Androidの純正アプリでゲーム実況をキャプチャーできるなど、ゲーム画面は簡単な方法で録画できるようになりました。誰にでも取り組める気軽なコンテンツになり、ゲーム実況にチャレンジしたいと考えている方が以前より増えています。自分の実況動画をパワーアップしたい。すでに始めている方は、そんな思いがあるかもしれません。ゲーム実況者としてのキャラクターやプレースキル、編集テクは努力の賜物。積み重ねが必要で、一朝一夕には身に付きません。一方、実況者が念入りに収録している喋り声は、誰もが持ち合わせています。顔出ししないスタイルであれば、声は第一印象。クリアに収録しておいて、損はないでしょう。そんな声の収録で活躍するのが、ゲーム実況マイクです。ゲーム実況マイクは実況者の声をクリアに収録し、視聴者に届けることができる機材。解説を参考にしながら、自分の収録スタイルに合ったモデルを選んで下さい。
ゲーム実況マイクのメリット
同じ価格帯ならヘッドセットのマイクより圧倒的に音質が良い
ゲーム実況に使えるマイクは、パーティーチャットなどで使うヘッドセットにも付いています。また、ハードを買ったときに付属するような、服に固定するピンマイクでも実況は可能です。しかし、同価格帯ならヘッドセットやピンマイクより、ゲーム実況マイクの方が性能は圧倒的に上。高性能マイクが揃っており、自分の収録方法に合ったモデルが見つかります。
視聴者にクリアな声を届けることができる
どのゲームメーカーも世界観に合わせた音楽を作り、音に力を入れてゲームを発売しています。ゲーム実況者の第一印象は自分の声。ゲームの雰囲気を崩さないクリアな音が、視聴者のイメージをも左右します。プレースキルや編集スキルと同様、視聴者に声を届ける録音技術は、実況者にとって非常に大切ですよ。
より高音質なヘッドホンでゲームをプレイできる
リスニングに限定するのであれば、ヘッドセットよりヘッドホンを使える方が有利です。ヘッドホンは音楽やゲーム音を聴くための、リスニングに特化した道具。同価格帯、物によっては低価格でも、ヘッドセットより明らかに高音質なモデルが豊富です。プレイしているゲームを自分が楽しむことも、実況者にとって大切でしょう。
ゲーム実況マイクのデメリット
マイクとヘッドホンを別途で揃える必要がある
ゲーム実況マイクには、実況者の声だけを収める必要があります。そのため、スピーカーから音が出ないように、ヘッドホンを着用するのが一般的です。ヘッドセットであれば1基で片付きますが、マイクを別にした場合はヘッドホンも必須。ヘッドホン分の予算も見越しておくといいでしょう。
音質を求めるほど高額になる
ハイクオリティーな収録ができるモデルほど、マイクは高額になります。プロが使うレコーディングマイクなどは、特殊な機材への接続が必要です。モデルによっては湿気対策などの、デリケートな管理も必要。定期的に乾燥剤を買う、ランニングコストがかかる場合もあります。音質を求めるほど、揃える機材やコストは増えるでしょう。予算によっては性能を落とすなど、スピーチ用途に特化したモデルを選ぶのも良い方法です。
設置スペースが必要で配線も増える
ゲーム実況マイクはデスクなどに、マイクと周辺機器を置く必要があります。オーディオインターフェイスを用意する場合は、さらに設置場所を取るでしょう。関連する機器が増えることによって、ヘッドセットやピンマイクより設置と配線で場所を取ります。周辺機器用のラックやマイクアーム、スタンドなどで、場所を確保して下さい。
ゲーム実況マイクの種類
ダイナミックマイク
丈夫で手軽に扱えるモデルが多い
ダイナミックマイクは、イベントや集会、カラオケなどで使われているスタンダードなマイクです。一般的な形をしているので、見た目からも判断できるでしょう。もう1つの種類、コンデンサーマイクに比べて、タフに扱っても壊れません。お手軽な価格帯が多いのも特徴です。
周囲の音が声に混ざらないマイクで、カラオケや公共の場で使われている理由です。キーボードやマウス、コントローラーの音を拾わないため、ゲーム実況マイクとしても選ばれています。一方、音を拾わないということは、繊細さに欠けるということ。つまり、コンデンサーマイクより音質は落ちます。
