デスクワークなどで同じ姿勢を続けると、血流が悪くなり腰痛が起こることがあります。定期的にストレッチを行えば良いものの、忙しいとつい後回しになりがち。そんなときに役立つのがバランスボール椅子です。座ったまま体幹が鍛えられる手軽さが魅力で、腰痛予防にもおすすめ。今回はバランスボール椅子をランキング形式でご紹介します。メリットやデメリットにも触れるので、購入の参考にしてくださいね。
バランスボール椅子のメリット
座ったまま体幹が鍛えられる
バランスボール椅子は、座りながら体を鍛えられるのが大きなメリット。鍛えられるのは主に体幹で、具体的には腰回りや腹筋、お尻などです。体幹を鍛えると体全体が安定し、日常動作がスムーズになったり、怪我をしにくくなったりします。また、基礎代謝が上がるので、ダイエットにも繋がります。
姿勢が良くなり腰痛予防になる
バランスボール椅子に座ると、倒れないように体のバランスを取ります。その結果、姿勢が良くなり猫背など悪い姿勢を続けることで起こる腰痛を予防できるという仕組みです。また、脚が組みづらいので、脚を組む癖がある人にもおすすめ。大人だけでなく、子どもの姿勢を改善させたいという方にもおすすめですよ。
バランスボール椅子のデメリット
小回りが利かず立ち座りしにくい
不安定さを利用して体幹を鍛えるバランスボール椅子ですが、それはデメリットにもなり得ます。安定性が低いため立ち座りしにくく、慣れない内は少し手間取る可能性も。また、オフィスなどでキャスター付きの椅子に座り慣れていると、小回りが利かず不便に感じる場合もあります。
長時間使用するとお尻が蒸れる
バランスボール椅子はポリ塩化ビニルなどで作られており、長く座るとお尻が蒸れます。特に、普段から汗っかきな方や夏場の使用は注意が必要。汗は拭き取れば問題ありませんが、蒸れによる不快感があるかもしれません。通気性の良いメッシュシートや、冷感シートなどを敷いてから座ると良いでしょう。
バランスボール椅子の種類
ボールタイプ
リーズナブルでサイズやカラーが豊富
主にトレーニングに用いられるボールタイプ。綺麗な丸型のバランスボール椅子はサイズ展開が豊富で、身長や体格にぴったり合うものが見つけられます。やや派手なカラーが多いものの、ブラックやグレーを選べばインテリアにも馴染むでしょう。
ボールタイプは、比較的リーズナブルな価格で入手可能。バランスボール椅子を1度試してみたい方におすすめです。部屋やオフィスで転がってしまうのが心配であれば、固定リングなどが付いたバランスボール椅子を選ぶと良いですよ。
変形タイプ
デザイン性が高くインテリアとしても魅力的
ボール型と比較すると、形状がやや特徴的な変形タイプ。4つ脚のタコのような形や缶詰のような形など、デザイン性の高さが魅力です。部屋のインテリアに馴染みやすく、お洒落なバランスボール椅子を探している方にぴったり。
変形タイプは脚付きや接地面積が広いものが多く、転がりにくいという特徴があります。固定ツールがなくても自立するため、安全性が高く子供でも安心して乗ることが可能。ボールタイプよりも高価なものの、お洒落な家具を好むなら変形タイプがおすすめです。
バランスボール椅子の選び方
サイズで選ぶ
低身長なら持ち運びに便利なコンパクトサイズ
バランスボール椅子は、直径45センチから75センチまで幅広くサイズ展開されています。低身長で小柄な体型なら、直径45センチから55センチのコンパクトサイズが良いでしょう。持ち運びしやすく場所を取らないため、出しっぱなしでも邪魔になりません。オフィスでの使用も、周りに迷惑をかけることなく使用できますよ。小さい分、空気入れの際の労力を減らせるというメリットも。
高身長なら体格に合うビッグサイズ
身長165センチ以上なら、ビッグサイズがおすすめ。一般的に165センチから185センチの場合は、直径65センチのバランスボール椅子を選ぶと良いとされています。185センチ以上であれば、直径75センチ以上を使用しましょう。体格に合わないバランスボール椅子では、十分なトレーニング効果が得られない場合も。せっかく購入するなら、効果が十分得られる体格に合うバランスボール椅子を選びましょう。
