日本でも時間や場所に捕らわれないワークスタイルが増えてきました。快適な作業環境を自宅に整えるのは、社会人にとっての常識になったのかもしれません。テレワークに欠かせないアイテムと言えばモニターですが、画面は今や立派なワークスペースの1つ。選び方によって作業効率の良し悪しが変わります。また、配信サービス、ゲームなどの映像コンテンツが増えた今日、美しく広いモニターが自宅にあるだけで、楽しみはグッと広がるでしょう。美しく使いやすいモニターの典型は、フルHDや4k。しかし、まだニッチなモニターにも、ド迫力で美しい画面を持つモデルがあります。ウルトラワイドモニターが、その1つです。ウルトラワイドモニターは、非常に広い画面を持つのが特徴。利便性が注目され、着々と数を増やしています。深く掘り下げて解説するので、参考にしながら使い方に合ったモデルを選んで下さい。
ウルトラワイドモニターとは?
通常よりも横に広いパネルを持つ特殊なモニター
ウルトラワイドモニターは通常のモニターより、大きく横に広がった画面を持っています。通常モニター2台分の映像や情報を表示できる、特殊なモニターです。画面上の作業スペースや映像の再現性にメリットがあり、色々な用途に採用されていますよ。
ウルトラワイドモニターのメリット
フルHDより美しい映像が観られる
ウルトラワイドモニターはフルHDの液晶モニターを、横に2台ほど並べた大きさがあります。フルHDよりモニター上に広い作業スペースを得ることができ、細かい解像度を持つのがメリットです。2台から3台のモニターで再現していた映像も、ウルトラワイドモニターなら1台で再現することが可能。美しい映像を、継ぎ目なしで観ることができます。
映画鑑賞やゲームに最適な画面の広さ
テレビや映画の放映画像には基準が定められており、アスペクト比で表されています。ウルトラワイドモニターはハリウッド映画に使われている、シネスコサイズに似た比率のモデルが豊富です。上下に黒い帯が表示されず、全画面で映画を楽しむことができますよ。また、横に広がっているため、ゲーム環境の視野も広がります。
分割画面で作業効率のアップが見込める
通常パネル2枚分のウルトラワイドモニターは、分割した画面でも従来通りの作業スペースを確保しておけます。2画面ないし3画面に分割すれば、複数のタスクを順序よく進めることも可能でしょう。ページ移動や立ち上げたソフト、アプリの管理も楽になります。仕事などで作業効率のアップが見込めますよ。
ウルトラワイドモニターのデメリット
横に場所を取る
通常のモニターより横幅があるウルトラワイドモニター。それなりの置き場所が必要です。狭いデスク環境に置くのであれば、プリンターやスピーカーの移動が必要かもしれません。どのモデルも横に広くスペースを取ります。購入前に置く場所の長さを計ったりスペースを確保したりして、自分に合ったモデルを決めて下さい。
ハイスペックなハードが必要
ウルトラワイドモニターはフルHDなどの従来モニターより、美しい映像を作り出せるのがメリットです。一方、その分だけ動作は重くなってしまいます。パソコンなどのハードにも、ハイスペックが求められるでしょう。持っているハードがウルトラワイドモニターを使える環境にあるか、購入前にチェックしておいて下さい。
ウルトラワイドの映像に対応していないハードもあります。例えばPS4などは、フルHDと4kにしか対応していません。そのため、ウルトラワイドにすると、ゲーム画面が横に間延します。
通常のモニターより値段が高い
ウルトラワイドモニターは、どれも画面サイズが広くてハイスペック。従来のモニターより部品のレベルが上がり、数も増えています。そのため、価格帯は少し高めです。しかし、価格重視で選べないワケではありません。ウルトラワイドモニターの効果は少し薄れますが、値段を抑えることも可能です。
ウルトラワイドモニターの選び方
画面の形で選ぶ
曲面モニターはゲームや映画などに用いやすい
曲面モニターは曲面ディスプレイとも呼ばれており、画面の両端に向かって緩やかに湾曲しています。メリットは広い画面を効率よく目視できること。モニターが平面だと端に向かうほど目から遠ざかりますが、曲がっていれば画面端は目に近づきます。視点移動したときはピントが合わせやすくなり、多くの情報を一度に捉えることが可能な画面です。
直線などが少し湾曲して見えるため、立体感が生まれるのもメリットでしょう。また、両サイドが顔に向かって迫るような形で、観ている映像に没入感や迫力が生まれます。映画やゲームなどの臨場感が高まりますよ。
仕事などの作業に向いているのは平型モニター
平型モニターは画面端に向かうほど、目から離れていきます。一方で画面が曲がっていないため、表示されている線は実直です。映されている画像に正確性を得られるのがメリットでしょう。文章作成やネット閲覧などは映像の動きが少なく、視点移動も限られるタスク。また、製図やイラスト作成、写真の編集では、正確な表現が求められます。仕事などのパソコン作業には平型モニターが向いていますよ。
解像度ごとの特徴で選ぶ
解像度とは?
