安価なのに高音質。そんなヘッドホンがあったら嬉しいですよね。最近注目されているのはそんなコスパに優れた中華ヘッドホンです。でも実際の音質や機能など気になりますよね。そこで今回は、人気の中華ヘッドホンを種類や選び方を交えて詳しく紹介していきます。中華ヘッドホンの購入を考えている方は是非参考にしてみて下さいね。
中華ヘッドホンの特徴
コストパフォーマンス抜群の中国や台湾製ヘッドホン
中華ヘッドホンとは中国、台湾で製作、販売されているヘッドホンの総称です。特に最近の中華ヘッドホンは高品質でノイズキャンセリングなどの機能面も充実しています。それでいて求めやすい価格帯であることが最大の魅力です。
有名メーカーに引けを取らない高品質なヘッドホンが多い
中華ヘッドホンでも有名メーカーに劣らない高音質のものが最近は多くなってきました。ドライバーや構造、素材など細部にもこだわっている証拠です。音質が不安と思っている方でも安心してくださいね。
中華ヘッドホンの種類
有線ヘッドホン
安価でも音質は価格以上に満足度が高い
有名メーカーと比べると安価なものが多い中華ヘッドホン。でも価格と音質が比例しないのが中華ヘッドホンの特徴のひとつです。特に有線はワイヤレスと比較すると音質が良いと言われていますので、音質面ではさらにコスパがよく満足度が高くなります。
有名メーカーの比較的高価なヘッドホンではリケーブルできる機種が多くあります。ケーブルを変えると音質も向上します。中華ヘッドホンなら1万代でもリケーブルできる機種がありますので、音質にもとことんこだわることが出来るのも魅力です。
ワイヤレスヘッドホン
煩わしいケーブルがないので扱いやすい
Bluetooth接続などワイヤレスが支流になり、最近ではヘッドホンを外で使用している方も増えてきました。中華ヘッドホンもワイヤレスタイプが数多くリリースされています。携帯性よりも音質を重視するならワイヤレスの中華ヘッドホンは選択肢に入れておきたいところです。
集中したいならノイズキャンセリング機能のあるワイヤレスがおすすめです。ヘッドホンのため密閉性が高く、さらにノイズキャンセリングで遮音性も高くなります。一方、ワイヤレスはバッテリー駆動ですので、外出先で使用する場合はバッテリー切れにならないよう注意が必要です。
中華ヘッドホンの選び方
使用目的で選ぶ
テレビゲーム用ならコスパに優れたゲーミング用ヘッドホン
ヘッドホンはゲームの世界観を体感するための重要なアイテムです。特にその場にいるような臨場感を得るためには遮音性が高い物を選ぶのがポイントです。中華ヘッドホンならマイク付きでもコスパが良く満足度の高いヘッドホンが選べます。
音楽制作用ならモニターヘッドホン
フラットな音を求めるならモニターヘッドホンがおすすめです。特に楽曲製作や楽器演奏をするなら必需品です。モニターヘッドホンでもメーカーや素材、技術、構造など様々な要素により音色が異なります。まずは価格も手頃な中華ヘッドホンで聴き比べてみるというのもおすすめです。
イヤーパッドで選ぶ
長時間使用するならオーバーイヤー型ヘッドホン
ゲームや楽曲製作などは長時間やること多いですよね。その場合は耳を覆うタイプのオーバーイヤーヘッドホンを選びましょう。長時間の使用でも耳が疲れにくい、遮音性が高く外部の音が聞こえにくいといった特徴があるのでおすすめです。
外出時に携帯するならオンイヤー型ヘッドホン
外で持ち歩くなら携帯性に優れたオンイヤー型ヘッドホンがおすすめです。ノイズキャンセリングを搭載している機種なら外でも遮音性が高まります。一方、外部の音が聞こえにくい、耳の上に乗せるタイプなので長時間だと耳が痛くなるといったデメリットもありますので注意が必要です。
機能で選ぶ
音質重視なら多チャンネルのサラウンド機能付き
以前の中華ヘッドホンは音質が悪いといった印象がありましたが、最近では有名メーカーのヘッドホンとも遜色がありません。機種によっては3Dサラウンド機能なども搭載しており、全域でクリアな音を実現しています。音の好みはそれぞれありますが、音質に対して過剰な不安は不要です。
クリアな音質がお好みならノイズキャンセリング機能付き
