相手の声が聞き取りにくくなったと感じている方に、ストレスなくおしゃべりを楽しむためには補聴器がおすすめ。初めて補聴器の購入を検討されている方に知っておいていただきたい、フィッティングの説明から聴力レベルについて分かりやすく解説。また、補聴器の購入時にフィッティングをしっかり受けたいけれど、専門店へ出向けない方向けのサービスや、すでに使っている補聴器のスペアが欲しい方にネットで購入できるおすすめの補聴器も紹介します。
補聴器とは
音の聞き取りを助ける補助器具
名前は知っているけれど身近にあるものではないので、具体的にイメージできる方は少ないのではないでしょうか。補聴器とは会話や外部からの音を聞き取りやすくするために耳に装着する補装器具です。聴覚障害者の方はもちろん、年を追うごとに聴力が衰え、会話の中で聞き返す頻度が多くなってきた方でも使用できます。
補聴器をつける人の聴力レベル
周りの雑音で話が聞き取りづらい軽度難聴者
難聴には聴力レベルという基準があり、それをもとに補聴器を選ぶことができます。聴力レベルはdBHLという単位で表されていて、軽度難聴者は25~39dBHLとなります。特に周りに雑音が多いと相手の会話が聞き取りづらく、何度も聞き返してしまう方が当てはまります。
補聴器の仕様には聴力レベルが記載されているので、軽度難聴者の方は低いレベルに対応した商品が適しています。補聴器の聴力レベルは数値が高ければ良いというものではなく、重度難聴者向けのものを間違えて使うと、音が大きすぎ返って耳を傷める原因となってしまいます。自分の聴力レベルが分からない場合は、医療機関や補聴器専門店で、聴力検査をしてもらうことをおすすめします。
補聴器が無いと会話が聞き取りづらい中度難聴者
普通の会話で、聞き間違いをしたり聞き取りにくさを感じたりする中度難聴者は、40~69dBHL対応の補聴器が適切です。補聴器なしではテレビのボリュームもかなり大きくしないと聞こえないため、家族と一緒にテレビを見るのも難しくなります。
難聴には聴力レベルのほかに、聴神経が正常に機能していない感音性難聴と、鼓膜や耳小骨が正常に機能していない伝音性難聴と、その両方の混合性に種類が分かれています。伝音性難聴は音が小さく聞こえる傾向にあるため、音を増幅してくれる補聴器が比較的有効であるケースが多いようです。
補聴器や人工内耳を必要とする高度から重度難聴者
高度難聴者は、聞きやすい方の耳でも聴力レベルが70~89dBHL。非常に大きな声か、補聴器を装用しないと会話が聞こえない方が当てはまります。相手の声が聞こえても聞き取りに限界があるため、高出力の補聴器を必要とします。
重度難聴者では、聞きやすい方の耳でも聴力レベルが90dBHL以上となり、読唇や手話を使うか、人工内耳の装用が必要になります。高度から重度難聴者になると、補聴器なしでは会話ができないため、身体障害者手帳の申請が受理されれば、補聴器の購入に対して助成金の受給が可能になっています。
補聴器の購入の流れ
より快適な聞こえのために大切なフィッティング
耳が聞こえづらいと初めて感じた場合、難聴はほかの病気が原因している事もあるので、まず、耳鼻科など医療機関で耳の状態を診断してもらうことが適切です。お医者さんに補聴器を勧められた場合は、さらに補聴器専門店で聴力検査や補聴器の調節などをしてくれる、フィッティングを行うと、補聴器をより効果的に活用できます。紹介する商品の中には、自宅や介護施設まで出向いてフィッティングを行ってくれるサービスもあります。既に補聴器を使っている方には、非常用など補聴器のスペアをネットで購入すると値段を抑えることができてお得。
補聴器は基本的に保険の対象外
高度難聴以上の聴力レベルで、身体障碍者手帳の申請が通る場合を除いては、補聴器の購入で保険が適用されることはありません。最新式の補聴器は聞こえの精度も高く魅力的ですが、片耳だけで500,000円前後とかなり高価になっています。しかし、最新式でなくとも近年の補聴器は20,000~40,000円程度でもハウリング抑制機能など搭載された商品が数多く販売されています。
