敷布団やベッドで眠っているとなんだか湿っぽいと感じたことはありませんか?それは寝ている間にかいている汗が、布団にしみ込んで湿っぽくなっているということです。そこで活躍するのが、布団の通気性を良くしてくれるすのこマット。すのこマットは、猛暑が続く暑い夏以外にもジメジメとして寝苦しい夜にも効果的です。布団のカビ対策にも一役買ってくれるので、1つ持っておくとあなたの睡眠ライフが大きく変わるでしょう。
すのこマットの特徴
布団の下に敷くことで通気性が良くなる
すのこマットは木の板が数枚並べられているマットになります。布団と床の間に挟めることで空間を少しだけ作ることにより、空気の通り道ができます。そのため通気性がよくなり、布団下に溜まる湿気を逃がしてくれるアイテムです。また、折り畳み式やロール式など収納性があるものが多いので、布団と一緒に収納しておけるのも魅力です。
布団に生えてしまうカビ対策にも
すのこマットにはカビを防止する働きもあります。布団のカビはいつの間にか発生していませんか?人は寝ている間にコップ一杯分ほどの汗をかくと言われていますが、その汗が布団にしみ込んで湿気が溜まるとポツポツと黒いカビが生えてしまいます。衛星面のことも考えてすのこマットでカビ対策をしておきましょう。
すのこマットの種類
日本で一番軽い木材の桐(きり)
桐(きり)は日本のさまざまな家具に使用されており、日本の気候にあった木材と言われています。国産の桐は高級品として扱われているので、ほとんどが輸入されている桐だと言えるでしょう。桐には軽い、湿気に強い、熱伝導率が低いという特徴があります。
中でも軽さは日本トップクラスを誇り、すのこマットの移動や持ち運びがしやすいです。折りたたみや組み立て式のすのこマットは、女性でも簡単に組み立てることができます。また、熱伝導率が低いので、夏は暑すぎず冬は寒すぎずと暑がりや冷え性の人に向いています。
害虫にも強い檜(ひのき)
檜(ひのき)は昔から高級木材として親しまれています。耐久性が高く、吸湿性、防腐性の他にも防虫性にも優れていため建築材としても使用されているほど性能がいいの木材です。湿気や水にも強いので長く使うことができるでしょう。
他にも、檜は独特の香りを持っており、ヒノキチオールと言われる香りでリラックス効果が高いです。水に強くリラックス効果が高い檜風呂などが有名ですよね。リラックスして就寝したい人におすすめできます。艶のある白い木肌も美しいので人気のある木材です。
価格を押さえたい人は杉(すぎ)
杉(すぎ)は、日本で最も植林されている木材です。そのため杉を使ったすのこマットはたくさんあります。価格が低価で安定しており、手に入れやすいので費用を抑えたい人におすすめできます。それに機能面も優れているので非常にコスパの良い木材と言えます。
空気を多く含むことができる杉は、断熱性に優れているので1年を通して使用できます。細胞の間に水分を含むことができて、湿気を調整してくれるという一面を持っているのもポイントです。木材にこだわりがないのであれば杉で十分に1年を過ごすことができるでしょう。
柔らかみのあるパイン材
パイン材は、日本でもお馴染みの松の木を加工したものです。松の種類は約50種類以上もあり、その中でもパイン材は北米産の松を加工したものを言います。木に柔らかみがあるので、肌触りが心地よいのと布団を傷付けないのが特徴です。
他にも、フィトンチッドと呼ばれる針葉樹特有の香りがほのかに香ります。まさに木の香りと表現できる匂いは森林浴をしているようなリラックス効果が期待できます。価格もお手頃なのでリーズナブルに天然木のクオリティーを楽しみたい人におすすめです。
すのこマットの選び方
用途に合わせて選ぶ
お部屋で使う場合は折りたたみタイプ
すのこマットには折りたたみタイプとロールタイプがあります。折りたたみタイプには2つ折り、3つ折り、4つ折りがあり、それぞれコンパクトに畳んでおくことができます。寝るとき以外は部屋の隅に立てかけておいたり、クローゼットに収納したりと邪魔になりません。折りたたみタイプがお部屋で使うのにおすすめな理由が、山折りにして布団干しとして活用できます。日当たりのいい室内だと部屋干しもできるのが魅力です。
