近年、照明の種類が豊富になって、工事費用がかからない簡単設置のライトが増えました。そのため、様々なタイプの光源が個人宅に用いられています。釣りやキャンプなどの趣味に利用できるタイプや、防災用の照明を持っている方もいるでしょう。便利な一方でラインナップが多く、性能が似通ったライトもあります。そのため、これという照明を探しにくいのも特徴です。購入してからいざ使ってみると、思ったより暗かった。設置してみると照射範囲が狭かった。そんな失敗も少なくありません。庭先での作業や、釣り、キャンプサイトになどに、もっと明るい光源が欲しい。けれど今一つ選び方がピンとこない。そんな思いはないでしょうか。強い光源が好みなら投光器がおすすめです。投光器は非常に明るく、広範囲を照らせる優れた光量を持っています。今回は投光器を詳しく解説します。是非、選び方の参考にして下さい。
投光器とは?
反射鏡を利用した光源で広範囲を照らす照明器具
投光器は反射鏡を使って集光性を高めた照明器具で、狙った方向に強い光を照射できるのが特徴です。一部は反射鏡の代わりにレンズを使うことで、同様の集光性を実現しています。投光器は主にグラウンドやスポーツ施設、工事現場などの業務用として使われてきました。しかし、今日では使い勝手の良い小型タイプなどが増えて、一般用としても需要は広がっています。
電球は水銀灯からLEDランプへ
以前は水銀灯が投光器の主役でしたが、省エネの観点から近年はLEDに座を明け渡しています。2020年を持って水銀灯が禁止になり、生産終了が決まっていることも一因でしょう。これから投光器を選ぶなら、時代の移り変わりに合わせて、LED電球がおすすめです。水銀灯が好きで選ぶなら話しは別ですが、安全性やランニングコストはLEDに軍配が上がります。
投光器の種類
LED
省エネで寿命が長い
近年の投光器は、このLEDタイプが主流と言っても過言ではありません。仕事の場だけでなく家庭用としても非常に有用で、扱いやすい特徴を持つのが最大のメリットでしょう。ラインナップや価格帯が豊富で、お手軽な値段から多機能な投光器を選べます。
省エネではLEDが最もおすすめと言えて、例えば熱を発する100wライト相当の光を、10w程度の電力でも実現できます。寿命も圧倒的に長く、複数を同時使用しても思ったほどランニングコストはかかりません。ソーラー充電式を選べば、電気代もほとんど必要ないでしょう。熱を発さないLEDは、安全面でも非常に優れています。
メタルハライドランプ
自然光に近い演色性で植物との相性がいい
メタルハライドランプは基本構造が水銀灯と近く、派生ランプとして扱われることもあります。少し俗っぽいですが、メタハラという呼び方も一般的です。アーク放電による発光を利用したランプで、ハロゲン化金属を使用しています。そのため、水銀灯と違って2020年に製造中止にはなりません。今後も使用できます。
カミナリは走るとまばゆい光を放ちます。そのことからも分かるように、アーク放電を使うメタルハライドランプは、非常に高光度で高い演色性を持つ投光器です。自然の光に近く植物と相性が良いことから、農業用にも使われています。最も一般的なのは熱帯魚の水槽用ライトでしょう。水草の成長を促進する効果があります。
ハロゲンランプ
熱を発するタイプで気候に囚われず使える
LED投光器ほど長くはありませんが、ハロゲンランプも長い寿命を持つ投光器です。フィラメントはタングステンで、以前は白熱電球と同じように短命でした。しかし、ハロゲンを使ってフィラメントの再生サイクルを作ることで、白熱電球より10倍近い寿命を得ることに成功しています。
非常に高光度なハロゲンランプは、白熱電球よりも高い熱を発します。フィラメントの温度は2,700℃にも達するため、火傷や火災には注意が必要です。気候や天候、屋内外に囚われない万能型が多く、発する熱で雪が溶けるため、寒冷地でも雪払いせずに使えます。また、近づくと簡易的に暖をとれるのも便利でしょう。
投光器の選び方
照らす範囲で選ぶ
