャンプサイトでゆっくりと寛ぐにはちょうどいい5W相当の明るさです。ランタンの灯りに映えるブロンズのボディが、サイトのムードをぐっと盛り上げてくれますよ。
キャプテンスタッグは日本のメーカーですが、中国の会社にオイルランタンの生産委託をしているので中国製になっています。約17cm×約30.5cmの大きさは、ハリケーンランタンとしては標準サイズです。構造がシンプルで扱いやすいので、オイルランタンの初心者におすすめです。
HOLME GAAD(ホルムガード)- ハリケーンランタン 4343541 Design With Light(デザイン ウイズ ライト) (29,800円)
驚きの燃焼時間を実現した気品に溢れるオイルランタン
デンマーク王室の御用達ブランドに選ばれているガラスブランド・ホルムガード社のオイルランタンです。環境に優しいリキッドキャンドル、レインボーオイル、白灯油などのパラフィン系炭化水素燃料を使用しますが、燃焼時間5,000時間は桁外れですね。グラスファイバーの芯は幅5mmで、テーブルランタンとしてムードを演出する明るさです。
高さ33.1cmの吹きガラスのボディに天然皮革のハンドル、ガラスの中で光るステンレスの組み合わせがとてもお洒落です。ガラスは耐衝撃性と耐熱性を兼ねているので、アウトドアで使うこともできますよ。室外と室内兼用で使えて、デザイン性のあるオイルランタンを求めている方におすすめです。
YOGOGO(ヨゴゴ) – ケロシン(灯油) ランタン (1,650円)
最高の雰囲気が楽しめてコスパの高いオイルランタン
中国のメーカーYOGOGOのハリケーンランタンで、20時間以上連続して使用できるのが魅力です。燃料は灯油やアルコールの他にディーゼル、植物燃料などの安全性燃料が使えるので、燃料の選択肢が多いのも特徴。4分芯なので5W相当の明るさですが、テーブルに置いておくだけで、静かに揺らめく灯りがキャンプの夜を幻想的なものにしてくれるでしょう。
95mm×190mmのコンパクトサイズで、重量も0.3kgと軽いので持ち運びがしやすいのもポイントです。2つセットで割安の物もあるので、色違いで購入してそれぞれ別の場所で使って楽しむこともできますね。低価格のオイルランタンを気軽に楽しみたい方におすすめですよ。
燃料時間でおすすめのオイルランタンの比較表
商品画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
ブランド | DIETZ (デイツ) | FEUERHAND(フュアーハンド) | CAPTAIN STAG (キャプテンスタッグ) | HOLME GAAD (ホルムガード) | YOGOGO (ヨゴゴ) |
商品名 | デイツ30 | ベイビースペシャル 276 | CS オイルランタン 大 ブロンズ UK-507 | ハリケーンランタン 4343541 Design With Light(デザイン ウイズ ライト) | ケロシン(灯油) ランタン |
価格 | 11,800円 | 11,800円 | 10,980円 | 29,800円 | 1,650円 |
特徴 | デイツのミディアムサイズは長時間燃焼が可能 | ノスタルジックな雰囲気の夜を演出するオイルランタン | ほのかな灯りに映し出されるブロンズ色のシルエット | 驚きの燃焼時間を実現した気品に溢れるオイルランタン | 最高の雰囲気が楽しめてコスパの高いオイルランタン |
サイズ | 幅17.5×奥行13.5×高さ30.5cm | 高さ26cm | 幅17×奥行14×高さ30.5cm | 幅15×奥行15×高さ33.1cm | 幅15.5×奥行11.5×高さ25cm |
タンク容量 | 500ml | 340ml | 300ml | 300ml | – |
室内インテリアとしておすすめのオイルランタン
STAGAR(スタガー)–クラシック・アンティーク(POL-106AM) (7,699円)
ポーランドの職人技が生み出した精緻で味わい深い名品
花びらのような形をした、名前の通りアンティークな魅力たっぷりのオイルランプです。タンク容量が375mlで燃焼時間は約40時間の長さ。燃料にはレインボーオイルを使うので、ススや臭いが出ることもありません。サイズは高さ23cmでとてもコンパクトですね。
口金は真鍮でできているので錆びることもなく、風合いの変化を楽しみながら長く使い続けることができますね。琥珀色のオイルタンクが華やかさにクラシック感を添えて、見事なハーモニーを作り出しています。取り扱いが簡単で、オイルランタンを使ったことがない方にもおすすめです。
JD Burford(ジェイディー バーフォード)-JDバーフォード マイナーズランプ L オールブラス (18,920円)
鉱山専用に開発されたマイナーズランプの傑作
当時とは形が変わっていますが、200年前にイギリスで鉱山での危険な作業をするために使われていたランタンです。燃料はパラフィンオイルで、95℃以上と引火点が高く安全なのが特徴です。タンク容量が30mlで燃焼時間は約5時間と短いのですが、鉱山での長時間作業を想定していなかったからでしょう。
着火後はボディが大変熱くなるので火傷に注意しましょう。ホヤ以外は全て真鍮でできていて、デザイン性に優れていているので、室内に置いておくと部屋の雰囲気がアップしますよ。真鍮の風合いを楽しみたい方におすすめのオイルランタンです。
E.Thomas & Williams(トーマス&ウィリアムズ)- マイナーズランプ (27,800円)
