事務用品や小物を収納するのに便利なマグネットポケット。オフィスのデスク周りやホワイトボード、家庭では冷蔵庫や洗濯機周りでも大活躍する収納です。サイズは小物入れからA4と幅広く、種類も様々なマグネットポケットは、とても便利ですが選ぶのに迷ってしまいますね。この記事では、おすすめのマグネットポケットをランキング形式でまとめました。用途に合った便利なマグネットポケットで、身の回りの物をすっきりと整頓しましょう。
マグネットポケットの特徴
簡単に壁面収納を増やせる
マグネットポケットの良いところは、何といっても壁面収納を手軽に増やせるところ。ホワイトボードの周りや、スペースの少ない洗濯機周りなど、置くタイプの収納を設置できない場合に重宝します。くっつけるだけで接着可能なので、工具も必要ありません。
接着面に汚れや傷を残さず付け外しできる
マグネットポケットは、画びょうなどで設置する収納と違って壁に傷が残りにくいのがメリットです。着磁面は磁石がくっつくスチールなどである必要がありますが、場所を限って使うならとても便利な収納。ポケットが必要な場所に鉄素材が見当たらなくても、スチールシートを貼るという手段もありますよ。
マグネットポケットの種類
クリアタイプ
中身が見えてさっと取り出せる
細かいマーカーやメモを小物入れにぽいぽい放り込み、取り出すときに探して手間取った、なんて経験のある方は少なくないでしょう。色々なものをまとめて入れる場合におすすめなのが、主にポリ塩化ビニルで作られるクリアタイプのポケット。中身がよく見えるので、取り出す際に迷わないのがメリットです。
また複数人で共有する書類を入れて置く場合にも、クリアタイプのマグネットポケットがおすすめです。個人で管理しているけれど他の人がよく閲覧する、という書類はデスクの横にA4サイズのクリアポケットを付けて入れておきましょう。書類を見せて、と言われたときに、引き出しから取り出して渡す手間が省けますよ。
マットタイプ
中身を隠して生活感をシャットアウト
中身の見えないマットタイプのマグネットポケットは、仕事場や作業スペースが視覚的に雑然とするのを防いでくれます。生活感を隠してくれるので、特に冷蔵庫や洗濯機の周りにおすすめ。カラフルなパッケージの付いた生活用品をまとめて収納すれば、すっきりと片付いた印象の空間になります。
オフィスで使うなら、中身を判別できるようラベルを付けておくのがおすすめです。初めからラベル付きのマグネットポケットや、中に入れた書類のタイトル部分がのぞくように手前をカットされたデザインのマグネットポケットもあります。用途に応じて選ぶと良いでしょう。
マグネットポケットの選び方
保管する書類のサイズで選ぶ
DMなどを入れるなら便利なはがきサイズ
はがきサイズのマグネットポケットは、DMや支払いのはがき等を入れておくのに便利です。またマーカーやはさみなど、一緒に使う文房具を入れておくのにもぴったり。奥行き3cm程度に作られている薄型タイプが主なのも特徴。小物からメモ、封筒など、細々した事務用品を省スペースにまとめられる大きさのマグネットポケットです。
A4サイズなら書類がたくさん入る
書類を入れるならA4サイズを選びましょう。書類用マグネットポケットは、深さが使い勝手に大きく影響します。チラシやプリントなどを少ない枚数で入れるなら、前へ倒れてこないよう全面を覆う深さのあるポケットがおすすめ。カタログなど冊子状の書類や、たくさんあるプリント類を収納するなら、手に取りやすいA4半分程度の深さのタイプが使いやすいでしょう。
素材で選ぶ
柔らかくて軽いビニール製は安全に使える
狭い通路や人が近くを通る場所なら、引っ掛かったりぶつかったりしても安全なポリ塩化ビニル素材のポケットが便利です。ポリ塩化ビニル製のマグネットポケットは、裏面がマグネットシートになっているタイプが多いのも特徴です。全体が柔らかいので、家庭でお子さんが使う際にもおすすめ。万一落下しても、けがの心配が少なくて済みますよ。
強度があって頑丈な樹脂製やスチール製
丈夫さが魅力の、樹脂やスチール製マグネットポケット。薄手のタイプがほとんどになるビニール製に比べて、樹脂やスチール製マグネットポケットは厚さのあるものが多いのも特徴です。たくさん小物を入れたり、重たいものや尖った部分があるものを入れる場合にぴったり。マットタイプが多いので、同じ種類でいくつか揃えればすっきりとした印象のワークスペースを作ってくれますよ。
耐荷重で選ぶ
小物や軽い書類を入れるなら耐荷重300g前後
