ホテルのラウンジや、旅館の窓際に設置されているラウンジチェア。一度座ると居心地が良くて、なかなか動く気にならなくなった経験があると思います。ラウンジチェアが自宅にあれば、本を読むとき、映画を見るときなど、リラックスする場面に大活躍です。リビングチェアやソファーとは一味違った空間を楽しむことができます。しかしいざ買おうと思っても、ブランドやデザインなど、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。そんな方に今回は、ラウンジチェアの種類、ブランド、選び方を解説し、おすすめのラウンジチェアをご紹介していきます。大きくゆったりと座れるものから、コンパクトで場所をとらないラウンジチェア。北欧デザインからアジアンデザインと、幅広いデザインのラインナップも魅力です。ラウンジチェアの購入で迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ラウンジチェアとは?
背もたれに傾斜をつけてリラックスできるよう作られたチェア
ラウンジチェアとは、背もたれのある一人掛けの椅子を指します。日本ではパーソナルチェアや、リクライニングチェアとも呼ばれています。ゆったりと座れるようにサイズの大きいチェアが多く、オットマンと呼ぶ足置きと組み合わせて使うこともあります。
ラウンジチェアの特徴
リラックスすることを目的に作られた様々なデザイン
ラウンジチェアはリビングチェアとは違い、リラックスすることを目的に作られた椅子です。そのため、居心地の良さを追求した様々なデザインの製品があります。皮張りの重厚なデザインから、藤(ラタン)を編んだアジアン風なもの、シンプルな北欧デザインのチェアまで様々です。
座面に傾斜をつけているので深く腰掛けられる
ラウンジチェアは長時間リラックスして座れるように、座面に傾斜をつけて腰への負担が軽減されるような構造をしています。3~5度の傾斜をつけることによって、腰だけでなく体全体に体重が分散させることができます。またリラックス用のチェアは背もたれの傾斜が115度から120度以上のものが多く、120度を超える場合はオットマンや頭もたれ用の枕が必要となります。逆に傾斜が100度以下のものは作業用の椅子がほとんどです。
ラウンジチェアの種類
イームズラウンジチェア(代表的な高品質ラウンジチェア)
ラウンジチェアとして確固たる地位を築いているのが、このイームズラウンドチェアです。「イームズ」とはこの形のラウンジチェアをデザインした夫婦の名前で、1950年代のアメリカで多くの家具のデザインに携わりました。緩やかな座面にオットマンがついた形が非常に特徴的です。1900年代のアメリカらしく、大きくて重厚なデザインをしています。
オットマンとセットになっていることから場所は取りますが、ゆったりとした座り心地は他のチェアとは一線を画しています。特にオットマンのアイデアは画期的です。長時間足を下ろしていると血流の巡りが悪くなりますが、オットマンの上に足を置くことによって、長時間座っていても足がむくみません。シックなデザインのチェアが多いので、アンティークな雰囲気のお部屋に設置すると非常に見栄えするでしょう。
ストリアドラウンジチェア(座り心地を重視した三層の張地)
ハーマンミラー社によってデザインされたストリアドラウンジチェアは、スキーブーツの構造にヒントを得て作られました。硬い素材で作られた外側の層に、天然繊維複合材の柔らかな層を内側に重ね合わせ、三層目の背もたれから座面にかけては二種類の素材を組み合わせたクッションを使用して作られています。三層もの作りによって、しっかりとした座り心地と、長時間座っていても疲れないような柔らかさを兼ね備えた座り心地となっています。
イームズラウンジチェアとは違い、オフィスチェアにもなりそうな現代的なシンプルなデザインとなっています。どこにおいても馴染むようなさわやかなデザインです。背もたれの長さ、脚部、オットマンの形は三種類の中から選ぶことができ、張地はホップサック、ノーブル、皮革、MCL皮革から選択できます。対応の広さは流石はハーマンミラーといったところでしょう。
サイバラウンジチェア(シンプルかつ美しいフォルム)