解像度を簡単に言うと、画面に並んでいるドットの数です。ドットは画面の区画で、一つ一つに色が入っています。ドット絵などをイメージすると解りやすいでしょう。モニターは非常に細かいドットの色を、電気的に変えることで動く映像にしています。計算は簡単。例えば解像度が2,560×1,080であれば、数式通り2,764,800個のドットが並んでいます。ドット数が多いと緻密な表現になり、映像は精細になるのが特徴です。
価格を抑えたい方は2,560×1,080の解像度がおすすめ
広く普及している1,920×1,080のフルHDモニターを、横に25%広げたサイズです。ゲーミングモニターに多い大きさで、色の立ち上がりが速く、映像の動きが滑らかなモデルを選べます。ドットが少ない分、もう1つの主流よりも価格帯は低め。画面のインチが同じであれば、映像は少し荒くなります。しかし、普通のモニターよりも解像度は格段に上。価格を抑えたい方が、ゲームや映像鑑賞などのプライベート用途に選んでいます。
3,440×1,440の解像度は編集作業などに選ばれる傾向
3,440×1,440は4kに次ぐ解像度。横に3,440個、縦に1,440個のドットが並んでいます。2,560×1,080より細かく区分けされたモニターで、美しい映像を観られるのがメリットです。グレードが高くなる傾向で、値段は少し上。写真や動画の編集、イラスト作成など、値段より緻密な表現を求める方に選ばれています。もちろん、ゲーム用や映画鑑賞としても優秀と言え、選ぶのはおすすめでしょう。
5,120×2,160の解像度はプロフェッショナル用途
まだ新しい解像度ですが、5,120×2,160の超ワイドパネルを持つモニターもあります。100,000円を超える高価格帯になり、非常に広い表示領域を持っているのが特徴です。2台のモニターで行う複雑な編集作業も、新規格なら1つの画面でこなすことが可能でしょう。ペイントソフトや編集ソフトを使う際に広大な作業スペースを求める、プロが選ぶモニターです。
パネル方式の違いで選ぶ
VAパネルはメリハリが効いた映像が特徴
VAは黒の表現を得意とするパネルで、コントラスト比が非常に優秀です。明るい色と暗い色を他の方式よりも、はっきりと表現することができます。また、もう1つの主流であるIPSパネルより、画面の移り変わりが素早いのも特徴。映画やゲームなどの動く映像を、メリハリよく再現することができます。激しい動きがあるアクションゲームなどは、VAパネルがいいでしょう。
IPSパネルはどの角度から見てもきれい
スマホなどの通信端末で、IPSパネルを使っている方もいるでしょう。色の立ち上がりがVAパネルより遅く、明るい色でコントラストは低くなります。しかし、色の立ち上がりはVAパネルより均一。角度が変わっても映像の質が変わらず、静止画や普通の動画などを美しく見ることができます。IPSパネルはスタンダードな色の表現を求める、イラストや写真のプロが選んでいるモニター。趣味、仕事に関わらずパソコン作業が多い方は、IPSパネルがおすすめです。
使い方に合った速度を選ぶ
応答速度とは?
