バックで駐車するとき目視に加えてバックミラーやサイドミラーで確認しますが、リアバンパー付近は死角となり車をぶつけやすいですよね。そんなときにあると便利なのがバックカメラです。バックカメラは広範囲に渡って車の後方をモニターに映し、死角の部分も見えるので事故防止になり車に取り付ける方が増えています。今回は、選び方から高画質やワイヤレスなど機能性別におすすめのバックカメラを詳しく紹介します。自分の車に合ったバックカメラをお探しの方は、参考にしてください。
バックカメラの特徴
駐車や後方確認がしやすい
バックカメラの最大の特徴は、リアバンパー付近の死角となる部分も含め広範囲の後方を確認できるところです。また、ガイドライン機能付きのバックカメラではバック駐車するときに便利な駐車ラインがモニターに表示されます。駐車ラインに沿ってハンドル操作をすることで、バック駐車が苦手な方もスムーズに駐車することが可能です。
死角が見れて事故防止に繋がる
バックするときは目視に加えてルームミラーやサイドミラーで確認すると思いますが、リアバンパー付近は死角が発生します。死角部分に小さな子供やポールなどがあっても目視では確認が難しく、事故が起こりやすい場面です。バックカメラでは死角部分を確認できるので、事故防止につながり安全なバック運転が可能となります。
バックカメラの種類・取り付け方
有線タイプ
安定感のある接続でいつでも鮮明に映し出す
バックカメラの有線タイプは、モニターとバックカメラをケーブルでつないで使用します。有線なので、受信状況など関係なくどこでも鮮明に映し出してくれるのがメリットです。そのため、電波の届きにくい場所に行くことが多い方や受信状況を気にしたくない方におすすめです。
バックカメラの取り付け場所は、穴を開ける必要がないナンバープレートのボルト部分がおすすめ。取り付け方は、バックカメラをナンバープレートのボルト部分に固定してケーブルを車内に引込みます。続いて電源供給の配線をバックランプの配線とつないで、車内に引き込んだケーブルをモニターに差し込み完了です。注意点としては、純正カーナビに後付けでバックカメラを設置するときナビとバックカメラをつなぐプラグが合わないことがあるので購入時に確認しましょう。
ワイヤレスタイプ
ケーブルがないので車内スッキリ取り付けも簡単
バックカメラのワイヤレスタイプは、受信機を使用してモニターと接続するためケーブルがなく車内がスッキリすることと取り付けが簡単なところがメリットです。注意点としては、電波の状況が悪いところでは受信が弱くモニターに映し出されないことがあるため有線タイプに比べると安定感が低いです。しかし取り付けが簡単で手間のかかるモニターまでのケーブル引込み作業がないので、ワイヤレスタイプが人気となっています。そのため、後付けバックカメラ初心者や車内にケーブルを引込みたくない方におすすめです。
バックカメラワイヤレスタイプの取り付け方は簡単で、バックカメラをナンバープレートのボルト部分に固定し電源供給の配線をバックランプの配線とつなぎます。続いて、受信機とバックカメラをケーブルでつなげば完了です。モニターの方にはモニター用のワイヤレスキッドの配線をつなぐだけです。手間のかかる車内への配線引込み作業がないので、女性でも簡単に取り付けできますね。
バックカメラの選び方
レンズのタイプで選ぶ
後方の障害物との距離感がつかみやすい標準レンズ
バックカメラの標準レンズタイプは、後方の風景をそのまま映し出してくれるので障害物などの距離感がつかみやすいのが特徴です。距離感がつかみやすいと幅の狭い駐車場やバック駐車がスムーズに行えるので、とても便利。そのため、バック駐車が苦手な方や運転初心者などで距離感をつかみやすいバックカメラをお探しの方におすすめの機種となります。
広範囲を確認するなら視野の広い広角レンズ(魚眼レンズ)
バックカメラの広角レンズは、広範囲にわたって後方を映し出してくれるのが特徴です。標準レンズと比べると、広い範囲で死角部分を確認することに優れています。一方で、広角レンズは魚眼レンズとも呼ばれており両端の見え方が湾曲しているので距離感がつかみにくいのがデメリットです。そのため、運転に慣れている方や広範囲を確認できるバックカメラをお探しの方におすすめの機種となります。
画質で選ぶ
画素数の数値が高いほど細かく映し出す
カメラの画素数は、きれいにハッキリと映し出してくれるのかを見極めるために必要な数値です。画素とは、画像を表示させるために必要な点にカラー情報をのせたものです。例えば、100万画素のカメラであれば一つの画像を映し出すのに100万の点を使用することを表しています。そのため、画素数が大きいほど画質が良く鮮明に映し出してくれます。バックカメラを選ぶときは、画素数にも注目しましょう。
