家の中には、お風呂や階段など意外と滑りやすい場所が存在します。屋外も雨の日などは滑りやすいですし、車内では物が滑って困る場合も多々あるのではないでしょうか。そういう時に便利なのが滑り止めマットです。そこで今回は人気の滑り止めマットをランキング形式でご紹介します。使う場所などによって様々な種類がある滑り止めマット。それぞれの特徴や選び方も一緒に解説していきます。滑り止めマットの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
滑り止めマットの特徴
風呂場や階段など滑りやすい場所での転倒予防になり安全に暮らせる
転倒事故のおよそ6割が自宅で起きると言われています。風呂場や階段で転倒すると重大な怪我につながりやすく危険ですよね。介護が必要な人などは、なおさら不安なことでしょう。そういった場所に滑り止めマットを使えば、事故を防げます。普段の生活で、滑りやすいと感じた場所にきちんと対策をしておくと安心です。
家具や生活用品がずれたり落ちたりするのを防ぎ生活を快適にする
カーペットやマットがずれやすいとイライラしますよね。さらに、滑って転ぶ危険もあります。滑り止めマットを活用して固定すれば安全です。マットが斜めになったりめくれたりして見栄えが悪くなることもありません。また、食器棚に敷けば誤って食器が落ちる心配もかなり減ります。滑り止めマットは生活を安心に、そして便利にしてくれるのですね。
滑り止めマットの種類
単体使用タイプ
使う場所に最適な素材とサイズの滑り止めマットが用意されている
様々な場所に適した専用の滑り止めマットが販売されているのが、単体で使うタイプの特徴です。階段用ならクッション性の高い素材、お風呂場で使う滑り止めマットは水に濡れても大丈夫な素材で作られています。サイズも使う場所に合ったものになっているので、自分でカットする手間がいりません。
機能がはっきりしているので、用途に合った滑り止めマットが見つけやすいのもメリットです。また、ほとんどの滑り止めマットが簡単に設置できるようになっています。置くだけで気軽に滑り止め対策ができるというわけです。
下敷きタイプ
好きなサイズにカットして手持ちの家具などを滑りにくくする
下敷きにして使うタイプなら、手持ちのラグなどの下に敷いて滑りにくくすることができます。ラグやカーペットが滑らなくなれば、転倒の予防になるのはもちろん、掃除機をかける時にもずれません。小さくカットしてソファやテーブルがずれないようにするなど、あらゆる家具や生活用品に使えます。
はさみで簡単にカットできるものがほとんどです。手持ちの家具を買い換える必要がありませんし、滑り止めマット自体がお手頃な価格で販売されています。高コスパなのも魅力です。そして、設置も簡単。滑り止めをしたいものの下に敷くだけで、貼り付ける必要はありません。
シールタイプ
家具の底に貼れば毎回貼り直さなくて済む
シールタイプの滑り止めマットは、剥離紙を剥がして貼るだけで家具にしっかり吸着します。一度貼れば貼り直さなくていいという点がメリットです。ラグやマットに直に貼るので、移動も楽にできます。掃除の時などに便利ですね。
シールタイプには様々なものがあり、必要なサイズを選べばカットする手間が省けます。極小タイプは小物の滑り止めに適していますし、クリアなテーブルクロスなどに使える透明タイプもあります。大抵手頃な価格で販売されているので、コスパもいいですね。
ノンスリップタイプ
粘着テープがないので跡が残らずべたつかない
ノンスリップタイプのメリットは、なんと言っても接地面に跡が残らない点です。床をしっかり保護し、車のダッシュボードなどで使ってもべたべたしません。大事な家や車を汚さないので、どんな場所にも安心して使用できます。
置くだけで使える点も便利です。滑り止め効果も高いので、振動の多い車内での使用にも向いています。また、ほとんどのノンスリップタイプが水洗いが可能。さらに、洗うことで滑り止め効果が復活するため、清潔に長く使えますね。
滑り止めマットの選び方
サイズで選ぶ
廊下に使うならロールタイプがおすすめ
廊下も滑りやすいので、介護が必要な人やペットがいる家庭では特に対策が必要です。ロールタイプの滑り止めマットなら、長い廊下もしっかりカバーしてくれます。貼り合わせる手間もかからず、継ぎ目のない美しい仕上がりになります。継ぎ目にひっかかる心配もないので安全です。多くは自分でカットできるようになっているので、ぴったりのサイズにできます。
