おすすめの両開き冷蔵庫人気比較ランキング!【仕組みも】

壁や家具が障害物になって冷蔵庫を開けづらい。新しい冷蔵庫を探しているけど、どれがいいか解らない。そんなときはランキング形式で紹介している、両開き冷蔵庫がおすすめです。両開き冷蔵庫のドアは色々な間取りに強く、使い勝手のいいハイテクモデルがたくさんあります。今回は両開き冷蔵庫について詳しく掘り下げますので、選び方の参考にして下さい。

両開き冷蔵庫とは?

両側から開けることができるシャープの冷蔵庫

両開き冷蔵庫は一般的に、家電王手のシャープが開発した「どっちもドア」の冷蔵庫を差す名前です。常に左右から開けることができます。「つけかえどっちもドア」のような付け替え式は、シャープ以外のメーカーも左右開き等の名称で扱っていますよ。軸の付け替えで開く方向が変わる、両開きドアの一種です。また、ドアが2枚あるフレンチドアともいわれる観音開きを、両開き扱いにしているメーカーもあります。

片開きドアとの違いは?

ドアの軸を両側に差し込めるよう設計されている

どっちもドアは両開きなので、左右に軸があります。観音開きも同様。冷蔵庫中央から外側に向かって左右のドアが開くので、軸は2本です。付け替えドアの軸は1本ですが、軸を差し込む穴が左右にありますよ。軸を両側に差し込めるよう設計しているのが両開き冷蔵庫。開く方向を選べるのが特徴です。一方、片開き冷蔵庫は左右のどちらかに固定した軸があり、片方からしか開きません。

両開き冷蔵庫の仕組み

どっちもドアは反対側もヒンジとして機能する

どっちもドアは爪のようなパーツと、ドアの開閉に使う軸が両側にあります。開く方向と反対側の爪が開閉軸を巻き込んで、蝶番として成立する仕組みです。右側が開くと連動して左側の軸をロックするため、開いているときにドアが落ちることはありません。

付け替え式は上下の軸を外して反対に入れ替える

付け替えタイプはドア上部にあるカーバーを手で外し、マイナスドライバーで上の軸を抜くのが一般的です。上軸を抜くと固定されていたドアが外れます。外したドアの底面にある下軸を抜き、反対側に入れ替えるのが次の作業。再びドアを冷蔵庫に戻し、上軸を反対側に付けて再度ドアを固定します。誰でも簡単に付け替えできる仕組みです。

両開き冷蔵庫のメリット

間取りに合わせた置き方ができる

片開きの冷蔵庫は、開く側に家具などを置くと開かない可能性があります。そのため、左右の間取りを考慮して選ぶのがマストです。一方、右にも左にも開く両開きのドアは、どちらかにスペースがあれば問題ありません。間取りに合わせた開閉ができます。

引っ越しや模様替え後も引き続き使える

引っ越しや模様替えで間取りが変わってしまい、冷蔵庫を買い替える例は少なくありません。両開き冷蔵庫は間取りに強いので、転居先へ搬入できれば引き続き高確率で使えます。買い換え前提で選ぶ必要は低いでしょう。高価格が多い上位モデルも選びやすいのがメリットです。

冷蔵庫前の通路を確保しやすい

冷蔵庫を置くと手狭になるキッチンには、両開き冷蔵庫がおすすめです。通り道の邪魔にならないよう、ドアを開くことができます。観音開きは2枚ドアなので、1枚の大きさがコンパクト。また、冷蔵庫の中央に立ってドアを開閉するので、体が邪魔をせず開閉のストレスになりません。

省スペースで好きなポジションを確保しやすい

省スペースで好きな側にドアを開けられると、常に自分が使いやすいポジションを確保できます。ドアがコンパクトな観音開きも同じで、省スペースに作業しやすいポジションが生まれますよ。楽に作業できるのも、両開き冷蔵庫の大きなメリットです。

プライベートを守れる

来客に冷蔵庫の中身が見えそう。中身はプライベートな部分で、見えることを嫌うのは可笑しな話ではありませんよね。片開きと違い、両開き冷蔵庫は見えにくい方から開くことができます。プライベートを守ることができるのも嬉しいメリットです。

両開き冷蔵庫のデメリット

閉めるときに少し堅いドアがある

近年、冷蔵庫のドアは自然に閉まるなど、スムーズに開閉できるタイプが主流です。一方、両開きドアは左右の切り替えに少し負荷が掛かります。使い始めは重く感じることがあるかもしれません。片開きの使用が長いと違和感を持ちますが、使い慣れれば自然に解消します。

