思わぬ場所で怪我をしたり体調を崩したりした時に、手当が出来ずに困った経験はありませんか。そんな時にファーストエイドキットがあれば、応急処置もスムーズに行えて大変便利ですよ。そこで今回はおすすめのファーストエイドキットをランキング形式で紹介します。サイズや目的によって種類も豊富ですので、選び方のコツも併せて解説するので、是非、参考にしてみてくださいね。
ファーストエイドキットの特徴
スポーツやアウトドアシーンでの応急処置に便利
スポーツやアウトドアシーンでは、怪我をすることも多いですよね。場所によっては、すぐに病院に行くことが難しいことも少なくありません。ファーストエイドキットがあれば、応急処置や早めの手当が出来、重症化を防ぐことが可能になります。いざという時の処置に必要な分だけを小分けして用意しておくのが一般的ですよ。
災害時の怪我や病気への備えとしても必要
地震や台風など、日本では自然災害が多いですよね。すぐに避難出来るように、非常用持ち出し袋を用意している方も少なくないでしょう。非常袋の中にも是非用意しておきたいのがファーストエイドキットです。災害時には、どのような怪我や病気に襲われるか分かりません。救急セットに加え、常備薬や身を守るグッズも併せて用意しておきましょう。
ファーストエイドキットの種類
コンパクトタイプ
持ち運びしやすく必要最低限のものだけ用意したい人向け
コンパクトタイプは、かばんやリュックの中にポンと入れておけるサイズのものが一般的です。ポーチの中にEVAケースやピルケースなどで小分けして用意しているという方も多いですよね。ポイントは持ち運びしやすく、かさばらない量を備えておくという点です。万が一の時のために、必要最低限だけ持ち運びたいという方におすすめですよ。
コンパクトタイプのファーストエイドキットは、価格がリーズナブルなのも魅力。数百円程度から購入できるものもありますよ。そのためバッグに一つ、車に一つ、仕事場に一つというように、場所ごとに備えておきたいという方にもおすすめです。
大容量タイプ
災害時用として家族分用意しておきたい人向け
災害時は怪我だけでなく病気に対する備えもしておきたいものです。避難生活が長引く可能性も視野に入れて、数日分から1週間分ほどが入る大容量サイズがおすすめです。怪我用、病気用など別々に分けたり、仕切りを設けたりして分別しておくと、いざという時にもすぐに取り出せて便利ですよ。
家族一人一人ずつ、非常袋を用意しているのであれば、ファーストエイドキットも各自用意しておくのがいいでしょう。小さなお子さんや、体の弱い方がいる場合、荷物の負担を軽くするために、代表の方が全員分用意しておくというのもおすすめです。定期的に中身の見直しをして、期限が切れているものや足りないものは随時整理していくようにしましょう。
ファーストエイドキットの選び方
ケースの形状で選ぶ
ポーチ型なら邪魔になりにくく携帯性も抜群
コンパクトなポーチ型であれば、かさばりにくく荷物の邪魔になりません。必要最低限のものだけ持ち歩くのならマチのないフラットポーチがいいでしょう。もう少し中身を充実させておきたいなら、マチ付きや仕分けポケット付きがおすすめです。中身がバラつきにくくなるので、どこに何が入っているのかわかりやすくなりますよ。
フルオープン型なら大きく開くので中身が取り出しやすい
ファスナー式でフルオープンになるタイプのポーチは、口が大きく広がるので中身が一目瞭然です。いざという時は、いかにスピーディに対処出来るかどうかが非常に重要になってきますよね。取り出し口が大きいと取り出しやすさもグンと高くなります。メッシュポケットや仕切りなどが備わっているポーチだと小分けして整理しておけるので、更に探しやすくなりますよ。
バッグ型ならたくさん入っていても持ち運びしやすい
バッグ型のファーストエイドキットは、医療現場でも用いられているタイプです。たくさん入る上に持ち手が付いているため持ち運びしやすいのが魅力的ですね。ショルダー紐が着けられるタイプなら、更に便利。斜めがけをすれば両手が空くので、緊急時にもしっかりと安全を確保しながらたくさんの医療品を運べます。防災用として、一家に一つ救急箱兼薬箱として備えておきたいものですね。
キットの内容物で選ぶ
常備携帯用なら絆創膏や消毒パッド等必要最低限が揃っているものを
常備ファーストエイドキットを携帯しておきたいという場合は、必要最低限のものだけを揃えたタイプがおすすめです。ちょっとした怪我の処置用に消毒パッドや絆創膏、ピンセットや毛抜などが揃っているものがいいでしょう。包帯やガーゼがセットになっているものなら更に便利ですよ。かさばるのが気になる方は、1回か2回の処置分だけ常備し、後は随時補充していくようにするといいですよ。
