部屋の雰囲気に植物のグリーンを取り入れたい。でも、植物を上手く育てられるか心配。そんなときは、ランキング形式で紹介している多肉植物がおすすめです。厳しい環境に根付く多肉植物には強い生命力があります。とても育てやすいというメリットがあり、ガーデニング初心者や、めんどくさがり屋さんにもおすすめと言えるでしょう。今回は種類や育て方、選び方を掘り下げて解説しますので、観葉植物やインテリアを探している方は、是非とも参考にして下さい。
多肉植物とは?
乾燥地などに根付く水気が多い植物
多肉植物は、アロエやサボテンなどの品種がよく知られています。砂漠のような雨が少ない地帯、海岸線などの砂地にも根付くタフな植物です。葉や茎、根の内部に柔らかい組織があり、たっぷり水を蓄えているのが特徴。プニッとした葉が肉厚に見えます。
多肉植物のメリット
初心者にも育てやすい
多肉植物はタフな環境に耐えられる品種で、基本的には栽培が簡単です。忙しくて普通の植物を育成できない場合も手入れが少なくて済み、長く付き合うことができます。かなり育てやすいことから、初心者が挑戦する観葉植物としても選ばれていますよ。
持ち前の生命力で増やすこともできる
多肉植物は厳しい環境で生きているため、植物の中でも強い生命力を持ちます。例えば落ちた葉っぱを放置しておくだけでも、根っこが伸びて新しい株ができる植物です。簡単に増やせる品種が多いのも魅力。もし手入れに失敗しても復活することがあり、子孫の誰かが生き残ってくれる可能性は多分にあります。
リーズナブルな多肉植物が多い
多肉植物には20,000を超える品種があり、少ない手間で育つところも良心的です。低価格で数種を選べるなど、普通の生花や観葉植物よりリーズナブルなところがあります。また、肥料の量も普通の植物より少ないので、ランニングコストが多くはかからないのも嬉しい点でしょう。
可愛らしい見た目が多い
ぷっくりした見た目の多肉植物は、育てやすさだけでなく可愛らしい見た目でも人気です。また、他の植物と同じで、紅葉したり花が咲いたりします。しっかり育てることができれば、目の保養をプレゼントしてくれるのもメリット。恩返しを忘れない性格も、2,014年ごろからブームになっている理由です。
インテリア用の造花が多いのもメリット
オフィスや玄関先で人工の観葉樹を見たことがあるかもしれません。リアルで手入れ不要なことから、需要があるインテリアになっています。観葉樹と同じで屋内に置くことが多い多肉植物も、リアルな造花があるので気軽に入手できますよ。
多肉植物のデメリット
放置し過ぎて枯れる例が多い
タフな環境に強いと言っても、手入れを怠り過ぎると枯れることがあります。特に多いのが放置のし過ぎです。簡単ゆえに長いあいだ手入れを忘れていて、気が付いたら枯れていたというパターン。完全に枯れると復活はできないので、育て方などを参考にしながら、基本の手入れは行って下さいね。
西日が強い窓辺に弱い
多肉植物は外の環境に慣れており、日光に強いことで知られています。一方、近年の日本は温暖なことも多く、特に夏の夕方は西日が厳しいですよね。さすがの多肉植物も直射するとストレスになるので、変色したり弱ったりします。西日が強い住宅では、他のところに置く、時間ごとに移動するなどの工夫が必要です。
水やりのタイミングが少し難しい
多肉植物は土が乾ききってしまっても、柔細胞という部分に多くの水を内包しています。そのため、普通の植物より水やりの時間を開けないと、根腐れしてしまう可能性があります。水やりは多肉植物によってスパンが違います。育ちが多い育成期以外は、葉が少し薄く痩せてから水をあげるのが基本です。感覚的になるので、水やりのタイミングが少し難しい植物。選び方や育て方を参考に、適度な水やりを心掛けて下さいね。
多肉植物の種類
観葉多肉植物
空気清浄など生き物特有のメリットがある
