気軽にスタジオで撮影したようなクオリティの写真をお家で撮れたら嬉しいですよね。そんな方におすすめしたいのが撮影ボックスです。ご自宅に撮影ボックスがあれば気軽にきれいな写真が撮れるんですよ。そこで、今回はおすすめの撮影ボックスをランキング形式でご紹介します。また、撮影ボックスには種類があり、撮影スタイルに応じて選び方のコツをおさえる必要があります。撮影ボックスの種類や選び方についても紹介しているので、気軽にきれいな写真を撮りたい方は参考にしてみてくださいね。
撮影ボックスの特徴
被写体をきれいにはっきりと写すことができる
撮影ボックスを使うことで、写真の写りをよりきれいにすることができます。きれいに写真を撮るには背景や照明をセッティングする必要があります。しかし、自分ですべての器具を用意するのは大変ですよね。撮影ボックスを使えば、簡単にきれいな写真を撮れるセッティングができますよ。
気軽にスタジオのような環境での撮影が可能
プロは撮影の環境が整ったスタジオでの撮影を行いますよね。背景のスクリーンや明るくくっきり写すための照明が撮影を手助けしてくれるスタジオ。そんな環境をお家でも手軽に作れるのが撮影ボックスです。スタジオを借りるお金や時間をかけなくも、簡単に写真撮影のクオリティを上げることができますよ。
撮影ボックスの種類
折りたたみタイプ
コンパクトに畳んで持ち運びや収納スペースの削減に最適
撮影ボックス本体を折りたたむことで小さくまとめられます。収納する場所をとりたくない方におすすめです。小さいものはかばんに入るほどコンパクトなので持ち運びも楽ですね。アクセサリーなどの小物だけを撮影したい方にも使いやすいタイプです。プラスチック製の軽いタイプが人気です。
箱型に組み立てることで内部を簡易的な撮影スタジオにします。布やプラスチックなどの折りたたみやすい素材でできています。小さな撮影ボックスは組み立てが簡単ですが、大型のものだと少し大変ですね。アクセサリーなどの小物の撮影をメインで行う場合にとてもおすすめです。
マルチアングルタイプ
様々な角度からの撮影を実現し撮り方の幅が広がる
ボックスの真上や横の開閉可能な穴で複数方向からの撮影を可能にしています。撮影ボックスは本格的なスタジオよりもアングルに制限があるという課題を解消してくれますね。特に真上からの撮影をする場合は映り込みや影を防ぐことができます。撮影アングルのバリエーションがほしい方におすすめですよ。
マルチアングル型には選べるアングルの数がいくつかあります。真上と正面の2アングルが一般的ですね。その他に斜め45度からの撮影や、背面から撮影できるものも。オークションやフリマサイト用の写真のではこの2アングルで十分でしょう。よりこだわった写真を撮りたい方は斜めからの撮影ができるものなどもおすすめですよ。
撮影ボックスの選び方
撮影ボックスのサイズで選ぶ
アクセサリーなどの小型のものを取るなら小さめサイズで十分
撮影ボックスのサイズのは卓上タイプから人が入れる大型のものまでかなり豊富です。サイズが大きくなるほど撮影にも収納にも場所が必要になりますね。小さいサイズのものを撮影する場合は卓上で使える小さいサイズで十分です。お値段も小さいものの方がよりお財布に嬉しいです。様々な大きさの被写体を撮影する場合は大きいものがあれば万能ですよ。
撮影したいもののサイズより確実に大きいものを
撮影ボックスは箱型の簡易スタジオなので、確実に被写体が箱に収まる必要があります。購入の際に本体の高さと幅、奥行きのサイズと被写体のサイズを合わせましょう。また、被写体がボックスにギリギリ入るサイズだと照明の明かりを被写体が遮ってしまいます。上部に照明がついているものは特に高さに余裕を持ったサイズ選びがおすすめですよ。
背景布のカラーバリエーションで選ぶ
より様々な背景色で撮影したいなら付属の背景布のバリエーションが豊富なものを
多くの撮影ボックスには背景布が付属しています。背景にも様々なカラーがあり、白い色のものが主流です。特に色合いにこだわりがない場合は白い背景だけでも困らないでしょう。中にはポップな色合いの背景色を揃えている撮影ボックスもあります。背景の色でも楽しみたい方はたくさんのカラーの背景スクリーンが付属する撮影ボックスがおすすめです。
撮影したいもののカラーと合う色の背景布があるかを確認
