なにかと使えて便利な車用テーブル。食事をとるにも、事務作業をするにも安定してできますよね。車用テーブルには、ビジネス向きのものや食事がしやすいタイプ、収納に向いているものなど、その用途で適した種類があります。この記事では、おすすめの車用テーブルをご紹介しますよ。用途をふまえた選び方についても解説していますので、ぜひ選ぶときの参考にしてみてくださいね。
車内テーブルの特徴
飲み物や食事の置き場所に困らない
車内で食事をするときに困るのが置き場所ですよね。不安定な場所だとひっくり返してしまったり、缶やカップの飲み物が置きづらかったりすることも。そんなとき、車用テーブルがあれば、飲み物も食事もいっぺんに置けて大変便利ですよ。
車内でのPC作業や事務作業がはかどる
仕事で外回りをしているときなど、車内でPC作業や伝票整理のなどの事務作業をすることも多いですよね。車内では安定して物が置ける場所が少なく、作業効率も落ちてしまいます。事務作業向きのフラットな車用テーブルがあれば、狭い車内でも効率よく作業できますよ。
後部座席の子どもたちも楽しめる
後部座席で過ごしている子どもたちは、退屈して騒ぎ出してしまうことも。そんな時に便利なのが、後部座席用の車用テーブルです。タブレットを置いてビデオを見たり、お絵かきなどをして子どもたちの暇を解消できますよ。
車内テーブルの種類
トレータイプ
伝票整理やPC作業などスペースを広く使いたいときにおすすめ
伝票やPC作業をするなら、スペースを広く使えるフラットなトレータイプがおすすめです。トレータイプは、縁があるものが多く、書類やPCを落としてしまう危険性も少ないです。サイドテーブルが付いていて、さらに作業スペースを広げられるものもありますよ。
また、食事をするときにも、普通のテーブルのように使えます。ドリンクホルダーが付いているものもあり、食事中の飲み物の置き場にも困りません。仕事にも車の中での食事にもしっかり役に立ちますよ。
ホルダータイプ
食事や飲み物がしっかりホールドされるので安心
ホルダータイプはトレータイプとは違い、箱型になっているタイプの車用テーブルです。スペースは広くありませんが、深型になっているので、ドリンクやポテトなど丈があるものを立てておけます。お弁当を広げるのは難しいですが、ハンバーガーやおにぎり、サンドイッチなど小さく高さのあるものならすっぽりと収まりますよ。
食事をしないときは小物入れとしても優秀です。ぽんっと入れても深型で落ちる心配がないので、ボトルガムやスマホなどさっと取り出したいものを入れておけます。散らかりやすい小物も一気に片付いて、動いて落ちてしまうこともありませんよ。
収納タイプ
ティッシュなど車内で使うグッズをまとめるのに便利
収納タイプは、車内テーブル以外にもティッシュケースやドリンクホルダー、収納ポケットなどが一体化したものです。後部座席用で、ヘッドレストから下げて使います。車内で使うアイテムが散らからずに一箇所に収まるので、車内もスッキリしますよ。
また、収納タイプの中にはタブレットを設置できるタイプもあります。お子さんがいるご家庭では、テーブルでお絵かきしたり、タブレットを使って遊んだりできますよ。車の中では退屈しがちなお子さんもきっとドライブを楽しめるでしょう。
車内テーブルの選び方
使う場所で選ぶ
運転席ならハンドルに引っ掛けられるトレータイプがおすすめ
ハンドルがついていてスペースが狭いので、通常のテーブルでは取り回しがしづらい場所です。また、簡単に取り外せないと乗り降りに邪魔になることも。しかし、そのハンドルに引っ掛ける形のトレータイプならハンドルが邪魔にならずに、テーブルを置けますよ。アームを引っ掛けるタイプや、トレーをハンドルにかませるタイプがあります。使わないときは取り外してしまっておけるので、邪魔にもなりません。
助手席なら付けやすく外しやすいグローブボックスにはさむタイプやクリップ式
助手席の場合、ねじなどで固定するタイプのフロントテーブルは、事故のときの危険やエアバッグの妨げになると判断されてしまいます。また、ねじどめで固定すると車の内装としての基準もあるため、こちらも車検が通らない可能性が高いです。グローブボックスにはさむタイプやドアポケットにとめるクリップタイプなら、必要なときだけ取り出せるので便利ですよ。しまっておけるので乗り降りの支障にもなりません。
後部座席なら乗り降り時に邪魔にならない折りたたみ式が便利
