自宅のチャイムに会話機能が備わっていないと、インターホンが鳴っても誰が来たのか確認できません。誰かわからずにドアを開けることに不安に感じる方も多いです。防犯面からも会話機能やカメラ機能などが付いていると安心ですよね。
ワイヤレスドアホンは防犯性能の高いパナソニックや、取り付けが簡単にできるアイホンなどからも販売されています。自分でも簡単に取り付けできるのは魅力的ですね。自動録画機能や子機2台付など様々なものがあるので、どれを購入しようか迷ってしまうのではないでしょうか。
そこで今回は、ワイヤレスドアホンの選び方やおすすめの人気ランキングを紹介します。購入の際の参考にしてください。ランキングは、ワイヤレスドアホンを選ぶ際のポイントである3点を比較して決定しました。
- 導入のしやすさ
- 子機との接続が途切れやすくないか
- 便利な機能が付いているか
また、「ワイヤレスドアホンの取り付けは簡単にできるの?」「カメラ付と会話のみどっちがいいの?」などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。そこで今回の記事では、おすすめのワイヤレスドアホンをランキングで紹介しています。設置方法も紹介しているので、参考にしてください。
ワイヤレスドアホンのメリット
配線要らず工事不要で簡単に取り付けできる
ワイヤレスドアホンは、賃貸で配線工事ができない方や、古い家で配線工事が難しい場合などでも対応できます。自宅にWi-Fiの電波があればDIYですぐに取り付けができますよ。電気工事士の資格を持っていなくても自分で設置できます。
多くのドアホンは親機から子機までの距離100m離れても使える
100mの距離に対応しているワイヤレスドアホンであれば、家の隅から反対側の隅まで十分に対応できます。また、1階と2階でも問題なく使えるので、どの部屋にも設置しやすいです。万が一、電波が悪いと感じたら中継器を使うと電波が届きやすくなりますよ。
ワイヤレスドアホンのデメリット
電波を遮る障害物があると動作しないこともある
親機と子機の間に、壁などの障害物があると通信がうまくいかない場合があります。自宅でWI-FIが届きにくい部屋に設置を考えている方は、中継器を活用しましょう。画質の乱れや音声の途切れなどが気になりにくくなります。
定期的な電池交換が必要になる
電池式のワイヤレスドアホンは、電池が切れてしまうと作動しないので、定期的な電池交換は欠かせません。電池残量が少なくなったらお知らせしてくれるものが便利ですよ。電池交換が面倒な方は、電源コード式を選ぶと良いでしょう。
ワイヤレスドアホンの種類
カメラなしタイプ
会話のみができシンプルで導入費用が安い
会話のみのワイヤレスドアホンは、初期費用を抑えたい方におすすめです。カメラ付きのワイヤレスドアホンと比較すると、安価に購入できます。カメラなしタイプは受話器を持って応答するものと、ハンズフリーで応答できるものがありますよ。
会話ができれば満足という方は、最初にカメラなしタイプをチェックしてみましょう。防犯面を強化したいのであれば、ボイスチェンジ機能が付いているものがおすすめです。使い方もシンプルなので、子供から年配の方まで使いやすいです。
カメラ付きタイプ
外の様子や来訪者がわかり防犯機能が高い
カメラ付きワイヤレスドアホンは、来訪者はもちろん、外の様子も確認できるので、防犯面で優れています。そのため、一人暮らしの女性や、小さなお子さんのいる家庭におすすめです。購入時には、解像度や画面の大きさにも着目しましょう。
物陰が気になる方は、ズーム機能や広角レンズがあればすみずみまで確認しやすく、安心して対応できます。また、LEDライト付きであれば、来訪者がドアホンを押すと同時にライトが点灯します。ライトがあれば、夜間の来訪者もしっかり確認できますよ。
ワイヤレスドアホンの選び方
電源の種類で選ぶ
家中どこでも設置可能なら電池式
電池式のワイヤレスドアホンは、家のどの場所でも簡単に設置できるのが魅力です。乾電池で作動するので、コンセントが近くにない場所でも利用できます。また、ケーブルがないので、見た目もすっきり。さらに、子機を持ち運んで、寝室やリビングなど、様々な部屋で対応可能です。そのため、インターホンが鳴るたびに、子機の場所まで移動せずに対応できます。
定位置を決めコンセント近くなら電源コード式
