軽快に走行できるよう、カゴのない作りが特徴のクロスバイク。しかし、普段使いするときにクロスバイクにもカゴがあると便利だと感じたことはありませんか。クロスバイクにカゴを後付けすることで、より使いやすく快適になるのでおすすめです。
クロスバイク用のカゴを取り扱うメーカーでは、全国展開しているサイクルベースあさひや、自転車付属アイテムを多く取り扱うOGK技研が人気です。多くのメーカーから販売されているので、自分のクロスバイクに合うカゴを見つけるのは大変ですよね。
そこで今回は、クロスバイク用のカゴの選び方を詳しく解説し、おすすめの人気クロスバイク用カゴをランキング形式で紹介していきます。ランキングの順位は、クロスバイク用カゴ選びのポイントとなる下記3点を比較検証して決定しました。
- 前後どちらに取り付けられるか
- 取り付けやすいかどうか
- デザイン性があるかどうか
また、「クロスバイクにカゴはダサい?」「クロスバイクにカゴを付けるメリットデメリットは?」「クロスバイクにカゴを付ける際のポイントはある?」など、気になる点についても解説します。
クロスバイク用カゴのメリット
荷物を身に着けておく必要がないため体への負担が軽減される
クロスバイクに乗るときに使うカバンは、リュックやショルダーバックに限られますよね。カバンを背負わずに乗れる選択肢が増えることで、肩や腰、背中への負担が軽減できるのがメリット。背中が蒸れるのを防げるのも魅力です。
複数の荷物をまとめて入れられるため通勤通学や買い物にも便利
街乗りや通勤通学で使う場合、買い物をして思いのほか荷物が増えることも考えられます。そんなときでも、カゴがあると荷物を載せられて便利。クロスバイクにカゴを付けることで、普段使いしやすくなりますよ。
クロスバイク用カゴのデメリット
全体の重量が増してスピードが出しにくくなる
カゴを付けるぶんクロスバイクの重量が増えるため、スピードを出しにくいと感じる場合も。クロスバイク特有の軽快さを、感じにくくなる傾向があります。取り付けるカゴは、軽い素材を選ぶことでスピードが出にくくなることを防げますよ。
バランスが取りにくくなりハンドル操作が不安定になりやすい
ハンドル前に重さが加わることで、ふらついたり運転がしにくく感じたりする場合があります。バランスが取りにくく不安に感じる場合は、軽いカゴを選んだり比較的安定している後ろにカゴを取り付けたりする方法を検討してみるといいですよ。クロスバイクとバランスの取れたサイズのカゴを選ぶと、不安定さを軽減できます。
クロスバイクにカゴはダサい?
クロスバイクの見た目に合わせたおしゃれなデザインのカゴも豊富
クロスバイクにカゴを付けるとダサくなると避けている人もいるかもしれません。クロスバイク用のカゴは、付けてもダサくなりにくいおしゃれなデザインのカゴが揃っています。見た目を損なわず、カゴを取り付けられますよ。
クロスバイクと統一感のある色や素材ならかっこいい
ダサくならないようにするには、カゴの色や素材にもこだわってみましょう。クロスバイクの色に合わせたカゴなら、クロスバイクとの一体感が出ておしゃれな印象に。カゴの素材も、一般的なステンレス製などではなく、布製や木材を使ったカゴを取り入れるとかっこよくなりますよ。
クロスバイク用カゴの種類
キャリアタイプ
荷台を設置してカゴを取り付けるため安定性が高く頑丈
クロスバイク本体にキャリアと呼ばれる荷台パーツをつけてから、カゴを取り付けるタイプ。キャリアがあることで安定感と耐久性が増すのが特徴です。重い荷物を運ぶために、クロスバイクにカゴを付けたいと考えているなら、キャリアタイプがおすすめですよ。
キャリアタイプなら前後どちらにも取り付けできます。クロスバイクの後ろにカゴを付けたい人は、キャリアタイプを検討してみましょう。クロスバイクによっては、キャリアの取り付けができない場合もあります。事前に取り付けられるかを確認しておくと安心です。
アタッチメントタイプ
専用アタッチメントで手軽にカゴを取り付けられる
付属のアタッチメントをハンドルに装着することで、カゴを付けられるようになるタイプです。簡単に取り外しができるところが、アタッチメントタイプの魅力。アタッチメントタイプはハンドルに付けるため、前カゴのみに装着が可能です。