イギリス製 アンティークランプ
1860年に炭鉱ランプメーカーとして設立されたイギリスの.Thomas&Williams。創業以来1世紀以上もの長い間販売され続けたランタンです。燃料は、燃焼用ランプ専用オイル(屋内用)を使用されることを、お勧めします。
明る過ぎる灯りよりも、5W相当の明るさがぴったりのランタンです。キャンプサイトだけでなく室内でも映えること間違いなしですね。高価でも、室内インテリアとしても飾っておけるハリケーンランタンを購入したい方におすすめです。
デンハーロッテルダム–真鍮カーゴオイルランタン (29,000円)
美しさと利便性を一体化したマリンランタン
真鍮とガラスでできている、オランダ製のお洒落なマリンランタンです。船舶照明用に使われていましたが、ダイニングやリビングに置いたり吊るしたりして、室内インテリアとして使うのもいいですね。6分芯(18mm)を使用するので10W相当の明るさがあり、燃焼時間も約25時間と長いので、キャンプサイトでも見て使って楽しめるオイルランタンです。
本体のガラスとホヤで二重にガードされているバーナー部分は、本体から外して単独でテーブルランプとして使えるようになっている優れもの。カンテラ部分の3mmのガラスは上部からスライドさせて挿入してあるので、ガラスをスライドさせて点火や消火ができますよ。ガラスがススなどで汚れたときも掃除が簡単ですね。大切な方へのギフトとしてもおすすめできる逸品です。
GAUDARD(ガーダード)-真鍮製テーブルランプGIL06A (18,500円)
世界トップの巻き芯バーナー採用の真鍮テーブルランプ
300年の歴史のあるフランスのガーダード社のオイルランプです。2重構造のタンクと65mmの巻き芯を使用することによって、15W程度強の明るさと約35時間の長時間燃焼が可能。巻き芯のもう1つの特徴として、燃焼効率がよく炎が安定しているため、燃料に灯油を使っても臭いやススが少なく、よりムーディーな夜を演出してくれますよ。
ボディの主要部分は真鍮の磨き仕上げがしてあるので、年数を経るごとに変化していく様子が楽しめます。テーブルに置いても、壁に掛けても使うことができるので、置き場所に困ることもありませんね。伝統的な工芸品の1つとしてオイルランプを楽しみたい方におすすめです。
室内インテリアとしておすすめのオイルランタンの比較表
商品画像 | |||||
---|---|---|---|---|---|
ブランド | STAGAR (スタガー) | JD Burford (ジェイディー バーフォード) | E.Thomas & Williams(トーマス&ウィリアムズ) | デンハー ロッテルダム | GAUDARD (ガーダード) |
商品名 | クラシック・アンティーク(POL-106AM) | JDバーフォード マイナーズランプ L オールブラス | マイナーズランプ | 真鍮カーゴオイルランタン | 真鍮製テーブルランプGIL06A |
価格 | 7,699円 | 18,920円 | 27,800円 | 29,000円 | 18,500円 |
特徴 | ポーランドの職人技が生み出した精緻で味わい深い名品 | 鉱山専用に開発されたマイナーズランプの傑作 | お部屋のインテリアとしても十分に魅力的 | 美しさと利便性を一体化したマリンランタン | 世界トップの巻き芯バーナー採用の真鍮テーブルランプ |
サイズ | 幅9.5×奥行12×高さ23cm | 幅8.8×奥行8.8×高さ22.5cm | 幅12×奥行12×高さ26cm | 幅17.5×奥行17.5×高さ37.5cm | 幅14×奥行17×高さ30.5cm |
タンク容量 | 375ml | 30ml | 150ml | 250ml | 500ml |
まとめ
初心者には使い方と手入れが簡単なオイルランタンがおすすめ
オイルランタンが初めてという方には、非加圧式オイルランタンがおすすめです。非加圧式は、点火前の準備作業をする必要がないので、加圧式に比べて使い方が簡単なのが特徴です。非加圧式はシンプルな構造なので、手入れもしやすいですよ。オイルランタンの取り扱いに慣れたら、加圧式に挑戦してみるのもよいでしょう。今回はランキング形式でおすすめのオイルランタンをご紹介しました。ぜひ自分のお気に入りのオイルランタンを手に入れて、優しく揺れながら炎が誘う幻想的な世界を堪能して下さいね。
オイルランタンに関するQ&A
オイルランタンは室内で使っても良い?
室内でも使えます。室内で使う場合は、匂いや煤が出ないパラフィンオイルを燃料にするオイルランタンがおすすめ。室内で使う小さめのオイルランタンであれば、燃料を使う量が少ないのでボトル一本で長く使えます。デザインもおしゃれなものが多いので、インテリアとして使うのにもぴったりです。
オイルランタンの替え芯はどこで買える?
アウトドアショップや通販サイトで購入できます。オイルランタンの芯はキャンドルなどに比べると早く消耗します。通販サイトでまとめ買いしておくと便利です。替え芯を購入する際には、幅や長さが手持ちのランタンに対応しているかどうか確認しましょう。クルクルと巻いてあり自分でカットする、お買い得な替え芯もあります。
オイルランタンの芯はどれくらい出せば良い?
初めは3mm程度芯を出して着火し、安定してきたら炎の高さが約2~3cmになるように調整します。芯を出し過ぎると炎が大きくなり危険なので、様子を見て適宜調整しましょう。一番初めに芯をセットする際には、すぐに着火せず芯にオイルが十分染み込んでから使用します。