ビジネスマンにとって必須アイテムであるノートパソコン。持ち運びがしやすく、外出先でも作業ができる点が人気です。デスクトップPCと比べるとスペックが落ち、動画編集やゲームには不向きというのが従来のイメージでした。しかし、近年ではスマホやタブレットとの差別化を図るため、低価格で高スペックなノートパソコンが多く販売されていますよ。そこで今回は、動画編集やゲームもできる高性能ノートパソコンを紹介します。購入が初めての方、買い替えを検討している方はぜひチェックしてみて下さい。
高性能ノートパソコンの特徴
デスクトップPCに引けを取らない性能
高性能ノートパソコンの最大の特徴は、デスクトップPCに引けを取らないスペックにあります。ワードやエクセルなどのアプリケーションは仕事に必須です。それに加え、動画アプリやゲームなどを入れると、動作不良を起こしてしまうケースが多々ありました。しかし、近年発売されている高性能ノートパソコンは、デスクトップPCと同じようなスペックのため、そのような心配はありませんよ。
持ち運びが便利で場所を問わず使用できる
持ち運びが便利なため、外出先で使用できるということがノートパソコンの魅力です。Wi-Fiが備わっている環境ならば、場所を問わず作業することができます。外でデスクトップPCと同じように仕事やゲーム、動画編集ができますよ。
高性能ノートパソコンの種類
Windows OS
世界で最も使用されているOS
ノートパソコンは、使用されるOSで種類分けすることができます。その中でもWindows OSは、世界中で知らない人はいないといわれるほど有名なOSです。Microsoft社が開発したOSで、Apple製品以外のPCではほとんどWindows OSが採用されていますね。
Windows OSの魅力はビジネスに向いているということです。大学生やビジネスマンには欠かせないWordやExcel、PowerPointは、Microsoft社が開発したアプリケーションです。Windows OSとこれらのアプリの相性は完璧ですよ。
Mac OS
Apple製品との相性抜群
iPhoneやiPadなどの人気商品を生み出したApple社。Apple社が開発したOSがMac OSです。Apple社が展開するノートパソコンシリーズMacBookに採用されています。Windows OSに次いで世界中で有名なOSですね。
Mac OSの魅力はApple製品との相性の良さにあります。有名な独自技術といえば、写真や動画などを転送するAirDropです。煩わしい作業が一切なく、スマホやノートパソコン間で転送することができます。スマホとの連動性を求める方はMac OSがおすすめですよ。
高性能ノートパソコンの選び方
CPUで選ぶ
Core i5搭載が標準的
CPUを簡単に説明すると、PCの処理能力を決める部分です。より良いCPUを使用しているPCほど、処理能力が高くなります。人間でいう頭脳の部分といえますね。一般的にはCore i5-10210U、Core i5-1035G1が標準的な性能といわれています。特にこだわりがない方は、これらの標準的なCPUを選ぶとよいでしょう。
Ryzenシリーズはコスパが良い
最近搭載数が増えているCPUが、Ryzenシリーズです。その中でも特にRyzen 4000 Uシリーズは、従来よりも1.5倍性能が高いためおすすめです。他のCPUと比べて安いため、コスパの良さが魅力的ですね。現在のCPUよりも性能の高いものを探している方や予算が限られている方は、Ryzen 4000 Uシリーズのノートパソコンを探してみて下さい。
サイズで選ぶ
軽さを重視するなら13インチくらいまでのモバイルノート
ノートパソコンを持ち運ぶことが多い方は、重量も要チェックです。13インチほどの大きさだと1kg弱の重量になります。これぐらいなら、鞄に入れて持ち歩いても苦になりませんね。しかし、ゲームなどで使用する方には向いていません。大学の課題やビジネスシーンでは問題ないため、使用用途に合わせてサイズで選ぶこともおすすめですよ。
自宅での使用がメインで大きな画面で使いたいなら15インチ程度
