中国系メーカーの提供する中華イヤホンに注目が集まっていることをご存じですか。最近では様々な種類の中華イヤホンが市場に出回るようになり、その人気ぶりがうかがえます。けれども、中国の会社はなじみが薄く、どのメーカーの商品を選べばいいか分からないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、中華イヤホンの選び方やおすすめ商品を紹介しています。コスパのいいイヤホンを手に入れたい、という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
中華イヤホンの特徴
低価格な上にスペックが高くコストパフォーマンスに優れている
かつては、「安かろう悪かろう」というイメージが強く、安いかわりに品質があまりよくないと考えられていた中国系企業。しかし、ここ数年2ch(現在では5ch)のイヤホン好きな人たちの間で、中華イヤホンの良さが話題に上がるようになっています。日本製(パナソニック、ソニー、オーディオテクニカ)や欧米製(ボーズやゼンハイザー)に負けない品質のイヤホンが多く販売されるようになってきました。また有名メーカーのコピー商品ではなく、独自に企画や開発を行っているケースも増えています。低価格でイヤホンそのものの質もよいとなれば、注目されるのも無理はありませんね。
顧客サポート体制が日本ほど整っておらず品質に若干ばらつきあり
いいことづくめに思える中華イヤホンですが、デメリットもあります。中華イヤホンは製造も中国で行っていて、製品のチェック体制が日本にくらべてややぜい弱といわれています。人気のある中国系メーカーでも商品によっては、耳にフィットしにくいなどの欠点がみられることも。また商品自体は高スペックでも製品1つ1つの品質にばらつきがみられることもあるようです。残念ながら、そんな時のアフターフォローは日本ほどきめ細かくはありません。直接海外のサイトを利用して購入すると返品対応ができないこともあるようです。先に購入した人のレビューをよく確認して評価の高いイヤホンを選ぶことが大切です。
中華イヤホンの種類
有線タイプ
低価格で音質もよく気軽に音楽を楽しみたい方におすすめ
有線のイヤホンは、価格帯が低めです。音のクオリティに強いこだわりがなければ数千円程度で購入することができ、1,000円以下で販売されているものもあります。価格を安くできる理由は、ワイヤレスイヤホンのように音声を無線規格に変える作業が必要なく、その分を音質の向上に充てられるため。手ごろな価格でイヤホンを手に入れたい方は有線タイプを選ぶとよいでしょう。
有線イヤホンは音楽プレーヤーやスマートフォンに直接つながれているため、音声の遅延がほとんどありません。動画やゲームのように目と耳両方で楽しむメディアなら有線イヤホンの方が便利です。また、ほかの電子機器からの干渉を受けにくいので、音が途切れるといった不快なトラブルもないでしょう。ただし長いコードは絡まりやすく、外出時にひっかかって耳から外れる、といったわずらわしさを感じることも。
無線タイプ(ワイヤレス)
軽くてコードが不要なので外出時や運動に便利
もともとイヤホンといえば有線タイプが主流でしたが、最近ではコードのいらないワイヤレスタイプに注目が集まっています。イヤホン全体の販売数のうち、現在ではワイヤレスイヤホンの割合が約4割を占めるようになりました。iPhoneのイヤホンジャックがなくなったこともあり、ワイヤレスイヤホン市場は年々拡大しています。
ワイヤレスイヤホンは形状によって3つの種類に分けられます。左右のイヤホンが別々のパーツに分かれた左右分離型、イヤホン同士がコードでつながった左右一体型、首の部分で固定するネックバンド型。いずれのタイプも軽く持ち運びや運動に便利ですが、小さいため紛失しやすいというデメリットもあります。充電の手間もあるので、紛失や電池切れを避けたいなら有線タイプを選ぶと良いでしょう。
中華イヤホンの選び方
音質で選ぶ
自分好みのサウンドで聴きたいなら内蔵されているドライバーユニットを確認する
