クラシックを好んでよく聞くけれど、今あるスピーカーじゃ物足りないと感じていませんか。そんな時におすすめなのがクラシックスピーカーです。クラシックスピーカーはクラシックを聞くことに適した仕様になっているため、これまでよりクラシックの世界観を堪能できるようになりますよ。そこで今回はおすすめの人気クラシックスピーカーをランキング形式でご紹介します。クラシックスピーカーには種類が色々とあるため、選び方を知っておくことも大切。選ぶときのポイントもお教えしますので、最適なスピーカーを見つけてくださいね。
クラシックスピーカーの特徴
低音から高音まで音をきれいに聞ける
クラシックは複数の楽器が同時に演奏するため、低音から高音までの幅広い音程が組み込まれています。それらの音をすべて拾わなければクラシックの世界観を楽しめません。クラシックスピーカーは低音から高音までの音をすべて再生できる仕様になっていますので、クラシック音楽を堪能できるでしょう。
配置を変えることで最適な音を楽しめる
クラシックスピーカーは2つでセットになっているものがほとんどです。左と右に置いて聞いてもいいのですが、自由にレイアウトを変えて自分好みの音が聞こえる位置を探すことが大切。配置を変えれば音の聞こえ方が変わりますので、自分好みの音楽の位置を見つけてみましょう。
クラシックスピーカーの種類
ブックシェルフ型
小さめだから狭いスペースにも置ける
ブックシェルフ型はとてもコンパクトなスピーカーです。横18cm、縦30cmほどの大きさの物が多いため狭いスペースにも問題なく配置できるでしょう。部屋が狭くスピーカーを置ける場所があまりないという方におすすめの種類です。
スピーカー自体がコンパクトなのでユニットも小さく、低音域の再生にはあまり優れていません。しかし高音域はきちんと再生されるため、お気に入りのクラシックを存分に楽しめるでしょう。コンパクトでかわいらしいデザインですよ。
トールボーイ型
おしゃれなインテリアにも最適
トールボーイ型は細長い形状のスピーカーです。高さが1m近くありますが、横幅は20cmほどと細くなっています。横幅が大きいと配置するスペースに困ってしまうかと思いますが、細長い形状なので狭い場所にも置けるでしょう。
トールボーイ型は特に低音域の再生に優れています。低音から高音までしっかりと再生するため、クラシック音楽をより楽しめるでしょう。スピーカーではありますが、おしゃれなインテリアに見えますので、シックな雰囲気が好みの方におすすめです。
フロア型
低音域もしっかり流すため音質重視の方に最適
フロア型は床に直置きするタイプのスピーカーです。形状は長方形でサイズ感が大きいものが多くなっています。横幅は20cm以上、高さは80cmほどなのでトールボーイ型に似たような大きさです。しかし、こちらの方が横幅が広いものが多いため、フロア型を選ぶなら少し広めのスペースを用意すると良いでしょう。
フロア型はスピーカーが少し大きめなのでスピーカーユニットを多数搭載しています。ユニット数が多いほど幅広い音域を再生してくれるため、低音から高音まできれいに流してくれるでしょう。スピーカーデザインよりも音質を重視したい方におすすめです。
クラシックスピーカーの選び方
スピーカー性能で選ぶ
120dbのスピーカーならクラシックの音をよりリアルに楽しめる
クラシック音楽をより楽しむなら120dbのスピーカーを選びましょう。dbとは音の大きさを表す単位です。人間の耳は0dbから130dbほどまでの音を聞き取ることができます。120dbのスピーカーなら音楽の小さい音の部分から大きい音の部分までをしっかりと再生するため、よりリアルな音でクラシックを聞けるでしょう。
定位のバランスがとれているものなら臨場感のある音を聞ける
スピーカーの多くは2つがセットになっており、左と右に分けられます。それぞれに音を振り分けることで音に立体感が出るため、目の前で演奏を聞いているかのような感覚になれるのです。定位とはその立体感を現すもの。定位のバランスがちょうど良ければより臨場感が出ますので、音楽を存分に楽しめるでしょう。クラシックのコンサート会場にいるかのような感覚を味わえますよ。
再生周波数帯域が40Hzから30kHzなら高音と低音のバランスが良い