自宅でゲームなどを楽しみたい方や動画編集をメインで使用する方は、15インチ程度のサイズがおすすめです。また、大画面で映画やドラマを楽しみたいという方も、15インチ程度のサイズがあれば満足できることでしょう。15インチとなると重量も重くなってしまうため、持ち運びには向きません。自宅に置いておくデスクトップPCの代わりとしてはおすすめです。
ディスプレイで選ぶ
ディスプレイの視野角が170度くらい広いと斜めから見てもきれい
ディスプレイの視野角もノートパソコンを選ぶ際には重要です。例えばVAパネルなどの視野角が狭いノートパソコンは、少し角度がずれると画面が暗く見えてしまいます。IPSパネルが使用されていると視野角が広いので、IPSパネルのノートパソコンを探しましょう。ディスプレイの視野角は170度くらいがおすすめですよ。
動画編集をするなら色域が広いほど鮮やかに見れて便利
ディスプレイで選ぶ際は、視野角以外に色域も大切です。色域が広いディスプレイだと、動画編集をするとき細かい色彩までチェックできます。鮮やかに見えるので、編集もしやすく便利ですよ。さらに、映画鑑賞やゲームをする際も色域は重要です。色彩が鮮やかだと没入感が生まれるので、満足度も変わりますよ。画面が大きいとなお良いでしょう。
ストレージで選ぶ
ストレージ容量は256GB以上がおすすめ
一般的な使い方をする方はストレージ容量256GB以上がおすすめです。たくさんの動画や写真などを保存しない方にとっては、十分な容量といえるでしょう。ストレージ容量が256GB程度のノートパソコンは、速度も速く低価格であり、コスパが良いです。ノートパソコンはビジネス用や課題用と決めている方は、256GB程度のストレージを探してみて下さい。
ゲームや動画編集をするなら512GBや1TB
ゲームを多くする方や動画編集をする方は、大きめのストレージ容量が必要です。具体的な数値としては512GBか1TBほどあれば安心でしょう。ビジネス用としてだけでなく、プライベートでもゲームや写真保存を行うという方は512GBがおすすめです。さらに動画編集も行うという方は1TBのストレージを選ぶとよいでしょう。
メモリで選ぶ
メモリ容量は8GB以上がおすすめ
一般的な使い方をする方は8GB以上のメモリがおすすめです。コスパが良く、すぐにデータ容量もいっぱいにならないので、快適に使用できます。動画再生のみなど一つの使い方しかしないという方は4GBでも可能ですよ。しかし、たくさんの作業を同時に行う方は8GB以上必要となります。初めての購入でわからないという方は、8GBのメモリを選んでおくと安心できるのでおすすめですよ。
ゲームなど負荷が大きい作業をするなら16GB以上
ゲームをプレイしたいという方は16GB以上のメモリを選びましょう。ゲームはかなりのメモリを必要とするので、8GBだとあっという間に容量がなくなってしまいます。動画編集などを行うクリエイターの方などは32GBがおすすめですよ。32GBあれば複数の高負荷ソフトを入れていても問題ありません。動画編集はあまりしないけどゲームはするという方は、16GBのメモリがおすすめです。
高性能ノートパソコンのおすすめブランド・メーカー
Microsoft(マイクロソフト)
Surfaceシリーズはあらゆるシーンに対応
Windowsの生みの親であり、世界で最も有名なPCメーカーともいわれている企業です。Microsoftが販売するノートパソコンSurfaceは、ビジネスもプライベートも、あらゆるシーンに対応します。これを買っておけば間違いないといえるほど安心のメーカーですね。
Apple(アップル)
デザイン性の高さと洗練された使い心地
時代の最先端を行く技術とデザインにより、世界中に多くのファンが存在するメーカーです。新商品発売の際には、店舗の前に行列ができるほどの人気ぶり。使い勝手が良くデザインが美しいことが大きな魅力ですね。
HP
豊富なラインナップとコスパの良さが魅力
1939年に設立したアメリカの企業で、正式名称はヒューレット・パッカードといいます。豊富なラインナップと使いやすさ、そして低価格というコスパの良さが魅力です。初めて買う方にもおすすめのメーカーですよ。
Dell(デル)
価格が安く初心者にもおすすめ
DELLはアメリカに本社を置く、世界最大級のテクノロジー企業です。手の届きやすい価格が一番の魅力といえます。ノートパソコンを買ったことがない方や、予算が限られている方におすすめのメーカーですよ。
