お家で様々なものを手作りする人が増えています。ジャムや果実酒、オリーブ漬けなど常備菜を作り置きする方も多くなっていますよね。そんな作り置きや手作りジャムなどを保存するのに便利なのが保存瓶です。タッパーでも良いですが、保存瓶の方が適しているものもたくさんあります。そこで、保存瓶にはどんな種類のものがあるのか、人気の保存瓶のランキングを紹介します。保存瓶を買って使ってみたいという方は参考にしてみて下さい。
保存瓶の特徴
密封性と保存性が高い
保存瓶は密封性が高く、湿気やカビから食材を守ります。蓋のタイプによって異なりますが、ロックができるものやシリコンがついている蓋なら更に密封性が高くなります。外気に触れないことで長い期間の保存が可能です。
再利用ができて経済的
保存瓶は煮沸消毒すれば何度も繰り返し使えます。市販のコーヒーやジャムなども保存瓶に入っていますが、使い終わった後煮沸すれば再利用可能です。保存瓶はガラス製が殆どで、中身が見えるので中身を詰め替えても確認できる点もメリットです。
匂い移りの心配がない
ガラスの保存瓶は匂い移りがしません。保存瓶が再利用できる最大の理由でもあるでしょう。ニンニクや酢の入った匂いの強い食材が入っていた保存瓶でも、煮沸消毒すれば匂いを取ることができます。
保存瓶の種類
円筒タイプ
保存するものを選ばないスタンダードタイプ
あらゆる保存に使えるスタンダードな形状の保存瓶です。丸いフォルムは見た目も可愛く、持ちやすい所がメリット。蓋を開ける時もしっかりと握ることができます。馴染のある形状で扱いやすさもポイントです。高さの低いものは少ない量を保存する際に使います。
高さのあるものは、それだけ保存できる容量が増えます。細長い円筒タイプは、パスタを入れるのにおすすめです。円筒タイプには口が丸い形状でも、本体が四角のものもあります。用途は変わらないのでお好みで選べばOKです。口径が広くなればそれだけ中身が入れやすくなります。
角型タイプ
無駄なスペースを取らずすっきり収納できる
角型の保存瓶は、高さが低いものが多くなります。ガラス製のタッパーは常備菜を保存するのにおすすめです。角型タイプは冷蔵庫の中でもスタッキングしやすいのがメリット。同じシリーズのものを揃えれば、収納する際にも重ねることができるものもあり便利です。
角型タイプは重ねるだけではなく、横に並べた時にも無駄なスペースが少なく、すっきりとした印象に。キッチンシンクに保存する時にも、角にぴったりと収まりが良いのもメリットです。ただ、ロックできる蓋が少ないので使用頻度が高いものを保存するのに向いています。
ボトルタイプ
液体の保存に向いている
ボトルタイプは縦長の形状で、液状のものを保存するのにおすすめです。口径が狭いので注ぐ時に出すぎる心配はありません。入れにくいというデメリットはありますが、漏斗を使えば問題はありません。ボトルタイプの保存瓶にはドレッシングを保存するのにおすすめです。
その他、オリーブオイルや液体調味料などにも適しています。細長いボトルタイプの保存瓶であれば、冷蔵庫のポケットに入るので場所を取りません。手作りのドレッシングを数種類作っておけば、いつも違ったサラダが味わえます。
保存瓶の選び方
蓋のタイプで選ぶ
密封性を高めるなら留め金付きのものを
保存瓶の蓋にはいくつかの種類があります。一般的なのは回転させながら締めるタイプの蓋です。その他、密封性の高い留め金付きの物があります。蓋の材質もそれぞれ異なり金属製やプラスチック製、コルクなど保存するものによって選びます。長く保存したいなら留め金式がおすすめです。蓋にパッキンがついているものであれば、更に密封性が高くなります。
ジャムにはツイストキャップを
ツイストキャップとはキャップの内側に突起がついていて、瓶のネジに巻き締めするタイプのキャップです。捻るだけでキャップが開閉でき便利。蓋が薄くなる分、ビンと蓋が密着する面積が少ないので、糖分が高いものを保存しても密着しにくいのがメリットです。そのため、ジャムの保存瓶として使われています。密封性も高く保存期間も長くなります。
液体にはスクリュータイプを
