気軽に音楽を楽しむことができて人気のミニコンポ。最近ではワイヤレス接続などで利便性が高まり、さらにハイレゾなど音源も向上しています。購入しようとすると、さまざまなメーカーから沢山のミニコンポが販売されていて、どれが最適か迷ってしまいますね。自分に合ったミニコンポを選ぶ上で、性能や機能が目的に合っているかということはとても大切です。今回は、ミニコンポの特徴や種類、おすすめの人気商品についても説明します。
ミニコンポの特徴
CDプレーヤーやアンプ・スピーカーのコンパクトなセット
自宅で気軽に音楽を聴く時に便利なのがミニコンポです。CDがメインだった音楽も最近はスマホやタブレットで聴く人が増えましたが、オーディオ機器で音楽を聴きたいという人にミニコンポはおすすめ。サイズも住まいに合わせてコンパクトで奥行きが10cmほどの薄型も登場して人気です。
安価なものが多く手軽にオーディオシステムを導入できる
オーディオにこだわり音質を追求すると、価格も効果になり中々導入できないものです。1万円台のものもあるミニコンポはリーズナブルな点も人気の理由で、音響メーカーではさまざまな機能性のある製品を販売しています。本体とスピーカーを繋ぎ、電源を入れるだけの簡単な操作で音楽を楽しめ、マニュアルを見ればスマホやタブレット対応機種でも簡単に設定が可能。
ミニコンポの種類
セパレート型
汎用性が高くアレンジも可能で便利
音楽好きにとってオーディオは魅力です。アンプの電源を入れて、お気に入りのCDを再生したり録音したりするのはとても楽しみ。音響にこだわって開発されたセパレート型のミニコンポなら、自分が聴きたい音楽をスマホより格段に良い音質で聴くことができますよ。
オーディオにそれほど詳しくないと音質を追求するのは難しいもの。その点、スピーカーとアンプをケーブルで繋げばその製品が持つ性能を発揮してくれるセパレート型のミニコンポは手軽です。アンプやスピーカーの性能を高め、より豊かでダイナミックな音を出すことができるミニコンポも多くなっています。
一体型
コンパクトで省スペース
以前はコンポと言えば、プリメインアンプとスピーカーがセットになったものばかりでしたが、最近ではラジカセのように一体化した製品が販売されています。薄型でスリムな角形や、加湿器のような形のものまでさまざま。ケーブル接続の手間もなく、省スペースでどこにでも置くことができ移動も楽。デザインもスタイリッシュでおしゃれなものもあり人気です。
部屋で楽しむだけでなく、その時の気分に合わせて移動できて、リビングでもキッチンでも自由に音楽を楽しむことができる便利さ一体型ならではのメリットですね。スマホやタブレットに比べて、コンポなので音質が良い点もおすすめです。価格も購入しやすいものが色々あるので、店頭で使い勝手や音質を確認してみるのも良いでしょう。
ミニコンポの選び方
接続方法で選ぶ
ワイヤレスならBluetoothやWi-Fi対応で気軽に音楽が楽しめる
ワイヤレスに対応しているミニコンポなら、簡単な設定をすればスピーカーからステレオで音楽を流すことができます。スマホから音楽を飛ばすことができれば、手元で操作するだけでお部屋が快適になりますね。Wi-Fi環境が整っている場合、自宅はWi-Fiでスマホを使う人も多いですが、ストリーミング配信や保存した音楽データを聴くことができて便利ですよ。
USBメモリの音楽データを再生できるUSB接続ならより手軽で便利
Bluetoothならスマホなどとコンポは1機種しか設定できません。その点に比べ、USBメモリにネットで購入した音楽データを保存して再生できるのは便利ですよね。ハイレゾ形式の音楽を保存して、ミニコンポのUSB接続端子にスティックを挿すだけで、臨場感のある音質が再現できますよ。この場合、聴きたい音楽ファイルの形式と、ミニコンポに対応している音楽ファイルの形式が一致しているかを事前に確認しましょう。
音質にこだわる方にはAUX接続がおすすめ
より良い音質で音楽を聴きたい方は、ミニコンポを選ぶ時にスピーカーのスペックもチェックしたいものです。基本的には、音域ごとに音を発生させるユニットが分離されているほうが、高音質になると言えます。ユニットとは、音を発生させる部分で、低音域と中高音域でユニットを分けているものは2WAYスピーカー、さらに中音域を独立させて3つのユニットからなるスピーカーが3WAYスピーカーです。