機能性で選ぶ
穴が開いても安心なノンバースト
バランスボール椅子の多くはポリ塩化ビニル製。先の尖ったものに触れたり、劣化したりすることで破裂する可能性があります。乗っている最中に破裂した場合、打ち所が悪ければ大怪我に繋がるでしょう。そんな不安を解消するのが、ノンバースト設計のバランスボール椅子です。穴が開いてもゆっくり空気が抜けるため、怪我の心配が少なく安心して体を預けられますよ。
転がらず安定して座れる台座付き
不安定なバランスボール椅子に乗ると、転がり落ちる心配がありますよね。せっかくトレーニングや腰痛予防に取り入れたのに、怪我をしては意味がありません。台座付きのバランスボール椅子なら、転がる心配がなく安心して乗ることが可能。同じ位置に留まるため、安定感は抜群でオフィスでの使用にもぴったり。取り外せる台座であれば、通常のバランスボールと同様に足に挟んでトレーニングすることもできます。
耐えられる重さで選ぶ
耐荷重100キロ前後なら女性や子供にぴったり
バランスボール椅子を選ぶ際は、耐えられる重さにも注目しましょう。耐荷重100キロ前後から300キロを超えるものなど種類は様々。比較的小柄な女性や子供が使うなら、耐荷重100キロ前後で十分対応できます。細身であれば、ご高齢の方も耐荷重100キロで対応可能。ただ、バランスボール椅子の上で激しく上下すると、その分負荷が大きくなるため使い方には注意が必要です。
耐荷重300キロ前後なら大柄な男性でも使える
大柄な男性でも安心して使えるのが、耐荷重300キロ前後のバランスボール椅子。椅子として日常使いはもちろん、ボールに体重を預ける筋力トレーニングにも余裕で耐えられます。体格が良い男性だけではなく、子供を膝の上に乗せて使うなど様々な使い方が可能。中には耐荷重900キロオーバーのものもあるので、購入の際の参考にしてみてくださいね。
バランスボール椅子のおすすめブランド・メーカー
株式会社スパイス
革新的でハイセンスな雑貨や家具が魅力
愛知県名古屋市に本社を構える株式会社スパイス。ドーナツ型のバランスボール椅子はエクササイズチェアとしても、オットマンとして使えます。独創性の高いデザインは、モダンで洗練された印象です。
株式会社ハーフェレジャパン
家庭用金具や工具を扱うドイツ生まれのメーカー
神奈川県横浜市に位置する株式会社ハーフェレジャパン。取り扱うバランスボール椅子ヴィーラヴは、2層構造で破裂を防ぎます。カジュアルなインテリアにも馴染むソファのような生地のカバーが特徴的です。
山崎実業株式会社
シンプルな収納用品やインテリア雑貨が揃う
奈良県生駒郡にある山崎実業株式会社。販売を行うバランスボール椅子ビボラは、無駄のないデザインが魅力です。ボールタイプの運びにくさは、持ち手を付けることで解消。ポリエステルのカバーが落ち着いた印象を与えます。
株式会社東急スポーツオアシス
フィットネスや温浴施設を運営する日本の会社
東京都渋谷区に本社を持つ株式会社東急スポーツオアシス。フィットネスで培ったノウハウを活かして作ったバランスボール椅子は、ノンバースト設計で安心感があります。転がり防止のリングが付いているのも特徴です。
おすすめ&人気のバランスボール椅子ランキング
ボールタイプでおすすめのバランスボール椅子
株式会社イトセ-エクササイズボール (1,470円)
リーズナブルで3サイズから選べる
8色から好きな色が選べるバランスボールは、トレーニング用はもちろん椅子としても使えます。サイズは、55センチから10センチ刻みで75センチまで選ぶことが可能。最大サイズの75センチなら大柄な男性でも安心です。
耐荷重は250キロで日常使いには申し分なく、小さい子供であれば膝の上に乗せての使用もできますよ。空気は付属のフットポンプで入れられるので簡単。始めは生地が固く膨らましにくいので、少しずつ空気を入れるのがポイント。
株式会社東急スポーツオアシス-バランスボール (3,680円)
直径55センチで幅広い身長の方に対応
