買い物リストを作ったり、伝言ボードとして使ったりする際にホワイトボードは非常に重宝しますよね。そんなホワイトボードに欠かせないのがホワイトボードマーカーです。最近はホワイトボードマーカーもどんどん進化しています。そこで今回は、ホワイトボードマーカーについてランキング形式で詳しく紹介していきます。種類も豊富ですので、用途に合わせてピッタリのものを見つけるのに役立ててみてくださいね。
ホワイトボードマーカーの特徴
ホワイトボードへの書き込みに必要不可欠
ホワイトボードマーカーは、ホワイトボードに記述するのに適したペンです。それ以外のもので記述しようとすると、きれいに書けないのはもちろん、消せなかったりボードが傷んだりして使えません。ホワイトボードマーカーは、専用なだけあって発色が美しく線がはっきり見えます。消し跡も残りにくいので、長いこと使い続けることが可能です。
カラーやペン先の太さのバリエーションが豊富
ホワイトボードも小さなメッセージボードサイズのものから、黒板サイズのものまで様々ですよね。当然ホワイトボードマーカーのサイズも様々で、ペン先は極細から極太、平型タイプまで揃っています。また黒以外の色も揃っているため、重要なところを筆記したり、ラインを引いたりする際に大変便利ですよ。
ホワイトボードマーカーの種類
油性タイプ
乾きが早く剥離剤が含まれているのできちんと消える
書いて消せるホワイトボードマーカーは、全てが水性だと思われがちです。しかし、油性のホワイトボードマーカーも少なくありません。油性のホワイトボードマーカーは速乾性に優れているのが特徴。書いた文字の上をうっかりこすってしまっても、間延びしたり消えたりする心配がありません。
油性タイプだと、落ちないイメージが強いですよね。油性のホワイトボードには剥離剤が含まれており、ホワイトボードに書いた時には剥離剤の上にインクが乗るように出来ています。そのため、通常通りホワイトボードイレーザーでサッと撫でるだけできれいに消すことが出来ますよ。
水性タイプ
ニオイが少なく発色が鮮明なのでお絵かきにもおすすめ
油性マーカー特有のツンとした臭いを嗅いでいると気分が悪くなってしまうという方や、頭が痛くなってしまうという方も多いですよね。その点、水性タイプのホワイトボードマーカーは、その臭いが無いのが特徴的です。お子さんでも安心して使えるのは嬉しいですね。
また水性タイプは発色がきれいというメリットもあります。鮮やかでくっきりとした色が出るので、目にも優しいですよ。ホワイトボードを落書き帳代わりにしたり、文字の練習帳として使ったりするというお子さんも多いですよね。そんな方にぴったりですよ。
ホワイトボードに書いた文字が消えない時は?
水拭きしても消えない場合は無水エタノールで
ホワイトボードを長く使い続けていると、ホワイトボードマーカーの跡が残って消えにくくなるときがあります。多くの場合、板面に付着した埃などの汚れが原因になっているので、まずは水拭きしてみましょう。しっかり拭いた後は乾いた布で拭き取ることも大切です。それでも消えない時には無水エタノールがおすすめ。油分を溶かす性質があるので、すぐにきれいになりますよ。
専用のホワイトボードクリーナーを使う
水拭きでもきれいに落ちない場合は、専用のホワイトボードクリーナーを使ってみましょう。ホワイトボードクリーナーにはアルコール系、界面活性剤系、アルカリ剤入り系の3種類があります。油性ホワイトボードマーカーにはアルコール系、水性ホワイトボードマーカーならそれ以外のものを使うのがおすすめです。フレームによってはアルカリ性で腐食してしまうものもありますので、必ず使用用法を守って使用するようにしましょう。
ホワイトボードマーカーの選び方
蓋の形状で選ぶ
キャップ式ならペン先の乾燥をしっかり防げる
ホワイトボードマーカーは、ずっとそのまま放置しているとインクが乾燥して使えなくなることがあります。乾燥を防ぐためには、こまめに蓋を閉めなければなりません。キャップ式は最もスタンダードなタイプで、ラインナップも豊富です。筆記時にキャップを外さなければならないというのは少々手間ではありますが、その分、乾燥に強くインクの持ちも長くなりますよ。
ノック式なら使いたい時にすぐ使えキャップ紛失の心配が無用
使用中にうっかり蓋を紛失してしまって困った経験がある方も少なくないでしょう。蓋がなくなると、もうホワイトボードマーカーは使えなくなってしまいます。その点、ノック式ならそもそも蓋がないので紛失する心配がありません。また、いちいち蓋を外さなくても、ノックするだけでペン先が出るので筆記までの時間が短縮され、スピーディに作業出来ますよ。