ワイヤレスのファイルタイプはMP3・WMA・AACなどがあります。とても便利で人気のあるワイヤレス接続ですが、音切れが出たり、音質がやや劣化するのがデメリットとして挙げられます。常に安定した通信環境で音楽を聴くためには、AUX端子を使ってダイレクトに接続すると、音質再現性が高く良い音が鳴るのでおすすめです。
高音質なものを選ぶ
ハイレゾ対応ならより忠実に臨場感溢れる音が再現できる
より良い音質で再生したいなら、ハイレゾ対応機種を選ぶのがおすすめ。原音を忠実に再現するハイレゾは広がりのある臨場感溢れる音が楽しめます。ボーカルなどは息づかいが聞こえると言われるので魅力的ですね。また、ハイレゾ対応の携帯音楽再生プレーヤーを使っているなら、ダイレクト接続でより豊かな音を再生できます。
ハイスペックなスピーカーシステムなら音質もいい
スピーカーの音質は、スピーカーの大きさや構造、周波数帯域などの数値からある程度その音質を予測することができます。高音域と、中から低音域の音について、その製品がどの程度の性能なのかを客観的に判断する目安になるスペックもチェックしましょう。2WAY、3WAYやユニットが一つしなく、低音域から高音域までカバーするフルレンジなど知っておくといいですね。
ミニコンポのおすすめブランド・メーカー
Panasonic(パナソニック)
リーズナブルなものからハイスペックな機種まで揃う
大阪に本社がある、白物家電などのエレクトロニクス分野から住宅などまで手掛ける世界的メーカー、パナソニック。ミニコンポも低価格帯から上位機種までバランス良く揃っています。薄くて場所を取らない一体型や、ハイレゾ対応の機種などが話題になりました。
SONY(ソニー)
高機能・高音質のミニコンポが人気
港区に本社がある多国籍企業ソニーは、ゲームなどハード分野や映画・音楽分野、その他多彩な事業を展開しています。ワイヤレス再生対応機種が多く、リーズナブルな価格帯から目的に応じて選べるラインナップ。シンプルなデザインと迫力のある重低音が特徴のものから、Bluetooth/LDAC/NFCなど独自の技術により高音質を実現するものまで選びやすくなっています。
YAMAHA(ヤマハ)
ピアノメーカーの技術を生かした音の再現性
楽器や半導体・音響機器から車部品の製造開発まで手掛けるヤマハ。購入しやすい価格帯と操作性やデザイン性の高さが人気の一体型や、独自の音質改善技術「ミュージックエンハンサー」を取り入れたセパレート型など選びやすいラインナップ。ヤマハバイクのボディカラーをイメージしたデザイン・カラーのポップでおしゃれなミニコンポも人気。ヤマハビューティと言われる音質も魅力です。
KENWOOD(ケンウッド)
温かい音色が魅力のウッドコーンスピーカーが人気
横浜市に本社があり映像・音響機器・無線、音楽映像ソフトのメーカー、ケンウッド。旧日本ビクターとケンウッドが合併してできたJVCケンウッドは、世界で唯一、木を振動版にしたウッドコーンスピーカー技術を持っています。高音質だけでなく、ウッディで見た目のおしゃれさも大きな魅力です。
ONKYO(オンキヨー)
低価格帯から2WAYスピーカーを採用
大阪に本社のある日本の老舗音響機器メーカー、オンキョー。定番のFRシリーズを進化させたモデルはハイレゾ音源やUSBやSDカード、Bluetooth接続にも対応しています。エントリーモデルでもコーン(ウーファー)搭載のスピーカーを採用、アンプも低音から高音までカバーする機能性の高さが特徴。
おすすめ&人気のミニコンポランキング
一体型でおすすめのミニコンポ
Panasonic – コンパクトステレオシステム SC-RS60-W(30,936円)
ホルンをイメージしたデザインでクリアな音質を実現
幅450mmで高さはわずか107mm、奥行245mmのサイズで棚などにも設置可能なサイズ。両端が丸みを帯びたデザインも印象的です。Bluetooth、USB、ハイレゾ対応で汎用性も高く、「デジタル5チェンジャー」でCDアルバム5枚を2倍速で録音できます。
クリアで自然な音質を実現する「クリアサラウンド」、電源ノイズを低減するコンデンサー(蓄電部分)の品質向上、高域信号を補正する「MP3 リ.マスター」などが特徴。スピーカーは65mmフルレンジコーン型と40mmツイーターの2WAYタイプで、曲線状ポートをボディ内部に配置し豊かな低音を実現しています。インテリアによく馴染む点もポイント。
