キャンプに行った時に外でも大音量で音楽を楽しみたい。お風呂の中でも音楽を楽しみたい。こんなこと思ったことはありませんか。しかしスピーカーは家電製品なので水がかかると心配です。そんな時におすすめしたいのが防水Bluetoothスピーカー。本記事ではおすすめの防水Bluetoothスピーカーをランキング形式で紹介します。また、防水Bluetoothスピーカーにも様々な種類があるので、その選び方についても解説します。大好きな音楽を、お風呂やキッチン、アウトドアで楽しみたい人はぜひ参考にしてみてください。
防水Bluetoothスピーカーの特徴
屋外使用を想定して作られているので雨の日も安心
防水Bluetoothスピーカーは、基本的に屋外使用を想定して作られています。そのため、キャンプ中に急に雨が降ってきても、海辺で使っていて水しぶきがかかっても、壊れる心配はありません。アウトドアでも音楽をスピーカーの大音量で楽しめるのが防水Bluetoothスピーカーなのです。
お風呂の中でも音楽を楽しめる
防水Bluetoothスピーカーの中には、完全に水の中に落としてしまっても問題ないくらい防水性能が高いものもあります。そういったものだとお風呂など絶え間なく水がかかる場所でも使うことが可能。用途に合わせて防水性能をよく確認するようにしましょう。
防水Bluetoothスピーカーの種類
据え置き型
お風呂やレジャーでも高音質な音楽が聴ける
据え置き型の防水Bluetoothスピーカーは屋外での使用や大人数での使用に最適。スピーカー自体が大きいので文句なしの大音量で高音質で音楽を聴けます。メーカーや商品によって、音質や音量、低音や高音の鳴りなどこだわりのポイントは異なるので、どんなニーズを持っている人でも、満足するスピーカーがきっと見つかりますよ。
据え置き型の防水Bluetoothスピーカーのデメリットは持ち運びが少し大変なところ。据え置き型になると、どうしてもある程度の大きさが必要になります。しかし、中にはコンパクトな据え置き型のものもあるので、重視するポイントに合わせて選びましょう。
携帯型
軽くて小さいので持ち運びしやすい
持ち運びやすさに特化した携帯型の防水Bluetoothスピーカーもあります。クリップがついていてカバンにつけられるものや、ポケットにおさまるほど小さなものもあります。気軽に外に持って行きたい人には携帯型がおすすめですね。
携帯型の防水Bluetoothスピーカーは、そのコンパクトさからお風呂やキッチンでの使用にも適しています。また携帯型の多くは少人数用に作られています。携帯型は、水まわりで一人で音楽を楽しみたい方にも向いているといえるでしょう。
防水Bluetoothスピーカーの選び方
防水性能で選ぶ
防水性能は必要なレベルを考えてIPXの数値をチェックする
防水Bluetoothスピーカーには、防水性能の基準がIPXという値で定められています。IPX4、IPX7など、数字が大きいほど防水性能は高くなります。IPX4は濡れた手で触っても大丈夫な生活防水レベル、IPX7は水の中に落としても大丈夫な完全防水レベルです。長時間の水没は故障につながる可能性があるので控えましょう。
海や川の水辺で使うならIPX5以上がおすすめ
防水Bluetoothスピーカーを使うなら、IPX5以上のものを選ぶのがおすすめです。IPX5だと水しぶきがかかっても簡単には故障しないレベルなので、アウトドアでも安心して使えます。限りなく海や川に近い場所や、お風呂などの水没の危険性がある場面なら、さらに高い完全防水レベルのIPX7のものを選びましょう。
音質で選ぶ
音質は対応コーデックを確認
Bluetoothスピーカーは、スマホなどの音楽データを圧縮することによってワイヤレス通信します。この音源を圧縮する仕組みをコーデックといい、音質はコーデックによって決まります。コーデックは、SBC、AAC、apt-X、LDACの順で音質がよくなっていきます。しかし、スマホ側の対応コーデックとスピーカー側の対応コーデックが一致していないと、かえって音質が悪くなってしまうこともあるのでよく確認しましょう。