スペースが広そうな後部座席でも、テーブルを広げると場所を取り、付けたままでは乗り降りがしづらいです。しかし、毎回外さなくちゃいけないのは面倒。そんな時に便利なのが、テーブルを折りたためるタイプです。折りたためば乗り降りはスムーズにできますし、前のシートの背面にかけられるので、取り外しの面倒もありません。
用途で選ぶ
食事に使うならカップホルダーや仕切りのあるものが便利
カップホルダーがあれば、食事中の飲み物の置き場に困らないのでおすすめ。カップホルダーには、くぼみが付いている比較的フラットなものとカップがすっぽりと収まる深型のもの、必要に応じてカップホルダーが折りたためるものがあります。他に作業をするときは、スペースを広く使えるフラットなものや折りたためるもの、主に食事に使いたいときは深型のものが便利ですよ。
仕事に使うならフラットで広く場所を確保できて安定するものがおすすめ
仕事で使うには、フラットで十分な作業スペースがあるタイプがいいでしょう。書類などを書く作業には、ペン先が引っかからないなめらかな天板のものがおすすめ。また、タイピングや筆記作業でもしっかりと支えてくれる安定性も必要です。ペンホルダーやマウスがおけるサイドテーブルがセットになっている便利なものもありますよ。
子どもがいるならフチがついているものや収納スペースの多いものが便利
お子さんにおすすめなのは、車内テーブルのフチが盛り上がっているもの。フチが引っかかって、不意にテーブルから物を落としづらくなります。また、お子さんは前の座席シートを足で蹴って汚してしまうことも。そんなときには、シートバックポケットとセットになったものがよいですよ。汚れ防止にもなるうえに、収納スペースも増えて一石二鳥です。
耐荷重で選ぶ
タブレットや飲み物を置くなら1kg程度
タブレットはPCより軽く、11インチタブレットで500g程度です。13インチなど大きなものや2in1などの多機能なものでなければ1kgは超えません。タブレットカバーをつけると多少重くはなりますが、1kg程度の耐荷重があれば、大体のタブレットは問題なく置けますよ。また、飲み物も500mlペットボトルなら難なくおけます。水筒は本体の重さもありますが、600ml程度の要領なら問題なく置けますよ。
食事に使うなら最低でも1kgは必要
食事をするときは、食品や飲み物の重さで耐荷重を決めましょう。小さめのハンバーガーセットで700g程度、大きいハンバーガーのセットでは1kgに近い重さがあります。お弁当の場合も、お弁当の重さと飲み物の重さを合わせると1kg程度の重さになります。別に、ドリンクホルダーがある場合でも1kg以上はあると安心して食事ができますよ。
ノートPCを載せて使うなら5kg程度
最近では、1kg以下の軽量で持ち運びに便利なノートPCも売り出されています。しかし、ノートPCを使うときには、ノートPC以外にも腕の荷重や操作にともなう振動が加わります。そのため、車内でPC作業をするなら5kg程度の耐荷重は欲しいですね。運転席用の車用テーブルには、PC作業用のテーブルもあるのでおすすめですよ。
車内テーブルのおすすめブランド・メーカー
セイワ
コスパのよいリアシート用テーブルが揃う
1,000円以上のリアシートテーブルが多い中、1,000円を超えないコンパクトな商品を取り扱っています。しかし、機能性はよく、取り付けも簡単ですよ。スマホホルダーが2台分も付いたものや、500mlの紙パックも収められるドリンクホルダー付きなどさまざまなものがあります。
星光産業
取り扱っている車用テーブルの種類が豊富
星光産業の車用テーブルは小さめですが、種類が豊富です。ドリンクホルダーと小物が置けるトレーが付いた簡単なものから、リアシートに取り付けて食事が取れる種類まであります。小さなスペースを最大限にいかせるアイデアがいっぱいですよ。
サンワサプライ
ノートPC対応の車用テーブルの種類が豊富
サンワサプライはPCの周辺商品を扱うメーカーです。それだけに、サンワサプライの車用テーブルはノートPC用に特化していて、細かいところに手が届く仕様になっています。PC作業を行うビジネスマンにはもってこいのメーカーですよ。
AtFirst
おしゃれでかわいい大容量なシートバックポケットが豊富
