おすすめのベース弦人気比較ランキング!【ダダリオも】

ベースを演奏するときに、自分に合ったベース弦を見つけられたら嬉しいですよね。そこで、今回はおすすめの人気ベース弦をランキング形式でご紹介します。また、ベース弦には様々な種類があり、快適に使うためには選ぶコツを押さえる必要があります。ベース弦の種類や選び方について詳しく解説するので、自分にとって使いやすいモデルを探している方は参考にしてみてくださいね。

ベース弦の特徴

演奏ジャンルにより適した弦が変わる

演奏ジャンルにより、適した弦が変わります。チューニングによって、弦の太さやテンションが適切なものを選択する必要があります。ネックの長さも差があり、使用するベースに合ったベース弦を選ぶことが大切ですよ。手触りも違うので演奏性にも影響があります。

メーカーそれぞれ音に個性がある

メーカーによって個性が違います。高音域が強いことやバランスのあるフラットな音が特徴など、持ち味がメーカーごとに異なります。自分の求める音質に合ったベース弦を選ぶ必要があります。王道メーカーもあるので比較しやすいですよ。

ベース弦の種類

ラウンドワウンド

明るい音色で音の伸びが長いことが特徴

一般的にベース弦で使用されている種類です。弦の表面に凹凸があり、手触りがざらざらしていることが特徴。金属的な音の鳴り方をしますので、バンドサウンドの根底を支えるゴリゴリとしたベースラインを演奏したい方におすすめですよ。

音の立ち上がりが良く、明るく厚みのあるサウンドも特徴としてあげられます。ロックなどのジャンルでよく使用されるベース弦です。音の伸びが良く扱いやすいので、ジャンルへのこだわりがなければラウンドワウンドを選べば間違いないですよ。

フラットワウンド

暗い落ち着いた音色で音の伸びが短いことが特徴

ラウンドワウンドとは真逆の特徴を持っています。弦の表面に凹凸がなく、手触りはつるつるしています。くもった音の鳴り方をするので、ジャズなどの落ち着いた楽曲の演奏に適していますよ。弦のテンションは強めなのでしっかり押さえる必要があります。

音の特徴もラウンドワウンドとは逆で、暗くサステインが短いサウンドです。そのため、現代的な音楽というより昔懐かしい音がしますよ。その特徴からヴィンテージ感のある60年代のような音が得られることや、弦の寿命が長いなどの長所があります。

ベース弦の選び方

素材で選ぶ

ハリのある明るい高音域を重視するならスティール

スティールは高音域が良く響く素材なので、ベース弦では輪郭がはっきりした音を出すことができます。そのため、バンド内でも音が埋もれないです。ベースの音がよく聞こえるとリズムをとりやすくなるので、バンド全体の音を引き締めることができますよ。ピックやスラップでの演奏時に特徴が出やすいので、アタック音を大切にしている方におすすめです。

なめらかな弾き心地で中音域を重視するならニッケル

ニッケルは、ベース弦で1番使われている素材で馴染みがある弦で、中音域がよく出るという特徴を持っています。弾き心地が滑らかで、初心者でも扱いやすい素材ですよ。新品のベースには、ニッケルのベース弦が張られているため、初めて触るベース弦はニッケル素材であることがほとんどです。始めはニッケルのベース弦を使用し、こだわりが出てきたらほかの素材に変えてみることがおすすめですよ。

ベースの種類で選ぶ

多弦ベースならテーパーコア弦

多弦ベースは通常のベースより太い弦を張らないといけません。そのため、通常の弦を張ろうとすると、サドルに弦が収まらないことや音がびびるという問題がありました。それに対してテーパーコア弦は、ベースのブリッジ付近で弦が細くなっていることが特徴。そのため、サドルに弦がしっかり乗るので音のピッチが正確になることや弦高の調整がしやすくなる利点がありますよ。

ウッドベースならコントラバス弦

ウッドベースはコントラバスのことを指すので、コントラバス弦を使用します。こちらも通常のベース弦と同じく、メーカーによって柔らかさや音の特徴が違いますよ。ベースの本体が大きい分長さがあるので、価格は通常より高価です。主にクラシックやジャズ、ポップスの演奏に向いていますよ。アタック音が強いという特徴があり、フラットワウンドに似ていますがキャラクターの住み分けができています。