電源コード式は、電源コードから安定して電力を確保できるので、電池交換の手間がかかりません。電池交換が煩わしいと感じる方や、設置場所が固定されていて、移動させる予定のない方におすすめ。一般的には室内の親機を電源コードに接続して使います。コンセントから親機までは配線が必要なので、ドアホン周りをスッキリさせたい方は、事前に配線周りを確認しておきましょう。
便利な機能で選ぶ
外出先でも訪問者を確認したいならスマホ連携機能あり
スマホ連携機能が搭載されているワイヤレスドアホンを使用すれば、外出先でも来訪者の確認ができます。一人暮らしや共働きなど、留守の時間が多い方におすすめです。ドアホンのボタンが押されると、スマホに通知が来るものであれば、宅配便などの対応もしやすいですよ。WI-FI接続が必要なので、自宅のインターネット環境を事前に整えておきましょう。
一人暮らしや子供がいて防犯性を重視するなら録画機能あり
カメラ付きワイヤレスドアホンでは、インターホンが押されたときに、来訪者の様子を録画してくれるものもあります。静止画だけでなく、動画も保存できるものであれば、来訪者の動きなども残るので、防犯面を強化したい方におすすめです。また、どのくらいの時間の録画に対応しているのかも確認しておきましょう。SDカードなどを差し込むことで、録画できるようになるものもあります。
カメラの撮影範囲で選ぶ
アパートなどで使うなら70度あれば誰が来たかわかる
カメラ付きワイヤレスドアホンで、来訪者が誰なのかわかれば十分な方は撮影範囲が70度あれば問題ありません。そのため、アパートなどにお住まいの方で、玄関先に物影のないような場所であれば、70度を目安に選ぶのがおすすめです。通常モードでの撮影範囲はメーカーなどにより異なるので、70度以上あるものを選ぶと安心ですね。
物陰が多い場所や戸建てなら100度あると見渡せる
戸建てなどで、玄関先に物影が多い方や、来訪者周辺の様子も確認したい方などはワイドモードを搭載しているものがおすすめです。ワイドモードの撮影範囲は、メーカーなどにより異なります。最低でも100度あれば周囲を見渡せますが、広い玄関先を隅々までよく見たい方は110度以上あるワイヤレスドアホンを使用しましょう。
ワイヤレスドアホンのおすすめブランド・メーカー
Panasonic(パナソニック)
高性能なワイヤレスドアホンのラインナップが豊富
パナソニックのワイヤレスドアホンは基本的な性能が優れているのはもちろん、様々な機能が付いているものも多いです。そのため、高性能なワイヤレスドアホンを使用したい方におすすめ。パナソニックの火災警報器など、様々な機器と連係できるので、防犯防災対策も完璧です。
アイホン
取り付け簡単なワイヤレスドアホンを探している方におすすめ
アイホンのワイヤレスドアホンは取り付けの簡単さが魅力です。様々な機器と接続しなくても、アイホンだけで完結できます。そのため、難しい機能はいらないから簡単に使いたいと考えている方におすすめです。
Google(グーグル)
スマホ連携機能したい方に最適
グーグルのワイヤレスドアホンは、スマホ連携に特化しています。スピーカーや屋外カメラなど、たくさんのものと連係でき、スマホで操作が可能。外出が多い方や、自宅のものをグーグルで揃えている方におすすめです。
ELPA(エルパ)
防犯対策をしっかりしたい方におすすめ
エルパで販売している街灯などと組み合わせれば、連携して使えます。画角くの広い撮影ができるものもあるので、戸建てで玄関先の物影までしっかり確認したい方にもおすすめです。留守中の来訪者の録画もできるので、防犯対策も完璧ですよ。
おすすめ&人気のワイヤレスドアホンランキング
カメラなしでおすすめのワイヤレスドアホン
受信距離300mで遠く離れた場所にもおすすめ
受信距離が300mと、離れていても使えるのが特徴のワイヤレスドアホンです。そのため、玄関から少し離れた部屋でも応答したい方にもおすすめです。2階や玄関とは反対側の部屋で使用したいという方は検討してみましょう。
また、防水対応なので、雨風にも強く安心です。親機も子機も乾電池式になっており、両面テープで取り付けできるので、誰でも簡単に設置できます。呼び出しは60種類のメロディーから好みのものを選べ、音量も4段階に調節可能ですよ。
kingyama-自発電チャイム (3,550円)