背景スクリーンのカラーによって被写体の引き立ち方が左右されます。被写体と背景のカラーの組み合わせで写りが変わるので、被写体に適した背景色があることが重要ですね。食品などの撮影では特に色の選択肢が多いほうが相性のいい背景を見つけやすいです。温かい印象に見せたい場合は暖色系がおすすめですよ。逆にクールな印象に移したい場合は寒色系や黒などがおすすめです。
撮影したい照明の環境で選ぶ
付属の照明だけを使う場合は照明の明るさや色が調節可能なものを
ほとんどの場合、撮影ボックスには照明が付属しています。数段階に渡って調整できるものや、無段階で明るさを変えられるものもありますよ。照明の明るさはルーメンという単位で表示されます。一般的に最低1000ルーメンあれば問題なく撮影できますよ。色温度によっても見え方が変わるので、3段階以上調節できれば様々な見せ方に対応できるでしょう。
自然光での撮影をしたい場合は透過性のある素材でできたものを
撮影ボックスは光を通さない素材が主流です。しかし、外からの自然の光を撮影ボックス内に取り込めるものもあります。透過性のある素材であれば、外の太陽光や外側からの照明で撮影ができますね。夜間や光の入らない場所での撮影が多い方は少し使いづらいかもしれません。照明の使いかたに自信のない方や、より自然な光で撮影したい方におすすめです。
ディフューザーが付いていると柔らかい雰囲気にできる
撮影ボックスに付属の照明を使う場合、照明の光が直接はっきりと被写体に当たります。プロの撮影機材では照明にディフューザーをつけて光を和らげています。撮影ボックスにも付属の照明にかぶせて使うディフューザー付きのものがありますよ。より柔らかい雰囲気の写真が好きな方はディフューザーが付属しているものを選ぶのがおすすめです。
撮影ボックスのおすすめブランド・メーカー
PULUZ
SNSや動画サイトへの投稿などに特化した撮影アクセサリを展開
アマチュア向けの撮影器具を数多く展開しているPULUZ。SNSなどのインターネットに投稿するための映像制作に向いている撮影アクセサリーが特徴です。PULUZの撮影ボックスは照明の環境作りが良く、初心者でも明るくきれいに撮影できますよ。付属の照明はほとんどがコンセントから給電するタイプなので、安定した照明で撮影環境を作れます。
SAMTIAN
手頃な価格の撮影用LEDライトを中心とした撮影器具メーカー
撮影機材の中でも特にライトに力を入れているのがSAMTIANです。撮影ボックスのラインナップは中型から大型サイズが中心です。明るさを調節可能なライトを搭載していることが多いため、照明の環境作りに困っている方にとてもおすすめなメーカーです。
NEEWER
高価になりがちな撮影機材も国産メーカーでは手に入らない安さで製造
高価になりがちな撮影機材を個人でも気軽に購入しやすい価格で展開するNEEWER。メーカー純正品より大幅に安いストロボで話題を呼んだこともあります。卓上用の小さいサイズの撮影ボックスでも10段階の明るさ超世可能な照明を採用していますよ。小型サイズの撮影ボックスの照明のクオリティを求めている方におすすめのメーカーです。
HAKUBA
カメラ関連製品で高いシェアを誇る国産メーカー
HAKUBAはカメラ周辺機器を取り扱う国産メーカーです。撮影ボックスでは、透過性のある素材でできたものを中心に扱っています。同じデザインの撮影ボックスでも数種類の大きさを展開していますよ。自然光での撮影をしたい方におすすめです。また、照明は本体と別のものを使いたい方にも相性のいいボックスを展開するメーカーです。
おすすめ&人気の撮影ボックスランキング
折りたたみタイプでおすすめの撮影ボックス
ヒラノ照明-次世代撮影ボックス「革命」 (3,980円)
コンパクトながら付属の照明がしっかりと被写体を明るく見せてくれる
収納や持ち運びがしやすいデザインでありながら、10段階の光量調節ができる高輝度LEDライトがついています。人気の高輝度ライトですが、明るくなりすぎてしまう場合もあります。細かく調節できるのでお好みの明るさで撮影ができますよ。
素材と留め具が丈夫な作りになっている撮影ボックスです。そのため、折りたたみ式ながらしっかりとした作りです。これなら撮影中にボックスがふにゃっとしてしまう心配もないですね。コンパクトさと照明のクオリティのどちらもいいとこ取りをしたい方におすすめです。
PULUZ-折りたたみ 写真撮影ボックス (1,199円)
小物の撮影におすすめのサイズ感と明るさ