持ち運びに便利なロールタイプ
もう1つのロールタイプはクルクルと丸めることができるので、コンパクト性が非常に高いのが特徴です。そのため1人暮らしや収納スペースがあまりにないという人におすすめできます。また、持ち運びが簡単なのでアウトドアでの使用に最適でしょう。アウトドアでのすのこマットは、夏は涼しく冬は底冷え防止になるアイテムです。アウトドア好きの人は外で使用することも考慮しておくのもいいのではないでしょうか。
すのこマットの機能性で選ぶ
耐荷重は必ずチェック
すのこマットには耐荷重が設定されています。人が全体重をかけて使用するアイテムなので、耐荷重の数値は100kg以上と設定されているものが多いです。しかし、中には80kgなどギリギリに設定されたすのこマットもあるので注意してください。また、耐荷重は布団やマットレスの重さをしっかりと考慮して耐荷重180kgは見ておいてください。
床の傷つけ防止など安全面も考慮
すのこマットはフローリングや畳を傷つけてしまう可能性があります。そのため床の傷つけ防止として板底にクッションやテープがされているそのこマットがおすすめです。また、滑り防止にも注目しておきましょう。寝返りで布団がずられたり、滑って床を傷つけてしまう可能性もあります。こういったすのこマットの機能面も重要です。
すのこマットのおすすめブランド・メーカー
Neruco(ネルコ)
すのこマットやすのこベッドの種類が豊富
おすすめ商品!
ジャンル内一番人気!
Nerucoは国内でも最大級の品ぞろえを誇る寝具メーカーです。良質な檜を使用したすのこマットを多く取り扱っており、折りたたみタイプやロールタイプなど種類も多いのですし、すのこマットのクオリティーも高いです。
エムール
エムール自慢のフランコタワー
エムールは寝具や家具を取り扱うオンラインショップメーカーです。中でもフランコタワーシリーズは、桐板に通気口を設けたりと通気性を重視したすのこマットです。折りたたみタイプ、ロールタイプの両方があります。
Hinokiya(ヒノキヤ)
紀州熊野の檜を使った良質なすのこマット
和歌山県の紀伊半島の大自然で育った檜である紀州熊野檜を使った寝具メーカーです。紀州熊野檜は年輪幅が狭くて多いので耐久性がとても高いのですのこマットに適しています。良質なすのこマットを探している人は見ておくべきメーカーです。
みやび格子
魔法のすのこが大人気
極上の寝心地を追及する「みやび格子」すのこ。通常のすのこよりも2倍の通気性をもち、朝まで蒸れなくぐっすり眠ることが可能。グッドデザイン賞にも輝き、デザイン性にも優れている通気性抜群のエアライズが人気です。
おすすめ&人気のすのこマットランキング
シングルでおすすめのすのこマット
Neruco-ロール式すのこマットS(11,340円)
通気性を向上させたハイタイプのすのこマット
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何がハイタイプかというと、床と布団の高さが約5cmになるように設計されています。これは従来のすのこマットの高さの約2倍。隙間を大きくすることで通気性を最大限までに上げています。そのためいつまでもサラっと快適な布団で眠ることができます。
もう1つの特徴がロール式でクルクルと丸めて収納できることです。寝るとき以外は押入れなどに布団を収納しておくことが多いと思います。すのこマットだけ外に出しておくのも考えものです。ですので、布団と一緒に小さく収納できるロール式は必ず重宝するでしょう。
デコレ-Airflow(3,780円)
天然木材の桐を使用
こちらは天然の桐を使った4つ折りタイプのすのこマットです。布団と床の間に25mmほどの隙間があくように設計されており、空気を循環させることで快適に利用できます。耐荷重は180kgなので大柄の男性でも余裕で使用できるのも魅力。
4つ折りなのでコンパクトに重ねて収納できるようになっています。また、山折りに立てることで、そのまま布団が干せる機能も嬉しいですね。マットの下にはEVA樹脂の滑り止めが付いているのでマットがズレたり、床に傷が付くのを防いでくれます。
エムール-フランコタワープレミアム(8,990円)