音質重視ならAAC以上のコーデックがおすすめ
音質を重視するならAAC以上のコーデックがおすすめです。SBCはどんな端末にも対応しているものの、音の遅延が発生するなどのデメリットがあります。AAC以上なら音の遅延の心配はありません。一般的にはiPhoneはAACまで、Androidはapt-Xまで対応しています。LDACはSONY独自のコーデックで、ハイレゾ相当の高音質コーデックです。
最大音量で選ぶ
W数は大きいほど音量も大きくなる
Bluetoothスピーカーの最大音量はW数で変わってきます。W数が大きくなると最大音量も大きくなります。またW数が大きくなると、音量だけでなく低音の響きもよくなり、迫力のある音や臨場感のある音になります。大人数でのアウトドアなど大音量で楽しみたい場合はW数の大きいものを選ぶようにするといいでしょう。
大人数で使うなら10W以上がおすすめ
お風呂やキッチンなどで一人で使うなら3W〜5Wあれば十分な音量です。様々な音が飛び交うアウトドアで使うとなると、10W以上のものがおすすめです。アウトドアでも、さらに広い場所や大人数となると20Wクラスのものがおすすめです。20Wあれば音量で困ることはなくなるでしょう。
バッテリーの持ち時間で選ぶ
用途に合わせた再生時間を考える
Bluetoothスピーカーにはバッテリー問題があります。お風呂やキッチンなどで使う際には気にしなくても良いですが、屋外へ持ち運んで使うとなるとバッテリーも気にしておきたいポイント。Bluetoothスピーカーの多くは連続再生時間が5〜10時間程度あります。使用状況を想定し、用途に合わせた再生時間を考えましょう。
日帰り旅行なら7〜8時間程度持つと安心
日帰り旅行などで1日中持ち運んで使うとなると、7〜8時間程度の再生時間があれば十分でしょう。10時間以上の連続再生が可能なBluetoothスピーカーもありますよ。屋外での使用を考えているなら、モバイルバッテリーを持ち合わせておくとスピーカーもスマホも充電できるので安心ですね。
耐衝撃性で選ぶ
外に持ち運んで使うなら耐衝撃性が高いものがおすすめ
Bluetoothスピーカーを選ぶ際には耐衝撃性にも注目しましょう。屋外で使うと不意に地面に落としてしまったり、お風呂で手を滑らして落としてしまったり、意外とスピーカー本体を落としてしまうことに。屋外やお風呂での使用を想定しているなら、万が一に備えて耐衝撃性が高いものを選ぶようにしましょう。
1.5m以上の耐衝撃性があれば安心
耐衝撃性は1.5m以上あれば十分です。家の中でも屋外でも、スピーカー本体を1.5m以上の場所から落とすことはほとんどありません。お風呂場の中の台も、レジャー施設のテーブルも、1.5mより高いことなかなかないです。よっぽど高いところから落とさない限り、1.5m程度の耐衝撃性があれば安心して使うことができます。
防水Bluetoothスピーカーのおすすめブランド・メーカー
JBL(ジェイビーエル)
世界的オーディオメーカー
アメリカの世界的オーディオメーカーのJBL。スピーカーの中央にある大きなJBLのロゴが特徴的で、見かけたことのある人も多いのではないのでしょうか。スピーカーのラインナップも多く、防水のものも種類が豊富です。
Anker(アンカー)
高い性能を手ごろな価格で
モバイルバッテリーやACアダプターで有名なAnkerですが、スピーカーのラインナップもあります。Ankerの魅力はなんと言ってもその手頃な価格。防水Bluetoothスピーカーを試してみたい人におすすめです。
SONY(ソニー)
世界を股にかける日本のオーディオメーカー
SONYは日本を代表するオーディオメーカー。スピーカーとしては高価格帯のものが多く、音質はトップレベルです。また操作性もよく、スマホとの接続が簡単など、使いやすさにも定評があります。
BOSE(ボーズ)
音質にこだわったスピーカー
迫力のあるサウンドが人気のBOSE。低音の響きは他を圧倒します。ラインナップの中には、コンパクトでもパワフルなサウンドが楽しめます。アウトドアでも音質にこだわりたい人におすすめです。
おすすめ&人気の防水Bluetoothスピーカーランキング
