キャンプサイトに欠かせないアイテムであるランタン。暖かい光と独特の存在感は雰囲気や気分を盛り上げます。便利でありながら効果を上手く発揮させるにはコツがあり、設置場所にも工夫が必要です。特にガスランタンは熱を持つため、扱い方を間違うと危険が伴います。子供連れでキャンプに出かけた際に、火傷の心配をした経験があるかもしれません。せっかくランタンを使うのなら、上手に設置して効果を存分に味わいたい。また、子供の足元や火傷の心配をせずに、楽しい夜のひと時をみんなで満喫したい、とは思いませんか。そんなときはランタンスタンドが便利です。相棒とも言えるランタンスタンドがあれば、ランタンは頭上から広い範囲を照らせる光源へと変わります。ランタンスタンドを別の用途に使うことも可能です。今回はランタンスタンドを深く掘り下げて解説します。是非とも選び方の参考にして下さい。
ランタンスタンドとは?
ランタンを吊るす専用のスタンド
ランタンスタンドはランタンを吊るす自立式の専用スタンドで、素材は主にスチールやアルミ、ステンレスです。スチール製は重い反面、安定性が増すので一脚式に多く使われています。一方で携帯性を重視した製品は、アルミ製かステンレス製が一般的です。アルミ製のランタンスタンドは軽さが最大の持ち味で、ステンレス製はアルミ製より少し重めですが耐久性に優れています。
ランタンスタンドの必要性
ランタンの設置場所や高さを調節してキャンプサイト全体を照らす
ランタンスタンドがあればランタンの設置場所に困らず、設置高を自在に変えることも可能です。足元やテーブルなど、一部しか照らし出せない場所に置く必要がなく、頭上からキャンプサイトを十分に照らせます。高さを設けることで子供が間違ってランタンに触れる機会を減らし、例えガスランタンでも安全に運用することが可能なのです。
虫対策やテントの場所を知らせる目印としての使い方も
夏場のアウトドアでは虫に悩まされることも少なくありません。ランタンスタンドとランタンをテントから少し離して設置すれば、集虫用の光源として効果を発揮します。夜間の虫対策として有効な方法と言えるでしょう。ランタンが必要ない日中などは、申し合わせて飾りや旗などを吊るしておき、テントやタープの目印にすることもできます。
ランタンスタンドの種類
一脚式
地面に打ち込むため傾斜面でも使える
一脚式はハンマーなどで外部から衝撃を与えるタイプもありますが、近年は本体内部の棒を利用して地面に刺す、打ち込み式が主流になっています。そのため、おおよその製品は設置に他の道具を必要としません。また、地面に立たせるのではなく打ち込むため、地形を選ばずに使えるのが最大のメリットです。
三脚式のように横への出っ張りがないため、足元はスッキリして引っかかる部分がありません。そのため、転倒によるランタン落下のリスクも相当に減らせます。子供が同伴するなら、一脚式がより安全でしょう。加えて200㎝以上の高さにフックを調整できる製品なら、ランタンに触れる機会も減り安全性は増します。
三脚式
設置は簡単だが斜面は苦手で安定感は製品次第
三脚式のランタンスタンドは単に置くだけでもバランスがよく、平坦な地面なら総じて安定感があります。そのため、設置は一脚式よりも簡単です。ペグで三脚を固定すれば更に安定感が増し、ランタンスタンドが転倒するリスクは相当に軽減します。一方で三脚を上手く生かせない斜面などには弱く、安定した設置はできません。
三脚式は機能性重視の構造が多く、シンプルな操作ができる製品も多く揃います。そのため、初心者や力仕事が苦手な女性、子供にも扱いやすい種類です。とは言え、三脚式は脚を広げてペグで固定するため、引っかかると転倒するかもしれません。衝撃によるランタン落下のリスクもあり、事故が起こる前の予防が必要です。特に子供が同伴する場合は、三脚部に目立つ工夫をしておくと安全性が高まります。派手な色のペグを固定に使い、脚元を目立たせる方法が有効でしょう。
ランタンスタンドの選び方
高さ調整法と耐荷重で選ぶ
継ぎ足しよりもスライドやネジの方が高さ調整の幅が自由
ランタンを狙った高さに設置できると、光源としての効果をフルに引き出せます。そのため、ランタンスタンドの高さ調整機能は細かく刻めるほど有利です。ポールの継ぎ足しは細かな調整が苦手で、2から3段階しか設定できない製品も少なくありません。そのため、細かな調整が効くネジ式やスライド式がおすすめです。無段階を採用したランタンスタンドもあり、最も理想的な高さ調整機能と言えるでしょう。