耐久度は片開き冷蔵庫が上

両開きドアは片開きドアより構造が複雑です。パーツが多い分だけ、故障する確率は上がるでしょう。ドアを強く閉めると、浮いて閉まらなくなる可能性もあります。どっちもドアは実際のリコールが起こり、過去に対処した経緯がありますよ。今では安全になりましたが、念のために乱暴な閉め方は避けるのがマストです。

モデルが限定的になる

世界の約87.6%が右利きです。完全な左利きは7.5%なので、普通の家電は右利き用に設計されています。また、両開き冷蔵庫は一般的にシャープの冷蔵庫を指す言葉で、モデルは限定的と言えるでしょう。ひいきにしているメーカーがある場合は、片開きと観音開きを視野に入れるのがおすすめです。

2枚ドアはフルオープンできないことがある

2枚ドアの観音開きをフルオープンするときは、両方にスペースを確保しないといけません。どちらかに壁があると、フルオープンできない可能性があります。壁際に冷蔵庫を設置する間取りは、どっちもドア系の両開き冷蔵庫がおすすめですよ。

1枚ドアは冷気が逃げやすい

1枚ドアの両開き冷蔵庫は、半開できる2枚ドアより開口部が大きくなります。冷気が逃げやすいので気を付けて下さい。省エネ化が進んだ冷蔵庫ですが、長く開けていると電気代はかさみます。大家族などで頻繁に開けるときは、1,000円くらいで購入できる冷蔵庫カーテンを取り付けて、電気代の対策をするのがおすすめですよ。

両開き冷蔵庫の種類

直冷式

コンパクトで低価格なパワフルモデルがある

両開きに限らず、冷蔵庫には2つの種類があります。直冷式とファン式です。直冷式は旧来からあるダイレクトな方法。冷凍室と冷蔵室に内蔵している独立した冷却器を使って、直でストックを冷やします。強力な冷風で霜が固まりやすく、大きな氷ができると霜落としが必要です。理想は1カ月に1回。電源を切って溶かすため、少し手入れが面倒です。

一方、シンプルなシステムで、低価格化と小型化しやすいのは大きなメリットです。パワフルな冷気が出るので、ストックを冷やすという冷蔵庫の主目的も果たせます。小型冷蔵庫では現役バリバリのシステム。小容量の冷蔵庫を探すときは、選択肢に入れるのがおすすめです。

ファン式

ハイテク化した霜取り要らずの冷蔵庫

ファン式は新しい方法です。間冷式と書かれているモデルもあります。冷蔵庫の室外に冷却器を内蔵。ファンで冷凍室や冷蔵室の通風口に冷気を送っています。大型冷蔵庫に合った方法なので、中容量より上のクラスはファン式が主流です。

冷蔵庫は容量が大きくなると、比例して値段も上がります。また、ファン式は構造が複雑で、シンプルな直冷式より価格帯が上です。一方、ハイテク化したモデルなので、省エネ対策がバッチリなのはメリットでしょう。自動霜取りなどの機能を搭載しており、外壁や室内を拭くだけの手入れで済みます。

両開き冷蔵庫の選び方

家族構成に合った容量で選ぶ

100Lから200Lは1人暮らしに実用的

冷蔵庫の適正容量は、家族の人数を基準に計算する方法があります。試算では大体240Lくらいが1人暮らし用の容量です。一方、あくまで計算上のマックス値。万人に実用的かというと、そうでもありません。実用例を挙げるなら240Lは、自炊派が1週間分の食材を買い込み、ストックできるくらいの容量です。一般的な1人暮らしには100Lから200Lの冷蔵庫がおすすめ。酒類などの飲み物を多めにストックしたとしても、200Lあれば十分です。

2人構成には200Lから400Lまでが便利

ストックが少ない2人暮らしの場合は、200L前半の容量でも対応できます。一方、共働き世帯が多く、食材や料理の作り置きを、常に用意するケースが少なくありません。ストックが多い場合は、400Lまでを目安にするといいでしょう。仕事や子育てで多忙なときは、手入れが楽なファン式を選んでおくと便利です。出産が予想される家庭は、1サイズが2サイズ上を選んで下さい。

4人以上の家庭は400L越えがマスト

4人以上の家族は、成長期の子どもを含むことが多いでしょう。成長に比例して食べる量が増え、お弁当や朝食用の作り置き、冷凍食品などのストックも不可欠です。いつかは大量ストックできる冷蔵庫が必要になる構成。そのため、400L越えの大容量が目安です。550Lを超えると大家族向けですが、出産、同居などで家族が増えるかもしれません。4人構成の場合も選択肢の1つに入れて下さい。