ワインの蓋の多くはスクリュータイプで、手で回しながら開けます。開けた後は、同じように回すことで蓋を閉めることができます。スクリュータイプはしっかりと蓋が閉まり、密封性の高さが特徴です。倒したとしても中身がこぼれにくくなっています。スクリュータイプはしっかり閉まる分、長時間放置していたり、締めすぎたりすると開けづらくなってしますという欠点も。そのため、保存するものは長期化しにくいものがおすすめです。
口径サイズで選ぶ
口径サイズが大きいものは入れやすい
口径サイズは保存瓶によって異なります。口径が大きくなればなるほど、中身を取り出しやすく、保存する際にも入れやすいというメリットがあります。保存する固形物が大きい場合、それに合わせて口径のサイズを選びましょう。梅をつける瓶などは大きいと作業がしやすくなります。途中で混ぜたりする場合のことも考えて選ぶのがベストです。
液体は口径サイズが小さいものが注ぎやすい
ドレッシングなどの液体は口径が大きすぎると、注ぐ時に出すぎてしまうので、口径が小さい方が向いています。入れにくい時には漏斗などを使えば簡単にできますよ。毎日飲むミネラルウォーターを保存するなら、開けやすいキャップがベストです。ボトルタイプには色付きのものがありますが、緑や茶色は紫外線を通しにくい特徴がありますよ。
素材で選ぶ
煮沸消毒するなら耐熱ガラスがおすすめ
耐熱ガラスの保存瓶であれば、煮沸消毒ができます。煮沸消毒ができれば、殺菌効果が得られ長期保存が可能です。また、入れ替える時にも、煮沸消毒できれば衛生的にも安心です。煮沸はお鍋にお湯を沸かし、瓶をそのまま入れるだけでOK。耐熱ガラスであれば電子レンジが使えるものもあります。冷まさずに直接入れられることができれば、時間の短縮になります。
陶器製は中身を見せたくない場合におすすめ
保存瓶にはガラス以外のものもあります。代表的なものは陶器製です。陶器の保存瓶はガラスのように中身が見えないのが特徴です。ガラスであれば中身が確認しやすいのがメリットになりますが、逆に見せたくないものもありますよね。そういう時に陶器製がおすすめです。陶器製は電子レンジが使えるので容器のまま温められ便利です。
機能性で選ぶ
脱気機能があるものなら空気を抜くことが可能
パッキンつきの蓋は力を入れながらロックすることで脱気が可能です。脱気とは充填時に内部の圧力を下げる作業のことを指します。スクリューキャップでも脱気はできますが、熱湯に入れる作業が必要なので面倒と感じる方もいます。脱気が蓋を閉めるだけでできれば楽ちんです。果実を保存していると発酵することによって、内部の圧力が増してきます。内部のガスを外に逃がす脱気機能が付いていれば食材の長期保存が可能です。
瓶のまま温めるなら電子レンジ対応のものを
電子レンジが使える保存瓶なら、常備菜であればそのまま電子レンジに入れて温められます。また、電子レンジを使って消毒ができます。保存瓶に少しだけ水を入れ、蓋を少しずらし電子レンジで加熱すれば簡単に消毒が完了。蓋だけ電子レンジが使えないものもあるので、しっかりと表示を確認しましょう。
保存瓶のおすすめブランド・メーカー
セラーメイト
瓶を作り続けて半世紀の老舗メーカー
セラーメイトは、星硝株式会社のオリジナルブランドです。おしゃれに食材を保存したいならセラーメイトの保存瓶がぴったりです。セラーメイトのメリットは全ての保存瓶がメイドインジャパンであること。小さな部品まで日本製で、品質の高さが魅力です。
WECK(ウェック)
用途によって選べる楽しさ
WECKのガラスキャニスターシリーズが人気です。形やサイズなど種類が多いので、保存するものに合わせて選ぶことができます。可愛いフォルムはプレゼントにもおすすめです。リサイクルガラスを使っているのでエコにも貢献できます。
KILNER(キルナー)
キッチンインテリアのセンスをアップ
キルナーとは、イギリスの伝統的キッチンハウスウエアブランドです。気密性の高い保存瓶は国内外で愛されています。おしゃれなデザインが入った保存瓶は、おしゃれでキッチンを彩ってくれます。ボトルタイプも人気です。
KINTO(キントー)
シンプルさに上品さをプラス
キッチンやダイニングに映える保存瓶は、デザイン性に優れスタイリッシュ。ナッツ類やコーヒー豆など、何を入れてもサマになります。ティーバッグやシュガーなどを入れておしゃれなティータイムを楽しむのもおすすめの保存瓶です。