観葉多肉植物は生きています。植物を自分で育ててみたいという場合は、観葉多肉植物を選ぶことになります。定期的に水と肥料を与えて、風通しを保つなどの手入れが必要。多肉植物ごとに向いている季節、気候があり、個人によって育てやすいタイプが変わります。
一方、どの多肉植物も育てやすいということは確かです。また、たくさんの良い効果があり、ナチュラルグリーンは目の癒しになります。育てたときの達成感も、生きている植物ならではのメリットでしょう。新しい世代を増やす楽しみもあります。また、空気をキレイにする効果があり、アロエなどの大型種がよく紹介されていますよ。
フェイクグリーン(人工観葉多肉植物)
手入れを気にする必要がなく何処に置いてもいい
人工観葉多肉植物とも呼ばれており、ポリエチレンなどの樹脂布に模様を印刷しています。ブームになったことから、リアルに再現したフェイクグリーンの多肉植物が増えました。今では人工樹木と並ぶフェイクグリーンの主流です。長く生きる多肉植物と違い、経年劣化で印刷の色が落ちます。
ナチュラルなメリットはありませんが、人工ならではの良さもあります。まず、インテリアですが、実物に近い質感のモデルが豊富です。ほこりを落とすなどの掃除は必要ですが、水やりなどの手入れを気にする必要もありません。場所はどこでもいいため、好きなところに置くことができます。部屋に緑が欲しいなど、シンプルな動機だけで選べるのは魅力でしょう。また、化学的な工夫で消臭などを行えるモデルもあります。
多肉植物の選び方
生育期の違いで選ぶ
春秋型は気候的に初心者も育てやすい
四季がある地域に根付く多肉植物です。好きな気候が日本と似ていて、育てやすいので初心者向けと言われています。春は3月から6月くらい、秋は9月から11月くらいまでが育成期です。生育期は水を好むので、土が乾ききったら水をあげて下さい。夏は成長が遅く、冬は休眠中です。ほとんど水を与えない前提で、月1回か2回くらいが目安です。10度から25度くらいが好きな温度。年間を通して管理しやすいのが特徴です。
涼しい気候が好きな冬型
冬型がメキメキ育つのは11月から4月くらいの期間です。20度以上の温度が苦手。特に夏場は屋内の涼しいところが管理しやすい場所になります。風が好きなので、自然風に当ててやるといいでしょう。
夏場は活発に活動することを止めてしまい、あまり水は必要ありません。育成期は土が乾いていたら水を与えるくらいです。よく寒さに強いと言われますが間違いで、霜が降りると枯れることもありますよ。温度管理が必要なので、多肉植物の中では少し手間がかかる種類。その分だけ愛着も湧きます。
屋内環境で育てやすい夏型
夏型は5月くらいから9月くらいまでが成長期です。土が乾いたタイミングで水をあげますが、成長が芳しくないときはストップします。春と秋は余り成長しないので、月1回か2回くらいが水やりの目安。休眠中の冬は断水してもいい傾向です。暖かい地域に生息していて、20度から30度くらいが好み。蒸し暑さなどの湿度を嫌う品種が多く、屋内環境で育てやすい多肉植物がたくさんあります。
増やし方で選ぶ
セダムなどは葉から増やせる
多肉植物によっては摘んだ葉、もしくは落ちた葉から根を生やすことがあります。葉挿しと呼ばれる方法で、新たな苗を栽培することが可能です。方法は至って簡単。落ちた葉を寝かせて、切れ目の部分を土に埋めておきます。自分で摘むときは中途半端になると根が出ません。葉を横に倒して、茎の根元から取り外すイメージで摘んで下さい。セダム、クラッスラ、グラプトペタルムなど、初心者にも増やせる多肉植物が色々あります。
挿し木できる品種は茎から根が生えてくる
挿し木という方法で増やせる多肉植物もあります。葉挿しと同じで方法は簡単。生花のように茎をハサミでカットした後、風通しがいいところに置いて管理します。成功すると乾燥した切り口から根が生えてきますよ。根が生えた後は1週間くらい連続して水をやると、だんだん瑞々しくなります。ちなみに、購入した種や苗から育てる方法もオーソドックスなので、増やし方として覚えておきましょう。
