おしゃれでおすすめのおひつ人気ランキング!木製や陶器も【セラミックまで】

少し懐かしいキッチンアイテムであるおひつ。炊飯器や冷蔵庫などの便利なキッチン家電が普及すると共に、徐々に家庭から姿を消していきました。手軽に使える保温機能や冷凍機能は、炊いたご飯を保存するのに最適です。とは言え保温ジャーでの保存も冷凍保存も、味が長持ちするとは言い難い方法です。せっかくの白米が黄色く変色して水分が飛び、味が落ちてしまった経験はないでしょうか。また、温め直してもふっくらせず、冷凍後のご飯に不満を感じることはありませんか。近年、そういった悩みを払拭できる優秀な器として、おひつが再び見直されています。土鍋が見直されたこともあり、ワンランク上の美味しさを求める人が、おひつを容器に選んでいるのです。技術進化に加えて素材が増えたことで、昔よりもおひつの扱いやすさが格段に上がったことも、おひつを選ぶ人が増えた大きな要因と言えるでしょう。今回は、おひつを詳細に掘り下げて解説していきます。是非とも参考にして選んで下さい。




おひつ(お櫃)とは?

炊き上がったご飯を移したり余ったご飯を保存する容器

近年の炊飯器は非常に優秀で、黙っていてもご飯が美味しく炊ける性能を持っています。また、土鍋を使ってもご飯はワンランク上の味になるでしょう。しかし、せっかく上手にご飯を炊き上げても、保存方法が悪ければ味は急激に落ちてしまいます。おひつは特性を生かしたご飯の状態維持が得意で、味を保ちながら保存もできる便利なアイテムなのです。

おひつのメリット

炊いたご飯が乾燥しにくく温め直しても美味しい

保温ジャーにご飯を残したり冷凍保存したりして、パサパサになってしまうことはよくある話です。水分はご飯の味にとって重要な要素であり、最適に保つことができれば味を長持ちさせることができます。おひつは冷凍庫や保温ジャーに比べて水分調整が得意で、炊いたご飯が乾燥しにくく温め直しても美味しく食べられるのです。

保温が不要で節電になる

保温ジャーを使うと節電にも繋がります。炊き終わった直後にご飯をおひつに移すことができるため、電気を使って保温する必要がありません。また、ジャーの内釜でご飯が固まることもなくなり、内釜を手入れしやすくなるのもメリットでしょう。ゴシゴシ洗うことが少なくなれば、内釜のコーティングは持ちが格段に良くなります。おひつは相乗効果でもコストパフォーマンスを上げられる、非常に便利なキッチンアイテムなのです。

おひつのデメリット

木製のおひつはお手入れが大変

木製はおひつの中でもお手入れが大変で、カビの侵食や変形の心配があります。変形とカビは陰干しで予防できますが、木製は樹液が出るため、気を付けていても汚れや黒ずみが発生するかもしれません。見た目の不衛生感にも繋がるので、それらが心配ならアフターケアを行うメーカーやショップから、おひつを選ぶといいでしょう。また、木製と機能が完全に一致するわけではありませんが、似通った要素を持つセラミック製や陶器製も優秀な素材です。お手入れは木製よりも簡単で懐かしいデザインも多く、納得できる製品が見つかれば選ぶのはおすすめでしょう。

おひつの種類

木製

水分が自然循環して香りがつくため冷めてもご飯が美味しい

木製は最もスタンダードで昔から頻繁に使われている、おひつの代表的な素材です。前述した通りお手入れこそ少し大変ですが、木の特性はご飯の保存に最適と言えます。そのため、昔から素材として愛されており、今日でも木製おひつには高い需要があるのです。また、懐かしい雰囲気や美しい細工を持ち、工芸品としても非常に魅力的です。釘を使わない製品もあり、レンジで使えることも少なくありません。常に新しく進化し続けている素材なのです。

木製おひつは木の特性を生かした水分調整が得意です。よく乾いた木製おひつは炊き立てのご飯から水分を適度に吸収します。そして、ご飯が乾燥してくると適度に水分を還元していくのです。水分の自然循環に加えて木の香りがご飯に移ることでも、美味しさは更に増します。そのため、保温力こそ低いものの、木製おひつで保存したご飯は冷めても非常に美味しいのです。木製のおひつにはデメリットをはるかに凌ぐメリットがあると言えるでしょう。

