新生児の赤ちゃんから、2、3歳までは抱っこは欠かせません。腕で抱えながら抱っこをしたり、おんぶするのはお子さんの体重が増えるごとにママに負担がかかってしまいます。抱っこ紐やおんぶ紐を使っている人も多いですが、おすすめなのは布製の抱っこアイテムのベビースリングです。ベビースリングは世界各国で愛用者が多く、ここ最近でも使用者がどんどん増えています。今回は、そんなベビースリングの特徴やメリット、おすすめの選び方、人気商品について詳しく解説します。最後には、ベビースリングの年齢に応じた使い方も合わせて解説しますので、是非参考にしてみてくださいね。
ベビースリングの特徴
ハンモックの形で赤ちゃんが安定しやすい
ベビースリングは手で赤ちゃんを丸く抱っこした時のように、丸く包み込みながら抱っこが出来る便利なアイテム。赤ちゃんはママの胎内にいた時、背中を丸めながら両手を体の前に寄せて座っていました。ベビースリングは、お腹の中にいた姿勢を自然に維持しながら抱っこが出来るので、赤ちゃんにとって1番安心する体勢でいられます。赤ちゃんがベビースリングの中で安定して座れ、なおかつ安心感を得ることが出来るのです。
ママへの肩や腰への負担が少ない
ベビースリングは赤ちゃんの重みがどこか一点に集中することがなく、上半身全体に分散しながら抱っこ出来ます。抱っこ紐は細めのベルトで両肩から赤ちゃんを支える仕組み。新生児から使えるので便利ですが、赤ちゃんの重みが重くなるほど、肩で支えるのに限界が来るといわれています。一方チューブタイプのベビースリングは、赤ちゃんがママの上半身にひっついているというような感覚を味わえます。上半身全体に重さが分散されるので、腰や肩への負担が少なくて済むのが特徴です。
ベビースリングの種類
リングタイプ
サイズ調整しやすく体重が大きくなっても使える
1枚の布に2つの大きなリングが付いたタイプは一般的に使われているタイプ。リングタイプの特徴は、パパとママ体格の違う2人が使ってもサイズ調整がしやすいところ。赤ちゃんの成長と共に長さ調節が簡単に出来ます。デザインも他のタイプに比べて豊富なので、洋服に合わせてコーディネートをしたりお気に入りのデザインを見つけやすいのがポイントです。
着脱する際には毎回、リングに紐を通してサイズ調節をする必要があるので慣れるまでコツが必要になります。しかし、リングに通した布の先端が垂れるように縫製されているフレアテールタイプは、工夫次第で汎用性が広がり便利。授乳時の目隠しに使ったり、布の端をクリップで留めて日よけ代わりに使うことが出来ます。
バックルタイプ
簡単に着脱可能でベルトで安定感を感じられる
作り方が他のベビースリングに比べてしっかりしているバッグルタイプは、初めてスリングを使う人や抱っこ紐になれている人に特におすすめ。装着前にあらかじめバッグルをサイズ調整しておけるので、装着するたびに調整する必要はありません。
バッグルタイプのスリングは、スリング装着中に赤ちゃんが寝てしまった場合にとても便利。布団に寝かせた状態でバッグルを外せば赤ちゃんを動かさなくてすむので起きる心配が少なくて済みます。バッグル部分がかさばり、身体に食い込みことで負担を感じることもありますが、スリングの装着に不安がある人には安心感を持って使用が可能です。
チューブタイプ
コンパクトに収納しやすく携帯に便利
バッグルやリングなどの金具がない分、畳むと小さくコンパクトになり持ち運びにも便利なチューブタイプ。1枚の布を筒状に縫い合わせており、とてもシンプルなつくりになっています。赤ちゃんの乗り降ろしが簡単にでき、着脱が容易に出来るのがメリット。
しかしサイズ調整が出来ないので、ママと赤ちゃんのサイズに合ったものを選ぶことが大切。リングやバッグルがない分、他の人とシェアしたり、体重やサイズが大きくなるにつれサイズが合わなくなることがあります。赤ちゃんの乗り降ろしが簡単なので、自分で歩いたり抱っこをねだったりと頻繁に乗り降ろしが必要な1歳時には特に重宝するでしょう。
ベビースリングの選び方
安全面を考慮して選ぶ
安全性の基準をクリアしたSSマーク付きのものを