ジョイントマットなら手軽に必要な広さをカバーできる
四角形のジョイントマットを使えば、好きな範囲に滑り止めができます。このタイプのメリットは、自由にデザインができる点です。色違いのマットを組み合わせて自分だけのアレンジができます。部屋にアクセントをつけたい人や、子供部屋の床を可愛く安全にしたい人におすすめです。また、洗濯可能なタイプならば、汚れた部分だけを洗えるのでお手入れが楽にできます。
素材で選ぶ
車内で使うなら吸着力が強力なシリコン製
車の中でも滑り止めマットは大活躍します。車内は振動があり、カーブの影響も受けるので、滑り止め効果の高いタイプがおすすめです。摩擦力が高く滑りにくいシリコン製なら、ダッシュボードなどにしっかり吸着。上に載せたものを滑りにくくします。また、シリコン製なら車内に跡が残りませんし、べたべたすることもありません。その上洗って繰り返し使えるので、経済的です。
屋外で使うなら耐候性に優れたゴム製
屋外で滑り止めマットを使う場合は、天候の影響を考慮して選ばなければなりません。紫外線や温度の変化に強い、耐候性のあるゴム製なら長く使えます。天然ゴムは耐候性が弱いので、人工ゴムで耐候性の高さを謳っているものがおすすめです。さらに雨の日も安全に使えるよう、水抜け対策がしてあるかチェックしましょう。排水穴が空いているタイプなら安心です。
付加機能で選ぶ
お風呂場で使うなら防カビ加工がされているものを
言うまでもなく、湿気の多いお風呂場ではカビに気をつけなくてはいけません。そこで、防カビ加工がされている滑り止めマットがおすすめです。一度カビが発生すると厄介なので、最初から予防しておくのが良いでしょう。お手入れが断然楽になります。確かな防カビ効果と安全性が認められたSIAAマークがついているものなら、なお安心です。
ペットがいる室内に使うなら撥水加工がされたものを
犬や猫の足腰に負担がかからないよう、滑り止めマットを敷く場合もありますよね。撥水加工がされていれば、ペットがうっかり粗相をしても大丈夫です。さっと拭くだけで水分を吸い取れるので、お手入れが楽になります。飲み物などをこぼしてしまった時にも、慌てる必要がありません。丸洗いできるタイプなら、より清潔に長く使えます。
滑り止めマットのおすすめブランド・メーカー
ニトリ
コスパの良さが魅力の気軽に使える滑り止めマットがそろう
ニトリはシールタイプや下敷きにして使うタイプの滑り止めマットを取り扱っています。どれも低価格で、たっぷり使えるようになっていて、コスパがいいです。家中の気になっているところへ気軽に使えますね。
ワタナベ工業
置くだけで吸着する滑り止めマットを様々なサイズで展開
ワタナベ工業は岡山県倉敷市にあるインテリア関連の老舗メーカーです。吸着ぴたマットというシリーズで多様な滑り止めマットを販売しています。どれも楽に吸着するので、設置が簡単です。防音タイプも取り扱っています。大きな足音を吸収してくれるので、お子さんがいる家庭におすすめです。
サンコー
バラエティーに富んだ滑り止めマットが用意されていて用途に合わせて選べる
和歌山県に本社を置くサンコーの滑り止めマットは、ラインナップが豊富です。家具を滑りにくくするシールタイプから、階段用、ペットベッド用など様々な種類があります。蓄光の矢印が入った滑り止めマットなら、夜廊下を歩くのも安心です。様々なシチュエーションを想定して商品を開発していることがうかがえます。
パターマット工房
水に濡れても平気な屋内外で使える滑り止めマットが便利
パターマット工房は、その名の通りパターマットを多数販売していますが、滑り止めマットも取り扱っています。パターマット工房の滑り止めマットは、屋内外で使えるのが特徴です。歩行の助けになったり、お風呂場で滑るのを予防してくれたり、介護にも役立ちます。
おすすめ&人気の滑り止めマットランキング
室内用でおすすめの滑り止めマット
ニトリ-すべり止めマット 厚め (304円)
自由にカットしていろいろな家具の滑り止めができる高コスパなマット
手持ちの玄関マットなどの下に敷くタイプの滑り止めマットです。はさみで簡単にカットできます。どんなサイズの家具にも合わせられるので便利です。幅が30cm長さ115cmとたっぷりサイズ。長めのキッチンマットにもしっかり対応しますね。