耐荷重が大きいと他の用途に利用できて荷物を減らせる
ランタンスタンドのフックには耐荷重があり、重めのガソリンランタンでも2㎏程度あれば安全に吊るせます。ガスやLEDは軽いため、耐荷重が1㎏程度でも吊るせる製品は多いでしょう。しかし、耐荷重が重ければ他の物を吊るすことが可能で、物干などにも使えます。また、スモーカーなどの煙突固定や簡易的なポールとしても利用可能で、耐荷重は重いほど用途の幅は広がるのです。何かに流用できれば荷物の削減にも繋がるでしょう。そのため、2㎏以上のランタンスタンドでも、耐荷重があれば携帯面でおすすめの製品と言えます。
安定感のある重量のものを選ぶ
2kg近くあると風で倒れる危険性が少ない
ランタンスタンドは軽すぎると風で転倒する恐れがあります。重さが1.8㎏以上あるランタンスタンドは軽量タイプに携帯性こそ及びませんが、安定感はグッと増します。特に一脚式は地面に打ち込むこともあり、ステンレス製やスチール製の重みがある製品がおすすめです。
携帯性重視ならペグで固定できる軽量タイプがおすすめ
携帯性重視なら軽量タイプを選ぶ方が有効です。その場合は転倒のリスクを減らすためにも、三脚をペグで固定できる製品がおすすめと言えます。また、一脚式を選びたいならマルチタイプを検討するといいでしょう。アタッチメントが付属するため、必要であれば三脚式としても使えます。
安全性を高める機能で選ぶ
クリップフックを採用した製品はランタンの落下を防げる
ランタンスタンドが転倒したりランタンが落ちたりする原因は、人為的なものだけとは限りません。外では風などの自然が、転倒の原因を作ることも考えられます。ランタンスタンドのフックがクリップになっていれば、吊るしたランタンを風や衝撃による落下から守れるのです。安全面を考慮するなら、クリップフックを採用した製品がおすすめでしょう。
ポールエンドロックがあるとフックでケガをしにくい
ポールエンドロックはランタンスタンド以外にも使われており、タープポールの先端に取り付けたりします。役割は剥き出しの硬い先端を隠すことで、取り付けておけば組み立ての際や収納の際に、金属のエッジから手を守ってくれるのです。ランタンスタンドに付属していなくても個別に販売されており、ポールエンドストッパーという名前でも売られています。安全のために必要なら、別売りでも用意するといいでしょう。
ランタンスタンドのおすすめブランド・メーカー
snow peak(スノーピーク)
常にブームを牽引するメーカーで製品の使いやすさは抜群
スノーピークは新潟県を拠点とする老舗メーカーで、オートキャンプブームの火付け役でもあります。昔からのファンも多く、長く愛用できる耐久度に、優れた機能性を合わせ持つ品揃えが魅力です。そのため、修理やアフターサービスも充実しています。ランタンスタンドも使いやすさは抜群で、打ち込み式は非常におすすめです。
coleman(コールマン)
安定した三脚式やランタンとのセットが選びやすい
個性的なルックスのアイテムが多いコールマン。持っているだけで雰囲気が上がるデザインは魅力的です。レトロな正統派スタイルも人気ですが、ランタンスタンドは斬新な発想で安全性や安定感を追求しています。特に三脚の構造は秀逸と言え、非常におすすめです。ランタンの種類も豊富で、セットで揃えるのも確かな方法でしょう。
Ujack(ユージャック)
重めのオールステン製品が魅力で一脚式はおすすめ
ユージャックには携帯性に優れたオールステンのランタンスタンドがあり、オールランダーとして活躍する機能も魅力です。特にハンマー式は使いやすく、機能選択やアタッチメント選択をユーザースキルに合わせやすくなっています。初心者でも上級者でも、機能的に製品を使えるのです。
Hilander(ハイランダー)
ラインナップは何度も使いたくなる機能美を持つ
ハイランダーの製品はデザインが魅力的で、場を盛り上げる佇まいがワンランク上のキャンプサイトを演出します。カッコよさだけでなく「今よりも、もっと便利に」を目指しており、機能美がどの製品にも備わっているのです。ランタンスタンドも例に漏れず、何度も使いたくなる良品が揃っています。
おすすめ&人気のランタンスタンドランキング
打ち込み式でおすすめのランタンスタンド
スノーピーク-パイルドライバー (5,724円)
シンプルで使いやすく初心者におすすめの一脚式