おすすめ&人気の保存瓶ランキング
ジャムの保存におすすめの保存瓶
ボール社-メイソンジャー16oz(2,750円)
デザイン性が高くインテリアにも
1858年に設立された歴史あるボール社が手掛ける保存瓶です。長い経験を活かした機密性の高い密閉ガラス瓶を製造しています。裏面にはフルーツのデザイン、両脇には計量メモリがデザインされており、懐かしい雰囲気がおしゃれです。
容量は480ml、直径は7cmの口径は使い勝手のよいサイズで、ジャムやフルーツを保存するのにおすすめです。蓋の裏面はパッキン加工されており密封性が高く、長期の保存に向いています。6本セットでインテリアを統一できるのもメリットです。
いれもん屋-しりばり90透明びん(2,271円)
手作りジャムの保存に
尻張型の保存瓶は食卓に馴染むフォルムです。口内の段差をなくすことで、中身を取り出しやすくなっていて、楽に最後まで綺麗に使い切ることができます。食べきりサイズであることも大きなメリットです。
ジャムなら使い切れるサイズ、お土産なら新鮮さをキープしたまま食べきることができます。ラッピングすると可愛いギフトにも変身。手作りのラベルを貼り、手土産にしても良いですね。蓋もたくさんのデザインや形状から選べます。
セラーメイト-チャーミークリアーS2(352円)
使いやすく収納しやすい
どっしりとしたフォルムは安定感があり、引き出しにもすっぽりと入るサイズです。引き出しに入れても蓋が透明なので、上から中身を確認することができます。広い口径は出し入れしやすくお手入れもしやすいですね。
蓋は少し回すだけで簡単に開閉できます。ハーブ類やジャムなど数種類使い分けたいものを入れるのがおすすめ。瓶を揃えれば収納スペースの無駄もありません。食材以外にもアクサセリーや小物を入れるとおしゃれです。
WECK-Mold Shape 200ml (3,700円)
イチゴのマークが可愛い
ドイツ生まれのWECKのおしゃれな保存瓶です。イチゴのマークはジャムをいれるのにピッタリですね。瓶に厚みがあり、ほっこりしたデザインが食卓に癒しをもたらしてくれます。ジャム以外にピクルスやシリアルなどどんな食材にも使えますよ。
蓋がフラットで重ねて保存できるところもポイントです。冷蔵庫でも重ねられるのでスペースを取りません。口が大きいので大きなスプーンですくうこともできますし、洗う時にも便利ですよ。冷凍庫にも使用できる点もポイント。
液体の保存におすすめの保存瓶
weck -キャニスターTULIP SHAPE 500ml(550円)
中身によって蓋が選べる
WECK社の保存瓶はドイツのみならず、ヨーロッパなど世界中の人々に愛用されています。日本でも人気のあるブランド。長年、瓶詰の保存食の研究や開発を行ってきた実績から作られた保存瓶は、種類も豊富で使い方も幅広いのが特徴です。
500mlの保存瓶は、口が広く中身もたっぷりと入ります。日常的に保存する常備菜やカレー、トマトソースにもおすすめです。底が丸いのでとろみのあるものに適しています。蓋はガラスですが、木製やプラスチック製も別売りで買うことができますよ。
キルナー-クリップトップジャー 1L(1,100円)
150年以上愛されるガラスジャー
1840年代に販売されてから、長年愛用されてきたキルナージャーは、今でもイギリスの家庭で漬け込みや保存に使われています。ビンテージ感が漂う保存瓶は1Lと大きめサイズ。果実酒やコーヒー、お米などを保存するのにおすすめです。
クリップ式で密封性が高く、湿気や酸化を防止します。ソーダガラス製で匂い移りもしません。煮沸消毒もでき、ピクルスやジャムの保存にも向いています。しっかりと蓋が閉まり、万が一倒しても中から液が漏れる心配もありません。
いれもん屋-360-R透明びん(3,564円)
液体調味料の保存に
ポン酢や醤油など液体タイプの調味料におすすめの保存瓶です。スタンダードなデザインと容量で使い勝手が良いですね。昔ながらのデザインで持った時にしっくりくるところがポイントです。キャップのカラーは10種類以上から選べます。