マット類以外にも、家具のずれ防止に使うのもおすすめです。寄りかかるとずれてしまうソファの脚に敷けば、ストレスが軽減されます。また、置物などの下へ敷いてずれや落下を防ぐなど、使い道は様々です。価格も手頃なので、気軽に滑り止めをしたい人に向いています。
ワタナベ工業-階段用ぴたマット (1,998円)
防音や消臭もしてくれる繰り返し使える階段用の滑り止めマット
階段は滑りやすく、転倒すると大きな怪我につながる恐れがあるので、滑り止めマットでしっかり予防しましょう。こちらは、保護フィルムを剥がして貼るだけで簡単に使用できます。一度剥がしても繰り返し使用が可能。さらに、汚れたら洗濯もできるので、犬などのペットを飼っている人にもおすすめです。
クッション性があり、滑り止め以外に防音効果も期待できます。元気な子供がいる家庭などに最適です。家族によって生活時間帯が違う場合も、階段を上り下りする音が抑えられれば気兼ねせずに済みますよね。他にも、足元の冷え防止や消臭効果など様々なメリットがあります。
サンコー-吸着タイルマット (2,380円)
ペットのいる家庭におすすめの滑り止めマットは自由なデザイン性も魅力
裏面に吸着加工がされていて、置くだけで床に吸着する滑り止めマットです。こちらは、ペットを飼っている人に特におすすめ。フローリングなどが滑りにくくなる上に、撥水加工済みで汚れにも強いです。その上、丸洗いもできますよ。爪がひっかかりにくい素材でできている点も、ペットに優しいですね。
30cm角のタイル状になっていて、組み合わせて使用します。カラーバリエーションも豊富で、床を好きなデザインで楽しく彩ることができますよ。はさみでカットできるので、必要な範囲に絞ってカバーすることも可能です。部屋の雰囲気にこだわりながらフローリングの滑り対策をしたい人に向いています。
お風呂場用でおすすめの滑り止めマット
アカツキコーポレーション-パタッとスノコ (3,190円)
抗菌防カビ加工済みで折りたためるお風呂用滑り止めマット
家の中でも、お風呂場は特に滑りやすい場所ですよね。滑り止めマットを敷いておけば、お年寄りや小さな子供がいる家庭でも安心です。こちらは折りたためるタイプ。使う時以外はコンパクトになるので、掃除の邪魔になりません。
抗菌で防カビ加工がされています。お風呂の後、コの字型にして干しておくだけでよく、お手入れが楽です。たためるので持ち運びも簡単ですよね。しかも、表面がフラットになっていて髪の毛が絡みにくくなっています。お風呂を安全且つ清潔に使いたい人に最適です。
パターマット工房-お風呂の滑り止めマット (3,579円)
屋外でも使えるマルチな滑り止めマット
こちらは、濡れて滑る場所で使うのにおすすめの滑り止めマットです。全面がメッシュ状になっていて水が抜けるようになっています。さらに、メッシュが細かい凸凹になっていて足裏とマットの間に摩擦が生じ、滑りにくくなる仕組みです。
介護が必要な家族がいる場合など、こういった滑り止めマットがあれば安心ですよね。お風呂場以外でも、滑って困るあらゆる場所で活躍します。屋外での使用も可能です。6mmの厚みがあって皺になりにくいので、玄関マットにするのもおすすめです。
サンコー-お風呂洗い場マット ロング (5,212円)
洗い場をしっかりカバーしてくれるサイズなのに薄いのでお手入れしやすい
風呂の洗い場をしっかりカバーできるサイズの滑り止めマットです。3mmと薄いマットなので、つまずきにくくなっています。また、浴槽の縁にかけて干すときも、薄いので楽々。重量は560gです。
洗い場にマットを敷く利点は、滑り止めだけではありません。冬場の冷えきった床を踏まずに済むので、ヒートショック対策としても有効です。お風呂場の床が滑らず冷えにくくなれば、お年寄りのいる家庭などは特に安心ですよね。
アロン化成-安寿おく楽すべり止めマット (3,960円)
肌触りのいい表面で心地よく安全に入浴できる滑り止めマット
こちらの滑り止めマットは置くだけで設置が完了。浴槽内で使う場合も、お湯に沈めるだけで使えます。入浴中に足元やお尻が滑るのが気になる人におすすめです。マットの表面は肌触りがいいので気持ちよく入浴ができますね。
裏面は、クローバー型の突起が無数に敷きつめられています。そのおかげで、あらゆる方向への滑りを防いでくれますよ。マットの縁は段差が小さくなるように作られていて、めくれたりつまずいたりしにくくなっているのも嬉しいポイント。
パナソニック-ユクリアすべり止めマット (4,125円)