100L以下の容量は他の冷蔵庫が充実している

予備の冷蔵庫は、飲み物や軽いデザートをストックするのが一般的な使い方です。プライベート空間など、省スペースに置くことが多いでしょう。試算の結果を合わせると100L以下がおすすめです。一方、両開き冷蔵庫は、130L以下のモデルが非常に少ない傾向。付け替え式の一部にありますが、メインメーカー製は稀です。予備の冷蔵庫は片開きが探しやすくなります。100L以下を検討している場合は選択肢に入れて下さい。

ワンサイズ上を見越しておくのは機能面で有意義

両開き冷蔵庫の容量は、大小に分けて考えることができます。300Lから上は大容量モデルとしてラインナップされることが多く、明確な目安になるでしょう。冷蔵庫は大容量になるほどグレードがアップするという基本傾向があり、省エネや霜取りなどの便利機能が充実します。小容量よりハイテク面で有利なことが多く、ストックの必要数が増えそうな場合は、特にワンサイズ上を見越しておくのが好手です。

機能面で選ぶ

小容量モデルは省エネ機能か電気代をチェック

小容量の両開き冷蔵庫は、ストックの必要量が変化する世代にニーズがあります。引っ越しや出産、同居などによる間取りの変化で、買い換えることも増えるでしょう。ニーズに答えるため、コストを控える傾向があります。大容量より簡易的で、電気代が高くなることも一般的。省エネできる小容量モデルは賢くておすすめです。省エネ機能を搭載していない場合は、電気代で判断する手があります。年間5,000円から8,000円付近までが省エネモデルの主流です。

大容量モデルは省エネ以外の機能を見る

大容量モデルは多くのストックを保存するため、パワフルな冷気と色々な機能を確保しています。冷蔵庫の目玉になるモデルが豊富です。省エネモデルはスタンダード。小容量より電気代の平均値が安く、省エネ機能を気にする必要はありません。食材をストックする方法、スマホと連動する機能など、省エネ以外の部分を考慮して使いたいモデルにするのがおすすめです。

作り置きや生ものを短期保存できるルーム機能

パーシャルやチルドなど、庫内に特殊な小部屋を持つ両開き冷蔵庫があります。パーシャルは食材を微凍結する方法。マイナス3度くらいで鮮度を1週間ほど保ちます。シャープが得意にしているチルドは、0度から3度付近で食材を保存する方法。作り置きや生ものを短期保存するほか、冷凍した食材をゆっくり解凍するときも使えます。目玉機能なので各メーカーが開発と改善に注力しており、どれも優秀な傾向です。

消臭機能がある両開き冷蔵庫が快適

冷蔵庫は臭いがきつい食材を保存することがあり、腐臭が付いてしまうこともあります。そのため、脱臭機能があると便利です。チルドなどがある場合は、小部屋に臭いが籠りやすいので特に有効ですよ。大容量モデルは大体が搭載しているので、あまり気にする必要はありません。小容量を選ぶときに見ておくと便利です。なお、消臭はシャープが非常に有名。目玉機能の1つにしています。

スマホ連動の機能はアプリで冷蔵庫を操作できる

近年の両開き冷蔵庫は非常にスマートで、特に大型冷蔵庫のIoT化が進んでいます。Googleストアなどから無料アプリをダウンロードし、スマホで操作することが可能です。冷凍室やルーム、野菜室などのモードを管理したり、省エネモードを変更したりできますよ。ストックの内容を記憶できる、レシピを表示するなども可能で、買い忘れ防止に活用するのもおすすめです。

搬入可能なモデルで選ぶ

サイズにプラス10cmした搬入経路が必要

冷蔵庫など、大型家電を買うときに見落としがちなのが、搬入経路を通過できるサイズです。新しい冷蔵庫を入手しても、家の中に入らなければ使えませんよね。玄関や窓の搬入経路は、冷蔵庫の幅と高さにプラス10cmした長さが必要です。集合住宅の場合は自宅に辿りつく前に、建物の入り口や共用の廊下、エレベーター、階段を通過します。自宅以外の経路も考慮してサイズを決めて下さい。

戸建ては特殊な構造に注意する

戸建ての場合も搬入経路はプラス10cmの長さが必要です。一方、車で乗り付けたり玄関先で冷蔵庫を傾けたりできるので、割と簡単に搬入できるケースが増えます。気を付けておきたいのは集合住宅に少ない構造。二世帯住宅の階段が曲がっている、古い建物で天井が非常に低い、などの例が挙がります。プラス10cmあっても搬入できない場合があり、心配なときは搬入業者などに見積もりしてもらうといいでしょう。