SONY(ソニー)-ミニコンポ(ウォークマン・CD対応)CMT‐3CD(15,736円)
コンパクトながら迫力のサウンド
すっきりとスリムで無駄のないフォルムのミニコンポ。幅340mm・高さ173mm、奥行きはわずか90mm、重さも2.3kgとベッドサイドなどの狭いスペースでも使いやすいサイズ。ヘッドホン端子も付いているので深夜でも気兼ねなく音楽が楽しめます。
CDやラジオ再生、Bluetooth、USB対応で汎用性も高く、近距離でかざすだけデータ通信が行えるUFC対応のandoroid搭載のスマホなら簡単にペアリングが可能。USB端子に接続すれば、ウォークマンやスマホ・タブレットの充電もでき便利です。低音を増強する「MEGA BASS」、最大出力10W+10Wのデジタルスピーカーでダイナミックな音を実現しています。
Bose(ボーズ)- Wave SoundTouch music system IV(68,040円)
臨場感溢れるサウンドを実現
スピーカーを中心としたアメリカの音響機器メーカー、BOSEのスタイリッシュなモデル。幅368mm・奥行き221mmで高さは142mmとコンパクトなのでスペースに余裕が足りなくても設置可能。インテリアに馴染みながら高級感のある質感も魅力です。
CD・ラジオ、Bluetooth・Wi-Fi対応で、スマホはandoroid・iphoneいずれも可能。また、Amazon Alexa対応でAmazon Echoなど、簡単な操作でセットアップしてスピーカー操作ができる利便性もあります。柔らかい音質が特徴のBOSEらしい心地よい音、ボリュームを上げると迫力のあるサウンドが楽しめます。
Panasonic(パナソニック) – ミニコンポ SC-HC410-W(22,547円)
設置場所自在の薄型モデル
幅420mm・高さ225mmで奥行きはわずか102mmという薄いスタイリッシュなデザインが特徴。スリムで、センスのいいスピーカーと本体の質感やホワイトとブラウンのカラー展開もおしゃれなイメージです。「設置スタイルEQ」で、設置場所に最適な3パターンの音質設定が可能。
スピーカーには、曲線状の「ツイステッドポート」と「大口径・大型マグネット搭載スピーカーユニット」を採用し豊かな低音を実現。圧縮音源のMP3から抜け落ちた高域信号を補正する「MP3リマスター」で高音質を実現。AUX入力端子にポータブルオーディオプレイヤーを接続すると自動で再生スタート、デジタル5チェンジャー搭載など便利な機能も魅力です。
SONY(ソニー)- マルチコネクトコンポ CMT-X5CD(19,436円)
スタイリッシュで場所を取らないデザイン
幅385mm・高さ 178 mmで奥行きはわずか8.1mmととてもスリムで設置場所を選びません。面にはアクリルやメタルなどの素材を採用、スクエアな角をカットしたフレームとの対比の美しさを追求したデザイン。CDやラジオ、Bluetooth、MP3などに対応。
NFC搭載のスマートフォンやタブレット、おサイフケータイ(R)対応のAndroidスマートフォンなら、ペアリングから接続まで、タッチするだけの簡単さ。角をカットしたデザインは、音波が面を伝わる際に角で反射して音質に影響しないという音響効果もあります。量感、スピード感のある低音と粒立ちの良い中高域の再生を実現するフルレンジスピーカーも特徴。
コスパでおすすめのミニコンポ
Pioneer(パイオニア)- ミニコンポーネントシステム X-HM26 (16,439円)
機能性が高い多機能モデル
幅315mm・高さ 215mmで奥行きがわずか 95 mmで、ラジオ、CD・USB・MP3、Bluetooth対応と機能性も高いモデル。スマホなどBluetooth対応機器に保存した曲をワイヤレスで手軽に再生、本機の電源がオフでもワイヤレス接続すると電源が入り再生が始まります。
最大出力15W+15Wの高性能アンプ、音に躍動感を与える100mmの大口径ウーファー、20mmのドームツィーターの2WAYスピーカーを搭載。迫力のある低音、クリアな音楽再生を実現しています。アルミのフロントパネルが上質感を与えています。
SANSUI (サンスイ) – Bluetoothステレオシステム SMS-820BT(13,999円)
レトロなデザインが魅力