全面にしっかりと防カビ加工がされたお手入れが楽な滑り止めマット
独自の毘沙門亀甲模様が高い滑り止め効果を発揮するマットです。模様は両面に施されていて、水が逃げやすい構造になっています。表面には「おもて」という表記とロゴが入っているので裏表がわかりやすいですね。多方向からかかる力に対応しているので、滑り止め効果が安定しています。
全面に防カビ加工がされています。防カビ性と安全性、さらに適切な表示がなされているかという3つの基準を満たしたSIAAマーク付きで安心です。カビ菌の増殖を防いで、お手入れが楽なお風呂用滑り止めマットを探している人におすすめです。
車用でおすすめの滑り止めマット
prendre-強力粘着滑り止めマット (450円)
置くだけで簡単に使えて高コスパな滑り止めマット
強い吸着力で、置くだけでしっかりくっついてくれる滑り止めマットです。表面の凹凸が摩擦抵抗を強めて、置いた物を滑りにくくします。車内でのスマートフォンなどの置き場所に困っている人も、これがあれば手軽に置き場所が確保できますね。
手頃な価格も魅力です。さらに、こちらは水洗いができます。汚れても洗ってまた使えるので経済的ですよね。デザインもシンプルで飽きが来ないので、長く使えます。コストパフォーマンスのいい滑り止めマットを探している人に最適です。
アカウント-すべり止めマット (299円)
車内に小物の置き場所を手軽に確保できるセルフカットも可能な滑り止めマット
車内でスマートフォンの置き場所を確保するのにぴったりの滑り止めマットです。ダッシュボードなどに、簡単に貼り付けることができますよ。シリコンの高い摩擦力でしっかりホールドされて安心です。価格も手頃なので、車の中で気軽に小物などの滑り止めをしたい人におすすめします。
水洗い可能で、水洗いすることで粘着力が復活するのがポイントです。何度でも使えるので、高コスパですね。しかも、はさみでカットすることもできます。自分の使いやすいサイズにでき、幅広い活用が可能です。車内で使わなくなっても、家の中で小物の整理などにも使えますね。
セイワ-車用ドリンクホルダー (898円)
ドリンクホルダーにぴったりの高コスパな丸形タイプ
こちらは丸形の滑り止めマットです。小さいので場所を取りません。ドリンクホルダーに使用すれば、車の振動で飲み物がガタガタするのを防ぎます。ダッシュボードに貼って小物の置き場所にするのもおすすめです。
粘着剤が使われていないので、大事な車に跡が残りません。貼り直すことも可能ですし、汚れて粘着力が落ちた場合も、水洗いすれば大丈夫。繰り返し使うことができます。しかも2個入りなのでコスパがいいですね。ドリンクホルダーのカタカタ音が気になっていた人に最適です。
星光産業-ノンスリップマット (506円)
どんな場所にもしっかりフィットしてデザインもおしゃれ
こちらの滑り止めマットは、ダッシュボードなどに敷くだけで使えます。シリコン素材でできていて、厚さはわずか1mm。薄いので取り付けた場所によくフィットします。しかも素材は耐候性が高くなっているので、日差しの影響を受ける車内でも使いやすいですね。
接着剤不使用のため、車がべたべたしたり、跡が残ったりしません。気軽に好きな場所に使用できますね。おしゃれな皺模様がついた革調のデザインです。車の内装を邪魔せず、シックに収まります。利便性と見た目の良さ、両方重視したい人にもおすすめです。
アストプロダクツ-ノンスリップマット (605円)
自由にカットして様々な場所に使える汎用性の高い滑り止めマット
ポリ塩化ビニル製の滑りマットです。好きな大きさにカットして、様々な用途に使えます。ダッシュボードに物を置く際の滑り止めマットとしてはもちろん、トランクや座席に置いた荷物が滑らないように敷くのもおすすめです。
さらに、家の中でも使い道はたくさんあります。玄関マットやキッチンマットの滑り止めとして使ったり、小さくカットしてコースターにしたり。幅45cm長さ125cmというたっぷりサイズも嬉しいですよね。アイデア次第でいろいろな活用ができます。車やDIYが好きな人におすすめです。
まとめ
安全な滑り止めマットがおすすめ
滑り止めマットは、主に転倒防止や物の落下を予防するために使います。安全に使えることが大事なので、用途に合った素材のものを選びましょう。滑りやすかった場所が滑りにくくなれば、身体的にも精神的にも負担が軽減されます。しっかりと対策をして、安全で快適な生活を送ってください。