インクが補充できるかどうかで選ぶ
使い捨てタイプは他のタイプに比べてリーズナブル
使い捨てタイプはインクが切れたり、かすれたりしてきたら本体ごと買い換える必要があります。他のタイプに比べて価格がリーズナブルで、100均などで販売されているのもこのタイプがほとんどですよ。ホワイトボードマーカーの中でも最もラインナップが多いのが使い捨てタイプです。そのため、カラーやペン先の太さなどが選びやすいというメリットがあります。
インク補充可能なタイプは長く使えて経済的
インクが補充できるタイプは、インクだけを補充すれば繰り返し使用できます。ペン先が摩耗して使えなくなるまで使い続けられるので、非常に経済的です。ペンごとストックしておくよりも断然ストックしやすいのも嬉しいポイント。使い捨てタイプに比べると、捨てるゴミの量もグンと減らせるので、地球にも優しいエコタイプと言えるでしょう。
カートリッジごと交換できるタイプは手を汚さずに補充可能
同じ用にインクを補充するタイプでも、こちらはカートリッジごと取り替えるようになっているタイプです。ペン先はそのまま使い続けられ、インクが無くなったらカートリッジを取り出し、新しいものと取り替えるだけです。インクを補充するタイプだとどうしても手が汚れてしまいがちですが、これなら全く手を汚すことなく、その上スピーディに交換できますよ。
ペン先の種類で選ぶ
大きなホワイトボードには太字~極太サイズや平型のペン先がおすすめ
オフィス用の大きなホワイトボードは、プレゼンをしたり議事録をとったりすることによく使われます。人に向けて筆記することが前提ですので、ある程度離れたところからでも文字や図が見えないと困りますよね。太字か極太サイズのペン先なら、遠くからでもはっきり見えるようになりますよ。また、平型タイプもおすすめです。大きく議題を書いたり、グラフのような図形を書いたりするのに適していますよ。
メッセージボードサイズのホワイトボードには極細~細字サイズが最適
A4サイズ前後のメッセージボードサイズのホワイトボードを、玄関口や冷蔵庫のドアなどに付けて使用しているという家庭も多いですよね。これくらいのサイズであれば、細字や極細くらいのペン先がおすすめ。限られた省スペースの中でも十分な文字数が書けるようになります。文字と文字が潰れることもなくなるので、読みやすさもアップしますよ。
付加機能で選ぶ
マグネット付きならホワイトボードにくっつけて保管ができる
ホワイトボードは、マグネットが内蔵されていることが殆どです。そのためチラシやレシートなどもマグネットで貼り付けられますよね。それと同様、マグネット付きのホワイトボードマーカーなら、ホワイトボードの板面に貼り付けておけるので収納スペースを取りません。特にコンパクトタイプのホワイトボードではペン置きがそもそも備わっていないものも多いので、置き場所に困ることもなくなりますよ。
イレーザー付きなら別途イレーザーを用意する必要がない
ホワイトボードマーカーとセットで揃えるイレーザーも、意外と置き場所に困りやすいアイテムの一つです。マーカーよりもかさばりますし、汚れがついたイレーザーは保管場所も気になりがちですよね。その点、ホワイトボードマーカーにイレーザーが付属しているタイプであれば、ペンと一緒に保管できるようになります。キャップと一体型になっているものがほとんどですので、キャップの紛失予防にもなりますよ。
ホワイトボードマーカーのおすすめブランド・メーカー
ぺんてる
特にノック式のホワイトボードマーカーが豊富なメーカー
ぺんてると言えば、誰もが一度は使ったことのあるメーカーでしょう。筆記具をメインに製造販売している有名メーカーです。ぺんてるのホワイトボードマーカーは、ノックタイプが充実しています。インクの持ちが良いのも魅力的ですね。
コクヨ
交換インクやカートリッジなどの備品も豊富に揃う
コクヨは筆記具をはじめ、あらゆるデスクワークに必要不可欠なアイテムを幅広く取り扱っているメーカーです。コクヨはホワイトボードマーカーも豊富に取り揃えており、交換インクやカートリッジといったアイテムも充実しています。コスパ重視の方におすすめですよ。
シヤチハタ
ペン芯が乾きにくいホワイトボードマーカーが人気
シヤチハタは印鑑や朱肉で有名なメーカーですよね。そのため、ホワイトボードマーカーも、インクの質が非常に良いのが特徴的です。シヤチハタのホワイトボードマーカーはペン先が乾きにくく、長いこと使い続けられることで人気があります。
レイメイ藤井
他にはない豊富なカラーバリエーションが魅力的
