おすすめのカッティングマシン人気比較ランキング!【ブラザーも】

はさみやカッターで切ると曲がってしまったり、細かいところがきれいに切れなかったりなど、失敗も多いですよね。素材によっては固くて切れないなんてことも。そんな時に便利なのがデータに沿って自動で切り抜いてくれるカッティングマシンです。この記事では、小型で使いやすい家庭用から大型で高性能な業務用までさまざまなおすすめのカッティングマシンをご紹介します。

カッティングマシンの特徴

デザインに合わせて複雑な形でもきれいにカットできる

カッティングマシンは、データで図案を入れれば、その図案のとおりにペン型カッターで切り抜いてくれます。人間の手では角ばってしまいやすい曲線や毛羽立ってしまいやすい角の部分もきれいに切れますよ。また、カットスピードも速く、手で切るよりも大量にきれいに仕上げられます。

うちわやTシャツなどのハンドクラフトからお店のノベルティまで幅広く利用できる

応援用のうちわなどに使われる切り文字やTシャツのチームロゴなども、カッティングマシンがあれば簡単に切れます。手書きと違い、切り口がなめらかで文字のフォントや大きさが一定になるので、ハイクオリティーな仕上がりになりますよ。また、カッティングマシンの性能によっては、マグネットシートや厚紙、革なども切れるので、お店のノベルティなどにもおすすめです。

既存のデザインだけでなくオリジナルデザインも作れる

カッティングマシンには、それぞれ既存のデザインデータソフトがあります。さまざまなマークやフォントがあるので、これを使えば初心者でも簡単にデザインを作成できます。また、illustratorやCorelDRAWといったデザイン編集ツールのデータが使える機種なら、オリジナルのロゴを使ったグッズも作れますよ。

カッティングマシンの選び方

カットできるサイズで選ぶ

30cm程度のステッカーやペーパークラフトには小型カッティングマシン

自宅でかんたんにステッカーやペーパークラフトを作るなら、小型カッティングマシンがおすすめ。うちわやTシャツ、小物など家庭で作るアイテムの大きさにはちょうどよく、幅が30cm程度のA4サイズやレターサイズのカッティングシートが使えます。本体サイズも幅50cm程度とコンパクトなので、場所をとらず置きやすく、趣味にはもってこいです。

60cm程度のドアサインやカーステッカーには中型カッティングマシン

ドアや壁を装飾するドアサインやウォールステッカー、車のボディに貼り付けて使うカーステッカーなど、少し大きめの30cmから60cm程度の幅のカッティングシートを使うなら中型カッティングマシンです。小型カッティングマシンよりカッティングスピードやカット圧が強いものが多く、きれいに速く量産できますよ。中型になると幅が1m程度と大きく、専用スタンドなど場所をとることもあり、ハンドクラフトやビジネスで使う方にもおすすめです。

100cm程度の看板やカーラッピングには業務用の大型カッティングマシン

屋外に置くような大型の看板や、車全体を覆うようなカーラッピングには100cm程度ある業務用の大型カッティングマシンが便利です。カッティングスピードが段違いに速く、小型の8倍、中型の2倍以上のスピードが出ます。スピードが出ても、精度は下がらず、素材も厚手のゴムやフィルムなど他のものでは切れないものまで切れますよ。大きさや場所も取り、金額的にも高いので、工場などの業務量として使われます。

カット圧で選ぶ

カットしたい素材にあわせて選ぶ

カッティングマシンは種類によって、切れる厚さや素材が決まっています。紙やPPシートなど薄いものをカットするなら200gf前後、マグネットシートやボール紙など厚めのシート類なら400gf前後、600gfあれば厚手のゴムやフィルムなど産業用加工もできますよ。切りたい素材に合わせたカッティングマシンを選びましょう。

カット圧を自動で調節してくれる便利な機種も

カッティングマシンの中には、素材を検知してカット圧を自動で調整してくれる機種もあります。通常、段階的に調節する機種が多く、カット圧が弱すぎて切り残しがあったり、逆にカット圧が強すぎて、カットがずれたり、カッティングマットを傷つけたりすることがあります。その調子を見ながら、手動で調節する必要がありますが、自動調節機能があればその手間もいりませんよ。

最大カットスピードで選ぶ

カットスピードが速ければ作業が短時間で終わる

カットスピードとはその名の通り、カットできる速さのこと。小型のものでは、100mm/sから300mm/s程度と比較的ゆっくりですが、中型では600mm/s程度、工業用の大型のものになると1500mm/s前後など非常に速いスピードでカットできますよ。大量にカットするときや大きな物をカットするときには便利です。

