ダイエットや健康管理をする時に欠かせない体重計ですが、あなたは体重計をどのように使っていますか。もし体重計を体重測定のためだけに使っているのなら、それはもったいないかもしれません。最近の体重計には体重を測る以外にも様々な便利機能が付いているので、ダイエットや健康管理の質を高めることができますよ。今回は体重計の選び方についてお話しします。おすすめの人気体重計も紹介しますので、ぜひ自宅で使いやすいもを探してみてくださいね。
便利な体重計の特徴
スマホと連携できるとデータを管理しやすい
最近の体重計には便利な機能がたくさんありますが、その中でも特に便利なのがスマホ連携です。スマホに対応している体重計はアプリをダウンロードすることで、計測したデータをスマホに保存することができます。様々なアプリがあり体重計の機種によって対応しているものが異なりますが、中には生理周期を記録できるものやダイエットをゲームのように楽しめるものもありますよ。
BMIが計測できると自分の肥満度が分かる
ダイエットや健康管理をする時に知っておきたいのがBMIです。BMIは体重と身長のバランスで肥満度をチェックする国際的な基準です。BMIは体重と身長を用いた数式で算出しますが、BMIを計測できる体重計なら自分でいちいち計算をしなくても簡単に自分のBMIを知ることができますよ。BMIをチェックしながらダイエットをすれば、肥満だけではなく痩せすぎを防ぐこともできます。
体重計の種類
体重計
体重のみを測定するシンプル型
体重計の種類は大きく分けて2つあります。まずは、体重のみを測ることができるシンプルな体重計タイプです。体重計タイプは機能もシンプルなので薄型サイズでコンパクトなのものも多く、場所を取りにくいのが利点ですね。
体重のみを測れるシンプルなタイプですが、商品によって機能や特徴が異なります。乗るだけでスイッチがオンになるものや、50g単位で体重が測れるものなど便利な体重計もありますよ。デジタル式とアナログ式がありますが、デジタル式の方が細かく体重を測れるのでダイエットや健康管理にはおすすめです。
体脂肪計
体重と体脂肪の2項目の測定ができる
体脂肪計は体重の他に体脂肪率も測定できるタイプです。体重だけでは分からない体脂肪率を測ることができるので、隠れ肥満を発見することができますよ。足を乗せる部分に銀色のプレートがあり、その部分から弱い電流を体に流すことにより体の体脂肪率を測ります。
最近は筋肉量や骨量も測ることができる体組成計が主流なので、体重と体脂肪率 のみを測れる体脂肪計は少ないです。体脂肪率だけではなくBMIを測定できるものもあるので、体脂肪計でも便利に使うことができますね。中には体内年齢を測定できるものもありますよ。
体組成計
筋肉量や脂肪量も測定できる
体組成計は体重や体脂肪率の他に筋肉量や基礎代謝量なども測定することができる、最近では主流のタイプの体重計ですね。機種によって測定できる項目が異なり、骨量や体の水分量を測れるものも多いです。ダイエットから健康管理まで幅広く活用できる体重計ですよ。
体組成計は体脂肪でも内臓脂肪も測定できるので、自分に適しているダイエット法を見つけるのに役立ちます。中には体の部位別に脂肪率や筋肉量を測定できる商品もあるので、トレーニング計画を綿密に立てることができます。自分が測定したい項目がある体組成計を選ぶのが良いですね。
体重計の選び方
計測目的で選ぶ
ダイエットなら目標体重を設定できるモデル
体重を測る目的は人によって様々ですよね。体重計を目的に合わせて選ぶと、より快適に使うことができます。体重計をダイエットのために使うなら、目標体重を設定することができて減量成果が分かりやすいものがおすすめです。体重を測る時に、目標体重を設定した時からどれ位の減量ができているかが分かればダイエットのモチベーションアップにつながりますよ。また、過去の体重が一緒に表示される体重計は体重が増えたことがすぐに分かるので、今の体重を維持したい時にも役立ちます。
トレーニング用ならアスリートモード搭載モデル
日常的にスポーツや筋肉トレーニングをしている人が体重計を使う場合は、アスリートモードを搭載している体重計を選ぶようにしましょう。脂肪は電気を通しづらく、筋肉は電気を通しやすい性質があります。体重計はその性質を利用して、体に弱い電流を通すことにより体脂肪率を推計しています。体重と電気の流れやすさから体脂肪率を推計するのですが、日常的に運動をしている人は筋肉量や骨格が一般の人とは異なるため、電気の流れやすさが変わります。そのため毎日のように運動をしている人は体組成が通常とは異なり、通常モードでは正確な測定値を得にくいです。アスリートモードを使って測定をした方が正確な数値を測ることができますよ。