投光器には大きく3つの照射角があって、それぞれの照射範囲があります。狭角形は照射角が30度未満で、直径50㎝ほどのピンポイントを照らすのに使えます。中角形は30度から60度未満の照射角を持ち、手元でも広範囲でも照らせるタイプです。高さを2m出せば直径1mの範囲も映し出せます。広角形は広範囲を照らし出せるタイプで、60度以上の照射角を持つ投光器です。直径3mから4mは照らし出せますが、広くなるほど光が拡散して弱くなります。
範囲が広いなら四角型や大きな照射角の投光器を
アウトドアや、工場などの作業スペースに使う投光器は、広範囲への照射が想定されます。そのため、四角型や広角形の投光器がいいでしょう。四角型は均一に広範囲を照らせる形で、広い反射鏡が遠くまで光を放ちます。また、照射角60度以上の広角形なら、2mほどの高さから照らすと直径3mの視界を確保できるでしょう。無段階で高さを変えられるスタンドなどがあれば、効率よくこれらタイプを利用できます。
狭い範囲なら丸型や少ない照射角の投光器がおすすめ
手元などの近場を照らすなら、丸型か狭角形の投光器がおすすめです。どちらもピンポイントを照らすのに向いています。照射角が狭いと集光性があって、高い光量が得られるのも特徴でしょう。細かな作業などにも使えます。また、丸型や狭角形はコンパクトタイプが多く、持ち運んでも便利です。そのため、防災用やアウトドア用が少なくありません。
光量の違いで選ぶ
近年の電球は2つの単位が主流で、ワット(W)とルーメン(lm)の両方が使われています。白熱電球に都合がいい単位はワット、LEDにはルーメンだったため、両立する形になりました。解りやすく換算してみると、10WのLED投光器には1000ルーメンほどの光量があります。高いルーメンを持つ投光器は、より強力な光を放ちます。
玄関先や屋内には1000から2000ルーメンがおすすめ
玄関先や軒先、屋内で投光器を使うなら、強力過ぎる光は視界を奪うこともあります。不便を感じないためにも、控えめな方がいいでしょう。そのため、1000から2000ルーメンがおすすめです。白熱電球などの屋内照明に近い数字で、1m付近はハッキリと見えます。この辺りでもLEDなら4,200ケルビン以上あって、白や昼光色の光色を選べるでしょう。色も自然に近い捉え方ができます。
アウトドアには2000ルーメン以上のIP規格タイプを
キャンプサイトや釣りなどに使う投光器は、広範囲を照らすことが想定できます。そのため、2000ルーメン以上の強力な投光器を選ぶといいでしょう。ルーメンが高ければ5m離れていても、ハッキリと人や物体を確認できます。基本的には高いケルビンを持ち、6,500ケルビン付近の昼光色を選ぶと色が鮮明です。また、IPの高さも重要になります。IPが高いほど雨や風に強い性能を持ち、悪天候や水場でも投光器が壊れません。
釣りやキャンプなど屋外で役立つ機能を選ぶ
IP規格の防水性が4以上なら雨でも使える
IP規格は前の数字が防塵性能、後ろの数字が防水性能を表します。例えば最高数値のIP68だと、完全な防塵性で水面下の使用ができるという示唆です。外で使用するならIP44以上がおすすめでしょう。防塵に加えて防沫ができて、ある程度の悪天候には耐えられます。なお、IPX規格(IPX6など)は前の数字がX、つまり防塵性能が認められていないタイプです。防塵性は外で使う投光器に必要な能力であり、なるべくIP規格を選ぶといいでしょう。
充電式ならコンセントがない場所でも使用できる
充電式の投光器は多機能なタイプが多く、コンセントがない場所でも使えて非常に便利です。中にはモバイルバッテリーを持つ充電式の投光器もあり、USBケーブルで通信端末を充電できます。緊急時には強い味方になるでしょう。磁石フレームのような設置に関係する機能も便利で、金属を含む壁や車、ロッカーなどに張り付けられます。充電式にはソーラー充電もあって、屋外や電気がない場所でもフル充電できます。
スタンド付きの投光器は自立するので設置が簡単
スタンド付きはフレームにスタンドが一体化したタイプと、専用のスタンドが付属するタイプに分かれます。取っ手とスタンドの両方が付いたフレーム一体型は、地面に置いたり持ち運んだりして使え、幅広い用途に対応した投光器です。背の高いスタンドが付属する投光器は、高さと角度を自分で自由に調整できます。そのため、高いところから広範囲を照らせて、日曜大工になどにもおすすめです。
