最近インスタやFacebookにも投稿できるようになった360度の映像。その場にいるような目線で見られるから迫力がありますね。そんな素敵な画像を残したい、SNS映えな動画を投稿したいという方におすすめなのが360度カメラです。普通にビデオカメラのように撮影するだけでVR動画が撮影できて、価格も1万円前後からあります。思い出の1ショットだって360度のカメラで取れば、後で見たときにタイムスリップしてしまいそうにリアルですよ。今回は値段もスペックもいろいろある360度カメラの選び方や、知っておきたい有名ブランドをご紹介。おすすめの360度カメラも特徴別にお伝えしていきます。話題の360度カメラが気になっている方はぜひ参考にして下さいね。
360度カメラとは?
本体の周囲を360度撮影することができるカメラ
通常カメラと言うと目の前にある風景の一部を切り取るイメージ、webサイトやSNSの画像も同じです。それに対して360度カメラは、カメラの周り360度を全部写してしまうカメラです。インスタのVR画像やGoogle のストリートビューは見たことがある人も多いと思います。タッチパネルやマウスを使って見る方向を変えたりできるのは、全方位の画像が写してあるから。360度カメラを使うと普通のカメラやビデオと同じように撮影するだけで、あんな写真をとることができます。
360度カメラの仕組み
魚眼レンズを前後に2つ搭載して全方位の写真を自動で繋ぎ合わせる
非常に広い範囲を写す360度カメラですが、魚眼レンズと呼ばれる特殊なレンズを2枚だけ使って撮影されます。この魚眼レンズは周囲180度以上の範囲を写すことができるカメラ。このレンズで撮影するとプラネタリウムのように、半球状のドームの内側に一面の画像になります。これを前後に2つ配置して撮影し、2つの画像を繋ぎ合わせることで全方位の画像を作り出しています。画像を繋ぎ合わせることをスティッチングと言って、カメラの中で自動的に行われるのが一般的。繋ぎ目が見えないようにきれいにスティッチングされているかどうかはカメラの性能によります。
スマホと連携して専用アプリで操作や画像の補正を行う
360度カメラはスマホと連携させて写り具合を確認したり、リモートでシャッターを切ったりできるものが多くなっています。WiFiを使って接続する場合が多く、操作は専用のアプリをインストールして行います。また専用アプリを使うと色の補正やトリミングなどをすることも可能。360度の画像を平面の画像にカスタマイズして、ミラーボールやリトルプラネットと呼ばれるアーティスティックな写真を作ることもできます。
360度カメラの特徴
スマホで画像を見ながら簡単に臨場感のある映像が撮影できる
専用のアプリを使うとスマホのカメラのような感覚で、映像を確認しながら撮影することができます。もちろん360度カメラだけでも撮影ができますが、デジカメのように液晶がついているカメラはほとんどありません。特にスタンドを使って設置した場合やヘルメットに装着した場合などは、どんなアングルで撮影されているかをスマホで確認してリモートでシャッターを切れると便利です。
iPhoneとAndroidの両方に対応するカメラが多い
WiFiを使って操作や撮影をする場合にはiPhone用とAndroid用のアプリが用意されていて、どちらでも使えるようになっているものが多いです。ただし、360度カメラの中にはスマホの端子に直接挿して使うタイプのものもあります。その場合にはiPhone専用やAndroidの専用のカメラなどもあるのでチェックして下さいね。
360度カメラの種類
半天球カメラ(繋ぎ目がなくきれいに撮れる)
魚眼レンズ1枚を使って撮影するタイプで、カメラを上に向けたとすると水平方向には360度、上側だけ写すことが可能。例えば周囲360度、上下角180度の半天球カメラを床に置いて撮影した場合には、床から上の部分全部を写すことができます。周囲360度、上下角200度の場合には少し持ち上げても床が写るくらいです。
全天球カメラと比較すると撮影範囲が狭いので物足りなさを感じるかもしれませんが、スティッチングをしないので繋ぎ目のないきれいな画像になります。またカメラ内で自動的に画像を繋ぎ合わせる全天球カメラは、どうしてもスティッチングのクオリティが低くめ。高画質な半天球カメラを2台使って360度の画像を撮影し、パソコンなどを使って手動で丁寧にスティッチングするとプロ品質の画像になります。
全天球カメラ(上下左右360度を撮影できる)
上下左右360度の画像を撮ることができる全天球カメラは臨場感たっぷり、最近の360度カメラの主流になっています。山道を走る姿が迫力のあるマウンテンバイクでもトレイルや、見るだけで空を飛んでいるような気分になれるスカイダイビングの動画などは、ぜひ全天球カメラで撮りたい映像です。