30万画素以上の高画質タイプなら夜間でも見やすい
バックカメラは後方の死角や障害物などを確認し事故防止につながる役割があるため、鮮明に映し出してくれる高画質タイプがおすすめとなります。30万画素以上の画素数であれば後続車のナンバープレートが見えるほど高画質なカメラです。また30万画素以上のバックカメラなら夜間など暗闇でも明るく映し出してくれるので、夜の運転が多い方の心強い相棒となってくれます。
機能性で選ぶ
夜間の運転が多いならLEDライト付きがおすすめ
バックカメラには、夜間などの暗闇でも見やすくするためにLEDライトや赤外線センサーを搭載しているモデルがあります。また、高機能が搭載された暗視機能付きモデルもあり、夜間でも見やすいため夜の運転が多い方におすすめの機能です。赤外線センサーは、他の光などに影響されやすくモニター全体には赤っぽく映し出されるので見えにくいというデメリットがあります。一方、LEDライト付きは他の光などに影響されることなく明るく照らしてくれるので、赤外線センサーよりもおすすめです。
ナンバープレートに取り付けるなら防水と防塵加工が施されているものを
バックカメラの取り付け場所はナンバープレートなど車外が多く、雨や洗車などで水を浴びる環境にあります。また、ホコリなどが付着して内部に侵入してしまうと鮮明に映し出されないなど故障の原因にもなります。そこでバックカメラを選ぶときに注目してほしい項目が防水と防塵の等級です。防水と防塵等級がIP67と表示されているバックカメラは、豪雨や粉塵(すすやホコリなど細かいちりのこと)に対しての耐久性が高いことを表しています。ナンバープレートにバックカメラを取り付ける場合は、IP67の等級がおすすめです。
バックカメラのおすすめブランド・メーカー
Queen(クイーン)
100万画素の高画質バックカメラが人気
Queen製のバックカメラは、広範囲を確認できる広角ワイドレンズ採用やシャープ製CCD搭載など機能性に優れています。高機能でありながら2,000円から3,000円の価格帯でコスパ抜群。また、他メーカーは30万画素のバックカメラが主流ですが、Queen製は42万画素と100万画素の超高画質で人気モデルを続々と開発しています。
KENWOOD(ケンウッド)
高機能バックカメラで人気
KENWOODのバックカメラは、細かい部分まで精密に映し出すHD搭載や高画質カメラが特徴です。昼間や夜間でもハッキリと鮮明に映るので後方確認がしやすい。また、ノイズを抑制するCMOSセンサーや様々な角度から見ることのできるマルチビューカメラを搭載するなど高機能モデルが人気です。
carrozzeria(カロッツェリア)
ドライバーの視界をとことんサポートするバックカメラ
carrozzeriaのバックカメラは、見やすさを重視して設計されているのが特徴です。死角をなくしドライバーの視界をサポートする水平角度や垂直角度にこだわっているので、左右やリアバンパー付近の小さな障害物も見逃しません。また、車内配線の引込み作業が楽にできところも魅力です。
Panasonic(パナソニック)
業界最小サイズのバックカメラを開発
Panasonicのバックカメラは、昼間や夜間でもハッキリと見える高感度レンズF値2.0を搭載したモデルが人気です。高画質に加え、視野角にも優れていて左右145°上下112°の広視野角で死角をサポートします。また、他メーカーは防塵・防水等級がIP67が多いですが、PanasonicのバックカメラはIP68の最高等級のモデルも開発しました。
おすすめ&人気のバックカメラランキング
高画質でおすすめのバックカメラ
ONE UP-ボルト固定式バックカメラ(6,358円)
メーカーナビに問わず取り付け可能
CMOSセンサー搭載で、太陽光などの光で発生するスミアノイズ(白とび)を抑制。昼間の逆光などにかかわらず常に鮮明に映してくれるので、バック駐車も快適に運転できます。32万画素なので、夜間でもバックライトの光だけで明るい画像で見やすいです。
純正やメーカー問わず対応可能なバックカメラなので、高画質を求めている方におすすめです。ガイドライン機能は、有りか無しかを選択可能。また、ブラックをはじめホワイトとシルバーの3色展開で車のカラーに合わせてバックカメラを選びたい方にもおすすめします。
クイーン-12V24V対応バックカメラ(3,680円)
超高画質の100万画素
100万画素だけでも高画質ですが、細かい部分まで映し出してくれるHDモデルで超高画質なバックカメラです。昼間はもちろんのこと、街灯がない暗闇でもきれいに映し出してくれるのでハンドル操作がしやすい。100万画素のバックカメラは他のメーカーにはないクイーン製ならではの特徴です。
