書類の整理に欠かせないのが、ホッチキス。簡単に紙をまとめることができて、便利ですよね。しかし、大事な書類に穴が開くのが気になったことはありませんか。針なしホッチキスなら、穴を開けないので安心。また、ホッチキスの針を買う必要がないので、ランニングコストや買う手間が掛かりませんよ。そこで今回は、針なしホッチキスのおすすめ商品を紹介します。併せて、選び方のコツも紹介するので、参考にしてくださいね。
針なしホッチキスとは?
針を使わずに紙を綴じる仕組みのホッチキス
針なしホッチキスは、針なしステープラーとも言われます。針を使わずに、圧力を掛けたり、穴を開けて紙の一部を折り込んだりすることで紙を綴じる仕組みです。針を使わないので、針が飛び出て怪我をする恐れがありません。また、ゴミの分別の時にも針を外す必要がないので楽ですよ。医療機関でも、異物混入の恐れがないので、良く使われています。
ランニングコストが掛からない
針なしホッチキスは、針を購入しなくて良いので、ランニングコストが掛かりません。針を買う手間もなく、買い忘れをすることもないので、いつでも使えて便利です。サイズ感は針ありのホッチキスと同じなので、筆箱や鞄に入れておくことが出来ますよ。
針なしホッチキスの種類
置き型タイプ
一度にたくさんの書類をまとめられる
机に置いて使うので、安定感があるホッチキスです。レバーを降ろす時には上半身の力を入れやすいので、綴じやすいですよ。力が弱い女性や子ども、高齢の方でも楽に使えます。サイズが大きいので、持ち運びができないのがデメリット。そのため、職場や家庭で頻繁に使う人におすすめですね。
ハンディタイプよりもたくさん綴じることができます。商品によって異なりますが、10~12枚ほど綴じられますよ。紙製の針を使用して綴じる商品もあります。綴じられる枚数が多く、ゴミ捨ての際に分別をしなくて良いので楽ですね。値段は、ハンディタイプよりも高め。そのため、安さよりも綴じやすさや綴じられる枚数の多さを優先したい人におすすめです。
ハンディタイプ
コンパクトで持ち運びに便利
片手で持って、紙を綴じるホッチキスです。針ありのホッチキスと同じく、手のひらサイズで小さいです。持ち運びができ、手軽に使えますよ。ペンケースや鞄に入れられるのが良いですね。職場や学校など、外出先で使いたい人におすすめです。
ハンディタイプはカラフルな商品が多く、好みの色を選べます。置き型タイプよりも綴じられる枚数が少ないのがデメリット。平均すると5枚ほどですが、最近では10枚ほどの紙を綴じられる商品も出てきています。資料をまとめる機会の頻繁さに合わせて、選ぶと良いですね。
針なしホッチキスの選び方
綴じ方で選ぶ
しっかりと綴じたいなら穴開け式
穴を開けて、その一部を織り込む仕組みになっています。綴じ具合が丈夫で、紙が外れることがないので、書類を保存しやすいです。リングファイルに対応した穴を開けられるものもあり、すぐにファイルにしまうことができて便利ですよ。しかし、穴が開いてしまうのがデメリット。穴を開けてもいい書類で使うようにするとよいですね。
後から取り外す可能性があるなら圧着式
圧着式のホッチキスは、デコボコにプレスすることで、紙を綴じる仕組みです。紙に穴を開けないので、重要な書類でも安心ですよ。また、綴じた書類を後から外すことができます。しかしその分、強度が弱いので、外れる可能性があります。持ち運びをする際には、ファイルに入れて落ちないようにすると良いでしょう。また、2箇所留めることによって強度を高めることもできますよ。
綴じられる枚数で選ぶ
日常的に使いたいなら10枚以上綴じられるもの
綴じられる枚数は、商品によって異なります。最大4枚から12枚までの紙を綴じられるホッチキスが多いです。中には最大20枚の紙を綴じられるものもありますが、種類が限られます。書類をまとめる道具のメインとして使いたいなら、10枚以上綴じられるものが良いでしょう。10枚以上綴じられる針なしホッチキスなら、置き型タイプとハンディタイプの両方があるので、選択の幅が広がりますよ。
針ありのホッチキスと使い分けるなら綴じられる枚数が5枚ほどのもの
すでに針ありのホッチキスを持っている方もいるでしょう。2台目として針なしのホッチキスを買うなら、綴じられる枚数が5枚ほどで十分。5枚ほどの針なしホッチキスであれば、ハンディタイプのものが多いです。針ありホッチキスと一緒にかばんに入れることもできますよ。針ありのホッチキスは、20枚以上綴じられるので、場合に応じて使い分けると良いですね。