スティッチングも自動でしてすぐに見られる画像データとして保存してくれるので、手軽に360度の映像を撮影することが可能です。ただし周りにあるものが全部写るので、手が写り込んでしまう可能性も高くなります。またスティッチした部分にはスティッチラインと呼ばれる薄い線が残ることもあるので、全天球カメラはスティッチがきれいかどうかも選択の基準になります。
360度カメラの使い方
カメラ本体を手で持って撮る
スティックタイプのカメラは手に持って撮影しやすく、シャッターも本体の押しやすい位置についています。手の届くところでしか撮影できませんが、手軽にシャッターを切れるのが便利です。友達との楽しいひと時や旅先での素敵な風景を、今撮りたいと思った瞬間に写せるのが良いですね。
自撮り棒や三脚を使って撮る
遠くからも撮れるので大勢の写真を撮るときにも便利。三脚を使えば360度見渡せる高台の景色を、人物が入らないように写すこともできます。自撮り棒を使うと高いところから見下ろすように撮影することも可能、上からのアングルはミラーボールなどにカスタマイズしてもおしゃれです。手が写りにくいのでより自然な映像になるのもメリット。動きながら撮るならジンバルがついている自撮り棒がおすすめですよ。
カメラを身につけて撮る
アクティビティを自分が楽しんでいるかのような視点で写せるのも、360度カメラの楽しさのひとつ。ヘルメットや自転車、体につけて撮影すると、迫力の映像が撮れます。カメラをサーフボードに固定すれば波が間近に迫るリアルな映像に、ベルトにつけてパラグライダーをするとまるで自分が飛んでいるかのような映像になります。
360度カメラの選び方
動画撮影におすすめのスペックで選ぶ
長時間の撮影ができる電池持ちの良いカメラがおすすめ
360度カメラを買ったらおしゃれな動画を撮影したい、そんな時にまずチェックしたいのが電池の持ちです。最近の360度カメラはほとんどが動画撮影に対応していますが、連続撮影時間は数分から1時間以上のものまでそれぞれ。撮影したい時間に合わせてカメラを選びましょう。迫力のあるサーフィンの画像を撮ろうと思って防水のカメラを買っても、良い波が来る前に電池が切れてしまうようだと残念です。
大画面のTVで見るなら動画も4Kがきれい
スマホやタブレットのような小さな画面なら画質はあまり気になりませんが、TV画面で360度画像を見るなら4Kの動画が撮影できる高画質なカメラもおすすめです。私たちがTVで見ている地デジの映像がフルHD相当ですからそれでも十分な気もしますが、4Kの画像は段違いに滑らかでくっきり写ります。家族の思い出や子供の成長をTVで楽しむという方は、360度の4K動画で残してみてはいかがでしょう。もうひとつ動画の画質を左右するのがフレームレートといわれるスペック、カタログなどにはfpsと書かれています。このフレームレートは動画の滑らかさに関係していて、TV放送で30fps、映画が24fps。このぐらいあると自然な動きの動画が撮影できます。
簡単に撮影を楽しめるカメラを選ぶ
使いやすさは専用アプリの完成度で決まる
360度カメラの映像を確認したり、撮影したりするための専用アプリはそれぞれのメーカーごとに使い勝手が違います。カメラとの接続や操作の方法が簡単なアプリなら、画像の撮影や保存、加工などがかなり楽。360度カメラを選ぶときには、レビューなどを参考にアプリの使いやすさもチェックしましょう。使いやすさを一番に考えるなら、RICOHや360flyのカメラはアプリの評判が良いですよ。
予備の電池やスタンドなどのアクセサリーが多い方が楽しい
360度カメラにはそれぞれの機種にあったアクセサリーが用意されていて、この種類が多いといろいろな撮り方もできたりして楽しさも増えます。例えばおしゃれなケースや、撮影時間をプラスできる予備の電池はぜひ欲しいパーツ。本体が防水ではない機種でも、水中で撮影できる防水のケースが用意されていることもあります。ヘルメットにつけられるパーツや、専用の自撮り棒などがあると撮影の幅もどんどん広がりますね。
目的に合わせた機能で選ぶ
ダイビングの撮影には防水タイプ
防水仕様の360度カメラを選べば、海水浴にも安心して持って行けます。ダイビングなどで潜る場合には、水深何mまで大丈夫というところも見ておきましょう。体験ダイビングなら最大でも12mですから、10m程度まで撮影可能なカメラがおすすめ。ライセンスを取って本格的に潜る方には、40mまで撮影できるハウジングが用意されているカメラを選ぶと良いでしょう。360度カメラなら色鮮やかな魚が泳ぐ、美しすぎる水中画像をリアルに残すことができますよ。