暗闇の駐車場所や夜間の運転が多い方などにおすすめの機種です。100万画素の高画質は地下駐車場や暗闇でも鮮明な画像を見せてくれます。フロントカメラとしても使用できるので、バックとフロント2台同じカメラを設置したい方にもおすすめです。
クイーン-ナンプレ埋め込みタイプバックカメラ(2,630円)
防水性で雨の日でも安心
42万画素でナンバープレートに取り付け可能なバックカメラ。ブラックとホワイトとシルバーの3色展開なので、車のカラーに合わせて色を選べます。ガイドライン機能付きで、バック駐車が苦手な方をサポートします。
バックカメラをナンバープレートに埋め込みたい方におすすめです。ナンバープレート埋め込み用に小型化され軽量設計されているので、ボルト穴を利用して簡単に取り付けが可能。広角タイプなので、ドライバーの死角をサポートします。
パナソニック-CY-RC100KD HDRバックカメラ(10,190円)
他社製ナビやモニターにも対応可能
31万画素ですが、HDR対応で光の反射を防ぐ白とびのない鮮明な画像を映し出します。夜間でも自然な発色で見やすさを重視したモデル。視野角も水平146°と広く高感度レンズのF値2.0を搭載し、広範囲を確認できます。
他の光の影響を受けにくく逆光や白とびを防ぐバックカメラをお探しの方におすすめです。逆光や白とびがモニターに映り込むとそこが死角となり事故につながる場合があります。バックカメラは高画質で鮮明な画像を映してくれる機種が優れています。
カロッツェリア-ND-BC8-2 パイオニアバックカメラ(9,970円)
見やすさを重視した高画質
31万画素で自然な発色を重視して開発されたバックカメラです。高性能CMOSセンサー搭載で原色カラーフィルターまで採用し、明るい昼間は風景そのままを鮮明に夜間は自然な発色で見やすさを実現。すっきり配線採用で取り付けも簡単です。
自然な発色で見やすさを重視したバックカメラをお探しの方におすすめです。カロッツェリア-ND-BC8-2 は、見やすさを重視して開発されたバックカメラのため自然な風景をそのまま映し出してくれます。RCA映像入力端子なので、様々な機種のカーナビやモニターに接続可能です。
広角タイプでおすすめのバックカメラ
ケンウッド-マルチビューカメラ(16,730円)
マルチビューカメラだから広範囲の死角が確認できる
4つのビューモードを搭載したマルチビューバックカメラ。真上から見下ろすように後方の死角を映してくれる俯瞰ビューや左右を195°の広範囲で映すウルトラワイドビューなど、4つのビューモードでドライバーの死角をサポート。フロントカメラとしても使用できます。
後方を広範囲にわたって確認したい方におすすめの機種です。水平角度が195°の超広角タイプはあまり発売されていません。他メーカーバックカメラの水平角度は170°が主流ですので、ケンウッドのマルチビューカメラは広角に優れています。
WEIMALL-小型CMOSバックカメラ(1,980円)
赤外線ライト搭載で夜間でも見やすい
広角170°でドライバーの死角をサポート。広角が170°もあると左右の見通しがかなり良くなるので、通行人や障害物を発見しやすく事故防止に役立ちます。ガイドライン有りや防水と防塵の等級がIP68など、高機能、なバックカメラでもあります。
夜間の運転が多い方や暗闇に駐車する方におすすめの機種です。暗闇でも明るく照らしてくれる赤外線を4灯搭載しているため、夜間でもバック駐車を楽にしてくれます。赤外線はモニター全体に赤っぽく風景が表示されるので、見にくいと感じる方もいるため購入時は検討が必要です。
R-SPEC-RVC800バックカメラ(7,100円)
広角レンズ搭載で視野角をサポート
水平角度140°の広角レンズ(魚眼レンズ)を採用した広角タイプバックカメラ。広角ワイドビューで映し出されるので、駐車スペースの両脇に車が停めてあっても十分に見渡すことが可能です。また、高性能CMOSセンサー搭載で細かい部分まで映し出してくれます。
バックカメラを目立たせたくない方におすすめの機種です。RVC800は、横幅24㎜縦21㎜の超小型設計なのでどの場所に取り付けても目立ちません。また、取り付けるときに上下左右の角度と奥行きや高さ調節が可能です。
BLESS-広角小型バックカメラ(2,178円)
42万画素で高画質
広角170°の水平視角120°の広角タイプバックカメラ。左右の水平視角だけでなく、上下の垂直視角もしっかりあるので車高の高い車種でもリアバンパー付近の死角をサポートします。42万画素の高画質で、夜間でも鮮明に映し出しバック駐車のハンドル操作が楽に行えます。