両開き冷蔵庫のおすすめブランド・メーカー

SHARP(シャープ)

両開き冷蔵庫の元祖で非常に便利なモデルが揃う

両開き冷蔵庫の元祖と言えばシャープです。どっちもドア系の人気モデルを扱っています。IQが高いハイテク機なので、1人用サイズから非常に便利。空気清浄機で一番ポピュラーと言える、同社のプラズマクラスターを取り入れた消臭力も魅力です。

Panasonic(パナソニック)

大容量の両開き冷蔵庫は特に使いやすい

パナソニックはフレンチドアを両開きとして扱っています。非常に優秀なパーシャルと業務用クラスの冷凍性能があり、食材の鮮度をキープするのが得意です。また、よく考えられた設計で、ストックを視認しやすいのもメリット。たくさん物を入れる大容量のモデルは、特に使いやすい性格です。

おすすめ&人気の両開き冷蔵庫ランキング

どっちもドアでおすすめの両開き冷蔵庫

シャープ-SJ-AW50G-R (287,980円)

賢いAIを搭載した大容量の両開き冷蔵庫

シャープのハイグレードモデルで、502Lの容量があります。幅が695mmで奥行は704mm、高さ1,888mmの設置スペースが必要です。熱がでる家電は壁際から離した方がいいため、最低10mmは余裕を持たせるといいでしょう。

非常に賢いAIを搭載しており、COCORO HOMEというシャープの専用アプリから操作できます。音声に反応するので、例えば野菜の保存法などを尋ねることも可能です。プラズマクラスター、チルドなどの目玉機能を全て搭載。冷蔵庫の中でもトップクラスに位置します。

シャープ-SJ-GW41F (173,800円)

3人から4人に適したエコな冷蔵庫

プラズマクラスター内蔵のどっちもドアシリーズです。優秀な冷凍室を備えており、鮮度のキープ力に定評がある、シャキット野菜室も搭載しています。設置に必要なスペースは、奥行705mmで高さが1,870mm。幅は610mmなので、412Lでもスリムなことが解ります。

家族の生活パターンを覚えて電力を自動で抑える、節電25という機能を搭載しています。また、CO2排出量が少なく、静音性も20デシベルと抜群です。図書館などにある静かなエアコンの音は45デシベル付近。音で生活を邪魔しません。3人から4人に適した容量のエコな冷蔵庫です。

シャープ-SJ-W352F (74,800円)

絶妙なサイズの扱いやすい冷蔵庫

350Lのどっちもドアシリーズで、3人用として使いやすい絶妙な容量です。節電モード搭載ですが年間の電気代は若干高く、試算で11,340円くらいと言われています。節電25搭載モデルは8,000円を切るので、上位モデルほど効率よく稼働しません。

一方でチルドルームを搭載するなど、ストックの鮮度をキープする力は優秀です。秀逸な脱臭システムや視認性が高いLEDを搭載。主婦目線の設計で、出し入れしやすい高さを実現しているところも魅力しょう。非常に扱いやすい冷蔵庫です。

つけかえどっちもドアでおすすめの両開き冷蔵庫

シャープ-SJ-GD14F-W (47,800円)

性能とデザインの良さを兼ね備えた100Lクラスの逸品

1人暮らし用の冷蔵庫の定番になっているモデルです。137Lの小容量で少なく見積もっても、幅が520mmで奥行は630mm、高さ1,425mmほどのスペースに設置できます。プラズマクラスターを内蔵している冷蔵庫としても、よく知られていますよ。

小容量ながら視認性がよく、ストックを出し入れしやすい冷凍室があります。また、ガラス仕上げの表面がスタイリッシュ。拭くと汚れが落ちるので、お手入れ簡単な部分も評価を高めていますよ。性能とデザインの良さを兼ね備えている、100Lクラスの逸品です。

シャープ-SJ-D17F (51,700円)

女性目線の冷蔵庫として定評がある

シャープのSJ-GD14Fと並び、1人暮らし用冷蔵庫の定番になっています。省エネに関しては少しSJ-GD14Fの方が優秀で、試算だと年間8,100円くらいです。本機は9,180円が目安。一方で167Lと、多めにストックできるのが魅力です。

SJ-GD14が36kgなのに対し、容量が30L多い本機は37kg。とても軽量なことが解ります。また、耐熱性がある天板に電子レンジを置けるなど、省スペースを生かせる工夫が秀逸です。整理しやすい冷蔵室と動かしやすい重さがウケて、1人暮らしの女性から好評を得ていますよ。