マグネットポケット選びには、耐荷重も大切なポイントです。小さなものを入れる際にはあまり気にしなくて良いですが、重さのあるものを入れたい場合は確認しておくと良いでしょう。小物入れ用のマグネットポケットは耐荷重300g程度で作られているものが一般的です。ホチキスやパンチなど重たい小物を入れる場合は耐荷重500gから600g程度のマグネットポケットを選んでおくと安心ですよ。
耐荷重1kgから2kgの強力タイプなら重たい冊子も収納できる
重たいものをマグネットポケットに入れたとき、ずずっと下にずれてしまうと残念ですね。重たいカタログ類や書類の束を入れる場合には、強力マグネットで耐荷重が1kgを超えるマグネットポケットがおすすめです。冷蔵庫周りで調味料を収納する場合や、洗濯機横で洗剤のボトル等を入れたい場合にも耐荷重がしっかりとあるものを選びましょう。
マグネットポケットのおすすめブランド・メーカー
コクヨ
クリアタイプが充実
コクヨのマグネットポケットは、使い勝手の良いクリアなビニール製が充実しています。シンプルなA4サイズやはがきサイズから、2段になったタイプ、横入れタイプと種類も色々。用途にぴったりなクリアタイプのマグネットポケットを見つけたいならおすすめのメーカーです。
リヒトラブ
小物入れに便利なスチール製が揃う
リヒトラブは、豊富なサイズのスチール製マグネットポケットを展開しています。ポケット前面はメッシュになっていて、中身を隠しつつ何が入っているか確認できるようになっています。デスクに置くだけで設置できる、同社のライトデスクトップパネルと組み合わせて使えるシリーズになっているのも魅力。
ソニック
耐荷重重めの強力マグネットポケットを探すならここ
大阪に本社を置く文房具と事務用品メーカーのソニック。A4サイズで耐荷重1kgから2kgの強力マグネットポケットが充実しています。またソニックのマグネットポケットは、小物用でも耐荷重600gととても頑丈。重たいものを入れて使いたい方におすすめのメーカーです。
ATiC(アティック)
機能的なマットタイプの小物入れが魅力
すっきりとしたデザインが魅力のATiC。仕切り板付きや中央に取り出しやすいくぼみがあるなど、シンプルながら一工夫された機能的な製品が特長です。マットタイプが多く、ごちゃごちゃを視覚的にすっきりさせたい方におすすめのブランドです。
おすすめ&人気のマグネットポケットランキング
事務用品におすすめのマグネットポケット
リヒトラブ – マグネットポケット メモ・ハガキ 白 A7390-0 (412円)
エキスパンドメタル素材使用で軽量
シンプルなスチール製マグネットポケットです。はがきサイズで、メモや封筒など小さな紙類を入れるのにぴったり。ポケット前面はメッシュになっていて、中身を半分隠しながら取り出しやすく工夫されています。
奥行きは3cmとスリムです。目安耐荷重は300gで、過不足なく小物を収納することができるでしょう。マグネットには強力なネオジム磁石を使用。はがきサイズのシンプルなスチール製マグネットポケットをお探しの方におすすめです。
ソニック – マグネットポケット ワイド ホワイト MP-217-W(657円)
幅240mmのワイドタイプでしっかり収納
広さのある浅型小物入れとして使えるマグネットポケットです。仕切り板が1枚付属していて、中身に合わせて調節することができます。保護シートが付いているので、着磁面を痛めにくいのも嬉しいポイント。
耐荷重はなんと800g。小物入れとしては十分すぎるほどの機能でしょう。幅24cmに奥行き約8cmの広いポケットは、ホワイトボードのマーカーやクリーナーなどが一通り収まるサイズ感です。小物用で強力なタイプをお探しの方におすすめのマグネットポケットです。
ATiC – マグネットポケット 4個セット ATiC 壁掛けラック(1,000円)
厚さ2.8cmのスリムデザイン
マットタイプの小物用マグネットポケットセットです。着磁面の高さ12cm、幅は5.5cmとコンパクト。奥行きも2.8cmととてもスリムです。4つセットになっているので、クリップやペンなどの細かくて量のある文房具を仕分けして入れるのにぴったり。
中身をしっかりと隠しつつ、ポケットの中央部分に作られたくぼみで、中身を取り出しやすくなっています。スタイリッシュなデザインがおしゃれですね。シンプルな小物入れをセットで揃えたい方におすすめのマグネットポケットです。
ideaco – Decuppo デカッポ(1,870円)
フックにも小物入れにも使えるおしゃれなカップ
オフィスのワークスペースもおしゃれにしたい、という方に、特におすすめ。斜めにスライスされたカップのような形状で、小物の出し入れがとてもしやすいのが特徴です。たくさん物を入れるというより、サッと持ち出したい鍵や時計などの一時置き場に適しています。