使いやすさで選ぶ
持ちやすいホッチキスを選べば力を入れやすい
ハンディタイプの針なしホッチキスであれば、持ちやすさが大切。片手でホッチキスに力を入れる必要があるので、持ちづらいと力がうまく入れられません。そこで、握りやすいレバー形式のものがおすすめ。持ちやすく、力が入れやすいですよ。更に、手の中に収まるサイズ感のものであれば、力が弱い女性や子どもでも使いやすいです。
力が弱い女性や年配の方ならレバーが軽いものがおすすめ
針なしホッチキスのレバーが硬いと、均一に力が入らず、上手く綴じることができません。男性ならレバーが硬くても力があるので綴じられますが、力の弱い女性や年配の人は難しいでしょう。そのため、レバーの軽いものがおすすめ。軽く力を入れるだけで、綴じられるので、苦になりませんよ。購入前に実際にホッチキスのレバーを触ってみると良いですね。
付加機能で選ぶ
会議などで使う大切な書類を綴じたいなら綴じ跡が綺麗なもの
穴を開けて綴じるタイプの場合、綴じ跡は商品によって違います。中には、穴がギザギザと不揃いで粗いものもあり、見栄えが悪くなります。しかし、会議などで使う大事な書類は綺麗にしたいですよね。そこで、綴じ跡が綺麗な針なしホッチキスがおすすめ。綴じた時にできる穴は、矢印形と楕円形の2種類がありますが、楕円形のものを選ぶと、より綺麗な綴じ跡になりますよ。
ロック機能付きなら鞄の中に入れても安心
鞄やペンケースの中で、ホッチキスが動いて一緒に入れている小物類が傷つくのは嫌ですよね。ロック機能付きの針なしホッチキスなら、何かの弾みでホッチキスが動くのを防いでくれますよ。子どもが勝手に使って怪我をする恐れもなくなりますね。また、ロックすることでコンパクトにできるものもあります。鞄やペンケースに片づけやすいですよ。
針なしホッチキスのおすすめブランド・メーカー
プラス株式会社
軽い力で確実に綴じられる
プラス株式会社の針なしホッチキスは、パワーアシスト機構が搭載されています。軽い力で綴じられるので、女性や高齢の方、子どもなど力の弱い人でも楽に使えますよ。また、綴じた時に音がするので、綴じ終わりが分かりやすいのも特徴的。確実に綴じることができるので、綴じミスすることがありません。
コクヨ
種類が豊富で用途に応じて選べる
コクヨの針なしホッチキスは種類が豊富。置き型タイプからハンディタイプまであります。紙が綴じられる枚数も4枚から12枚まであるので、使用頻度や用途によって選べますよ。また、穴開け式と圧着式の両方があるので、選択肢が広がりますね。特にコクヨの穴開け式は、はずれにくいとじ穴を採用しています。矢印型で、一部を紙にひっかけることで紙がばらつくのを防げますよ。書類を長期保存する場合でも安心ですね。
マックス株式会社
紙の針を使ったホッチキス
マックス株式会社は、以前まで針なしホッチキスを販売していましたが、現在は生産終了しています。しかし、紙の針で綴じるホッチキスが登場しています。綴じる強度が強く、綴じられる枚数も多いので、たくさんの書類を長期保存したい時におすすめ。紙の針は無くなったら補充する必要がありますが、1度に900本補充できるので、補充する頻度が少なくて済みますよ。
おすすめ&人気の針なしホッチキスランキング
低価格でおすすめの針なしホッチキス
プラス株式会社-ペーパークリンチミニ (460円)
手のひらサイズで持ち運びに便利
32×72×66mmのコンパクトな針なしホッチキス。手のひらサイズでペンケースやポーチに片づけやすいです。形は、針ありのホッチキスと同じ形状をしています。そのため、針ありのホッチキスと同じ感覚で使えますよ。
綴じられる枚数は4枚で、少なめ。頻繁にホッチキスを使用する予定がない人におすすめです。綴じた時の穴は、楕円形をしています。綴じた時に、音がするので、綴じ終わりが分かりやすいですよ。また、側面についている穴の色が綴じた時に変わります。
アンシャンテマーケット-エコペーパーホッチキス (297円)
カラフルで丸いフォルムが可愛い
丸いフォルムが可愛い針なしホッチキスです。置き型のホッチキスですが、小さいので持ち運びができます。また、机の上に置いたままにしておいても、邪魔になりません。置き型なので、力を入れやすいですよ。