株分けできる多肉植物は成功率が高い
株分けは少し難しいですが、成功率も高い方法です。新しい茎が外側に育ったとき行います。乾いた方が成功するので、2週間くらい水を抜くのが第一段階。次に根を傷つけないように土を落とし、分かれている茎を根ごとハサミでカットします。雑菌が入ると枯れてしまうので、ハサミは熱などで消毒しておくといいでしょう。新しい鉢に植え替えてから1週間くらい水を与えると、次第に成長が進みます。
健康状態で選ぶ
葉の形状で健康状態を見抜く
多肉植物の葉は水を含んでおり、張っている状態が健康的です。シワシワになっていたり、薄くなっていたりすると、水不足の可能性があります。あまり日光に当たっていない多肉植物の葉も、同じような状態になりますよ。また、黄色で半透明化している葉も、典型例として挙がるでしょう。水やりが多すぎて腐っている可能性があります。葉の状態が悪い場合は、他の株を探すのがおすすめです。
細身で育つ徒長も健康が解る
徒長は多肉植物以外にも多い症状です。日照不足で茎や葉の一部が細くなります。多肉植物は他の植物より肉厚。特にサボテンなどは途中が細くなるので、初見でハッキリ分ります。葉や茎がヒョロッとしていたら、避けておくのが無難でしょう。自分が育て始めてから徒長が出ている場合、細くなった部分を成長させるのは困難です。見た目を良くしたい場合は、増やして新たに育て直すのがマストな手になります。
植わっている数で選ぶ
育てやすいのは単植
プランターや鉢などで植物を育てるとき、単植にするか寄せ植えにするかを選びます。単植は1つの鉢に1種の植物を植える方法です。多肉植物は育成期や好きな温度が各々で違いますよね。単植にしておくと個体差を心配する必要がなく、無理せずに育てられるというメリットがあります。こじんまりした小型の鉢が使えるので、移動といった管理面が楽になるのもメリットでしょう。
華やかになるのは寄せ植え
寄せ植えは様々な多肉植物を、1つの鉢やプランターに植えて育てます。見栄えを計算して苗を選べるので、容姿は華やかです。一方、多肉植物は夏型、春秋型、冬型で好きな環境が違いますよね。異種同士が共存している場合、育て方のタイミング変わります。栽培に慣れていない場合は、例えば夏型で統一しているなど、同じタイプを組み合わせた寄せ植えにするのがおすすめでしょう。当たり障りないので、単植のように育て方が楽になります。
多肉植物のおすすめブランド・メーカー
エアリゾーム
フェイクグリーンは本物並みのクオリティー
エアリゾームは北欧家具などを扱うポータルサイトです。小物の1つであるサボテンのフェイクグリーンが人気になっています。非常にリアルで本物並みのクオリティーがあり、トゲは柔らかいので安心。植物に似た効果も付与しています。
季の香
初心者向けの多肉植物が揃う
季の香は、通販市場で苗や農作物の取引を行うショップです。ガーデニング系のメディアに紹介されており、送られてくる植物の健康状態に定評があります。苗を的確に育成しているため、身近な店舗に置いていない多肉植物を探すときに便利ですよ。
日本花キ流通
初心者向けの多肉植物が揃う
日本花キ流通は多肉植物の他に、ガーデニング用品や工具も扱っています。初心者向けの多肉植物が多く、元気な苗木が手に入るのでおすすめです。多肉植物用の土を別途で販売。スタートに際して役立つアイテムも手に入いるショップです。
APOA(アポア)
おしゃれな鉢植えが魅力
アポアは鉢植えを多く扱っています。彩り豊かな多肉植物を組み合わせて、寄せ植えにしているのが特徴です。鉢代わりにカップやくり抜いた木材を使うなど、かわいい見た目が豊富。ラッピングも丁寧なので、ギフトなどには丁度いいでしょう。
おすすめ&人気の多肉植物ランキング
初心者向けでおすすめの多肉植物
日本花キ流通-多肉植物 セダム 6㎝ポット (768円)
春秋型のスタンダードで非常に育てやすい
