おしゃれでおすすめの土鍋人気ランキング!【高級な日本製も】

毎日食べているごはんや鍋料理をもっとおいしく作れるようになりたいと思いませんか。そんな時におすすめなのが、土鍋です。土鍋で炊いたごはんの味を知ってしまうと、もう炊飯器には戻れない、と言われるほど。今回は、そんな土鍋の種類や選び方、人気商品、お手入れ方法を詳しく解説していきます。煮込み料理や鍋料理が好きな方、土鍋のお手入れ方法が分からなくて購入を迷っている方はぜひこの記事を参考にしてみて下さい。




土鍋の特徴

保温性が高いので余熱や弱火でエコに調理できる

土鍋は火から下ろしてもすぐに温度が下がりません。それは土鍋の素地が多孔質で、空気を多く含んでいるためです。そのため、味をじっくり染み込ませたり、根菜をゆっくり柔らかく煮込むのに向いています。さらに保温効果を高めるには、火を止めてからタオルや新聞紙で包むと良いでしょう。

加熱のスピードが遅いのでふっくら柔らかく調理できる

逆に、加熱をする際も、温まるスピードはゆっくりです。例えば金属のゆきひら鍋で水を沸騰させる際4分かかるところを、土鍋を使うと14分かかります。加熱が遅い方が、ごはんや根菜の甘みが増し、ふっくらなめらかな舌触りになることがわかっています。

土鍋の種類

萬古焼(三重県四日市市)

国内シェア9割 手入れのしやすさが人気

萬古焼(ばんこやき)は江戸時代中期に発祥した伝統工芸品。リチウム鉱石を含んだ陶土は、ガスレンジや炭火、空焚きにも耐える、丈夫な土鍋を作り上げています。土の目が細かいので表面がなめらかなのも、萬古焼の特徴。ニオイが移りにくく、お手入れがしやすいです。

土鍋の国内シェアは萬古焼が8割を占めているので、最も身近な種類となっています。IHや電子レンジ対応のものなど、様々な種類が選べるのがいいですね。また、日本製の土鍋としては比較的安価なものもあります。1000円代から手に入れることができるので、気軽に使い始められますよ。

伊賀焼(三重県伊賀市)

渋い色使いのどっしりとした土鍋

伊賀焼のルーツは桃山時代の茶道用の陶器にさかのぼります。琵琶湖の湖底に堆積した400万年前の花崗岩から作られている土鍋は、亜炭を含んでいるために優れた耐火性と蓄熱性を発揮します。窯の中の灰がガラス質に変化して表面に付着しているのも伊賀焼特有の美しさです。

伊賀焼は渋い色合いと、どっしりした作りが特徴です。昔ながらの土鍋を求めている方にはぴったりですね。土の質が粗いので、呼吸する土と呼ばれており、蓄熱性が高いのが特徴です。食材をふっくら仕上げる土鍋の良さが最大限活かせる陶土と言えるでしょう。

信楽焼(滋賀県甲賀市)

750年の歴史をもつ日本遺産認定品

信楽焼(しがらきやき)は聖武天皇が造った紫香楽宮の瓦が始まりと言われており、国の伝統工芸品だけでなく日本六古窯として日本遺産にも登録されています。信楽焼の陶土は数種類の粘土を混ぜ合わせたもので、コシのある肉厚な土鍋を作り出しています。

信楽焼といえばタヌキの置き物が有名ですよね。細工のしやすい陶土なので、土鍋としてもバラエティに富んだデザインがあります。窯の炎が生み出す独特の焦げや灰も、土鍋に味を加えていますね。伊賀焼と産地が近いので土の質はよく似ていますが、信楽焼の方が歴史の長い工芸品です。

土鍋の選び方

人数に合わせて鍋の大きさを選ぶ

3~6号は一人暮らしの方におすすめ

土鍋を選ぶ際にまず決めたいのは、どの大きさにするかということです。土鍋のサイズは何号と表記され、1人用として売られている3号は、取っ手を含めて13cm前後となっています。3号から5号の場合、男性だと物足りなく感じることもあるようですので、1人暮らしであれば20cmの6号を選ぶのが一般的とされています。

4人以上のファミリーなら9号以上を目安に

大人数のファミリーであれば、大きめの鍋を囲んで、わいわいと団らんするのは楽しいですよね。一度にたくさんの量の食事が手軽に作れるので、特に冬などには使用する回数が多くなりそうです。9号は直径が31cm前後で4、5人向けとされています。直径35cm前後の10号は5、6人向けなので、人数に合わせて選びましょう。