アメリカの世界的なインテリアメーカーであるハーマンミラーが、初めて日本人デザイナーと協力して製造したチェアです。この椅子の特徴は、当たり前の形なのに美しいということです。デザイナーの深澤直人さんが提言する「スーパーノーマル」という思想を体現した椅子です
シンプルなデザインでありながら、体にフィットするフォルムは長時間リラックスして座ることができます。オットマンもついたラウンジチェアですが、イームズラウンジチェアのように巨大ではありません。しかし、洗練されたデザインはどんなお部屋にも合うことでしょう。
ラウンジチェアの選び方
正規品かリプロダクト品かで選ぶ
品質の良さにこだわるなら正規品
正規品とは、正規のライセンスを所有したメーカーが製作した製品のことを指します。高価な素材を使用し、熟練した技術で作られる正規品は、完璧な品質と万全のアフターケアが保証されますが、その分価格は高くなります。材質と品質、数十年保証されるアフターケアを求めるのであれば、正規品の商品がいいでしょう。
価格が安いリプロダクト品
リプロダクトとは、デザインのライセンスが切れた製品を、ライセンスを所有する以外のメーカーが製作した製品のことです。レプリカやジェネリックとも言われています。リプロダクト品は正規品と同じデザインの製品ですが、低コストのために素材や人件費を抑える傾向があります。そのため品質や保証などは正規品に劣る製品が多いです。参考までにイームズラウンジチェアの正規品とリプロダクト品の価格を比較すると、正規品が695,520円、リプロダクト品が69,980円となっています。リーズナブルな価格で正規品に近い商品を求めるなら、リプロダクト品がいいでしょう。
お部屋のデザインに合わせて選ぶ
肘掛けや脚の部分が木製の北欧デザインがおしゃれ
お部屋を北欧風なナチュラルデザインに揃えたいのなら、木製フレームのラウンジチェアがおすすめです。木製のラウンジチェアは革製のような重厚感がないので、モダンな現代風のお部屋にも合うデザインです。冬が長い北欧では室内にいる時間が多いので、室内でも温もりを感じるようなインテリアづくりをしてきました。そうした背景から出来上がったのが、木を多く使用した暖かなデザインの北欧家具です。
アジアン風ならラタン素材やウォーターヒヤシンスが最適
バリ島の伝統家具のデザインで作られるアジアンラウンジチェアは、独特な雰囲気で知られています。主に籐(ラタン)やウォーターヒヤシンスという植物を使用して作られています。細くした素材を編んで作るアジアンチェアは職人が手作りする製品がほとんどで、優しくナチュラルな雰囲気があります。革製や布製のチェアと比べると通気性に優れ、長時間座っても蒸れにくいという特徴があります。また適度に弾力のある素材なので、座り心地も抜群です。植物で作られた自然な風合いのアジアンチェアは、お部屋に置いておくだけで南国にいる気分を味わえるでしょう。
お部屋のスペースを考えて選ぶ
スペースが限られている場合はオットマンとの組み合わせは避ける
ラウンジチェアは座り心地のいい椅子ですが、その分大きくて場所も取ります。お部屋の間取りから、大きなイームズラウンジチェアを置けないということもあるでしょう。一人暮らしの1DKのお部屋に置くと、それだけで圧迫感がでてしまいます。狭い空間にイームズラウンジチェアを置くのはおすすめしません。もし置きたいのであれば、コンパクトなラウンジチェアを選択するのがいいでしょう。オットマンのないデザインのものであれば省スペースで配置できます。
スペースに余裕がある場合は思い切って高機能なものを
1LDK以上の間取りの家であれば、思い切って大きいサイズのラウンジチェアを置くのも面白いでしょう。ワンランク上のインテリアに変わりますよ。オットマンのついたデザインのラウンジチェアは、椅子に体全体を預けることができます。リクライニング機能の付いたものを選べば、気に入った位置に背もたれを調整することができて非常に便利です。椅子の横にサイドテーブルを置いて、飲み物を飲みながらゆっくり読書、なんてことも素敵ですね。
ラウンジチェアのおすすめブランド・メーカー
LOWYA(ロウヤ)
木製のデザイン性の高いチェアが豊富に揃う
おすすめ商品!
ジャンル内一番人気!
