赤ちゃんを車に乗せるのにチャイルドシートが必要と聞いたけど、どれを選んだらよいか分からないと悩んでいませんか?新生児の赤ちゃんも安心安全に車に乗ることが出来て、生活スタイルに合ったチャイルドシートを選んで快適に過せますよ。
ママさんたちのあこがれ有名ブランドである、アップリカやコンビの商品をまずは抑えておきたいですね。日本ではなじみが薄かったトラベルシステムのチャイルドシートも、ここ最近ではおしゃれで人気が出てきています。安全に赤ちゃんが乗車出来るチャイルドシートが沢山あって、どれを買うべきか迷ってしまいますよね。
そこで今回の記事では、チャイルドシートの選び方を詳しく解説して、おすすめの人気チャイルドシートをランキング形式でご紹介します。順位は選ぶ際に重要ポイントとなる下記の4点に絞って比較して決定しました。
- シートのタイプ
- 設置方法
- 使いやすさ
- 機能性
また「チャイルドシートは車のどこに設置するの?」「どうやって着用するの?」といったパパさんママさんの疑問にもお答えするので、是非参考にしてみてください。
チャイルドシートはいつまで(何歳まで)使う?
5歳までの子供には着用義務がある
2000年4月1日の道路交通法の改正により、6歳未満の子供にはチャイルドシートが義務化されました。子供の安全を守るために、必ず着用する必要があります。着用せずに子供を乗せて運転すると、違反になり交通違反点数が1点加算されます。また、チャイルドシートを使用しなかった場合の致死率は、適正に使用した場合の5倍以上と言われています。チャイルドシートを正しく着用して、子供の安全をしっかりと守りましょう。
6歳以上でも身長が140cmに達するまでは着用推奨
車のシートベルトは身長140cm以上の成人用に設計されている
シートベルトを正しく着けて安全を確保するには、身長140cm以上が必要です。全国の平均身長から140cmに達するのはおおよそ10歳頃。6歳の誕生日を迎えたからと言って、140cm未満の子供が大人と同じシートベルトを使用すると、安全機能が十分に発揮されない可能性があります。衝撃で身体が車外に投げ出されたり、シートベルトが首に引っかかって苦しい場合も。子どもの安全を守るために、チャイルドシートはできる限り長く使用することがおすすめです。
チャイルドシートの種類
子供の成長に合わせた3タイプ
ベビーシート(乳児用) | チャイルドシート(幼児用) | ジュニアシート(学童用) | |
商品画像 | |||
対象年齢 | 新生児~1歳ごろ | 1歳~4歳頃 | 4歳頃~12歳 |
適応体重 | ~13kg | 9~18kg | 15~36kg |
適応身長 | 70cm以下 | 65~100cm | 100cm以上 |
購入するタイミング | 第1子を迎える前 | 第2子を迎える前 | ベビーシートが小さくなったと感じた時 |
価格相場 | 約7,000円~ | 約25,000円~ | 約13,000円~ |
チャイルドシートは月齢や体格に合わせて使用しなければ、安全に車に乗ることが出来ません。大きく分けて3つのシートがあるので、お子様の身体に合ったものを選びましょう。車種やご自身の家族構成はもちろんのこと、家族計画なども踏まえて、それぞれの事情に合ったチャイルドシートを選ぶことが大切です。
最近はロングユースモデルが人気
最長で11年使用出来るモデルも
ベビー&チャイルド兼用 | チャイルド&ジュニア兼用 | |
商品画像 | ||
対象年齢 | 新生児から7歳頃まで | 1歳から11歳頃まで |
おすすめする人 | 退院時から長く使用したい人 | 使用していたベビーシートが小さくなり、 今後買い替えを考えてない人 |
価格相場 | 約29,000円~ | 約12,000円~ |
ロングユースのモデルは、非常に長い期間使用出来るチャイルドシートです。体の成長に合わせて、クッションや背もたれを取り外して使用します。年齢に応じて買い替える必要がないので、コスパが高いですよ。
特にベビー&チャイルド兼用タイプは、一台で着用義務期間(5歳まで)をカバーできるので人気。安全性が高く、新生児の頭にもしっかりフィットする造りになっています。