クラシックは様々な楽器で構成されている音楽です。高音だけでなく低音や中音まで幅広い音域が重なり合って作られる音楽なので、世界観を楽しむには幅広い音域を再生してくれるスピーカーであることも重要になります。音域のバランスを見るときにチェックしたいのが再生周波数帯域です。再生周波数帯域が40Hzから30Hzのものは低音、中音、高音の幅広い音域を再生してくれますよ。
付属機能で選ぶ
Bluetooth機能があればパソコンやスマホから音楽を流せる
以前まではコンポを使ってクラシック音楽を流すことが主流でしたが、現在はパソコンやスマホから音楽を流すことができます。コンポのように大きな機器を用意しなくても良いので、部屋が狭くても音楽を十分に楽しめるでしょう。パソコンやスマホで聞く場合はスピーカーに音を飛ばす必要があるため、Bluetooth機能が付属していることも大切です。Bluetooth機能があれば手軽にクラシックを聞けるようになりますので、音楽を再生する機器によって機能の有無を確認しておきましょう。
椅子に座ってゆったり聞きたいならリモコン付きが便利
クラシック音楽は作業用のBGMというよりは座ってゆったりと聞くための音楽だといえます。ゆったりと聞くときに便利なのがリモコンです。リモコンがあれば音量調節や音楽の変更などを座った状態ですぐに行えます。スピーカーの所で調整する手間を省き、椅子に座った状態でその時に適した音量や音楽に、さっと変えられますよ。
クラシックスピーカーのおすすめブランド・メーカー
JBL
大音量でもクリアな音を流すスピーカーを展開
JBLはコンサートホールなどのスピーカーにも採用されているメーカーです。大音量を流すとなると音割れすることも多いですが、JBLスピーカーの強みは大きな音でもクリアな音を維持できること。低音域にも強いため、クリアで迫力のあるクラシックを堪能できるでしょう。
KEF
臨場感のあるクラシックを聞けるスピーカーを展開
KEFからは定位のバランスが優れたスピーカーが展開されています。低音から高音までをバランスよく流すことで迫力のあるダイナミックな音を楽しめるでしょう。コンサートホールにいるかのような感覚を味わえるので、クラシックの世界観に浸ることができます。
ヤマハ
5.1chスピーカーを展開する大手楽器メーカー
ヤマハは日本の大手楽器メーカーなので、多くの人がその名前を一度は耳にしたことがあるでしょう。ヤマハからはスピーカーとウーファーセットになった5.1chスピーカーが展開されています。複数の機器があることで低音から高音までしっかり流せるため、臨場感のあるサウンドを楽しめます。
ダリ
コンパクトスピーカーを複数展開する老舗メーカー
ダリはデンマーク発祥の老舗メーカーです。コンパクトなブックシェルフ型のスピーカーが人気となっており、スピーカーの中でも価格設定が安いと言われています。安価でも低音から高音までしっかりと流すため性能も抜群。小さめのスピーカーや安価なものをお探しの方におすすめですよ。
おすすめ&人気のクラシックスピーカーランキング
ブックシェルフ型でおすすめのクラシックスピーカー
KEF-Q350 (67,320円)
低音から高音までをバランスよく流す
KEFから展開されているQシリーズのスピーカーです。縦35.8cm、横21cmのコンパクトなサイズなので狭めのスペースに置くのにちょうどいいサイズ感。シンプルなデザインなのでどんな部屋にも合わせやすくなっています。
コンパクトでも低音から中音、高音までをしっかりと流してくれるため美しい音を堪能できます。限られたスペースでも臨場感のあるサウンドを演出してくれるうでしょう。配置を変えながら自分好みの音が聞ける場所を探してみることがおすすめです。
SPENDOR-Classic 3/5 (211,999円)
木目調がおしゃれなデザイン
木目調のおしゃれなデザインのスピーカーです。横16cm、縦30.5cmととてもコンパクトな仕様です。机の上に置いても良いですし、キャビネットなどに配置することも可能。好きな場所に置いて音楽を楽しめますよ。
再生周波数帯域は75Hzから25Hzと広いため低音から高音までをしっかりと再生。すべての楽器の音をクリアに流してくれるので、クラシックの世界観を楽しめます。部屋のインテリアに合うオシャレデザインのスピーカーをお探しの方におすすめですよ。