プラスチック製

耐久度が高く手入れも簡単だが水分調整はできない

おひつにはポリプロピレン樹脂などを主素材としたプラスチック製があり、蓋と本体で素材が違う製品もあります。総じておひつの中では軽量で、お手入れにも気を遣う部分はありません。割れやカビの心配もなく、耐久度も高いと言えます。また、価格帯もお手頃であり、多機能な製品も少なくありません。そのため、最も扱いやすい素材と言ってもいいでしょう。一方で簡易的なおひつであることは否めず、他素材よりも水分調整は苦手です。

プラスチック製が素晴らしい点は、保存容器としての能力が高いという点です。おかずに対しても保存力があり、便利な機能を持つ製品も目立ちます。例えば真空機能などの他素材にない工夫が良い例でしょう。冷蔵庫でも電子レンジでも使え、当然ですが器としても使えます。おひつの枠に収まらない汎用性の高さがプラスチック製の魅力なのです。

陶器製

伝熱性は控えめで保温力もあるが吸水力も高い

陶器製のおひつは伝熱性が控えめです。そのため、熱い物を入れても持ちやすく、誤って火傷するリスクも減らせます。また、保温力があるため熱を閉じ込めやすく、保存したご飯は自然とホクホク感が長持ちするのです。一方で脆い素材でもあり、蓋にも本体にも厚みを持たせています。そのため、重い製品が少なくありません。

メリットでもありデメリットでもあるのが高い吸水力です。ご飯から必要以上の水分を吸収してしまうため、木製やセラミック製に比べると短期間の保存に向いています。一方で吸水力は陶器特有の自然な佇まいを作るため、芸術面では大切な特徴でもあるのです。使い込んだ陶器は水分を吸収することで個々の姿を持ちはじめます。1つとして同じものはなく、陶器製が持つ個性やインテリア性は、おひつの中でも非常に魅力的なのです。

セラミック製

適度な水分調整ができてレンジにも対応

セラミック製のおひつには無数の微細な気孔があり、保存しておけばご飯の水分は気孔内に残ります。ご飯が乾燥してくると自然に水分が戻るため、木製に近い水分循環を行えるのです。一方で木製のように完全な保水ができるとは限らず、磁器質の蓋から水滴が落ちる製品もあります。そのため、セラミックの扱いに長けたメーカーの製品を選ぶのがおすすめです。

セラミック製おひつは冷蔵庫やレンジでも使えて、お手入れも木製よりは簡単です。また、性能によってはガス火が使えることもあり、調理器具として活躍する製品もあります。重さもそれ程なく、万人が取り扱いやすい素材と言っていいでしょう。一方で割れやすい一面もあるため、落下には注意する必要があります。また、レンジで使用するなら耐熱性にも注意が必要です。

ステンレス製

高い保温力があり手入れしやすいが水分調整は苦手

ステンレス製は、魔法瓶などを主力とするメーカーが取り扱っています。ステンレスは金属であり、おひつに使われる素材の中で耐久度は最高です。抗菌性も十分で雑菌に強く、ご飯や食材が長持ちします。お手入れもプラスチック製と同様に簡単で、軽いうえに割れることもありません。他の調理器具と同じように、おひつにもステンレスはマッチしているのです。

ステンレス製おひつ最大の魅力は、なんと言ってもメーカーの技術がダイレクトに反映されているところでしょう。非常に保温力が高く、一定温度以上で長時間、温かいままでご飯を保存できます。大容量を備えた製品も揃っており、升単位の製品も少なくありません。大家族などで一度に大量のご飯を炊く場合でも、選びやすい素材なのです。

おひつの選び方

最適なサイズを選ぶ

炊く量より1合大きいサイズにすると味を保てる

ご飯をふっくらしたまま狙い通り保存しておくには、水分が循環するための空間が必要です。米の品種や等級にも左右されますが、炊く量と同サイズのおひつを選ぶと、ギリギリまでご飯が詰まってしまうことも考えられます。空間が少なくなると水分の循環が少なくなり、せっかくの機能が意味を失うかもしれません。そのため、少し余裕を持って1合大きいサイズを選んでおくのが理想的です。