ホワイトボードマーカーは、黒赤青の3色が一般的ですよね。しかし、レイメイ藤井のホワイトボードマーカーは、紫や緑、オレンジなど他にはない豊富なカラーバリエーションになっています。ホワイトボードでお絵かきを楽しみたいという方におすすめですよ。
おすすめ&人気のホワイトボードマーカーランキング
使い捨てタイプでおすすめのホワイトボードマーカー
ぺんてる-ホワイトボードマーカー ノックル 細字 (147円)
インクが薄くなったらノックするだけで濃い色を取り戻せる
こちらはノック式のホワイトボードマーカーです。丸芯の細字タイプですので、メッセージボードや、スケジュール用のホワイトボードにおすすめですよ。一般的な3色にグリーンが入ったカラーバリエーションで、用途に合わせて色分けしたい方にも最適ですね。
使用していてだんだんインクが薄くなったと感じたら、数回ノックするだけでインクの濃さが戻ります。いつまでもはっきりした濃さをキープできるのは嬉しいですよね。またインクの残量が見える表示窓も設けられていますので、あとどれくらいで交換するべきなのかもわかりやすくなっています。
レイメイ藤井-イレーザー付ホワイトボードマーカー直液式 細字(126円)
イレーザーとマグネットも付いておりインク残量もわかりやすい
メッセージボードサイズのホワイトボードにおすすめなのが、こちらのホワイトボードマーカーです。キャップにイレーザーとマグネットが付属しているので、これ1本ペタッと板面に貼り付けておくだけで全てがまかなえますよ。ペン自体も細いので、収納場所も要りません。
カラーは黒、赤、青の3色展開。ペン先の太さは1mmと細いので、細かい筆記に最適です。マーカー本体には透明窓がついており、インク残量があとどれくらいなのかひと目で分かります。交換時期が分かりやすいのは嬉しいですよね。
寺西-マジックチョーク (105円)
軽くこするだけですぐに消えやすいホワイトボードマーカー
こちらはマジックインキなどでお馴染みの寺西のホワイトボードマーカーです。クエスチョンマークのロゴが印象的で、誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。鮮やかなインク発色で、赤黒青緑の4色展開になっています。
ゆるやかなカーブ状になっているので、握った時のホールド感も抜群です。アルコール系インキを使用しているので、消しやすいのも魅力的。専用のイレーザーはもちろん、ティッシュペーパーや乾いた布で拭いてもきれいに消せますよ。
サクラクレパス-ルック エコフィール (154円)
アルコール系の直液インキなので発色がよくインク残量も分かりやすい
たっぷりのインキがダイレクトにペン先に伝わる直液式インキで、最後までかすれることなく文字が書けます。アルコール系インキなので、発色も抜群。色も濃いので遠くからでも文字がはっきり見えるホワイトボードマーカーです。
ペン軸が透明なので、インク残量が分かりやすいのも特徴の一つです。その名の通り、ペン軸などには再生プラスチックなどが用いられているエコ商品です。インキの持ちも抜群なので、非常にコストパフォーマンスに優れたアイテムと言えるでしょう。
インク補充タイプでおすすめのホワイトボードマーカー
コクヨ-インクガイイ スタンダードタイプ 中字 (132円)
キャップを締め忘れても3日間はインクが乾くことなく使える
全体的にずんぐりとした可愛らしいフォルムが特徴的なこちらのホワイトボードマーカー。大きめのホワイトボードに適した中字サイズで、インクが濃く、かすれにくいのが魅力的です。発色がよく、緑色も遠くからはっきり見えるようになっています。
油性ノンドライインクを採用しているため、キャップを開けたままでも3日間はペン先が乾くことがありません。また、インクの補充も非常に簡単で、補充用のインクボトルにペンを差しておくだけ。一つのボトルで約10回も補充できるので、経済的なホワイトボードマーカーです。
ステッドラー-ルモカラー ホワイトボードマーカー角芯 6色セット(880円)
カラーバリエーションが豊富でデザインもスタイリッシュ
ホワイトボードマーカーの中では珍しいオレンジ色と紫色が入った6色セットです。いずれも明るい発色で目に優しいカラーが印象的ですね。斜めにカットされている角芯タイプですので、図面やグラフを書くのにも非常に適したホワイトボードマーカーです。
補充用のインクはオレンジと紫以外の4色に対応しています。インクボトルの蓋を開けた状態でペン先を差し込んでおくだけで自動的に吸い上げてくれるので、とても簡単ですよ。角芯タイプ、丸芯タイプのいずれも補充用インクは共通ですので、経済的なのも嬉しいですね。
シヤチハタ-アートライン潤芯 4色セット (867円)