チャイルドシートの選び方
車への取り付け方で選ぶ。「ISOFIX」という固定方法が主流
2012年7月以降、全車両に標準装備された金具にワンタッチではめるだけ
ISOFIX(アイソフィックス)とは、従来のシートベルトで固定する方法ではなく、チャイルドシートと車の固定金具を連結させる取り付け方法です。シート後部の出っ張りを金具にカチッと差し込むだけで簡単に固定できます。また、取り付けが簡単なだけでなく、安全性能も向上。国連が定める新安全基準R129に適合し、縦にも横にもぐらつかず、シートベルトのゆるみによる事故も防げます。
力のない女性でも簡単に取り付けできますよ。
ISOFIX・シートベルト固定兼用のチャイルドシートならどんな車種にも対応
ISOFIXもシートベルト固定にも対応しているシャイルドシートは、全ての車種に取り付けることが出来ます。パパやママ、おじいちゃんおばあちゃんの車に乗せ換える場合は、兼用タイプをひとつ持っていると良いですね。また、シートベルト固定しか出来ない車から新しい車へ買い替えを考えている人にもおすすめです。どんな車にも対応できる兼用タイプのチャイルドシートは、幅広い車に取り付けることが出来ます。
シートベルト固定の場合は、シートベルト通し間違いの誤設置がJAFから報告されています。子供安全を守るために、しっかり説明書を読んで適切に設置しましょう。
親目線の使いやすさで選ぶ。乗せやすいのは「回転式」
回転式なら方向を自由に変えることが出来て乗せ降ろしが非常に楽
回転式チャイルドシートは、乗せたり降ろしたりするのがとにかく楽です。自由に方向を変えることが出来て非常に便利なので、各メーカーから販売されているものはほとんど回転式ですよ。抱っこしたまま乗せられるので身体への負担も少なく、ストレスを感じることがありません。頻繁に車に乗り、スムーズに赤ちゃんの乗せ降ろしをしたい人におすすめです。
回転式チャイルドシートは便利ですが、本体が大きく重たい、そして価格が固定式より高いといったデメリットもあります。車種によっては圧迫感を感じる可能があるので、心配な方はコンパクトな回転式チャイルドシートを選びましょう。
固定式は回転式より1-2万円ほど低価格で手に入れることが出来る
固定式チャイルドシートは、回転式よりも安価で手に入れることが出来、コスパが良いです。シンプルな造りなので、低価格で販売されていますよ。造りもコンパクトで、車内空間も広々しており圧迫感を感じません。小さな車をお持ちの方やコスパ重視の人におすすめの固定式チャイルドシートです。
赤ちゃんを乗せづらいというデメリットがありますが、実際に使用してみるとそこまで気にならないといったパパさんママさんの意見が多いようです。
素材で選ぶ。汗かきな子どもも快適に過ごせる「メッシュ素材」
汗むれや暑さ対策を重視するなら熱を逃す通気性の良いタイプ
小さなお子さんには、通気性の良いメッシュ素材を使用しているチャイルドシートがおすすめです。子どもは代謝が良いので、非常に汗かきです。車に乗っているだけで背中が汗ばんで、暑くてぐずってしまうこともありますよ。長時間の移動が多い場合は、通気性の良いチャイルドシートを選ぶようにしましょう。
乗り心地を重視するなら衝撃吸収してくれるクッション性の高いタイプ
生まれたばかりの赤ちゃんを乗せる場合は、クッション性に優れたチャイルドシートを選ぶようにしましょう。赤ちゃんにとっての振動は、大きなストレスであると言われています。衝撃を吸収して、やわらかな体をしっかりと守ってくれる安心安全なものが良いですよ。新生児から車に乗るご家庭には、なるべく振動を与えないようなクッション性のある素材と構造のチャイルドシートをおすすめします。
機能性で選ぶ。「リクライニング」は乗り心地に配慮できる
寝姿勢をサポートしてあげられるリクライニング
車でお子さんが寝てしまったら、少しでも寝やすい姿勢にしてあげたいと思うのが親心です。そんな時に、すぐ対応できるのがリクライニング式チャイルドシートです。車の振動で頭が揺れる心配がありませんし、カクンと頭が不安定になるのを避けることが出来ます。ジュニアシートでは、車のリクライニングと一緒に背もたれを倒せる商品もあります。寝姿勢をサポートしてあげたい親御さんには、リクライニング式が向いています。