スノーピークの代表作とも言えるパイルドライバー。収納時は少し大きめの110㎝で、最長は240㎝の長尺に当たるランタンスタンドです。素材はスチールで1.7㎏と重めですが、一脚式の安定性を考えれば最適な重量でしょう。総合的に見れば非常にバランス感に優れた、よくできた一脚式と言えます。
デザインや取り扱いは非常にシンプルで、内側の丸棒で底を叩いて地面に打ち込みます。シングルフックはスタンダードで、ネジ式による高さ調整も簡単です。機能面は非常にシンプルであり、使いやすいと言えます。経験者にはもちろんですが、一脚式を初めて使う場合にも非常におすすめの製品です。また、長尺で安全性が高いため、小さな子供が同伴しても安心して使えるでしょう。
ユージャック-ハンマーランタンスタンド (4,580円)
お手頃価格ながら幅広い用途で使える
ユージャックらしく201オールステン製で、接合部が頑強なランタンスタンドです。201ステンレス鋼はマンガンの含有率が高く、耐食性には定評があります。また、耐候性についても定評があり、天候よるダメージにも強い金属と言えるでしょう。そのため、総合的な耐久度は格段に高くなっています。
長さ110㎝の収納袋が付属しており、最長は225㎝です。1.7㎏のシングルと1.8㎏のダブル、2.1㎏のフリーがあり、フックの本数がそれぞれ違います。シングルとダブルは扱い方がシンプルで、初心者から中級者にもおすすめでしょう。フリーはアタッチメント式のフックを採用しています。そのため、薪ストーブのスタンドやタープポールなどへの流用が容易いタイプです。ユーザーのスキルに合わせた用途範囲は広大で、上級者でも楽しみながら使えます。201ステンレス鋼にしてはリーズナブルでもあり、ユーザー層を選ばない万能タイプの製品と言えるでしょう。
マグナ-パイルドライバー (3,780円)
主要部分や溶接が強固で打ち込みやすいハンマー式
シングルフックのシンプルな一脚式ランタンスタンドです。寸法は収納時が110㎝で、最長225㎝まで伸びます。主素材はステンレスですが、打ち込み用の丸棒とパイプのつなぎにはスチールを採用しています。そのため本体重量は1.7㎏あり、安定性を図る重さとしては最適でしょう。
ランタンスタンドは国外生産が主流ですが、マグナは点検及び強化溶接を国内で行っています。品質チェックをしっかり行っており、ユーザーにとって嬉しいポイントです。また、収納袋や先端キャップも抜かりなく付属しており、安全面に気を配った製品と言えます。無駄を削いだデザインでユーザーニーズに合わせて使えるため、2本目としてもおすすめのランタンスタンドです。
キャンピングムーン-パイルドライバー (6,980円)
やや重いが三脚式としても使え死角がない
マルチタイプの打ち込み式で、素材にはスチールを採用しています。サイズは収納時が110㎝で最長246㎝になり、長尺のランタンスタンドです。1.75㎏とやや重い本体重量は、素材のスチールが影響しています。とは言え内棒を使って打ち込む一脚式としては、バランスが取れた重さと言えるでしょう。
キャンピングムーンのパイルドライバーには三脚アタッチメントが付属しており、必要なら三脚式としても使うことができます。あくまでも補助用ですが、一脚式が刺さらない堅牢な地面でも確実に使えるのです。ランタンスタンドとしての死角が少なく、ファミリー層には非常におすすめの製品でしょう。また、本格的なアクティビティなどにも持ち込みやすいランタンスタンドです。
コンパクトでおすすめのランタンスタンド
コールマン-ランタンスタンド (4,680円)
収納サイズが78㎝で付属のネジ式ペグが便利
アルミ製のランタンスタンドで本体重量は1.8㎏です。三脚式としてはスタンダードな重さで、付属の収納バックに入れると最長217㎝から78㎝にまで集束します。付属のネジ式ペグが便利で、回して地面に刺すためハンマーが不要です。そのため、携帯性は高いと言えるでしょう。
組み立てではなく展開させるタイプで、集束させた状態から三脚を広げれば簡単に自立します。高さ調整は4段階に止まっていますが、センターポールを回すだけの手軽な操作です。また、非常にしっかりしたクリップフックを左右に採用しており、不意なランタンの落下を防ぎます。三脚部を目立たせるなど、足元さえ注意しておけば、確かな操作性に加えて安全性が確保できる製品です。そのため、ファミリー層で三脚を使いたい場合はおすすめのランタンスタンドと言えます。
ロゴス-プレミアム システムランタンポール (7,776円)
長尺だが31段階の高さをワンタッチで操作できる