おすすめ&人気の高性能ノートパソコンランキング
低価格でおすすめの高性能ノートパソコン
HP-14s 1A6C4PA AAAD (39,500円)
コスパ最強クラスのRyzen搭載ノートパソコン
HPが販売している14sシリーズ。最大の魅力は価格にあります。新品のノートパソコンで4万円を切るというのはなかなか見つかりません。特別なこだわりがなくノートパソコンが欲しい方や、初めて購入する方におすすめですよ。
これだけ安いとスペックが心配になってしまいますが、一般的な使い方ですと何も問題ありません。動画編集やゲームには向いていませんが、大学の課題やビジネスシーンには十分なスペックといえます。まずはこの一台をご検討してみてはいかがでしょうか。
Lenovo-IdeaPad Slim 350 (41,745円)
スタイリッシュなデザインに快適なパフォーマンス
このノートパソコンの最大の魅力はコスパの良さです。CPUにはRyzenシリーズを使用し、低価格ながら快適なパフォーマンスを実現しました。初心者の方にはピッタリの高性能ノートパソコンといえますね。
メモリは4GBでストレージは128GBと、少し物足りない印象を受けます。しかし、使うシーンが限られている方には問題ありません。ビジネス用や課題用のノートパソコンを探している方におすすめですよ。
DELL-Inspiron3000 (62,010円)
Windows10搭載で15インチの大きめディスプレイ
アメリカのメーカーDELLが販売しているInspironシリーズ。最大の魅力は映像です。15インチの大画面で映像に没入することができます。映画をよく観る方、動画再生用として探している方にはピッタリですよ。
メモリは4GBですが、ストレージは1TBと大容量です。さらに、大画面ながらも重量を抑えているため、持ち運びも便利ですよ。ビジネス用としても、プライベート用としても活躍する高性能ノートパソコンといえますね。
HP-ENVY x360 (64,704円)
IPSパネルを使用した発色の良いディスプレイ
ディスプレイにはIPSパネルを使用し、視野角と色域の広さが魅力です。メモリも8GBありストレージも256GBあります。10万円は超えそうなスペックを有しながらも、6万円台と手の届きやすい価格もありがたいですね。
CPUはRyzen5 3500Uを使用しています。そのため低価格かつ性能が高いというコスパの良さを実現しました。何を買えばいいのかわからないという方やノートパソコン初心者の方におすすめですよ。
Lenovo-ThinkPad E14 (77,440円)
パワーとスピードを兼ね備えたビジネス向き
インテルCoreプロセッサーを搭載し、場所を問わずビジネスに貢献するパワーとスピードを兼ね備えています。薄型と軽量化により、デザイン性の高さも魅力です。特にビジネスマンにはおすすめのノートパソコンですよ。
さらに、14インチのフルHDディスプレイにより、広い視野角で鮮やかな映像を楽しめます。オーディオ機能とステレオスピーカーにこだわっている点も嬉しいところ。高品質でコスパの良いノートパソコンといえますね。
ビジネスでおすすめの高性能ノートパソコン
VAIO-SX14 (199,800円)
約999gの軽量ボディで持ち運びしやすい
14インチの大画面にもかかわらず、1kgを切る軽量ボディを実現。ボディにUDカーボンを使用しているためここまでの軽量になりました。頻繁に持ち運ぶ方やビジネス用として探している方におすすめですよ。
重量やディスプレイもさることながら、スペックも申し分ありません。メモリは8GBでストレージは256GBと、おすすめの容量サイズを満たしています。お値段は少し高めですが、予算に余裕がある方はご検討してみてはいかかでしょうか。
富士通-LIFEBOOK UHシリーズ (135,480円)
超軽量で頑丈な持ち歩くためのノートパソコン
こちらのノートパソコン最大の魅力は、重量が約750gという軽さです。さらに、周囲に補強フレームを使用することにより、耐久性も増しています。ノートパソコンを持ち歩くことが多いビジネスマンの方にはピッタリですね。