日差しとエアコンの風から子供を守るサンシェード
サンシェード付きチャイルドシートは、強い日差しからお子さんを守ってくれます。小さなお子さんは日差しを避けることが出来ず、眩しくてぐずってしまうことがありますよ。強い日差しを浴び続けるとより暑く感じますし、薄いお肌のお子さんには刺激が強いですよ。また、エアコンの冷たい風が直接当たることも避けられます。移動中なるべく快適な時間にしてあげたいと思う親御さんにおすすめです。
赤ちゃんを起こすことなく場所移動が可能なトラベルシステム
チャイルドシートやベビーカー、バウンサー、キャリーなど様々な用途で使用可能なトラベルシステムチャイルドシートです。赤ちゃんが車内で眠ってしまっても、起こすことなく移動が可能ですよ。チャイルドシートで寝かせたまま室内に運んだり、バウンサーとして使用も出来るので非常に便利です。普段車の使用が多い人におすすめするトラベルシステムです。
トラベルシステムはベビーシートだけの機能になりますよ。基本的には新生児から1歳頃まで使用するアイテムです。
成長に合った頭の高さに調節可能なヘッドサポート高さ調整
ヘッドレストは、車の振動からお子さんの頭を守る役割があります。お子さんの成長に合わせて、適切な位置に調節する必要があるので、高さ調節機能があると便利ですよ。肩ベルトと連動している商品も多数あるので、楽に調整することが可能です。手間をかけずに、お子さんに合った高さに調節したい親御さんに向いています。
チャイルドシートのおすすめブランド・メーカー
Combi(コンビ)約16,000円~
可愛らしく赤ちゃんを包み込む
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
コンビのチャイルドシートは、コロンとしたキュートなルックスと独自の衝撃吸収素材が魅力。独自開発された超衝撃吸収素材「エッグショック」は、卵を落としても割れないという安全性の高さを誇っています。新生児の赤ちゃんの頭と体をしっかりと守ってくれるチャイルドシートが揃っています。
Combiで人気のシリーズ・商品
- Culmove(クルムーヴ)
- WEGO(ウィゴー)
- THE S(ザ エス)
Aprica(アップリカ)約17,000円~
洗練されたデザインで長く使える
高品質でおしゃれなベビー用品を揃えるアップリカのチャイルドシートは、月齢や目的にあったチャイルドシートを選ぶことができます。高い安全性があり、乗り心地にもこだわった構造で人気のブランドです。新生児から4歳頃までの使用はもちろんのこと、最長10年と長く使用できるシートもあり、様々なモデルが販売されています。
Apricaで人気のシリーズ・商品
- Fladea(フラディア)
- Cururila(クルリラ)
- Deaturn(ディアターン)
AILEBEBE(エールベベ)約14,000円~
機能性抜群のチャイルドシートを提供
エールベベのチャイルドシートは、日本製で高品質で安心できるチャイルドシートです。50年以上と長い歴史のある車用品の開発や企画を行う「カーメイト」のブランドなので、信頼性がありますよ。また、使い勝手にもこだわりのある商品が取り揃っています。
AILBEBEで人気のシリーズ・商品
- KURUTTO(クルット)
- SARATTO(サラット)
GRACO(グレコ)約12,000円~
赤ちゃんの心地よさ重視のメーカー
グレコは、世界80ヶ国以上で展開されているブランドです。アメリカの育児ブランドで1番の人気があり、高い信頼性があります。比較的低価格で購入することが出来て、世界で認められている高い品質のチャイルドシートが販売されています。
GRACOで人気のシリーズ・商品
- MILESTONE(マイルストーン)
- Aie Pop(エアポップ)
おすすめ&人気のチャイルドシートランキング
回転式でおすすめのチャイルドシート
コンビ-ホワイトレーベル THE S ISOFIX エッグショック ZD (65,770円)
赤ちゃんを寝かせたまま持ち運びができる
おすすめ商品!ジャンル内一番人気!