補聴器の種類
耳かけ型(左右兼用で扱いやすい)
本体を耳の後ろに装着し、チューブを経由してイヤーチップを耳に入れるタイプです。近年のものは本体がコンパクトで、髪の毛で補聴器が見えないほど目立たない商品もあります。耳かけ式は左右兼用のものが多く、片耳のみで使用することも可能です。
しかし、音は両方の耳で聞くことにより、どこから音が聞こえてくるかを判断しています。片耳のみ補聴器でも会話を聞くことは十分に機能しますが、両耳とも同じような聴力レベルの方が外を出歩くときは、安全性の面から両方の耳に補聴器を装着することをおすすめします。
耳あな型(目立たずスタイルの邪魔にならない)
耳の穴にすっぽりはめ込むタイプです。耳穴に直接装着するため、帽子やメガネの脱着でずれてしまうなどの心配が無く、見た目もすっきりしていておしゃれに気を使いたい人に最適。補聴器に抵抗のある方は、一度このタイプで試してみるのもありです。
かなりコンパクトなので、電池の入れ替えで細かい作業が心配になりますが、たいていの商品は電池の出し入れがしやすいよう工夫されています。フィット感が高いものほど、外しにくい耳あな式ですが、本体から透明なテグスが付いているものを選べば、外す際に耳を傷つける心配がありません。
補聴器の選び方
自分の聴力レベルで選ぶ
軽度から中度の方には耳あな型
耳あな型の補聴器のメリットでもある軽量でコンパクトなデザイン。しかし小さい分、補聴器から出せる音の出力が小さいというデメリットがあります。内蔵されている機能に関しても本体が小さい分、耳かけ型に比べ劣る傾向があるので、まだ重度とまではいかない軽度や中度の難聴の方におすすめします。
高度から重度の方には耳かけ型
耳かけ型は耳に掛ける本体部分に電子部品が詰め込まれているため、耳あな型に比べ耳に挿入するスピーカー部分がとてもスリムなのが特徴。細い分、鼓膜に近い耳の奥まで届くので、より外部の音を聞き取りやすく高音質になります。よって高度から重度の難聴者には耳かけ型が最適です。
電池のタイプで選ぶ
電池の持ちが気になるならポケット式
補聴器は耳あな型や耳かけ型が主流ですが、中にはウォークマンのような形をした箱型補聴器もあります。ポケットに入るコンパクトな形状で、比較的安価なのが特徴。しかし他の種類と比べると本体のサイズが大きく、その分電池のサイズを大きくできるため、電池の持ちが耳かけ型などに比べて長持ちするものが多くなります。耳かけ型などの電池の持ちが150時間前後と1日16時間の使用で、約9日程度であるのに対し、ポケット式は1カ月以上長持ちする商品もあります。なるべく細かい作業を避けたい方は、電池の入れ替えがしやすく長持ちしやすいポケット式がおすすめ。
電池交換が億劫なら充電式
同じポケット式では充電式のものがあります。電池の持ちは15時間~100時間と短めですが、就寝前に充電ソケットにセットしておけば、電池交換の手間が省けます。さらに、単3や単4形の充電池を採用しているものは、乾電池を使うこともできる機種があるので、停電やお出かけで充電することができない場合は、乾電池で対応することができ便利です。
補聴器のおすすめブランド・メーカー
オムロン
ハウリングキャンセル機能などこだわりの音質
主に軽度難聴者向けの補聴器を取り扱っています。音を快適に聞くための機能が4種類あり、補聴器特有の不快な音を軽減することを重視しています。イヤーチップなど部品も個別で販売もしているので、部品の交換も気軽にできて安心です。
シーメンス
補聴器を手掛けて130年の老舗
ドイツ発祥の補聴器メーカー。現在では経営母体を変えてシグニア補聴器としても流通しています。ヨーロッパは補聴器の先進国で、その中でもシーメンスは補聴器のデジタル化の中で、革新的な技術を産みだしています。補聴器に慣れるためのスマホアプリなどのサービスも充実。