北欧風のナチュラルテイストが感じられる、おしゃれな家具を製造販売している人気のブランドです。日本製の確かな作りで、シンプルかつ洗練されたデザインが魅力。ラウンジチェアは折りたたみの軽量タイプなど、住宅事情に合わせた機能的な商品が見つかります。
HermanMiller(ハーマンミラー)
世界的なモダンデザイン家具メーカー
ハーマンミラーは1923年に創業されました。1950年代には、チャールズ&レイ・イームズ、ジョージネルソン、イサムノグチといった当時を代表するデザイナーたちと提携して、世界的なモダンデザイン家具メーカーとなりました。主にモダンデザインの家具を手掛けるメーカーで、企業や家庭を問わず、様々な場所で使用されています。
IKEA(イケア)
リーズナブルでおしゃれなメーカー
IKEA(イケア)とは、スウェーデン発祥の世界最大の家具量販店です。北欧らしくシンプルな洗練されたデザインのメーカーです。大量生産されているため価格が安く、かつクオリティ―が高いのも大きな特徴でしょう。
グレイスノート
アジアン家具を手広く販売するメーカー
グレイスノートはインドネシアを拠点とするアジアン家具メーカーです。熟達した職人によって一つ一つ丁寧に作られる家具は、大量生産品とは違う柔らかな雰囲気があります。近年は日本向けのデザインに力を入れているので、使い心地も抜群です。
マルニコレクション
世界中から高い評価を受ける普遍的な魅力のチェア
開発パートナーに世界的なプロダクトデザイナー深澤直人氏とジャスパー・モリソンを迎え、100年使っても飽きのこない上質な家具を発信しています。日本の熟練した職人の技によって、繊細で良質なチェアが生み出されているのが特徴。ラウンジチェアに合わせたいオットマンも取り扱いがあります。
おすすめ&人気のラウンジチェアランキング
リーズナブルな値段でおすすめのラウンジチェア
LOWYA-1人掛け用ソファ(12,100円)
北欧デザインでお洒落
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
背もたれが包み込むような形をした1人掛け用ソファです。背もたれを広くとったスタイリッシュなフォルムが特徴的。背もたれは立体構造になっており、寄りかかることも可能で、ピッタリ身体にフィットします。首元までしっかりとサポートし、優しく包まれているかのような座り心地でくつろげますよ。
リラックスには欠かせない、身を任せられるソファです。座ったままで体勢を自由に変えることができ、ゆっくりと自分の時間を楽しめます。布張りなので、肌触りがよく、赤ちゃんや子供が使うのにもおすすめです。
MEIKOH HOME TEC-hidamari TVが見やすい ルームチェア(13,800円)
リクライニングできるパーソナルチェア
オットマンの付いたラウンジチェアは巨大なものが多いですが、こちらの製品は背もたれを倒して折り畳んで、使わないときには収納できます。楽天のチェアランキングで常に上位に位置しており、商品レビューも200件以上投稿されている製品です。
布製の座面は、柔らかで快適な座り心地です。14段階のリクライニングが可能で、好きな角度に調整してくつろぐことができます。長時間座っていても疲労が溜まりにくいですよ。サイドにはポケットが備えられているので、雑誌やリモコンを収納することができて便利です。
ユーフォー-ウォーターヒヤシンス・ラウンジチェア(14,640円)
小さくてかわいらしいアジアンデザインのラウンジチェア
インドネシアの職人が手作業で作り上げた、ウォーターヒヤシンス製のラウンジチェアです。ユーフォ―のようなデザインの座面は、かわいらしい見た目と安定感をもたらします。見た目は小さいですが、インパクトは大きいデザインのチェアです。
天然素材のウォーターヒヤシンスを編んで作られているので、革製の張地にはない通気性と弾力があります。蒸れにくい素材なので、製造されたインドネシアのような暑い日に使用すると快適な座り心地でしょう。
タンスのゲン-リクライニングチェアー オットマン付き(20,999円)
3万円以下の価格で本格的なラウンジチェア
楽天ランキングでも常に上位に位置し、150件以上の高評価レビューが投稿されている製品です。3万円以下というリーズナブルな価格でも、オットマンが付属し必要な機能は揃っているラウンジチェアです。
140度まで無段階のリクライニングが可能で、お好きな角度でリラックスすることができます。クッション材にはウレタンがたっぷりと使用され、しっかりとした座り心地で体を支えます。張地は合成皮革で作られ、三種類の色から選べます。
リーズナブルな値段でおすすめのラウンジチェアの比較表