シャープ-SJ-D14F (37,180円)

価格を重視する選び方に便利

SJ-GD14FやSJ-D17Fの下位モデルで、137Lの容量があります。消臭機能が省かれており、冷気を送り出すコンプレッサーの音が少し気になる傾向です。一方、上位と同じ省エネ機能を搭載。試算すると年間8,100円くらいに電気代を抑えてくれます。

SJ-D14Fと同じ耐熱性の天板を持ち、電子レンジなどを置くことができます。また、34kgでシリーズ最軽量なのも魅力でしょう。つけかえどっちもドアとしては最安値で、コスパ面もメリットがあります。機能よりも価格を重視する場合に便利です。

観音開きでおすすめの両開き冷蔵庫

シャープ-SJ-AF50G-W (308,880円)

大きくて見やすい庫内が買いだめ層にも便利

502Lの大容量冷凍庫です。AI搭載を搭載したネットワークタイプなので、シャープの専用アプリ、COCORO HOMEを使うことができます。冷蔵室とチルドルーム、野菜室の全てにプラズマクラスターを完備。庫内の空気を快適に保ってくれます。

大容量らしく、野菜室に73L、冷凍室に170Lの容量を設けています。また、259Lの冷蔵室は視認性がよく、ストックを整理しやすいので買いだめ層にもおすすめです。省エネ性能に定評があり、年間で6,750円くらいが目安。全般的に優秀な両開き冷蔵庫です。

シャープ-SJ-F502F (145,800円)

大容量を守りながら価格も守ったタイプ

502Lの冷蔵庫で、ハイエンドクラスより機能面を抑えているのが特徴です。シャープ製の中では真ん中くらい。ミドルクラスと捉えることができます。特徴をシンプルに表すなら、大容量を守りながら価格も守ったタイプ。500Lクラスは200,000円以上が主軸なので、145,800円は上手く性能と価格のバランスを取っています。

AIを搭載していないなど、補足的な機能はハイエンドクラスに劣っています。一方、鮮度をキープするシステムは上位から踏襲しており、あまり見劣りしません。冷蔵と冷凍の目玉機能やプラズマクラスターを搭載しており、欲しい部分は保っています。価格重視の大容量が欲しい場合は、非常におすすめと言えるでしょう。

パナソニック-NR-F556WPX (286,840円)

パワフルさと賢さを併せ持つ優秀な冷蔵庫

パナソニックの冷蔵庫は、数字の後ろにあるアルファベットを見るとシリーズが解ります。本機はWPXシリーズの1つです。同シリーズなら大きな違いは容量くらい。メインである冷蔵と冷凍の機能は酷似しています。また、電気代も少しの差。500L以上のモデルは年間7,000円台にまとまっています。

パナソニックの冷蔵庫は、野菜室を中段にしたモデルと、冷凍室を中段にしたモデルがあります。WPXは冷凍室が中段です。例えば子どもがいる家庭の場合、冷凍食品、デザートなどのストックが増え、冷凍室のニーズは高まるでしょう。出し入れしやすい高さに冷凍室があると便利な傾向です。業務用クラスの冷凍ができるパワフルさと、アプリ連動する賢さを併せ持つモデル。非常に優秀な両開き冷蔵庫です。

パナソニック-NR-F486MEX (288,000円)

低身長でも使いやすい高さ1,750mmの両開き冷蔵庫

MEXシリーズの483L冷蔵庫です。電気代は年間7,425円で、パナソニック製の500Lクラスと比べても遜色ありません。エコな400Lクラスと言えます。685mmと少し幅を広げ、高さを1,750mmに抑えているのが特徴。低身長でも出し入れしやすい高さに冷蔵室があります。

MEXシリーズは中段に野菜室を設けた両開き冷蔵庫です。野菜は意外と重いので、野菜室が下段にあると出し入れしにくくなります。今は問題なくても、将来的に負担が増えるかもしれません。出し入れしやすい中段の野菜室は、料理や買い物をする人にとって嬉しい配置です。

まとめ

家族構成と搬入経路に合う両開き冷蔵庫がおすすめ

両開き冷蔵庫は家族構成に合わせた容量が必要です。選び方を参考にして、おすすめの範囲かワンサイズ上の容量をチェックするといいでしょう。また、自宅に搬入できないと使えないため、長さをチェックしておくことも重要ですよね。経路の高さと幅を測り、10cmほど短い両開き冷蔵庫にして下さい。

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