洗濯物を干したりする時に使用するベランダサンダル。使い古したサンダルをベランダに出して使っているという方も多いのではないでしょうか。ベランダサンダルをきちんと選ぶことで、ベランダでの家事や作業を効率よくしてくます。ベランダサンダルの種類や特徴をふまえて、人気のベランダサンダルのランキングを紹介していますので、ベランダサンダルを見直すきっかけにしてみて下さい。
ベランダサンダルの特徴
履く時も脱ぐ時も時間や手間が掛からない
ベランダサンダルの一番の特徴は、脱ぐ時も履く時も簡単なところ。ベランダに出たり、入ったりしても面倒だと感じないような造りになっています。長時間履いたり、長距離を歩いたりすることもないので、シンプルでソールがないものが多いのもそのためです。重量は軽く、足にかかる負担が少ないのもメリットです。
靴下が必要なく素足で履ける
ベランダサンダルは素足で履けるものが殆どです。お出かけ用の靴のように、靴下やソックスカバーの必要はなく、室内でいる足の状態のまま履けます。ベランダサンダルの中にはビーチサンダルタイプのものもあり、逆に裸足の方が履きやすいものも。サイズに関してもフリーサイズやサイズ展開が少ないので夫婦で共有でき、足の小さな女性なら子供と共有することも可能です。
ベランダサンダルの種類
フラットタイプ
ヒールの高さがなく足先から踵までソールが平らで履きやすい
ヒールがなく、足先から踵まで高さが同じです。ソールの厚みも5cm以下で薄く、履きやすさが一番の特徴です。ソール部分にはクッション性があり、履き心地もソフト。ソールに凹凸がついたものもあり、足のつぼをマッサージしてくれるベランダサンダルも。
ヒールがないので、長時間履いていても楽ちんです。普段の外履きがスニーカーなどのヒールがない履物に慣れている方は、違和感がないでしょう。ヒールの高いパンプスが普段履きという方は、フラットタイプでもヒールの高めのものが履きやすくておすすめです。
ビーチサンダルタイプ
鼻緒がありビーチサンダルのように親指と人差し指で固定する
プールや海辺で履くビーチサンダルタイプ。鼻緒がついており、足の親指と薬指に挟んで固定します。ビーチサンダル型のベランダサンダルは、靴下を履いている状態の足には向いていません。履けない事はありませんが、きちんと足に固定されないので不安定な状態になります。
その点、ビーチサンダルタイプは裸足以外では、履く時に少し不便があると言えます。ビーチサンダルタイプの利点は、水に濡れても平気というところ。夏は海水浴やプールに行くときに使用して、それ以外はベランダで使うとオールシーズン活用できますね。
サボタイプ
つま先から甲の部分を覆った形状で露出部分が少なく安全
サボサンダルタイプの一番の特徴は、アッパー部分があること。アッパーとは、靴の底部を除いた部分の名称です。足の甲やつま先が覆われていて、覆われる面積はサンダルのデザインにより様々。アッパーがあることで、暑さや寒さから足を保護したり、衝撃を防止したりできます。
万が一、足の上に何かが落下しても、アッパーがあれば怪我を避けたり軽減出来たりします。また、屋根のないベランダで雨が降っていても足先は濡れません。冬用のサボサンダルは、アッパー部分がモコモコ生地になっていて保温性があるものも。慌ててよく足をあちこちにぶつけてしまうという方におすすめです。
ベランダサンダルの選び方
軽さで選ぶ
歩きやすさを重視するなら重量が200グラム以内のものを
ベランダサンダルもタウン用のスニーカーと同じで、軽いものほど動きやくなります。ベランダで作業する時に一番多いのが、洗濯ものを干す作業でしょう。家事をするときに動きやすいと、それだけ作業効率もアップします。200グラム以下のベランダサンダルにすれば、足元は軽快に。子供さんがお手伝いをしてくれる時にも、軽いサンダルなら共有して履くこともできます。
ソフトな感触で軽いものならEVA素材のものを
EVAとはEthylene Vinyl Acetateのことで、酢酸ビニル共重合樹脂といわれるもの。EVA素材の特徴は、軽量で水に強く弾力があります。柔らかいという特徴を活かして、バスマットやサンダルなど、幅広い用途に使われています。柔らかさはポリエチレンよりもソフト。裸足で履く機会が多いベランダサンダルは、直接素肌に触れることになるので、EVA素材のようなソフトな感触なら快適です。