ランタンスタンドの中でも長尺で、高さは250㎝に達します。収納すると長さは101㎝になるため、長尺な割にスタンダードな三脚式とそれほど変わりません。アルミとスチールの両方を素材にしており、本体重量は2㎏です。そのため、最長まで展開させても安定性は高くなっています。
ネジ式を採用したセンタースタンドは、ボタン1つで31段階まで調整可能です。収納式クリップフックは作りがよく、心配なく頭上でランタンを使えるでしょう。ロゴスには別売りですがポールエンドロックがあり、用意すれば安全性がアップします。また、ポールエンドロックがあれば高さ調整機能や安定性を生かして、タープポールとしても十分に活躍できるでしょう。天井付近にランタンを常設することが可能で、キャンプサイトでタープを利用するなら非常におすすめの三脚式です。
バンドック-ランタンスタンドBD-299 (3,218円)
小型サイズの三脚式で収納時は70㎝にまで集束する
バンドックのランタンスタンドBD-299は、アルミニウムとスチールの両方を採用しています。また、短尺に当たる製品で、使用サイズは75㎝から195㎝までしかありません。そのため三脚式としてはやや軽く、本体重量は1.5㎏になっています。
組み立てる必要がない展開式で、完全に集束して収納すれば70㎝になります。非常にコンパクトなランタンスタンドと言えるでしょう。軽さも加味すれば、携帯性重視の選び方には非常におすすめできる三脚式です。一方、軽さや全長はファミリー層向けではなく、派手なネジ式ペグでもありません。家族構成次第では使用に注意が必要でしょう。特徴はソロキャンプなど、安全に配慮できる年齢層に適した製品です。
モスコ-ランタンスタンド (3,580円)
操作が簡単でアウトドア初心者にもおすすめの逸品
三脚式としては長尺なタイプで、使用サイズは77㎝から240㎝です。集束させれば80.5㎝になり、全体重量は1.4㎏とランタンスタンドの中では少し軽めです。しかしながら安定面の対策は秀逸で、ネジ式ペグが3本付属しています。加えてセンターポールやペグの視認性に定評があり、クリップフックも優れた構造です。安定性や安全性は高いと言えるでしょう。
モスコの製品は総じて操作感に優れており、パッと用意してサッと片付けられるのが魅力です。この製品にもモスコの特徴が現れており、展開させるだけの本体操作に難しさはありません。ペグの差し込みもネジで行えるため、取り扱いは非常に簡単です。やや軽い特徴も操作感をアップさせており、子供でも小学生近くになれば安全に使えるでしょう。そのため、子供と一緒に設営などを行うなら、非常に重宝するランタンスタンドです。
ユニフレーム-コンパクトランタンスタンド (8,900円)
組み立てが簡単で収納時には55㎝まで折り畳める
ユニフレーム製品の特徴と言えば、軽量化を図った美しいミニマルデザインでしょう。その機能美はどれもが洗練されており、コンパクトランタンスタンドも例に漏れません。ステンレス鋼とアルミのボディが美しく、吊り下げ型を採用したフックは耐荷重が3㎏あります。そのため、重いランタンでも問題なく使えるランタンスタンドです。
サイズは短尺で高さは最長195㎝です。組み立ては必要ですが、ポールを隣接する穴に差し替えるだけで完結します。そのため、使い方や操作は極めてシンプルと言えるでしょう。収納時は55㎝まで折り畳め、重量は1.3㎏しかありません。そのため、耐荷重を生かしてランタンの重量を上げ、安定性を高めるのも有効な方法です。三脚固定用のペグダウンループは簡易的で、機能面はソロキャンプ向けと言えるでしょう。また、携帯性重視なら非常におすすめできるランタンスタンドです。
軽量でおすすめのランタンスタンド
コールマン-ランタンスタンド IV (5,871円)
新構造の脚やクリップフックを持つ安全面でおすすめの製品
アルミとスチールを素材に採用した、中尺の三脚式ランタンスタンドです。使用サイズは高さ109㎝から226㎝で、調整には10段階のスライド式を採用しています。本体重量は1.4㎏でランタンスタンドとしてはやや軽めです。しかし、本体重量が1.4㎏なら長さは200㎝を切る製品が多く、同サイズでは軽量と言えるでしょう。
斬新な構造の三脚部が特徴的で、横への出っ張りがありません。地面に脚が着くように設計されており、通常の三脚式に比べて安全性は高くなっています。クリップフックを採用している点も安全面ではおすすめでしょう。そのため、小さな子供が同伴するファミリー層に優しい三脚式です。
