高精度でおすすめの3Dプリンター人気ランキング!【低価格品も】

3dプリンター

自分だけのアイテムを作ることができ、クリエイティブな好奇心を刺激する3Dプリンター。実は種類がいくつかあり、用途によって選び方が変わってきます。お子さんと一緒に学習感覚で楽しく扱えるものもあれば、クリエイター向きのハイクオリティのものまで、最近では個人向けに価格が下がって手に入りやすくなっています。今回は、3Dプリンターを買う前に知っておきたい基本的な要素と、おすすめの個人向け3Dプリンターの特徴を紹介していきます。




3Dプリンターの特徴

3Dプリンターは想像した形を実体にすることができる

3Dプリンターとは、デジタルデータ化された物体を、物理的に造り出す装置の事。通常のプリンターが文章などのデジタルデータを紙に出力するのに対して、3Dプリンターは樹脂素材などを原料に立体的に成型していきます。最近では低価格化が進んで、気軽に趣味として取り入れられるほど普及しています。種類も様々で、その方式や精度によって価格が変わります。

3Dプリンターがあれば自分だけのオリジナルアイテムが作れる

フィギア、オーナメント、モバイルを保護するカバーなど、形状は3Dデータさえあれば自由に作り出すことができます。女性であれば、子供や友達とお揃いのオリジナルのキーホルダーやチャームなど、考えるところから楽しめるので、男女問わずものづくりが大好きな方におすすめです。

3Dプリンターの種類

熱溶解積層方式 (樹脂を熱で溶かして1層ずつ積み上げていく方式)

熱溶解積層方式はFDMまたはFFFとも呼ばれています。熱に溶ける樹脂を溶かして層を作り積み上げていく方式です。また、溶融物押出製造法という方式はノズルの中で樹脂を溶かして、線で塗りつぶすように層を作っていくMEMとも呼ばれている方式もあります。

熱に溶ける樹脂はフィラメントと呼ばれ、現在では多様なカラーや樹脂以外の素材を混ぜ合わせたフィラメントが存在しています。その中でも3Dプリンターが数多く対応している樹脂は、ABSとPLAになります。ABSは溶かすのに230~260℃とPLAに比べて高い温度を必要とするため、180~230℃の低出力で済む、PLAのみ対応の3Dプリンターが比較的安価になります。

光造形方式(紫外線の照射で硬化する液体樹脂を用いた方式)

光造形方式は、STLとも呼ばれています。紫外線を照射すると硬化する、光硬化性樹脂と呼ばれる液体樹脂の特性を利用して造形していきます。仕組みは樹脂で満たしたプールに、紫外線レーザーを照射して3Dデータに基づいた層を作っていきます。

光造形方式はさらに紫外線の照射の仕方から、4種類に分かれています。紫外線レーザーを使用したSLA。プロジェクターを用いた面で紫外線を照射するDLP。液体樹脂を飛ばして紫外線を照射するインクジェット方式。さらにCLIPと呼ばれる、液体樹脂のプール内で造形プレートを上げ下げして造形する方式は、光造形方式の中で3Dプリンター特有の積層痕が最も残りません。

粉末焼結方式(粉末状の材料に高出力のレーザー光線をあて焼結させる方式)

粉末焼結方式はSLSとも呼ばれていて、粉末状の材料に、高出力のレーザー光線をあてて焼結させる方式です。主な素材としてナイロンなどの樹脂系のものから、銅、青銅、チタン、ニッケルなどの金属系の素材を選ぶことができるので、作れるものの幅が広がります。

SLSの特許は2014年に期限を迎えており、以前よりは価格が下がってきたとはいえ、まだまだ個人が気軽に買える値段のものはありません。しかし、特許期限を迎えた後に価格が大幅に下がったFDMのように、SLSの低価格化を待ち望む人は少なくないようです。

3Dプリンターの選び方

作りたいものの素材から選ぶ

フィギアやオーナメントなどの樹脂素材

表面を滑らかに見せたいフィギアやオーナメントなど、観賞用のものを作りたい場合は、滑らかな仕上がりを得意とする、光造形方式がおすすめ。熱溶解積層方式でも造形後に磨くことで、滑らかにすることは可能です。しかし、繊細な造形の場合、磨くことが困難な場合もあるので、作りたいものの細かさなども考慮するのも、3Dプリンター選びのポイントです。