投光器のおすすめブランド・メーカー
マキタ
様々なフォルムがあり用途によって形を選べる
電動ドリルやコンプレッサーなどを日曜大工や仕事で使う方なら、マキタはお馴染みの社名でしょう。エンジンやバッテリーに強いメーカーで、投光器も扱っています。持ち前のバッテリー技術で点灯時間が長く、様々なフォルムを選べるのが特徴です。
光トレーディング
薄くて強力な投光器が揃っている
蛍光灯やLEDライトで有名な光商事のブランドです。光商事はコンサート会場や体育館など、公の施設にも多くの照明を提供しています。光トレーディングもブランド力があり、信頼性が高いのは嬉しい特徴でしょう。充電式もさることながら、コンセントが付いた投光器もおすすめです。また、光商事製を含めた市販スタンドと相性がいいのも、嬉しいメリットと言えます。
ムサシ
広範囲を照らせる防犯性の高いタイプが魅力
センサーライトの最王手とも言っていいメーカーです。社名を冠したムサシも含めて4ブランドが主力で、それぞれがハイスペックな特徴を持ちます。投光器は照射範囲や可動域が広く、作業用の他にも防犯用として有用です。軒先やガレージに使う投光器なら、おすすめできるメーカーでしょう。
グッド・グッズ
多目的に使用できる多機能な投光器を扱う
大阪を拠点とする照明メーカーで、LED投光器を主力にしています。非常に明るい投光器を多く扱っており、ポータブルから大型までラインナップも豊富です。社名が示す通り多機能で扱いやすい投光器が多く、普段使いから災害時まで便利に活用でいます。万能型が欲しい方には、おすすめのメーカーでしょう。
おすすめ&人気の投光器ランキング
充電式でおすすめの投光器
マキタ-充電式LEDスタンドライト ML805 (14,303円)
IP64規格で防塵防滴性が高く雨の屋外でも使える
IP64規格の四角型投光器で、防滴能力と完全な防塵構造を持っています。通常の雨や風なら問題なく屋外でも使えるでしょう。フレームとスタンドが一体化していますが、別売りの三脚スタンドやバイス(万力)もあります。高所でも利用できますが、ハイで750ルーメンとやや弱めの光量です。360度の首振り角を生かして、足元や手元などを照らすのが有効でしょう。
ACコードを収納できる投光器で、使用場所に電源があるようならコンセントから電源を取れます。バッテリーは別売りですが6タイプを選択できて、給電方法においては投光器の中でも非常に選択肢が多いタイプです。おすすめはBL1850リチウムイオンバッテリーで、ローで16.5時間、ハイで8時間の連続点灯が見込めます。また、フル充電でも45分と、充電時間が短いのも大きなメリットです。
グッド・グッズ-YC-02W (4,622円)
450gの軽量型でUSB出力やマグネットが付いている
2,500ルーメンの明るさを持つ、120度広角形の多機能な投光器です。IP65規格で、完全な防塵性と全方向からの水に耐性を持ちます。折り畳み式になっていて、手持ちでも直置きでも使えます。また、強力なマグネットが仕込まれており、金属に付けてぶら下げることも可能です。そのため、場所や天候を問わず、どこでも使える性能があります。
非常に軽量な450gで、持って歩き回ることもできます。また、USB出力付きで、スマートフォンなどの通信端末を充電できる投光器です。そのため、緊急時は防災用ライトとしても十分に機能します。点灯時間はハイで3時間、ローで6時間と短めなので、アウトドアよりも日曜大工や夜間のウォーキングなどに用いるといいでしょう。
パナソニック-EZ37C3 (11,880円)
フレキシブルライトで使う場所を選ばない
270度の照射角があるライトを、2面持った四角形投光器です。それぞれが1,500ルーメンの光を放ちます。バッテリーは別売りですが、手持ちにパナソニックの工具用バッテリーがあれば流用が可能です。14.4Vと18V、21.6Vの3種と互換性があります。バッテリーがない場合は21.6V がおすすめでしょう。明るさ100%で4時間10分、50%では8時間20分、10%なら33時間ほど点灯します。