SNSに動画を共有するならストリーミング機能が便利
ストリーミング機能がついている360度カメラなら、撮影した動画をカメラに保存しないでSNSなどに転送することができます。YoutubeやFacebookはストリーミング録画にも対応しているので、アップロード画面でライブストリーミングを選択し、360度オプションを設定すると360度のストリーミング録画が可能。カメラ側のアプリでライブ配信を選ぶと録画が始まります。高画質になればなるほど、動画を撮影するにはメモリがたくさん必要になるのでライブ配信ができるととても便利です。
360度カメラのおすすめブランド・メーカー
RICOH(リコー)
使いやすいアプリと豊富なアクセサリーが人気
約200の国と地域に固定拠点を置く、グローバルな企業。プリンター複合機のイメージが強いですが、80年前の創業当時からハイクオリティなカメラを作り続けています。2013年に発売されたTHETAシリーズは、世界初の全天球型カメラ。CMも放映しているので見たことがある方も多いのではないでしょうか。アプリの完成度も高く使いやすいと評判で、水中で使えるケースやマイクといったアクセサリーも豊富なのが特徴です。
KODAK(コダック)
高画質で人気の360度カメラを販売する世界最大級のカメラメーカー
アメリカに本社を置く世界最大級のカメラとカメラ用品のメーカー。130年以上前に創業した老舗で、世界で初のデジタルカメラを開発したことでも有名です。最近激化している360度カメラの市場も、比較的早い時期から参入していて箱型のユニークな形と 高画質な映像が撮れるのが特徴。半天球カメラの代表ともいえるSP360や、半天球にも全天球にもなるアクションカメラ4KVR360が人気の機種です。
Insta 360(インスタ 360)
ラインナップが豊富な360度カメラの専売メーカー
Insta 360シリーズは中国のShenzhen Arashi Vision社のブランド。Shenzhen Arashi Vision社は2014年に設立した360度カメラの専売メーカーで、ハイエンドの製品からリーズナブルなものまで多数のカメラをラインナップしています。代表的な機種は5.7Kの動画が撮れるInsta360 one。iPhoneに接続して使えるInsta360 nanoや、Andoroidに接続して使うInsta360 Airも人気です。
GoPro(ゴープロ)
360度撮影できる小型でタフなアクションカメラ
スキーやダイビング、マウンテンバイクなどのアウトドアスポーツをする際、体につけて撮影するアクションカメラを販売しているアメリカのカメラメーカーです。360度カメラもアウトドアスポーツの過酷な環境で撮影しやすいように、タフで小型に設計されています。防水や防塵、耐衝撃性に優れ、低温下でも正確に動作。アクセサリーも豊富で特にアウトドア向けのものが多くなっています。人気の機種は2018年に発売されたFusion、高性能な手振れ軽減機能が搭載されているので5.2Kの高画質動画が美しく撮影できます。
おすすめ&人気の360度カメラランキング
スマホで見られるおすすめの360度カメラ
RICOH-THETA V (61,236円)
アプリが使いやすくて大人気のカメラはリアルな音も魅力
360度カメラの中で1、2を争う人気のカメラがTHETA Vです。リコーのTHEATAシリーズとしては最新の機種で、動画なら4K、静止画なら14Mの高画質な撮影ができます。マイクが4つ内蔵されているので、高音質で立体的のある音が録音可能。音もリアルに再現できます。
RICOHの360度カメラは、撮影用のアプリが使いやすいのも高評価。WiFiがなくても、Bluetoothでスマホと接続できる機能も意外と便利ですよ。形は他のTHETAシリーズと同じスティックタイプ、手軽に撮影できるので旅行のお供にもおすすめです。
Insta 360-Insta 360 ONE (42,999円)
バレットタイム撮影ができると話題になった360度カメラ
バレットタイム撮影はある一瞬の出来事を360度の角度からスローモーションで見せるような映像で、マトリクスなどで使われています。通常周囲にたくさんのカメラを配置する大変な撮影ですが、Insta360では本体にヒモや自撮り棒をつけてグルグル回すだけで撮影が可能。自撮り棒も自動で消してくれます。