ベビースリングを購入する際には、赤ちゃんもママも安心して使える安全基準を満たしたものを使うのがおすすめ。スリングの使い方によって、呼吸を妨げられたり無理な姿勢で赤ちゃんをケガさせることがないよう予防できます。特に日本ベビースリング協会で定めた基準をクリアした「セーフティスリングマーク(SSマーク)」がついたものは、安全性が高く安心して使えるので選ぶ際の基準にするとよいでしょう。
事前に正しい使い方を学ぶことができるDVD・リーフレット付きも
スリングは種類によって、事前に正しい使い方や装着のコツを知っておく必要があります。赤ちゃんをしっかり密着して抱っこできるように正しい使い方をマスターしておきましょう。その点、購入した商品に正しい使い方の説明が図や写真付きであれば参考にしやすいのでおすすめ。DVDも実際に装着の様子を確認しながら使うことが出来ます。この記事の最後にも、ベビースリングの使い方を解説しますので参考にしてくださいね。
快適に使える素材で選ぶ
メッシュやしじら織りなら通気性が良く快適
赤ちゃんの体温は大人よりも高いので、通気性が良く快適さを左右する素材選びも重要です。肌触りの良い綿100%は、汗や湿気を吸い取りやすくサラリとした肌触りが特徴。ポリエステルは汗は吸い取りませんが、通気性が良くムレや湿気を逃がし快適に装着できるでしょう。使うシーンや、素材の特徴に合わせてママも赤ちゃんも快適に使えるものを選びましょう。
冬場にはニットなど保温性の高いものを
季節に合わせて2種類のスリングを用意しておくのもおすすめ。たとえば、夏には快適なメッシュ素材、冬のお出かけには保温性やママの体温を感じやすいニット製と使い分けることも出来ます。そうすれば赤ちゃんにとって快適な体温が維持でき、より楽に眠りにつかせることが可能になりますよ。冬の外出時にも、赤ちゃんを暖かく包むことが出来るファー製のスリングもおすすめ。布団でくるんでいるかのように安心感と暖かさを提供できます。
用途に合わせて選ぶ
出かけ先や旅行用なら生地がコンパクトに折りたためるものを
ただでさえ外出時の赤ちゃん荷物はかさばるもの。おむつや着替えの下着や洋服、ミルクやお菓子などマザーズバッグがパンパンになることも。バックルやリングが大きいベビースリングは、かさばって大変。お出かけや旅行ならなおさら、小さく折りたためて携帯に便利なタイプを選びましょう。特にチューブタイプは、歩きもしたいし抱っこもまだまだ必要な1歳ほどの赤ちゃんにおすすめ。手軽に持ち運びができ、不要な時には小さく折りたためるので鞄にも入れやすいので便利です。
寝かしつけや授乳にも使いたいなら授乳ケープ付きスリングを
ただ抱っこ用として使うだけでなく、スリングで寝かせながら授乳も出来る授乳ケープ付きベビースリングを選ぶことも出来ます。ベビースリングと同デザインでセット販売されているものもあれば、フレアテールタイプで長い布を肩にかけて目隠しにすることも。家の中だけでなく、外出先でも使う際には授乳時のことを考えて汎用性の高いベビースリングを選ぶことも出来るでしょう。
ベビースリングのおすすめブランド・メーカー
アップリカ
ベビー用品といえばアップリカというくらい定番の日本ブランド
ベビー用ベビーカーをメインとした育児用品の国内を代表するメーカー。バリエーション豊富なデザインや機能性が魅力。抱っこの仕方を3WEYで使い分け、スリングの中に赤ちゃんを固定するためのベルトが付いていたりと赤ちゃんの安全性と、お母さんの不安に考慮した商品になっています。これなら安心というスリングが揃っています。
ベッタ
コンパクトに折りたたみ可能なデザイン性あふれるスリングが揃う
ベビー雑誌でも口コミ人気ランキングで1位にも輝いたことのあるBetta。Bettaのスリングは、初心者でも簡単3ステップで横抱きが可能と使いやすさに定評のある商品が充実しています。生後間もない赤ちゃんは、関節が柔らかく股関節が外れやすい。そんな赤ちゃんの弱点に着目した設計で自然な体勢に導きます。
AKOAKO
日本人の肩幅に合わせて設計されたリングなしスリングが人気