取っ手付きで簡単に運べるすのこマット
エムールの2つ折りすのこマットです。持ち手があるので折りたたみ時に持ち運びが楽になります。そのため女性の1暮らしにも最適です。また、すのこを2つ折りにして三角形で固定できるので、布団を干すこともできます。
すのこマットを敷いていると不意に足をぶつけてしまうことがけっこうあります。それを防止するために、すのこの側面にクッションが設けられているのがポイントですね。もちろん床を傷つけないように裏にも設けられています。
Hinokiya-国産ひのき木工ロックタイプ(14,087円)
良質な紀州熊野ひのきを使用したすのこマット
こちらは強度や耐久性の高い紀州熊野ひのきを使用した純国産すのこマットです。木材の他にもステンレスの釘を使用したりと細かいところまで気が配られています。その1つ1つが熟練の職人によって製作されており、紀州熊野ひのきは1つとして同じものがないので特別感がありますね。
2つ折りにすると布団を干すことができますが、こちらは木工のストッパーを採用しています。そのため、すのこマットをしっかりと固定できるので、風で倒れたり布団の重さで角度が開きすぎることもありません。
Mouse Wheel-島根県産ひのきロールマット(12,852円)
島根県産高知四万十産の檜は安眠効果が高い
こちらのすのこマットは、四万十産の檜を使用しており、中でも星4つ(Fフォースター)の部材を採用しています。これは体に有害な化学物質が一番少ないという意味なので、お子様やお年寄りの人にもおすすめです。天然の檜の香りが安眠を誘います。
無塗装で天然檜の模様がとても綺麗で温かみのあるデザインにも定評があります。使い込むたびに味わいが増すので、長期で愛用できる楽しみがあるのも魅力ですね。安全性を考慮して板の角が丸くされているのもポイントです。
みやび格子-すのこベッド(12,900円)
風通しや機能性が備わった京都の格子戸
こちらは京都のみやび格子にこだわったすのこマットです。みやび格子はヤマ型になっているので、板1枚1枚に溝がある構造です。そのため、通常のそのこマットと比べると通気性が約2倍と各段に上がっています。
また、溝があるので体を支える点が分散されるのもポイント。これですのこのゴツゴツを感じることはほとんどありません。他にも、板と板の間をつなぐ部分には布が採用してあります。自由な形に動かすことができるので、布団と一緒に折りたたむことも可能です。
セミダブルでおすすめのすのこマット
Sommeil-すのこマット四つ折りタイプ(7,999円)
4つ折りタイプの安全性に優れた桐すのこ
桐素材の折りたたみ式すのこマットです。4つに折って立てかけることで、簡単に布団を干すことができます。折りたたみ時は押入れや壁に立てかけておいても邪魔にならないほどコンパクトになるのでいろんなところに収納可能です。
世界基準のISO認定工場での製造となっており、しっかりとした安心設計なので180kgまで耐えられます。床を傷つけないクッションなど機能性も充実。天然の桐で防湿効果や断熱効果なども優れています。
99FAM-3つ折りタイプ 桐すのこマット(19,900円)
収納時には布団台としても使用可能
こちらは3つ折りタイプのすのこマットです。厚めのすのこマットとなっており、床と布団の間を約6cmほど開けることができる設計となっています。夏は涼しく、冬は木のぬくもりを感じながら眠ることができますね。
また、防湿・防虫に優れた桐なので押入れなどの布団台としても利用可能です。すのこを使わない時は、布団と一緒に収納しておくことで、ダニやカビの発生を防いでくれます。四隅に設けられたウレタンで、床や畳に傷がつくこともありません。
Hinokiya-四つ折り 檜すのこマット(8,980円)
疲労回復やリラックス効果健康にもいい檜
檜で作られた4つ折りタイプのすのこマットです。山折りにしてそのまま布団を干すこともできます。マジックテープで簡単に固定できるので、組み立てが面倒な人でも楽に使用できます。もちろん収納もコンパクトに収まる設計です。厚さ約10cmで折りたたむことができるので、収納スペースで場所を取りません。