セダムに属している多肉植物で、市場に流通するときは小松緑と呼ばれています。松っぽく育つので、盆栽に見立てて鉢植えする持ち主は少なくありません。上手く育ててやると春に黄色い花を咲かせます。また、秋に紅葉を楽しむこともできますよ。
セダムは非常にポピュラーな春秋型で、初心者向けの育成情報を数多く見ることができます。育てやすさとガイドラインの見つけやすさがあるので、入門用としては非常におすすめです。枝分かれするので、増やす場合は挿し木にすると成功率が高いでしょう。
季の香-雪雛 7.5cmポット エケベリア (850円)
冬の管理が楽で葉挿しが使える
円盤状や放射線状、らせん状に葉が並んでいる様をロゼットと呼びます。多肉植物などの葉が密集した植物に、よく使われる言葉です。エケベリア属は色とりどりの葉があり、美しいロゼットを描くことで有名。育てやすい春秋型の品種が有名です。
雪雛は冬の管理が少し楽で、霜が付かなければマイナス5度付近まで枯れないと言われています。そのため、気温が下がりやすい窓辺などに置かなければ、外でも育てることも可能です。また、葉挿しがマストな増やし方なのもメリット。初心者向けとして人気です。
ヨシハラガーデン-グラプトペタルム 姫秋麗 (250円)
育て方が簡単な美麗品種
中米原産で、グラプトペダルムという多肉植物の一種です。春になると茎分かれした頂点の部分に、可愛い花を咲かせます。名は体を表すところで、姫秋麗が持つ肉厚の葉は、とても美しいロゼットを作りますよ。美麗と言われている品種の1つです。
春秋型らしい成長速度を見せるため、スタンダードな育て方が通用します。また、夏の休眠時期を外せば葉挿しが通用するので、簡単に新しい株を増やせるのもメリットでしょう。栽培する難易度が低く、初心者向きの多肉植物としておすすめできます。
薫る花-大雲閣 (48,180円)
メキシコチックでインテリアの1つに最適
サボテンに似ていますが、ユーフォルビアという種類に属しています。品種改良された夏型の多肉植物です。背が高い品種ならではの、堂々とした立ち姿が特徴的。成長した大雲閣は、開店祝いなどのビジネスシーンにも人気です。
メキシコチックなイメージが前面に出ているので、おしゃれな多肉植物としても知られています。屋内環境にも強いため、インテリアとして魅力でしょう。エアコンの風が当たり過ぎると弱ります。置き場所に気を付けて育てて下さいね。
チャーム-ドルフィンネックレス (690円)
丈夫な品種にカテゴライズできる
セネシオに属している多肉植物で、ドルフィンネックレスの他にペレグリヌスという流通名があります。横方向から下に垂れさがりながら成長し、イルカが跳ねているように見えるのが名前の由来です。葉挿しの成功率が低く、挿し木で増やすのがマストでしょう。
春秋型の育て方で管理できる多肉植物です。少し気難しい冬型の中では育てやすい品種と言えるでしょう。丈夫な品種にカテゴライズできるので、冬型の登竜門としておすすめです。流通が少ない多肉植物なので、レアという意味でも選ぶ価値がありますよ。
フェイクグリーンでおすすめの多肉植物
エアリゾーム-ARTIFICIAL CACTUSES (4,378円)
変化を楽しむ要素がある安全なフェイクグリーンのサボテン
サボテンのフェイクグリーンです。光触媒加工というコーティング技術を採用しています。光触媒のフェイクグリーンは、酸化チタンと光の関係を利用して、タバコの臭いや雑菌など分解してくれるのが特徴です。光触媒加工花という総称があり、人気ジャンルの1つになっていますよ。
サボテンの針は柔らかいので、触ってもケガの心配がありません。また、転倒したときに土がこぼれない造りで、子どもやペットが同居している場合も安心です。少しだけ曲がるので姿を変えることができ、姿の変化を楽しむ要素も含んでいます。
ギギリビング-CT触媒付きフェイクグリーンのミニポットA (1,760円)
CT触媒を使った可愛い構成の寄せ植え