オリジナルのドレッシングなど、色分けして入れるとわかりやすいですね。細長タイプの保存瓶は冷蔵庫でも場所を取りません。大きすぎない360mlで使い切って繰り返し使えるので新鮮味が保てます。キャップの穴も丸穴や六角穴など調味料に合わせて選べば、注ぎやすくなること間違いなしです。保存瓶を揃えればキッチンの見た目も良くなりますよ。
Jyobi -保存瓶120ml(1,320円)
食卓に置いてもしっくりする
レトロなデザインが魅力の陶器製の保存瓶です。梅干しや佃煮など日常的に使うのがおすすめです。サイズがコンパクトで食卓にも馴染みやすく使い勝手の良さがメリット。もちろん、固形物以外にソースや調味料入れにしてもOKです。
デザイン性が高いので、来客用のお菓子を入れたりするのもいいですね。サイズも3種類あり、カラーで中身を変えると使いやすくなります。陶器製の魅力は手作りで個性があるところです。ひとつひとつ微妙に異なるフォルムが楽しめますよ。
キルナー- Square ClipTop Bottle 1L(693円)
スパイスやソースの保存に
英国のブランドとして広く知られるキルナーのボトルタイプの保存瓶です。お水はもちろん、ドレッシングやソースにおすすめです。ドリンクを入れてテーブルにセッティングすれば、まるでカフェやレストランの雰囲気を演出してくれます。
高さがあるので一輪差しにしても素敵ですよ。ソーダガラス製で、熱や酢に強く、においが残りにくい点もメリットです。密閉性が高いプラスチックのキャップで何度でも繰り返して使えます。クリップは錆びにくく耐久性の高いステンレススチールです。
東洋佐々木ガラス-果実酒ポット2L(794円)
レシピ付きで簡単果実酒作りを
冷蔵庫のドアポケットに収まる果実酒瓶です。レシピ付きで、すぐに家庭で果実酒作りができます。果実酒以外に梅酒やフルーツシロップにも挑戦できますよ。保存瓶は全て日本製で安心して使えるという点もメリットです。
入れすぎないように目安線もついており、溢れ出る問題も解決してくれます。口が広いので果実を出し入れしやすく、洗いやすいのもポイントです。同じ瓶を複数使用していても、ガラス製なら中身が見えるので便利ですよ。
密封性の高いおすすめの保存瓶
セラーメイト-取手付密封びん(896円)
パッキンでしっかり密封
ハンドルが付属しており持ち運びする時にも、手が滑って落とすことはありません。蓋の部分にはシリコンゴムのパッキンが施され、匂いが漏れず密封性に優れています。密封性が高いことから長期の熟成におすすめです。
果実が発酵した際に内部のガスを逃がす脱気機能つきです。口が広く中身を取り出しやすい点もメリット。ガラス製で透明なため、発酵状態や保存状態を目で確認することができます。耐久性が高く消毒すれば何度でも繰り返し使えます。
キントー- TOTEMキャニスター800ml(2,420円)
美しいフォルムが魅力
KINTOのガラス製のキャニスターは、柔らかいフォルムで人気です。ガラスの本体とステンレスのキャップの組み合わせは、キッチンをおしゃれに演出してくれます。弓なりのラインは見た目よりもたくさんの容量が保存できます。
蓋がフラットなため、スタッキングしても安定感がありますよ。蓋についているシリコンのパッキンは密封性を高め、湿気を寄せ付けません。ガラスは耐熱ガラスで冷たいものでも熱いものでもOK。熱湯消毒もでき清潔感も保てます。
ル・パルフェ-密封ビン ボーカルジャー 0.5L (1,241円)
長く愛されるブランド
ル・パルフェはフランスのブランドです。様々な食材を保存するための瓶は、長年人々の生活に密着してきました。愛される理由は高い耐久性と密封性です。液体でも粉末でも長い期間キープします。ガラスで匂い移りしないのもポイントです。
小さなサイズはジャムに、大きなサイズはピクルスや果実酒と色々な使い分けができます。蓋にはパッキンが付属していて中身がこぼれるのも防止。湿気や酸化から食材を守り、脱気をすれば更に保存性を高くできます。
まとめ
食材に合わせた保存瓶がおすすめ
保存瓶は様々な用途に使えます。食品を長持ちさせ、リサイクルもできて経済的。自家製のドレッシングやジャムなどお家で作って楽しむのもいいですね。保存瓶を利用して手作りの楽しさを発見してみませんか。そして、保存瓶でおしゃれなキッチンにしましょう。