ドライバーユニットとは、イヤホンの音を鳴らす仕組みのこと。オーディオプレーヤーから発信された音楽信号は、イヤホンの中にあるドライバーユニットで振動に変えられ、私たちの耳に届くのです。このドライバーユニットの種類が変わると、音の聴こえ方が変わります。ですから、「低音を響かせたい」「ボーカルの声がよく聞こえるものを」など自分の音の好みに合ったドライバーユニットを選ぶとよいでしょう。ドライバーユニットの種類はダイナミック、バランスド・アーマーチュアの2つに分けられ、両方のドライバーを搭載したハイブリッドタイプなども販売されています。
低音を重視するならダイナミック型(DD)
音楽信号をダイアフラム(振動版)に伝え、振動させて音を作っているのがダイナミック型です。もっとも一般的な駆動方式で、音圧が強くパワフルで厚みのある低音を出すことができますよ。この振動板が大きければ大きいほど音の質は良くなりますが、構造上小型化するのが難しいといわれています。ドラムやベースの重低音がしっかり聞こえるので、ロックなど電子機器を使った音楽を楽しみたいなら、ダイナミック型のイヤホンを選ぶとよいでしょう。
高音を忠実に再現するならバランスドアーマチュア型(BA)
かつては補聴器に利用されていた駆動方式で、ダイヤフラムを小さなピンで振動させる仕組みになっています。中~高音域の再現力が高く、繊細で原音に忠実な音が出せるという特徴がありますよ。クリアではっきりとした高音を楽しみたいならバランスド・アーマーチュア型がおすすめです。価格が2万円~3万円のハイクオリティのイヤホンはよくこちらの駆動方式が用いられています。
多数のドライバーを搭載した「多ドラ」は更に高音質
これまでは片方の耳にドライバーが1つずつ、という形が一般的でした。しかし最近では、ドライバーを複数搭載した「多ドラ」イヤホンが多く販売されています。バランスド・アーマーチュア型を複数搭載したタイプや、1つのダイナミックと複数のバランスド・アーマーチュアなど。いろいろな組み合わせの多ドライヤホンが販売されています。中華系メーカーも多ドライヤホンの開発や販売を行っていて、多ドラとは思えないほどリーズナブルです。5,000円未満の商品もあるので、多ドライヤホンとしては破格の値段といえそうですね。多ドラのイヤホンを一度試してみたい、という方は中華イヤホンがおすすめです。
耳へのフィット感で選ぶ
耳にしっかり固定したいならカナル型がおすすめ
どんなにいい音でも、耳に合わずにすべり落ちるようでは音楽を楽しめませんね。耳にぴったりおさまるイヤホンを選ぶなら、カナル型がおすすめですよ。カナル型イヤホンは、耳栓のように耳にさしこんで使うタイプで、先端にイヤーピースがついています。外れにくく、耳の奥に密着させるので低音がよく響きますよ。また遮音性が高く音漏れしにくいので、電車の中など人が多い場所での使用に向いています。現在販売されているイヤホンの多くがカナル型です。
耳が疲れにくく優しい使用感を求めるならインナーイヤー型
イヤホンを長時間使用すると耳に疲労感が残ります。耳に優しいイヤホンを選びたい方は、インナーイヤー型がよいでしょう。耳の穴ではなくくぼみの部分にひっかけて使用するタイプで、とりはずしが楽です。また耳に深くさし込まない分周りの音がある程度聞こえるので、人や車が多い場所でも安全に使うことができるでしょう。やや音漏れしやすいので、大音量で聴くのには不向きです。
さらにフィット感を求めるならイヤーチップなどの付属品があるものを
耳の大きさや形状は人によって異なります。また、日常使いでは問題がなくてもジョギングなどの運動時に外れやすくなることも。ですからどんな時でも違和感なく耳におさまるイヤホンが欲しいという方は、外れにくい工夫がほどこされた商品を選ぶとよいでしょう。たとえば耳とイヤホンの間を固定するイヤーチップ(フック状の付属品)などが便利です。耳に外側にかけるタイプのものや、耳の内側のくぼみにひっかけるタイプなど、さまざまな形状のイヤーチップつきイヤホンが販売されていますよ。フィット感が気になる方は付属品のあるイヤホンがおすすめです。
中華イヤホンのおすすめブランド・メーカー
KZ
スペックの高いイヤホンが多く品質が安定している
中華イヤホンで最も有名なメーカーがKZ。KZが販売するイヤホンはリーズナブルでありながらスペックが高く、日本でもとても人気があります。あまり冒険せずに、安定した品質の中華イヤホンを試したいという方はKZを選べば間違いないでしょう。