アウトドア用はポイズンリムーバーやライト等が入っているものが最適
怪我のリスクが高いアウトドアシーンでは、ファーストエイドキットは絶対に用意しておきたいものの一つです。三角巾や止血帯、消毒液などに加え、ガーゼやテープをカットするためのハサミ等も入っていると便利ですよ。また、毒蛇や毒虫の対処にはポイズンリムーバーも欠かせません。いざという時にスムーズに使えるよう、事前に使い方もしっかり確認しておきましょう。夜間遭難の対策として、LEDライトやホイッスル等もあるとより安心ですよ。
防災用ならエマージェンシーブランケットやポケットティッシュ入りが便利
災害はいつ、どんなタイミングで起こるか分かりません。季節も時間帯もバラバラです。防災用のファーストエイドキットには、暑さ寒さから身を守るものや衛生用品も多めに入っていると便利です。エマージェンシーブランケットや、水に流せるポケットティッシュ、そしてビニール袋や軍手などもあるのが理想。多機能なマルチツールも一つあると重宝すること間違いなしですよ。
必要に応じて中身は別途追加や補充をしていくのがおすすめ
ファーストエイドキットに含まれているアイテムの中には、使いづらいものや体質に合わないものが入っていることもあります。逆に、普段から服用している薬や愛用して使い慣れている道具があれば、それらを積極的に取り入れていきましょう。もちろん、消費した分はその都度補充していくことも重要なポイントです。使用期限が切れていないかどうか定期的に見直すことも大切ですよ。
防水性の有無で選ぶ
防水ケースタイプならガーゼや絆創膏などが濡れにくい
ファーストエイドキットの中身はガーゼや脱脂綿、絆創膏や包帯など、水に濡れると困るものも少なくありませんよね。そのため、ケースがどんな素材で作られているかがポイントになってきます。おすすめは防水加工や撥水加工が施されているナイロン製や帆布製のケースです。軽くて丈夫な上に、雨水などで多少水に濡れても中まで水を通しません。
水辺でのアクティビティなら水に浮くフローティングタイプを
ボートやカヌーなど、水辺でのアクティビティでは、岩辺や流木などで怪我をしたり、ボート同士がぶつかって骨折したりする可能性があります。水中にいる時に怪我をすると、岸辺まで処置道具を取りに行くのも大変ですよね。フローティングタイプのファーストエイドキットなら、水に浮かせて持ち運べるので、水上にも持っていけますよ。
ファーストエイドキットのおすすめブランド・メーカー
Coleman(コールマン)
見た目もスタイリッシュでおしゃれなキットが魅力的
アウトドア用品をメインに取り扱っているコールマンでは、アウトドアシーン用のファーストエイドキットも販売されています。おしゃれなスチール製のケースが特徴的で、非常にスタイリッシュなデザインです。たっぷり入って水も通しません。
LIFELINE(ライフライン)
目的に合わせて色々なサイズから選べる
ライフラインのファーストエイドキットは、パッと目を引く赤いキャリングケースが特徴的です。丈夫なセミハードケースで、中身をしっかり保護してくれます。サイズに合わせて選べるため、目的別に自分にピッタリのキットが見つかりますよ。
Epios(エピオス)
防災用として常備しておきたいという方におすすめ
エピオスのファーストエイドキットは、ラウンドジップのフルオープン型ですので、中身が取り出しやすいのが魅力。仕切りも多いので、小分けして整理整頓も可能です。中身も充実しているので、防災用に備えておきたいという方におすすめですよ。
OHKEY
登山やトレランなどを楽しむ方におすすめのメーカー
OHKEYのファーストエイドキットは、LEDライトやポイズンリムーバーが含まれているモデルも多く、登山やハイキング、トレラン等を楽しむ方におすすめです。中身も充実しており、防災用にも最適。価格がリーズナブルなのも嬉しいポイントですね。
おすすめ&人気のファーストエイドキットランキング
携帯用でおすすめのファーストエイドキット
Aid Crew-ファーストエイドキット No.300 (3,300円)
ミラー付きのコンパクトケースでスッキリ持ち運びしたい方におすすめ
専用のケースの中には綿棒やコットン、絆創膏など合わせて18種類のアイテムが入っています。あると便利な耳かきや爪やすり、手軽に使えるワンタッチ包帯などが充実しています。それでいてケースにスッキリ収まるので、コンパクトに持ち運びたい方におすすめですよ。
衛生用品に加え、レインコートや冷却材、携帯トイレといった防災時に欠かせないアイテムも揃っています。カイロやエマージェンシーブランケットも入っているので防寒対策もバッチリですね。ケース内部に取り付けられている鏡も重宝することでしょう。