カゴを支えるところがアタッチメント部分しかないため、軽い荷物を入れて使いたい人に向いていますよ。手軽に取り外せるため、取り付けるカゴも軽くなります。走行にあまり影響が出ないので、走行面が気になる人も候補に入れてみるといいですよ。
クロスバイク用カゴの選び方
素材で選ぶ
アルミ製ならクロスバイクの軽快さを生かせる
クロスバイクの良さである、軽快な走行を優先させたいなら、アルミ製のカゴがおすすめ。アルミは軽くて耐久性が高いところが魅力の素材なので、クロスバイクの前にカゴを付けたい人にも向いています。クロスバイクを、通勤通学や買い物などの日常生活で、頻繁に使うのであればアルミ製のカゴを候補に入れてみるといいですよ。
ステンレス製なら強度があり錆びにくい
走行の軽快さよりも、丈夫なカゴを取り付けることを優先させるなら、ステンレス製がおすすめです。クロスバイクはもちろん、カゴも常に外気にさらされた状態になっていますよね。ステンレス製は、丈夫で錆びにくいところが特徴。気に入ったカゴをきれいな状態で長く使いたいと考えている人は、候補に入れてみるといいですよ。
プラスチック製ならリーズナブルに揃えられる
価格を抑えて、クロスバイクにカゴを取り付けたいなら、プラスチック製がおすすめ。アルミやステンレスに比べると耐久性はやや劣りますが、軽量で扱いやすいのがプラスチックの魅力です。プラスチック製のカゴは、比較的大きく実用性に長けた商品が揃っています。スーパーでの買い物のほかに、荷物が多めの人にも使いやすいですよ。
使いやすさで選ぶ
用途に合わせて取り外したいなら着脱式
日常で使うときはカゴ付き、走行を楽しむときはカゴなしと、クロスバイクに乗る状況で使い分けたい人におすすめ。デザインもかっこいいものから容量を重視したタイプまで幅広く揃っています。着脱式のなかでも取っ手が付いているカゴを選べば、取り外してそのまま買い物カゴとして使えます。買い物メインで使う人は、チェックしてみるといいですよ。
使わないときにコンパクトに収納したいなら折りたたみ式
使わないときにはコンパクトに折りたためるので、カゴを付けていても走行邪魔にならないのが魅力。途中でカゴか必要になれば、すぐに使えるので臨機応変に対応したい人におすすめですよ。折りたたみ式は、クロスバイクのデザインを損なわず、カゴを取り付けられるのも魅力。前に付けるタイプや、後ろサイドに付けるタイプがあるのでクロスバイクのデザインや好みに合わせて選んでみましょう。
取り付ける位置で選ぶ
前カゴなら素早く出し入れできて走行中も荷物に目が届く
通勤通学のバックやコンビニで買ったものなど、軽い荷物をカゴに入れたい人は前カゴが使いやすいですよ。バッグを入れておいても前カゴなら常に目が届くので、万が一、荷物が落下してもすぐに気が付けます。落下や防犯の面で不安がある人は、カゴに蓋が付いたデザインや、ネットを付けておくといいですよ。前カゴは、クロスバイク以外の自転車で使い慣れている人も多いので、取り入れやすいもの魅力です。
後ろカゴなら重い荷物を載せてもハンドル操作に影響が少なく安全
クロスバイクに重い荷物を載せることが多い人は、後ろにカゴを付けるのがおすすめです。前かごに比べると重心が後ろになるため、安定感のある走行が可能ですよ。また、後ろカゴにすることで、ハンドル操作に影響が出にくくなります。一方、後ろに荷物を入れると目が届かなくなるため、落下や防犯防止の策を取っておきましょう。深めのカゴにしたり、ネットを付けたりしておくと安心です。
クロスバイク用カゴのおすすめブランド・メーカー
Bianchi(ビアンキ)
老舗自転車ブランド
世界的なレースで活躍する自転車から、普段使いできる自転車まで取り扱っています。ビアンキのクロスバイクを愛用している人におすすめ。太いフレームデザインなので、存在感のあるクロスバイク用のカゴを探している人にも向いていますよ。
サイクルベースあさひ
店舗数の多さが魅力
大阪に本社がある自転車ショップのサイクルベースあさひ。全国に店舗展開しているだけでなく、ネット販売にも力を入れています。身近なメーカーのクロスバイク用カゴを試してみたい人はチェックしてみましょう。
OGK技研
自転車付属アイテムの取り扱いが豊富
自転車用チャイルドシートやカゴなどのアイテムを取り扱っているメーカーです。前に付ける商品のほかに、後ろに付けるタイプも豊富に展開しています。後ろに付けられる、クロスバイク用のカゴを探している人は候補に入れてみるといいですよ。