自発電でバッテリーの心配不要
運動エネルギー発電モジュールを内蔵しているワイヤレスドアホンです。指で押す力学的エネルギーを電気エネルギーに変換できるので、バッテリーが必要ありません。送信機は電池交換の手間もなく、手軽に使えますよ。
最長伝送距離は200mと長いです。呼び出しは58曲から選択でき、最大110デシベルの4段階で調整ができるので、睡眠中の静かな時間も、日中の騒がしい時間も最適な音量で使用できます。防水対応で外に設置しても安心です。
mitas-ワイヤレスインターホンER-WCHM (2,180円)
メロディーとライトで来訪者をお知らせ
エリーゼのためにやロンドン橋など、38種類のメロディーが搭載されています。それと同時に、青いLEDライトで来訪者をお知らせしてくれます。音量は3段階で調節できるので、設置する部屋に合わせて音量の調節ができますよ。
受信機は2つ付いているので、寝室とリビングなど2か所に設置できるのも魅力的です。その都度持ち運ぶ必要がないので、運び忘れもなく、家のどこにいてもすぐに対応できます。受信機はネジで取り付けができるので、しっかり固定されますよ。
ヒマワリショップ-ワイヤレスチャイム (1,790円)
電池を入れれば約3年間交換不要
300mと幅広い電波距離なので、大きな家でも隅々まで電波が届きやすく、戸建てにもおすすめです。呼び出しは36曲のメロディーから選択可能です。音と同時にLEDライトが点滅するので、目の不自由な方にも使いやすいですよ。
発信機には提示ライトもついているので、夜間の訪問者にもわかりやすいです。また、IP44の防水性能なので、雨風にも強くなっています。受信機はコンセントに差し込み、発信機は両面テープかネジで取り付けましょう。
子機ありでおすすめのワイヤレスドアホン
Panasonic-ワイヤレステレビドアホンVS-SGZ20L (17,700円)
自動録画機能で防犯が気になる方におすすめ
ワイヤレス玄関子機は電池式です。パナソニックの充電式エネループハイエンドモデル使用で、最大2年間と長期間使用でき、頻繁な電池交換の必要はありません。もちろん、配線工事は不要なので、不要のネジで簡単に取り付けができます。
親機では0.5秒おきに3枚の連続画像を録画してくれます。そのため、留守中の来訪者も帰宅したらしっかり確認できます。また、モニター機能も搭載しているので、外で物音がした際など、室内にいながら玄関先の様子も確認できますよ。
Panasonic-テレビドアホンVL-SWE210KLA (22,960円)
夜でも来訪者をカラーで確認できる
呼び出しボタンが押されると、LEDライトが自動で点灯します。そのため、夜間でも約50センチ先まで来訪者の顔をカラーで確認できますよ。夜間でも来訪者をしっかり確認できるので、女性の一人暮らしなどにもおすすめです。
モニター子機は家中どこにでも持ち運びができます。2階など玄関から離れた場所にいてもすぐに対応できますよ。また、来訪者の様子は最大8枚の連続画像で保存されるので、防犯面が気になる方もおすすめです。
アイホン-ワイヤレステレビドアホンKR-77 (18,500円)
大型モニターで来訪者の様子をチェック
約100mの見通し距離で、DECT準拠方式を採用しているので、他の家電などとの電波干渉も少なくて使いやすいです。4.3型の大型モニターで来訪者の様子もしっかり確認できます。説明なども見やすく、年配の方も使いやすいですよ。
さらに、玄関子機前の状況を動画で撮影してくれます。1件当たり最大6秒の動画を50件まで記録できます。そのうち20件までは録画保護もできるので、高い防犯性能を求める方でも満足できますよ。取り付けは壁取り付けと卓上の2wayになっています。
アイホン-ワイヤレステレビドアホンWL-11 (13,650円)
広角カメラで広い玄関先も見渡せる
ワイヤレス玄関子機は、持ち運びができ、約100mの距離まで通信可能です。左右画角約110度のワイドモニターで広い玄関先でも隅々までしっかり確認できます。戸建てや物影の多い玄関先でも、しっかり確認できるのでおすすめですよ。
来訪者の様子は1件当たり3画面、最大で100枚まで自動で録画してくれます。最大20件は保護できるので、気になる来訪者の様子は保護しておきましょう。高級感のあるシャンパンシルバー・ヘアライン仕上げなので、見た目を大切に考えている方にもおすすめです。