使いやすさに合わせたカットスピードを選ぶのがポイント

しかし、カッティングスピードは、速ければいいというわけではありません。あまりにも速すぎると、ステッカーが台紙からはがれてしまったり、細かいところがきれいに抜けなかったりと精度が落ちてしまうことも。また、初心者には速度が遅いほうが焦らずにゆっくり落ち着いて作業ができるという利点もあります。自分の使いやすいカットスピードにあわせることがポイントですよ。

データの入力方法で選ぶ

専用デザインだけでなくオリジナルデザインも作れるPC入力

カッティングマシンのカットデザインの入力方法は、PCを接続して行うのが主流です。専用ソフトをインストールすれば、さまざまなフォントやデザインを使ってお気に入りのカッティングを行えますよ。出力もUSBメモリーやUSBケーブルなどで簡単。IllustratorやCorelDRAWに対応した機種であれば、オリジナルのデザインをいちから作れますよ。

PCが使えなくてもカッティングできる便利な液晶パネル入力

液晶タッチパネルが搭載されているカッティングマシンもあります。PC本体をもっていないから、または扱いに慣れていないからと諦めていた方でも、タッチパネルから指先ひとつでカッティングマシンを使えます。オリジナルのデザインやロゴの作成は難しいですが、カッティングマシンに内蔵されたデザインで十分すてきなカッティングができますよ。

印刷物からデザインを取り込むスキャナー機能

PCを使わなくてもカッティング可能なカッティングマシンはパネル入力以外にも方法があります。あらかじめスキャナーが内蔵されているスキャナー機能をもったカッティングマシンなら、手元にある図案をスキャンして取り込めますよ。図案さえあればカッティングできるので、PC作業や難しい操作をしなくてもオリジナルのデザインをカッティングできます。

トンボ読み取り機能で選ぶ

トンボとはカット位置をはっきりさせるためのしるし

トリムマーク、通称トンボとは、印刷やカッティングをするときに入れるマークのこと。四隅にカギ括弧型のコーナートンボ、中央にトンボのような形のセンタートンボを入れることで、デザインの四隅や中央を正しい位置に合わせる目印になります。カットするときにずれたり見切れたりするのを防いで、きれいに印刷やカッティングができます。

自動トンボ読み取り機能なら簡単に正確にカットできる

そんな便利なトンボを自動で読み込んでくれるカッティングマシンもあります。デザインデータにトンボを入れることによって、カッティングマシン側でトンボを認識しながら、画像のずれやゆがみを補正しながらカッティングしてくれます。手動でカットする位置をその都度合わせなければならない手間が省けるだけでなく、上下などを間違って切ってしまうこともなくなりますよ。

カッティングマシンのおすすめブランド・メーカー

ブラザー

簡単操作の液晶パネルやスキャナーで幅広い素材に対応

ブラザーのスキャンカットなら、液晶タッチパネルやスキャナーが使えます。そのため、PCが苦手な方や持っていない方でも簡単にカッティング作業をおこなうことができますよ。また、切りづらい革や厚手のキャンパス地など厚さ3mmまで対応しているものもあり、切るものを選びません。

ローランド

シンプル操作でもカッティング品質が高い

ローランドの専用カッティングソフトであるRoland CutStudioは、マウスで書いた線やファイル、スキャナーなどの画像取り込みもできるので、幅広く対応できます。また、カス取り線の作図もできるので、できあがりの歪みや素材を無駄にすることが少なくできますよ。

グラフテック

PCからのデータの移動がワイヤレスでらくらく

グラフテックのカッティングマシンは、USBメモリー対応やBluetooth対応など、PCからワイヤレスで設置できます。周辺がコードでごちゃつくことがなく、データの移動はもちろん、機器を移動するときもさっと移動できますよ。また、フラットタイプや自動給紙型の業務用カッティングマシンも取り扱っています。

マックス株式会社

コンパクトながら多彩な機能をもつビジネスモデル

他の機種には見られない、縁取り機能を搭載。作ろうとすると面倒な縁取りもボタンひとつで自動的にカッティングしてくれますよ。また、ガラスの内側から外へ向けて文字を表示できるミラー反転機能もあります。オフィスでの案内表示や製品ラベル、POPなど1台でさまざまな製品を作成可能ですよ。

ミマキ

看板などで使える大きな業務用プロッターで有名

ミマキは、業務用の大きなカッティングマシンの会社です。ID付きのトンボを使うことで、違う型でも連続カットが可能になり、確認のための人件費のコストカットができますよ。連続でトンボを読み取ることもでき、自動で修正しながら作業するので安心です。

おすすめ&人気のカッティングマシンランキング

小型でおすすめのカッティングマシン

グラフテック-シルエットカメオ4 (32,800円)