JBL-ブックシェルフスピーカー オレンジ (275,000円)
ウッド調のレトロデザインがおしゃれなスピーカー
ウッド調のスピーカーとオレンジ色のレトロデザインのスピーカーのセットです。オレンジ色のレトロデザインはかわいらしさもあるため女性にもおすすめ。カジュアルな空間にもよく似合うため、どんな部屋にも自然と馴染むでしょう。
低音域を再生するウーファーと高音域を再生するチタンドームトゥイーターを搭載。コンパクトでも幅広い音域をクリアに流すため、クラシックスピーカーとして活用できます。スピーカー用のスタンドも別売りで販売されているので、スタンドを使えばより自由なレイアウトを楽しめます。
ダリ-ブックシェルフ スピーカー (24,479円)
軽量でコンパクトな安価スピーカー
横14cm、縦23.7cmの小型スピーカーです。とてもコンパクトだから置く場所に困らないという魅力があります。重さも2.6kgと軽いので、持ち運びも自由にできますよ。その日の気分によってレイアウトも変えやすいでしょう。
サイズはとてもコンパクトですが、低音も高音もきちんと出すためクラシック音楽を聞くのに最適。お気に入りの音楽をクリアな音で聞けるでしょう。スピーカーの中ではコストに優れているため、コストを重視する方にもおすすめです。
QUAD-ブックシェルフ型スピーカー (109,530円)
歪みのないクリアな音でクラシックを再生
強力な入力信号に耐えるウーファーを搭載しているスピーカーです。入力信号による歪みを抑えているため、様々な音楽を歪みなく再生。低音や中音、高音が含まれるクラシックもクリアな音で聞くことができるでしょう。
スピーカー素材には高級家具にも採用されているサペリ材を使っています。耐久性の高い素材なので、スピーカー本体が破損する恐れは少ないでしょう。ブラックの美しい色合いが高級さを引き立ててくれるため、シックな部屋に最適です。
トールボーイでおすすめのクラシックスピーカー
audio-pro-AVANTO FS-20 (101,343円)
濁りの少ない高音質で音楽を再生
スピーカーの仕上げを変えることで高音質を引き出しているスピーカーです。ラッカー仕上げを行うことで音の純度を上げ、濁りの少ないクリアな音を再生。クラシックなどのお気に入りの音楽をしっかりと堪能できますよ。
こちらは4スピーカーとなっているので、低音域も高音域もそれぞれのスピーカーがきれいに再生してくれます。配置を変えることで臨場感のあるサウンドを楽しむことも可能。好みの聞き方に合わせて4つのスピーカーを配置しましょう。
TANNOY-Revolution XT 8F (154,880円)
1台で大迫力の音楽を再生するスピーカー
スピーカーの多くは2つセットとなっていますが、こちらは1台のみです。1台だけでは迫力のある音は楽しめないのではと思うかもしれませんが、TANNOYの新技術が詰まった革新的なドライバーを搭載。これによって1台で大迫力のサウンドを楽しめます。
幅広い高音域を再生するだけでなく、中音と低音もクリアに再生。中音域はよりクリアに、低音域は引き締まった音を流します。1台のみで幅は31.7cmと小さめなので、狭い場所に問題なく設置できるでしょう。
ヤマハ-スピーカーパッケージNS-PA41B (34,750円)
5.1cnスピーカーで臨場感のあるサウンドを実現
こちらは5.1chスピーカーとなっているため、6つの機器がセットになっています。2つのスピーカーを前方に、3つのスピーカーと低音専用チャンネルを後方に置けば前からも後ろからも音楽が聞こえるようになります。まるでコンサートホールに来ているかのような感覚を味わえるでしょう。
それぞれのスピーカーが低音、中音、高音それぞれを再生してくれるため幅広い音域が組み込まれているクラシック鑑賞にぴったり。スタイリッシュなデザインなので部屋にも合わせやすいですよ。壁掛けもできるため、設置場所がない場合は壁に付けておくこともおすすめです。
JBL-STAGE A180 (58,540円)
プロ用として開発された高性能ホーンを組み込むスピーカー