赤ちゃんが車で眠っても、起こすことなくお部屋まで移動できるチャイルドシートです。セパレートになっているため、車に設置する専用のベースシートから本体を楽に取り外すことが可能です。付属のシートホルダーを使えば、チャイルドシートに乗せたままお部屋に移動させることも出来ますよ。赤ちゃんを起こさず、睡眠時間をしっかり確保したいと思っている親御さんにおすすめです。
安全性にも自信のある造りになっています。コンビ独自のエッグショック搭載で、3層になっているサイドプロテクションが付いています。この3層サイドプロテクションによって、側面からの衝撃にも耐えられるような構造になっていますよ。安全性にも目を向けてチャイルドシートを選びたい方に向いています。
アップリカ‐フラディアグロウ ISOFIX セーフティープラス プレミアム(66,700円)
お家で寝ているような快適な環境
車内でも真っ直ぐな姿勢で寝られるチャイルドシートです。平らな姿勢を保つことによって、赤ちゃんの呼吸がしやすいですよ。お腹も圧迫されず楽な姿勢で腹式呼吸ができるので、平らな姿勢にしてあげることで赤ちゃんも楽に呼吸が出来ますよ。お家の中にいるような安全性と快適さを求める親御さんにおすすめします。
また、万が一の事故時の衝撃からも守れるような構造になっています。ドア側からの衝撃は、チャイルドシートの両サイドに設置されたプロテクターで衝撃を軽減します。小さな未熟な体は、頭から足まで守ってくれるヘルメットのようなクッションがあるので、安全に乗車することが出来ますよ。安全性にこだわりたいパパやママに向いている商品です。
コンビ-クルムーヴ スマート Light エッグショック JM (47,300円)
簡単操作で360度回転する
指一本で楽に回転させることが出来るチャイルドシートです。赤ちゃんを抱っこしていても、クルッと回転できるので乗せ降ろしが非常に楽です。腰や背中に負担をかけずに乗せ降ろし出来るのが、嬉しいポイントですね。サッと簡単に回転させられるチャイルドシートを求めている人におすすめです。
このチャイルドシートは、リクライニング機能も搭載されています。前向き後ろ向きに関わらず、指一本で3段階のリクライニングが出来ますよ。ワンタッチで手軽に赤ちゃんの寝姿勢を変えてあげられるので、すぐに快適な姿勢にしてあげることが可能です。ワンタッチで簡単操作を求めているパパママに向いています。
アップリカ-クルリラAD (38,400円)
どんな車にも取り付け可能
このクルリラADは、車への固定方法がISOFIXとシートベルト固定どちらにも対応しているシャイルドシートです。どちらの固定方法も可能なので、車種問わず設置することが出来ますよ。家族でチャイルドシートの乗せ換えが必要な場合も、このチャイルドシートがあれば問題ありません。パパやママなど家族間で、チャイルドシートの乗せ換えが必要な家族におすすめします。
ゆったりとしたスペースで、赤ちゃんにとって乗り心地が快適です。シート幅はワイドに設計されているので、ゆったり座ることが出来ます。成長とともに体が大きくなっても窮屈に感じることがありませんよ。ゆったりスペースで、座面大きめのものを探している親御さんにおすすめのチャイルドシートです。
RECARO-サリア (52,800円)
インジゲータで取り付けの確認が出来る
車への設置が確実に出来ているか、簡単に確認できるチャイルドシートです。ISOFIX、サポートレッグ、回転操作がきちんとできているかが緑のサインになるので、一目で分かりますよ。ミス設置が一目瞭然で分かるので、確実に安全に車に乗ることが出来ますね。安全確認を、目で確認したい親御さんにおすすめのチャイルドシートです。
成長に合わせた高さ調整が簡単に出来るチャイルドシートです。レカロ独自のシステムで、ヘッドサポートと肩ベルトを連動させています。高さ位置はレバーを引き上げるだけなので、ワンタッチで操作が出来ますよ。スムーズに成長に合わせた調整がしたい人に向いています。
AILEBEBE‐クルットR グランス2 (59,800円)
取り付けミスを防げるアラーム機能付き
誰でも簡単で確実に設置できるチャイルドシートです。車内の床面につっぱらせるサポートレッグが、床にちゃんと接地していないとアラーム音で知らせてくれる機能がついています。正しく取り付けていないと非常に危険ですので、警告音でミスユースが防止できて安心できますよ。取り付けミスをなくして、正しく使いたい方におすすめです。