作る料理に合わせて形状を選ぶ

早く火が通り蒸し料理に適した浅型

土鍋を選ぶうえで、鍋の深さも重要なポイントです。深さによって、調理に向いている料理が異なるので、自分がどの料理に使うことが多いのかが決め手になるでしょう。浅型の土鍋は汁気の多い料理には向きませんが、野菜をたっぷり入れて蒸し焼きにすれば、遠赤外線効果でしっとりと美味しくなります。空焚きのできるタイプであれば、陶板焼きも楽しめますね。

汁気の多い調理には吹きこぼれにくい深型も

深型の土鍋は浅型に比べて食材が取り出しにくい形です。そのため、卓上で使うよりもキッチンでの調理に向いています。おでんやポトフのように、具材が大きくて汁気の多い料理を長時間煮込むのにぴったりですね。また、煮込みうどんやスープパスタを作るのにもちょうどいいので、1人暮らしの方は深型を選ぶのが良いでしょう。

炊飯用なら外と内の二重蓋がおすすめ

土鍋でご飯を炊きたいと考えている方には、蓋を2つかぶせる二重蓋のタイプがおすすめです。二重蓋にすることで、圧力効果が加わり、ご飯がもっちり仕上がります。また、吹きこぼれがしづらく、面倒な火加減の微調整もいりません。最初は強火で、沸騰したらとろ火に弱め、6分前後で炊き上がったら10分ほど蒸らせば完成です。

便利な機能性で選ぶ

IHや直火などオール熱源に対応しているタイプも

土でできている土鍋は、基本的に直火用となっており、IHコンロでの使用ができません。しかし近年はオール熱源の土鍋も増えてきています。IH対応の土鍋はセラミック仕様のものと、鍋の底に発熱板が敷かれたものと2通りあります。IH対応であっても、鍋底がざらついているとコンロを傷つけてしまうことがあるので注意してください。

電子レンジ対応なら手間を掛けずに調理できる

コンロの口数が少ないキッチンをお使いの方は、ちょっとした温め直しなどの作業は電子レンジで済ませたいですよね。また、ちゃんとした調理の設備がないオフィスなどでも、電子レンジ対応の土鍋があれば、炊きたてのご飯や本格的な熱々料理が作れるので重宝しますよ。お使いの電子レンジに合った大きさの土鍋を選ぶようにしましょう。

土鍋のおすすめブランド・メーカー

長谷園

伝統の職人技が光る伊賀焼の土鍋

長谷園の土鍋は素朴で使いやすいフォルムです。プロの料理人も愛用しており、一度使うと手放せないとの声も。特に人気は炊飯用のかまどさん。伊賀粗土が余分な水分を吸ってくれるので、ご飯がべたつきません。

三鈴陶器

愛らしい見た目と機能性を併せ持つ萬古焼の土鍋

三鈴陶器の土鍋は丸みを帯びた可愛らしい形のものが多いです。人気のごはん鍋も、底が丸いことによって均等に熱が行き渡るので、ムラなく加熱することができます。電子レンジやオーブンでも使えたり、空焚きも可能であるなど、機能性も追求しています。

丸伊製陶

土の質感が感じられる信楽焼の土鍋

丸伊製陶の土鍋は自然に生まれる風合いを大切にしており、手作りならではの不均質さがあるので、使い込むほどに愛着が湧いてきます。大きいサイズの土鍋を中心に扱っているので、大人数での使用に向いています。

ハリオ

ガラスメーカーが手がける中の見える土鍋

ハリオは日本のガラスメーカーですが、ガラス製の蓋のある土鍋が使いやすいということで近年注目を集めています。中が見えると食材の調理具合がわかるのでとても便利です。土鍋本体は萬古焼のものなので、土鍋としての性能も安心感がありますね。

おすすめ&人気の土鍋ランキング

日本製でおすすめの土鍋

長谷園-かまどさん(6,480円)

面倒な火加減なし!かまどで炊いたようなふっくらとしたご飯が炊きあがる

かまどで炊いたようなご飯が炊けるというこちらの土鍋は、蓄熱力の高い伊賀焼。炊飯用の二重蓋なので吹きこぼれがしにくいタイプです。蓋の上にしゃもじを置くための切れ込みが入っているのが意外に便利ですよ。