アクセサリーなどの金属素材

アクセサリーやキーホルダーなどを金属で作りたい場合は、粉末焼結方式が最適ですが、気軽に導入できる機種が無いので、熱溶解積層方式がおすすめです。豊富なフィラメントの中には一般的な樹脂を金属テイストにしたものから、金属を混ぜて作られたフィラメントも存在しています。

3Dプリンターの性能から選ぶ

出来上がりのクオリティを求めるなら精密さを重視する

仕上がりの造形を重視する方には、光造形方式の3Dプリンターがおすすめ。特に精密な造形を表現したい方は、樹脂を重ねたことでできる積層痕を抑えるため、積層ピッチがより低く出力でき、樹脂を配置する精度が高いものであればあるほど理想に近づきます。

作りたい造形物の大きさが分かっていれば造形サイズをチェック

3Dプリンターは、機種ごとに作れるものの最大サイズが決まっています。大きなものを一気に作りたい場合は、より単純な形の方が作りやすいようです。大きくて形が複雑なものはパーツ化して、組み立てる方がゆがみなどの問題も少ないので、必ずしも造形の最大サイズが大きい方が良いというものでもないようです。

3Dプリンターのおすすめブランド・メーカー

HICTOP

組み立てから楽しめるDIY好きのラインナップ

熱溶解積層方式の3Dプリンターを、ユーザのレベルに合わせて数種類製造。筐体はすべてフレームタイプのものになっています。自分で組み立てることで3Dプリンターの仕組みが学習できるので、教材として取り入れやすい3Dプリンターです。

FLASHFORGE

最新技術をいち早く追い求めるこだわりを感じる製品

光造形方式のDLPを個人向けに製造している、数少ないブランド。熱溶解積層方式の3Dプリンターを最大造形サイズ別に取り扱っていて、筐体はすべて箱型なのが特徴的です。全シリーズ液晶タッチパネルで操作感が統一されています。

ANYCUBIC

性能と価格のバランスが取れていて初心者から中級者までをカバー

光造形方式と熱溶解積層方式の両方を取り扱っています。性能が高めのものを、比較的リーズナブルな価格で提供してくれています。個人向けとしての3Dプリンターの品数は3点と少なめですが、一つ一つの内容が充実している商品です。

XYZプリンティング

3Dペンから産業用3Dプリンターまで幅広い品揃え

気軽な家庭向けの3Dプリンターだけでも、2つのシリーズがあり、初心者用、中級者用、上級者用とユーザのレベルに合わせた機種が用意されています。機種が細かく分類されているため、ターゲットが絞られた仕様になっているのが特徴的です。

おすすめ&人気の3Dプリンターランキング

操作が簡単で初めての方におすすめの低価格3Dプリンター

QIDIテクノロジー-X-one2 (49,800円)

カラータッチパネルで初心者でもなじみやすい操作性

すべてがそろっている状態で届き、完成品なので組み立て不要。PLAフィラメントも付属しているので、届いてすぐに造形を楽しめます。マニュアルなどが入っているSDカードを読むためのSDカードリーダーまで付属していて親切です。造形の精度も初心者向けとしては高めで、作る意欲が湧いてきます。

6か月保証がついていて、QIDITECH社が無料修理またはスペアパーツ交換の対応をしてくれます。問い合わせは英語になりますが、スピーディで柔軟な対応をしてくれるので、英語に抵抗感のない方にはおすすめです。

BIQU-Magician (25,999円)

スリムな筐体で置く場所を選ばないすっきりスタイル

完成品で届き、操作パネルもマニュアルもサポートも日本語対応なので、英語が苦手な方に安心。部品が足りないなどの問い合わせにも迅速丁寧に対応してもらえる、サポート体制は初めての方に心強い味方です。

造形最大サイズは直径100、高さ150mmと細かいアイテムを作りたい方に適したサイズです。フィラメントはホルダーが独特であるため、Magician対応かどうか確認して購入する必要があります。

XYZプリンティング-ダヴィンチ miniMaker (39,827円)

子供に親しみやすいデザインでボタン一つの簡潔操作

家庭用に設計されたコンパクトタイプ。丸みのあるフォルムとビビットなカラーで、小さなお子さんにも親しみやすいデザインです。つるつるに仕上げることはできませんが、手作り感が残るオリジナルのおもちゃとして、愛着が湧いてきます。

