仕事や勉強の場面で、メモを取ったもののどこに書いたかわからなくなったことはありませんか。また、手帳に予定を書き込むときに、スペースが少なくて困ったことはありませんか。付箋を使えば、そういったこともなくなります。情報を整理するのにとても役立つ付箋。今回は付箋の種類や使い方、おすすめの付箋をご紹介します。付箋を使って効率よく情報を整理したい方はぜひ読んでみてください。
付箋の必要性
好きな場所にメモが残せる
付箋を貼ることで、直接メモが書き込めない場所にメモを書いたり、書いた内容を簡単に移動させることができます。例えば、大事な予定を付箋に書けば、パソコンのディスプレイの目立つ場所に貼って見直すことができます。また、会議で出たアイデアを付箋に書き出せば、付箋を移動させるだけで簡単にアイデアの分類をすることも可能。机の上以外でもメモが使えます。
手軽に目印が付けられる
付箋を使えば、書類を汚すことなく記入個所を指定できます。相手に記入してもらいたい書類に鉛筆で印をつけたことはありませんか。付箋を貼れば、鉛筆の線を消す手間が省けますよ。また、資料の見返したい個所に付箋を貼ることで、次に見るときにすぐにそのページを開くことができます。メモを書くこともできてとても便利です。
付箋の種類
ブロックタイプ
サイズや色のバリエーションが豊富
同じ形の付箋がブロックのようにひとかたまりになっているタイプです。枚数が多いので、日常的にたくさんの付箋を使う方におすすめ。複数色のブロックタイプを使えば、色分けができて、メモがより見やすくなりますよ。
ブロックタイプの付箋はロールタイプの付箋と比較すると、サイズのバリエーションが豊富です。縦横が25mmと7.5mmの極小サイズの短冊型のものから、た75mmと127mmの特大サイズの長方形型のものまで。リンゴ型や吹き出し型など、貼るのが楽しくなる形のものもあります。
ロールタイプ
好きな長さに切って使える
ロールタイプの付箋はマスキングテープのように好きな長さに切って使えます。テープと違って、はがしたい時には簡単にはがすことができます。接着面は全面に糊がついているので、めくれてはがれるようなことはありません。紙類に貼るだけでなく、容器の大きさに合わせて切って、ラベル代わりに使うのもおすすめです。
ブロックタイプの付箋に比べると、ロールタイプの付箋は付箋を切る必要があるので、わずらわしさを感じる場面もあります。付属のカッターで切ると切り口がギザギザになってしまう場合も。ただ、好きな長さで使うことができるので、様々なサイズの付箋をそろえる必要がありません。メモを書いてみたら付箋の長さが足りなかったといった悩みも解消できます。
付箋の選び方
貼る場所で選ぶ
手帳に貼るなら変わった形状や柄付きのものを
同じ月にたくさんの予定が入っていると、予定を書き込むだけでは手帳が見にくくなってしまいます。大事な予定を柄付きの付箋で目立たせたり、予定に合わせて付箋のデザインを変えたりすると、手帳がグッと見やすくなりますよ。自分が好きなキャラクターの付箋を使えば、手帳を開くたびに楽しい気分になるでしょう。付箋で予定を管理すると、予定が変わったときは付箋を移動させればいいので、予定を書き直す必要もなくなります。
紙以外の素材に貼るなら強粘着タイプ
貼ったりはがせたりするのが付箋のいいところですが、思わぬ場面ではがれてしまっては困りますね。表面がツルツルしたプラスチック製品などに貼ると、はがれやすいことがあります。強粘着タイプの付箋に使われている糊は、通常の付箋の糊の2倍の粘着力。伝言メモとしてパソコンに付箋を貼るときや、会議でホワイトボードに付箋を貼るときは強粘着タイプがおすすめです。
文字の多い書類に貼るなら半透明タイプ
書き込みができない書類に目印をつけるのに付箋はとても便利です。しかし、付箋を貼ることで書類の文字が隠れてしまい、読みにくくなってしまうことも。そのたびに付箋をはがすのは面倒ですよね。半透明タイプの付箋を使えば、下の文字が透けて見えるのでストレスなく書類を扱えます。ロールタイプのものを使えば、マーカー代わりにもなりますよ。
インデックスとして使うなら折れにくいフィルムタイプ
シールタイプのインデックスは、一度貼ってしまうとはがせなくなりますが、付箋を使えば必要がなくなったときに剝がすことができます。この時、紙製の付箋だと折れてしまうので、折れにくいフィルムタイプの付箋をインデックスとして使うことをおすすめします。フィルムタイプの付箋は、短冊型のシンプルなものから、動物モチーフのかわいいものまでバリエーションが豊富。ビジネスにはシンプルなもの、プライベートではかわいいものと使い分けるのもいいですね。