大阪で生まれたベビースリングのブランド。サイズ区分が幅広く設定されており、どんな体格の人でも自分にピッタリのサイズを見つけやすくなっています。肩こりの原因になりやすい抱っこの特性を軽減するため、型にあたる部分にはクッション性が高いのが特徴。日本人の肩幅と肩や腰に負担がかかりにくいデザインにこだわっています。
ミニモンキー
機能性スリングならこのブランド
開発者も2児のママとして、子どものために機能的でシンプルなデザインにこだわるスリングを開発。開発者の自国のオランダをはじめ、世界25か国で愛用者が多い人気のブランドです。落下防止ストラップや、ママの肩への負担を和らげるショルダークッションなど、機能性を重視。子育てをするママが快適に、安心して過ごせることを考慮した製品が揃います。
おすすめ&人気のベビースリングランキング
リングタイプでおすすめのベビースリング
ファムベリー-スリング(8,580円)
ママを足長のスタイル美人に見せるドルフィンテールを採用
うっとりするほど美しくドレープラインを見せるデザイン性にこだわったスリング。シンプルなつくりながら、おしゃれでスタイリッシュに見せます。ドレープラインは長く垂れた状態になっているので、授乳の目隠しや眠った時の日よけにも使いこなせて便利。
肩とスリングポーチの両脇には約1.5cmの綿が入っているので肩への負担をさりげなく軽減。程よい厚みの綿なので、見た目はスッキリして見えます。スリングの上からジャケットを羽織ってもかさばりません。スリング専用に厳選した糸を染め上げ織ったしじら織りで、デリケートな肌の赤ちゃんにも優しい素材になっています。
北極しろくま堂-ベビースリングキュットミー!823(13,200円)
ナチュラル感たっぷりのオーガニック生地を採用
肩パッド部分は、従来品よりも半分の厚さに改良。薄い分乾きやすい素材になっているので洗い替え用としても使いやすいコンパクトなスリングになっています。荷物がかさばるのを避けたい、コンパクトさを優先させるならおすすめのリング型スリング。
信頼のおける国内百貨店ブランドなので、安心して使用できるのもママには嬉しいポイント。カラーもどんなファッションでも馴染みやすいナチュラルカラーなので性別、年齢を問わず使いやすいデザインになっています。使い方のよくわかるDVDと安心のアフターフォロー付きなので初心者でも安心。
NicoBaby-アッキースリング(19,580円)
豊富なカラーと美しいオーロラカラーから選べるスリング
布から縫製まで全日本製の安心のスリング。日本の伝統的な織物のしじら織を糸から厳選し、丈夫で肌触りの良い専用布に仕上げました。また、初心者にもわかりやすいよう、リングの正しい固定位置がわかる目印が肩パットに入っているのもポイント。
肩パット部分は、薄めに綿を入れているのでかさばらずに肩の痛みを軽減します。2年間のメーカーによるアフター保証もついているので安心。カラー展開も個性を引き出すオーロラ柄や、シンプルで美しい染め上げの単色カラーから選択できます。
Sola-高級しじら織スリング(5,980円)
約112cmの幅広布で赤ちゃんをすっぽり包み込む
熟練の職人が1つ1つすべてハンドメイドでつくり上げたリングスリング。まるでゆりかごで揺られているような、赤ちゃんが心地よく眠れる姿勢を実現します。新潟県産綿100%の糸を使い、京都の職人によって織り上げられた布を採用。夏は涼しく、冬は暖かい構造で1年中快適に使えます。
耐荷重60Kgのリングが付いているので、抱っこしながらのサイズ調整にも対応。どんな体型の人でもリング1つでサイズ調整がしやすいのもポイントです。スリング幅は110cmと他のスリングよりも幅広に設計。肩との接点もたっぷり取れるので、腰への負担が軽くずり落ちる心配もありません。
バックルタイプでおすすめのベビースリング
ベッタ-キャリーミー(7,920円)
ファスナーでカチッとロックがかかる新しいスリング
ファスナータイプのバックルは、しっかりとロックが出来て安心なのにかさばらないので一石二鳥。肩ひものファスナーの手持ち部がカチッとロックがかかるので、ロックが入ったかをすぐ確認できます。バックルがない分、折りたたむととてもコンパクトに持ち運びが出来るのもメリット。スリング自体の重さもわずか250gとサッと取り出しやすい重量です。