履きやすさで選ぶ
履くたびに揃えるのが面倒な方は 両方向から履けるものを
通常のサンダルはベランダから室内に入る際、脱いだサンダルを逆方向に揃えておかなければ、次に履く時スムーズに履けません。特殊なデザインのベランダサンダルは、どちらの方向にサンダルが向いていても、スムーズに履けるのがメリット。急いでいる時や暗い場所では特に便利です。サンダルを揃える時には、腰を屈めたり、膝を曲げたりする動作が必要。それらの動作をせずに済むので、高齢者の方や足腰に不安のある方におすすめです。
手を使わずに履けるものならストラップがないものを
サンダルの中には、ストラップやバックベルトがついたものもあります。デザイン性の重視や足の固定が目的というケースであればOKです。しかし、ベランダで作業する時に、スムーズにサンダルを履きたいという方であれば、ストラップやベルトがないものがおすすめ。手を使って履くタイプのものは、手に持っていた荷物を一旦床に置く作業が必要になるからです。
耐水性で選ぶ
水に強いものを選ぶならPVC素材がおすすめ
PVC素材とはプラスチックのひとつで、生活の中であらゆる製品に使われている素材です。硬度が高いPVC素材は、水道管や窓枠などの建築素材などに使用されています。逆に硬度の低いPVC素材は、バッグや電気コードのカバー、ビニールハウス、玩具などに使われています。特徴は耐水性が高く、耐久性にも優れているところ。ベランダは雨風に晒される場所なので、PVC素材のベランダサンダルであれば、劣化を抑えられます。
ベランダで水を使うなら水抜き機能がついているものを
ベランダでガーデニングをしているという方には、水抜きできるサンダルがおすすめです。耐久性の高いサンダルでも、長時間水が溜まったままでは劣化の原因に。水抜きできるサンダルは、ソール部分に穴が開いていることによって、水が溜まるのを防止。雨が降った後に履いても、足が濡れずに済みます。また、穴が開いていることにより、通気性も抜群です。
耐久性で選ぶ
直射日光による縮みが気になるなら木製や布製のものを
耐久性の高い素材のベランダサンダルでも、直射日光に長時間晒されていると、ゴムであれば縮んでしまったり、劣化で割れてきたりすることも。ソールが木で作られたサンダルであれば、縮む心配はありません。旅館に置かれたサンダルのように、高級感を味わうこともできますね。温かみのある木の感触も大きなメリットのひとつ。布製は肌が化学物質に敏感な方におすすめです。
直射日光や雨風から守るならサンダルカバーをプラス
様々な素材で作られたベランダサンダルですが、長期間野外に置いておくと、どの素材も劣化は避けられません。劣化をなるべく抑えるなら、サンダルカバーを活用しましょう。サンダルの上から蓋をする仕組みで、持ち手がついているものもあり使いやすくなっています。劣化を防ぐだけではなく、ホコリや雨、風の強い日に飛ばされない役目もしてくれます。
ベランダサンダルのおすすめブランド・メーカー
ケユカ
コンセプトはシンプルでナチュラル
インテリア用品や家具、生活雑貨など幅広く扱うケユカは、幅広い層に人気です。飽きの来ないシンプルなデザインは、女性の高い支持を得ています。ケユカが扱う水はけのよいサンダルも人気商品のひとつ。無駄のない作りとデザインなのに水はけ機能はバッチリ。雨が降っても水が溜まりません。ベランダ以外に、お風呂場にもピッタリです。
ロコゾウ
おしゃれにもこだわりたい方におすすめ
世界一格好いいトイレサンダルを作りたいと出来たのがロコゾウのサンダルです。出来上がったサンダルはトイレ用としは勿体ない完成度。トロピカルな雰囲気でプールや海にも合うと人気となりました。クッション性もあり心地よいのも人気の理由です。
crocs (クロックス)
履き心地とデザインで人気
靴の製造販売を行う企業で、多数の国で販売されています。サンダルと言えばクロックスを思い浮かべる方も多いでしょう。タウンユースはもちろん、ベランダサンダルとしてもおすすめです。クロックスであれば、サンダルといっても、サボタイプ、サンダルタイプ、スポーツタイプなど種類が豊富なので、好みのものが見つかります。
NIKE(ナイキ)