耐荷重は1kgとかなりしっかりしているので、カップそのものをフックとしても利用可能。軽い上着や傘を引っ掛けておけばとても便利に使えます。持ち運ぶ小物の一時置き場が欲しい方、おしゃれな小物入れをお探しの方におすすめのマグネットポケットです。
書類におすすめのマグネットポケット
コクヨ – マグネットポケット マク-500NW(1,155円)
差し替え式ラベル付きで中身がすぐ分かる
ベーシックなコクヨのA4マグネットポケットです。ビニール製のクリアタイプで中身がよく見えるので、取り出す際に迷いません。ポケットの深さは内寸で180mm、A4用紙の縦3分の2弱をしっかりと覆います。
保持荷重の目安は約800kgf、A4用紙なら205枚程度。薄手の冊子なら数冊入るでしょう。差し替え式のラベルが付いているので、中身のタイトルを書いておけばより判別しやすくなりますよ。シンプルなA4のマグネットポケットをお探しの方におすすめです。
コクヨ – マグネットポケットK2 2段タイプ A4サイズ K2マク-MPWA4W(1,164円)
A4書類を2段に分けて入れられる
2種類の書類を収納したい場合に便利な、コクヨの2段マグネットポケット。クリアなPVCポケットで中身が一目で判別できます。ひとつのポケットに2種類入れてインデックスをつけるより、格段に管理しやすくなりますよ。
目安保持荷重は約1.2kgf、各ポケットにA4コピー用紙が150枚程度入ります。少なめの枚数を分けて入れたい場合に重宝するでしょう。2種類の書類やチラシをまとめて管理したい方におすすめのマグネットポケットです。
ソニック – マグネットポケット A4(1,171円)
耐荷重2kgの強力磁石でカタログやファイルもがっちり固定
強力マグネットが魅力のソニックから、耐荷重2kgを支えるA4マグネットポケットです。奥行きは約79mmと大きく、カタログ数冊入れて使えます。真っ白な外装は中身をほどよく隠してすっきりと見せてくれます。
上に向かって口が開くデザインになっているので、中身を取り出しやすく入れやすいのも嬉しいポイント。スチール製オフィスデスクの脇に貼り付ければ、座ったまま上から取り出すこともできるでしょう。重たい書類用としてお探しの方、出し入れが頻繁な方におすすめのマグネットポケットです。
キングジム – マグネットで壁や机に貼れるマグケースA4ヨコ型(1,130円)
書類の上側がのぞくデザインで中身を隠しつつ取り出しやすい
キングジムから、シックなカラーリングがかっこいいA4マグネットポケットをご紹介します。角ばったデザインは、どこか武骨な印象もありながらクールでおしゃれです。マットタイプで中身を隠しつつ、見出し部分だけ覗いて中身を判別できるよう工夫されています。
奥行きは5.3cm、耐荷重は2kgで書類をしっかり入れられます。カラーはレッド系、ブルー系にグリーン系とブラックで、どれも落ち着いたシックな色味。インテリアにもなるおしゃれなデザインでお探しの方におすすめのA4マグネットポケットです。
リヒトラブ – リヒトラブ マグネットポケット A4横ワイド (1,570円)
A4用紙500枚収納可能な大容量タイプ
大容量かつ頑丈なスチール製マグネットポケットです。奥行き100mmで、かなりゆったりしたサイズ感です。ボディは軽量なエキスパンドメタル素材を使用。強力なネオジム磁石により、目安保持荷重は大容量の3kgを実現しています。
接触部分を保護するゴム付きで、着磁面に優しい設計。リヒトラブのライトデスクトップパネルシリーズと組み合わせられるのも魅力です。たくさん書類が入れられる、大容量で頑丈なタイプをお探しの方におすすめのマグネットポケットです。
ライオン事務器 – ライオン事務器 マグネットポケット ソフトタイプ A4(1,188円)
軟質塩ビ素材使用のソフトタイプマグネットポケット
クリアタイプのマグネットポケットです。マチは10mmで、あまりたくさん入れることはできませんが、A4の全面を覆う深さがあります。枚数の少ない書類を入れても、倒れて曲がり癖が付く心配がいらないのが最大のメリットです。
ソフトタイプで、着磁面に凹凸があっても貼ることができるのも特徴。場所を選ばず様々なシーンで活用できるでしょう。少ない枚数のチラシや書類を管理したい方、平らでない場所にポケットを設置したい方におすすめのマグネットポケットです。
洗濯機周りにおすすめのマグネットポケット
TOWA – 磁着FB ワイドポケット マグネット 浴室収納(816円)
マグネットを丸ごと脱着可能で丸洗いできる