温め直しや保管に使うなら3合サイズが最適

あくまで一般的な見方ですが、一般家庭用の炊飯器は3合や5.5合炊きが広く普及しています。加えて5人家族以上に適した1升炊きがあり、これらが主なサイズです。加えて、冷蔵庫のスペースや電子レンジの大きさを見積もれば、使いやすいおひつのサイズは3合と言えます。次に5合サイズがおすすめで、少しスペースは取られますが電子レンジでも使えるサイズです。

食べ切るかどうかで素材を選ぶ

食べ切るなら木製やプラスチック製がおすすめ

ご飯を短期間で食べ切ってしまうなら、木製かプラスチックのおひつがおすすめです。プラスチックは水分調整が苦手で長期的な保存には向きません。そのため、理想を言えば1回での食べ切りがベストです。ローテーションが速ければ、別食材の保存も狙えるでしょう。木製は木の香りが付くため、長い時間ご飯を入れておくと余計な風味が加わります。香りに加えて甘みや粘り、歯ごたえを楽しむには、短くて12時間、長くて36時間程度で食べ切るのが理想です。

ご飯が頻繁に残るならセラミック製やステンレス製を

ご飯が頻繁に残るなら、セラミック製や陶器製、ステンレス製のおひつを選ぶといいでしょう。水分調整ができて冷蔵庫でも使え、防臭力も備えているセラミック製や陶器製は、木製やプラスチック製よりもロングスパンな保存に向いています。1膳タイプなどの融通が利くサイズがあり、時短を求めてご飯を冷凍する場合でも、セラミック製や陶器製のおひつを利用するのはおすすめです。食べ切れる量だけおひつに分けておき、美味しいままの状態で保存できます。わざわざ解凍する手間も省けるでしょう。また、冷蔵庫に入れることもできるので、3日程度なら味は損なわれにくくなっています。

ステンレス製はセラミックや陶器よりも理想の保存期間は短めですが、高い抗菌力があり臭いも付きません。また、保温力が高くて大きなサイズがあり、想定外の事態には対応しやすくなっています。例えば、家族の事情で毎日の食事時間が一定にならないなど、炊く量が安定しない場合はステンレス製が非常におすすめと言えるでしょう。

おひつのおすすめブランド・メーカー

栗久

伝統的な木製品は美しく機能性も高い

栗久は大館曲げわっぱの製品を展開しているメーカーです。栗久の製品はグッドデザインなどを受賞してきた実績があり、技術力は折り紙と言えます。大館曲げわっぱのおひつは天然秋田杉の香りが素晴らしく、美しい細工でもご飯の見た目をワンランク上に変えてしまうのです。

アサヒ軽金属

電子レンジや冷蔵庫に使いやすい製品が揃う

アサヒ軽金属は調理器具が有名なメーカーらしく、電子レンジや冷蔵庫に強いおひつが魅力です。プラスチック製のおひつにも強く、保存容器として多彩に利用できる製品は秀逸と言えます。他のメーカーにない工夫があり、プラスチック製を選ぶなら一度は製品に目を通しておくといいでしょう。

長谷園

伊賀焼の名窯で茶陶の名品も多い

長谷園は1832年に築窯した伝統ある伊賀焼の窯元です。国の有形文化財にも指定されており、茶陶を含めた数々の名品が連綿と世に送り出されています。また、芸術品も素晴らしく、有名なランドマークにも陶壁画が採用されているのです。美しく佇まいがあるイガモノのおひつは多孔質で、蓄熱性の高さを利用した保温力は秀逸と言えるでしょう。

東彼セラミックス

遠赤セラミックスを利用した高品質のおひつが魅力

遠赤セラミックスの製品を展開する東彼セラミックスは、鍋などの調理器具に加えておひつにも力を注いでいます。トーセラムに代表される高品質なセラミックは、耐久性や耐熱性に長けた優秀な素材です。また、素材だけに満足せず、製品には食材を的確に保存するための工夫が凝らされています。

おすすめ&人気のおひつランキング

木製でおすすめのおひつ

栗久-曲げわっぱおひつ3合 (38,880円)