XYZプリンティング公式サイトではminiシリーズの使い方を動画で紹介していて、マニュアルを読むよりも取り扱い方が分かりやすくなっています。3Dモデルを作るのが難しいと感じている方には、オンライン3Dギャラリーから何千もの3Dモデルを無料でダウンロードすることが可能です。

J&T-3Dプリンター (47,999円)

初心者でも色々作りたいそんな期待に応えるスペック

造形最大サイズは縦310mm、横310mm、高さ410mmの大容量。豊富な対応フィラメントと積層ピッチも0.05mmまで下げられる高スペックタイプ。今後そのまま業務に取り入れる予定のある方に最適です。

日本語の組み立て取扱説明書付きなので、初めての方でも簡単に組み立てられます。困ったことがあれば、技術サポートセンターに問い合わせることができます。問い合わせは日本語対応が可能になっているのも大きなメリット。

HICTOP-Reprap 3DP-21 (24,500円)

組み立ては5ステップで簡単

造形最大サイズが縦150mm、横150mm、高さ200mmで、さらに箱型ではないため設置場所が確保しやすい大きさです。すぐに作り始めたいという方よりは、組み立てから学習感覚で楽しみたい方におすすめです。

初心者には少しハードルが上がる組み立て式ですが、複雑な部分は出来上がった状態で届くので、気軽に導入できるのがポイント。使い方などが分からない時にはメールまたは電話でサポートを受けることができて安心です。

仕上がりの美しさでおすすめの高精度3Dプリンター

ANYCUBIC-PHOTON (64,999円)

堆積層が肉眼で確認しづらいほどの精度

光造形方式で、層厚さが0.025~0.1mmと非常に精度が高い仕様になっています。精度が高いこともあり、調整は都度行っていく作業になりますが、出来上がりの品質を考えると苦にならない工程です。

本体は横幅200mm、高さ400mmとコンパクトサイズで、置く場所や収納に困らないサイズ感。その分造形最大サイズも小さめなので、主にチャームなど小さいものを作りたい方に適しています。サポートが日本語対応可能なのもメリットとして大きいです。

Formlabs-Form 2 (557,126円)

業務用機器に匹敵する​高品質

光造形方式で他のものより高額です。しかし、3Dプリンターに特有の積層痕がほとんどなく、滑らかに造形できる高品質の3Dプリンターです。フィギアをより美しく仕上げたい、プロフェッショナルな方におすすめ。Formlabs社の公式サイトでは、申し込めば造形サンプルを無料で配布しています。

3Dデータを送る以外は、すべての操作がタッチパネルで制御可能になっています。パソコンが急にフリーズしてしまった時に、つられて動作が止まってしまう心配がないのが隠れたメリットです。本体すべての情報を自動的にサーバと同期して、いつでも同じものを出力、管理することができる、充実のバックアップ機能。

FLASHFORGE-Hunter (495,000円)

タッチパネルでパソコンをつなぐことなく本体操作可能

次世代型と銘打っている、DLPの光造形方式を採用。値段が高めなのは、それほどまだ個人向けに多く普及が進んでいないためです。新しいことにチャレンジするとき、新しいものを取り入れたい人にピッタリです。

造形最大サイズは横幅120mm、高さ150mmと比較的小さめです。しかし、FHD1080P(405nmLED)照明エンジン搭載で、出力した造形物の表面は繊細で美しくハイクオリティ。積層ピッチを0.025mmまで下げられるので、精密パーツの出力にも適しています。

ANYCUBIC-i3 Mega (42,999円)

高精度で大きめのプリントサイズ

熱溶解積層方式で数種類のフィラメントに対応。積層ピッチ0.05mmで、個人向けとしては十分に滑らかな仕上がりが期待でき、購入時の精度も高いと評価されています。日本国内で使用する場合は、通電前に電圧を110Vに必ず調節する必要があります。

初めての方でも説明書だけで難なく組み立てが可能。タッチパネル搭載で簡単に操作もできるので、これからどんどんと趣味の幅を広げていきたい方におすすめ。サポートは英語になりますが、対応が良く評価が高いです。

ALUNAR-M508 (27,700円)