応答速度は色の立ち上がりを表した数値です。単位は㎳で、1㎳に近づくほど速くなります。反応速度が遅くなると、画面が動いたときに残像を起こすのがデメリット。ゲーミングモニターはユーザーの反射を妨げないように、1㎳クラスの素早い応答を採用しています。スポーツ観戦や映画鑑賞などでも、反応速度は速い方がいいでしょう。一方、ネットサーフィンや文章作成などでは、応答速度の心配が要りません。
応答速度の目安は5㎳付近に
ウルトラワイドモニターの応答速度は、5㎳を中心に考えるのがマストです。モニターは色々なことに使えます。仕事用に用意したとしても、映像を観る機会がないとは言えません。文章作成やネットサーフィンなども、応答速度が速いに越したことはないでしょう。また、アクション性が低いゲームであれば、5㎳でも十分に対応できます。汎用性を考えるのであれば5㎳付近か、それ以下を選んで下さい。
ゲーム用には4㎳以下のモニターが推奨
PS4やXbox、パソコンなどと接続してゲーミングモニターにする方は、4㎳以下の反応速度がおすすめです。銃を撃ち合うFPS、格闘ゲームなどは、応答速度の違いがプレーに現れます。そのため、なるべく1㎳に近づけるのがおすすめでしょう。理想は1㎳ということになります。動きが少ないRPGやシミュレーションなども、反応速度が速くて損はしません。色々なゲームを遊ぶ方は、1㎳に近いモデルを選ぶのがおすすめです。
リフレッシュレートは60Hz以上を目安に
リフレッシュレートは、パラパラ漫画のイメージです。1秒間にパラパラできる、コマの数を表しています。40Hz(ヘルツ)であれば40回。60Hzであれば60回、ページをめくることができますよ。1秒間でめくるページが多くなると、パラパラ漫画と同じで動きが滑らかに。ウルトラワイドモニターは、60Hz以上を目安に選ぶのがおすすめです。数値が高いモデルは少し専門的。非常に高性能なゲーミングパソコンなどが必要です。144Hzのようなハイレートはゲーマー向けと言えるでしょう。
インチの違いで選ぶ
ウルトラワイドの効果を体感できるのは29インチから
フルHDの画面を2つから3つほど、画質の低下なしに表示できるのが、ウルトラワイドモニターのメリットです。一方、画面が小さくなり過ぎると分割したときに、等倍表示では文字や画像が縮小化してしまい見にくくなります。分割したときに文字や画像の大きさを確保できるのは29インチ以上。普通のモニターより幅の長さが明確になるサイズなので、動画やゲームの映像にも迫力が出ます。
価格を求める方は29インチより下も便利
25インチなどの小さいモニターにも、ウルトラワイドはあります。小さい画面だと普通サイズのモニターに近づいてしまうのが弱点。ウルトラワイドにするメリットは少し薄くなるでしょう。一方でドット数が多いだけ、普通のモニターより映像の質は美しくなります。主流である29インチ以上のモニターより、価格を抑えられるのもメリット。価格を追求したい方は、あえて小さいサイズを選ぶのも便利です。
HDRサービスに対応できるかで選ぶ
HDR対応は普通のモニターよりダイナミックレンジが広い
モニター類はSDR画質のモデルと、HDR画質にも対応しているモデルに分けることができます。人間が目で捉えている明るさの範囲をダイナミックレンジと言い、数字で表すと10の12乗です。SDR(スタンダードダイナミックレンジ)は10の3乗が限界。一方、HDR(ハイダイナミックレンジ)に対応しているモニターは、10の5乗まで明るさの範囲を表現できます。HDRはSDRより、表現できる明るさの範囲が100倍も増えた規格です。
新しいサービスに対応したい方はHDR対応に
ダイナミックレンジの値が大きいほど、映像は人間が目にしている風景に近づきます。つまり、HDRはリアルに近い画質。動画配信やゲーム配信では、すでに対応したサービスが始まっています。NetflixやAmazonなどが、サービスの典型でしょう。新しいコンテンツをウルトラワイドモニターで楽しみたい方は、HDR対応のモデルがおすすめです。
ウルトラワイドモニターのおすすめブランド・メーカー
ASUS(エイスース)
ゲームに有利なウルトラワイドモニターを扱う
エイスースは台湾のパソコン周辺機器メーカーです。日本にも拠点があり、ロゴマークを知っている方も多いでしょう。応答速度が速いゲーミングモニターなどが人気です。ウルトラワイドモニターも、ゲームに有利な機能を搭載しています。
LG(エルジー)
モニターは仕事に使えるがゲームにもおすすめ
韓国のメーカーであるエルジー。モニター類は日本の家電量販店で、非常にたくさん扱われています。スマホなどの通信端末も、日本に定着していると言えるでしょう。母国である韓国はネットゲームが盛んな地。エルジーは、仕事とゲームの両方に使えるモニターを扱っています。