TFZ
斬新で美しいデザインでファッションの一部としても楽しめる
TFZは2015年に設立されたばかりの新しいメーカーですが口コミですぐに話題になり、今ではKZに並ぶ人気イヤホンメーカーに成長しました。価格帯はやや高めで、高級感のある滑らかなデザインのイヤホンを多数販売しています。
Xiaomi(シャオミ)
顧客サポートに力を入れているので安心して購入できる
アフターサポートに力を入れているのが、2010年創業のシャオミです。元はスマートフォンメーカーで現在は家電全般を扱う総合家電メーカーに急成長。「ユーザー中心」を信条とし、日本で販売したイヤホンの問い合わせ対応には日本人スタッフを配置するなどの心配りをしています。
SoundPEATS(サウンドピーツ)
高品質とユーザーへのサポート体制を両立
驚くほどの低価格で質のいいイヤホンを販売し、さらに購入後のサポートも手あついと人気のサウンドピーツ。1年間のメーカー保証つきで販売するイヤホンも多く、問い合わせ時のやりとりも迅速とユーザーから高い評価を受けています。
JPRiDE(ジェイピーライド)
コスパのいいBluetoothイヤホンを多数販売している
2年ほどで急成長を遂げたワイヤレスイヤホン市場で、高コスパなBluetoothイヤホンの販売を多く手掛けるのがジェイピーライド。品質がよく、また音質だけでなくフィット感をもたせるデザインにもこだわりがあるとして口コミ評価の高い企業です。
おすすめ&人気の中華イヤホンランキング
ワイヤレスでおすすめの中華イヤホン
サウンドピーツ-ワイヤレスイヤホン(4,980円)
5種類のイヤーピースと3サイズのイヤーフックでずれにくい
ワイヤレスイヤホンはコードのわずらわしさがないため外出や運動時の使用に適しています。けれども人によってはサイズが合わず違和感を感じることも。こちらの商品はXS、S、M、L、XL5種類のイヤーピースが同封され、自分に合ったサイズのピースを選ぶことにより高い装着感が得られます。
さらに耳の外側で固定するイヤーフックもS、M、L用意されていて、スポーツ時にも問題なく使用できそうですね。防水機能にも優れ、さらに表面は塩分や脂分に強いナノコーティング。強い雨やびっしょりの汗にもダメージを受けにくくなっています。両耳にはダイナミックドライバーが搭載され、パワフルな重低音を楽しむことができますよ。
QCY-ワイヤレスイヤホン(3,980円)
性能と価格のバランスが抜群
アジア人の耳の形を分析し、小型でフィット感のあるデザインに仕上げました。前規格を大きく上回る伝送速度を持つBluetooth5.0を搭載し、動画鑑賞やゲーム時の音声の遅延も少なくなっています。イヤホンの重量はたったの4.6gで、つけていることを忘れるくらいの軽い装着感です。
また総務省の定める電波法適合商品の認証も取得した人気商品でとてもリーズナブル。1年間のメーカー保証がありアフターサービスも充実しています。安心して購入することができそうですね。黒一色、あるいは白一色のシンプルなデザインでどんな場所でも使いやすいイヤホンです。
YiHai-ワイヤレスイヤホン(5,380円)
耳に優しくiPhone純正イヤホンの1/3の値段で購入できる
次世代規格Bluetooth5.1を搭載した最新型イヤホン。iPhone純正イヤホンと同じく、インナーイヤー型で耳に痛みを感じにくい優しい設計ですが、価格はなんと約1/3にまでおさえることに成功しています。こちらの商品も電波法適合商品の認可を受けており品質も優良。
付属の充電ケースと併用することにより、連続で20時間の最大連続再生が可能です。またノイズキャンセリング機能にも優れ、周囲のノイズを消して聴きたい音だけを拾います。生活音にわずらわされることなく、音楽を楽しむことができますよ。
Mpow-イヤホン(1,800円)
イヤーチップと18ヵ月の長期保証で初心者におすすめ
購入者のレビュー評価が非常に高いイヤホンです。S、M、L3種類のイヤーチップと耳の上部にかける柔らかなイヤーフックが優しく耳を固定します。性別を問わず使えるシンプルな形で耳の小さな女性の方にもおすすめ。