インクだけでなくペン先も交換できるので長く使い続けられる
こちらのホワイトボードマーカーは、乾きに強い特殊インキを採用しているため、長時間の筆記にも耐えられます。更にキャップをしめ忘れても約3日間は乾くことなく使い続けられますよ。臭いを抑えたアルコール系インキなので、発色もよくお子さんでも安心して使えます。
ペン先は柔らかいポリエステル繊維が使われているのでボード本体も傷つけにくく、書き心地もなめらかですよ。また、インキの補充もとても簡単。インキだけでなくペン先の交換もできるので、1本を長く使い続けられます。地球環境にも優しいアイテムですね。
パイロット-ホワイトボードマーカー(105円)
他にはないカラーバリエーションでデザインもおしゃれ
見た目もおしゃれなホワイトボードマーカーで、ベーシックな3色とグリーン、オレンジの5色から選べるようになっています。アルコール系顔料インキ製ですので、発色も鮮やかでくっきりしています。黒板サイズの大きめホワイトボードに最適ですよ。
インキ補充式で、全色補充可能なのも嬉しいポイント。インクに専用のスポイトが付属してきますので、マーカーの尾栓部分を開けて注入するだけです。インキ1ボトルで約15回も補充できるので、コストパフォーマンスも抜群ですね。
カートリッジ交換式でおすすめのホワイトボードマーカー
ぺんてる-ハンディ ホワイトボードマーカー (140円)
本体が短めなので持ち替えることなくノックが出来る
ノック式のホワイトボードマーカーは、便利ではありますがペン自体が長いといちいち持ち直さなければならないことがあります。特に手が小さい女性やお子さんだと、かえって面倒になることもありますよね。その点こちらは太くて短いので握りやすく、ノックする際持ち替える必要もありません。
カラーは赤黒青の3色展開で、ペン先は丸芯と角芯の2種類が揃っています。カートリッジも各色揃っており、いずれも交換は非常に簡単。古いカートリッジを抜き取って新しいカートリッジと入れ替えるだけなので、お子さんでも簡単に交換できますよ。
三菱鉛筆-ホワイトボードマーカー お知らセンサー (125円)
透明のお知らせセンサーが搭載されているので残量が分かりやすい
ホワイトボードマーカーがいくつもペントレイにあると、どれが書けてどれが書けないのか分からないことも多いですよね。その点こちらは、キャップと本体の間に透明な窓が設けられているので、インクの残量が一目瞭然。替え時もすぐ分かります。
交換用のカートリッジには、ペン先も付属してきます。そのため、カートリッジを交換すると同時にペン先も新しくリニューアルさせられますよ。最後まで滑らかな書き心地が最後まで持続します。更に消えやすいのでホワイトボード本体も長持ちしますよ。
パイロット-ボードマスター 中細字 (98円)
まるで万年筆のような書き心地で最後までクッキリ書ける
こちらは、万年筆の製造メーカーとしても有名なパイロットのホワイトボードマーカーです。独自のインキ供給機構を搭載したことにより、万年筆のような書き心地が味わえます。インキがたっぷり入っているので、最後まで濃い色で筆記し続けることが出来ますよ。
アルコール系顔料インキですので、発色も鮮やか。直液式なので、ペン先もかすれにくくなっています。カートリッジの交換も非常に簡単です。カートリッジが太字から細字まで共通で使えるようになっているのも魅力的ですね。
コクヨ-ボードマーカー ヨクミエール (92円)
インキの色が濃厚で遠くからでもハッキリ見える
非常に濃いインキを採用しているため文字が遠くからでもよく見えるようになっています。直液式なので、最初から最後までインキがかすれることもなく、濃い色を保ち続けてくれますよ。大きめのホワイトボードに筆記するのに非常におすすめのマーカーです。
軸部分が透明になっているので、インクがどれくらい残っているのかもすぐに分かります。カートリッジは細字から太字まで共用タイプ。しかもカートリッジを直接ペン先にねじ込むタイプですので、いちいちペン軸を分解する必要もありません。交換の手間が殆どいらないのも嬉しいですね。
まとめ
使用用途にピッタリ合うホワイトボードマーカーがおすすめ
ホワイトボード自体、汎用性の高いアイテムなので、それに付随するホワイトボードマーカーも非常に多種多様です。そのため、どのような場所で、どれくらいの頻度で使用するのかを絞って選ぶと間違いありません。お子さんも使うのであれば、握りやすくて臭いも少ないタイプがおすすめですね。今回はおすすめのホワイトボードマーカーについて詳しく解説してきました。是非、使い心地の良いベストな1本を見つけてみてくださいね。