耐荷重300キロのバランスボールには、固定用リングが付いています。椅子として使う際にリングで固定すれば、安定性が高く仕事や読書にも支障がありません。家庭に1つあれば、家族みんなで使うことができますよ。
直径55センチは、身長150センチから170センチの方に適応。女性や小柄な男性であれば十分なサイズ感です。ノンバースト設計で安全性の高さも魅力。ブラウンなど落ち着いたカラーを選べば、シックなインテリアにも馴染みます。
LINO MIRAI-フィットネスボール (1,480円)
柔らかな色合いが大人っぽいバランスボール
バランスボールは派手な色が多く、部屋の雰囲気を壊しがち。そんな悩みを解消する優しいカラーリングが魅力です。アースブラウンやペールグレーなら、オフィスで使用しても馴染むでしょう。耐荷重は300キロ、サイズは幅広い体型で使える直径55センチです。
インナーマッスルを鍛えることはもちろん、椅子としても使用可能。ノンバースト設計で、遊び盛りの子供が使っても安心です。バランスボールに座ったままエクササイズを行えば、より効率よく体を鍛えることができますよ。
山崎実業株式会社-ビボラ (11,000円)
出しっぱなしでもお洒落なカバー付き
光沢感のあるバランスボールが多い中、ファブリック生地や合皮を使っているのが特徴。バランスボールとは思えない見た目で、ラグジュアリーな空間にも馴染みます。取っ手が付いているので、持ち運びも楽々です。
直径約65センチで耐荷重は約120キロとなっており、細身の方におすすめ。破裂を防止する2重構造で、家庭内でも安心して使えます。トレーニングチェアとしてはもちろん、オットマンとしても使えておすすめです。
株式会社ハーフェレジャパン-ヴィーラヴ (17,000円)
まっすぐに座りやすく安定性がある
ドイツ生まれのバランスボールは、ファブリック織物のカバーが付いたお洒落なデザイン。底に転がり防止用のリングが付いているため、高い安定性が魅力です。2重構造で破裂対策も申し分なく、場所を問わず使用できます。
直径55センチで耐荷重は約120キロなため、小柄な女性や子供の使用なら問題ありません。計量設計で持ち運びの際に役立つ取っ手付き。空気の密度が調整できるので、硬めが好きな方にも柔らかめが好きな方にもぴったり。
変形タイプでおすすめのバランスボール椅子
株式会社スパイス-ジェリーフィッシュチェア (12,230円)
美しいフォルムで部屋のインテリアに馴染む
タコのような特徴のあるフォルムは、バランスボール椅子の中でも一際目を引きます。床との接地面積が広いため安定性が抜群で、普段使いの椅子にぴったり。デザイン性が高く、オフィスで使っても浮くことはありません。
耐荷重360キロと幅広い体型に対応しており、プレゼントにも最適。もちろんバランスボールとしての機能性もあり、美姿勢を作るのに役立ちます。ボール型の良さに安定性を加えたハイブリッドなバランスボール椅子です。
株式会社東急スポーツオアシス-バランススツール (5,980円)
洗練されたワンランク上のデザインが魅力
フィットネスクラブが手掛けたバランスボール椅子は、座るだけで体幹が鍛えられます。4脚になっているため転がらず、自宅でもオフィスでも快適。お尻が痛くなりにくい座面は、長時間のデスクワークにもおすすめです。
安心安全のノンバースト設計で、耐荷重は300キロ。バランスボール椅子の上で体を動かせば、より効率的に体幹を鍛えられるでしょう。美しいフォルムはインテリアを邪魔することなく、むしろ部屋のお洒落さをワンランクアップさせます。
株式会社スパイス-ジェリープフスツール (6,380円)
サイドテーブルとしても使える安定性の高さが特徴
バランスボール椅子を様々な用途で使いたいなら、安定感のあるものがおすすめ。椅子としての使用はもちろん、肘置きやサイドテーブルとしても使えます。座面は低めの設計なので、ローテーブルとの相性も抜群ですよ。
耐荷重は150キロと余裕があり、男性でも座りやすい広めの座面が特徴。ノンバースト仕様で安全性も高く、小さな子供がいる家庭でも安心安全です。モダンなデザインなため、ブラックやグレーなら畳部屋にも合うでしょう。