また、ワイドなサンシェードが付いています。大型のサンシェードは、車外からの日差しやエアコンの風から赤ちゃんを守ってくれますよ。いろんな角度から日差しが入ってくるので、足まですっぽり覆うことができるサンシェードは、赤ちゃんの睡眠をサポートしてくれます。車の中でも安眠できる空間を作ってあげたい方に向いています。
アップリカ‐ディアターン プラス AB (28,800円)
新生児期から使える
首や腰が座っていない赤ちゃんが、安定した姿勢を保てる設計が特徴。フルフラットになるので、退院のときから使えるのが魅力です。フルリクライニングができるチャイルドシートを探している人は、候補に入れてみると良いでしょう。
新生児から4歳ごろまで使えるよう、横向きのベッド型と後ろ向きイス型、前向きのイス型の3パターンに変化させられます。片手で回転できる仕様なので、乗せ降ろしも楽に行えるのがうれしいですね。シートクッションは、全身を優しく包んでくれる柔らかいクッションを採用しています。
コンパクトなおすすめのチャイルドシート
アップリカ‐エアキャリー(33,000円)
軽くて持ち運び可能なキャリータイプ
5WAYで使用できるトラベルシステム型のチャイルドシートです。チャイルドシートだけでなく、対面ベビーカー、ローチェア、ロッキングチェア、ベビーキャリーとして、そのまま色んな所へ移動させることが出来ますよ。眠っていても赤ちゃんを寝かせたまま持ち運びができるので、赤ちゃんが快適に過ごせます。ワンオペで、色々なところへ移動するママさんにおすすめのチャイルドシートです。
非常に軽量でコンパクトな造りになっています。重量は2.8kgで、国内で販売されているR129適合の中で最も軽いとされています。しかも最新の安全基準のR129をクリアした安全性の高いチャイルドシートです。コンパクトで、安全性の高いチャイルドシートを求めている人におすすめします。
Joie-Gemm メッシュ(17,380円)
1台で5役の多機能チャイルドシート
チャイルドシートとして使うほかに、キャリーやローチェアなど、5つの機能が付いています。赤ちゃんを寝かせたまま移動できるよう、ハンドルがついているのもうれしいですね。チャイルドシート以外の用途でも、使いたい人におすすめ。新生児から1歳半ごろまで使えます。
設置には車両用シートベルトを使えますが、別売りのISOFIXベースを取り入れると、さらに簡単に装着できます。毎日車に乗せて使うなら、取り入れを検討してみると良いかもしれませんね。シートごと動かせるので、移動が楽に行えるのが魅力のチャイルドシートです。
Joie-アーク360° (21,600円)
比較的コンパクトで通気性が良い
軽量でコンパクトなチャイルドシートです。重量は11.9kgとほかの回転式チャイルドシートに比べると、軽量な造りになっています。車内で大人が隣に座っても、十分に赤ちゃんのお世話をするスペースが確保出来ますよ。小さな車や軽自動車に乗っている人におすすめのチャイルドシートです。
汗をよくかく赤ちゃんのことを考えて、通気性の良い構造になっています。メッシュの生地が使用されており、本体にはエアホールがあるので熱をこもりにくくしてくれます。車内が暑くて愚図りがちなお子様も、通気性抜群なら快適に過ごすことが出来ますね。車内で快適にすごせるチャイルドシートを求めている親御さんにおすすめします。
コンビ‐ウィゴー サイドプロテクション エッグショック LH
快適に過ごせる工夫が豊富
大切な赤ちゃんの頭をしっかりと守るために、超衝撃吸収素材のエッグショックを搭載。また、側面からの衝撃にも対応できるよう、大きめの側壁になっているのも特徴です。安全面に特化した、チャイルドシートを探している人におすすめですよ。0歳から4歳まで対応しています。
成長しても、ゆったりと座れるようワイドシートを採用。通気性の良いシートで、ドライブ中も快適に過ごせます。シートが汚れたら、取り外して洗濯できるのも魅力です。シートは、前向き後ろ向きどちらも取り付け可能。低めの座面設計なので、乗せ降ろしの負担を減らせます。使いやすさにもこだわった、チャイルドシートです。
新生児から長く使えるおすすめのチャイルドシート
コンビ‐ウィゴーロングムーバー サイドプロテクションエッグショック IJ(29,880円)
着用義務期間を一台で済ませることが出来る