コンデンサーマイク
性能がよくハイクオリティーな録音ができる
コンデンサーマイクはボーカル曲の録音などに使われている、レコーディングマイクです。高額なモデルは湿気に弱く、壊さないように注意しながら扱う必要があります。シリカゲルや付属の専用の保管ケースを使う、しっかりした管理が必要でしょう。カメラのレンズを入れる乾燥用の容器、デシケーターを使うのも手です。
コンデンサーマイクは電気の力で収音性を高めており、高い感度で繊細な音まで拾います。賑やかな住宅環境では、使いづらいタイプです。一方、静かであればハイクオリティーな録音ができるでしょう。生の声に近くなり、視聴者が実況者を身近に感じます。なお、USB接続ができるモデルは、本格的なコンデンサーマイクよりダイナミック寄りの性質です。音質は少し下がりますが、水気に強く管理が楽。あえてUSB接続を選ぶのもおすすめでしょう。
ゲーム実況マイクの選び方
指向性の特徴で選ぶ
ゲーム実況マイクの指向性は主に3種類
指向性とは、マイクが音を取り込める範囲を表します。大きく3つに分けることができ、マイク正面の音を拾うのが単一指向性です。双指向性は裏表の2方向で音を拾います。360度の音を拾えるのが無指向性のマイク。感度が高く、企業などで会議やミーティングの録音に使われています。無指向性は大勢の収録に向いていますが、生活音や雑音が混ざるので防音措置が大変です。実況にはやや不向きと言えるでしょう。
ゲーム実況マイク向きなのは単一指向性か双指向性
単一指向性を細かく分けることもできます。一般的に使われているのがカーディオイドで、収音角度はマイク正面の130度です。サブカーディオイドは弾き語りでギター音などを、声と録音できるタイプ。普通の単一指向性より周囲の音を拾いやすく、声の収録には少し不向きです。
マイクの真後ろにも少しだけ収音範囲を持つのが、超単一指向性と言われるスーパーカーディオイドやハイパーカーディオイドです。両方とも指向性が高く、側面からの音や環境の音を拾いません。実況には単一指向性の仲間か、双指向性のマイクがおすすめになります。
単一指向性マイクは個人収録におすすめ
単一指向性のマイクは、自分の声だけを収録するのに向いています。もっとも実況に向いたタイプと言えるでしょう。超単一指向性は単一指向性より、さらに録音できる範囲を絞っています。正面付近に限られており、周囲の音をカットしてくれます。一方、口との距離が開けば声も収録できません。単一指向性のマイクより、位置取りに注意して下さい。
2人の収録に向いている双指向性のマイク
単一指向性はマイク正面の130度ほどが声を拾いやすい範囲です。双指向性のマイクは正面と背面の90度が声のピックアップ範囲。マイクの裏面でも録音できるため、両側で声を拾えます。2人の実況者の間に設置するなど、工夫を凝らした録音環境を作れるでしょう。1人で使うと裏面が余計な音を拾うので、単一指向性と使い分けるのがおすすめです。
接続方法の違いで選ぶ
マイクとパソコンだけで成立するUSB接続
元からパソコンに備わっているオーディオ機能を、収録に用いる方法です。パソコンのUSBにマイクを接続するだけで録音できます。もう1つの方法より非常に簡単なのがメリットでしょう。また、安上がりに収録できるため、エントリーしやすい方法でもあります。
パソコンのオーディオ機能は、会話や簡易再生を無理なく行える基本の装置です。そのため、収録中に遅延やノイズが起こるなど、性能はオーディオインターフェイスより劣ります。ハイクオリティーを求めるのであれば、オーディオインターフェイス接続がマストです。
音質重視ならオーディオインターフェイス接続
パソコンに接続したオーディオインターフェイスに、マイクを接続する方法です。オーディオインターフェイスだけで10,000円以上になるのがデメリットでしょう。マイクへの投資も含めると、比較的コストが必要です。簡単な操作なども学ぶ必要があります。