ベルトーン
高い周波数を押さえた耳に優しい音
耳あな式でパワーが欲しい人などに適した、アメリカ発祥の補聴器メーカー。低い音域の音や会話音がしっかり聞こえ、補聴器のパワー不足に悩んでいる方におすすめ。最新機種では耳かけ式で、電池と併用できる充電タイプなど使い勝手が進化しています。
パナソニック
充電式の商品が豊富
カーブを基調とする女性にも親しみやすいスタイリッシュなデザイン。ポケット式はもちろん、最新機種では耳あな式にも充電式の商品があります。家電製品を取り扱っているので、テレビやドアホンなどとの連携が取れる機種もあり、会話だけでなく日常生活に欠かせない音にも配慮しています。
おすすめ&人気の補聴器ランキング
軽度から中度難聴者向けおすすめ補聴器
FIIL-補聴器 (23,800円)
シルバーでイヤフォンのような見栄え
重さ5gでとてもコンパクト。耳に装着する耳栓とイヤモールドは透明なので、ショートヘアの方でも、付けていることが気づかれないぐらい目立ちにくいスタイルです。左右それぞれにタイプが別れていて、しっかりとしたフィット感です。
使用者の聞こえ方や使用環境に合わせて、音量の調節や4種類のプログラムに切り替えることができます。プログラムは環境に合わせて、静かな場所から大人数でのおしゃべりや団体旅行などの周囲の環境に合わせて切り替えることができます。
アクトス-補聴器 (79,800円)
耳穴の形に合わせた4種類のイヤーチップが付属
電池を含んだ重さが、4.5gとFIILよりさらに軽量。イヤーピース部に音声受信機を内蔵しているため、音をチューブに通さず直接耳に伝えてくれます。そのため、籠った音にならず、音が明瞭に聞こえるので、耳かけ式補聴器特有の不快感がありません。
チャネルフリー機能が、デジタル音質特有の音をより自然に近い音に処理してくれるので、聞き間違いしにくい良質な聞こえを実現しています。左右タイプが分かれていますが、イヤーチップを装着する部分が青と赤に色分けされていて、分かりやすいのが特徴的。
シーメンス-デジミミ3 (46,000円)
両耳セット価格でお手頃
本体が耳の穴にすっぽり収まる耳あな式。専用の耳栓でフィットしてずれにくいので、耳元を気にせず会話を楽しめます。音量は4段階で調節でき、従来品より最大音は変わりませんが、微調節が効きやすくなっています。
電池の持ちは約150時間で、毎日しっかり使っても1週間以上持たせることができます。両耳セットでお得な上、電池が6つセットで付属しているので1カ月程度は購入したセットで使うことが可能になっています。
パナソニック-おんわ (78,000円) 67,150
液晶画面で操作しやすい
両耳に装着するポケット式。聴力に合わせて左右それぞれの調節が可能なステレオチューニング方式で、音に立体感が生まれ、より自然な聞こえを実現しています。片耳タイプのものよりボリュームを小さくすることが出来るので、長時間の使用も疲れにくく快適です。
連続使用時間は約16時間と短めですが、充電式なので寝る前に充電することを習慣にすれば、電池交換の細かい作業を必要としないので便利です。単4形の充電池を採用しているので、もしもの停電の際には乾電池で対応することも可能です。
Nikon-レディメイド (19,800円)
耳あな式では珍しい左右兼用
軽度難聴者向けで、聞こえないほどではないけれど聞き取りが辛いと感じている方におすすめ。低音域を重視し、日本語が聞き取りやすいのが特徴です。耳の形状を生かして引っ掛けるように装着するので、安定した装着感が期待できます。また、装着したまま音量を調節できるのも魅力的。
連続使用時間は約207時間と、耳あな式としては電池が長持ちする仕様になっています。電池ホルダーが開けやすく、電池交換もしやすいので細かい作業が苦手な方に適しています。専用ケースもついてくるので、サブ補聴器として携帯しやすくて便利。