ブルーとイエロー、レッドの3種類があり、明るい色味。鞄の中に入れておいても見つけやすいですね。綴じられる枚数は4枚で少なめです。綴じた時にできる穴は、楕円形。値段が安いので、試しに使ってみたい人におすすめですね。
グリプトン-針なしステープラー (135円)
6枚の紙を綴じられるコンパクトな針なしホッチキス
針なしホッチキスの中でも、安さが抜きん出ている魅力的な商品です。値段が100円台なので、手軽に買いやすいですよね。試しに使ってみたい人におすすめです。安いにも関わらず、6枚の紙を綴じられますよ。
置き型タイプなので、力を入れやすい点も特徴。コンパクトなので、片手で持って紙を綴じることもできます。また、机の上に置きっぱなしにしても邪魔になりません。鞄や引き出しの中にも片づけやすいですね。カラーはピンク、緑、青の3種類があり、カラフルで可愛いですよ。大量買いできるので、ノベルティやプレゼントのおまけとして購入することもできます。
穴開け式でおすすめの針なしホッチキス
サンスター文具-ペーパーステッチロック (638円)
手のひらサイズで持ち運びができる
丸い形をした置き型タイプで、力を入れやすいです。机の上に置いておいても邪魔にならない手のひらサイズ。鞄の中に入れてもかさ張りませんよ。置き型の針なしホッチキスを持ち歩きたい人におすすめですね。
穴開け式で、楕円形の穴が開きます。5枚まで紙を綴じることができるので、針ありのホッチキスと併用したい人に丁度良いですね。針なしホッチキスの上部が透明になっているので、ホッチキスの内部が見えますよ。針なしホッチキスの仕組みが気になる人におすすめ。色は、白やピンクなどカラフルな展開です。
コクヨ-ハリナックス卓上12枚 (2,937円)
矢印型の穴で紙がはずれにくい
安定感のある置き型タイプの針なしホッチキス。コクヨの製品の中では1番綴じ数が多く、12枚まで綴じることができます。サイズは大きめなので、職場や自宅に置いておきたい人におすすめ。綴じ穴は、矢印型で紙がはずれにくいですよ。
綴じ穴の奥行きを調整できるので、書類の文字の位置に合わせて、穴が開けられて便利です。ハンドルロック機能がついているので、安全性もあります。また、ハンドルロックすることによってコンパクトになるので、片づけやすいですよ。
コクヨ-ハリナックス コンパクトアルファ (938円)
コンパクトで力を入れやすいホッチキス
コンパクトサイズの針なしホッチキスです。レバー形式で、レバーを握るだけで紙を綴じられます。握りやすいので、力が入りやすいですよ。綴じられる枚数は5枚。綴じた時にできる穴は、矢印型ですが、綺麗な綴じ跡です。
また、穴が矢印型であることで、紙が外れにくいです。綴じる穴の位置を確認できる窓がついています。文字の上などに、間違って穴を開ける心配がないので安心ですね。色は緑やピンクなど5種類あり、好みの色を選べますよ。
圧着式でおすすめの針なしホッチキス
コクヨ-ハリナックス プレスタイプ (777円)
綺麗に綴じられて後から外すこともできる
綴じ跡が1cmほどで目立たず、綺麗な仕上がりになる針なしホッチキスです。置き型としても、ハンディタイプとしても使えるので、使いやすいやり方で紙を綴じられます。色は、ブルーやグリーンなどカラフルな展開です。
万が一、綴じた資料を外したい時も安心な機能付き。凸凹とした綴じ跡をホッチキスでこするだけで、簡単に外せます。後から書類を外す予定があるけれど、一時的にまとめて整理しておきたい時に便利ですね。
リヒトラブ-クリップレス 針なしホッチキス (5,980円)
置き型タイプで上手く力を入れられてシンプルなカラーが魅力的
置き型タイプの針なしホッチキスです。レバーに体重をかけて押すだけなので、力を入れやすいです。綴じられる枚数は4枚で少なめなので、針ありのホッチキスと併用するのがおすすめですね。色は、シルバーや黒などがあり、オフィスに馴染みやすいですよ。
圧着式なので、紙に穴を開けずにまとめられます。穴を開けたくない書類をまとめたい時におすすめ。圧着した凸凹部分を上から擦るだけで、紙を外すことができます。後で書類を外したい時や綴じる順番を間違えた時に便利ですね。
置き型タイプでおすすめの針なしホッチキス
コクヨ-ハリナックス2穴タイプ (5,940円)
2箇所に穴が開くのでファイルに綴ることができる