多色印刷で印刷中に異なる色のフィラメントに変更可能

熱溶解積層方式でPLAとABSのフィラメントに対応。コンセントプラグは3端子タイプなので、変換アダプターを準備しておくと、いざ造形したいときに動かせず、がっかりすることを防げます。多色印刷対応なので、フィギアに色付けをする方よりも、素材の質感を楽しみたい方におすすめ。

組み立ては人により、1日~2日と時間を要しますが、組み立て取扱説明書と付属の動画で視覚的にサポートしてくれます。DIY要素が少し高めなので、PCの組み立てなどを好んでやれる方に向いています。

金属素材を使ったアクセサリー作りにおすすめの3Dプリンター

AFINIA-H400 (105,840円)

使いやすさとプリント精度を兼ね備えた幅広いニーズに対応

サインスマートと3DIYの金属フィラメントに対応。土台となるラフトや造形物を支えるサポートの外しやすさが際立っています。完成品で届くので、届いてからすぐ3Dプリンターを起動させることができます。

AFINIAの公式サイトでは、動画で操作方法が公開されているので、英語が分からなくても感覚的に使うことができます。細かい調整が不要なので、初心者でも扱いやすいのが魅力的。AFINIA日本支社での製品サポートが受けられるので英語に不安がある方にもおすすめ。

MakerBot-Replicator Mini (183,076円)

スタイリッシュな筐体でインテリアとしても有能

サインスマートと3DIYの金属フィラメントに対応。フィラメント交換や追加が必要な時にアラートで知らせてくれる機能が付いています。MakerBotのThingiverse(シンギバース)で数十万点にも及ぶ無料3Dデータを提供してくれているので、気軽に造形を楽しめます。

内蔵カメラ搭載で、プリントのモニタリングが可能。MakerBotモバイルアプリで、モバイルからも見ることができ、お知らせやアラートを受け取れるので、安心してお出かけできます。豊富なカラーのMakerBotフィラメントは、作れるものの幅が広がります。

FLASHFORGE-Finder (59,800円)

造形物を支えるサポートを自由自在に編集可能

サインスマートの金属フィラメントに対応。作動音を50デシベルまで抑えた静音モデルで、家庭での利用に配慮された仕様です。造形最大サイズが縦横高さ140mmなので、小物を中心に作りたい方におすすめ。

最小積層ピッチ0.05mmなので、仕上がりは滑らか、仕上げの手間を削減します。フィラメント切れの際にはタッチパネルにメッセージが表示され、フィラメント交換も簡単。安心の国内サポートなのも見逃せないポイント。

FLASHFORGE-Guider2 (220,268円)

最小積層ピッチ0.05mmの高精度な造形

サインスマートの金属フィラメントに対応。同社のFinderよりも造形最大サイズが倍以上となっていて、より大きなものを作りたい方におすすめです。もちろんFinderと同様に国内サポートを受けられる安心感があります。

Finderと比べて、3Dデータファイルの対応形式の種類が豊富です。さらにターボファンの冷却機能やお好みの色に設定できる、フルカラーLEDの内部照明が付いているのも特徴的。Finderでも備わっている機能ですが、エキスパートモードでより細かいパラメータが設定可能となります。

日本3Dプリンター-UP Mini2 (99,500円)

取っ手が付いて持ち運びしやすくてかわいい箱型

3DIYの金属フィラメントに対応。AFINIA-H400と似た筐体で、造形最大サイズや積層ピッチなどのスペックもほとんど変わりません。最大の違いは造形方式がUPMini2の場合、熱溶解積層方式であるのに対して、AFINIA-H400は溶融物押出製造法を採用している点です。

もう1点、特徴的な違いは、3Dデータのファイルフォーマットの対応の種類が、AFINIA-H400が2種類なのに対して、UP Mini2は9種類と多い点です。日本3Dプリンターから日本語マニュアルが出ているので、英語に不慣れな方は、UP Mini2の方が比較的扱いやすいかもしれません。

まとめ

3Dプリンターでは「Anycubic i3 Mega」がおすすめ

精度はトップレベルとはいきませんが、値段の割に高いパフォーマンスを発揮してくれます。対応フィラメントが多いので、新たな発想に柔軟に対応でき、初心者から中級者までレベルをあげていきたい方に最もおすすめしたい3Dプリンターです。




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