商品画像 | ||||
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ブランド | LOWYA | MEIKOH HOME TEC | ユーフォー | タンスのゲン |
商品名 | 一人掛け用ソファ | hidamari TVが見やすい ルームチェア | ウォーターヒヤシンス・ラウンジチェア | リクライニングチェアー オットマン付き |
価格 | 12,100円 | 13,800円 | 14,640円 | 20,999円 |
特徴 | 北欧デザインでお洒落 | リクライニングできるパーソナルチェア | 小さくてかわいらしいアジアンデザインのラウンジチェア | 3万円以下の価格で本格的なラウンジチェア |
サイズ | 幅82×奥行70×高さ60cm | 幅約70cm×奥行約66-105cm×高さ約75-94cm | 幅72×奥行72×高さ65cm | 幅67×奥行77~108×高さ84~96cm |
素材 | クッション材:コットン、ウレタンフォーム、ポリエステル 張り材:コットン75%、ポリエステル25% | 主素材:ポリエステル85%、レーヨン15% | ウォーターヒヤシンス・マホガニー・ファブリック | 合成皮革 |
北欧風でおすすめのラウンジチェア
LOWYA-1人掛け リラックスソファ 北欧デザイン(12,990円)
北欧らしい曲線美を描いたラウンジチェア
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
こちらのラウンジチェアは北欧デザインがベースで、フレームには天然木が使われています。コットンを含むマットレスは、座り心地が良く、身体をしっかりと支えてくれます。置く場所を選ばないシンプルなデザインも大きな魅力ですよ。
椅子の幅は65センチと大きく作られているので、ゆったりとリラックスして座ることができます。マットレスのカラーはバリエーションがあり、お好きなものを選ぶことができます。ご自宅のインテリアに合わせることが出来るのは嬉しいですね。
cafare-リラックスチェア スリム(5,000円)
北欧風の木製フレームチェア
北欧風らしく木製フレームでできたラウンジチェアで、楽天で50件以上のレビューのある大人気商品です。座面のサイズが幅52センチ×奥行き49センチと大きく作られているので、男女問わず快適に座れます。
座面の角度が奥にかけて傾斜を作られているので、深く腰掛けることができます。背中に合わせて緩やかに曲がる背面はしっかりと背中を支え、快適な座り心地を生み出します。首元にはネッククッションが設置されているので、読書や映画鑑賞などにも最適です。
ポポル-イージーチェア(48,600円)
日本製の堅牢な作りのラウンジチェア
60年以上の歴史を持つ光製作所から作られるチェアは、構造、外観ともに最高品質の仕上がりです。光製作所は業務向けの製品をメインに製造されているメーカーなので、製品には厳しい検査がなされています。この検査を通過した堅牢な作りのチェアです。
滑らかな木製フレームは、シンプルながら優しい北欧デザインをしています。角度の付いた背もたれと柔らかなクッションの相性は抜群です。独立したヘッド部分のクッションは厚めに作られており、首が疲れにくくなっています。クッションのカラーはブラウンとグレーから選べます。
E-comfort-Contour Chair(72,819円)
かわいらしい形のクッションを持つラウンジチェア
オーストラリア人のデザイナー、グラント・フェザーストーンが1951年にデザインしたコンターチェアのリプロダクト品です。肘掛けが飛び出したようなかわいらしいデザインで、体が包まれるような座り心地です。
外観はシンプルながら座面と背面は体に沿うように曲がっており、柔らかなクッションとともに体をしっかりとホールドしてくれます。別売りのオットマンと合わせて使えば、より長時間リラックスして座ることが可能です。
PRC-パーソナルチェア(79,800円)
本革製の高級感溢れるラウンジチェア
オットマンのついたのラウンジチェアです。セミアニリンレザー加工された本革の張地は滑らかな肌触りで柔らかく、表面にウレタン加工を施すことによって耐久性が増しています。張地の色は人気のブラウンを含む4種類から選ぶことができます。
無段階に調整できるリクライニング機能に加えて360度の回転が可能です。サイドテーブルも付属しているので、リラックスした姿勢でドリンクを飲むこともできます。オットマンには収納機能があり、小物の収納ができます。快適な座り心地に加えて、便利な機能が多数あるラウンジチェアです。