5種類のアタッチメントを付けられて3mmまでの厚い素材もカットできる

グラフテックのシルエットシリーズには、5種類のアタッチメントがあります。同梱されているオートブレード以外にも、別売で布カット用のロータリーブレードや3mmの厚みも切れるクラフトブレードがあり、穴あけ用のパンチングツールや市販のペンが装着できるペンホルダーもあります。

アタッチメントの収納にも一工夫。一度に2つのブレードをホルダーに付けられるだけでなく、自動で検知してくれるので難しい設定がいりません。また、スライド式の収納スペースが付いているので、使用していないアタッチメントもばらばらになりませんよ。

グラフテック-シルエットポートレート2 (21,890円)

使いやすい機能はそのままで値段もスペースもコンパクトに

こちらは、シルエットシリーズの中でもシンプルな設計です。一度に装着できるアタッチメントが1つだったり、用紙がA4サイズ程度だったりはしますが、その分しなければならない設定もシンプル。そのため、初心者にも使いやすいですよ。

サイズは幅が約41cmと省スペースで場所を取りづらいです。さらにBluetoothに対応していてワイヤレスで使えるので、邪魔になりづらくリビングなどでも使えますよ。価格も20,000円程度と他に比べてリーズナブルなので、初心者の方や趣味に使う方でも、自宅に置いて使うのにもってこいです。

ブラザー-スキャンカットCM300 (32,545円)

液晶タッチパネルで使えるブラザーのスタンダードタイプ

スキャンカットCM300はスキャンカットの中でもスタンダードなタイプです。ブラザーの特徴である、液晶タッチパネルで簡単にステッカーやペーパークラフトができますよ。表示もアイコンなど直感的にわかりやすいデザインになっているので、迷うことがありません。

内蔵されているデザインはなんと600以上。また、スキャンカットにはスキャナーが内蔵されているため、手書きのイラストや印刷されたデザインでも取り込めます。PCがなくても、簡単におしゃれなオリジナルの作品を作れます。

ブラザー-スキャンカットSDX1200 (65,780円)

スキャンカットの上位版で機能も豊富

スキャンカットDXはスキャンカットの中でもハイグレードタイプです。液晶画面もCM300では3.5インチを超える程度でしたが、SDX1200は1.5倍の5インチにグレードアップ。見やすくて操作しやすい液晶です。

内蔵されているデザインもさらに増えて、1,300以上。フェルトやウレタンフォームも切れるので、アイデア次第で用途が広がりますよ。また、刺しゅうデータも読み込みできるので、お気に入りのあの刺しゅうを読み込んでグッズを作ることもできますよ。

ローランド-ステカSV-12 (53,900円)

ステッカー用カッティングマシンで屋内外問わないステッカーを作れる

ステカは、ステッカーをつくるのに特に向いています。はくり紙を残したまま、ステッカーだけをきれいにカッティングしてくれますよ。転写シートに貼るときにも、はくり紙をはがしやすいです。もちろん、0.3mm以下のシートなら使えるので、制作の幅が広がりますよ。

また、ステカのカットシートはPPシートといわれるポリプロピレン製ではなく、塩化ビニル製。そのため、強度や耐候性が強く、屋外で使うときにも劣化が少ないです。看板やディスプレイなどにおすすめですよ。

ローランド-GS-24 (212,850円)

たくさんのシートが使えるので幅広い用途に向いている

GS-24のすごいところは、対応しているシートの多さです。紙やステッカーシートはもちろん、切りづらいゴムシートやマグネットシート、エッチングに使えるサンドブラスト用シートまで、幅広い素材を切れますよ。いろいろなシーンに向けて活躍しますね。

もちろん、替刃も用途別でたくさんの種類があります。通常の替刃に加え、小文字など細かいところでも切りやすい替刃や、ラミネート加工も切れる替刃など変わった刃も多いです。素材に合わせた刃を使えば、スムーズにカッティングを行えますよ。

マックス株式会社-CM200-Ⅱ(77,050円)

看板など目立たせたい大型掲示物にうってつけ

大型の看板や屋外向けのステッカーなど、切文字のカッティングならCM200-Ⅱがおすすめです。縁取り機能もあり、はっきり目立つようにカッティングできますよ。200種類以上のピクトグラムも用意されているので、看板だけでなくオフィス内掲示にもよいですよ。

最大作画サイズは縦200mm。デザインデータを3分割で作画すれば580mmもの大きいサイズを作れるのも魅力的です。これだけの多機能にもかかわらず、幅は40cmに満たないコンパクトサイズで、オフィスの机の上でも場所を取りません。

マックス株式会社-CPM-100H5(190,000円)

プリントとフリーカットが一度にできてオリジナルラベルが作れる

プリントが一緒にでき、デザインデータを読み込ませるだけで印刷からカッティングまで一度に終わりますよ。文字抜きはもちろん、ファイル用のラベルから製品ラベル、社名表示ステッカーなどを幅広く制作できます。カッティングマシンとしての機能以上を求める方におすすめですよ。