ハイランダー-ランタンスタンド シルバー (2,480円)
1.2㎏だが付属のペグとネジで三脚をしっかり固定できる
アルミ製の長尺タイプで、使用サイズは118㎝から最長250㎝です。高さ調整法はスクリュー式を採用しており、無段階の調整ができます。収納時には92㎝まで集束。左右のクリップフックはすっきりとセンタースタンドに収まります。アルミ製の特徴が前面に出た本体重量は1.2㎏で、長尺の三脚式としては非常に軽量な製品と言えるでしょう。三脚部にはネジがあり、ロックすることでしっかり固定できます。また、ペグも付属するので安定性の心配はありません。
安全面に配慮したクリップフックですが、耐荷重は片方4㎏あります。そのため、重めのランタンやアイテムが吊るしやすい製品です。加えてランタンスタンドの中でもリーズナブルで、選んでも失敗する心配はありません。お試し用としても買いやすいランタンスタンドです。キャンプ用品を揃えている最中なら、選んでみるのは有効的でしょう。
フィールドア-ランタンスタンド (3,024円)
約1㎏かつ三脚式にベストな機能が嬉しい
フィールドアはテントやタープ、ハンモックが有名な、アウトドアの総合ブランドです。製品はアウトドア雑誌などのメディアにも紹介されており、専門家からも注目されています。テントやタープはもちろんですが、ハンモックもポールで自立します。そのため、ポールを使ったアイテムには信頼性があり、ランタンスタンドも例に漏れません。性能は高いと言えるでしょう。
使用サイズは103㎝から232㎝で、収納時は93㎝になります。アルミ製のため非常に軽く、1㎏しかありません。しかし、ネジでロックできる三脚を備えており、ペグも付属しています。そのため、安定性に問題はないでしょう。高さ調整にはスクリュー式を採用しており、シングルのクリップフックはセンタースタンドに収納できます。加えてコストパフォーマンスがよく、三脚式にベストな機能が漏れなく備わった逸品です。展開時は87㎝と三脚がやや幅広くなるので、子供が小さなファミリー層なら、足元に十分な注意がひつようでしょう。携帯性は非常に優れているので、重視する場合はおすすめのランタンスタンドです。
ドミノサーフアンドキャンプ-ランタンスタンド (3,280円)
820gの超軽量アルミ製ランタンスタンド
メインポールはアルミ製で、使用サイズは110㎝から210㎝の中尺タイプです。本体重量は820gで、中尺ながらランタンスタンドの中でも軽めに仕上がっています。収納サイズはスタンダードな90㎝。固定用のペグや収納バッグも抜かりなく付属しており、携帯性は優秀と言えるでしょう。
左右のクリップフックは鉄ですが、亜鉛メッキ加工です。そのため、腐食を起こす心配はありません。また、鉄と亜鉛は合金層を形成します。強い結合力で相性が良く、塗装などと違い非常に安定したメッキ方法です。長期間の使用で剥がれる心配はありません。とは言えメイン素材のアルミはステンレス鋼ほど強固ではなく、常識的な使い方が有効です。三脚であることも加味すれば、携帯性重視のアウトドア経験者におすすめできる製品でしょう。
雑貨の国アリス-ランタンスタンド (3,100円)
1.16㎏だが長尺で耐荷重は20㎏もある
ランタンスタンドの中でも高さがある製品で、使用サイズは113㎝から264㎝に達します。かなりの長尺ですがアルミ製のため、本体重量は1.16㎏しかありません。かなり軽量と言っても差し支えないでしょう。収納サイズはスタンダードで91㎝まで集束します。そのため、携帯性は非常に優秀です。
最大の特徴でありメリットはパワフルな耐荷重で、片側に10㎏まで吊るせます。三脚を展開しても84㎝程度で、耐荷重の割に幅は出ません。スクリュー式の高さ調整は無段階で、大きなランタンでも問題なく高所に吊るせます。ランタンスタンドの中でも広範囲を照らしやすいため、少し離れた場所からでもタープやテントに光が届きます。虫対策には非常に有効であり、大所帯になる場合もおすすめできる製品です。
まとめ
設置面に合わせた高性能のランタンスタンドがおすすめ
ランタンスタンドは自立させることで、初めてアウトドアで活用できます。そのため、まずは設置面に合わせて、安定する脚や重さを選ぶのが肝要です。その際は三脚アタッチメントが付属したマルチタイプを認識しておくと、選択肢が広がります。また、安全性や携帯性、用途の範囲は性能に大きく左右され、高性能なほど便利と言えるのです。