ネックのスケール(長さ)で選ぶ

ロングスケールなら長さ約34インチの弦

ベース弦はギター弦と違い、ネックのスケールごとに弦の長さを考えて購入する必要があります。箱にはどのスケールに合う弦か書かれているものが多いですよ。ロングスケールのベースであれば、34インチが長さの基準になります。一般的なベースはロングスケールが多いので、ベーシストに1番馴染みがあるタイプの弦です。スーパーロングスケール以外の全てのベースに対応できます。

ショートスケールなら長さ約30インチの弦

どのタイプの弦でも張ることができるのですが、ショートスケールのベースにロングスケールのベース弦を張るとコストがかかります。ショートスケールの方が短いので、専用の弦を張ったほうが価格を安く抑えることができますよ。ショートスケールだと弦のテンションが弱くなるので、弦を張ったときにテンションが強くなるように設定しているものが多いことが特徴。

ゲージ(太さ)で選ぶ

テクニックを重視するならライトゲージ

ライトゲージは弦が細いので、高音域が強調された明るいサウンドを手にすることができます。弦が細いことにより、弦をおさえる力が少なくて済みます。そのため、初心者でも扱いやすい弦ですよ。音が明るいので、スラップやタッピングなどのテクニックがきれいに響きます。テクニック重視の演奏者にもおすすめできるのが、ライトゲージです。

太い低音でリズムを支えるならヘヴィゲージ

一般に弦が太いほうが、音の押し出しが強くパワフルな音がすると言われています。そのため、ヘヴィゲージを使用することによって、厚みのある力強い低音を手にすることができますよ。弦が太ければ、ダウンチューニングに変更しても弦のテンションを保つことができます。音のびびりを防ぐことができますよ。ルート音を弾きながらバンドサウンドを支える演奏スタイルにおすすめです。

ベース弦のおすすめブランド・メーカー

Ernie Ball(アーニーボール)

明るい音がきれいに出て手触りがやわらかいことが特徴

高音がキラキラしていることが特徴で、アタック音が良く出るメーカーです。手触りがやわらかく、弦のテンションも低めです。テクニック重視の方や初心者にも扱いやすい弦ですよ。

D’Addario(ダダリオ)

全音域がバランスよく出るオールラウンドさが特徴

バランスの良い音の出方が特徴の弦です。くせがなく全音域がまんべんなく出るので、どのタイプのプレーヤーにも好まれますよ。手触りは、使っているうちに柔らかくなります。

Elixir(エリクサー)

コーティング弦が売りで弦の寿命が長いことが特徴

コーティング弦で有名なメーカーです。そのため、弦の寿命がとても長くいつまでも新品の状態が続きます。弦交換が面倒な方や、練習のみで使うという方におすすめ。若干くもった音が特徴です。

ROTOSOUND(ロトサウンド)

はっきりとした低音域の心地いい音が特徴

低音がしっかり出ることが特徴のメーカーです。太い低音を主張したロックな音が欲しいベーシストにおすすめ。手触りはざらついた感じで、テンションが弱く押さえ心地が柔らかく初心者にも押さえやすい弦です。

おすすめ&人気のベース弦ランキング

ラウンドワウンド でおすすめのベース弦

D’Addario-EXL170 Regular Light(2, 490円)

バランスの取れた王道サウンド

くせのないバランスの取れたサウンドが特徴です。そのため、どのジャンルでも使用が可能ですよ。有名な弦なので、どこでも購入できます。ライブツアー中に弦が切れてしまっても、現地で調達ができる安心感が強みです。

使用しているうちに音の特徴が徐々に変わります。張りたての時は高音域が目立つアタック感を感じられるサウンドですが、時間がたつにつれて中低音が目立つサウンドに変化してゆきます。使うごとに手に馴染むことが特徴。

Ernie Ball-2834 SUPER SLINKY BASS(2,794円)