ノイズキャンセリング機能ではSONYやBOSSなどが有名ですが、中華ヘッドホンのノイズキャンセリングも十分満足できるレベルです。ハイレゾなど高音質のヘッドホンであればノイズキャンセリングとの組み合わせにより、一段上の音質が体験できます。高音質で機能が充実しているのが最近の中華ヘッドホンの特徴です。
中華ヘッドホンのおすすめブランド・メーカー
Superlux
OEM製品を得意にする台湾のオーディオメーカー
2〜3,000円台の低価格なヘッドホンが魅力の台湾のメーカー。ピンクやグリーンなどあまり見かけないカラフルなラインナップが人気のHD661でも4,000円台。有名メーカーのヘッドホンに近いデザインで、モニター用、リスニング用、密閉型からセミオープンまでラインナップも幅広くコスパが高いのも特徴です。
COWIN
デジタルオーディオプレーヤーiAUDIOで有名な韓国のメーカー
1990年代に、音楽、動画ファイルの管理、転送などを目的としたソフトウェア開発会社として設立。主力商品はiAUDIOのブランド名で展開されているデジタルオーディオプレーヤーとCOWONのブランド名で展開されているポータブルメディアプレイヤーなどがあります。技術力の高い機能面を重視したヘッドホンがラインナップされています。
Mpow
スタイリッシュなオーディオ機器を手掛ける中国のメーカー
中華ヘッドホンは主にネット通販で購入できます。ゆえに競争率も高く人気のある商品に集中しますが、Mpowは全域でバランスのとれた音質のため特に人気があります。ワイヤレスと有線を同時に使用できるなど使い勝手も考慮された商品も多いのでおすすめです。
iSK
OME製品の品質も高い中国の音響機器メーカー
OMEでも有名な中国のメーカーですが、オリジナルも製作しています。OME製品は見た目の完成度もさることならが、音質がとてもクリアで評判の良いメーカーです。付け心地の良さと音質の高さからコストパーフォーマンスも高く人気があります。
おすすめ＆人気の中華ヘッドホンランキング
低価格でおすすめの中華ヘッドホン
Superlux HD681F（3,280円）
フラットな音域でバランスのとれたモニターヘッドホン
ドライバー口径50mmのダイナミック型ヘッドホンです。特徴は開放型と密閉型の性質を合わせ持つセミオープン型であることです。重低音も十分に再生され、中高域も伸びがありバランス良く聞こえます。
モニター用でバランス重視なため音楽制作や楽器の練習に最適です。透明性のあるクリアなサウンド表現が得意ですので、リスニング用として音楽はもちろん、映画やゲーム用など幅広い用途でも使用できます。別売りですが交換用のイヤーパッドが購入できる点も嬉しいですね。
Mpow H7（4,280円）
通話から音楽鑑賞までコストパーフォーマンスの高い1台
Bluetooth接続のワイヤレスヘッドホンです。1回の満充電で音楽なら15時間、通話なら18時間も使用できるので外出先でも安心感がありますね。また、ケーブル接続も可能ですので万が一の充電不足も解消されます。
低反発ウレタンをイヤーパッドに採用していますので付け心地も良く、長時間使用しても疲れにくいです。重さも約250gで小ぶりのりんご1個分ほどですので持ち歩いても疲れません。イヤホンとマイク付きですので通話から音楽鑑賞まで1台で何役もこなせるコストパーフォーマンスの高さが魅力的です。
iSK AT-3000 （5,356円）
音質と装着性に優れた密閉型ヘッドホン
ケーブル接続で密閉型のヘッドホンです。ドライバー口径は50mmでオーバーイヤータイプのヘッドホンですので耳を全て覆ってくれます。快適な装着感が得られるのと同時に遮音性が高まり低音が引き締まって聞こえます。
リケーブルはできませんが、高品質な低ノイズのケーブルを採用。音質はフラットで全域でクリアな音が再現されます。大型ヘッドホンの割には280gと軽量なのも特徴で、自宅での音楽制作や楽器のモニターには最適です。
OneOdio DJ モニター高音質ヘッドホン（3,400円）
オールマイティーに使えるヘッドホン
50mmドライバーを搭載したモニター用のヘッドホンです。ケーブルは片方出し式で脱着が可能。また、楽器や機材等で使用できる3.5mmプラグとスマートフォンやデジタルオーディオプレーヤーなどに接続できる6.35mmプラグが付属しているのも魅力的です。