プロ用モニタースピーカーのために開発された最新のホーン技術が搭載されているスピーカーです。ホーン技術は高音域部分に採用。これによって部屋のどこにいてもクリアな高音が聞けるため、自由に動きながら音楽を楽しめます。
高音だけでなく、強力なダブルウーファーによって低音も忠実に再現。繊細でクリアな中音域も再生できますので、低音から高音まで全ての音域をカバーできます。幅広い音域が特徴のクラシックもこのスピーカーでなら堪能できるでしょう。
Denon-SC-T37 (21,663円)
高級感のある見た目とコスパの良さが魅力
天然木突き板仕上げの高級感があるスピーカーです。シックな色合いの木目調なので部屋のインテリアとしても最適。木目調の他にブラックも展開されており、そちらも高級感のある見た目となっているので好みのものを選択できます。
幅広い音域を出すコーンユニットを搭載。ダブルウーファーが低音をしっかり流してくれるため、低音から高音までクリアな音を楽しめます。ハイレゾ対応スピーカーなので音楽のクオリティーを削ることなく、そのまま聞けるでしょう。
フロア型でおすすめのクラシックスピーカー
ダリ-OBERON 5 DW (96,754円)
DALIの特許技術を採用したスピーカー
DALIの特許技術であるSMCテクノロジーを搭載したスピーカーです。このテクノロジーを採用することによって音の歪みを低減。中音域の音を濁りなくクリアに再生できます。もちろん低温と高音もしっかりと流せますよ。
このスピーカーはHi-Fiスピーカーです。原曲を忠実に再現できるスピーカーなのでクラシックの音をよりリアルに再現。臨場感のあるサウンドを自宅で楽しめます。ダークウォールナットのシックな見た目も魅力の一つですよ。
JBL-STUDIO 680/W (63,687円)
最高レベルの部品を搭載したハイレベルスピーカー
再生音域に深く関係するコーンに特にこだわっているスピーカーです。コーンには最高レベルのPolyPlasコーンを採用。まるでコンサートホールで演奏を聞いているかのような正確な音楽を再現してくれます。
その他にもクリアで原曲を忠実に再現するドライバーを採用。ダブルウーファーが低音もきれいに流してくれるので、音楽の世界観をしっかり掴めるでしょう。ウッド調のシンプルな見た目なのでどんな部屋にも合わせやすいですよ。
ヤマハ-NS-F210-MB (7,820円)
コスパに優れた高性能スピーカー
こちらはフロア型スピーカー1台のみです。価格が安いため、物足りない場合は2台用意することもおすすめ。より臨場感のあるサウンドを楽しめるようになりますよ。スタイリッシュな外観なのでどこに設置しても馴染むでしょう。
安価ですが音の再生にもこだわっています。アルミコーン型のウーファーを採用することで低音だけでなく中音もクリアに再生。それぞれの音域をしっかりと再現しますので、様々な楽器が奏でる音をきれいに楽しめるでしょう。
FOCAL-Chora816 (83,300円)
4年以上の研究の末に開発した高性能な部品を搭載
4年以上の研究で開発されたSlatefiberconeを搭載しているスピーカーです。Slatefiberconeはミッドレンジとウーファー部分に採用。バランスのいい音を流すだけでなく、大迫力の低音域の再生も可能となっています。
ツイーターユニットにはM字型ツィーターを採用。音の歪みを低減することに成功していますので、歪みのないクリアな音源を楽しめるでしょう。ブラック、ダークオーク、ライトオークの3色を展開しているので好みのカラーを選べます。
まとめ
臨場感のあるリアルな音を出してくれるクラシックスピーカーがおすすめ
長く使えるクラシックスピーカーを探すなら臨場感のあるリアルな音を再現してくれるものがおすすめです。クラシックは様々な楽器の音が重なり合ってできる優雅な音が魅力。その音をリアルに再現してくれるものでないと納得できない方も多いでしょう。また臨場感のあるサウンドを再現してくれるスピーカーはコンサートホールで音楽鑑賞をしている気分を味わせてくれます。長く楽しむのであれば臨場感のあるサウンドを流せるスピーカーが良いでしょう。今回はおすすめのクラシックスピーカーをランキング形式でご紹介しました。お気に入りのスピーカーを見つけて、音楽鑑賞をより楽しみましょう。