測定方法で選ぶ
足を乗せるだけで測れる方が手軽に使いやすい
体重計は測定方法が2つありますよ。スタンダードな両足測定タイプは足を乗せるだけで測定ができるので、気軽に使えるところが魅力です。ただ、足のみで測定をする体重計は時間帯によって測定結果が変動しやすい特徴があります。両足測定の体重計は体の水分量によって体脂肪率を推計するのですが、水分量は時間帯によって異なります。そのため、時間帯によって体脂肪率が変動しやすい両足測定タイプの体重計は毎日同じ時間帯に測定するのがおすすめですね。
より高精度に測るなら手と足で測定するタイプがおすすめ
より正確なデータを欲しい場合は、両手と両足で測定するタイプがおすすめです。足を乗せるだけではなく、電極が付いているグリップを手で握ることで全身に電流を流して測定を行います。両手と両足で測定する体重計は足のみで測定するものに比べて、体の水分量の違いが測定結果に影響を及ぼしにくいのが魅力です。また、両手と両足で測定する体重計は体の部位別に体脂肪率や筋肉量を測れるものも多いので、筋肉トレーニングに活用しやすいですよ。両手両足測定タイプの体重計はスポーツジムでもよく使われています。
家族構成で選ぶ
複数のデータが登録できるものは家族で一緒に使える
家族で一緒に体重計を使う場合は、測定結果や登録情報を個人別に保存できるものを選ぶようにしましょう。 体脂肪率も測れる体重計は身長や年齢を入力するものが多いですが、家族それぞれの情報をあらかじめ登録できれば測定する時に情報を入力する面倒がありません。体重計の中には、乗るだけで誰かが分かる自動認識機能が付いているものもありますよ。
小さな子供やペットがいる場合はキャリーモード付き
小さな子供やペットなど、自分で体重を測るのが難しい家族がいる場合はキャリーモード付きの体重計が便利ですよ。キャリーモード付きの体重計は子供やペットを抱っこして体重を測定した後に、抱っこしない状態で体重を測れば子供やペットの体重が算出されます。また、ペット用に体重計を使う場合は50g単位などできるだけ細かく測定できるものを選ぶようにしましょう。
体重計のおすすめブランド・メーカー
タニタ
アナログから高性能体組成計まで豊富な種類が揃う
大手計測器メーカーのタニタの体重計は家庭だけではなく、医療現場でも使われています。家庭用の体重計だけでも豊富な種類があり、目盛り式のアナログタイプから筋肉の状態を分析できるものまで揃っています。値段の幅も広いので使う人に合わせて体重計を選ぶことができますよ。
オムロン
革新的な健康機器を多数開発するヘルスケアブランド
オムロンには足を乗せて測るタイプと両手両足で測るタイプの2種類の体重計がありますよ。 両手両足で測るタイプの本格的な体重計も1万円ちょっとで購入できるので、両手両足タイプを検討している場合はおすすめです。足を乗せるタイプの体重計は部屋に合わせやすいおしゃれなデザインのものもあります。
パナソニック
ダイエットが楽しくなるサポート機能付き
ダイエットのために体重計を使いたい場合はパナソニックがおすすめです。パナソニックの体重計は減量する時に活用しやすいのが魅力です。目標数値を設定すると測定値から目標までの数値がカウントダウン式で表示されますよ。ダイエットが楽しくできるようにサポートしてくれる体重計ですね。
アイリスオーヤマ
鮮やかなカラーがおしゃれな体重計
アイリスオーヤマの体重計は薄くてコンパクトなデザインが特徴です。薄型なので、使わない時はちょっとした隙間に収納しておくことができます。シンプルなデザインで鮮やかな色味がおしゃれなので、生活感が出にくいのが魅力です。2千円代で購入できる低価格の体重計ですが、筋肉率や基礎代謝など6項目を測ることができますよ。
おすすめ&人気の体重計ランキング
ダイエットにおすすめの体重計
タニタ-体組成計 FS-101(2,990円)
A4サイズのファイルに収まるコンパクトな体重計
タニタの体重計ですが、インターネットショップのココニアルのオリジナル商品です。A4用紙と同じ大きさで厚みがわずか2.5cmの体重計は、一人暮らしの部屋でも場所を取らないのが魅力です。雑誌のように立てかけて収納することもできます。
体重と体脂肪率と内臓脂肪レベルとBMIの4項目を測定することができるので、ダイエットに役立ちますよ。文字と数字が大きくて見やすいので、眠い朝でも測定値を確認しやすいです。最大5人分のデータを登録することができます。
パナソニック-体組成バランス計 EW-FA24 (5,090円)
ダイエットの成果が一目で分かる