きれいな高音と強いアタック音

キラキラとした高音が特徴で、アタック音が強めのベース弦です。全音域の音がクリアではっきり聴こえる弦ですよ。使い始めから手触りは柔らかく、手に馴染みやすく扱いやすいです。初心者の方も安心して使用できます。

低音より高音域が印象的な弦なので、スラップなどの技術を使用する、テクニックを重視した演奏者におすすめですよ。弦を使い続けていると、高音が出なくなり持ち味がなくなるので、こまめな交換が必要です。それでも購入してしまう魅力がこの弦にはあります。

ROTOSOUND -RS66LD(2,600円)

低音を主張するならこの弦

低音域が強く出る弦です。音が丸く、上品な音の出方がします。弦が柔いので、ピッキングが強い方が使用すると弦がびびる恐れがあります。その点さえ気を付ければ、どの演奏法にも対応しておりほかのメーカーとは一味違った音で演奏できますよ。

手触りは柔らかく、初心者でも楽に押さえることが可能です。弦の表面はざらざらしているので、スライドなどの奏法を使用した時にもピッタリ狙ったポジションで止まりやすいですよ。初めから手に馴染みやすい弦です。

Elixir-Bass Strings Light #14052(4,840円)

長寿命でピーク音が長く続く

コーティング弦なので、長寿命です。フレッシュな音が長く続き、いつまでも新品弦のようなサウンドでの演奏が可能ですよ。最新技術を使いコーティングを極限まで薄くしているので、手触りは一般のベース弦と同じ感覚で演奏できます。

音は若干くもった音がします。新しい弦に張り替えた時のフレッシュさはありませんが、馴染み始めた頃に元気な音が長く続きますよ。価格は通常の弦より高いですが、寿命を考えると同じくらいか安く済ませることができますね。

R.COCCO – RC4G N BASS STRINGS NICKEL ROUND WOUND(2,831円)

素直な音の中に高級感を感じられる弦

音の輪郭がはっきりしていて、素直に音が出る弦です。余計な味付けはありませんが、出てほしい音域がしっかり出る印象。初めから弦がなじんでいる感覚があり、音を慣らすために演奏を前もってする必要がありません。

弦のテンションは高めなので、弦をしっかり押さえる必要があります。手触りはなめらかで、手に馴染む弦ですよ。演奏者のニュアンスを出しやすい弦なので、曲の雰囲気をじっくり聴かせる演奏をしたい方におすすめです。

IKEBE ORIGINAL – Electric Bass Strings(710円)

練習用としておすすめ

値段がとにかく安いです。通常のベース弦セットの約3分の1の価格で購入可能なので、初心者や練習用に弦をたくさん買いたい方にぴったりです。すぐに張り替えても抵抗がない価格なので、新品の弦を使いたい方におすすめです。

ほかのメーカーの弦と比べると、若干物足りない印象。どうしてもいい音が欲しい場合は、音を歪ませることやエフェクターで変えてみてはいかがでしょうか。特に特徴的な音ではありませんが、値段の安さを感じさせない音ですよ。

フラットワウンドでおすすめのベース弦

La Bella-760FS(5,808円)

芯のある硬質な音

硬質な音でありながら芯があり、アンプからまっすぐに音が出力される印象です。テンションは高めなので、ネックの強いベースに張るのがおすすめ。全音域がバランス良く鳴るので、くせのないサウンドが特徴ですよ。

音の立ち上がりが速いので、ピッキングに素早く反応してくれます。演奏していてストレスがないですよ。品質が安定しており、外れ品がない弦ですね。少し高めの価格設定ですが、安定した品質でサウンドクオリティも高水準です。

DR-Bass Strings Flatwound LEGEND FL-45(5,720円)

こだわりの手巻き弦

独自のテクノロジーを使用しているので、寿命が長く音がとても安定しています。和音での演奏でも、音がはっきりしてばらつきが少ないですよ。フィンガースタイルの演奏で個性が出やすい弦です。フレットへの耐久性が高く弦が減りにくいです。

音の特徴は、中低音が目立つ傾向があります。決して暗い音ではなく、低音の中にも明るさが感じられるサウンドですよ。フラットワウンドですが、サステインが良く演奏しやすい弦です。アタック音はパキパキしており、くせになるサウンドがします。