新生児から7歳ごろまで使える、豊富な機能が魅力のチャイルドシートです。頭を守ってくれるクッションに、衝撃吸収素材のエッグクッションを搭載したモデル。頭だけでなく、側面の衝撃にも配慮されていますよ。
安心できる機能のほかに、子供が快適に過ごせる工夫も豊富。お子さんの成長に合わせて調節できるヘッドレストは、24段階と細かく設定できます。体に触れる部分は、メッシュシートを採用しているので、一年を通して快適に使えるのもうれしいですね。
日本育児-ノセッテロング(27,800円)
360度回転で乗せ降ろしが楽にできる
足元に固定器具のない、トップテザー方式を採用したチャイルドシート。足元のスペースを有効に使えるのが魅力です。新生児から7歳ごろまで使えるので、足元に荷物を置くのはもちろん、成長して1人での乗り降りもスムーズに行えますよ。座面が360度回転するので、お世話がしやすいのもうれしいですね。
通気性の良いメッシュ素材を使用したパッドは、クッション性も高く快適に過ごせそうです。また、シートカバーは取り外して洗える仕様。長く使うからこそ、清潔に保てる工夫がうれしいですね。細かなところまで、使いやすさに配慮されたチャイルドシートです。
グレコ‐マイルストーンGB(25,800円)
超ロングユースで買い替え不要
非常に長い期間使える超ロングユースモデルは、新生児から12年間使用出来ますよ。ジュニアシートを購入する必要がないので、コスパが良いのが魅力です。着用義務期間が終了する6歳以降でも、このチャイルドシートがあれば安全に車に乗ることが出来ます。チャイルドシートを1台で済ませたい方におすすです。
大きくなった子供でも、車内で快適に過ごせる工夫がされています。広いアームレストが付いているので、しっかりと腕を乗せてリラックスすることができます。また、カップホルダーも設置できるので、ドリンクやおもちゃを入れることも可能です。お子様もドライブを楽しめるのが嬉しいポイントですね。
1歳から長く使えるおすすめのチャイルドシート
コンビ-ジョイトリップ アドバンス ISOFIX エッグショック SA (38,740円)
R129適合モデル最軽量
チャイルドシートの重さが7.3kgと、軽量さが魅力。収納モードにするとコンパクトになるので、取り外してトランクに収納するときも、場所を取りにくい設計です。軽くて場所を取りすぎない、チャイルドシートを探しているならチェックしてみるといいですよ。
1歳ごろから11歳まで、身長は150cmまで対応。成長に合わせて、11段階で背中の高さを調整できます。シートには3Dメッシュを搭載し、暑い季節も快適に過ごせるのはうれしいですね。また、カバーだけでなくシートも洗えるので、いつでも清潔に保てますよ。
エールベベ‐サラット3ステップ プレミアムW(16,800円)
インパクトシールドで締め付け感が無い
クッションで子供を支えているインパクトシールドは、ベルトでの締め付けがありません。お子様の上にインパクトシールドを乗せて、車のシートベルトを通すだけなので、簡単に着用出来ますよ。肩ベルトもなく、インパクトシールドの上に腕を置くことも出来るので、お子様も快適に車内で過ごしてくれます。肩ベルトが苦手で、抜け出してしまうお子様にぴったりのチャイルドシートです。
このチャイルドシートは、ささっと分解出来てカバー類すべて丸洗い可能です。お菓子やジュース、お子様の汗で汚れがちなチャイルドシートですが、自宅の洗濯機で楽に洗えます。常に清潔を保てるのが嬉しいポイントですね。汚れても簡単に洗えるチャイルドシートを探している方は、チェックしてみてください。
GRACO-エアポップ ジュニアシート(12,800円)
コスパの良さが魅力
1歳ごろから11歳ごろまで、体重9kgから36kg程度までに対応したチャイルドシート。長い期間使えるだけでなく、お財布に優しい価格も魅力です。コスパを抑えたチャイルドシートを探している人におすすめですよ。。
価格を抑えていても、安全面はしっかり。3Dサポートクッションを搭載し、頭や肩、腰をしっかりと支えて快適に過ごせるように設計されています。また、頭の部分には5段階に調節できる、ヘッドレスト付き。シートボディには、18個のエアホールを搭載。メッシュ素材のシートと合わさって、通気性を高めています。汗っかきな子供も、快適に過ごせる工夫がうれしいチャイルドシートです。
アップリカ‐フォームフィット ISOFIX セーフティープラス AB(36,970円)