こちらの撮影ボックスはサイズが22×23×24cmと折りたたみ式の中でも特にコンパクトにできています。アクセサリーなどの撮影でも、照明との距離が遠すぎずはっきりと写せるサイズ感ですね。卓上でも幅を取らないのでより気軽に撮影が行えます。
組み立て用のつなぎ目が側面にないため、側面を背景にしてもきれいに映る作りになっています。背景用の布が6色あるので、様々なカラーバリエーションで撮影が楽しめます。背景にこだわって小物の撮影をしたい方におすすめですよ。
サンキューマート-撮影ボックス (429円)
シンプルな作りで気軽に小物の撮影を始められる
非常に簡易的な作りながら上部にライトが付属しています。本体の組み立てやライトの準備に時間をかけずにさっと撮影を始めることができます。サイズもコンパクトなので、出先に簡単に持ち運んで気軽に使うこともできますね。
こちらは本格的な機材に比べて手頃で扱いやすい撮影ボックスです。そのため、撮影に慣れていなくてもすぐに使うことができますよ。オークションようの写真をいつもより少しきれいに撮りたい方にうってつけです。また、初めて撮影グッズを使う方や、気軽に撮影ボックスを試してみたい方にもおすすめです。
NEEWER-フォトスタジオライトボックス (6,110円)
しっかりと明るさを確保できる撮影ボックス
こちらの撮影ボックスは折りたたみ式の中でも少し大きめにできています。サイズが大きくなると持ち運びが大変そうですよね。しかし、持ち手が上部についているので、トートバック感覚で持ち運べます。
ボックス内部が銀色になっているので、より光を増幅してくれます。撮影を小さな穴から行えるので、全体からの反射を生かして撮影することもできます。少ない光源でも最大限に活用して明るく撮影したい方におすすめです。
マルチアングルタイプでおすすめの撮影ボックス
SEA-Force -撮影ボックス(50,050円)
3箇所の照明で撮影する角度に合わせてライティングが変更できる
正面と全体と背景用の3つのライトがついているので、光の当たり具合の調節が可能です。光量の調節も無段階で行うことができます。それぞれの照明を好みに調節することで、本格的なスタジオの照明のような光を再現できますよ。
上部にも撮影用の窓が付けられていて、真上からの撮影も可能です。真上撮影用のカメラ固定器具がさらに安定した撮影を手助けします。撮影する角度に合わせて照明も変えながら撮影したいこだわりのある方におすすめです。
GL MALL JAPAN-撮影ブースLED600 (6,300円)
被写体に外の景色が写り込まないデザイン
前面と真上の二方向からの撮影ができます。前面は全開と一部から覗く窓式の2タイプで使用できます。真上でも正面でも、反射しやすい被写体の映り込みを防いで撮影ができますね。また、全開にすれば角度を少し変えての撮影も可能です。
LEDライト126灯のバーが二本付属しており、本体の素材も高品質な反射材でできています。そのため、本格的な照明を買わずにしっかりと明るさを確保できます。反射しやすい被写体を明るくはっきり撮影したい方におすすめの撮影ボックスです。
SAMTAIN-40cm撮影ボックス (6,499円)
垂直、水平、45度の3つのアングルからの撮影が可能
様々なアングルからの撮影と豊富な背景色でバリエーション豊かな撮影を可能にする撮影ボックスです。光量が無段階調整でき被写体の色をきれいに出してくれるライトも搭載しています。そのため、自宅で簡単にプロのようなブツ撮りができますよ。
調光機が付属しているため、より精密な光量調節が可能になっています。さらに、ライトの位置を移動することもできます。撮影アングルもライティングもこだわって撮影したい方におすすめの撮影ボックスです。
サンワダイレクト-撮影キット (13,980円)
プラスチック素材の背景スクリーンでどの角度からでもシワが気にならない
光拡散スクリーンが付属しているため、直接光を当てるのライティングよりも柔らかい光を再現することができます。背景スクリーンの色味は4色あり、全体的に落ち着いた色味になっています。撮影ボックス特有の光の鋭さや写りの軽さを抑えて高級感のある写真が撮れますよ。
付属の背景用の布は、シワになりにくい素材でできています。そのため、アイロンがけの手間を省きながらきれいな背景で撮影ができます。ブツ撮りで重要な背景がきれいに保てるのは嬉しいですね。撮影のセッティングを簡単にしながらも落ち着いた写真を撮りたい方におすすめですよ。