糊を付けたくないガラスなどに貼るなら静電気で付けられるものを
糊が残ってしまうような素材に付箋を貼りたいときには、静電気で貼り付けられる付箋がおすすめです。付箋を貼る場所によっては、付箋の糊が残って汚れになってしまうことがあります。付箋をはがすたびに糊をふき取るのは大変ですし、素材によっては糊が拭き取れない場合も。静電気で張り付くタイプの付箋なら、糊が残る心配がありません。ほぼすべての素材に貼り付け可能ですよ。
使う場面で選ぶ
卓上で使うならポップアップタイプが便利
片手がふさがっているときに、付箋を1枚めくって取るのは難しい作業です。ポップアップタイプの付箋なら、片手で1枚ずつ取り出せますよ。電話の傍に準備しておくと簡単に付箋にメモをとることができ、仕事の効率もアップ。ポップアップタイプの付箋は専用のケースに入っていて、バラバラになってしまうこともないので、机上をきれいに保つのにも効果的です。
持ち運びたいならケースに入ったものを
付箋をそのままペンケースに入れていて、一緒に入れているペンのインクで汚してしまったり、折れ曲がってしまったりしたことはありませんか。付箋を持ち運ぶ機会が多い方にはケース入りの付箋がおすすめ。手帳に留められるクリップ付きの薄型ケースや、大容量のペンケースサイズのケースなど様々なサイズが揃っています。自分が持ち運びやすいサイズのケースを選びましょう。
付箋 のおすすめブランド・メーカー
ポスト・イット
取り扱っている付箋の大きさとカラーバリエーションが豊富
粘着力が通常タイプの2倍ある強粘着タイプの付箋が代表的なポスト・イット。文字が書きやすいパステルカラー、どこに貼っても目立つ蛍光色といったように目的に合わせて選べる豊富なカラー展開も人気です。オリジナルアプリを使えば、付箋に書いた内容を簡単にデータ化することも可能。ビジネスシーンで多く使用されているメーカーです。
ヤマト
ロールタイプの付箋を多く取り扱っている
ロールタイプの付箋の品ぞろえが豊富なメーカーです。テープの幅は、細かいところにも使える7mmから、しっかり書き込める50mmまで4種類の展開。素材は紙素材とフィルム素材があります。色と柄はパステルカラー、ネオンカラー、罫線入りと用途に応じて使い分けられるようになっています。つめかえタイプも販売しているので、ケースが無駄になりません。
カンミ堂
デザイン性が高いケース付きの付箋が人気
一見、リップクリームに見える付箋や、カードケースサイズの薄型ケースに入った付箋など、おしゃれさと持ち運びやすさを両立した商品が多数あります。人気イラストレーターとのコラボ商品もあるので、かわいい付箋を使いたい方におすすめのメーカーです。
MIDORI
手帳に貼りやすいサイズの付箋を多く取り扱っている
動物モチーフのフィルム付箋は丈夫でかわいいので人気があります。スケジュール欄に合わせたサイズの月間ブロック付箋も。半透明タイプの付箋はハート型や花型があるので、手帳や色紙をデコレーションをしてオリジナリティを出したい方におすすめです。
おすすめ&人気の付箋ランキング
おしゃれでおすすめの付箋
プランドゥミー-チークパレット付箋スティック (385円)
文房具っぽさのないおしゃれな見た目
コスメのチークパレットのようなグラデーションがきれいな付箋。パステルカラーの付箋なので、書いた文字が見やすいですよ。ケースに入っているので持ち運びにも便利。使い分けにも十分な5種類20枚が1セットとなっています。
文房具っぽさはない見た目ですが付箋自体はシンプルなので、ビジネスシーンでも使いやすい付箋です。カラー展開が4種類あるので、他の手持ちの文房具とカラーを合わせてみるのもおすすめ。デスクにおしゃれさが増しますよ。
パインブック-全部ちがうシートふせん (264円)
1シートでいろいろなタイプの付箋を使える
シールのように台紙から1枚ずつはがして使うタイプの付箋です。同じ形で、色と柄がすべて違う付箋が1つのシートになっています。大きめサイズのものは1シートに付箋が8枚、小さめサイズのものは16枚の付箋がついています。4シートで1セットなので、たっぷり使えますよ。
サイズは気に入っているけれど、同じ付箋ばかりを使うのに飽きてしまったという方におすすめの付箋です。同じ形の付箋でも色と柄が違うと貼った場所にメリハリがついて見やすくなりますよ。枚数は使わないけれど、付箋の色や柄のバリエーションが欲しい方にもおすすめです。