自然のエアコンとも言われる檜のすのこマットには疲労回復やリラックス、快眠効果があるので、健康を気にしている人にはぜひおすすめしたい商品です。それにこちらはリーズナブルな価格になっているのもいいですね。
府中家具-高反発ヒノキスノコマット(21,380円)
高反発クッションで快適な寝心地
こちらは家具の産地である広島の府中家具メーカーが発売しているすのこマット。家具作り300年の歴史があり、1つ1つ職人さんの手で作られています。寝心地を重視しているのが特徴で、すのこマットに高反発のウレタンクッションが組み合わせてあります。
檜の素材とクッションで快適な睡眠が期待できるでしょう。収納も丸めて置けるようになっており、置き場所に困りません。すのこマットを敷いておきたいけどゴツゴツ感が苦手という人に最適なすのこマットです。
ダブルでおすすめのすのこマット
エアープラス-桐天然木製 すのこベッド(21,800円)
通気孔とU字カット構造で通気性抜群
こちらは200cm×140cm×4.5cmのダブルサイズのすのこマットです。素材には桐が使用されています。この桐の板に一工夫されており、空気の通りを良くする通気口とU字カット加工が施されているので、通気性が非常に高いです。
本体の板は天然の桐、そして接続部にはパイン材が使用されています。本体の真ん中を上に持ち上げて、付属のストッパーを固定させるだけの簡単2ステップでスタンドさせることが可能です。また手を挟みにくい設計となっているので安全に使用できます。
Neruco-3つ折りすのこマットダブル(20,412円)
女性1人でも簡単に持ち運べる軽量設計
シングルが2枚セットになったダブルサイズのすのこマットです。ダブルサイズはもちろん、シングルサイズとして使ったり、押入れの布団台としても利用できます。また、本体重量が9.5kg軽量なので女性1人でも持ち運ぶことができるのもポイントです。
足をぶつけたり、床に傷が付きにくいように弾力性のあるEVA材でしっかりと保護されています。この安心設計は、お子様がいる家庭でも安全に使用できますね。他にも板にスリットが入っており通気性を向上させる工夫もされているので、安全性と機能性を兼ね備えたすのこマットです。
MIC-涼風(23,578円)
愛媛県の国産檜を使用
こちらは2つ折りの檜すのこマットで、愛媛県の良質な檜を使用されています。山折りにして布団の室内干しも可能となっています。山折りや収納の折りたたみなどマジックテープで固定するタイプなので取り扱いも簡単です。
さらさらとした肌触りが心地よいので、すのこに直に寝ても気持ち良く寝ることができます。商品サイズは140x196x3.8cmで重さが約15.2kgです。耐荷重は180kgとISO認定工場で製作された安全性の高いすのこマットとなっています。
エムール-フランコロールプレミアム ダブル(12,990円)
プレミアムで快適な布団生活
エムールで人気のフランコロールシリーズのダブルサイズです。傷付け防止のクッション材や滑り止めなど機能性も充実しています。他にも、桐の板には溝と通気口が設けられているので放温性や通気性が抜群です。
こちらはロールタイプのすのこマットになります。ダブルサイズは大きいので、収納スペースがあまりない人はコンパクトになるロールタイプがおすすめ。組み立ても固定バンドで3か所止めるだけなので取り扱いも簡単です。
布団ランキング館-スプリング すのこマット(43,659円)
すのこ全体がクッションのような役割
すのこの硬さで体に負担をかけたくない人におすすめです。すのこの角も丸くなっているので安全性も高いですし、板を繋ぐバンドのデザインもおしゃれですね。低反発マットレスと組み合わせるとさらに寝心地がよくなるでしょう。
スプリング仕様となっているので、すのこマットを横から見ると少し湾曲しています。そのため柔軟性が生まれてマットレスに近い感覚ですのこを使用できます。すのこの硬さで体に負担をかけたくない人におすすめです。
まとめ
品質のいい檜のすのこマットがおすすめ
すのこマットは睡眠環境をよくしてくれるので、品質がいいものを選びましょう。桐のすのこも魅力的ですが、やはり木の香りがほのかに香る檜はリラックス効果が高いです。防湿・防虫効果も高いので檜のすのこマットがおすすめです。