軽量でコンパクトなボディには、充実のコネクタ類を搭載しています。出先で変換ケーブルがなく、困るようなことはありません。現在お持ちのノートパソコンに不満がある方は、購入をご検討してみてはいかがでしょうか。
Microsoft-Surface Laptop 3 (141,680円)
性能とデザイン性を兼ね備えたノートパソコン
言わずと知れたパソコン界の重鎮メーカー、Microsoftが販売するこちらの高性能ノートパソコン。性能の良さはもちろんのこと、デザイン性の高さも評価されています。メモリやストレージの容量も問題ありません。
Surfaceはあらゆるシーンに対応していますが、特にビジネスマンの方におすすめです。Officeが標準搭載され、グラフィックも良いためプレゼンなどが作りやすいのです。コネクタが充実していることも嬉しいですね。
ASUS-UX334FAC-A4113T (107,800円)
タッチパネル搭載でスマホのような操作感
台湾の電子機器メーカーASUSが、ノートパソコンの新たな可能性を追求し開発しました。ワンタッチで切り替え可能で、まるでスマートフォンのような操作感が魅力です。操作性を重視する方にはピッタリですよ。
スペックは申し分なく、価格がそこまで高くないというコスパの良さも特徴的です。デザイン性もかなり高く、持っているだけで一目置かれることは間違いないでしょう。今までと違った高性能ノートパソコンを探している方におすすめです。
動画編集やゲームでおすすめの高性能ノートパソコン
MSI-Prestige14 (161,788円)
クリエイターのために開発された高性能ノートPC
こちらのノートパソコンは、動画編集を頻繁に行うクリエイターのために開発されました。メモリは16GBで、ストレージは512GBという大容量。多くの動画をPC内に保存できるという、動画クリエイターには嬉しいスペックですね。
それだけではなく、グラフィックにもこだわっています。フルHDでより鮮明に、色域も広くなっているのです。動画や映画の色にこだわりたい方や、動画編集を頻繁に行う方は必見の高性能ノートパソコンですよ。
GIGABYTE-AERO 15 (221,780円)
メモリやストレージ大容量のクリエイター用パソコン
メモリは16GB、ストレージは512GBと大容量であり、動画編集にピッタリの機能を多数搭載したクリエイター用PCです。世界初のAI搭載ノートパソコンでもあります。趣味でも仕事でも使える一台ですよ。
ディスプレイが15インチという大きさも魅力的です。鮮明に発色するRTX 2060を内蔵していることも嬉しいポイントですね。ゲーミングパソコンでもあるため、ゲーム用で探している方やクリエイターの方におすすめですよ。
Apple-MacBook Pro 2600/16 (262,801円)
16インチの大画面で動画編集しやすい
AppleのMacBook Proシリーズの中で、こちらの16インチのPCは動画編集がしやすいと評判です。メモリやストレージも大容量であり、グラフィックも問題ありません。デザインも美しく、満足度の高いノートパソコンですね。
Apple製品との相性の良さも大きな魅力です。例えばiPhoneで撮影した動画を、瞬時に転送することができます。他のApple製品を使用している方や、ワンランク上の洗練されたデザインを探している方におすすめですよ。
mouse-G-Tune P5 (139,800円)
操作性の良さとグラフィックが魅力のゲーミングPC
こちらのノートパソコンの大きな魅力は、操作性とグラフィックの良さです。タイピングのしやすさに配慮した新設計キーボードが特徴的となっています。操作感を求めている方やゲーマーの方は必見のゲーミングPCですよ。
15インチの大画面も、ゲームをする方にとって嬉しいポイントです。さらに、タッチパッドを広く設計することで、操作性を高めています。高性能なゲーミングPCを探している方は、ぜひご検討してみて下さいね。
まとめ
使用用途に合った高性能ノートパソコンがおすすめ
今回は高性能ノートパソコンを多数紹介しました。どのノートパソコンもスペックが異なるため、使用用途に合ったスペックのパソコンがおすすめですよ。用途に合った高性能ノートパソコンをぜひご検討ください。