パインブック-シートふせんアカウント・連絡先 (264円)
項目が印字されているので連絡先の整理に便利
付箋にあらかじめ、名前と連絡先とメールアドレスを書く欄が印字されています。同じデザインで項目が名前とIDとパスワードになっているタイプも。付箋1枚のサイズが縦35mm横50mmなので、B5サイズの手帳見開き1ページに16枚の付箋を貼ることができます。
複数の連絡先とIDを見やすく管理したい方におすすめです。付箋なので、使う頻度によって貼りなおして並び替えをするのも簡単。使わなくなった連絡先ははがしてしまえばいいので、手帳のスペースを有効に使うことができますよ。
カンミ堂-ココフセンMサイズ (418円)
付箋が入っているケースも貼り付けることができる
貼りなおし可能なケースに入った付箋です。1種類ごとにケースに収納されています。サイズは少し小さめの縦42mm横12mmの短冊型。かわいい柄が入ったタイプと無地のタイプがあります。どちらのタイプも優しい色なので、書いた文字がしっかり読み取れます。
付箋のケース自体を貼り付けられるので、手帳の表紙に貼ったり、パソコンのディスプレイに貼ったりすることで、いつも手元に付箋を置いておくことができますよ。付箋を持ち運ぶのを忘れてしまう方におすすめです。
MIDORI-フィルムインデックスアニマル柄 (418円)
折れにくいフィルム素材のインデックス
貼り付けると手帳の上辺から動物たちが顔をのぞかせているように見えるデザインの付箋です。フィルム素材なので、付箋が折れてしまって目印を付けた場所がわからなくなったということもありません。下半分は透明になっているので文字を書き込むことも可能です。
手帳をかわいく彩りたい方におすすめです。1シートに8種類の付箋がセットされているので、いろんな動物が手帳から顔をのぞかせて楽しい気分になりますよ。シートが入っているケース自体がクリップ式なので、手帳にセットしておけばすぐに取り出して使えます。
ロールタイプでおすすめの付箋
ホルベイン-ヒグチユウコ2020ロールふせん4巻セット (2,992円)
1柄ずつ切り取り線入り
大人気イラストレーターのヒグチユウコさんと老舗画材メーカーホルベインのコラボレーション商品です。ヒグチさんのアイコン的存在のネコのイラストや植物のイラストが使われています。1柄ずつ切り離して使える切り取り線入りなので、きれいに切り取って好きな柄を貼ることができますよ。
個性的なデザインの付箋なので、手帳やノートに貼れば存在感抜群です。カードサイズの厚紙に貼ってメッセージカードとして使うのもおすすめ。おしゃれな箱に梱包されているのでプレゼント用にも。ビジネスシーンよりもプライベートで使いやすい付箋です。
いろは出版-スタディプランナーロールふせん (418円)
様々なデザインが1ロールに
学生の勉強用手帳のために作られた付箋ですが、シンプルでかわいすぎないデザインなので、学生以外でも使えます。あらかじめ文字がデザインされているタイプや異なるモチーフが連なったタイプも。どのタイプも切り取り線入りなので、好きなデザインをきれいに切り取ることができます。
資格試験や仕事関係の勉強をする方におすすめです。TODOやCHECKといった文言が印字された付箋を使えば、効率よく勉強を進めることができますよ。1ロールに入っている色や柄のパターンが豊富なので、カラフルなノートで勉強のモチベーションのアップにも。
ヤマト-テープノクリップフセン (605円)
磁石とクリップ付きで好きな場所に付けられる
切り取り用のカッターにクリップと磁石がついているので、机の上以外の場所にも付箋を設置することができます。クリップは2.5mmの厚さまで挟むことが可能。カラーバリエーションも6色展開なので用途別の使い分けもしやすいです。
書き込みがしやすいパステルカラーかつ全面糊つきなので、ラベル代わりに使うことができます。ロールタイプなので貼る場所に合わせて長さが調節できるのもいいですね。幅も15mmと細めなので、小さな容器のラベリングにもおすすめです。
カンミ堂-リトロ (693円)
コンパクトなペン型ケース入り
幅42mmの付箋がペン型のケースに2種類入っています。付箋には12mmごとにミシン目が入っているので、切り口が斜めになってしまうこともありません。付箋は無地タイプと柄タイプがあり、どちらも優しい風合いになっています。