ポルカ-ポルカ-ファーストエイドキット (550円)
お子さんの怪我手当用にあると便利
小さいお子さんは、何かと怪我をする頻度が高いものです。夢中で遊んでいる内に、思わぬところで擦り傷や切り傷を作ってしまうことも多いですよね。そんな元気なお子さんの怪我用におすすめなのが、こちらのファーストエイドキットです。
コロンとしたオーバル型のケースには、怪我の処置にあると便利なものが揃っています。いずれもコンパクトなミニサイズなので軽くて邪魔になりません。お子さん自身の手荷物バッグの中に入れておくのにもおすすめですよ。
エピオス-ファーストエイドキット6点セット (1,424円)
仕分けしやすい仕切り付きケースでアイテムも補充もしやすい
セミハードケースですので、外圧に強く、中身が破損しにくくなっています。メッシュポケットが付いているため、中身をきちんと整理整頓することが出来ます。ラウンドジップで口が大きく開くので、中身が見やすく取り出すのも簡単ですよ。
内容物は必要最低限の綿棒や絆創膏といった6種類です。決して多くはありませんが、まずは必要なものだけ揃えて後は自分で適宜補充していきたいという方におすすめです。応急処置に必要な救急手引が入っているので、いざという時も適切な処置が施せますよ。
トモナリ衛生材料株式会社-p+g design NUU(ヌウ) (1,650円)
フラットポーチタイプで普段から携帯したい方に最適
ファーストエイドキットとしては比較的珍しいシリコン製のフラットポーチ型です。シリコン製は水にも強く、万が一汚れてしまっても丸ごと水洗いすることも可能。少しであれば水を汲むことだって出来ますよ。カラーバリエーションも豊富で、何と9色の中から選べます。
フラットポーチと言うと、あまり中身が入らないイメージがありますよね。しかしこちらはガーゼやサージカルテープに綿棒、ウェットコットンなどが十分に揃っています。キャップ付きのハサミも入っているので、ガーゼやテープを切るのにも便利ですよ。
ライフライン-ファーストエイドキット S (1,760円)
カラビナ付きなのでバッグのちょっとした部分に引っ掛けて持ち運べる
ほっそりとしたスリムなデザインが特徴的な、Sサイズのファーストエイドキットです。セミハードケースなので、丈夫で外圧に強いのも魅力。ケースにカラビナが付いているので、バッグやリュックのフック部分にぶら下げておけば、いざという時にもサッと取り出せますよ。
ファーストエイドキットの中身として、あると意外と便利なのが裁縫セットです。うっかり引っ掛けて破れてしまった衣服を繕ったり、ボタンを付け替えたりするのにも使えます。ホイッスル付きですので、自分の体力を温存しながら居場所を知らせたい時にも便利ですよ。
スポーツやアウトドア用でおすすめのファーストエイドキット
コールマン-屋外防水応急処置キット (8,954円)
100ピースのケア用品が入っている防水ハードケースタイプ
どこかミリタリー感のある、おしゃれな缶に入ったファーストエイドキットです。屋外でのアクティビティに必要な消毒パッドや抗生物質軟膏、絆創膏など全部で100個の医療品が揃っています。意外と使用頻度の高い安全ピンも大小2個ずつ入っていますよ。
こちらのファーストエイドキットは、防水タイプで、しかも水中に浮く仕様になっています。そのため水辺でのアクティビティでも大活躍すること間違いありません。更に、ラベル部分には夜光塗料が施されていますので、暗い場所でもすぐに見つけられますよ。
HOSUM-ファーストエイドキット (4,595円)
遭難時にもしっかり安全確保をしながらサバイバル可能なフルセット
アウトドアシーンでは、怪我だけでなく遭難してしまう危険性もありますよね。こちらは万が一遭難してしまっても、自分の居場所を知らせたり、身の安全を確保したりするためのグッズが豊富に揃っています。それぞれのグッズがコンパクトなので、携帯性にも優れています。
ポイズンリムーバーを含めた一般的な怪我用の医療品に加え、ワイヤーソーや折りたたみナイフ、多機能マルチカード等も入っています。メタルマッチも入っているので木や枝を切って火を起こすことも可能。ホイッスルやズーム機能付き懐中電灯も入っているので、自分の居場所を知らせるのにも便利です。
OHKEY-ファーストエイドキット (2,880円)
126点入りでコンパクトに持ち運べるアウトドアにおすすめのキット
フルオープン型の持ち手付きセミハードケースで、持ち運びしやすく、それでいて中身の整理整頓もしやすいファーストエイドキット。コンパクトでありながら、126点ものアイテムが入っています。大小の止血帯や三角巾、包帯なども入っているので、大きな怪我の応急手当にも対応できますよ。