ダイエットを決意した人におすすめの体重計です。特徴的なところがカウントダウン表示です。1ヶ月の減量目標を設定することができ、測定をするたびに目標まであと何kgとカウントダウン形式で表示されます。 前回測定した体重よりも一定の減少があった場合は、キラキラマークが表示されるのでモチベーションがアップしますね。
2画面表示で下の画面には前回の測定値が表示されるので、ひと目で比較することができます。最長1年前までの測定値を表示することができるので、長い期間での変化を確認することができますよ。体脂肪は皮下脂肪率と内臓脂肪レベルを測定できるので、ダイエットの計画を立てやすいところも魅力です。
オムロン- 体重体組成計 HBF-226 カラダスキャン (5,000円)
落ち着いたカラーがインテリアに馴染みやすい
深みのある色が印象的な体重計です。ダークブルーとレッドとグリーンの3色があり、どの色もシックな色味なのでダークトーンのインテリアにも馴染みやすいですよ。厚さが2.8cmで薄いので狭いスペースにも収納ができます。
特徴的なところは、子供の体組成が測定できる機能を搭載しているところです。6歳からの測定が可能なので、お子さんの肥満予防に役立てることができますね。乗るだけで誰が乗ったかが分かる自動認識機能が付いているので、家族で使いやすいです。
タニタ- 体組成計 BC-314(5,210円)
毎日の体重変化をしっかりチェックできる
体重を維持したい時に活躍してくれる体重計です。体重急激増減お知らせ機能を搭載しているのが特徴的で、急な体重の変化があった時に知らせてくれますよ。外食が続いた時やお正月太りが心配な時に役立ちますね。50g単位で測定ができるので、細かい体重の変化をチェックできます。
マイサポ機能というものがあり、測定の継続状況によって画面表示が変わるのが面白いです。7日間測定をしないと、しょんぼりした表情が表示されますよ。乗るだけで測定ができる乗るピタ機能が付いているので、 毎日気軽に測りやすいです。
dretec (ドリテック )-体重体組成計 BS-244(2,830円)
インテリアとしても使えるナチュラルデザイン
インテリアとしても映えるような体重計が欲しい人におすすめの商品です。体重計には珍しい木目のデザインで、リビングなどに置いても生活感が出ないのが魅力です。重さが約600gで片手でも持ち運べるほど軽いので、色々な部屋に持ち運んで使えますよ。
見た目がおしゃれなだけではなく、機能も充実しています。体重や体脂肪率だけではなく、内臓脂肪レベルや推定骨量など7項目を測定することができます。事前に登録をしておけば、乗るだけで誰かを判別する機能も付いていますよ。
タニタ- デジタルヘルスメーター HD-664(3,217円)
抱えているものの重さが分かる体重計
ペットと一緒に住んでいる人におすすめの体重計です。ペットモードを搭載していてペットを抱っこして体重を測った後に自分だけで体重計に乗ると、自動的にペットの体重が表示されます。ペットモードだけではなく、キャリーモードもあるので荷物の重さを測る時も便利ですよ。
体重のみを測れるシンプルな体重計です。スポーツジムに日常的に通っていて、自宅で測るのは体重だけで十分という人におすすめです。50g単位で細かく測定ができるので、自分の体重もペットの体重も細かく測ることができますよ。
トレーニングにおすすめの体重計
タニタ- インナースキャンデュアル RD-913 (19,800円)
筋肉の質を分析することができる
筋肉トレーニングをしている人にぜひおすすめの体重計です。筋肉量だけではなく、筋肉の質を表す筋肉点数も測定することができます。筋肉量と筋肉の質のバランスをチェックすることで、筋肉をより良い状態に保つのに役立ちますよ。
脈拍測定機能を搭載しているので、トレーニング中に脈拍数をチェックする時も便利です。測定できるのは合計11項目で、体内年齢や推定骨量も測定できるのでトレーニングやダイエッだけではなく健康管理にも役立ちます。スマホと連携して使うこともできますよ。
オムロン-体重体組成計 HBF-375 カラダスキャン(10,780円)
部位別の脂肪率と骨格筋率を確認できる
皮下脂肪率と骨格筋率を体の部位別に測定できる体重計です。皮下脂肪率と骨格筋率を全身と体幹と両腕と両脚の4項目に分けて見ることができるので、特定の部位をトレーニングしたい時に便利です。部位別の測定値を同じ年齢の人の平均値と比べて5段階で判定してくれますよ。
今日の測定値と過去5回分の測定値をグラフで表示してくれます。5段階のグラフで細かく表示されるので、トレーニングの成果のチェックがしやすいです。両手と両足で測定するタイプですが、体重だけを測りたい時はグリップを使わずに乗るだけで測ることができますよ。
タニタ-インナースキャンデュアル RD-800(31,400円)