置き型タイプでおすすめの防水Bluetoothスピーカー
Anker-Soundcore2 (5,399円)
音質・防水性能・バッテリーの三拍子揃ったスピーカー
Ankerの独自技術であるBassUpテクノロジーを搭載。幅広い音色と深みのある低音を楽しむことができます。防水性能はIPX7と最高レベルで、誤って川や海に水没させてしまっても安心です。
連続駆動時間は最大24時間あるので、1日中使っていてもバッテリーは持ちます。充電が難しいアウトドアなどの屋外でも大活躍ですね。さらにSoundcore2を2台使えば、左右それぞれのスピーカーになり、大音量のステレオサウンドも楽しめます。
Tribit-XSound Go (4,990円)
置き型ながら軽量で持ち運びもしやすい
6Wのドライバーが2つ搭載されていて迫力のあるサウンドが特徴的。音量を最大にしても音割れすることがないので、大人数での使用にも適しています。防水性能はIPX7で水中に入れても問題のない安心設計です。
24時間の連続再生時間でバッテリー持ちもよく、置き型ながら375gと軽い作りになっています。さらに、最大20m離れてもワイヤレス接続が切れない接続の安定性も持ち味の一つ。持ち運びも楽でアウトドアにもぴったりのスピーカーです。
SONY-SRS-XB23 (13,200円)
低音も高音も死角なし
低音の響きを強化するEXTRA BASSモードが搭載されているスピーカー。それに加えて、高音域を補完するDSEEという技術が使われています。SONYの高い技術によって、低音から高音まで幅広い音域が高音質で楽しめます。
縦置きと横置きのどちらにも対応しており、シーンに合わせて使い分けができます。また対応コーデックはLDACで、ハイレゾ相当の音源が楽しめるのも魅力。防水性能もIPX7と完璧な仕様になっています。
コンパクトタイプでおすすめの防水Bluetoothスピーカー
JBL-CLIP3 (4,900円)
持ち運びしやすいコンパクトサイズ
コンパクトながら、JBLの持ち味であるクリアな中高域に加え、低音も強化されたスピーカー。3時間の充電で約10時間の連続再生が可能。防水性能はIPX7の最高レベルなので、アウトドアでもお風呂場でも大活躍ですね。
CLIPの名の通りスピーカー本体にクリップがついています。リュック引っ掛けて持ち運ぶもよし、お風呂場のタオルハンガーに引っ掛けて使うもよし、使い方は多いです。どこでも使いやすいのも魅力のひとつですね。
JBL-GO 2 (3,169円)
お風呂場での通話も可能
手のひらサイズで184gとかなりコンパクトなスピーカー。約2.5時間の充電で最大5時間の連続再生が可能で、手軽にワイヤレス再生を楽しめます。防水性能もIPX7なので、もしもの水没にも耐えうる安心設計です。
さらにGO 2は、ハンズフリー通話にも対応しています。スマホを接続して音楽を聞いていても、着信応答は通話ボタンひとつで簡単にハンズフリー通話に切り替わります。お風呂場で音楽も電話もOKな優れものです。
BOSE-SoundLink Micro (12,556円)
小さくても迫力のあるサウンド
手に収まるコンパクトサイズながら、BOSEの重低音が楽しめるスピーカー。スピーカー本体は、継ぎ目や隙間のないシリコン製で、丈夫さも一級品。防水性能もIPX7なので、コンパクトながら頑丈な作りになっています。
SoundLink Microの最大の魅力は、どのように置くかでサウンドが変わるというところ。スピーカーが顔に向かうように置いたり、天井に向くように置いたり、置き方によってサウンドが変化します。その時の気分で様々な音を楽しめます。
Anker-Soundcore Icon Mini (3,970円)
水没しても浮き上がってくる安心設計
圧倒的な軽さを誇り、万が一水没させてしまっても自ら水面に浮き上がってくるという安心な作りになっています。防水性能はIPX7、本体はキズの付きにくいラバー素材で衝撃にも強い、アウトドアのお供に最適なスピーカーです。