ジャイアント
販売店舗が多く手に入れやすい
シティからロードまで、幅広い自転車を展開している台湾のメーカー。残念ながら、クロスバイク用カゴの取り扱いはありません。カゴはありませんが、クロスバイクに取り付けて使えるバックの販売はあります。楽天とAmazonでの取り扱いはないですが、気になる人は公式ホームページでチェックしてみるといいですよ。
おすすめ&人気のクロスバイク用カゴランキング
おしゃれでおすすめのクロスバイク用カゴ
サイクルベースあさひ-バスケットセットL(4,400円)
シンプルなデザインが魅力
クロスバイクのカッコよさを邪魔しない、シンプルでスタイリッシュなデザインが魅力のカゴです。細めのワイヤーバスケットなので、存在感が出すぎないところがうれしいですね。浅めの作りになっているカゴもおしゃれです。
フロントフォークのセンター穴を使ってカゴを取り付けるため、ライトを固定している人や、キャリパーブレーキの場合は取り付けできないので注意しましょう。ねじで固定して装着するので、安定感がありますよ。シンプルなクロスバイク用のカゴを探している人におすすめです。
PDW-Takeout Basket(15,000円)
専用バッグ付きがうれしい
ドロップハンドルとフラットハンドルに取り付けられる、デザイン性の高いクロスバイク用のカゴです。前面にはライトマウントが取り付けられるU字ロックを差し込めるスペースもあります。デザインだけでなく、機能性にも配慮されているのがうれしいですね。
カゴの隙間が大きいデザインですが、専用のバッグが付いているので落下の心配がありません。クロスバイクから離れるときは、ショルダーバックとして持ち運べるので荷物があっても安心。街乗りを楽しみたい人におすすめのクロスバイク用のカゴです。
iWA-スポーツバイク用バスケット取付キットCS-01(8,800円)
すっきりとし見た目が魅力
フロントフォークという前輪を固定している部分にダボ穴がある車種なら、取り付けられるのが特徴。フロントキャリアがあってもなくでも取り付けられるようになっています。使い方に合わせて、カゴの取り付け方法が選べるのはうれしいですね。
取り付けるカゴの深さに合わせて、3段階の高さ調節機能を搭載。カゴを付けても、バランスの良い位置に設定できるので、見た目もすっきりとした印象になりますよ。スタイリッシュな見た目のクロスバイク用のカゴを探している人におすすめです。
ビアンキ- FRONT BASKET (8,800円)
ビアンキ専用のカゴ
ビアンキのLeccoまたは、Lecco-Eに取り付けられる専用のカゴです。ビアンキのクロスバイクを愛用している人におすすめ。カゴの取り付けは、ハンドルではなくヘッドフレームに付ける仕様。台座に直接付けるので安定感がありますよ。
黒のフレームに黄色の板の組み合わせがおしゃれ。太めのワイヤーもデザイン性が高く、見た目を損なわずにクロスバイクに付けられますよ。街乗りが一層楽しく快適になりそうな、クロスバイク用のカゴです。
着脱式でおすすめのクロスバイク用カゴ
OGK技研-ATBフロントバスケットFB-005AX(3,499円)
容量のある深めのカゴが特徴
ハンドル径22mmと25mmに対応しているカゴです。深めのカゴなので、荷物を入れて走行しても荷物がはみ出しにくいのがうれしいですね。大きめのクロスバイク用のカゴを探している人は、候補に入れてみるといいですよ。
ブラックは、どんなクロスバイクにも合わせやすいカラー。特殊な形をしているハンドルやフレームでなければ、取り付け可能です。サイズ以外にも、実用性の高いクロスバイク用のカゴを探している人にもおすすめですよ。
サギサカ-着脱スポーツ車前カゴ樹脂ブラケット付BK48690(3,938円)
デザイン性の高さが魅力
カゴの網目の幅が前と横で違う、見た目もおしゃれなクロスバイク用のカゴです。樹脂製なので、軽くて扱いやすいのも魅力。最大積載量は3kgあるので、サイクリングや街乗りに使いやすいですよ。着脱式のなかでも、デザインにこだわりたい人におすすめです。
クロスバイクのほかにも、折りたたみ自転車にも使えます。シンプルな黒色のカゴは、使う人を選ばず取り入れられるのが魅力です、幅が33cmで奥行きが23cmとゆとりのある大きさなので、大きめのカバンも入れやすいでしょう。
キャプテンスタッグ-ワンタッチバスケットYG-1336(5,366円)