一方、ハイクオリティーな収録になるのがメリットです。オーディオインターフェイスの役割は、パソコンのオーディオ機能と同じ。しかし、録音や再生必要な能力は段違いに上です。楽器やスピーカーなど、接続できる機材も多岐に渡ります。声の録音では音ズレが起こらず、ジー、ザーなどのノイズも起こりません。
マイク感度の違いで選ぶ
㏈はマイク感度の目安になる
ゲーム実況マイクの性能表記にはマイクの感度、㏈(デシベル)が記されています。-48㏈と言った具合です。簡単に言うと、マイクは音を電圧に変換する道具。㏈が高ければ、それだけ効率よく、音を録音機材に伝えることができます。-48㏈と-45㏈であれば、-45㏈のマイクが3だけ優秀。0に近づくほどマイクの性能が上がります。モデルごとの性能を把握する1つの目安として、憶えておくといいでしょう。
平均値より上か同程度の感度がゲーム実況におすすめ
ダイナミックマイクは-60㏈から-50㏈が一般的な感度。コンデンサーマイクは-40㏈から-30㏈が一般的な感度と言われています。マイクの㏈が分る場合は、平均値と比較してみるのがいいでしょう。照らし合わせて数値より上か、同程度の感度がおすすめです。なお、2,000円台などの低グレードには、表記がないモデルもあります。価格重視の選び方はできますが、スペックを把握しにくいので注意して下さい。
ゲーム実況マイクのおすすめブランド・メーカー
MARANTZ(マランツ)
増幅技術に長けた音響機器の名門ブランド
アメリカ発祥の音響機器ブランドです。スピーカーやイヤホンの名門ブランドとして、日本でも高い知名度があります。音を増幅するための装置、アンプを作る技術は世界有数。声を増幅するマイクの性能も非常に優れています。
SONY(ソニー)
日本製の王道メーカーでマイクの信頼性は高い
ソニーと言えばオーディオを知らない方はいないでしょう。ウォークマンなど、世界的に有名なモデルを発売しています。音響機材の猛者として、君臨し続けるメーカーです。ゲームには主流ハードのプレイステーションがあり、関連性があるゲーム実況マイクも王道を扱っています。
Shure(シュア)
単一指向性マイクの巨匠
音楽に明るい方は、シュアの名前を知っているかもしれません。イヤホンの着け方の1つ、シュア掛けの語源になったメーカーです。アメリカ大統領が単一指向性マイクを演説に用いるなど、性能と実績は超一流。シュア製品は世間に広く浸透しており、プロ用機材のスタンダードでもあります。
Plaisiureux(プレジュール)
安さを裏切る安定した性能が魅力
プレジュールは幅広いグッズを扱っている、雑貨のポータルサイトです。オリジナルアイテムの多くはリーズナブルであり、品質を信頼できるのが特徴でしょう。良い意味で安さを裏切る、安定した性能があります。ゲーム実況マイクも例に漏れません。
おすすめ&人気のゲーム実況マイクランキング
ダイナミックタイプでおすすめのゲーム実況マイク
ソニー-F-720 ダイナミックマイクロホン (14,861円)
スピーチ用途で実況に適している
単一指向性であるF-720は、スピーチ用途を視野に開発されています。声の収録であるゲーム実況には、非常に適したダイナミックマイクと言えるでしょう。テレビ局や音響系の企業などで、しゃべりのプロが使っています。
通常のネオジム磁石ではなく、磁気のバラつきが小さいサマリウムコバルト磁石が使われています。また、音を電気に変換するための重要なパーツ、振動板が大型です。録音機材に伝わる電気が安定。低音から高音までノイズが起こらず、声を音質よく再現してくれるでしょう。
シュア-BETA57A (15,580円)
エントリー用に選んでも長く使える
マルチな用途に使える、スーパーカーディオイドのマイクです。-51㏈の感度、硬化スチール製の高い耐久度などは、ダイナミック型を地で行く性能でしょう。一方で指向性が高く、近接的な音をクリアに録音できるレスポンスも備えています。シュア製の高い品質が伺えるモデルです。