特に、編集ソフトには安全面に特化したピクトグラムが豊富で、全部で1,000種類以上もあります。案内表示や注意表示などといったステッカーもわかりやすく作れますよ。トラ柄の斜線をつけることもでき、別売りで蓄光シートもあるなど、しっかり目立たせることができるので注意喚起を促せます。

中型おすすめのカッティングマシン

グラフテック-CE7000-60 (192,500円)

トンボ機能やバーコード機能を駆使して生産性を高める

カッティングシートが長くなればなるほど、カッティング中にずれや歪みがでてしまい、失敗してしまう危険性があります。また、データの数が多いとカットするデータを取り違えてしまうことも。CE7000-60は自動トンボ読み取り機能の精度を上げ、デザインデータをバーコード管理することでそういった失敗を最小限にし、生産性をアップしました。

今までは読み取りづらかった黒以外のカラーのトンボにも対応。さらに、ホログラムシートや反射シートといった特殊シートでのトンボの読み取りもできます。また、トンボの外側もカットできるため、使うシートの枚数が少なくなり、ランニングコストの削減にもなりますよ。

ミマキ-CG-60SR3 (214,500円)

従来品をさらにパワーアップさせたオールマイティなカッティングマシン

CG-60SR3は、旧型のCG-SR2シリーズと比べ、カットスピードもカット圧力も上がっています。特に移動力に優れ、曲線の複雑な形も従来の1/2で行えるようになりました。自動トンボ読み取り機能や、台紙から取り外せる点線カットはそのままに、さらに使い勝手が良くなっていますよ。

また、メール機能が搭載されていて、カットが終わったり、使用中にエラーが起きたりしたときには登録されているメールアドレスに速やかにメールが届くようになっています。そのため、カッティング中も人員を割く必要はなく、他の作業をしていても差し支えありません。その分、人件費のコストもカットできますよ。

武藤工業-VC2-600 (218,680円)

最高のカットスピードと調節可能なカット圧をあわせ持つ

VC2-600のカットスピードは驚きの1,530mm/s。大型カッティングマシンでもなかなか出せない驚異的なスピードを持っているので、あっという間に作業が終わりますよ。また、カット圧は5gfから600gfの間で調節可能なので、薄いマスキングフィルムから厚いゴムシートまで、さまざまな素材に対応できます。

また、輪郭カットシステムを新たに搭載しています。トンボからデータの向きを予測し、カッティングマシン内部で正しく変換してくれますよ。そして、設定をすることで、同じ輪郭を抜く場合に複数の輪郭が抜ける連続カット機能を搭載しています。間隔と回数を入れることで、設定した間隔で設定した枚数だけカッティングしてくれますよ。

大型でおすすめのカッティングマシン

ミマキ-カッティングプロッタCG-75FX2(638,000円)

2段階クランプ圧力切替機能やフィード機能で長尺でも精巧にカットできる

大型のカッティングマシンに使うカッティングシートは、何かとトラブルがつきもの。重さでずれてしまいやすかったり、シートづまりを起こしやすかったりと失敗しやすいです。CG-75FX2はシートへの負担を考えた機能が満載。そんな不安を取り除いてくれますよ。

まずは、シートクランプの強さを2段階にすることで、しっかりシートを固定する一方で、シートを傷つけづらくしています。そして、ロールシートストッパー機構でシートの蛇行やつまりを低減します。また、フィード機能でシートのテンションが少なくなるような工夫も。長尺のシートでも失敗が少なく、高精度の仕上がりにできますよ。

グラフテック-CE7000-130 (646,387円)

充実した自動トンボ読み取り機能はそのままに長尺カットでの精度も安定

グラフテックといえば、トンボの読み取りやバーコードによるデータ管理に特化していて、作業効率を第一に考えた商品が多いです。もちろん、CE7000-130でも自動トンボ読み取り機能やバーコードによるデータ管理ができますよ。大きいながら、作業効率もしっかり考えられています。

また、長尺で気になるのがシートの浮きや暴れ。CE7000-130はプッシュローラーの圧力を3段階に調整する機能をそなえています。それにより安定した品質が得られますよ。さらに、別売りの長尺用のバスケットもあり、それを利用することで、さらに精度が高めることができます。

まとめ

作りたいものとカットしたい素材に合わせたカッティングマシンがおすすめ

カッティングマシンは、小型から大型まで大きさもスピードもカット圧もさまざまです。用途にきちんと合った物を選ぶことで、失敗がなく、すてきなオリジナル製品を作ることができますよ。ぜひ、ご自身に合ったカッティングマシンを探してみてくださいね。

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