デザインも豊富でとってもおしゃれ。帯部分には革製のブランドロゴマークも入っており、おしゃれなワンポイントになっています。サイトには、初めて使う人向けの説明動画も掲載。実際に動画を見ながらコツをつかめるので安心。出産祝いにもおすすめのパッケージ仕様になっています。
Kareta-新生児ベビースリング(2,880円)
成長に合わせて使いこなせる6WEY仕様のスリング
新生児におすすめコアラ抱きから、首が座ってから赤ちゃんが安定しやすいカンガルー抱きまで6種類もの抱き方や使い方が可能。新生児から2歳頃まで長く愛用していただけます。サイドクッションを引っ張れば、とっさの授乳にも対応できる授乳カバーも便利。
安全面も安心の2重ロックシステム。両手を使わないと外れないメインバックルと、メインバックルが外れてもセーフティーバックルの2重ロックでお子さんを安全に守るので安心です。ふわっと柔らかいコットン素材で赤ちゃんを優しく包み込んで眠らせます。汚れても丸洗い可能なので、いつでも清潔に使えるのも嬉しい。
Baba Sling-スリング(12,100円)
ファッショナブルに使えるオーストラリア生まれのおしゃれスリング
シンプルな設計なので、装着はたった10秒で簡単に完了。赤ちゃんがお腹の中にいたような自然な体勢で、寝かしつけにも便利なデザイン設計になっています。赤ちゃんがすっぽり包めるたっぷりサイズなので、授乳時には目隠しになり抱っこしたまま授乳できるので便利です。
バックルの長さ調節は1か所のみなので、とっさにパパや他の人に抱っこを交代するときもスムーズにサイズ調節が可能です。アメリカの安全基準「ASTMF2907-15」を取得し、安心安全な仕様。耐久性と強度の高さ、2種のダブルストラップ方式で赤ちゃんの安全性もしっかり確保した設計になっています。
ミニモンキー-ベビースリング(10,778円)
飽きの来ないシンプルで機能的なデザインが人気
肩の負担を軽減するソフトで幅広のショルダークッションに、滑り落ち防止のセーフティーストラップを採用。シンプルでスタイリッシュな形状でもしっかりと赤ちゃんを支えます。新生児から最高15Kgまで、お子さんの成長に合わせて6種類の抱っこ方法が可能です。
本体は100%コットンで作られているため、熱がこもりにくく赤ちゃんが快適に過ごせます。折りたためばA5サイズ以下まで小さくなり、重さは約265g。コンパクトに折りたためるため、外出時でもかさばりません。マザーズバッグにも入りやすいのは嬉しいですね。
チューブタイプでおすすめのベビースリング
AKOAKO-スリング(6,996円)
好みのカラーと柄でオリジナルカスタムが可能
それぞれ体格もサイズも違うママやパパのことを考えてピッタリのサイズを見つけやすいよう豊富なサイズ展開にこだわりました。サイト上では、確認しやすいサイズ表から自分と赤ちゃんにピッタリのサイズを見つけられます。自分の好みの柄とカラーでのカスタマイズも可能で、注文を受けてから職人が1つ1つ丁寧に裁縫します。
ママの声にお応えした豊富なオプションも多数用意。授乳ケープや巾着、バンドなど必要に応じて追加できます。母子手帳やスマホも入るスリングポケットもオプションで装着可能。自分が使いやすいようにカスタマイズしてオリジナルのスリングを使いこなせます。詳しい説明と豊富な写真の説明書付きなので初心者にも安心です。
AKOAKO-軽量スリング(4,400円)
UVカット加工で日焼け対策もバッチリ
日本人の肩幅に合わせた作りのスリングは、上手に重さを分散して特定の場所のみに負担をかけることはありません。抱っこで気になる肩こりや腰痛、腱鞘炎を予防できます。またこのスリングは1枚仕立てで裁縫しているので、通気性もよく洗濯も簡単に出来るのもポイントです。
暑い日のお出かけにも赤ちゃんの熱中症や日焼けにも配慮した、UVカットと抗菌加工付き。綿100%で通気性と肌触りにこだわった快適な仕様です。また、空気を抱っこしているような軽すぎる感覚がポイントのエアリーコットンも人気。暑い日にも大活躍の冷感タイプもラインナップされています。
カドルミー-ニットスリング(14,300円)