小さなお子さんがいらっしゃると荷物も多くなりがち。AtFirstはそんな荷物もしっかり入るだけのポケットがあります。また、デザインがシンプルになりがちなシートバックポケットですが、デニムなどおしゃれなテイストと、豊富なアイテムのラインナップで、車内がおしゃれにコーディネートできますよ。
おすすめ&人気の車内テーブルランキング
運転席でおすすめの車内テーブル
サンワサプライ-車載用折りたたみテーブル (3,980円)
ハンドルに掛けるだけで装着できて高さや角度も変えられる
ノートPCを使うときには、テーブルの角度や高さがあわないと体に負担がかかって肩こりや腰痛になってしまうことも。この車内テーブルはそんな悩みを解決してくれますよ。テーブル横のつまみをひねるだけで、自分に合わせたテーブルが簡単にできますよ。
なによりも、取り付け方が簡単なのが嬉しいですね。ハンドルはもちろん、リアシート用の車内テーブルとしても利用可能。耐荷重も5kgまでOKで、ある程度耐荷重が必要なノートPC用にはうってつけです。
サンワサプライ-クーラーパッド(2,880円)
熱暴走を防ぐ膝上に置けるノートPC専用テーブル
中央に穴があいていて、ファンが付いているノートPC用の膝上テーブルです。夏場などPCに熱がたまると、熱暴走を起こして故障したり発火したりする危険性もあります。この膝上テーブルはその熱を抑えて、熱暴走を起こすのを防いでくれます。
15.6型ワイドもの大きいノートPCにも対応したスペースでゆったりと使えるのも魅力。裏面にはクッションがついていてPCの重さを吸収してくれるので、膝上に置いても痛くなりません。USBハブもついているなど、いたれりつくせりのノートPC用車内テーブルですよ。
星光産業-折りたたみテーブル (2,009円)
用途に合わせて二段階に折りたたみできる
この折りたたみテーブルは、ハンドルの下から差し込むことでテーブルにできるタイプです。広げればPCデスクとして、中央から2つに折ればタブレット用のデスクとして、2WAYタイプで使用可能。リモートワークやオンライン会議にも使えますよ。
持ち運びに便利な14インチ程度までの大きさのノートPCならちょうどいい大きさです。また、耐荷重は3kgなので平均的な重さが1.5kg程度の14インチまでにはうってつけですよ。もちろん、PC作業以外にも、事務作業や食事のスペースとして使えます。
助手席でおすすめの車内テーブル
kmmotors-バーガートレー (3,180円)
ハンバーガーもポテトもしっかりホールド
こちらのトレーの取り付け方法は、グローブボックスにはさんでとめるタイプなので、取り外しもらくらく。上下がワイヤーになっていて調節できるので、さまざまな車種にあいます。中のドリンクホルダーは、トレー内の好きな場所に移動でき、中に入れるものの幅に合わせられて便利ですよ。
深型なので、飲み物はもちろん、ポテトや食べかけのハンバーガーでも立てておけますよ。食事トレーとして以外にも、スマホやボトルガムなどの小物置きとしても使えます。カーブなどでも落ちてしまう心配もありませんよ。
Vaps-クリップ式フレキシブルテーブル (1,980円)
ドアポケットにはさめるクリップ式でいろいろな角度に動かせる
こちらのテーブルは、アームとトレーでできています。アームを曲げることで、自分の好きな場所に好きな角度で取り付けられますよ。耐荷重は1kg程度なので、簡単な食事や小物を置くのに適しています。
取り付けはクリップ式なので、ドアポケットやコンソールボックスなど、場所を選ばずに好きなところにはさめます。助手席だけでなく、運転席や後部座席、車内以外にも使えますよ。アイデア次第でさまざまな使い方ができるフレキシブルテーブルです。
イーサプライ-クッションテーブル(3,680円)
テーブルとしてもクッションとしても使える
こちらは、表面が木製、裏がクッションになった膝上用の車内テーブルです。裏面に入っている極小ビーズが流動的に動き、クッションにかかる上下の圧力を分散。そのため、天板が安定し、体への重さや負担も軽くしてくれます。
また、クッション面に使われている極小ビーズはビーズクッションの材料でもあり、さわり心地はまるで本物のクッションのよう。車内で少し休みたいときには、クッションやまくらがわりに使えます。ゆったり休めて、気分もリフレッシュできますよ。
後部座席でおすすめの車内テーブル
ADELPHOS-車用テーブル(5,980円)
サイドテーブルだけでなくスマホホルダーも付いている優れもの