天然杉の香りや機能的な構造がご飯の味を上げる

直径20㎝で深さが9.5㎝の3合サイズです。大館曲げわっぱの無塗装おひつなので、お手入れは少し大変でしょう。新品に近い状態なら、ご飯を入れる前に少し表面を濡らしておくと、ご飯がべったり付きません。洗う際の助けにもなります。また、繰り返し使うことも大切な要素です。でんぷん質などが表面を徐々にコーティングしてくれば、ご飯の剥がれが格段によくなります。そのため、長く使っていると扱いやすさの方が勝ってくるのです。

なんと言っても曲げわっぱおひつの魅力は、繊細な細工と天然杉の特徴です。正円に曲げられた年輪や樹皮の留め具などは、懐かしさと美しさを同時に感じさせます。底にはエッジがないためご飯が詰まりにくく、継ぎ目も殆ど感じさせません。また、秋田杉の特徴を生かした機能面も魅力です。季節に合わせた的確な温度管理ができる秋田杉は、香りも含めておひつに最適な素材と言えます。熱や割れに弱い一面もあるので、しっかり陰干しして乾燥させるのがおすすめです。

岡田製樽-まどかのおひつ 3.5合 (8,316円)

有償だがアフターケアがあり長く使いやすい

岡田製樽の製品は職人芸の冴えが素晴らしく、おひつも非常に魅力的です。片手桶や漬物樽などの伝統的な木製品は精度が非常に高く、キッチリと組み上げられています。木曽さわら材を使ったおひつも狂いがなく、タガの調整も見事です。岡田製樽はワインクーラーなどの水に強い製品も製造しており、この製品も器にして水を張ったまま使えます。また、ハンドメイドにしては手頃な価格に落ち着いていることも、選ぶ側にとって嬉しいポイントでしょう。総合的に見てコストパフォーマンスには大きな魅力があります。

木曽さわら材は軽さと耐久度を備えた木材で、耐水性や抗菌性にも定評があります。また、熱などにも強く収縮しないため、直径18㎝で深さ13.8㎝の少し大きな3.5合でも、女性が扱いやすい木材です。有償ですがアフターケアがあり、お手入れの面でも安心できます。また、香りも主張が控えめであり、木製おひつの中でも保存期間を少し長めに見積もっていいでしょう。コストパフォーマンスも含めて、初めての木製おひつとしては非常におすすめです。

漆器かりん本舗-おひつ 電子レンジ対応 ひのき 曲げわっぱ 3.5合 (16,200円)

抗菌性や耐久性があり木製の中でも手入れしやすいタイプ

直径18㎝で高さ10.5㎝の3.5合おひつで、木材にはひのきを使っています。特有の色合いや木目、曲げわっぱの美しい細工は上品かつ魅力的です。ひのきは風呂に使われることからも解るように、耐水性や抗菌性が優れています。また、香り高い木材でもあり、ご飯を保存するには最適と言えるでしょう。一方で香りが移りやすいこともあり、木曽さわら材などの香りが控えめな木材よりかは、やや短めの保存が有効です。

3.5合のおひつは一般的な炊飯器とマッチしやすく、特に3合なら炊いたご飯を全て保存しても、大きさに少しだけ余裕があります。また、ファインポリマー塗装が施されており、汚れや変形にも強い木製品です。ファインポリマー塗装は抗菌面もカバーしており、木製おひつの中でもお手入れしやすいタイプになります。サイズ面でも扱いやすいため、木の取り扱いが心配でも安心して選べる製品でしょう。

プラスチック製でおすすめのおひつ

アサヒ軽金属-真空おひつ【角】2色セット (7,452円)

ポンプを使って簡単に真空保存ができる

アサヒ軽金属の特徴的なプラスチック製おひつで、縦横15.9㎝で高さが9.2㎝、容量は1リットルです。本体重量はプラスチック製らしく、210gと軽量になっています。米粒の大小にも左右されますが、1合のご飯は目安が350gです。そのため、2.5合ほどのご飯を保存するのに最適な大きさです。一般家庭用の炊飯器とは相性が良好と言えるでしょう。

名前の通り真空機能が備わっており、付属のポンプを上下させて真空状態を作ります。食材の保存自体に適しており、ご飯以外の物を保存するのもおすすめです。もちろんレンジや冷蔵庫でも使え、サイズは食器としても使えます。セットになっていることもあり、家族構成が1人や2人なら幅広く使える製品と言えるでしょう。