付箋をケースにセットする向きを変えることで、右利きの方にも左利きの方にも取り出しやすいユニバーサル設計になっています。付箋のつめかえもあるので、自分の好きな組み合わせで使うことができます。ロールタイプの付箋を場所を取らずに持ち運びたい方におすすめです。
ヤマト-メモックロールテープフィルムタイプ (440円)
半透明タイプなので文字を隠さず貼れる
幅7mmのフィルムタイプのロール付箋が4色セットされています。半透明タイプの付箋なので、付箋を貼った場所の印字を読むことができます。また、水に強い素材となっているので、水回りで使うことも可能。つめかえもあるので、なくなっても繰り返し使うことができます。
幅7mmはA罫ノートの行の幅と同じなので、マーカー代わりに使うことをおすすめします。半透明タイプなので貼った場所の文字もストレスなく読み取れます。書き込みができないけれど、マーカーを引きたい本に使ってみてはいかがでしょうか。
ブロックタイプでおすすめの付箋
セールプラザ-ロングタイプふせんセット (485円)
ケース付きで収納しやすい
長方形の付箋2色と矢印型の付箋6色が専用ケースに収納されています。付箋の形に合わせたケースなので、ケースの中で付箋がばらけてしまうこともありません。ケースの蓋の裏側にはクリアポケットもついていて、メモを挟むこともできますよ。
複数種類の付箋を持ち運びたい方におすすめです。量もたっぷりあるので、出先で手持ちの付箋がなくなったということもありません。矢印型の付箋は書類に目印をつけるのに最適。しっかりとして、落ち着いたデザインのケースなので、年齢性別問わず使いやすいですね。
ポスト・イット-強粘着ノートマルチカラー全色入り (1,835円)
2倍の粘着力ではがれにくい
縦横75mm正方形の強粘着ポスト・イット21色セットです。専用ケースに入っているので、収納も簡単。ケースは半透明なので、何色が入っているかがわかりやすくなっています。色はグラデーションになっているので、同系色で使ったり、同じ明るさの色で使ったりと様々な使い方が楽しめますよ。
カラーバリエーションが豊富で、シンプルなデザインなので、会議で使うのがおすすめ。アイデアを付箋に書いて整理すると、ホワイトボードに直接書いて、消すといった手間が省けます。強粘着タイプなので表面がツルツルしたホワイトボードにも、繰り返し貼ったりはがしたりが可能です。
ニチバン-ポイントメモ再生紙 (罫線入) (113円)
罫線入りなので長い文章もきれいに書ける
ノートのように罫線が印刷されているデザインの付箋。サイズは縦75mm横100mmと大判で、しっかりと書き込みをすることができます。貼ると目立つ黄色なのもいいですよね。業務用の大容量パックのラインナップもあります。
罫線の効果で文字の大きさが整うので、伝言メモとして使うのがおすすめです。長文のメモでも、見やすく書くことができますよ。大判サイズなので、メモの中身が見えないように折りたたんで使うことも。貼り付けられるので、メモが紛失してしまうことも防げます。
ポスト・イット-強粘着ポップアップディスペンサー (868円)
片手で1枚ずつ取り出せる
ブロックタイプの付箋を片手で簡単に1枚ずつ取り出すことができます。強粘着タイプの付箋なので、垂直面や滑りやすい面にもしっかり貼り付けられますよ。ケースに入っているので、卓上に置いたときに安定感があります。
電話をする機会が多いなど、片手でメモを取ることが多い方におすすめの付箋です。付箋のサイズは縦横75mmの大判で、1ブロック90枚と大容量。机の上に常備しておけば、いつでも手軽に付箋にメモが書けますよ。
カミオジャパン-いーすとけん。ダイカット付箋 (409円)
かわいい見た目に癒される
かわいい犬の付箋です。約7cmの手のひらサイズ。全体的に淡い色合いなので、どんな色のペンでも文字が書き込めます。キャラクターをそのままかたどったダイカットタイプなので、貼るだけで存在感を発揮しますよ。
メッセージカード代わりに使うのがおすすめです。かわいい見た目に送った相手も癒されるでしょう。お菓子に貼り付けて、ちょっとしたメッセージを書き込めば、差し入れにも特別感が出せますよ。親しい間柄の人への伝言メモに使うのもいいですね。
まとめ
貼る場所に悩まない強粘着タイプの付箋がおすすめ
付箋を有効に使いたいなら、どこに貼ってもはがれにくい強粘着タイプの付箋がおすすめです。貼ったりはがしたりできるのが付箋の便利な点。しかし、肝心な時にはがれてしまっては困るので、粘着力は重要です。今回はおすすめの付箋を使い方や種類の解説とともに紹介しました。自分に合った付箋を見つけて、より効率のいい情報の整理をしてください。