タニタの最高峰モデルの次世代体重計
より高精度に測定したい人におすすめの体重計です。タニタのこれまでの技術を全て搭載していて、測定項目数が史上最多の26項目です。医療分野や研究施設でも使われるようなプロフェッショナル体組成計の技術を取り入れているので、より正確な測定を行うことができますよ。
全身と5つの部位ごとに体脂肪率と筋肉量と筋肉の質を測定することができます。腕と脚は右と左で測定するので、左右の差をチェックすることができますよ。筋肉の質を表す筋肉点数を部位別に測定できるので、筋肉トレーニングに本格的に活用ができる体重計です。スマホと連携させて使うこともできます。
アイリスオーヤマ- 体組成計 IMA-001(2,099円)
好みに合わせて色を選べる体重計
カラフルなデザインが可愛い体重計です。白と黒の他にビタミンカラーのピンクとグリーンがあるので、部屋の雰囲気に合わせて色を選ぶことができます。重さが900gで軽いので、色々な部屋に持ち運びがしやすいのも利点です。 9人まで登録ができるので、一人暮らしでも大家族でも使いやすい体重計ですね。
2千円代のリーズナブルな体重計ですが、合計6項目の測定ができます。基礎代謝量や筋肉量も測定することができるので、トレーニング計画を立てる時にも活用できますよ。体組成計を試しに使ってみたい人におすすめですね。
タニタ-体組成計 BC-210(8,127円)
足腰の健康管理に役立つ体重計
丈夫な足腰を保つためのトレーニングに活用できる体重計です。脚の筋肉量が客観的に分かるアクティブ度を搭載しているのが特徴的です。自分の脚の筋肉量が同年代と比較してどの位なのかを4段階で判定してくれます。
設定方法と操作手順を音声と文字で案内してくれるので、設定と操作を簡単に行うことができますよ。立ったままでも測定値を見やすい大画面表示で、とにかく使いやすさにこだわっている体重計です。年配の人でも使いやすいので、ご両親へのプレゼントにもおすすめですね。
スマホ対応でおすすめの体重計
Hizak-スマホ連動 体組成計(2,933円)
スマホアプリで健康管理ができる
専用アプリを使って測定結果を記録することができる体重計です。スマホのアプリに測定結果が記録されているので、体重を測る時以外でも自分の測定値をチェックすることができます。アプリを起動するだけですぐに測定が開始されます。
4つの高性能センサーで12項目の測定をすることができますよ。体重を測った後にアプリで12項目の測定値をじっくり確認できるので、自分の状態をしっかりチェックできます。USBケーブルで充電する形なので、電池交換の必要がありません。
タニタ-体組成計 BC-768(8,980円)
グラフで変化を細かくチェックすることができる
タニタの健康管理サービスであるヘルスプラネットアプリに対応している体重計です。アプリの指示に従って簡単にスマホと体重計を接続することができますよ。記録した測定値をアプリに折れ線グラフで細かく表示できるので、ダイエットやトレーニングを計画的に行うことができます。
スマホに対応しているだけではなく、通常の体重計としての機能も充実しています。自動認識する乗るピタ機能が搭載されているので、体重計に乗るだけで登録者の中から測定者を認識してくれます。筋肉量や内臓脂肪レベルなど合計8項目の測定ができます。スマホを使っても使わなくても、使いやすい体重計です。
1byone-体重体組成計(3,388円)
スマホを機種変してもデータを移せる
1byone Healthという健康管理アプリと連携して使う体重計です。体重や体脂肪率だけではなく、基礎代謝量や内臓脂肪レベルなど合計8項目の測定ができます。測定データはアプリのクラウドストレージにアップロードできるので、スマホを替えても全てのデータを移行できますよ。
ベビーモードがあり、抱っこして測定した合計体重から大人の体重を差し引いてくれるので赤ちゃんやペットの体重測定も簡単です。赤ちゃんやペットの肥満予防に役立てることができますね。厚さ2.7cmの薄いコンパクトサイズなので、収納する時も便利です。
まとめ
自分の目的に適している体重計がおすすめ
体重計はダイエットや筋肉トレーニングなど目的によって、適しているものが異なります。ダイエット目的の場合は目標体重の設定ができ、体重や体脂肪の増減が分かりやすいものがおすすめです。筋肉トレーニングのために使うなら、体の部位別に筋肉量を測定できるものや筋肉量だけではなく筋肉の質も測定できる体重計がおすすめですね。今回は体重計の選び方について、おすすめの体重計を紹介しながらお話ししました。ぜひ自分の目的に適している体重計を選んで、理想の体型を手に入れましょう。