先端部分はマグネット式で使わない時は先をくっつけ、首にかけておけば落下しません。コスト、デザイン、機能ともに優れておりとても人気の商品でアフターサービスにも力を入れています。18ヵ月の長期保証が定められていて、不調の際は修理ではなく交換が可能。修理に時間がかかるといったトラブルもなさそうですね。
ジェイピーライド-ワイヤレスイヤホン(3,680円)
わずかな充電で8.5時間の連続使用が可能
5,000円以下のワイヤレスイヤホンとは思えないほど、あらゆる機能が盛り込まれた高性能イヤホン。連続8.5時間の連続再生が可能で、バッテリーを気にすることなく快適に使用できます。またandroidスマホの音声伝送に適したAPT-XコーデックとiPhone向けのACCコーデックの両方を自動的に選択します。そのためあらゆる音声機器とスムーズに接続することが可能。高音質で音のタイムラグも防いでくれそうですね。
さらに音声はイヤホン側と接続機器側、両方で変えることができるので、通常のイヤホンよりも幅広い音声調節が可能になりました。イヤーピースは3種類用意され、ケーブルの長さも選ぶことができます。日本人スタッフによるサポート体制も充実していて、故障等のトラブルにも柔軟に対応できますよ。
低音域でおすすめの中華イヤホン
シャオミ-ワンモア Piston Pod(12,800円)
大口径のドライバー搭載で迫力のある低音域を楽しめる
装着感が優しいのがインナーイヤー型イヤホンの長所ですが、耳との密着度が少ない分だけ音の響きが弱くなるという弱点も。こちらの商品は、インナーイヤーイヤホンの弱点を解消するため、大口径の13.6mmドライバーを搭載しました。パワフルな低音域を味わうことができます。
色はシルバーとゴールドの2色展開で、メタリックでゴージャスな雰囲気を醸し出すデザインになっています。音の響きだけでなく、オシャレなイヤホンが欲しいという方にもぴったりですね。高級感のあるパッケージに包まれ、手に入れた瞬間から気分が上がりますよ。
TFZ-ハイレゾ対応イヤホン(7,480円)
低域~中域はもちろん高音域の伸びにも優れたイヤホン
ダブルマグネティックサーキット(デュアル磁気回路)グラフェンドライバー(K4U)を搭載。「超高域と高域」「中域と低域」に担当を切り分け、ダイナミックドライバーでありながら多ドラのような音響範囲の広さと音の分離感を実現しました。ボーカルの声もクリアに聞き取れ、楽器の位置関係が分かるような臨場感のあるサウンドを楽しめます。
新開発された銀コートケーブルは素早く音声を伝えロスが少なく、また非常にしなやかな素材で使いやすそうです。リケーブル対応可能で自分好みのケーブルとのつけかえも簡単に行えますよ。
Yinyoo-イヤホン(8,000円)
低音域をカバーするダイナミックドライバーが3基
とてもコンパクトですが、予想以上にパワフルな出力が可能。すっきりとした澄んだ低音を聞かせてくれるため、使用者の評価が高いイヤホンです。低音域用ドライバーは3基搭載されていますが、長時間聴いても疲れにくい音質設計となっています。
他の製品ではあまり見かけない独特なメタリックデザインで、耳の構造に適した形をしています。ケーブルは分岐部分までが樹脂で覆われ、それ以外の部分は布張りとなり、柔らかく使い心地は上々です。使い始めから音質は高めですが、数十時間程度慣らし運転(エージング)するとさらに厚みのある低音に変わりますよ。
KZ- カナル型ハイブリッドイヤホン(9,430円)
遮音性を高めた設計で重みのある低音を実現
重低音の強さにこだわりがある人はこちらをどうぞ。5基のドライバーを搭載し、当たりの強い低音を楽しむことができます。中高音域はフラットでボーカルの声もクリアです。遮音性に優れたカナル型イヤホンと、専用のイヤーピースを用いることにより迫力あるサウンドに。原音に限りなく近いハイレゾ音源にも対応できるイヤホンです。
またテクノ調のデザインでいかつい見た目のイヤホンが欲しいという方にぴったり。6ヵ月の修理対応期間が設けられており、不調の際には無償で修理が可能です。日本語スタッフのサポートもあり、不明点は遠慮なく問い合わせることができますよ。
多ドラでおすすめの中華イヤホン
KZ- ハイブリッドイヤホン(7,350円)
10基のドライバーユニット搭載でハイレゾ対応