通常はランタンのような形で、持ち運びに便利です。2面のライトを羽のように展開させると、広い範囲を2方向照射できます。天井に吊り下げれば蛍光灯のように、壁にフック掛けすれば投光器のようにと、多彩な設置ができて使う場所を選びません。650gと非常に軽量です。水がかからない場所を中心に携帯すると便利でしょう。
ハタヤ-充電式 LED 投光器 ワークランプ 30W (12,990円)
厚さ7㎝でバランスの取れた性能が秀逸
最大照射角120度を持つ四角型の投光器です。5時間点灯するローでも1,100ルーメンで、ハイなら2,100ルーメンと携帯型としては申し分ない光量でしょう。全面発光LEDを反射面に敷き詰めているため、遠くに離れても光量が落ちにくい特徴を持ちます。
厚さ7㎝の超薄型で、ハンドルとスタンドの両方があります。IP55で高い防塵性と防水性を持っており、屋内外を問わず持ち運んで使うと便利です。また、乳白色のカバーを使うことで、四角型の弱点である多重影を抑えています。目が疲れにくいため、夜間の細かい作業にも安心して使えるでしょう。扱いやすい光量を含めると、装備や性能のバランスは秀逸です。照射角や全面発光LEDの特徴も加味すれば、アウトドアや釣りどの趣味には最適と言えます。
ハロゲンランプでおすすめの投光器
キャスター-CHC-250_okrjs (2,690円)
クリップ式でフックもあり取り付けが簡単
4,200ルーメンの光量を持つ四角型の投光器で、防雨スイッチと耐震球が標準装備されています。耐震球は外部の振動から内部のフィラメントを守る構造を持ちます。とは言え、点灯中のフィラメントは衝撃に弱く、持って歩くなら消灯しておいた方がいいでしょう。
防雨スイッチがあって少々の水には耐性があります。一方、IP規格ではないため、雨天では極力使わない方がいいでしょう。フックやクリップを採用した設置方法が便利で、市販のスタンドや手すり、骨組みなどにも安定して設置できます。重さも1.12㎏と軽く、作業場や広いガレージなど、照明が少なく面積が大きい場所を、上から照らすのがおすすめです。強力な光が役に立つでしょう。
キャスター-CHP-500 (1,602円)
手頃な値段だが10,000ルーメンの強力な光度
非常にお手頃な価格帯で、強力な光を実現しています。10,000ルーメンに届く光量を持つ投光器では、破格と言ってもいいでしょう。照射角などの機能は省かれて簡易的ですが、幅23㎝のワイドな四角型ライトを持っています。少し離れた場所に置いて照射角をカバーしてやれば、強力な光で広範囲を照らせるでしょう。
耐震球を使用しており、1.5㎏と軽量に当たる投光器です。そのため、消灯して持ち運ぶには問題ありません。また、防雨スイッチも標準装備です。とは言えIP規格はないので、水はなるべく避けた方がいいでしょう。かなり暗い場所を広範囲で照らしたい場合にはおすすめです。また、アウトドアでもCHP-500の光量は魅力と言えます。ポータブル電源などを利用して、タープ内から外を照らすといった使い方もいいでしょう。
ハタヤ-防雨型スタンド付ハロゲンライト (27,923円)
高さを無段階調整できるスタンド付き
5,950ルーメンのライトが2つ付いた、三脚スタンドを持つ投光器です。完全防雨型が明記されており、強烈な雪や雨でも問題なく使えます。金属部分はアルミダイカストで、通常の鋳物より高精度な鋳造方法を採用しています。そのため、個体差が少ないのも魅力でしょう。
三脚スタンドはセンタースライドで無段階調整ができます。また、多光量設計という独自の設計を用いており、反射効率がいい四角型です。アルミニウムの耐食性も加えると、屋外でスタンドを調整しながら使うのがおすすめでしょう。三脚は折り畳み式で持ち運べます。屋内で使うことがあっても搬入には苦労しません。
日動工業-ツインハロスター1000 (13,276円)
キャスター付きの三脚があって移動に便利なタイプ
1灯スタンドとしては非常に強力な、20,000ルーメンの光を放つ四角型投光器です。とは言え2,900ケルビンで、電球色と温白色の中間あたりです。温白色はキッチンや洗面所に使われる優しいタイプの光であり、作業中などに点灯させても目は疲れにくいでしょう。スタンドを使って適切な距離と高さを保っていれば、目がくらむ心配もありません。