成長に合わせた調整がしやすい
シートの高さと横幅の調節ができるので、成長に合わせて快適に座れるのが魅力。ヘッド部分のレバーを上下するだけと、操作も簡単なのがうれしいですね。おおよそ1歳から10歳まで、身長76cmから135cm程度までに対応していますよ。
シートには、手洗いできる速乾性のあるメッシュシートを搭載。スムーズなベルトの着脱ができるよう、肩ベルトはマグネットに付けられるようになっているのは便利ですよね。安全規則のR129に適合し、安全面と使いやすさのバランスがうれしい、チャイルドシートです。
RECARO-J1 Neo (19,500円)
正しい姿勢で座れる環境に特化
体圧分散に優れた高密度ウレタンパッドを使用することで、正しい姿勢をキープして座れるのが魅力。座り心地が良いと、車内での時間も楽しく快適に過ごせそうですね。ねじれにくいベルトを採用しているので、体を支えてくれると同時に、すり抜けにくい仕様です。
シートはメッシュ素材で、座面と左右サイド部分には通気口も設置されています。蒸れずに快適に過ごせる工夫がうれしいですね。汗をかいたり汚れたりしても、カバーを取り外して洗えます。安全性はもちろん、子供の座りやすさにもこだわったチャイルドシートを探している人におすすめですよ。
アップリカ‐エアグル-ヴ AD (17,800円)
メッシュシートで快適な座り心地
座っても、空気の流れを遮らないような構造をしたチャイルドシートです。座面にはメッシュ素材を採用。厚みのあるクッションは、座り心地の良さにもこだわっています。長時間のドライブも、快適に過ごせるチャイルドシートを探している人におすすめですよ。
チャイルドシートの重さは、約5.4kgと軽量なところが魅力。コンパクトな作りなので、取り付けや取り外しも簡単に行えます。コンパクトとはいえ、1歳ごろから11歳ごろまでと長い間使えるように設計されていますよ。
安全なチャイルドシートを見極めるコツとは?
最新安全基準「R129」を満たしているチャイルドシートが安全
現在日本で認められている安全基準は、旧基準「R44/04」(Eマーク)と新基準「R129」の2つあります。「R44/04」は2012年7月1日から適合されましたが、2023年8月で生産終了になります。2023年9月からは、新たに作られた「R129」の安全基準のみの商品だけになりますよ。安全基準の変更点は以下の通りです。
- 後ろ向き着用期間の延長
- 体重基準から身長基準へ変更
- 前後だけでなく側面からの衝撃試験の追加
- センサー付きダミー人形を使用して負荷を数値化
どういった違いがあるのか、どのように安全になったのかをより詳しく紹介するので、是非参考にしてみてください。
後ろ向き使用期間を15カ月までに延長して安全性を高めた
「R44」では生後12か月ごろ(体重9kg)とされていましたが、「R129」では生後15か月未満までが義務付けされました。前向き使用は、衝撃があると頭や首に大きなダメージを負う可能性があり危険です。後ろ向き使用期間を延長して、背中の広い面で衝撃を分散させ、身体への負担を軽減させています。後ろ向き使用期間を15カ月まで延ばしたことによって、安全に乗車することが出来ますよ。
ただし、身長が76cm未満のお子さんは15カ月が過ぎていても前向き使用が出来ませんので、ご注意してください。
乗り換え時期を体重基準から身長基準に変更した
子どもの体格に合ったチャイルドシートを選べるよう、体重基準から身長基準に変更されました。「R44」では、体の大きな赤ちゃんは未熟な時から前向きに取り付けることが出来ていました。しかし万が一の事故の衝撃に耐えられず、大きな怪我や命にかかわるような事態になり非常に危険でした。「R129」では身長を基準にして個人差をなくし、よりフィットしてチャイルドシートを着用することが出来ます。
前後だけでなく側面からの衝撃の耐久性を強化
「R44」の前後方向からの衝撃試験に加えて、「R129」では側面衝突試験も追加されました。事故が起きた場合、前後だけでなく左右からの衝撃を受けることもありますね。ドア側に設置するチャイルドシートは、ボンネットやトランクからの衝撃よりも、直接的に横からの衝撃を受けやすいです。前後左右からの衝撃から守られるので、お子さんへの安全性が高まります。
センサー付きダミー人形を使用して体への影響を測定した