マルニコレクション-HIROSHIMAラウンジチェア(181,500円)
無駄を削ぎ落したシンプルで美しい設計
世界的なプロダクトデザイナーである深澤直人氏と、高品質な木工家具を輩出するマルニ木工との出会いで生まれたラウンジチェア。360度どこから見ても美しいように、計算され尽くしたシンプルな構造が特徴です。インテリアを選ばず、長く愛用できる上質なチェアをお探しの方におすすめです。
座面は底つき感がないようにクッション構造にこだわり、快適な座り心地を実現。張地は、ランク別に約100種類の生地から選べます。自分だけのオーダーメイドチェアにできますよ。ファブリックタイプは取り外し可能で、インテリアにあわせて模様替えができるのも魅力です。
北欧風でおすすめのラウンジチェアの比較表
商品画像 | ||||||
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ブランド | cafare | ポポル | E-comfort | LOWYA | PRC | マルニコレクション |
商品名 | リラックスチェア スリム | イージーチェア | Contour Chair | 1人掛け リラックスソファ 北欧デザイン | パーソナルチェア | HIROSHIMAラウンジチェア |
価格 | 5,000円 | 48,600円 | 72,819円 | 12,990円 | 79,800円 | 181,500円 |
特徴 | 北欧風の木製フレームチェア | 日本製の堅牢な作りのラウンジチェア | かわいらしい形のクッションを持つラウンジチェア | 北欧らしい曲線美を描いたラウンジチェア | 本革製の高級感溢れるラウンジチェア | 無駄を削ぎ落したシンプルで美しい設計 |
サイズ | 幅59×奥行77×高さ102cm | 幅69×奥行83×高さ89cm | – | 幅65×奥行89×高さ78cm | 幅90.5×奥行82×高さ100cm | 幅67.8×奥行64×高さ68.4cm |
素材 | ファブリック・天然木(樺材) | オーク・布(ポリエステル) | – | フレーム:天然木 マットレス:コットン・ウール・ポリエステル | 本革・合成皮革・成型合板・スチールフレーム | ビーチ材 |
デザイナーズ家具でおすすめのラウンジチェア
イームズ-ラウンジチェアー(95,131円)
イームズラウンジチェアのリーズナブルなリプロダクト品
ハーマンミラー社のイームズラウンジチェアのリプロダクト品です。正規品の7分の1の価格ですが、材質とデザインは正規品と近い製品となっています。1950年代にデザインされたチェアですが、現代でも新鮮に美しく映る形です。
傾斜した座面は背骨にかかる負担を分散させ、柔らかなクッションが腰回りをしっかりサポートする座り心地です。長時間座っていても疲れないので、読書や映画鑑賞などを快適な姿勢で楽しむことができます。
アルネ・ヤコブセン-エッグチェア オットマン付き(152,064円)
独特な卵型のラウンジチェア
1950年代にアルネ・ヤコブセンがロイヤルホテルのロビーのためにデザインしたエッグチェアのリプロダクト品です。卵のように美しい曲線を描いたデザインは、体をすっぽりと包み込むような安心感のある座り心地です。
内側に弾力のあるウレタンインナーシェル、外側の張地にはカシミア混合ウールを使用しているため、弾力のある柔らかな座り心地です。オットマンと合わせて座れば、長時間快適に座ることができます。
エーロ・サーリネン-ウームチェア オットマン付(157,680円)
胎内回帰を思わせるほどの座り心地のラウンジチェア
1947年にデザインされたウームチェアは、まるで母親のお腹にいるような安心感のある座り心地から、ウーム(子宮)チェアと名づけられました。FRPで貝殻のように作られた椅子の形に細く浮き出すステンレスの足は、現代から見ても斬新なデザインです。
FRP一体成型のシェルにカシミア混合ウールの張地を被せ、ウレタンフォームのクッションを置いたデザインをしています。体をしっかりと支えるシェルに、柔らかに沈み込むクッションの組み合わせはウームチェアの名に恥じない座り心地です。
ポール・M・ヴォルザー -コロナチェア&オットマン(168,912円)
いくつものクッションが重なる独特のデザインのラウンジチェア
デンマークのエリックヨーゲンセンから1962年に発売されて以来、コロナチェアはいくつもの賞を受賞してきました。いくつも重なっているクッションが日食を連写した姿とよく似ているため、コロナ(太陽)名づけられました。