ポイズンリムーバーも入っているので、毒虫に噛まれた時も迅速に処置が出来ます。取扱説明書も内蔵されていて、初めての方でも簡単に扱えることでしょう。ホイッスルやLEDライト、アルミブランケットも含まれていているので、遭難時の備えとしても優秀なキットですよ。
ドイター-ファーストエイドキットバックS (5,940円)
メッシュで仕切られているので中身を整理しながら保管できる
ドイツのメーカーであるドイターは、非常に優れたファーストエイドキット用のバッグを製造しています。ほとんどの場合、ケースのみの販売になっていますが、こちらはたっぷり中身も付属してくるモデルです。ファーストエイドキットのケースにもこだわりたいという方におすすめですよ。
付属の商品は、絆創膏やガーゼといった比較的軽い症状向けのアイテムが揃っています。珍しいのはマウスシールドが含まれているという点でしょう。万が一人工呼吸が必要な場合にもこれがあれば安心です。これだけ入っていてもまだ収納スペースに余裕がありますので、後から必要なものを追加することも出来ますよ。
防災用でおすすめのファーストエイドキット
ライフライン-ファーストエイドキットL (3,190円)
裁縫セットも入っているので避難生活などでも便利
Sサイズと同じくセミハードケースのフルオープン型です。そのため中身も一目瞭然。カラビナも付いてきますので、非常用袋などにも簡単に取り付けられますよ。ケース自体が大きい分、ガーゼや大判傷パッドが収納できるのも嬉しいですね。
傷の手当に必要最低限のものが揃っているのはもちろん、乾燥スポンジや手袋、裁縫セットなどもセットになっています。水を含ませるだけで使えるようになる乾燥スポンジや感染症予防に重要な手袋などは、避難所生活で大変重宝するものです。裁縫セットも入っているので、衣類や道具の補修も出来ますよ。
CABOLEZA-ファーストエイドキット (3,312円)
大きく開くフルオープン型でメッシュ網で落下を防止してくれる
フルオープン型のケースは中身が見えるのは便利ですが、一方で開いた時に中身が落下しやすいというデメリットがあります。その点、こちらはしっかりメッシュ網で落下が防いでくれますよ。そのため、急いで開けても簡単に中身がこぼれません。
基本的な怪我処置アイテムに加え、ポイズンリムーバーやホイッスルも付属してきます。たっぷり入っていてもそれぞれのアイテムが軽いので、全体の重量も抑えられています。ケースが防水仕様になっているため、中の絆創膏やガーゼ類が濡れる心配もありません。
コールマン-ファミリーサイズファーストエイドキット (7,508円)
ファミリー向けで82点の救急用品が入ったセット
ファミリー向けのファーストエイドキットです。各種バンドエイドに、抗生物質軟膏など全部で82個のアイテムが揃っており、怪我や瘤、打撲等の処置が可能です。特にバンドエイドのサイズと種類が豊富で、大人から子供まで使えるのは嬉しいですね。
缶型のケースなので水濡れに強いのも魅力。また、見た目がすっきりしているのでただ置いておくだけでもおしゃれですよね。家庭用の救急セットとして用意しておくのもいいですし、旅行に行く時に持っていくのにもおすすめです。
ナカガワ-救急バッグセット (2,347円)
バッグタイプで持ち運びしやすくポケットで小分け収納も可能
持ち手が付いているバッグタイプで、中身もたっぷり入るのがこちらのファーストエイドキット。大きめのカット綿やガーゼもすっぽり収まります。マスクだってそのまま入れられますよ。ハサミやピンセットも一般的なものと変わらないサイズなので、使い勝手抜群です。
ファーストエイドキットを使うのは怪我の時だけとは限りませんよね。万が一の発熱時のために、熱冷ましシートが入っているのも魅力。また、バッグにはポケットがたくさん付いており、こまごましたものを収納するのにも最適です。応急手当ガイドブックが付いてくるのも素敵ですね。
まとめ
中身が使いやすいファーストエイドキットがおすすめ
いかに中身が充実しているファーストエイドキットでも、それぞれの使い勝手が悪いといざという時にスムーズに対処出来ませんよね。特にキット用のハサミやピンセットなどは切れなかったり、全然掴めなかったりすることも少なくありません。まずは事前に使いやすさをチェックした上で、中身を入れ替えたり補充したりしてベストな状態にしておくのがポイントですよ。今回はファーストエイドキットについてランキング形式で詳しく解説してきました。使わないのが一番ですが、万が一の時のために一つは備えておきたいものですね。是非、ファーストエイドキット選びの参考にしてみてください。