KiMoCHiいい台所屋-竹炭 3合 (1,620円)

竹炭パウダーでプラスチックの弱点をカバーした製品

縦横18㎝で高さが8.6㎝の3合サイズで、重さはプラスチック製らしい320gの軽量タイプです。価格帯にもプラスチック製の特徴が出ており、しゃもじが付属してこの値段なら、相対的に見ても安価と言えるでしょう。

竹炭パウダーを高結晶ポリプロピレンに配合したおひつで、遠赤外線効果があり熱が浸透しやすくなっています。そのため、電子レンジとの組み合わせはおすすめです。また、竹炭に抗菌や防臭、調湿の効果があるのは言うまでもありません。内側の水滴が垂れ落ちないため、ご飯が軟化するリスクを軽減しています。竹炭パウダーでプラスチック製の弱点をカバーした秀逸な製品と言えるでしょう。保存を想定した製品デザインは素晴らしく、プラスチック製を使って長期保存したいなら、竹炭3合を選ぶのは有効な方法です。

陶器製でおすすめのおひつ

長谷園-陶珍「優」 (4,860円)

蓄熱性が高くレンジ調理にも使える伊賀焼おひつ

直径13㎝で高さが9.5㎝ある、容量400㏄の陶器製おひつです。炊いたお米1合が350gほどなのを鑑みれば、400㏄は余裕がある1合サイズになります。陶器らしい重量感がしっかり出ており、700gは同サイズでも少し重めでしょう。イガモノ特有の素朴な佇まいは工芸品としても魅力で、長谷園らしい上質な陶器と言えます。

伊賀焼は陶器の中でも多孔質で、蓄熱性にも優れた特徴を持ちます。電子レンジとの相性がいいので、おひつとしてだけではなく茶碗としても便利に使える製品です。また、蒸し器としても使いやすく、レンジ調理用の容器としても便利に使えます。サイズ面を加味すれば1人暮らしには非常におすすめです。また、工芸品としての価値も十分であり、ギフトにも問題なく使える製品でしょう。

陶器屋 まるに本舗-信楽焼・ラジウムおひつ (4,212円)

1人暮らしにおすすめする500㏄サイズ

直径は13㎝、高さが7.5㎝の信楽焼おひつで、容量は500㏄になっています。炊いたお米は1合が350g程度であり、余裕がある1合サイズと言えるでしょう。柿色や黒褐色に味があり、ビロード釉の美しさが加わります。わびさびを感じさせる信楽焼らしい特徴は、芸術的な価値をラジウムおひつに付加しています。

ご飯の保存容器としてもおすすめですが、サイズは1人暮らしに最適です。食べ切れる量でもあるため、茶碗として併用するのも便利でしょう。信楽は八相縁起を連想しやすく、縁起がいいイメージに好感を抱きやすい焼き物です。そのため、ギフトなどに選びやすいおひつでしょう。デザイン面もギフトとして最適であり、おすすめと言えます。

セラミック製でおすすめのおひつ

東彼セラミックス-ニューセラミックス おひつ君 3合 (2,160円)

遠赤外線セラミックスの気孔が程よくお米の水分を調整する

東彼セラミックスはトーセラムシリーズの他にも、遠赤外線セラミックスを使った製品が有名です。このおひつは遠赤外線セラミックスの方を素材に選んでいます。大きさは直径20㎝で高さが10.5㎝。3合サイズの陶磁器ですが1.1㎏の本体重量は、軽いタイプに当たります。

東彼セラミックスの陶磁器は耐熱性に優れており、おひつ君も例に漏れません。気孔が程よく空いているため、水分調整にも長けています。また、遠赤外線は熱を伝えやすく、セラミック製の中でも電子レンジと相性がいいおひつです。遠赤セラミックスは保冷効果や吸臭効果にも魅力があり、年中快適に使えるのは嬉しいポイントでしょう。サイズは一般家庭向けであり、お手入れも難しくありません。自分に合った製品を絞り切れないなら、使う人を選ばないおひつ君を選んでみるのは有効な一手です。