houseBOAT-LEDライト付き撮影ボックス (5,300円)
ボックス本体をを倒すことで撮影するアングルを変更できる
コンパクトながら、撮影のたびに組み立てる必要のないタイプです。しっかりとした作りなので、使わない時は棚として使用することもできます。全面が白で統一され、つなぎ目もないため、背景布なしでもきれいに撮れますよ。
コンセントをさしてスイッチを入れるだけの簡単な操作でライトを扱うことができます。撮影アングルを変えたいときには、ボックスを倒すだけで真上から撮影できますよ。組み立ての手間なく簡単に、感覚的に撮影ボックスを使用したい方におすすめです。
調節可能な照明付きでおすすめの撮影ボックス
SAMTIAN-大型撮影ボックス (10,799円)
無段階で付属の照明の明るさを変更可能
こちらの撮影ボックスは比較的大きめなサイズのものです。小物から赤ちゃんほどの大きさのものまで幅広く撮影できますよ。大きなサイズでもくまなく照らせるライトと、光を和らげるディフューザー付きです。
被写体に合わせて無段階調光ができ、被写体に均一な光が当たる構造になっています。大きめサイズながら組み立ても初心者にもわかりやすいですよ。自宅で様々なサイズ感のものや小さなお子様の写真をプロのように撮影したい方におすすめです。
Hakuba-デジカメスタジオボックス30 (6,510円)
自然光と照明どちらでも撮影が可能
光が少し透ける素材でできている撮影ボックスです。本体の外側からライトや自然光を当てて、本体をディフューザーにして使うこともできます。外からの光を使って自然な明るさでの撮影をできる撮影ボックスは珍しいですよね。
とても軽い素材でできており、折りたたむとコンパクトなので屋外での使用にも適しています。付属のバックスクリーンは淡めのカラーバリエーションです。自然な光で優しい雰囲気の写真を撮りたい方におすすめの撮影ボックスですよ。
COSMONE-無段階調光式LED高級折りたたみ撮影ブース (19,800円)
3つのライトで様々な表現が可能
照明は比較的本格的なものが付属しています。3箇所にある照明はそれぞれ無段階で調節することができますよ。すりガラス使用になっているので鋭すぎない光になっています。また、反射板の角度も自在に変えることができるので、幅広いライティングが可能ですね。
折りたたみ式ながら非常にしっかりとした素材でできています。さらに被写体に合わせてボックスの形を変えることもできます。フレキシブルに使える撮影ボックスはうれしいですね。プロ並みのライティングやセッティングで撮影したい方におすすめですよ。
Ashop-撮影キット (2,377円)
2つのライトの角度や位置を変えることでライティングのバリエーションが広がる
撮影ボックス本体は簡易的で組み立てやすい折りたたみ式になっています。付属の照明は一般的な本体内部に固定するものではありません。スタンドライト式の照明が2つ付いているため、簡易的なボックスでも本格的に見せることができますよ。
スポットライト式の照明なので、よりムードを演出したライティングの写真をとることができます。また、本体の素材がディフューザーとして使えるので、外からまんべんなく光を当てることもできます。手軽に高級感のある撮影をしたい方におすすめです。
PULUZ-STUDIO ARIMAS(2,480円)
小型ながら照明の色温度の調節ができる
手軽に使える軽くて小さめな撮影ボックスですが、光量も色温度も調整できる優れものです。撮影ボックスは白っぽい照明が多いですが、こちらは暖かい色味での撮影も可能ですよ。
コンパクトで持ち運びが多い撮影ボックスは本体の汚れも気になりますよね。防水素材を使用しているので、さっと拭き取り掃除できれいに保つことができます。どこでも好きな色味のライティングで撮影をしたい方におすすめの撮影ボックスですよ。
まとめ
被写体のサイズや撮り方のこだわりに合わせた撮影ボックスがおすすめ
気軽におうちで撮影スタジオを再現したいなら、折りたたんで収納できる撮影ボックスがおすすめです。折りたたむことができれば撮影用に場所を確保する必要もなく初心者でも気軽に使うことができますね。撮りたいものや目指すクオリティにあわせてサイズやライトの種類を選んでみてもいいですね。この記事ではおすすめの撮影ボックスをランキング形式でご紹介しました。ぜひ自分にあった撮影ボックスを見つけて、撮影を楽しんでくださいね。