動画は4K、30fpsと高画質で、手の中に入ってしまうほどコンパクト。アプリはシンプルで判りやすく、WiFiが繋がらなかった場合にはBluetoothにも対応しています。アプリはアンドロイドにも対応していますが、本体にはLightning端子がついていてiPhoneに直接挿すことが可能。直接繋ぐと便利なことも多いので、やはりiPhoneユーザーにおすすめです。
GoPro-FUSION (89,800円)
アプリで撮影の細かい設定ができるハイエンドカメラ
アクションカメラで人気のGoproが販売する360度カメラで、価格は89,800円と高価ですがアウトドアスポーツを楽しむ方は欲しくなってしまう製品。画質は動画が5.7K、30fps、静止画が1800万画素と超高画質で、防水機能と強力な手振れ補正を備えています。バッテリー持ちも良く連続撮影時間は75分と高性能なカメラです。
防水は5mまで可能なのでサーフィンやシュノーケリングを楽しむことが可能。ダイビングなどでもっと深く潜る場合にはハウジングも用意されています。ヘルメットや自転車に固定できるツールなど、アウトドア向けのアクセサリーが豊富なのも人気の秘密です。撮影用のアプリでは撮影時の細かい設定が可能なので、納得の画像を撮ることができます。Fusionの場合撮影した画像は専用アプリを使ってスティッチングを行います。
360fly-360fly 4K (37,800円)
感覚的に操作できるアプリで使いやすい360度カメラ対応のスマホ
アメリカにある360度カメラの専売メーカー360flyから販売されている半天球カメラです。大きさは6cmとちょうど野球ボールくらい、黒い目玉が見ているようなフォルムもなんとなくクール。持ちにくそうな形に見えますが、コンパクトなので豊富なアクセサリーと組み合わせることでいろいろな撮影ができるのが魅力です。
下側の部分には三脚穴があるので固定も簡単、車のボードにつけたりもできます。防水も10mまで可能で動作温度は-20度から40度まで、ジャイロやGPSもついているのでアウトドアやドローンに付けても楽しめます。内臓のバッテリーは90分、撮影用の設定は少なめですが感覚的に操作できるアプリで使いやすいです。
Kodak-PIXPRO 4KVR360 (79,488円)
ウインタースポーツにもおすすめの高画質カメラ
人気の半天球カメラSP360の後継機として発売された、Kodakのアクションカメラ。動画は4K、24fps静止画は2対1の2,000万画素が撮影可能、アクセサリーも45種類と充実しています。SP360は防水機能がありましたが4KVR360は防滴、水中での撮影には防水ケースが必要です。
気温は-10度から使うことができるのでウインタースポーツにもおすすめ。耐衝撃性に優れているので、派手に転んでも心配いりませんよ。シャッターを切るだけでなく撮影モードの切り替えもできる専用リモコンや、三脚が付属なのも嬉しいです。本体だけでも撮影できそうな4KVR360ですが、アプリを使うと写り具合が確認できます。データを書き出す際にはトリム機能を使えたり、専用のアプリを使うとVRゴーグルに合わせた再生も可能です。
SUMSUNG-Gear360 (44,712円)
Galaxy専用の360度カメラ
Gear360はサポートするスマホはiPhoneとSUMSUNGのGalaxyだけという珍しいタイプのカメラ。カタツムリの目のようなかわいいフォルムで、画質は動画が4K、24fps静止画が1,500万画素と申し分ないスペックです。
SDカードは256GBまで対応しているので高画質の動画でも安心して保存できます。バッテリー持ちも抜群で130分の長時間撮影が可能、子供の発表会などにも活躍しそうですね。スティックタイプの本体はシャッターボタンもついていますし、アプリもスマホ感覚で簡単に使えるので便利。対応のスマホを持っている方にはおすすめです。
RICOH-THETA Z1 51GB (120,727円)
高い撮影性能を備えたフラグシップモデル
RICOHが販売する360度カメラのフラグシップモデルです。2300万画素の静止画撮影できるほか、4K30fpsの高画質な動画を撮影できるのが特徴。さらに高性能なレンズユニットやセンサーを搭載しているので、手軽にキレイな写真や画像が撮影できますよ。
51GBの大容量ストレージを標準搭載しているのもポイント。静止画なら約6000枚、4K動画も約110分ほど記録できるので、保存容量を気にせずに使えますよ。基本性能に優れているのはもちろん、撮影に役立つ機能も多数搭載した高性能な360度カメラです。
リーズナブルでおすすめの360度カメラ
RICOH-THETA SC2 (30,417円)
デザイン性と撮影性能の高さが魅力