車内で仕事をしている時に気になるのがスマホですよね。こちらの車用テーブルにはスマホホルダーが付いているので、事務作業中でもさっと反応できます。サイドテーブルにマウスや飲み物も置けて、作業に集中できますよ。
このテーブルは、取り付けが簡単なことがもうひとつの魅力です。付属のフックでハンドルに掛けるだけで簡単にテーブルができますよ。また、ヘッドレストにもはめ込むだけで取り付けでき、後部座席でも使えるので汎用性が高いです。
セイワ-スマホポケット付きリアトレイ (815円)
コンパクトでお手頃価格ながら機能が充実
リアトレーは2,000円前後のものが多いにもかかわらず、このリアトレーは1,000円を切るお手頃価格です。しかし、機能性は抜群。スマホホルダーをはじめ、ティッシュホルダーやごみ袋用フックなど嬉しい機能がいっぱいです。また、トレーが勝手に開かないようにストッパーが付いているので、振動やお子さんのいたずらなどで開くのを防げますよ。
耐荷重も2kg程度あるので、食事用のテーブルとしてもちょうどいいですよ。ドリンクホルダーが前にせり出すため、ドリンクホルダーを出した状態ではコンビニ弁当など大きめの弁当にはあまり向きません。しかし、ファーストフードやおにぎりの軽食をとるには十分なスペースが確保できますよ。
PECOSPACE-シートバックポケット (5,610円)
透明なスマホポケットで視聴はもちろん充電もできる
こちらの商品は、透明なビニール製のスマホポケットが付いています。ポケットに入れることで、スマホ画面でも簡単に動画などを見れますよ。また、ビニールには充電ケーブルやイヤホンコードを通せる穴がついているため、車内で充電したり音楽を聞いたりするのも便利です。
布地にもこだわり、丈夫でしなやかなオックスフォード生地の間に硬いPE材をはさんだ三層構造になっています。固くしっかりとしていますが、表面は柔軟でシートを傷つけづらいです。汚れにも強く、シートバックを蹴ってしまいやすいお子さんにもおすすめです。
アットファースト-マルチカーポケットLサイズ (3,190円)
おしゃれでかわいい大容量なシートバックポケット
このカーテーブルは、フチ付きで中のものがしっかり収まり、落ちることがありません。天板には板を入れているのできっちり支えてくれますよ。マチ付きのポケットや保冷保温機能付きのドリンクホルダーなど収納力も機能性も抜群です。
また、このテーブルにはトリコロールカラー、ボーダー柄など他では見られない大人かわいいテイストが全部で5種類。車内のインテリアファブリックとしてもおすすめですよ。車内をおしゃれに明るく変えられますよ。
Anytime-シートバックポケット (3,298円)
8色のカラーから選べて合皮で汚れを落としやすい
Anytimeのシートバックポケットは、PUレザーとよばれるフェイクレザーでできています。そのため、レザーがもつしなやかな高級感はそのままに、傷に強く、汚れも落としやすいです。撥水性もあるので、雨の日でもさっと拭けば汚れが落ちますよ。
また、Anytimeのシートバックは色の展開が豊富で8色から選べます。シックでスタイリッシュなブラックやブラウンから、ポップでカラフルな色使いのピンクやオレンジまであります。車の雰囲気やテイストに合わせて選べますよ。
doridori-ジーニートレー (7,208円)
チャイルドシートに座ったまま使える
小さいお子さんは、チャイルドシートから後部座席用のテーブルに届かないことも。そんなときにおすすめなのがこのジーニートレーです。ジーニートレーはチャイルドシート側に取り付けるので隙間ができず、多機能バンドも内側についているので、お子さんでも手が届きやすく使いやすい仕様になっています。
また、お子さんが使っていて一番気になるのは安全面ですよね。ジーニートレーの天板は合板が使われておらず、柔らかい素材でできています。使うときにはしっかりしていてお絵かきも問題なくできますが、万が一のときにはくにゃっと曲がるので、安心して使えますよ。
まとめ
用途に合わせた機能と耐荷重をもつ車用テーブルがおすすめ
車用テーブルを選ぶときのポイントは、その使いみちをはっきりさせることです。それに合わせて必要な機能と耐荷重をもつ車用テーブルを選べば、使いやすいものを選べますよ。ぜひ自分の用途にあわせてお気に入りのテーブルを見つけてくださいね。