木目にメタリックなパーツが懐かしさを感じさせるデザインのリニューアルモデル。和紙を使ったスピーカーにツィーターを搭載した、2Wayのユニットで、音質が向上しました。幅310mm・高さ182mmで奥行は247mmとインテリアにもよく馴染むサイズです。
デザイン性重視でリーズナブルなコンポを探している方におすすめ。CD・ラジオ、Bluetooth・USB、MP3対応と機能性も便利で、最大出力は15W+15W。リモコンは再生や停止だけでなく、イコイライザ機能も備えています。
ONKYO(オンキヨー)- CDミニコンポーネントシステム X-U6(18,623円)
機能性と高音質が魅力のスタイリッシュなモデル
ラジオ、CD・USB、Bluetooth対応の機能性の高さと、シンプルでインテリアにも馴染むおしゃれデザインが魅力です。PC IN(USB TypeB)端子にPCからケーブル接続することで、PC内の音楽をよりクリアに再生可能。つなぎ目をなくしたシームレスな本体がノイズ発生を抑制し音質を高め、リーズナブルな価格ながら音楽をしっかり鳴らす本格仕様です。
最大出力は20W+20W、高級スピーカーでも使用されるような剛性の高さと美しさで定評のあるMDF(中密度繊維版)を採用。高音用と低音用にそれぞれ一つずつのスピーカーユニットを配した2WAY構造、バランスドームタイプのツィーターは伸びやかな高音域を実現。躍動感ある低音を実現するバスレフ構造と相まって心地よいサウンドを空間にプラスします。
KENWOOD(ケンウッド) – CDコンポ M-EB50-S(16,800円)
オーディオが苦手でもシンプル操作で使いやすい
ラジオ、CD・USB、Bluetooth対応の機能性の高さとクリアな音質、すっきりとスタイリッシュなデザインも魅力です。本体の幅は200mm、スピーカー部は幅134mm・高さ202mm、奥行きは240mmと棚にも収まりの良い手ごろなサイズ。アルミパネルの天面に操作キーがあり、すっきりしたデザインが引き立ちます。
好みの音楽が選べるサウンドモード、電源オートオフなど便利な機能も付いています。最大出力は25W+25W、11cmコーン型ウーファーに4cmドーム型ツィーターの2WAYスピーカーユニットが音場感豊かな音質を実現。リモコンに電池を入れ、ワンタッチ接続でスピーカーを繋ぎ、コンセントを挿すだけの簡単設置です。
VERTEX (バーテックス)- マイクロシステムコンポ BTMC-V002(12,744円)
リーズナブルで使い勝手がいいコンポ
本体は幅205mm・高さ242mmで奥行きが130mm、スピーカーは幅140mm×高さ160mmのコンポ。ラジオ、CD・USB、Bluetooth対応で、CDからMP3形式でUSB録音ができます。USBで再生できる容量は32GBまでとなっています。
コンパクトながら、セパレート型で重厚感のあるデザインが特徴。スリムな一体型のような、横にスライドするCDの開閉が好みでない方におすすめのCDデッキのコンポです。就寝時に便利なスリープ機能も付いています。
高音質でおすすめのミニコンポ
JVCケンウッド – コンパクトHi-Fi システム K-515-N(33,137円)
豊かなケンウッドサウンドを体現
ラジオ、CD・USB(MP3、WMA、WAV、FLAC)、Bluetooth対応で、リーズナブルな価格ならが高級感のあるデザイン。アルミの本体パネルにより筐体の剛性を高めることで、振動影響を抑制し、より高音質な信号増幅を実現しています。デジタルアンプ部は放熱ユニットフリー構造で豊かな音場表現が可能です。
USBフラッシュメモリーのハイレゾ音源データ(192kHz/24bit,FLAC/WAVファイル)を再生できます。ヘッドホン出力もハイレゾ再生に対応。15mm厚の素材を四方留めしたスピーカーが、スピーカーユニットから放出されるエネルギーを吸収するとともに美しい響きを再現します。ホワイトパルプ製コーン型ウーファー、2.5cmソフトドーム型ピュアシルクツィーターの2WAYユニット。声の響きや弦楽器のニュアンスを豊かに再現、安定した低域再生を実現します。
Victor(ビクター)- コンパクトコンポーネントシステム EX-HR55(72,000円)
木が奏でる美しい響き