イヤーパッドも柔らかく長時間の使用でも痛くなりにくいです。イヤーパッドは交換も可能です。マイク付きのストレートコードや2mのカールコードも付属。オールマイティーに活躍してくれて、大変コストパーフォーマンスの高い中華ヘッドホンです。
VANKYO ゲーミングヘッドセット（4,580円）
7.1chのバーチャルサラウンド機能を搭載したゲーミングヘッドホン
VANKYOはタブレットを主力販売している中国のメーカーです。音響系のメーカーではありませんが、このヘッドホンは7.1chサラウンドを搭載した人気あるヘッドホンです。7.1chとなると360°で音が迫ってきますので、非常に臨場感があるサウンドを体験できます。
295gと比較的軽量でプロテイン製のイヤーパッドを採用しているため長時間のプレイでも快適。マイクはノイズキャンセリング機能付きで手元でミュートができ、操作性に優れている点もゲーミング用として優秀です。またスマートフォンやPCでも使用できますので幅広く活躍してくれます。
ノイズキャンセリング機能付きでおすすめの中華ヘッドホン
Manwe ゲーミングヘッドセット（2,999円）
50mmドライバーとLDEライトが搭載されたゲーミング用ヘッドホン
ハウジング部分にLEDライトを採用した見た目にも楽しいヘッドホンです。ゲーミング用ヘッドホンですので、PS4やXbox One、PCゲームなどで活躍してくれます。軽量でイヤーパッドも柔らかくオーバーイヤータイプなので長時間のプレイでも疲れにくい設計が嬉しいですね。
こちらはマイクにノイズキャンセリング技術を採用しています。外部から入る音を遮音してくれますので、ゲーム内でも会話がスムーズ。また、FPSなどでは敵の足音、物音の小さな音まで聞こえるほどの高音質な点も、満足度が高いです。
BOMAKER モニターヘッドホン（8,440円）
静寂を演出するアクティブノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホン
BOMAKERは2015年に中国深圳市で設立されたメーカーです。主力商品はプロジェクターですが、映画鑑賞、音楽鑑賞に最適な密閉型ヘッドホンも発売しています。オーバーイヤーヘッドホンで密閉型、また低周波を85パーセントカットしてくれるノイズキャンセル機能を搭載していますので、集中できる環境が作れます。
ハウジング部分がダイヤル型のボリュームコントロールになっています。くるくると回して音量を調整。これが楽しくて癖になりますよ。また折り畳めて携帯性にも優れていますのでおすすめです。
Anker Soundcore Life Q20（6,999円）
ハイレゾとアクティブノイズキャンセリングで高音質な空間を演出
Ankerはモバイルバッテリーなどを扱う中国のメーカーです。イヤホンやヘッドホンなどオーディオ製品も豊富にラインナップされています。その中でもQ20はノイズキャンセルとハイレゾに対応したヘッドホンとして人気がありますよ。
Q20に採用されているのはアクティブノイズキャンセリングです。これはヘッドホンに内蔵されたマイクが周囲の音を感知して低周波帯のノイズを除去する機能です。密閉型で低音が程よくチューニングされていますのでリスニングに最適です。
Monoyoi ワイヤレスヘッドホン（6,279円）
用途に応じて無線有線対応可能なACC対応ヘッドホン
外出時には折りたたんでBluetooth5.0に対応したワイヤレス接続が可能です。ワイヤレスの場合バッテリー持ちが心配ですよね。しかし、こちらはバッテリー容量が450mAhもあるため、連続して24時間の使用が可能です。
イヤーパットはとても柔らかく音楽鑑賞、映画鑑賞など長時間の使用でも耳が痛くなりにいです。もちろんノイズキャンセル機能付きで音質も満足できるレベルです。通気性もよく夏の暑さでも蒸れにくいのが嬉しいですね。
VANKYO CY750（9,578円）
アクティブノイズキャンセリングで通話も高品質
最大の特徴は2台同時に接続できるところです。アクティブノイズキャンセリングで高音質な空間を誰かと共有できるのは嬉しいですよね。この機能だけでもこのヘッドホンを選ぶ価値があります。