万が一の事故を想定して、新生児ダミー人形を使用して衝突実験を行っています。「R44」ではセンサーのないダミー人形を使用していましたが、「R129」では、最新の先進技術を駆使したセンサー付きダミー人形を使用して、身体への負荷を数値化していますよ。頭部、首の上下、下あご、胸部、下部脊髄、骨盤の7か所にセンサーをつけて、体にかかる負荷をデータ化しています。しっかり測定されることによって、より安心で安全な基準になります。
チャイルドシートの正しい取付位置を知ろう
後部座席に取り付けるのが安全
チャイルドシートは後部座席に取り付ける必要があります。また、後部座席でも、左側(歩道側)に取り付けることが推奨されています。歩道側だと乳児を安全に乗せ降ろしできますね。
0歳の赤ちゃんは後ろ向きで設置する
赤ちゃんは、大人に比べて頭が大きく、骨も未発達なので、上手に頭を支えることが出来ません。万が一事故にあったり急ブレーキで停止したら、身体への負担が大きく、首や胸などを負傷してしまいます。後ろ向きだと、衝撃を背中全体で受け止められるため、負荷を分散させることが可能です。赤ちゃんを守るためには、後ろ向きで設置するのがベストですよ。
身長76cm(月齢15ヵ月)以上になったら前向きに切り替えよう
チャイルドシートを前向きに切り替えるタイミングは、身長が76cm(月齢15ヵ月)を超えてから。子供の体格に合ったベルトのフィット性が考慮されており、国連の安全基準で定められています。その子の成長具合を見ながら、適切な着用方法で安全に車に乗りましょう。
チャイルドシートの着用方法
後ろ向きの着用方法(15カ月まで)
5点ハーネスベルト式
ベルトで固定して背中全体で衝撃を受け止めるから安全性が高まる
5点ハーネスベルト式は子供の身体を5点で固定するため、しっかりフィットして安全性が高いです。正しく装着するポイントは、肩と腰のハーネスをしっかり締め込むことです。赤ちゃんを乗せてバックルを止めた後、毎回締め付けることで安全に装着出来ます。装着後子供の胸の前に大人の指が1本入る程度が理想の締め付けになり、安全に着用することが出来ます。
前向きの着用方法(4歳頃まで)
5点ハーネスベルト式
ベルトの肩の位置を合わせて程よく締め付けて装着する
15カ月を過ぎると、後ろ向きだったチャイルドシートを前向きに切り替えることが出来ます。しかしこの頃から、ハーネスベルトから抜け出すお子さんが目立ってきます。調査によると適切な着座をしている子どもはなんと49%となっています。抜け出している場合は、車の揺れで転倒したり、首に絡まって命に関係するような事故が起きてしまいます。半分以上の子供が間違った装着方法をしているので、これでは危険性が高まります。ベルトの緩みはないか、程よく締め付けて装着できているか、毎回確認することが大切です。
インパクトシールド式
装着簡単で正しく着用できる
インパクトシールド式は、正しく着用しやすいチャイルドシートです。両肩のベルトがないので、締め付けることなくリラックスして車に乗ることが出来ますよ。ハーネス式で拘束されるのを嫌がったり、窮屈でぐずってスムーズに装着出来ないといったことが起こりづらいですよ。乗せ降ろしも簡単なので、親御さんもストレスなく正しく着用できるチャイルドシートです。
チャイルドシートはレンタルもできる
短期間だけ使用したい人におすすめ
レンタルサービスは、必要な時にだけ借りることが出来ます。毎日使うのではなく、休暇中や特別な日だけ使うのであれば断然レンタルがおすすめです。全然使用していないチャイルドシートは、いつの間にかサイズアウトしていたという可能性がありますよ。頻繁に使わないのであれば、コストパフォーマンス抜群なレンタルを活用しましょう。
まとめ
長く使えて買い替えのいらないチャイルドシートがおすすめ
チャイルドシートを選ぶなら、長く使えるものがおすすめ。せめて新生児から4歳くらいまでは向きを変えながら使えるものなら、すぐに買い替える必要はありません。特に背もたれを外して学童期まで使えるものなら、買い替える必要もなくコスパの高さは抜群です。今回は、おすすめのチャイルドシートについて、有名ブランドを交えて詳しく解説しました。チャイルドシート選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
育児と仕事との両立に悩んでいる人や、仕事復帰に向けて不安を抱えている人は育休明けの仕事が辛い…『できない自分』を受け入れたら楽になったの記事も参考にしてみてくださいね。