白米だけでなく、玄米や炊き込みご飯も美味しく作ることができるので、色々試してみてください。お米を炊く時に蒸気が吹き出してから1、2分で火を止めますが、その際に1分前後長く加熱すると、おこげが楽しめます。

三鈴陶器-ごはん鍋(1,609円)

初めて土鍋でごはんを炊くという方におすすめ

萬古焼で、比較的薄手の扱いやすい土鍋です。炊飯だけでなくスープなどの汁物や煮物を作るのにも使えます。直火や電子レンジ、オーブンなど幅広く対応していますが、IHコンロでは使えない点に注意してください。

今回紹介している他の土鍋よりお手軽な価格なので、気軽に毎日使えますね。お米を炊く際は火加減を調節しなくても、失敗知らずで炊けると口コミで人気です。水を入れる量の目安となる線も入っているのが便利です。

丸伊製陶-へちもん土鍋(12,928円)

大人数向けのどっしりとした土鍋

10号の土鍋は5、6人向けとなっているので、大人数で鍋を囲む機会が多い家庭で重宝されます。高さは浅すぎず深すぎもしない絶妙な形なので、水炊きやしゃぶしゃぶなどの汁気の多い料理にも問題なく使えます。

鍋料理だけでなく、おでんや炊き込みご飯を作るのにも良いでしょう。サイズの大きい鍋は、煮えるのに時間がかかります。卓上での使用を想定している場合は、食事の席に着く前にあらかじめ火にかけておけばスムーズに食べられるので良いと思います。

HARIO(ハリオ)-フタがガラスのIH土鍋(4,050円)

中が見えるので失敗しにくい

この土鍋の一番のポイントは耐熱ガラスから調理している様子が見えるところ。煮込みすぎなどを防げる安心感がありますし、炊飯の際に中が泡でいっぱいになっていくのはワクワクしますよね。蓋部分のみの別売りもしているので、割れてしまっても再購入できます。

また、この土鍋にはもう一つ、他の土鍋にはない機能があります。それは、蓋のつまみの部分にホイッスルがついていること。炊飯の場合、音がなったら火を止めて蒸らせばいいので、火を止め忘れることがありません。そして誰が調理しても同じように美味しいご飯が炊きあがるのです。

IH対応のおすすめの土鍋

ambai-土鍋(14,040円)

家具デザイナーによる特徴的なデザインに機能性も併せ持つ

こちらの土鍋の特徴は何と言ってもシンプルでモダンなフォルム。家具デザイナーの小泉誠さんによるデザインです。和食にも洋食にもあう雰囲気ですし、そのまま食卓に出しても様になるので、いろんな用途で使えそうです。

取っ手が見当たらないので持ちにくいかと心配に思われるかもしれませんが、大丈夫。フチの部分が指に引っかかりやすいので、どこからでも持ちやすくて便利です。陶器ですが、そのままIHコンロにもかけられます。

MIYAWO(ミヤオ)-サーマテック IH洋風土鍋(7,151円)

高耐熱セラミック使用で温度差に強い

MIYAWOのサーマテック土鍋は吸水率が低いため、カビや臭いに強くて衛生的です。カレーなどの香りや色の強いものも安心して作れますね。また、ひび割れもしづらく、他の土鍋より軽いので非常に扱いやすいでしょう。

こちらの土鍋はサイズが通常より小さめになっています。9号の場合、直径が27cmで3、4人用となっています。購入する前に希望する大きさで間違いないか確認してください。蓋の色が鮮やかでお洒落なのも嬉しいですね。

銀峯陶器-萬古焼IH対応土鍋(6,890円)

内側がサラサラなのでお手入れがしやすい

菊紋などの模様が入った可愛らしい土鍋です。レンゲやお皿も同じ模様のものが売っているので、セットで買い揃えると統一感があって良さそうですね。あたたかい色合いのグレーはどんなインテリアにでも馴染みやすいです。

手ざわりがサラサラで、焦げ付きなども簡単に落ちます。蓋を持ち上げた時につるりと落とさないように注意してくださいね。よく似た見た目の中国製も売っていますが、国産品の方が耐久性が良いので安心です。

リビング-ニューIH対応 仕切り付 土鍋(3,780円)

仕切り付きなので2種類の味が楽しめる

土鍋で一度にたくさんの量が作れるのは楽ではありますが、ずっと同じ味を食べ続けるのは飽きてしまいますよね。しかしこの鍋を使えば、2種類の味が同時に作れるので大丈夫。パーティなどで重宝するでしょう。