ラジオ、CD・CD‐R/RW(MP3、WMA)、Bluetooth対応のモデル。AAC(iphone)・aptX(andoroid)と遅延の少ない伝送が可能なコーデック(音声圧縮方式)に対応しています。ハイレゾ音源は192kHz/24bit・LAC/WAVに対応、最大出力は50W + 50Wです。独自のデジタル高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」を搭載しCDやUSB、ワイヤレス伝送でもハイレゾ相当の高音質を実現。
幅44.6mmで高さ 39.2mm、奥行きは 38.2 cmと高音質が実現できるサイズ。スピーカー部は大型メインマグネットを採用、不要振動を抑制しパワフルな低域を実現するウッドブロック、吸音材素材の最適な配置により音場空間をより広げています。独自の音響技術による美しいウッドコーンサウンドが楽しめます。
Panasonic(パナソニック)- CDステレオシステム SC-PMX100(64,800円)
多彩な音源を再生できるハイレゾ対応
ラジオ、CD・USB、Bluetooth対応、PCからUSBケーブルで接続するだけで、CDよりも解像度の高いハイレゾ音源を手軽に楽しめるモデル。ハイレゾ音源の超高音域再生に対応するスーパソニックツィーターを採用。高音質アンプは広帯域にわたって歪み特性を改善し、原音に忠実なクリアな音を実現します。
本機の厚みを増すことで振動の減衰時間を、大幅に短縮し、放熱効果を高めた設計でファンがなく振動音を抑制したこだわりのHi-Fi技術。14cm 竹プラントオパールウーハーが自然で豊かな低音を響かせ、1.9cmシルクドームツイーターが上質な高音を再現。さらに、耳が聴き取れる以上の超高音域を再生するスーパーソニックツイーターも採用した3スピーカーシステムが美しい音を実現しています。
ONKYO(オンキョー)- ミニコンポ X-NFR7TX(D)(39,980円)
ディスクリート構成アンプで上位機種並みの音質を追求
ラジオ、CD・USB・SDカード、Bluetooth対応で、コンパクトサイズとリーズナブルな価格ながら高品位なサウンドが魅力の人気モデル。回路構成の最小単位である部品がディスクリートで、トランジスターなどに使われている個別素子で組上げた回路。一方、ICやCPUなど、シリコンに回路を丸ごと焼き付けたものが集積回路です。
アンプの音質と回路方式は密接な関係がありますが、ディスクリート構成の回路は高音質を達成することが出来るメリットを持っています。また、コンデンサーなどの電子部品にもこだわり、ダイナミックで情報量の豊富な音質を追求しています。USBケーブルでPCの音源を高品位再生、USBメモリで、96kHz/24bit (WAV/FLAC)までのハイレゾ再生に対応するモデル。
Victor (ビクター)- コンパクトコンポ ウッドコーンシリーズ EX-HR99(111,888円)
広い音場と豊かな空間表現を実現
独自のデジタル高音質化技術で、より音質にこだわる方におすすめのモデル。ラジオ、CD・USB、Blietooth対応で幅442mm・高さ 388mm 、奥行き 382 mmのほど良いサイズ。高級感がある美しさも魅力の、ウッドコーンの新シリーズです。不要振動を抑える工夫を施したアンプ、本体側面のウッドにより音楽の表現力を増し、銅メッキネジで濁りのない中域再生を実現しました。
原音の持つ美しい響きを堪能できるフルレンジウッドコーン。チェリー材の薄型シートを縦・横方向に装着した異方性振動板を採用した9cmのウッドコーンを搭載し、ワイドな音の広がりと解像度を向上させました。さらに、ユニットの磁気回路部にウッドブロックを装着し重心の低い低音再生を可能にし、木のパーツを随所に使用しクリアな音も実現。キャビネットのチェリー無垢材、内部には楽器のように響棒を配置するなど、広く豊かでスケールが大きい美音を追求しています。
まとめ
目的に合った機能と音質のものがおすすめ
ミニコンポを選ぶ上でこだわりたいのは、使用する環境や、聴きたい音楽に何を一番求めるかということ。自由にワイヤレスで聴きたいのであれば、より便利に音楽を楽しむことができます。便利さより音質を重視するのであれば、ハイレゾ音源の音楽をケーブルで直接接続すればより高品位の音が再生できます。より汎用性の高い機種も出て来ているので、目的と望を要素を絞って行くことが大切です。今回は、ミニコンポについて話題や人気の製品を紹介しながら説明しました。是非、参考にしてミュージックライフを充実させてくださいね。