おしゃれでコンパクトなデザインが魅力の360度カメラです。リーズナブルな価格ながらも、4K30fpsの高画質な動画撮影に対応しています。有効画素数は1200万画素と控えめですが、普段使いには十分すぎる性能を持っていますよ。
104gと軽量な設計なので、携帯性もバツグン。サイズ感も幅4.52cm、高さ13cmとコンパクトなのでリュックやカバンにも余裕をもって収納できます。カラーバリエーションも豊富な、デザイン性と機能性の両方にこだわりたい方におすすめの360度カメラです。
CASIO-EXILIM EX-FR200(20,283円)【生産終了モデル】
スマホがなくてもリアルタイムの画像が見られる
CASIOの半天球カメラEX-FR200は、リアルタイムの画像を液晶画面に映すことができるのが大きな特徴。カメラと液晶のついたコントローラーは分離することができるので、スマホと連携しなくても画像を見ながらリモートで撮影ができます。スマホのアプリだとインストールしたり、接続したりが面倒という方でも安心です。
動画は4K、30fps、静止画は1,500万画素と高画質で、撮影時間も最大で29分間。1.5mの防水も付いています。1台のコントローラーで2台のカメラを操作できるので、2台使ってスティッチすれば全天球カメラとしても使用可能です。
PANO View-ACV1 (9,900円)
リーズナブルなノーブランドの半天球カメラ
1万円を切るリーズナブルな半天球カメラで、水平は360度上下は220度の撮影が可能です。ノーブランドですが購入者の口コミを見るとなかなか好評。ただし防水のハウジングは多少難ありとのコメントもちらほらあるので、水中に入れる時は慎重にした方が無難でしょう。
ポケットにも入るくらいのコンパクトなボディで、動画は2K、30fps、静止画は1,600万画素の撮影が可能。連続撮影時間は50分、音も録音が可能です。難点は日本語のマニュアルがないことくらいでしょうか。しかし使用するXDV360というアプリは、日本語に対応しているので安心してください。
LGエレクトロニクス-LG-R105 (13,564 円)
使いやすくてコストパフォーマンスが良いスティックタイプのカメラ
動画はTVよりも少し高画質な2K、30fpsで静止画は1,300万画素の撮影が可能な、スティックタイプの360度カメラ。防水ではありませんが、専用の防水ケースも販売されています。13,564 円というリーズナブルな価格でamazonでも人気の商品です。
LGエレクトロニクスは韓国の電気機器メーカーで、SAMSUNに次ぐ大手企業です。日本ではスマホのNEXUSなどが販売されていました。こちらのLG-R105は並行輸入の商品。日本語のマニュアルはありませんが、購入者の評価は高いのでまずは使ってみたいという方にもおすすめです。
Insta 360-Insta 360 Nano (21,816円)
iPphoenに直接挿すだけで簡単に使える
Lightningコネクタが付いていて、iPhoneに直接挿して使うことができると話題になった360度カメラ。スマホに装着すると四角いカメラ上についているような、なんとなくかわいいデザインです。動画は3K、30fpsで60分の撮影が可能。21,816円という価格も魅力的です。
Insta360 NanoはiPhoneに接続すると自動でアプリが立ち上がります。最初は初期設定がありますが、スマホの画面に現れる指示に従えばいいので難しくはありません。WiFi接続も必要なしで、操作はスマホ感覚でできるのでとても使いやすいカメラ。スマホからはずして単体で撮影することもできますよ。
Insta 360-Insta GO 2 (36,300円)
手のひらサイズの高性能モデル
幅2.36cm、高さ5.29cmとコンパクトな設計の360度カメラです。小型な設計ながらも、WQHDやフルHDと30fpsの組み合わせで撮影できるのが特徴。4K動画には非対応ですが、十分にキレイな動画が撮影できますよ。
高性能な手ブレ補正機能やリモート撮影機能、AI編集機能を搭載するなど、便利な機能も充実しているのも特徴です。さらに4mの潜水に対応できる、防水性能も備えていますよ。手軽な動画撮影から、水中撮影まで幅広く対応できる使いやすい360度カメラです。
まとめ
アプリが使いやすい360度カメラがおすすめ
360度カメラの使い方や目的に合わせた選び方、厳選したおすすめの360度カメラをご紹介してきましたがいかがでしたか。高画質や防水機能付きなど魅力的なカメラがたくさんありましたが、アプリの使いやすいカメラを選ぶのがおすすめです。直接スマホに挿して撮影するカメラもアプリが使いやすいでしょう。おしゃれな画像が簡単に撮れる360度カメラ、気になっている人はぜひチェックしてみて下さいね。