Balance1-ワブリー (12,000円)
珍しい筒状のバランスボール椅子
丸みのあるバランスボール椅子とは一線を画す、シャープなデザインが魅力。床面がドーム状になっており、ゆらゆら揺れることで体幹を鍛えます。座面は真っ直ぐ安定しているためバランスが取りやすく、ながら運動に最適です。
耐荷重200キロで、空気が抜けないのが特徴。40センチの高さがあり、デスクワークにもぴったりです。ただ、机の高さはそれぞれ異なるため、失敗を防ぐためにも購入の際は机の高さを測っておいた方が無難でしょう。
株式会社トップトーク-エクサボム (11,000円)
トレーニング初心者にも安心の安定感が魅力
焼き餅のような丸みのあるフォルムが可愛らしいバランスボール椅子。高さが60センチあるため、オフィス用の椅子としても活躍します。普通の椅子に座る感覚で体が鍛えられるため、トレーニング初心者でも使いやすいでしょう。
耐荷重は120キロなため、大柄な方の使用には注意が必要。内部のバランスボールはアンチバースト設計なので、もしもの時も安心です。オフィスだけではなく、自宅で長時間スマートフォンやパソコンを使う方の腰痛予防にもぴったり。
実用性の高さでおすすめのバランスボール椅子
秦運動具-バランスボールチェア (10,560円)
バランスボールと椅子の良さを兼ね備えたバランスボールチェア
バランスボールと椅子をシンプルに組み合わせたバランスボール椅子。バランスボール椅子特有の動きにくさは、キャスターを付けることで解消しています。自宅やオフィスでサッと移動できるなど、高い実用性が魅力です。
地面からボール上部までの高さは約58センチ。オフィスのデスクの高さに合いやすく、背もたれ付きで安心感があります。ただ、バランスボール自体不安定でキャスターも付いているため、腰かける際は注意が必要です。
HATACHI-クラウドチェア (14,850円)
座面が広く大柄な方でも座りやすい
キャスター付きのバランスボール椅子で、付属の卵型のボールが特徴。横幅が広くなるため、体格が良い男性でも楽々腰かけられます。地面からボール上部までの高さが低く、オフィスの机との相性はあまり良くないでしょう。
自宅でのリラックスタイムにおすすめで、ながら運動にぴったり。卵型で安定性がある他、低めの設計で仮に落ちても小ダメージで済みます。壁際や窓辺での使用は危険なので、十分なスペースを確保してから使ってくださいね。
RGGDアンドRGGL-バランスボール (5,139円)
より効率的にトレーニングできるチューブ付き
ボールタイプに固定リングが付いたバランスボール椅子。安定しやすく、トレーニング初心者でも安心して座れます。付属のチューブを使えば、バランスボール単体では鍛えにくい腕回りも鍛えられるためおすすめです。
アンチバースト仕様はもちろん、耐荷重は驚異の997キロ。バランスボール椅子の素材の厚みは平均1ミリ前後ですが、こちらは2ミリと厚めで丈夫です。また、360度の滑り止めライン入りで安定感をさらに高めています。
ピュアライズ-バランスディスク (2,980円)
椅子に座る習慣がない人におすすめ
ローテーブル派にぴったりな高さ低めのバランスボール椅子。高さが抑えられているため、普段座椅子を使っている方でも取り入れやすいでしょう。大型のバランスボールほど場所を取らず、ワンルームでも安心です。
椅子として座るだけではなく、上に立って体幹トレーニングも可能。2個セットなので、片足ずつのせれば初心者でも安定性が高まります。直径34センチとコンパクトなので、場所を選ばずエクササイズできるというメリットも。
まとめ
オフィスで使うなら小型で落ち着いた色味のバランスボール椅子がおすすめ
様々な形状のバランスボール椅子があるため、購入の際は何を重視して選ぶかがポイント。ボールタイプは種類が豊富でリーズナブルな一方、固定リングが無ければ安定しにくい一面があります。変形タイプはやや重いもののお洒落で機能性が高く、オフィスでの使用にぴったり。インテリアにも馴染みやすいため、普段使いの椅子にも最適です。自分の使用用途に合うバランスボール椅子を選んでくださいね。