ガイドライン機能付きや高画質のバックカメラをお探しの方におすすめの機種です。ガイドライン機能付きなので、バック駐車をスムーズに行えるようにサポートします。様々なカーナビやモニターに接続可能なので、モニターの機種を気にすることなく取り付け可能です。
BEST-SQUARE-130万画素バックカメラ(4,280円)
広範囲を映し出してくれる広角175°タイプ
広角175°で超高画質の130万画素バックカメラ。広角175°で広範囲の後方を確認できます。バックカメラの画素数は30万画素が主流ですが、超高画質の130万画素採用で細かな部分までハッキリと映し出してくれます。
夜間の運転が多い方におすすめの機種です。130万画素だけでも高画質ですが、夜間でも見やすくするために夜間カラー対応となっています。また防水と防塵機能が最高等級のIP68で、雨やホコリにも強く耐久性に優れたバックカメラです。
ワイヤレスでおすすめのバックカメラ
クイーン-モニターセットワイヤレスバックカメラ(6,280円)
100万画素の高画質で超小型のワイヤレスタイプ
丸型バックライトで22㎜の極小サイズのため、どんな場所にも埋め込み可能。そのため、バックカメラとしてはもちろんのことサイドやフロントカメラとしても使用できます。ワイヤレストランスミッター付きで、邪魔な配線回しが不要なワイヤレスタイプです。
広角タイプでワイヤレスバックカメラをお探しの方におすすめの機種です。広角170°で広範囲の後方確認をサポート。また、HD100万画素採用なので超高画質で夜間でも明るく見やすい映像をモニターに映し出してくれます。
ハートシステム-9インチモニタ付きワイヤレスバックカメラ(12,925円)
9インチの大画面で後方が見やすい
18個の赤外線LEDライト付きで夜間でもバック駐車が楽です。街灯がなく暗闇の場所でバックギアに入れると自動で暗視モードに切り替わりところも魅力。また、ガイドライン機能の有り無しを選べるのでバック駐車に自信のない方はガイドライン機能付きを選びましょう。
車にカーナビやモニターがない方におすすめの機種です。大画面の9インチモニターとバックカメラのセット販売のため、モニターとの相性も抜群。モニターにはタッチボタンが搭載されており、ボタン操作でバックカメラを左右に動かすことが可能です。
クイーン-ワイヤレスバックカメラ(4,980円)
高画質の42万画素
ブラックとホワイトとシルバーの3色展開のワイヤレスバックカメラのため、車のカラーに合わせて色を選べます。42万画素は、街灯などのライトが一切ない暗闇でも後方の障害物などを映し出してくれるほど高画質。クイーン製の42万画素は高性能なため、他メーカーの42万画素よりも鮮明です。
ワイヤレスタイプでナンバープレートの埋め込みバックカメラをお探しの方におすすめの機種です。ナンバープレートに埋め込む用に開発されたバックカメラのため、簡単にボルト部分に設置可能。小型で軽量設計ですが、防水と防塵等級はIP66で耐久性も抜群です。
ファンライフ-ルームミラー型ワイヤレスバックカメラ(5,180円)
ルームミラーに4.3インチのサイズで後方を表示
ルームミラーがモニターとなり、4.3インチのサイズで後方を映し出します。バックミラーがモニターなので、普段バックミラーで確認するのと同じ感覚で死角まで見ることができるので見やすいです。2系統映像入力機能付きなので、DVD機器と接続し映画鑑賞も可能です。
格安でワイヤレスのモニターとバックカメラがセットの機種をお探しの方におすすめです。高機能バックミラーモニターとバックカメラとワイヤレスキッドの3点セットで5,180円の格安モデル。ワイヤレスなので、手間の掛かる配線回し作業もなく取り付けも簡単なので女性にもおすすめです。
F-car-ワイヤレスバックカメラ(3,980円)
スマホと連動できるWi-Fiバックカメラ
100万画素の高画質で後方を鮮明に映し出します。昼間は明るく夜間は自然な発色で後方の風景がモニターに映るので、障害物をすぐに見つけることが可能。リアバンパー付近の死角も見やすく小さな障害物も発見できて事故防止につながります。
スマホをモニターにしたバックカメラをお探しの方におすすめの機種です。Wi-Fi内蔵バックカメラのため、スマホに専用アプリをダウンロードするだけでスマホがモニターになります。新たにモニターを用意する必要がないので経済的です。
まとめ
バックカメラは見やすさを重視して選ぶのがポイント
バックカメラを選ぶときの一番重視してほしいポイントは見やすさです。バックカメラはドライバーの死角をサポートし事故を防ぐ役割があるので、夜間でもハッキリと映し出してくれる30万画素以上の高画質タイプがおすすめ。今回はバックライトの選び方やおすすめ機種を詳しく紹介しました。様々な機種が発売されていますが、見やすくて自分に合ったバックカメラを見つけてくださいね。