DELL(デル)
プロからも選ばれるモニターが魅力
アメリカのテキサス州に本社がある大手のメーカーです。パソコンおよび周辺機器のシェアは、世界でもトップクラスと言えるでしょう。非常に美しい表現のモニターをユーザーに提供しています。IPSパネルなど、プロからも選ばれるモデルが魅力です。
PHILIPS(フィリップス)
超大型のウルトラワイドモニターを扱う
世界最大級のヘルスケアメーカー、フィリップス。日本では電気シェーバーや電動歯ブラシが有名です。医療方面でも知名度が高く、CTなどの映像分野で高い功績があります。40インチを超えるような、超ウルトラワイドモニターを扱っているのが特徴ですよ。
おすすめ&人気のウルトラワイドモニターランキング
曲面でおすすめのウルトラワイドモニター
エイスース- EXTREME GAMING MONITORS (402,800円)
リフレッシュレート200Hzの超高性能ゲーミングモニター
応答速度が2㎳でHDRに対応している、エイスースのハイエンドゲーミングモニターです。35インチで解像度は3,440×1,440を採用。200Hzの超高速リフレッシュレートで、非常に滑らかな動きを再現できます。ハイグレードなヘッドホンアンプを搭載しているので、高音質ヘッドホンを使っている方も見逃せません。
ゲーマーに嬉しい機能が複数あり、まずはGamePlusを挙げることができます。対戦や協力が楽しめるマルチプレーで役立つモードや、タイマーなどを選択することが可能です。また、調整用のガイドを表示できるのも便利な点。2台以上のマルチモニター環境にも選びやすいでしょう。長時間のプレーでも目が疲れないよう、ブルーライトカットなども仕込んでいます。
エイスース-ROG STRIX XG35VQ (83,920円)
ハイスペックモニターでは比較的リーズナブル
ゲーミングモニターの水準を推し量る材料に、高リフレッシュレートにおける画像の良し悪しが上がります。すぐさま確認できるのが、FreeSync(フリーシンク)やG-SYNC(ジーシンク)を使えるかどうか。どちらかに対応していれば、映像にズレがないワンランク上の画質を味わうことができます。
応答速度4㎳で、リフレッシュレートが100Hzのモニターです。超高速のモニターではありませんが、3,440×1,440の解像度と35インチの画面を採用。さらにフリーシンクに対応しており、ハイスペックと呼べる水準に達しています。一般向けモニターの価格帯からも、大幅にかけ離れていません。本格派ゲーミングモニターとしては比較的リーズナブルと言えるでしょう。
デル-ALIENWARE ゲーミングモニター (149,800円)
ウルトラワイド画面を採用したゲーミングモニターの王道
ALIENWARE(エイリアンウェア)はデルの子会社に当たり、日本でも人気のゲーミングブランドになっています。非常に高水準のパソコンおよび周辺機器が揃っているので、仕事などに流用している方も少なくありません。ブランド名の強さから選びやすいモデルです。
34インチで解像度は3,440×1,440。IPSパネルですが応答速度は2㎳で、120Hzの高速リフレッシュレートを搭載しています。ウルトラワイド画面を採用したゲーミングモニターの中では、王道と言えるモデルです。性能が良好なことから、コストパフォーマンスの面でも評価されていますよ。
ジャパンネクスト-JN-VC34102UWQHDR (59,970円)
選びやすい要素が揃った国内メーカーのモニター
ウルトラワイドモニターに限らず、パソコン周辺機器やディスプレイは、どうしても国外メーカーの名が目に飛び込みます。そんな中、救世主になっている国内メーカーの1つが、モニターを主力に扱うジャパンネクストです。国産の品質という安心感が得られるので、モニターを見かけたら是非チェックしてみて下さい。
おすすめできる理由には性能や価格も含まれています。日本で使われているデジタル家電を卒なく接続できるインターフェイスがあり、3,440×1,440の解像度で画質も落としていません。また、フリーシンクに対応。マニアックなプレーを重視しなければ、ゲームも十分に堪能できるでしょう。おすすめ以上の35インチで、選びやすい品質と価格帯、高い性能と汎用性も実現していますよ。
平型でおすすめのウルトラワイドモニター
エルジー-29型液晶ディスプレイ (33,100円)
低価格ながら機能は非常に充実している
29インチのIPSパネルを採用したモニターです。少し小さめの画面と2,560×1,080の解像度を採用。ウルトラワイドモニターとしてはリーズナブルな価格に抑えています。また、画質を抑えている分、いいモニターに搭載されている機能を失っていません。