片耳にダイナミックドライバーを1基、バランスド・アーマーチュアドライバーを4基搭載。合計10基の多機能ドライバーが高音域、中音域、低音域をそれぞれ分担して出力します。圧倒的な音の解像度により、ハイレゾ音源にも十分に対応できるモデルになっています。
これまでの多ドライヤホンよりも少し低音はおさえ気味に出力し、上品な音質となっています。本体サイズはやや大きめで、存在感のあるフォルムが特徴的ですね。透け感のあるメカニカルなデザインで個性的な印象の多ドライヤホンです。
ARKARTECH-ハイレゾイヤホン(3,180円)
4基のダイナミックドライバーでどの音域もバランスよく出力
人間工学に基づいたデザイン設計。耳にフィットしやすい薄型で傾斜のある形に仕上げられ、さらにギザギザのフックが耳介におさまりやすくなっています。片耳ずつダイナミック、バランスド・アーマーチュアを搭載し合計4つのドライバーが深みのあるサウンドを実現しました。
交換用イヤーピースはS、M、L3種類用意され、子供でも使用できるよう工夫されています。ブラック1色と、ケーブル部分が赤の2種類から選ぶことができ、丁寧にギフト包装され届けられます。プレゼントにも最適ですよ。
KZ- ハイブリッドドライバイヤホン(3,180円)
高い原音再生力を発揮するデュアルドライバー
3,000円台のイヤホンですが、片耳に1つずつ、低域担当のダイナミックドライバーと高域担当のバランスド・アーマーチュアドライバーを内蔵。原音再生力に優れ、まるでその場にいるかのような臨場感を味わうことができるでしょう。
リケーブル対応が可能でお好みのケーブルとのつけかえもできます。ケーブルはシュアのイヤホンに多いシュアかけタイプで、耳の上にケーブルをひっかけて使うタイプ。ケーブルが衣服にこすれてノイズが発生するのを防ぎます。高級感のあるデザインでファッションの一部としても重宝するイヤホンです。
KZ-ハイブリッドイヤホン(6,303円)
コンパクトながら12基ものドライバーを内蔵
化け物イヤホンと異名を持つKZのハイブリッドイヤホン。なんと片耳に1つのダイナミックドライバー、5つのバランスド・アーマーチュアドライバーを内蔵。合計12個のドライバーがかつてない広い範囲の音を再現します。どの音域も主張しすぎることなく、絶妙なバランスで解像度の高い音楽を楽しむことができそうです。
KZらしい内部構造が透けたデザインですが、メタルプレートでコーティングされ比較的シンプルな見た目です。逆三角形の形状が耳介部分にすっぽりおさまり、心地よいフィット感。12個のドライバーが詰まっているとは思えないほど軽量(14g程度)で、長時間使用にも適しています。
シャオミ-ハイレゾ対応高音質イヤホン(2,980円)
大小2つのダイナミックドライバー
大きなダイナミックドライバーは低音域、小さなドライバーは中音域を担当。さらに高音域をバランスド・アーマーチュアドライバーが受け持ち、各音域をバランスよく出力します。振動版は音を素早く伝達するグラフェンコートを使用し、音の細部まで再現することに成功。ハイレゾ音源にも対応し日本オーディオ協会からハイレゾロゴの使用許可も受けています。
また耳におさまりやすいよう45度の傾斜がついたシンプルな姿。主張しすぎず、どんな場所でも使いやすいデザインになっています。1年間のメーカー保証つきで日本語の取扱説明書も封入されており、操作に迷うこともなさそうですね。700もの負荷試験をクリアした高品質な製品だけを出荷していて信頼性の高い商品です。
まとめ
音質がよく長時間装着しても疲れない中華イヤホンがおすすめ
中華イヤホンの品質は年々アップしており、予想以上にコストパフォーマンスの高い商品に出会える機会も増えています。ただし、商品によっては「耳に合わず疲れやすい」という不満が残るイヤホンもあるようです。できることなら自分の耳に綺麗におさまり長時間使用できるイヤホンを手に入れたいですよね。ですから中華イヤホンを選ぶ際には、音質が高レベルであることはもちろん、形状に工夫のみられる商品を選ぶとよいでしょう。たとえば複数のイヤーピースが用意されていたり、先端部分の形状にこだわりのあるイヤホンがおすすめです。今回は中華イヤホンについて、人気のブランド名をあげながら詳しく解説しました。ぜひ皆さんも、快適に音楽を楽しめる中華イヤホンを見つけて下さいね。