手提げバスケットとして持ち運べる
ポリエステル製のショッピングバッグのようなデザインが特徴的な、クロスバイク用のカゴです。レバーをスライドさせるだけで取り外しができる手軽さも魅力。人とは違ったタイプのクロスバイク用のカゴを探している人におすすめです。
マイバックとしても使える、万能性があるクロス用バイクのカゴです。買い物をするときにカゴが欲しい人は、チェックしてみるといいですよ。荷物の飛び出しを防げるよう、巾着のように閉じられるカバー付き。安心して走行に集中できます。
BROOKS-ホクストンワイヤーバスケット(24,200円)
レトロで可愛いデザイン
クロスバイクに取り付けず、そのままでも使えそうなデザイン性の高さが魅力のクロスバイク用のカゴです。取っ手が付いているので、取り外して持ち歩きやすいのもうれしいですね。ハンドル径22mmから26mmに対応しています。
取っ手に付いているレザーと、カゴの底に敷かれた木製の板がおしゃれ。網目が大きいカゴなので、お気に入りの布製バッグなどをカゴに入れて使ってみるのもおすすめです。レトロなデザインのクロスバイク用のカゴを探している人は候補に入れてみるといいですよ。
FORCE-ワンタッチ前カゴD80451 (3,740円)
キャリア付きなので安定感がある
クロスバイクにキャリアを取り付け、カゴの部分だけ着脱できるタイプ。工具を使わずカゴの取り外しが可能ですよ。カゴを取り外すとキャリアが残る形になりますが、小ぶりな設計なので悪目立ちしにくくなっています。
幅が33cmで奥行きが21cmあり、大きめの荷物も入れやすいサイズ感。高さも20cm確保されているので、荷物がはみ出しにくいのもうれしいですね。キャリアタイプで、着脱可能なクロスバイク用のカゴを探している人におすすめです。
後ろでおすすめのクロスバイク用カゴ
RITEWAY-アーバンリアバスケット(15,935円)
おしゃれなデザインが魅力
デザイン性を重視した、後ろに付けられるタイプのカゴを探している人におすすめ。カゴを付けても違和感のない、コンパクトなデザインがうれしいですね。ホイールに取り付けて使う仕様で、24インチと26インチに対応しています。
カゴの部分は、軽くて錆びに強いアルミ合金を使用。カゴの底には、天然木に比べて耐久性のある人口ウッドパネルを採用しています。また、耐荷重は8kgまでと、しっかり荷物も載せられますよ。デザイン性の高さだけでなく、機能性も充実したクロスバイク用のカゴです。
OGK技研-うしろ用バスケットB-020+TN-017R (8,999円)
レジカゴ1個分の荷物が入れられるサイズ
買い出しのときも安心できる、大容量サイズが魅力のクロスバイク用のカゴです。巾着タイプのインナーバックが付いているので、カゴに合わせたバッグを買い足す必要なく使えますよ。インナーバッグは、耐水性と撥水性に優れているので、急な雨でも安心して使えます。
カゴは、外気にさらされていても耐えられる強度と軽さにこだわって作られています。最大積載量は15kgと、重い荷物も載せられますよ。機能性と利便性に優れた、後ろに付けられるクロスバイク用のカゴを探している人におすすめです。
クロスバイクにカゴを取り付ける際のポイント
載せたい荷物の重量を上回る耐荷重のカゴを選ぶ
使う状況に合わせて、余裕のある耐荷重のカゴを選ぶことが大切です。カゴの耐荷重を超える荷物を載せると、カゴの破損だけでなくクロスバイク自体に傷をつけてしまう場合もあります。耐荷重はカゴの素材や大きさによっても変わってくるので、チェックしておきましょう。
前カゴが後付けできない時は後ろカゴの取り付けを検討する
クロスバイクの種類によっては、前カゴが後付けできない場合もあります。前カゴが付けられない場合は、後ろカゴも検討しましょう。すでに持っているクロスバイクに前カゴの後付けを検討している場合は、確認してから購入すると安心です。クロスバイクとカゴを同時に購入する場合は、前カゴが付けられるかも合わせてチェックするといいですよ。
まとめ
クロスバイクにカゴを付けて快適にしよう
クロスバイクにカゴを取り付けることで、街乗りするときも快適に走行できます。カゴを使う用途とサイズを明確にしたら、クロスバイクに合うデザインのカゴを選んでいくといいですよ。ランキングを参考に、お気に入りのクロスバイク用のカゴを見つけてくださいね。