例えば、チゲ鍋と豆乳鍋にすれば、同じ食材で味が変わるので簡単に楽しめます。また、片方でスープを煮込み、もう片方は煮物を作るなど全く違う料理を同時に作ることもできそうです。アイデアが広がりますね。

一人暮らしにおすすめの土鍋

銀峯陶器-菊花土鍋(1,617円)

菊の花をデザインしたフタと黒い鍋のコントラストが印象的

一人暮らしであれば、小さいサイズの土鍋を買うというのはもちろんですが、色や形も自分好みの個性的なものにこだわりたいですよね。こちらの土鍋は華やかな山吹色の蓋がついていて、使用するたびに気分が明るくなりそうです。

また、蓋が20パーセント軽量仕様となっているため、女性でも負担を感じることなく使えます。さらにこの土鍋は、後で説明する使い始めの際の目止め処理が不要です。そのため購入してすぐに使うことができます。

銀峯-ブリシオキャセロール高気密土鍋(12,900円)

高気密性で保温に優れた土鍋

この土鍋の特徴は気密性の高い設計になっていることです。蓋が蒸気を逃しにくいので、食材に含まれる水分だけで無水調理ができます。ローストチキンやアクアパッツァ、ラタトゥユなど、レシピの幅がぐっと広がりますね。

こちらの土鍋が無水調理に向いているもう一つの秘密は、蓋の構造にあります。蓋の裏に凹凸があるので、土鍋内部の蒸気が水滴に戻りやすく、気密性を高めているのです。これによって、素材の旨みを逃がすことなく調理ができますよ。

クリヤマ-K+dep セラウェアマルチポット(3,780円)

耐熱セラミック製なので煮崩れしにくい

こちらの土鍋は赤、黄色、茶色の3色展開。愛らしい色合いの土鍋は、使っていないときでも飾っておきたい可愛さです。暖色は料理を美味しそうに見せる効果があるので、土鍋のままテーブルに出しても見栄えが良いですね。

素材は耐熱セラミックでできているので、加熱の際の泡立ちが細かくなっています。そのため、食材をグツグツ煮込んでも、煮崩れがしづらいのです。また、遠赤外線効果で食材にムラなく火が通るので煮込み料理が上手になりそうですね。

TOJIKITONYA(トウジキトンヤ)伊賀焼 丸輪土鍋(6,480円)

職人技が光るまん丸の土鍋

古典の紋様である丸輪をイメージした縁起の良いデザインの土鍋です。京都の老舗旅亭からも支持される職人技としての趣がありますね。取っ手がない代わりに360度どこからでもフチをつかむことができ、どんぶりとしても自然に使えそうです。

こちらの土鍋は特別な耐火成分を使用していないため、火にかけると細かいひび割れが起こります。これは貫入といって、空気と素地の収縮率の違いによる現象です。使えば使うほど貫入が増えて、割れにくくなっていくのでますます愛着を持って使えますよ。

土鍋のお手入れ方法

使い始めは「目止め」を行う

土鍋を初めて使う際、あるいは久しぶりに使う際には、目止めの作業を行う必要があります。土鍋の素地は空気をたくさん含んでいて、その隙間を埋める作業です。手順はまず、土鍋を水洗いして乾燥させます。それから鍋の8分目まで水を入れ、小麦粉や片栗粉などのでんぷん質を水の量の2割程度入れます。それから弱火で1時間ほど火にかけ、火からおろして土鍋が完全に冷めたら水洗いをして完了です。目止めの作業をしないと水漏れが起きたり、鍋が割れてしまったりするので、必ず行いましょう。

しつこい焦げ付きには重曹を使う

土鍋を使用しているうちにどうしてもそこが焦げ付いてしまうことがあるでしょう。そんな時、まずは水でふやかしたりタワシでこすったりします。それでも落ちない頑固な焦げ付きには重曹が効果的です。焦げが被る量の水を入れ、重曹を投入してから火にかけます。10分ほど沸騰させてから完全に冷ませば、焦げ付きがするりと剥がれますよ。その際目止めが剥がれてしまっているので、再度目止めを行いましょう。

まとめ

安心の日本製土鍋がおすすめ

土鍋を選ぶ上で一番こだわりたいのは、土の質。その点ではやはり日本製の土鍋を選ぶことが、耐久性や機能性を考えた上で安心です。今回は土鍋の選び方や人気ブランドのおすすめ商品を紹介しました。皆さんも土鍋のある生活を始めてみてください。