Thomastik-Infeld-JF344(7, 095円)

フラットワウンドらしくない手触り

フラットワウンド弦は、通常テンションが強く押さえにくいことが特徴でした。しかしこの弦は、柔らかく押さえやすいというフラットワウンドらしくない特徴を持っていますよ。音は明るめのフラットですが、使い込むと落ち着いた音色になります。

弦の張力が柔らかい弦なので、フラットワウンド弦であってもネックへの負担が少ないです。そのため、ネックが薄いベースでも安心して使用できることが特徴。フラットワウンドとラウンドワウンドの中間の個性を持つベース弦です。

FOEHN-FLS4B(1,915円)

ハイコストパフォーマンス弦

価格は安いですが、使用感などほかのメーカーと比べて劣っている点はありません。素直で、味付けをしていないフラットな音が出力されますよ。ベース本来の音を生かした弦ということができますね。テンションは強めです。

通常のフラットワウンド弦より安いので、お試しで1回使ってみたいという方におすすめです。手触りはつるつるしており、フラットワウンドらしさがしっかりありますよ。コストパフォーマンスが高いベース弦です。

ROTOSOUND-SH77 Steve Harris signature(5,940円)

くせ者だが使いこなせれば極上の弦

IRONMAIDENのベーシストSteveHarrisのシグネイチャー弦です。フラットワウンドですが、明るいサウンドが出ます。おいしい音域だけが出力されるので、弾いていて耳障りな部分がありませんよ。

弦のテンションがものすごく強いので、初心者には向きません。ピッキングにも力が必要で、しっかり鳴らさないと弦の持ち味を生かせません。ネックに負担がかかるので、ネックが強いベースでの使用がおすすめ。

多弦ベースでおすすめのベース弦

Ken Smith -AA-TCRM-5(4,147円)

多弦ベース弦の先駆け

3弦から5弦までがテーパーコア弦になっています。そのため、ブリッジに弦が乗らないことや無理やり弦を折り曲げたことによる音のびびりがありません。弦高を低くしてテクニカルなフレーズを演奏しやすいですよ。

弦の材質はステンレス製なのですが、ステンレス特有のざらざらとした感覚がなく、なめらかな手触りです。音はステンレスの明るくシャープな音がきちんと出ますよ。ステンレスの音質が好きだけど演奏性で困っている方におすすめ。テンションが強めで、耐久性にも優れています。

Dunlop-DBMMS45125 Marcus Miller(3,545円)

スラップをきめたくなる弦

凄腕ベーシストMarcusMillerのシグネイチャー弦です。本人同様に、グルーブ感あふれるフレーズを弾きたくなりますよ。手触りはざらざらとした感触ですが、程よく摩擦を感じながらも引っ掛かりは感じません。

音の立ち上がりが早く、テンションが緩めの弦です。そのため、指弾きでテクニックを押し出した演奏をしたい方におすすめですよ。はっきりとした輪郭の低音が出るので、ベースラインを演奏するときにも存在感があります。

Fender-7250 Bass Strings(2,970円)

どこかで聴いたことのあるスタンダードサウンド

明るくはっきりとしたサウンドが特徴の弦です。歯切れが良く、ロックやブルースのジャンルの音楽におすすめ。ニッケルメッキスチールなので、ダイナミックな音の出方がしますよ。中音域が強いパワーあふれる演奏ができます。

フェンダーベースに元々張ってある弦なので、フェンダーユーザーに馴染みのある弦です。使用者が多く、どこかで聴いた音という感覚を得られますよ。どのようなジャンルにも適したオールラウンドな弦です。ボールエンドに色がついているので弦交換の時に間違えにくいことが特徴。

まとめ

プレイスタイルに合わせた「ベース弦」がおすすめ

自分に合ったベース弦を見つけたいなら、プレイスタイルで選ぶことがおすすめです。メーカーごとにサウンドの個性があり、弦の長さ、やわらかさ、どの音域を強調したいかなどを考えながらメーカーごとに比較して見つけることが必要です。初心者であれば、柔らかいテンションのベース弦がおすすめ。ぜひ自分に合ったベース弦を見つけて下さいね。

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