ワイヤレスの場合1回の充電で、アクティブノイズキャンセリング使用時なら15時間の音楽再生が可能です。一方、接続はワイヤレスの他にケーブル接続も可能ですので充電が切れても安心。収納ケースも付属していますので持ち運びにも便利です。
ワイヤレスでおすすめの中華ヘッドホン
OneOdio FuSion A7 （6,000円）
音楽鑑賞にも楽器練習や音楽制作にも適したモニターヘッドホン
中華ヘッドホンの中でも人気のあるA７。ワイヤレス接続では珍しいモニターヘッドホンです。重厚で無骨なデザインの中でヘッドバンドの内側に配色された赤色が映えてデザイン性も高いです。
ヘッドホンの両側に6.3mmと3.5mmのジャックが採用されています。これにより音楽を再生しながら、同時にギターなどの楽器を繋いで練習することができます。音楽鑑賞もしたいし楽器練習もしたいという方にはおすすめですよ。
EKSA E1（5,742円）
重低音モードと40mmのダイナミック型で迫力のサウンドを表現
ワイヤレスは音の遅延が心配ですが、E1はBluetooth5.0ですので遅延の心配も少ないです。また、SurperEQという重低音モードが搭載されています。SurperEQを長押しすることで、より低音が強調された音質に切り替わり低音が締まりますよ。
一方、40mmの大口径ドライバーですので、全域でクリアな音が表現されています。音楽鑑賞やゲームでの使用はもちろんですが、マイクも内蔵されていますので、会話もクリアな音質で可能。バッテリー切れの時でもケーブル接続可能ですので、その点でも使い勝手の良いヘッドホンです。
Edifier W830BT（11,143円）
長時間再生とケーブル接続にも対応したワイヤレスヘッドホン
中国のオーディオメーカーEdifierのワイヤレスヘッドホンです。バッテリー駆動も満充電から95時間まで再生可能ですので、バッテリー切れの心配も少ないのが嬉しいですね。またケーブル接続もできるので二重で安心感があります。
アクティブノイズキャンセリングも搭載されていますので、外でも雑音を気にすることなく聞くことができます。Bluetoothは4.0ですが、NFC接続が可能ですので、ペアリングは非常にスムーズ。カラーもブラックの他にホワイトも展開しておりデザイン性が高い点でもおすすめです。
Bluedio H2（2,698円）
デザイン性の高さでも所有欲を満たすヘッドホン
多機能で高音質なのに低価格でコストパーフォーマンスが高いのが中華ヘッドホンの魅力です。BluedioのH2もそんな中華ヘッドホンを代表する一品。この価格帯でBluetooth5.0、アクティブノイズキャンセリング、バッテリー駆動も40時間と満足度が高いです。
またメーカー専用のアプリをダウンロードしてサービスサイトへアクセスすることで、ニュースや天気予報なども聞くことができます。MicroSDをセットして直接音楽を楽しむことも可能。デザインもシックで高級感があり満足度が高いヘッドホンです。
Mpow ヘッドホン bluetooth （5,580円）
おしゃれで高音質なヘッドホン
レッド、ブラック、シルバー、ピンクと4色も展開している人気のヘッドホンです。特にレッドはヘッドバンドの内側やハウジングの周りなどに配色され、アクセントがあります。外で使用していてもおしゃれに見えますよね。
また見た目だけではなく機能面も充実しています。ノイズキャンセリング機能付きでマイク内蔵ですので、音楽鑑賞以外でも幅広く使用できるのが嬉しいポイント。ケーブル接続も可能ですので万が一のバッテリー切れでも安心できるところは安心感がありますよね。
まとめ
高品質でコスパが高い中華ヘッドホンがおすすめ
中華ヘッドホンは価格帯も幅広く種類が豊富なので迷いますよね。そんな時は、自宅で使用するならケーブル接続で音質重視、外出先やスマートフォンで使用するなら利便性を考えワイヤレス接続など、用途に応じて検討してみるのががおすすめです。特に最近の中華ヘッドホンは低価格でも品質重視になっています。高音質でデザイン性が高く機能面も充実していますので、満足できるヘッドホンを探してみてくださいね。