声だけでなく楽器の収録もできるプロ用のマイクで、環境に対しても万能です。一言で言えば、扱いやすいダイナミック型。エントリー用に選んで、長く付き合うのも非常におすすめでしょう。なお、ホラーゲームなどの絶叫系を実況したい方や女性は、ボーカル向けで高音域に強い上位モデル、BETA58Aもおすすめです。
オーディクス-OM3S (23,929円)
高音域に強く女性実況者にもおすすめ
オーディックスはプロ用の高品質機材を扱うメーカーです。一生使えるマイクロフォンと言われるように、普遍的な美しいデザインや耐久度が評価されています。国内外を問わず、有名なプロミュージシャンがマイクロフォンを使っており、OM3Sも例外ではありません。
ハイパーカーディオイドのマイクで、声のピックアップ角度が正面の105度。通常の単一指向性より非常に狭くなっています。ボーカリスト用で周囲の音を拾わず、ゲーム実況にはピッタリのマイクしょう。高音域で音割れを起こさないのもメリット。女性の実況者にもおすすめです。
シーエーディー-D189 ボーカル用ダイナミックマイク (11,900円)
お手頃な価格のプロ用マイク
超単一指向性のボーカル用ダイナミックマイクです。1931年に創立したアメリカの老舗マイクロフォンメーカー、CAD。日本人にとっては少しマニアックな名前と言えます。しかし、軍用の音響機材を手掛けるなど、母国での信頼度は抜群。技術力は疑う余地がありません。
超単一指向性のダイナミックマイクは、相場が20,000円付近に落ち着きます。プロ音響部門から送り出されているD189は、比較的お手頃な価格のプロ向けマイクと言えるでしょう。パワフルな声に向いた感度で、内部にはポップフィルターを搭載。発声時の息により起こるノイズをカットしてくれます。
イシバシ楽器-VT-4 かんたん配信スターターセット (27,900円)
美声を作れるボイスチェンジャーがセットになったマイク
全国的に店舗を展開しているメジャー楽器店、イシバシ楽器が販売しているエントリー用のセットです。ローランドのダイナミックマイク、VT-4ボイスチェンジャーが同時に購入でき、実況者にとってリーズナブルなセットと言えるでしょう。
ローランドは国産の音響機器メーカー。安価な外国製を購入するよりも、信頼性や安心感があります。また、VT-4ボイスチェンジャーは、自分の声を簡単にコントロールできることから、動画サイトを中心に実況者が注目するアイテムです。ブイチューバーなど、キャラクターを使って配信する方は特に要チェックでしょう。
コンデンサータイプでおすすめのゲーム実況マイク
マランツ-MPM-1000UJ (6,930円)
スマホでも使える手軽な高性能マイク
日本専用のステッカー同梱パッケージで発売されている、USB接続コンデンサーマイクです。パソコン以外にも、スマホやタブレットに接続できます。感度は-34㏈と良好。平均値の範囲であり、ゲーム実況マイクにおすすめと言えるでしょう。
音楽制作用のソフトであるDAWは、アプリにも見られるようになりました。そのため、パソコンを使って楽曲を作成するDTMは、スマホやタブレットでも行えるようになっています。端末を活用して収録する方には、非常におすすめのモデルでしょう。
マランツ-MPM-2000UJ (11,000円)
ワンランク上の収録用に
マランツのレコーディング用コンデンサーマイクです。MPM-1000UJの上位モデルで、性能面が一回りパワーアップしています。接続方法は下位モデルと同様にUSBを採用。スマホなどの端末を利用できる、DAWにマッチしたマイクです。
下位モデルに比べると、内部の回路が強化されています。つまり、より高音質に変わっており、素早く繊細に、クリアな音を伝えることができるでしょう。一方、MPM-1000UJでもゲーム実況マイクには十分な性能です。そのため、高いクオリティーを目指す方に、向いた性能と言えるでしょう。
マオノ-USBマイク (13,639円)
コスパ最強のマイクとして実況者に人気
マオノは2,014年創立の新しいメーカーですが、セットのコンデンサーマイクが実況者の注目を集めています。必要な周辺アイテム一式が手に入り、コスパは最強クラスと言えるでしょう。また、様々なOSに対応しており、簡単接続で収録や生放送をこなします。