バッテリー持ちも良く、3時間の充電で約8時間の連続再生が可能です。さらにiPhoneやiPadとの相性が良いのも特徴的。iOS6以上ならiPhoneやiPadからスピーカーのバッテリー残量が確認できます。
SONY-SRS-XB01 (3,368円)
ラウンド形状でクリアなサウンド
丸い形で可愛らしいSONYのスピーカー。特徴的なラウンド形状にすることで、スピーカー内部での共振を防止し、クリアなサウンドになります。小型で軽いので、持ち運びしやすいのも嬉しいポイントです。
防水性能はIPX5で、水しぶきがかかっても大丈夫。キッチンでの使用やちょっとしたレジャーで大活躍。カラーバリエーションは6色あるので、デザイン重視のスピーカーを探している人にはぴったりですよ。
大人数の使用でおすすめの防水Bluetoothスピーカー
JBL-FLIP5 (8,870円)
大人数の使用も可能な最大出力20W
最大出力は20Wで大人数での使用に適したスピーカーです。防水性能はIPX7で、誤って水中に落としても安心。楕円形のスピーカードライバーによって、高音から低音までパワフルなサウンドを実現します。
本体はファブリックとラバーで耐久性も高い設計になっています。さらに2台同時接続をすることで、ステレオサウンドが楽しめるJBLパーティーブースト機能が搭載。まさに大人数で楽しむのに最適なスピーカーです。
JBL-CHARGE (13,600円)
充電器としても使えるのでアウトドアに最適
JBLが独自に開発したスピーカーユニットによって、最大出力30Wと圧倒的な大音量を実現。低音の響きも強化され、迫力のあるサウンドが楽しめます。連続再生時間も20時間で、USB-Cによる給電で急速充電も可能です。
さらに7500mAhの充電式リチウムイオン電池が内蔵されており、屋外でのスマホの給電も可能。iPhoneXを最大3回充電できます。防水性能もIPX7で、まさにアウトドアに最適なスピーカーです。
BOSE-SoundLink Revolve+ (38,500円)
圧倒的360°サウンド
BOSE独自の音響設計によって、完全に均一な全方位再生が可能に。重厚なBOSE特有の低音サウンドが360°に広がります。スピーカーから離れても、どの方向から聴いても、高音質な重低音サウンドを楽しめます。
防水性能はIPX4と少し低めですが、水しぶきには十分に耐え得るレベル。ハンドルが付いていて持ち運びも簡単。360度どの方向から聞いても高音質な音楽が楽しめるので、大人数でのアウトドアで大活躍のスピーカーです。
Ultimate Ears–MEGABOOM (15,800円)
最大出力36Wの圧倒的大音量
18Wのスピーカードライバーを2つ搭載し、最大出力36Wの圧倒的な大音量で音楽を楽しめるスピーカー。円柱型のスピーカーからは、クリアなサウンドが360度方向に広がります。また約2.5時間の充電で最大20時間の連続再生も可能。
防水性能もIPX7と文句なしで、なんと30分水に浸しても壊れない優れもの。さらに万が一水中に落としてしまっても、自ら水面に浮き上がってくる安心設計です。耐衝撃性も高く、どんな場所でも安心して使えますよ。
EarFun–UBOOM (7,090円)
インドアでもアウトドアでも高音質な音楽を
360度全方位に音が広がる筒状のスピーカー。最大出力24Wの高性能ドライバーによって、大音量で臨場感あふれるステレオサウンドを楽しめます。防水性能はIPX7で完全水没にも耐え得る頑丈設計です。
UBOOMの最大の魅力は場面によって変えられる2つのサウンドモード。重低音の響きを増幅させるインドアモードと、迫力のある大音量になるアウトドアモードがあります。屋内でも屋外でもどこでも最適なスピーカーです。
まとめ
使用目的に合わせた防水Bluetoothスピーカーがおすすめ
防水Bluetoothスピーカーには、音量にこだわったもの、音質にこだわったもの、コンパクトさにこだわったものなど、様々な種類があります。今回は、様々な特徴を持った防水Bluetoothスピーカーを紹介しました。家の中で使うのか、屋外で使うのか、使用目的に合わせて自分にぴったりの防水Bluetoothスピーカーを見つけてください。