高度や重度難聴者向けおすすめ補聴器
リオネット-補聴器 (65,880円)
電池の向きを気にせずセットできる
街頭などでの騒音を抑えてくれる、切り替えスイッチ付き。エアコンや換気扇音など耳触りな音を低減するノイズリダクション搭載。電池交換時期を直接アラームで知らせてくれるので、突然聞こえなくなる心配がありません。
電池の持ちは330時間と従来品より1.5倍の長さで、1回の電池交換で1日16時間使っても20日間持つ計算になります。耳かけ式の中では電池の持ちが突出している商品です。電池の持ちだけでなくハウリング調整やノイズ低減機能もしっかりついているので使い心地も快適。
リサウンド-エンヤ2 (68,000円)
補聴器販売専門員が調整してくれる
後方や側面からの音を抑制して、前方の会話に集中することができ、音の動きにも対応してくれるので、変化する環境でも会話が聞きやすい造りになっています。雑音と音声を区別し、雑音を抑制する機能やハウリングを抑制する機能も搭載されているので、ストレスなく会話を楽しめます。
紹介するショップでは、日本全国の自宅や介護施設へ訪問して、聴力測定や視聴を体験することができます。複数の機種を聞き比べ自分に一番合った補聴器を選ぶこともできます。無料アフターサポートとして、定期的に補聴器販売専門員が訪問して調整してくれるので、機械の扱いが不安な方に最適です。
パナソニック-ポケットJ2 (108,000円)
テレビや電話とつなげるおうち補聴器
室内をメインとしたサポート機能が充実したポケット式の補聴器です。2011年3月に策定された新しいデジタルコードレス電話機の標準規格、DECT準拠方式に対応しており、ワイヤレスでDECT対応の電話やドアホンにつなげることができます。Bluetooth機能も搭載されおり、別売りのテレビアダプターと合わせて使うと、テレビともワイヤレス接続が可能。パナソニックはDECTに対応している商品が多いため、パナソニックの街のでんきやさんで、お店の人に相談しながら電化製品を購入することが多い方におすすめ。
通常の補聴器としても機能するので、家族との会話や室外での使用でも問題なく使えます。さらに、ワイヤレスでテレビや電話につなげることにより、テレビを見ている間に電話がかかってきても、音声で着信を知らせてくれます。テレビの音で電話を取り損ねる心配がないのは魅力的です。
ベルトーン-ターンレンタル (1,500円)
1週間レンタルで購入するとレンタル料金分割引き
高度難聴者向けのターンは購入すると40,000円前後の商品になります。レンタルシステムを活用することで、万が一商品が自分に合わなかった場合は、いきなり購入するよりも費用が無駄にならず安心です。ただし、1週間経っても返却しない場合は、延長料金として1日につき1000円かかってしまうので返却日には注意が必要です。
ターンは音量とプログラム切り替えを装着したまま操作できるので、環境や自分の聞こえに合わせて調節することができます。ハウリングを自動的に制御してくれるハウリング制御機能もついているので、ピーピーとなる不快な音にストレスを感じません。また、音の高さを6分割して音を制御するので、大きい音がより大きくなることなく自然な聞こえを実現しています。
パナソニック-アナログポケット型補聴器 (62,381円)
電池もちの良いアナログ式
デジタル式の補聴器は音をデジタル化している分、音が耳まで届くのにアナログ式より少しだけ時間がかかります。音のタイムラグがデジタル式と比べて感じ難いため、愛用し続けている方もいるようです。音を純粋に増幅するのでパワーが高く、パナソニックのアナログポケット型補聴器も最大で139dB SPLと出力が高い仕様になっています。
電池のタイプは単3形なので、コンビニなどで手軽に購入できるので買い置きの心配も軽減します。さらに、単3形の充電池にも置き換えることができ経済的。定期的に電池を買いに行く手間も省けるので、充電池と合わせて使うのがおすすめです。