ボーカル向けではなくスピーチ用途のモデルです。そのため、ハイグレードのマイクより音質は劣るでしょう。一方、レコーディングなどが苦手なだけで、実況に使うなら十分な性能です。実際に使って実況している動画が、色々とアップされているのは大きなメリット。リスナー目線で性能を確認できます。ゲーム実況マイクとして、選びやすい要素が揃っていますよ。
メリーネット-DTM入門セット (30,100円)
ハイクオリティーな録音に挑戦できる非常にお得なセット
楽器店が販売しているDTMの入門セットです。コンデンサーマイクとオーディオインターフェイス、ヘッドホンだけでも十分お得。それに飽き足らずスタンドと防風用のポップガード、DTMのソフトと教本が付き、内容は充実の一言です。
嬉しいのは1つ1つの機材に、妥協がないところです。肝心のマイクは名門ブランドであるザイド。ボーカル向けの-36㏈でレコーディングに使えます。ヘッドホンは録音機材の王道メーカーであるオーディオテクニカ製で、信頼性は高いと言えるでしょう。理想的な実況を実現できる非常にお得なセットであり、ハイクオリティーな収録に挑戦できます。
ブルー-USBコンデンサーマイク Yeti silver (25,740円)
1本で色々な人数の収録に対応
ブルーはアメリカ発祥のブランドで、スノーボールという有名なロングセラーマイクを扱っています。ミュージシャンなどにコアな愛好家が多く、斬新なデザインや機能性の高さは実況者にとっても注目でしょう。本機にも収録に使える、ありがたい機能が付いています。
USB接続でWindowsとMacに対応しており、ドライバーのインストトールはありません。また、ボーカルにも楽器にも対応したマルチタイプで、幅広い音域に対応しています。説明書は英語ですが簡単に扱えるため、使い方を心配する必要はないでしょう。指向性のパターンを変えることができる面白いマイクで、単一指向性、双方向性、無指向性が選べます。1本で色々な人数の収録にチャレンジできるでしょう。
低価格でおすすめのゲーム実況マイク
プレジュール-多用途コンデンサーマイク (2,980円)
充実した付属品がありコスパが良い
USBではなく、3.5㎜ジャックに接続するタイプのコンデンサーマイクです。ジャックには大きさがあり、3.5㎜は日常生活で頻繁に目にする大きさ。一般的なパソコンや音楽機材、スマホなどの端末に使用されています。ジャックがあるスマホを使っている場合は、付属のステレオプラグを介して接続可能です。
ステレオプラグ以外にも、付属品は充実しています。マイクスタンドは、これから実況を始める方にとって嬉しいアイテムでしょう。予算を抑えるために省かれることが多い、ポップガードが付属するのも魅力です。言葉を発するときの息で起こる、ボフッというノイズを防止できます。低価格で一式が揃う、コスパが良いモデルですよ。
ソニー-ECM-PCV80U (4,260円)
低価格で扱いやすい実況者のスタンダードモデル
単一指向性のコンデンサーマイクです。リーズナブルですが、ソニー製の高音質モデルで感度は-40㏈。コード類も揃っており、実況者マイクとして申し分ない性能です。プレイステーションでカラオケが楽しめるなど、ハードと連携が取れているのも魅力でしょう。
ソニーがゲーム実況、動画配信向けと明記しているモデルです。低価格で扱いやすい、音声収録向きのマイクということで、ゲーム実況者のスタンダードモデルにもなっています。エントリー用として、これから実況を始める方におすすめです。
まとめ
収録スタイルに合うタイプのゲーム実況マイクがおすすめ
ゲーム実況マイクは、収録スタイルに応じて指向性を決めると便利に使えます。1人であれば単一指向性、もしくは超単一指向性マイクがいいでしょう。2人以上であれば、双方向性や無指向性のマイクを選んで下さい。基本的にはヘッドセットのマイクより高音質ですが、気になるようなら感度をチェックするのもおすすめです。手軽に始められるのがゲーム実況のメリット。値段に無理がないよう、予算との折り合いを見てモデルを決めるといいでしょう。