Panasonic-テレビドアホンVL-SWE310KFA (86,500円)
子機2台付きで広い戸建てにおすすめ
見知らぬ来訪者にはドアホンが対応してくれる、あんしん応答機能が搭載されています。ドアホンが相手に名前と用件を尋ねてくれるので、きちんと確認してから自分で応答ができます。知らない人の対応をするのに抵抗のある方におすすめですよ。
子機は2台ついているので、リビングと寝室などよくいるお部屋においておけば、持ち運ばずに応対できるのも魅力的です。広角レンズ搭載で、戸建てなどでも、玄関先をしっかり確認できますよ。自動録画機能で、1件当たり最大8枚を連続録画してくれます。
録画機能ありでおすすめのワイヤレスドアホン
パナソニック-ワイヤレステレビドアホンVL-SGZ30 (22,300円)
外出先でもスマートフォンで来訪者を確認できる
スマートフォンに専用のアプリをインストールすると、外出先でも来訪者の確認ができます。応対もできるので、一人暮らしや共働きで留守の時間が多い方にもおすすめです。動画は1秒間に最大10コマとスムーズですよ。
玄関子機は左右約100度のワイドな撮影に対応しており、室内のモニターも3.5インチと大きいです。玄関周りをしっかり確認できるので、戸建てにも十分対応できます。モニターは壁掛け式で使い勝手も抜群ですよ。
Google-Google Nest Doorbell (21,980円)
外出中も家にいるように対応できる
外出中でもリアルタイムで応答できるので、宅配便などをよく利用する方に最適です。さらに、事前に録音しておいたメッセージでも対応できます。そのため、声を出しにくい仕事中や電車の中などでも対応しやすいですよ。
画角が縦長なので、来訪者の全身を確認しやすいのも特徴。ナイトビジョン機能も搭載しているので、夜間の来訪者も確認しやすいです。最大ワンシーズン持つ長時間バッテリーで、充電回数も年に4回ほどで使えます。
四季物語-ビデオドアベル (4,380円)
赤外線暗視で夜間の来訪者もしっかり確認
高精細なクリアビデオの広角レンズで、物陰が多い玄関先でも安心です。加えて赤外線暗視も装備されているので、昼夜問わずに来訪者の顔を確認できます。戸建ての広い玄関や女性の一人暮らしでも安心して対応できますよ。
ボイスチェンジもできるので、見知らぬ来訪者などで応対に不安を感じるときは、男性の声にチェンジしましょう。着信音は38種類から選べます。アプリをインストールしておけば、外出中でもスマホで対応できて便利です。
アイホン-スマートフォン連動テレビドアホンWP-24A (59,950円)
最大4台までのスマホ接続が可能
スマホに専用のアプリをインストールしておけば、外出先でもすぐに応対できます。宅配便の置き配のお願いや子供の帰宅確認などが、スマホからすぐにできるので便利です。モニターは7型のワイド画面で見やすいのも嬉しいポイントですね。
静電式タッチパネルを搭載しているので、スタイリッシュなデザインになっており、操作も直観的にできます。画面表示もシンプルなので、難しい操作は必要ありません。さらに、左右画角約170度のパノラマワイドで、複数人の来客も確認できます。
ワイヤレスドアホンの取り付け方法
古いドアホンの電源を抜いて親機を外す
最初に、自宅に取り付けてあるインターホンを取り外します。電源コード式や乾電池式であれば、自分で簡単に取り外しができます。どの方式かわからない場合は、室内の親機を上にスライドさせて裏側の配線を確認しましょう。太い配線と細い配線があれば電源直結式なので、自分での取り外しはできません。業者に依頼してください。
新しい金具でワイヤレスドアホンを取り付ける
新しい親機の固定金具と挟み金具を使用して壁に取り付けます。乾電池を入れて、電源コードをつなげば簡単に交換できます。なお、既存のインターホンを外した際の配線が不要になるので、配線の金属部分に絶縁テープを貼っておきましょう。
まとめ
工事不要で簡単取り付けのワイヤレスドアホンがおすすめ
ワイヤレスドアホンに取り換えれば、家のどこにいても来訪者の確認ができます。さらに、外出先で対応できる、防犯性が上がるなど、たくさんのメリットがあります。取り換えも簡単にできるものが多いので、ぜひ今回の記事を参考に買い替えを検討してください。