ハウリングが気になる方におすすめの補聴器
オムロン-イヤメイトデジタルAK-10 (26,501 円)
大音量の音楽も楽しめる大音量クリア機能
受話器などを耳に当てると起きやすいハウリングを波形信号ととらえて、その逆の波形を作りだすことで、ハウリングを素早く相殺して、嫌な音を押さえてくれます。大音量クリア機能は、大きな音だけを抑えて音割れを軽減するので、大音量へのストレスを感じません。
どちらの耳にも使える形なので左右を気にせず使え、装着の手間のわずらわしさがないのが特徴です。残量電池が少なくなるとお知らせアラームが5分ごとに3回鳴り、電池の交換忘れを防げます。予備の電池を携帯しておけば、お出かけ先でも電池切れの心配をせずに安心して使用できます。
オムロン-イヤメイトデジタルAK-15 (39,800円)
快適な音に増幅してくれるノンリニア機能搭載
イヤメイトデジタルAK-10と同様に、左右兼用の耳あな式。AK-10のハウリング抑制機能や大音量クリア機能にプラスして、小さな音をはっきりと大きな音は優しく調整してくれるノンリニア機能で会話をストレスなく聞きやすい音に調整してくれる機能が付いています。
さらに、ノイズキャンセリング機能は、車や飛行機の中などで常に聞こえてくるエンジン音などをカットしてくれるので、旅行好きの方に最適です。3万円代で購入できるノイズキャンセリング機能付きの補聴器はオムロンのみとなっています。
パイオニア-イヤーパートナー (27,800円)
必要な音を増幅して快適な聞こえ
人の声や警報音などの帯域を中心に音を増幅して、生活の上で聞き漏らしたくない音を聞こえやすくサポートしてくれます。ハウリングを抑える機能や電池交換のタイミングをお知らせしてくれる機能もしっかりついていて安心。
3種類のイヤーチップが付属していて、一般的な一番大きいサイズのイヤーチップでもフィット感を感じることが出来ない方には、大きさが耳に合わせて変えられるフリーサイズがおすすめ。耳から取り外す際には、本体から出ているテグスでスムーズに取り外しができ、耳を傷つけてしまう心配もありません。
山陽プレシジョン-みみ宝 (16,463円)
ソーラーとAC充電の2wayタイプ
本体についたソーラーパネルで充電ができるポケット式の補聴器。コンセントからの充電も可能になっているので、天気が悪い日が続いても安心して使用できます。天気のいい日には、ストラップで首からぶら下げて、充電しながらお散歩を楽しむのも良いかもしれません。
ポケット式でマイクが本体についているので、周りの雑音が大きいところでは、話し相手に本体を近づけて、相手の声を拾いやすくすることも可能です。また、マイクとイヤホンが離れていることで、ハウリングが起こりやすいのも特徴的。
A&M-デジタル補聴器 (27,500円)
取りだし用テグスで外すのも簡単
左右それぞれの耳の形に合わせたコンパクトで目立ちにくい耳あな式。二重構造になっているイヤーチップで耳に伝わる音がマイクに伝わりづらいため、ハウリングが起きにくい構造になっています。フィット感も高く、会話中にずれなどが気にならないので快適に使用できます。
フィット感が高いと、取り外しが難しい場合がありますが、本体からテグスが伸びているので、取り外しも簡単です。音量調節ボタンは装着したまま操作できるので、相手の話を聞きながら音量を調節することができて便利。
まとめ
細かい操作や電池交換の不安のない充電式補聴器がおすすめ
コンパクトな耳あな式は、目立たずすっきりして魅力的ですが、本体が小さいため電池交換や左右の確認などでストレスを感じる場合があります。ポケット式は、操作もしやすく電池の持ちも長めのものが多いので、細かい作業が辛いと感じている方にはポケット式がおすすめです。充電式のものを選ぶと電池の持ちは短くなりますが、充電ソケットに本体を差すだけなので、電池交換自体の作業も省けて便利です。