ツインハロスター1000にIP規格はありませんが、そもそも屋外型として日動工業がラインナップしている投光器です。日動工業は耐水性試験装置など、信頼性を評価する機器を数多く扱っています。また、通産省登録の工場でもあり、防水防塵性能は高いと言っていいでしょう。三脚が利用できる屋外の平地を中心として、広い場所で使うのがおすすめです。
スタンド付きでおすすめの投光器
光トレーディング-LED投光器 (8,480円)
19,600ルーメンの超光度を持つ充電式の投光器
照射角120度を持つ四角型で、充電式の投光器です。19,600ルーメンという超光度をもつ投光器ですが、使用時間は22時間に届きます。この連続点灯時間の長さは、充電式として非常に優秀と言えるでしょう。破格の性能だとバッテリーの安全性を心配しますが、抜かりなくPSEを取得しています。経済産業省認可の電気用品安全法に準じたバッテリーであり、安全面に心配はないでしょう。
色温度が非常に高く、6,000ケルビンほどに設定されています。この光色は正午の太陽よりやや青い、ホワイトブルーのような輝きです。車のライトなどに使われるタイプで、19,600ルーメンと合わせれば、視認性は抜群と言えます。IP67で防塵防水性能が極めて高く、アウトドアや釣りなどに利用するのがおすすめです。
ムサシ-全天候型LED投光器スカイライト30W (24,800円)
マルチ設置できる配光角度120度の頑丈な投光器
3,500ルーメンの丸型投光器で、IP65を持っています。非常に高い防塵性能で、あらゆる方向からの水に強い頑丈なボディです。名前の通りに全天候で間違いなく使えるでしょう。配光角度が120度あるため、丸型としてはやや広い、扇状の照射範囲を持ちます。
5,000ケルビンの昼光色に設定されていて、自然光に近い演色性を持ちます。3,500ルーメンの光量を阻害しない、視認性が高いライトです。また、スタンドとバイスの両方で固定できて、コンセントは2ピンと3ピンの両方が使えます。設置しやすく見やすいので、日曜大工や仕事用には最適でしょう。ガレージなどで機械を触る場合もおすすめです。
ムサシ-スーパーワークライト WT-1000 (12,571円)
3灯を別々に動かせるマルチフレーム採用の投光器
面白い照射角を持つ投光器で、3灯のハイパワーLEDライトがそれぞれ90度可動します。1,440ルーメンの光量があって、3灯を投じ方向に向けると高い視認性が期待できるでしょう。全く違う方向も照らせるので、照射範囲はかなり広大と言えます。
マルチフレームを持った機能的な投光器で、多彩な設置ができます。フレームを展開したスタンド式。ハンドルを利用した手持ち。フレームを折り畳めば吊り下げてと、設置場所は多岐にわたります。また、別売りの三脚スタンドにも対応しており、IP65規格で防塵防水性に抜かりもありません。屋内外で必要に応じて、マルチな使い方をするといいでしょう。もちろんアウトドアや釣りにも、スーパーワークライトの性能はおすすめです。
アイリスオーヤマ-LEDスタンドライト LWT-10000ST (11,943円)
10,000ルーメンの昼光色があらゆる方向を照らす
家電では最早お馴染みになった、アイリスオーヤマのLED投光器です。照射角110度の四角型ワイドライトが2灯あって、10,000ルーメンの光を放ちます。ライトは各々が前後左右に180度独立して動き、付属スタンドで高さ1m85㎝まで調節可能です。照射範囲は優秀と言え、かなりの広範囲を設置場所からカバーできます。
IP65規格の投光器で、優れた防塵防水性能を持ちます。そのため、コードが届けば屋外でも有効利用できるでしょう。電源コードは3ピン専用になっているので、そこだけは注意して下さい。10,000ルーメンにしては省エネの100Wです。複数の工具を投光器と同時に使用するなら、おすすめの性能と言えるでしょう。
まとめ
照らす範囲と使う場所に合った性能の投光器がおすすめ
投光器は照らす範囲と使う場所に合わせて、性能を決めるのが肝要です。軒先や玄関先を照らすなら、2,000ルーメンの四角い中角形。アウトドアや屋外作業なら、照射角60度を超える10,000ルーメンの広角形。というように、明るさや光の範囲を使い方に合わせると便利に使えます。