スポーティなデザインでスポーツメーカー目線の優れた機能性
スポーツ用品を扱う世界的なブランド。スポーティでデザイン性の高いサンダルがラインナップ。特に、シャワーサンダルは耐水性が高く人気。ナイキのロゴは、スポーツ好きな方ならベランダでも愛用したくなりますね。
BIRKENSTOCK (ビルケンシュトック)
長時間履いていても疲れない優れもの
ドイツの靴のメーカーです。名前は知らなくても、代表的なサンダルを見れば見たことがあるという方が多いブランド。定番のタウンユースサンダルもありますが、コンフォートサンダルもあり、ベランダでも履きやすく活躍します。
おすすめ&人気のベランダサンダル
ベランダガーデニングにおすすめのベランダサンダル
Rocco-Zoo-サンダル ロコゾウ(990円)
カラーが豊富なので場所により使い分けて
丈夫で軽いのが特徴のベランダサンダル。カラーは10色展開から、更に増えて計15色に。ノーマルタイプと鼻緒タイプから選べるのもポイント。ゴム製なので屋根のないベランダに置いておいても安心です。よく見ると模様があるのも可愛いですね。
ベランダはもちろん、お手洗い、浴室掃除など、色々なカラーで使い分けたいという方にもおすすめです。ノーマルなサンダルタイプの他に、ビーチサンダルタイプもあります。夏にはタウンユースとしてもgood。
ケユカ- bublベランダスリッパ(1,149円)
ベランダでも室内でも活躍
足のツボを刺激してくれる凹凸のあるインソールは、クッション性があり履いていて心地よい感触。水はけが優れているのでベランダやガーデニングやお風呂場、トイレなど、水が溜まるようなあらゆる場所でも活躍します。例え濡れても、拭かずに自然乾燥でOK。
カラフルなベランダサンダルが多い中、アイボリーとグレーの落ち着いたカラーは、シックなインテリアが好みの方にピッタリです。材質はPVCで軽くて丈夫、クッション性も問題ありません。室内履きにもいいですね。
ナイキ-シャワーサンダル(2,198円)
スポーティで動きやすい
NIKEのロゴが格好いいシャワーサンダル。スポーツ後のロッカールームはもちろん、ベランダサンダルとしてもおしゃれです。サイズは23cmから28cmまで展開しているので、足にフィットするサイズが探せます。フラットタイプで履きやすさも抜群。
軽くて足に負担が掛からず、外履きとしても使えます。ユニセックスなデザインは男性でも女性でもOK。NIKEファンならベランダで使うサンダルにもこだわってみてはいかがですか。ベランダでもきっとテンションが上がります。
ビルケンシュトック-ギゼ(3,880円)
タウンユースにも使える
ビルケンシュトックの人気モデルギゼ。細身のストップで スタイリッシュなフォルムが女性にも履きやすいタイプです。衝撃を吸収するクッション性で癖になる履き心地。耐久性も高く長く愛用できるのもポイント。
EVA素材で水に強いので丸洗いもOK。洗濯、ガーデニングなど水仕事をするときにおすすめです。おしゃれなのでタウンユースとしても活用できます。スカートにもパンツにも合わせやすく軽くて歩きやすいのもメリットです。
両方向から履けるおすすめのベランダサンダル
ファイン-ぬぎっパ(1,280円)
両方向から履けて便利
双方向から履ける便利なサンダル。サンダルを脱いだ後、向きを揃えなくても次に履く時に不便はありません。ソールには穴が開いていて、水抜け作用があるため、ベランダやお風呂のような水に濡れる所でもOK。
健康サンダルのように凹凸があり、足の裏を刺激します。脱ぎっ放しで便利なサンダルは、膝や腰を曲げるのが辛い、サンダルをいちいち揃えるのが面倒という方におすすめ。サイズの調整ができる所もおすすめポイントです。
Destyle-どちらからも履けちゃうベランダサンダル(1,880円)
揃える手間が省ける
アッパー部分が中央にあり、どちらからの方向でもサッと履けるベランダスリッパ。揃える手間いらずで時間の短縮にも。ソールには穴が開いていて水抜けも簡単です。ベランダやお風呂場、洗車の時にも使えます。
ソールには突起があり適度な刺激が気持ちいいですよ。せっかちな方は履きやすさが病みつきになるでしょう。水洗いができ、水抜き効果ですぐに乾くのでメンテナンスも楽ちんです。アッパー部分は可動式で履いた時にフィット感もあります。