赤ちゃんがのびのびリラックスできるストレスフリーのスリング
スリングの中で動くことも多い赤ちゃんが、ストレスを軽減しながら体を伸ばせるニット素材はおすすめ。独特の伸縮性と弾力性で手足を自由に伸ばせます。ママの体にもぴったりフィットするので、快適に装着可能。伸びっぱなしにならない復元力は、赤ちゃんをいつも同じ状態で支えます。
このニット素材は、綿糸のサラッと感とナイロン糸の乾きやすさを両立。ママの体温をしっかり感じながら保温が出来るのに、スリング内に熱がこもらないので赤ちゃんは快適に過ごせます。無地柄とデザイン柄のリバーシブルでシーンに合わせて使い分けられるのも嬉しい。
DORACO-リバーシブルスリング(10,120円)
まるでオーダーメイド感覚で1cm単位でサイズ調整可能
モダンなカラーがスタイリッシュでおしゃれなベビースリング。シャツのようなソフトなコットン生地に、裏地には体重をしっかり支える伸びない素材の2重仕立て。リバーシブルデザインなので裏表で2倍楽しめます。
専門スタッフによる注文前のサイズ相談やサイズ調整をサポートするので、失敗することなくピッタリサイズのスリングが見つかるのもポイント。サイズがピッタリだとより安全性が増し、フィット感が充実するので安心に使用できます。
ミニモンキーミニメッシュスリング(7,480円)
暑い日でもママも赤ちゃんも快適
乳幼児の発育に良いとされるM字ポジションで姿勢が安定しやすい設計になっています。赤ちゃんの首が座ってから抱っこできる寄り添い抱きや、腰抱きが簡単に叶います。素材はメッシュ素材なので熱がこもらず赤ちゃんもママも快適。
ショルダーストラップ部分は調節が可能。赤ちゃんのサイズや男性の体格に合わせて微調整ができるのも便利なポイントです。滑り落ち防止スラップもついているので落下防止にもなり、お子さんを安定して抱っこ出来ます。折りたためば約180gと軽く、コンパクトに持ち運びでき旅先やお出かけにおすすめです。
ベビースリングの使い方
首が座らない新生児にはコアラ抱き
股関節脱臼や窒息に注意する
生後間もない赤ちゃんは、胎内にいた時の体勢で寝かせるのがおすすめ。コアラ抱きは、まだ首が座っていない赤ちゃんをママの胸とくっつくくらい密着して安心感を抱かせるのにおすすめの抱き方です。まず最初に、普段より高めの位置で赤ちゃんをゲップさせる体勢にします。片手で赤ちゃんの首を支えながら、もう片方の手でスリングの内側から赤ちゃんのお尻をスリングポーチに着地させましょう。赤ちゃんを固定させたら、赤ちゃんの足が開いているか、赤ちゃんの顔が見えているかを確認してください。赤ちゃんの顔が埋まった状態だと、呼吸がしにくく呼吸困難に陥ることがあるので注意しましょう。
首が座った生後4ヵ月頃からは縦抱き
赤ちゃんとの距離感が大切
赤ちゃんの身体がママの身体にピッタリとくっつき、ママのぬくもりを存分に感じられる縦抱き。寄り添い抱きともいわれています。縦抱きをする際には、赤ちゃんの姿勢がスリングの中で正しい位置になっているかを確認しましょう。赤ちゃんの背中が緩くカーブしながら布全体が覆われているか、位置は赤ちゃんのおでこにママがキスできるくらいの高さか、赤ちゃんの足は開脚した状態でママの腰骨辺りにきているかをチェック。スリングの布が赤ちゃんのふくらはぎまで覆われていないと、落下する危険性があるので注意してくださいね。
まとめ
赤ちゃんとママにしっかりフィットしたサイズと安全性がポイント
ママと赤ちゃんの体がしっかり密着して赤ちゃんに安心感を与えるのにスリングはおすすめ。赤ちゃんのぐずりが減ったり、スリングに入れるとすぐに赤ちゃんが寝るともいわれるお役立ちアイテムです。ベビースリングを選ぶ際のポイントは、使う際の安全性と体にしっかりフィットするサイズかどうかをよく確認すること。そうすれば赤ちゃんの落下や事故、ママの肩や腰に負担をかけることなく快適に過ごすことが出来ます。柄やデザインも豊富にあるので、自分に合ったスリングを見つけやすいのも魅力です。今回は子育てに便利なベビースリングについて、人気のブランドを挙げながら詳しく紹介しました。ぜひ皆さんも、親子でストレスフリーに過ごせるベビースリングを見つけてくださいね。