樹脂とポリエステルで作られた、水はけのよいマグネットポケットです。メッシュなので、中に水が入っても大丈夫。さっと拭いて乾かせばすぐ元通りになります。湿気の多い洗濯機周りにぴったりですね。
サイズは幅19cmに高さ13cm、奥行きは7cm。洗濯ばさみや小型のネットを畳んで収納するのに便利な大きさです。マグネットはポケットに入っているので、外せば本体はそのまま水洗い可能。洗濯機周りで衛生的に保てる小型タイプをお探しの方におすすめのマグネットポケットです。
LEC(レック) – マグネットポケット 仕切り付き K-998(568円)
スライドする仕切り付きで小物をすっきり収納
シンプルなポリプロピレン製マグネットポケットです。ポケット内寸法は、幅20cmに奥行き9cm、高さは10cm。粉洗剤が箱ごと入る大きさです。耐荷重は2.5kgあるので、重たいものもがっちり受け止めてくれますよ。
スライド式の仕切りが付いているのが特徴で、使いやすく位置を調整することができます。マグネットには保護シートが貼ってあり、着磁面を傷つけにくくなっているのは嬉しいポイント。好きな位置に調節できる仕切り付きでお探しの方におすすめのマグネットポケットです。
山崎実業 – 洗濯機横マグネット収納ポケット 3段 タワー (2,200円)
たっぷり入る3段ポケットでハンガーもネットもこれひとつに収まる
収納力抜群、洗濯機周りで頼りになる3段マグネットポケットです。サイズは幅32cmに奥行き13cm、高さは24.5cmと大きめ。本体2kgの耐荷重で、洗剤や洗濯ばさみをたくさん入れてもしっかりと支えてくれます。
ポケットは上に向かって開く形で取り出しやすくなっています。フックがふたつ付属するので、周りにネットなどを吊るして収納可能。洗濯機横に大容量の収納が欲しい方におすすめのマグネットポケットです。
山崎実業 – マグネット洗濯洗剤ボールストッカー タワー (2,200円)
1.8L入りの大容量で洗濯用洗剤ボールの収納はおまかせ
洗濯用洗剤に、洗剤ボールを使っているご家庭も多いですね。つまんでポンと入れるだけのボールはお手軽ですが、収納がかさ張るのが玉に瑕。洗濯用洗剤ボールの収納には、大容量の蓋つきボックス型マグネットポケットがおすすめです。
耐荷重は1.5kg、容量は1.8Lの頼もしい大容量ポケットで、洗濯用洗剤ボールをすっきりと片付けてくれます。洗濯ばさみをたくさん入れたり、ネットの収納や、粉洗剤入れとしても役立ちますよ。洗濯用洗剤ボールの収納にお困りの方にぜひおすすめのマグネットポケットです。
冷蔵庫周りにおすすめのマグネットポケット
イノマタ化学 – マグネットポケット ホワイト 5090 (110円)
幅3.5cmの省スペースでポケットとフックを設置できる
冷蔵庫周りで収納に困るものは色々ありますが、メモ用のペンの設置にお困りの方は多いでしょう。マグネット付きペンをわざわざ用意するよりも、小さなマグネットポケットを設置すれば、ペンは自由に選べるようになります。小さなマグネットポケットは、冷蔵庫に貼り付けてメモ用のペンを入れるのにおすすめ。
幅約48mm、高さ132mmのコンパクトなポケットには、最低限のペンが1,2本入ります。また下にフックが付いているのが特徴で、輪ゴムやマスキングテープなど、居場所のなくなりがちな小物を引っ掛けておくのにとても便利。冷蔵庫周りでペンの収納が欲しい方におすすめのマグネットポケットです。
不動技研 – マグネットポケット(フックタイプ)(780円)
奥行き9.7cmでラップケースに丁度良いサイズ
冷蔵庫でラップホルダーとして使うのにぴったりなポリプロピレン製マグネットポケットです。幅23cm、奥行9.7cmで、一般的なサイズのラップケースなら4本程度収めることができます。頻繁に使う割に行き場をなくしがちなラップ類をすっきりと片付けてくれますよ。
またマグネットポケット下部にはフックが4つついているのも嬉しいポイント。輪ゴムや調理器具などよく使うものを引っ掛けて便利に使うことができます。冷蔵庫周りにラップの収納が欲しい方におすすめのマグネットポケットです。
まとめ
強力タイプのマグネットポケットがおすすめ
マグネットポケットは、耐荷重の大きな強力タイプがおすすめです。マグネットポケットを使っていてストレスになるのは、ものを入れたとき荷重に耐えきれず滑り落ちてしまうこと。がっちり固定できる強力マグネットなら、たくさん入れても安心して使うことができますね。今回はおすすめのマグネットポケットをランキング形式でご紹介しました。ワークスペースに便利なマグネットポケットを設置して、より快適な作業スペースを確保しましょう。