長時間の使用で心配になるのが、目の疲れを誘発するブルーライト。本機はブルーライトカットや画面の明滅を抑える機能で、目の疲れを軽減してくれます。また、スピーカーやフリーシンクも漏れなく搭載。HDRにも対応しており、仕事からプライベートまで色々な用途に活用することができます。
アイオデータ-GigaCrysta LCD-GCWQ341XDB (96,360円)
応答速度を最大2㎳まで上げることができる
アイオデータは石川県を拠点とするパソコン周辺機器のメーカーです。国内では老舗と言える歴史があり、ウルトラワイドモニターの主力メーカーになっています。本機は34インチの画面と3,440×1,440の解像度を採用。IPSと同じ性質を持った、ADSパネルのウルトラワイドモニターです。
応答速度は14㎳ですが、オーバードライブという機能を搭載しています。オーバードライブは色の立ち上がりを補助する機能。レベルを上げて使用すると、最大2㎳までモニターの実質的な速さをサポートしてくれます。スピーカーを搭載しており、ゲームをプレーすることも可能でしょう。また、HDRにも対応しています。
HDR対応でおすすめのウルトラワイドモニター
フィリップス-43型スーパーウルトラワイド液晶ディスプレイ (110,209円)
スピーカー搭載の43インチモデル
3,440×1,440ではなく、3,840×1,200の解像度を採用。HDRに対応しているモニターです。IMAXなど、デジタルシアターの画面に近いイメージを持つといいでしょう。43インチの非常に大きな画面を採用しており、迫力重視の映像を観ることができます。
スピーカーを搭載しているので、モニター自体から音が鳴ります。配信サービスや衛星放送を観ることができるセットトップボックスなどと、ダイレクトに繋ぐのも便利でしょう。テレビの代用として活躍します。5㎳の応答速度があり、グラフィック重視のゲームなども楽しむことができますよ。
フィリップス-49型スーパーウルトラワイド液晶モニター (144,180円)
仕事にもプライベートにも活用できる性能
解像度が5,120×1,440で、新しく登場したスーパーウルトラワイドモニターです。49インチの広大な画面を持ち、応答速度は5㎳。ゲーミングモニターに搭載されている映像の同期機能、フリーシンクを搭載しており、仕事とプライベートの両方で活躍できます。
2台のPCを使ったマルチタスクに1台で対応。キーボードとマウスを本機に接続することで、ノートパソコンとデスクトップを同時にコントロールすることも可能です。オフィスから自宅へ仕事を持ち帰る方などは、シームレスな作業環境に期待できますよ。自宅用と仕事用のパソコンを同時に使うなど、効率よく作業をこなせるでしょう。
エルジー-34型 ウルトラワイドモニター (49,778円)
安値の34インチとして選びやすいモデル
2,560×1,080の解像度で価格を抑えたモデルです。一方、充実した機能面が大きな魅力になっており、汎用性の高さも持ち味です。エルジーがゲーミングモニターに搭載している機能を持ち、実用したときのスピードは5㎳。アクション性が低いゲームや動画などは、映像美を損なうことなく体感できるでしょう。
また、3.5㎜のステレオミニジャックとスピーカーを搭載しているところも実用的。セットトップボックスなどに接続すればモニターから音が聴こえ、テレビの代用としても活躍できるでしょう。ウルトラワイドモニターには本機より低価格なモデルもあります。しかし、効果をフルに体感できる推奨の34インチでは、比較的リーズナブルと言えます。
エイサー-HDR対応ゲーミングモニター (150,980円)
49インチのド迫力ゲーミングモニター
Acer(エイサー)は台湾を拠点とするパソコンの一大メーカーです。世界でもトップクラスのシェアを誇っており、モニターなどの品質は信頼できます。ゲーミングブランドは日本でも有名。本機は49インチのゲーミングモニターに位置づけされています。
横幅が広い3,840×1,080の解像度を採用しており、湾曲ならではの没入感がります。そのため、映画やゲームに使えばド迫力の映像を満喫できるでしょう。フリーシンク対応で144Hzのリフレッシュレートがあり、キレがあるHDR映像を楽しむことができますよ。
まとめ
用途に合った性能のウルトラワイドモニターがおすすめ
ウルトラワイドモニターは、用途に合うかどうかを重視して選ぶのがおすすめです。作業用途であれば平型モニター。ゲームや映像なら応答速度を追求し、湾曲にするのもおすすめです。HDRサービスに向けて、モニターを用意するのもいいでしょう。次に、想定している価格や設置できるスペースに注目。置きやすいインチにするなど、入手しやすいモデルを選んで下さい。