食喜屋-伊賀土 セラミック製おひつ 1膳  (1,985円)

1膳サイズにすることで食器としての魅力が加わったおひつ

直径12.5㎝で高さが7.8㎝の、萬古焼セラミック製おひつです。伊賀土は陶器の素材として魅力的ですが、多孔質で蓄熱性が高い土質はセラミックにもマッチしています。セラミックの特徴である適度な水分調整はそのままに、萬古焼の風景を楽しめるのは嬉しいポイントでしょう。

おひつは合単位を採用した製品が殆どです。一方、この製品は1膳(0.5合)サイズを採用しています。手の平に馴染みやすいデザインから見ても、茶碗を意識してのことでしょう。そのため、おひつとしての良さに加えて食器としての価値も高まった逸品です。価格帯も良心的であり、複数を所持しても便利に使えます。家族構成に合わせて数を揃えるのは非常におすすめです。

弥生陶園-萬古焼 セラミック製おひつ (3,240円)

直火やレンジでも使える万能タイプ

弥生陶園は機能的なデザインを得意とする窯元で、美しく実用性が高い製品は魅力的です。おひつも例に漏れず機能性は高く、取っ手を上手くデザインに取り入れています。直径が16.5㎝で高さは9.3㎝あり、1合サイズとは言え重さは1.1㎏です。そのため、持ちやすい工夫は嬉しいポイントでしょう。また、一回り大きな2合サイズも選べるため、選択肢には幅を持たせています。

非常に便利な特徴として、直火調理でも使える機能が挙げられるでしょう。セラミック製のため調理器具としての価値は高く、おかゆや雑炊を作る鍋としても使えます。他の食材を入れて料理してもいいでしょう。電子レンジや冷蔵庫でも使えるため、多種多様な使い方が想定できます。1人暮らしで多様な使い方ができれば道具の節約に繋がり、スペースの確保にも役立つ製品です。

おひつの使い方

ご飯の味が落ちないように使う

12時間を目安に食べ切ると素材を問わず味が落ちない

炊き立てがベストの状態と言えるご飯は、時間が経つにつれて味が落ちていく食材です。おひつを使った場合も炊き立てに近い状態で食べるのが理想です。そのため、短いスパンで食べ切るに越したことはありません。保存期間に違いはありますが、12時間を食べ切りの目安にしておけば、素材の違いに関係なくご飯の美味しさを存分に味わえます。

真ん中で盛るようによそうと空気が入り味が良くなる

炊き立てのご飯は炊飯器で混ぜてからおひつに移します。その際に隙間なく詰めてしまっては、空気を入れた意味がありません。また、陶器やセラミック、木製のおひつは内側側面でも水分調整をしており、機能をフルに使う意味でも隙間は必要と言えます。おひつは蓋までの高さに少し余裕を持たせた製品が多く、真ん中を盛るように意識すると、空気を含んだまま上手に移せるのです。

おひつのお手入れ方法

木製は酢水をカビや汚れ対策に使うと便利

木製のおひつは使い始める前に、酢水に浸けることでカビや汚れの対策ができます。1リットルの水に対して30g程度のお酢を入れた酢水を作り、30分ほど浸けておくといいでしょう。また、使い続けていると樹液やカビによる黒ずみが発生するかもしれません。その場合にも酢水は有効ですが、気になる場合は紙やすりなどで削っても効果的です。アフターケアがあるメーカーのおひつなら、お手入れを頼むのも1つの手段でしょう。

洗った後には内側を上にして十分に乾燥させる

おひつを洗った後は素材に係わらず、十分に乾燥させてから使って下さい。表面で水分調整を行う木製やセラミック製、陶器製を使うなら、特に気を付けた方がいいでしょう。乾燥させる際は変形を防ぐために陰干して、内側を上に向けておくと十分な乾燥に繋がります。カビや黒ずみの対策にもなるため、忘れずに実践したいお手入れ方法です。

まとめ

使い方に合ったサイズと素材のおひつがおすすめ

おひつは炊く量より1合大きなサイズを目安にしながら、素材はご飯を食べ切るか保存するかで決めるといいでしょう。保存用に使うなら期間を把握しておき、短期間ならプラスチックや木製、3日程度ならセラミック製や陶器製というように、使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。