CT触媒を使った寄せ植えのフェイクグリーンです。CT触媒はファイラックインターナショナル社が開発した特殊な素材で、光触媒加工と同じような効果があります。しかし、光は必要ありません。身体の中にあるもので構成されており、安全性に優れています。
寄せ植えにサボテンを取り入れるケースはよくあります。栽培が簡単な多肉植物の中でという意味ですが、サボテンは少し管理が難しい品種も多いです。そのため、あえて枯れないフェイクグリーンを選ぶのは、有効な一手と言えるでしょう。代表的な多肉植物を組み合わせた構成は好感触です。
モンターニュ-CT触媒 多肉植物 寄せ植えプランター (4,180円)
人気品種を組み合わせた鮮やかな寄せ植え
CT触媒を利用しています。光がなくても空気をきれいにしてくれるので、トイレなどの個室に置くのもおすすめです。庭先の砂利として使われる化粧石が鉢に固定されており、移動や落下で土が散らばる心配はありません。
セダムに属している虹の玉、ユーフォルビアの大雲閣など、オーソドックスで人気がある多肉植物を集めています。鮮やかな組み合わせを選んでおり、リアルに再現されているところが魅力です。フェイクグリーンですが、十分にナチュラル感を楽しむことができますよ。
寄せ植えでおすすめの多肉植物
アポア-多肉植物 寄せ植え カップ&ソーサー (3,800円)
可愛い仕上がりでギフトにおすすめ
エスプレッソコーヒーを入れるデミタスカップに、多肉植物を寄せ植えしています。デミタスカップは普通のコーヒーカップより小型で、可愛い陶器として知られていますよ。同じ質の可愛さがある多肉植物と、相性がいい組み合わせですよね。
寄せ植えの品種はショップのお任せで、自分好みになるかが解りません。育てたい品種がある場合は、避けておくのがマストです。一方、多肉植物はおしゃれなプレゼント用として人気があります。デザイン性に長けた可愛い組み合わせは魅力的で、ギフトなどに選ぶのがおすすめでしょう。
トロピカルガーデン-多肉植物 寄せ植え用 抜き苗セット 20種類 (1,980円)
寄せ植えの登竜門としておすすめ
寄せ植え用の抜き苗セットです。抜き苗の多くは、数種類の苗をセット購入できます。根が付いた苗を入手できるので、寄せ植えにするのが非常に簡単。鉢に用土を入れて植え替えを行い、あとは育てていくだけです。便利なことから通販でも多く見られます。
育てやすくて人気がある品種を選んでおり、値段的にはリーズナブルと言えます。抜き苗の手順は動画サイトなどで観ることが可能。挑戦しやすいので、初めて多肉植物を触れる場合もおすすめです。用土は多肉植物用も市販されており、作り方が解らない場合はホームセンター、通販などで用意するといいでしょう。
多肉植物の育て方
肥料は多肉植物用がおすすめ
多肉植物は水と栄養が少ないところで生活しています。成長期は基本的に、土が乾いたタイミングで水やりするのがおすすめです。休眠などで成長が鈍い時期は、葉がしおれるくらいが目安。肥料も相当に控えめです。多肉植物用の肥料があり、固形で1回の分量が解ります。特に初心者の内は、花ごころなど、置くだけでいい肥料を選ぶといいでしょう。
冬場は屋内で育てるのが基本方針
気温が低いところで生活している冬型も、5度以下の温度はストレスになります。日本だと温暖な地域でも、夜間から明け方にかけて5度を切ることは少なくありません。そのため、屋内で育てるのが基本方針です。夏型と春秋型は冬型よりも低温に弱いので、戸外で育てる場合は家に入れるなど、移動策も検討してみて下さい。
まとめ
自分の家で育てやすいタイプの多肉植物がおすすめ
多肉植物は、好きな気候や成長期が品種によって分かれています。しかし、生命力が強く、基本的に世話は簡単です。初めての場合は育てやすい春秋型にしてみるなど、あまり難しく考えずに選ぶといいでしょう。自分が家で育てやすいと感じた品種、かわいいと感じた品種を選んで下さい。インテリアにするなら、手間がないフェイクグリーンにしておくのもおすすめ。よくできた人工多肉植物が豊富にあります。