緩やかなカーブを描いたフレームは体にフィットするように設計されています。無造作に設置されたように見えるクッションですが、体に合わせて湾曲しているのでしっかりと体を支えてくれます。快適な座り心地に、美しいフォルムを楽しむことのできるラウンジチェアです。
イングマール・レリング-シエスタクラシック ハイバック(298,000円)
ホワイトハウスでも16脚使用される北欧家具の傑作
ノルウェー出身の家具デザインナーの巨匠、イングマール・レリングが1965年にデザインしたチェアで、世界各国の美術館に納入されるほど美しい外観を持ちます。こちらの製品は日本人向けに工夫して作られています。
フレームは堅牢な形成合板で作られているので、女性でも運べるほど軽量な作りです。張地には滑らかな牛革、クッション材にはポリエステルファイバーを使用しているので、柔らかく滑らかな座り心地です。
デザイナーズ家具でおすすめのラウンジチェアの比較表
商品画像 | |||||
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ブランド | イームズ | アルネ・ヤコブセン | エーロ・サーリネン | ポール・M・ヴォルザー | イングマール・レリング |
商品名 | ラウンジチェアー | エッグチェア オットマン付き | ウームチェア オットマン付 | コロナチェア&オットマン | シエスタクラシック ハイバック |
価格 | 95,131円 | 152,064円 | 157,680円 | 168,912円 | 298,000円 |
特徴 | イームズラウンジチェアのリーズナブルなリプロダクト品 | 独特な卵型のラウンジチェア | 胎内回帰を思わせるほどの座り心地のラウンジチェア | いくつものクッションが重なる独特のデザインのラウンジチェア | ホワイトハウスでも16脚使用される北欧家具の傑作 |
サイズ | 幅60×奥行85×高さ81cm | 幅86×奥行79×高さ107cm | 幅101×奥行88×高さ92cm | 幅88×奥行80×高さ97cm | 幅64×奥行81×高さ94cm |
素材 | 本革・ウッド成型加工フレーム | カシミア混合ウール・硬質発泡ウレタン・アルミダイキャスト | カシミア混ウール・ステンレス・ウレタンフォーム・形成FRP | カシミア混ウール・ステンレス・ウレタンフォーム | ブナ積層材・ブナ天然木・牛革・ポリエステルファイバー |
まとめ
長時間座りたいのならオットマン付きがおすすめ
ラウンジチェアでこだわりたいのは、リラックスして長時間座れることです。長時間椅子に座って足を下ろしていると、血液が足まで循環しづらくなるため、むくみやすくなります。オットマンを使用すれば、長く椅子に座っていても体への負担が小さくなります。椅子に座って読書や映画鑑賞をする方には、オットマン付きのラウンジチェアをおすすめします。今回はラウンジチェアについて、様々なブランドやデザインの製品を紹介しました。購入する際の参考にして、ぜひお気に入りの製品を見つけてください。
ラウンジチェアに関するQ&A
ラウンジチェアとは?
ホテルのロビーや談話室など、休憩と談話を目的にしたチェアの総称です。背もたれに傾斜がついているものが多く、座り心地にこだわった製品が揃っています。背もたれだけでなく座面にも傾斜があり、チェアに体全体を預けられるもの、オットマンがついているものなどくつろげるデザインなのが特徴的。ラウンジという言葉からも連想できるように、上質な空間で体を休めるためのチェアと言えます。多くが一人掛けでパーソナルエリアが作れるような仕様です。
読書におすすめのラウンジチェアは?
ラウンジチェアで読書をするなら、肘掛けつきで背もたれが高いものがおすすめです。おしゃれなラウンジチェアで読書をする時間は特別なもの。長時間読んでも疲れないものを選ぶことが大切です。本を持った時に肘の位置が高すぎず低すぎず、ちょうど良いと腕が疲れません。背もたれが高い設計であれば、顔や目線をあまり下げずに文章が読めるため、本の世界に没入できますよ。上半身を包み込むようなデザインのラウンジチェアを選ぶと、疲労や体の強張りを防げます。
ラウンジチェアのリプロダクト品は使いやすい?
デザイナーズチェアのデザインを模倣しているため機能美が表現されており、体にフィットするものが多いです。製品によっては新しい素材を取り入れて軽量化しているものもあります。リプロダクト品は、初めてのおしゃれなラウンジチェアが欲しい、リーズナブルなくつろげるチェアが欲しいという方におすすめです。一方で、フォルムの美しさや細部へのこだわりを重視する方は、正規品を購入するのがおすすめ。用途に合わせて選ぶと良いでしょう。