レバーを押すだけで、紙を綴じながら2箇所に穴が開きます。2穴ファイルにすぐにしまうことができるので便利です。書類整理をしたい人におすすめです。また置き型なので、職場や家庭に置いておきたい人におすすめですよ。レバー式なので力を入れやすく、女性でも使いやすいですね。
サイドゲージがついているので、用紙に合わせて穴を開ける位置を調整できます。また、透明な綴じ穴確認ゲージがついていて、直接的に穴の位置を確認できますよ。大事な書類の文字の上に穴を開けてしまうことを防げますね。
プラス株式会社-針なしホッチキス卓上型 (1,490円)
軽い力で穴を開けて紙を綴じられる
12枚の紙を綴じられるので、日常的に使いたい人向けです。プラス独自のパワーアップアシストメカニズムが搭載されていて、軽い力で紙を綴じられます。力が弱い女性や年配の方でも、簡単に作業ができますよ。
綴じる位置が分かるように、透明な窓がついています。綴じ間違いを防げるので安心ですね。また、2穴ファイルにも対応しているのも特徴的。ゲージを使用することで、2箇所綴じると80mm間隔の穴を開けられます。資料をまとめる際に便利ですよ。
マックス株式会社-紙針ホッチキス (20,680円)
紙の針を使うことで一度にたくさんの資料をまとめられる
紙の針を使用するホッチキスです。金属製の針ではないので、分別する必要がなく、ゴミ捨てを簡単に行えます。綴じられる枚数は20枚と多め。枚数が多いので、紙をまとめる時にメインのホッチキスとして使えますね。
紙の針を使うことで、紙をまとめる強度が高いです。紙が外れる心配がないですよ。紙の針は、白と青の2種類があります。異物混入を防ぎたい時は青、目立たせなくない時は白と使い分けができますよ。また、置き型でサイズが大きいので、自宅や職場で頻繁に使う人におすすめ。
ハンディタイプでおすすめの針なしホッチキス
コクヨ-ハリナックスハンディタイプ (621円)
片手で10枚の紙を綴じられる
ハンディタイプで10枚綴じられるので、紙をまとめる際にメインで使うことができます。穴開け式で、矢印型の穴で紙を綴じるので、紙が外れる心配がありません。大事な書類をまとめたい時でも安心ですね。
レバー部分が細くスリムな設計なので、持ちやすいです。力を入れやすいので、力が弱い女性や高齢の方にもおすすめ。また、穴を開ける位置を確認できる窓も付いています。ストラップ穴がついているので、ストラップの紐を通して壁にかけて置くことも可能。机の中が荷物でいっぱいで、片づけるスペースがなくても大丈夫ですよ。
PLUS-ペーパークリンチ (660円)
綴じ終わりが確認しやすく確実に紙を綴じられる
針ありホッチキスと同じ形をしているので、針ありホッチキスを使い慣れている人におすすめ。穴開け式で、楕円形の穴が開きます。紙を綴じられたかどうか確認できる機能付き。綴じ終わりに音がなるので、分かりやすいですよ。
ホールクリップが本体とセットになっています。近くにファイルなどがなくても、穴を開けた書類をすぐに整理できますよ。綴じられる枚数は6枚と少なめ。針ありホッチキスと併用して、使い分けたい人におすすめですよ。
コクヨ-ハリナックス スケルトン仕様 (880円)
シックな色合いがおしゃれ
半透明なので、ハリナックスの内部が見える仕様になっています。紙を綴じる仕組みを見て楽しみながら作業できます。綴じられる枚数は8枚で、日常的に少量の資料をまとめたい人におすすめ。針なしホッチキスの下部にレバーがついているので、握るだけで紙を綴じられます。
他のハリナックスは明るいカラー展開ですが、スケルトン仕様はシックな色合い。緑や青色がありますが、くすんでいて大人びたデザインです。男性やシックなカラーが好みの人におすすめですね。穴開けタイプですが、穴を開ける位置を確認できる窓がついているので、開け間違いを防げますよ。
まとめ
力をいれやすい針なしホッチキスがおすすめ
針なしホッチキスを購入するなら、力をいれやすいものがおすすめです。紙なしホッチキスは力が上手く入らないと、綺麗に綴じることができません。そのため、置き型タイプがおすすめ。上半身の力を入れやすいので、綺麗に紙を綴じられますよ。持ち歩きたい人は、レバー式のハンディタイプのものがおすすめ。握るだけなので、比較的手の力を入れやすいです。今回は、針なしホッチキスのおすすめ商品を紹介しました。是非、針なしホッチキスを手に入れて、書類の整理を効率良くしましょう。