ベストプライスショップ-どっちも前サンダル(1,295円)
履く時のストレスがなくなる
ベランダはちょこちょことした用事が多い場所。洗濯物を取り込む、布団を干す、花に水をあげる、雨戸を閉めるなど。その度にサンダルを揃えるのが面倒ですよね。履く時にストレスなく履けるのが、両方向から履けるベランダサンダルです。
クロス型のベルトがバランスよく、どちらから足を入れてもフィットします。サンダルの向きを気にすることなく脱ぎっ放しでOK。雨に濡れても水が溜まりにくい構造で、底部がメッシュになっていて通気性も抜群です。
室内履きでもおしゃれなおすすめのベランダサンダル
オクムラ-ウォーターパス(1,100円)
サボタイプで素足を保護する役目も
インソールのサイドに穴が開いていることによって、中に水が溜まりにくい構造になっています。約4cmのヒールで高すぎず、低すぎず快適な履き心地。底部も滑りにくい形状で、濡れている場所でも安定感があります。
EVA素材で水に強いので、洗濯、ガーデニングなど水仕事をするときにおすすめです。足先が覆われているので、足場が悪い所でも保護してくれます。また、室内でもおしゃれに履きこなせるところもポイントです。
クロックスバヤバンドスライド-スポーツサンダル(2,380円)
おしゃれに履きこなすならクロックス
大人気のクロックスとバヤバンドを融合させたサンダル。クッション性のある素材で軽量なため、タウンユースでも活躍します。スポーティなファッションが好みの方は、足元のおしゃれとしても楽しめます。サイドなラインが印象的でおしゃれ。
快適性も高く、ちょっとしたお出かけにもいいですね。クロスライト素材を使うことで、素足で歩いているような履き心地とクッション性を実現。室内で長時間履いていても疲れません。動きやすいのでオフィスのうち履きにもおすすめです。
ウーフォス-リカバリーサンダル(6,380円)
普段から足の疲れが気になる方に
外回りの仕事や、歩くことが多い方におすすめのベランダサンダルです。酷使した足をリカバリーする効果があり、疲れを癒してくれます。特殊なソールはスタンダードなものと異なり、37パーセントのもの衝撃を吸収。
サイズ展開も23cmから28cmまであるので、フィット感のあるサンダルが選べます。ベランダはもちろん、室内履きにしても足の疲労を軽減してくれるでしょう。ナチュラルカラーは服装を選ばず、どんなカラーでもマッチします。
ザノースフェイス- グリーンレーベルリラクシング(3,190円)
ベランダでもお気に入りのブランドを
アメリカのアウトドアブランドで知られるノースフェイス。ノースフェイスはサンダルも取り扱っています。ノースフェイスが好きな方は是非手に入れたいサンダルです。サンダルの特徴は、クッション性がありソフトな履き心地。
水にも強いサーモライトRインサレーションを使用し、耐水性もあるのでビーチシーンにも使えます。履いた時に足がセンターに収まるような設計も、履き心地の良さに繋がっています。アッパーもクッション性があり長時間履いていても痛くなりません。
クロックス-クロックバンド 3.0 スライド(2,580円)
履き心地にこだわるならクロックス
人気のクロックバンド 2.0 スライドをゆったりとしたシルエットにした3.0です。ゆるく履けるので足をリラックスさせるのにおすすめ。カジュアルなタウンユースにも活躍します。クロスライト素材を使うことにより、クッション性がありソフトな履き心地。
防臭性に優れており、水あらいしてもすぐに乾き清潔感を保てます。7カラー展開なので、家族で好きな色をチョイスするのも良いですね。男性でも女性でもマッチするサイズとデザインです。ちょっとしたプレゼントにも喜ばれます。
まとめ
多用途なベランダサンダルがおすすめ
ベランダで使うだけと思われがちなベランダサンダル。しかし、洗濯やガーデニングなど意外と履く機会が多いのです。履く回数が多いベランダサンダルを見直してみることで、他の用途にも使えるメリットが生まれます。夏には海水浴に持って行ったり車の洗車の際に履いたり、ちょっとした散歩にも。軽くて履き心地が良ければ、ベランダだけではなく多目的で便利な履物に。たかがベランダサンダルと思わずに、自分にベストなベランダサンダルを選んでみましょう。